JPH09247255A - 携帯型端末機用充電器、携帯型端末機の充電システム、及び携帯型端末機の時計補正方法 - Google Patents
携帯型端末機用充電器、携帯型端末機の充電システム、及び携帯型端末機の時計補正方法Info
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- JPH09247255A JPH09247255A JP8332496A JP8332496A JPH09247255A JP H09247255 A JPH09247255 A JP H09247255A JP 8332496 A JP8332496 A JP 8332496A JP 8332496 A JP8332496 A JP 8332496A JP H09247255 A JPH09247255 A JP H09247255A
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- charger
- portable terminal
- time data
- clock
- charging system
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Electric Clocks (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯型端末機の小型・軽量性を損ねることな
く、携帯型端末機内の時計の時間を簡単、かつ高精度に
補正、または初期設定できるようにする。 【解決手段】 充電器２０は、電波時計２３を有してお
り、ＣＰＵ２７は、携帯電話１０が充電器２０にセット
されると、充電器２０内のＣＰＵ２７は、電波時計２３
により計時された時間データを赤外線送信部２６を介し
て赤外線により携帯電話１０に伝送する。一方、携帯電
話１０内のＣＰＵ１３は、赤外線受信部１９を介して時
間データを受信すると、その受信に係る正確な時間デー
タに基づいて、時計部１８の時間データを補正（初期設
定）する。
く、携帯型端末機内の時計の時間を簡単、かつ高精度に
補正、または初期設定できるようにする。 【解決手段】 充電器２０は、電波時計２３を有してお
り、ＣＰＵ２７は、携帯電話１０が充電器２０にセット
されると、充電器２０内のＣＰＵ２７は、電波時計２３
により計時された時間データを赤外線送信部２６を介し
て赤外線により携帯電話１０に伝送する。一方、携帯電
話１０内のＣＰＵ１３は、赤外線受信部１９を介して時
間データを受信すると、その受信に係る正確な時間デー
タに基づいて、時計部１８の時間データを補正（初期設
定）する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
型端末機用の充電器、携帯型端末機の充電システム、及
び携帯型端末機の時計補正方法に関する。
型端末機用の充電器、携帯型端末機の充電システム、及
び携帯型端末機の時計補正方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯電話等の各種の携帯型端末機
（携帯型情報通信機器）が急速に普及してきている。こ
れら携帯型端末機の電源としては、その性質上、商用電
源を用いることができないので電池を用いる必要がある
が、充電不能な１次電池を使用したのでは、電池を頻繁
に購入しなければならず不便なので、携帯型端末機の電
源としては、一般に、充電可能な２次電池が使用されて
いる。また、携帯電話等の携帯型端末機では、予め設定
した時間に所望の相手に自動的に発信するタイマー通信
機能を備えたものが実現されており、このようなタイマ
ー通信等を行うために、通常、時計を内蔵している。さ
らに、最近、２次電池を収納する電池パックに電池監視
ＩＣや温度センサなどを内蔵して電池の状態をモニタ
し、携帯型端末機本体や２次電池の充電器との間で２次
電池の残量や充電制御信号を授受することも行われてい
る。
（携帯型情報通信機器）が急速に普及してきている。こ
れら携帯型端末機の電源としては、その性質上、商用電
源を用いることができないので電池を用いる必要がある
が、充電不能な１次電池を使用したのでは、電池を頻繁
に購入しなければならず不便なので、携帯型端末機の電
源としては、一般に、充電可能な２次電池が使用されて
いる。また、携帯電話等の携帯型端末機では、予め設定
した時間に所望の相手に自動的に発信するタイマー通信
