JPH0924777A - 内装構造 - Google Patents
内装構造Info
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- JPH0924777A JPH0924777A JP20163295A JP20163295A JPH0924777A JP H0924777 A JPH0924777 A JP H0924777A JP 20163295 A JP20163295 A JP 20163295A JP 20163295 A JP20163295 A JP 20163295A JP H0924777 A JPH0924777 A JP H0924777A
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- Japan
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- body panel
- interior packaging
- interior
- interior material
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は内装構造における材料費を節減
することにある。 【構成】圧縮可能なシートを成形して裏面から車体パネ
ル１１形状に適合する形状とし、表面を室内形状に成形
した内装材１２を該車体パネル１１に直接取付ける。
することにある。 【構成】圧縮可能なシートを成形して裏面から車体パネ
ル１１形状に適合する形状とし、表面を室内形状に成形
した内装材１２を該車体パネル１１に直接取付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車等の車両の
内装構造に関するものである。
内装構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の内装構造にあっては、図７に示す
ようにルーフパネル(1) の内側に結露防止および防音対
策のためにフェルトシート(2) を貼着し、その内側に成
形天井(3) を張設した構成が提供されていた。
ようにルーフパネル(1) の内側に結露防止および防音対
策のためにフェルトシート(2) を貼着し、その内側に成
形天井(3) を張設した構成が提供されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の内装構造に
あっては、成形天井(3) は剛性を必要とし、そのために
ガラス繊維等の補強シート(4) やリンホースメント等の
補強部材(5) が必要となる。またフェルトシート(2) を
ルーフパネル(1) に接着し、それから成形天井(3) を張
設しなければならないので、工数も多くなる。そのため
に内装構造の材料コストや製造コストが嵩んでしまうと
言う問題点がある。更にフェルトシート(2) と成形天井
(3) の間に空間が形成されるので、ドラミング現象によ
って防音性能が劣化する。
あっては、成形天井(3) は剛性を必要とし、そのために
ガラス繊維等の補強シート(4) やリンホースメント等の
補強部材(5) が必要となる。またフェルトシート(2) を
ルーフパネル(1) に接着し、それから成形天井(3) を張
設しなければならないので、工数も多くなる。そのため
に内装構造の材料コストや製造コストが嵩んでしまうと
言う問題点がある。更にフェルトシート(2) と成形天井
(3) の間に空間が形成されるので、ドラミング現象によ
って防音性能が劣化する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、圧縮成形可能な材料からなるシ
ートの裏面を車体パネル(11)形状に適合する形状とし、
表面を室内形状に成形した内装材(12)を該車体パネル(1
1)に直接取付けた内装構造を提供するものである。上記
内装材(12)は望ましくは所定箇所のみを接着剤(13)によ
って該車体パネル(11)に部分的に接着され、更に望まし
くは該所定箇所を０〜１０mmの深さに凹陥せしめた凹陥
部(23)とし、該車体パネル(11)に該内装材(22)を押当て
ゝ該凹陥部(23)以外の部分を圧縮することによって該凹
陥部(23)底部(23A) を該車体パネル(11)に当接して接着
剤(24)によって接着する。
するための手段として、圧縮成形可能な材料からなるシ
ートの裏面を車体パネル(11)形状に適合する形状とし、
表面を室内形状に成形した内装材(12)を該車体パネル(1
1)に直接取付けた内装構造を提供するものである。上記
内装材(12)は望ましくは所定箇所のみを接着剤(13)によ
って該車体パネル(11)に部分的に接着され、更に望まし
くは該所定箇所を０〜１０mmの深さに凹陥せしめた凹陥
部(23)とし、該車体パネル(11)に該内装材(22)を押当て
ゝ該凹陥部(23)以外の部分を圧縮することによって該凹
陥部(23)底部(23A) を該車体パネル(11)に当接して接着
剤(24)によって接着する。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明において使用される圧縮成
形可能な材料からなるシートとは、例えばウレタン樹