機能を備えたものが実現されており、このようなタイマ
ー通信等を行うために、通常、時計を内蔵している。さ
らに、最近、２次電池を収納する電池パックに電池監視
ＩＣや温度センサなどを内蔵して電池の状態をモニタ
し、携帯型端末機本体や２次電池の充電器との間で２次
電池の残量や充電制御信号を授受することも行われてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯型端末機
に内蔵された時計の時間のずれは、ユーザが手動で補正
しなければらず、不便であった。また、例えば、チケッ
トの予約をタイマー通信で行うために正確に時計の時間
を合わせるべく、ＮＴＴの１１７番による時報を聞いて
時間を合わせようとしても、時間合わせのための操作を
行っている間にある程度の時間が経過してしまい、時間
合わせを正確に行うことはできなかった。さらに、製品
出荷時、或いは販売時、或いは使用開始時に、携帯型端
末機の時計の時間を初期設定する場合にも、手動で設定
操作を行う必要があり、この設定作業が面倒であった。
に内蔵された時計の時間のずれは、ユーザが手動で補正
しなければらず、不便であった。また、例えば、チケッ
トの予約をタイマー通信で行うために正確に時計の時間
を合わせるべく、ＮＴＴの１１７番による時報を聞いて
時間を合わせようとしても、時間合わせのための操作を
行っている間にある程度の時間が経過してしまい、時間
合わせを正確に行うことはできなかった。さらに、製品
出荷時、或いは販売時、或いは使用開始時に、携帯型端
末機の時計の時間を初期設定する場合にも、手動で設定
操作を行う必要があり、この設定作業が面倒であった。
【０００４】これら課題を解決するためには、例えば電
波時計等の高精度の時計を携帯型端末機それ自体に搭載
することも考えられるが、そのようにすると携帯型端末
機にとって最も大切な小型・軽量性を損ねてしまうこと
となる。そこで、本発明の目的は、携帯型端末機の小型
・軽量性を損ねることなく、携帯型端末機内の時計の時
間を簡単、かつ高精度に補正、または初期設定できるよ
うにすることにある。
波時計等の高精度の時計を携帯型端末機それ自体に搭載
することも考えられるが、そのようにすると携帯型端末
機にとって最も大切な小型・軽量性を損ねてしまうこと
となる。そこで、本発明の目的は、携帯型端末機の小型
・軽量性を損ねることなく、携帯型端末機内の時計の時
間を簡単、かつ高精度に補正、または初期設定できるよ
うにすることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、携帯電話等の携帯型端末機の２次電池を
充電する携帯型端末機用充電器において、高精度の時計
と、前記携帯型端末機に対して前記時計により計時され
た時間データを伝送する伝送手段を備えている。
め、本発明は、携帯電話等の携帯型端末機の２次電池を
充電する携帯型端末機用充電器において、高精度の時計
と、前記携帯型端末機に対して前記時計により計時され
た時間データを伝送する伝送手段を備えている。
【０００６】本発明はまた、携帯電話等の携帯型端末機
の２次電池を充電する携帯型端末機の充電システムであ
って、高精度の時計と、前記携帯型端末機に対して前記
時計により計時された時間データを伝送する伝送手段と
を有する充電器と、前記伝送手段により伝送された時間
データに基づいて、内蔵されている時計の時間データを
補正（初期設定を含む）する補正手段を有する携帯型端
末機とにより構成されている。
の２次電池を充電する携帯型端末機の充電システムであ
って、高精度の時計と、前記携帯型端末機に対して前記
時計により計時された時間データを伝送する伝送手段と
を有する充電器と、前記伝送手段により伝送された時間
データに基づいて、内蔵されている時計の時間データを
補正（初期設定を含む）する補正手段を有する携帯型端
末機とにより構成されている。
【０００７】本発明はまた、携帯電話等の携帯型端末機
に内蔵された時計の時間データを前記携帯型端末機の２
次電池を充電する充電器を介して補正する携帯型端末機
の時計補正方法であって、前記充電器に電波時計を搭載
し、当該充電器は、前記電波時計により計時された時間
データを赤外線により伝送する伝送ステップを含み、前
記携帯型端末機は、前記伝送ステップにより伝送された
時間データに基づいて前記時計の時間データを補正する
補正ステップを含んでいる。
に内蔵された時計の時間データを前記携帯型端末機の２