脂、メラミン樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、尿素樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化型ポリエステル
等の熱硬化性樹脂やポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリス
チレン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリ
ル樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリアミド、
熱可塑性ウレタン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン
共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹
脂等の単独または二種以上の混合物をバインダーとして
ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン
繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ウレタン繊維、
ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテ
ート繊維、パルプ、木綿、羊毛、ヤシ繊維、竹繊維、麻
繊維等の合成繊維または天然繊維、カーペット、不織
布、フェルト、繊維編織物、紙等の廃材を破砕解繊した
再生繊維、ガラス繊維、岩綿、セラミック繊維、カーボ
ン繊維等の無機繊維等の単独または二種以上の混合物を
結着した繊維シート、上記熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂
あるいはウレタン樹脂プレポリマー、エポキシ樹脂プレ
ポリマー、メラミン樹脂プレポリマー、尿素樹脂プレポ
リマー、フェノール樹脂プレポリマー、ジアリルフタレ
ートプレポリマー、アクリルオリゴマー、多価イソシア
ナート、メタクリルエステルモノマー、ジアリルフタレ
ートモノマー等のプレポリマー、オリゴマー、モノマー
等の合成樹脂前駆体を含浸したポリウレタン発泡体シー
ト、低融点ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリ
プロピレン繊維等の低融点繊維のニードルパンチ不織布
や編織物、ポリエチレン発泡体シート、ポリプロピレン
発泡体シート、ポリスチレン発泡体シート等の熱可塑性
プラスチック発泡体シート等である。
形可能な材料からなるシートとは、例えばウレタン樹
脂、メラミン樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、尿素樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化型ポリエステル
等の熱硬化性樹脂やポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリス
チレン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリ
ル樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリアミド、
熱可塑性ウレタン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン
共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹
脂等の単独または二種以上の混合物をバインダーとして
ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン
繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ウレタン繊維、
ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテ
ート繊維、パルプ、木綿、羊毛、ヤシ繊維、竹繊維、麻
繊維等の合成繊維または天然繊維、カーペット、不織
布、フェルト、繊維編織物、紙等の廃材を破砕解繊した
再生繊維、ガラス繊維、岩綿、セラミック繊維、カーボ
ン繊維等の無機繊維等の単独または二種以上の混合物を
結着した繊維シート、上記熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂
あるいはウレタン樹脂プレポリマー、エポキシ樹脂プレ
ポリマー、メラミン樹脂プレポリマー、尿素樹脂プレポ
リマー、フェノール樹脂プレポリマー、ジアリルフタレ
ートプレポリマー、アクリルオリゴマー、多価イソシア
ナート、メタクリルエステルモノマー、ジアリルフタレ
ートモノマー等のプレポリマー、オリゴマー、モノマー
等の合成樹脂前駆体を含浸したポリウレタン発泡体シー
ト、低融点ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリ
プロピレン繊維等の低融点繊維のニードルパンチ不織布
や編織物、ポリエチレン発泡体シート、ポリプロピレン
発泡体シート、ポリスチレン発泡体シート等の熱可塑性
プラスチック発泡体シート等である。
【０００６】上記シートは例えばホットプレス、熱可塑
性シートであれば加熱軟化後コールドプレスまたは真空
成形等によって裏面を車体パネル形状に適合する形状
に、表面を室内形状に成形され内装材とされる。
性シートであれば加熱軟化後コールドプレスまたは真空
成形等によって裏面を車体パネル形状に適合する形状
に、表面を室内形状に成形され内装材とされる。
【０００７】該内装材はそのまゝあるいは表面に更に表
皮材を貼着して車体パネルに接着される。該表皮材を貼
着する場合には該内装材の成形前、成形中、あるいは成
形後に貼着される。該内装材と車体パネルとの接着には
通常接着剤、ホットメルト接着剤等が使用されるが、シ
ートに含まれている合成樹脂を接着剤として利用するこ
とも出来るし、シート自体が熱可塑性の場合には融着さ
せることも可能である。該車体パネルと該内装材との接
着は通常内装材の成形後に行なわれるが、該内装材を成
形する際に成形型に車体パネルをインサートしておいて
内装材の成形と同時に該車体パネルと圧着させることも
可能である。
皮材を貼着して車体パネルに接着される。該表皮材を貼
着する場合には該内装材の成形前、成形中、あるいは成
形後に貼着される。該内装材と車体パネルとの接着には
通常接着剤、ホットメルト接着剤等が使用されるが、シ
ートに含まれている合成樹脂を接着剤として利用するこ
とも出来るし、シート自体が熱可塑性の場合には融着さ
せることも可能である。該車体パネルと該内装材との接
着は通常内装材の成形後に行なわれるが、該内装材を成
形する際に成形型に車体パネルをインサートしておいて
内装材の成形と同時に該車体パネルと圧着させることも
可能である。
【０００８】該内装材を接着剤を用いて接着する場合、
該内装材の所定箇所のみを接着剤によって接着すること
が望ましい。この場合には内装材の全面を接着剤によっ
て接着するよりも接着剤の使用量を減らすことが出来
る。この場合所定箇所を０〜１０mmの深さに凹陥せしめ
た凹陥部とし、該内装材を接着する際に該車体パネルに
該凹陥部底部が接触するまで押当てゝ該底部と車体パネ
ルとを接着剤で接着する。そうすると該凹陥部以外の内
装材部分は圧縮され、それに伴う反撥力によって該内装
材裏面は車体パネルに密着する。
該内装材の所定箇所のみを接着剤によって接着すること
が望ましい。この場合には内装材の全面を接着剤によっ
て接着するよりも接着剤の使用量を減らすことが出来
る。この場合所定箇所を０〜１０mmの深さに凹陥せしめ
た凹陥部とし、該内装材を接着する際に該車体パネルに
該凹陥部底部が接触するまで押当てゝ該底部と車体パネ
ルとを接着剤で接着する。そうすると該凹陥部以外の内
装材部分は圧縮され、それに伴う反撥力によって該内装
材裏面は車体パネルに密着する。
【０００９】
【作用】本発明では裏面を車体パネル形状に適合した形
状とし、表面を室内形状に成形した内装材(12)を車体パ
ネル(11)に直接接着するので、フェルトシート等の結露
防止および防音対策手段が不要となり、そして車体パネ
ル(11)と内装材(12)との間に空間が形成されないのでド
ラミング現象等は解消される。また内装材(12)は車体パ
ネル(11)に直接当接することによって補強されるので補
強部材も不要となる。該内装材(12)の所定箇所のみを車
体パネル(11)に部分的に接着すれば接着剤(13)も節約出
来る。そして該所定箇所を凹陥部(23)として該底部(23
A) が車体パネル(11)に接触するまで内装材(22)を車体
パネル(11)に押付けて該底部(23A) と車体パネル(11)と
を接着剤(24)によって接着すれば、該凹陥部(23)以外の
内装材(22)部分は圧縮されることになり、これに伴なう
反撥力によって該内装材(22)裏面は車体パネル(11)に密
着し、結露防止効果や防音効果が向上する。
状とし、表面を室内形状に成形した内装材(12)を車体パ
ネル(11)に直接接着するので、フェルトシート等の結露
防止および防音対策手段が不要となり、そして車体パネ
ル(11)と内装材(12)との間に空間が形成されないのでド
ラミング現象等は解消される。また内装材(12)は車体パ
ネル(11)に直接当接することによって補強されるので補
強部材も不要となる。該内装材(12)の所定箇所のみを車
体パネル(11)に部分的に接着すれば接着剤(13)も節約出
来る。そして該所定箇所を凹陥部(23)として該底部(23
A) が車体パネル(11)に接触するまで内装材(22)を車体
パネル(11)に押付けて該底部(23A) と車体パネル(11)と
を接着剤(24)によって接着すれば、該凹陥部(23)以外の
内装材(22)部分は圧縮されることになり、これに伴なう
反撥力によって該内装材(22)裏面は車体パネル(11)に密
着し、結露防止効果や防音効果が向上する。
【００１０】
【実施例】本発明の第１実施例を図１〜図３に示す。図
において内装材である天井材(12)はポリエステル繊維と
ポリプロピレン繊維との混合繊維のニードルパンチフェ
ルトシートを加熱してポリプロピレン繊維を軟化させ、
冷間プレス成形しその後トリミングおよびピアシングす
ることによって製造され、該ポリエステル繊維とポリプ
ロピレン繊維との混合比率は通常７：３〜３：７重量比
とされ、ルーフパネルに当接しないサンバイザー取付部
(12A) やルームランプ取付部(12B) は高圧縮比とされて
剛性を高められている。該内装材(12)の原反シートの重
量は通常４００〜１０００ｇ／ｍ2 、厚みは通常２０〜
５０mmとされ、厚み５０mmの原反シートを使用した場
合、成形後の最大厚みｄ1 は通常３０〜４０mm、サンバ
イザー取付部(12A) やルームランプ取付部(12B) におけ
る最小厚みｄ2 は通常０．５〜１．０mmとされる。該内
装材(12)の裏面の所定箇所には図２に示すように接着剤
(13)が塗布され、図３に示すように自動車のルーフパネ
ル(11)の内側に接着される。そして該内装材(12)にはサ
ンバイザー(14)やルームランプ(15)が取付けられる。該
接着剤(13)としてはアクリル系接着剤、酢酸ビニル系接
着剤、合成ゴム系接着剤あるいはホットメルト接着剤、
アクリル系粘着剤、合成ゴム系粘着剤等の公知のものが
使用される。
において内装材である天井材(12)はポリエステル繊維と
ポリプロピレン繊維との混合繊維のニードルパンチフェ
ルトシートを加熱してポリプロピレン繊維を軟化させ、
冷間プレス成形しその後トリミングおよびピアシングす
ることによって製造され、該ポリエステル繊維とポリプ
ロピレン繊維との混合比率は通常７：３〜３：７重量比
とされ、ルーフパネルに当接しないサンバイザー取付部
(12A) やルームランプ取付部(12B) は高圧縮比とされて
剛性を高められている。該内装材(12)の原反シートの重
量は通常４００〜１０００ｇ／ｍ2 、厚みは通常２０〜
５０mmとされ、厚み５０mmの原反シートを使用した場
合、成形後の最大厚みｄ1 は通常３０〜４０mm、サンバ
イザー取付部(12A) やルームランプ取付部(12B) におけ
る最小厚みｄ2 は通常０．５〜１．０mmとされる。該内
装材(12)の裏面の所定箇所には図２に示すように接着剤
(13)が塗布され、図３に示すように自動車のルーフパネ
ル(11)の内側に接着される。そして該内装材(12)にはサ
ンバイザー(14)やルームランプ(15)が取付けられる。該
接着剤(13)としてはアクリル系接着剤、酢酸ビニル系接
着剤、合成ゴム系接着剤あるいはホットメルト接着剤、
アクリル系粘着剤、合成ゴム系粘着剤等の公知のものが
使用される。
【００１１】上記実施例では内装材(12)として原反シー
ト成形品をそのまゝ使用したが、図４に示すように該原
反シート(16)の表面に表皮材(17)を貼着したものを成形
して内装材(12)としてもよい。該表皮材(17)は原反成形
時、成形中あるいは成形後に原反シート(16)に貼着され
る。また原反シート(16)としては再生繊維をフェノール
樹脂で結着したレジンフェルトや多価イソシアナート含
浸ポリウレタン発泡体等が使用されてもよい。ただしレ
ジンフェルトの場合はホットプレスが適用される。
ト成形品をそのまゝ使用したが、図４に示すように該原
反シート(16)の表面に表皮材(17)を貼着したものを成形
して内装材(12)としてもよい。該表皮材(17)は原反成形
時、成形中あるいは成形後に原反シート(16)に貼着され
る。また原反シート(16)としては再生繊維をフェノール
樹脂で結着したレジンフェルトや多価イソシアナート含
浸ポリウレタン発泡体等が使用されてもよい。ただしレ
ジンフェルトの場合はホットプレスが適用される。
【００１２】図５および図６には本発明の第２実施例が
示される。図５に示す内装材(22)は第１実施例の内装材
(12)と同様な材料からなり、同様な方法で製造される。
高圧縮部分であるサンバイザー取付部(22A) やルームラ
ンプ取付部(22B) が形成されるが、更に接着剤塗布部分
は０〜１０mmの深さに凹陥して凹陥部(23)とされ、該凹
陥部(23)の底部(23A) には接着剤(24)が塗布される。該
内装材(22)は図６に示すようにルーフパネル(11)の内側
に接着されるが、この際該内装材(22)を矢印に示すよう
にルーフパネル(11)に押付け、該凹陥部(23)の底部(23
A) の接着剤(24)を該ルーフパネル(11)に圧着させる。
そうすると該内装材(22)の凹陥部(23)以外の部分は圧縮
され、該内装材(22)の裏面はその反撥力によってルーフ
パネル(11)に密着し、一層優れた結露防止効果や防音効
果が得られる。
示される。図５に示す内装材(22)は第１実施例の内装材
(12)と同様な材料からなり、同様な方法で製造される。
高圧縮部分であるサンバイザー取付部(22A) やルームラ
ンプ取付部(22B) が形成されるが、更に接着剤塗布部分
は０〜１０mmの深さに凹陥して凹陥部(23)とされ、該凹
陥部(23)の底部(23A) には接着剤(24)が塗布される。該
内装材(22)は図６に示すようにルーフパネル(11)の内側
に接着されるが、この際該内装材(22)を矢印に示すよう
にルーフパネル(11)に押付け、該凹陥部(23)の底部(23
A) の接着剤(24)を該ルーフパネル(11)に圧着させる。
そうすると該内装材(22)の凹陥部(23)以外の部分は圧縮
され、該内装材(22)の裏面はその反撥力によってルーフ
パネル(11)に密着し、一層優れた結露防止効果や防音効
果が得られる。
【００１３】上記実施例ては内装材(12,22) をルーフパ
ネル(11)に取付ける手段として接着剤が使用されたが、
接着剤に代えて図７に示すように内装材(12)の裏面にメ
スまたはオスの面ファスナー(25)を取付け、それに対応
してルーフパネル(11)内側にオスまたはメスの面ファス
ナー(26)を取付け、両者を圧着係合することによってル
ーフパネル(11)に内装材(12)を取付ける手段、あるいは
ルーフパネル(11)の内側に取付ブラケット(27)を取付
け、該取付ブラケット(27)を介して該内装材(12)をクリ
ップ(28)によってルーフパネル(11)に止着してもよい。
ネル(11)に取付ける手段として接着剤が使用されたが、
接着剤に代えて図７に示すように内装材(12)の裏面にメ
スまたはオスの面ファスナー(25)を取付け、それに対応
してルーフパネル(11)内側にオスまたはメスの面ファス
ナー(26)を取付け、両者を圧着係合することによってル
ーフパネル(11)に内装材(12)を取付ける手段、あるいは
ルーフパネル(11)の内側に取付ブラケット(27)を取付
け、該取付ブラケット(27)を介して該内装材(12)をクリ
ップ(28)によってルーフパネル(11)に止着してもよい。
【００１４】
【発明の効果】本発明では内装材を直接車体パネルに取
付けるので、フェルトシート等の結露防止および防音手
段が省かれ、また補強材も省かれて材料費が低減され、
その上優れた結露防止効果や防音効果が得られる。
付けるので、フェルトシート等の結露防止および防音手
段が省かれ、また補強材も省かれて材料費が低減され、
その上優れた結露防止効果や防音効果が得られる。
図１〜図４は本発明の第１実施例を示すものである。
【図１】内装材の断面図
【図２】内装材の平面図
【図３】ルーフパネル貼着状態の断面図
【図４】表皮材を貼着した内装材の部分断面図 図５および図６は本発明の第２実施例を示すものであ
る。
る。
【図５】内装材の断面図
【図６】ルーフパネル貼着状態の断面図
【図７】内装材取付手段の他の実施例の説明図
【図８】内装材取付手段の更に他の実施例の説明図
【図９】従来例のルーフパネル貼着状態の断面図
11 車体パネル 12,22 天井材（内装材） 13,24 接着剤 23 凹陥部 23A 底部 25,26 面ファスナー 27 取付けブラケット 28 クリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 良久 岐阜県不破郡垂井町498番地 池田物産株 式会社岐阜工場内
Claims (3)
- 【請求項１】圧縮成形可能な材料からなるシートの裏面
を車体パネル形状に適合する形状とし、表面を室内形状
に成形した内装材を該車体パネルに直接取付けたことを
特徴とする内装構造 - 【請求項２】該内装材の所定箇所のみを接着剤によって
該車体パネルに部分的に接着した請求項１に記載の内装
構造 - 【請求項３】該所定箇所は０〜１０mmの深さに凹陥せし
めた凹陥部とし、該車体パネルに該内装材を押当てゝ該
凹陥部以外の部分を圧縮することによって該凹陥部底部
を該車体パネルに当接して接着剤によって接着した請求
項２に記載の内装構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20163295A JPH0924777A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 内装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20163295A JPH0924777A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 内装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924777A true JPH0924777A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16444299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20163295A Pending JPH0924777A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 内装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0924777A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010506779A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-04 | ジョンソン コントロールズ インテリアズ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 特には自動車用の、ドア張り、及び製造方法 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP20163295A patent/JPH0924777A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010506779A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-04 | ジョンソン コントロールズ インテリアズ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 特には自動車用の、ドア張り、及び製造方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001010 |