次電池を充電する充電器を介して補正する携帯型端末機
の時計補正方法であって、前記充電器に電波時計を搭載
し、当該充電器は、前記電波時計により計時された時間
データを赤外線により伝送する伝送ステップを含み、前
記携帯型端末機は、前記伝送ステップにより伝送された
時間データに基づいて前記時計の時間データを補正する
補正ステップを含んでいる。
【０００８】本発明によれば、前記充電器に搭載された
電波時計等の高精度の前記時計により計時された正確な
時間データを、前記携帯型端末機に自動的に伝送するの
で、この伝送された正確な時間データに基づいて前記携
帯型端末機内の時計を自動補正、または初期設定するこ
とが可能となり、前記携帯型端末機にとって最も重要な
小型・軽量性を損ねることなく、携帯型端末機内の時計
の時間を簡単、かつ高精度に補正、または初期設定でき
ることとなる。
電波時計等の高精度の前記時計により計時された正確な
時間データを、前記携帯型端末機に自動的に伝送するの
で、この伝送された正確な時間データに基づいて前記携
帯型端末機内の時計を自動補正、または初期設定するこ
とが可能となり、前記携帯型端末機にとって最も重要な
小型・軽量性を損ねることなく、携帯型端末機内の時計
の時間を簡単、かつ高精度に補正、または初期設定でき
ることとなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明による携帯型端末機
用の充電器、及び携帯型端末機の時計補正方法の形態例
について説明する。図１は、本発明による携帯電話、お
よび携帯電話の充電器の一例を示す断面図、図２は、本
発明による携帯電話、および携帯電話の充電器の電気的
な概略構成を示すブロック図である。図１において、１
０は携帯電話、２０は充電器であり、携帯電話１０は、
赤外線受信部１９を有し、充電器２０は、電波時計回路
が形成された電波時計基板Ｂ１、受信アンテナ２２、充
電回路が形成された充電基板Ｂ２、充電端子Ｔ、及び液
晶ディスプレイ２４を有している。なお、図１中のＣ
は、商用電源を供給するための電源コードである。
用の充電器、及び携帯型端末機の時計補正方法の形態例
について説明する。図１は、本発明による携帯電話、お
よび携帯電話の充電器の一例を示す断面図、図２は、本
発明による携帯電話、および携帯電話の充電器の電気的
な概略構成を示すブロック図である。図１において、１
０は携帯電話、２０は充電器であり、携帯電話１０は、
赤外線受信部１９を有し、充電器２０は、電波時計回路
が形成された電波時計基板Ｂ１、受信アンテナ２２、充
電回路が形成された充電基板Ｂ２、充電端子Ｔ、及び液
晶ディスプレイ２４を有している。なお、図１中のＣ
は、商用電源を供給するための電源コードである。
【００１０】図２において、携帯電話１０は、電源とし
てリチウムイオン電池、ニッケル・カドミウム電池、ニ
ッケル水素電池等の２次電池１１を使用している。ま
た、携帯電話１０は、図示省略したＲＦ部、復調部、変
調部、ＴＤＭＡ／ＤＳＩ処理部、音声処理部、スピー
カ、マイク等の音声送受信に直接関わる電話機能部１２
の他に、ＣＰＵ１３、ＲＯＭ１４、ＲＡＭ１５、キーボ
ード１６、上記液晶ディスプレイ１７、時計部１８、お
よび上記赤外線受信部１９を有している。赤外線受信部
１９は、フォトダイオード等の光電変換素子、増幅回
路、復調回路等を含み、充電器２０から伝送されてきた
時間データを受信するために設けられている。
てリチウムイオン電池、ニッケル・カドミウム電池、ニ
ッケル水素電池等の２次電池１１を使用している。ま
た、携帯電話１０は、図示省略したＲＦ部、復調部、変
調部、ＴＤＭＡ／ＤＳＩ処理部、音声処理部、スピー
カ、マイク等の音声送受信に直接関わる電話機能部１２
の他に、ＣＰＵ１３、ＲＯＭ１４、ＲＡＭ１５、キーボ
ード１６、上記液晶ディスプレイ１７、時計部１８、お
よび上記赤外線受信部１９を有している。赤外線受信部
１９は、フォトダイオード等の光電変換素子、増幅回
路、復調回路等を含み、充電器２０から伝送されてきた
時間データを受信するために設けられている。
【００１１】ＣＰＵ１３は、ＲＯＭ１４にプリセットさ
れたプログラムに従って、ＴＤＭＡ／ＤＳＩ処理部によ
る無線アクセス制御や伝送制御、音声処理部による音声
処理制御を行うと共に、２次電池１１の残容量を液晶デ
ィスプレイ１７に表示する。また、ＣＰＵ１３は、キー
ボード１６のキー操作により通信先、通信時間等のタイ
マー発信データが入力された場合は、そのタイマー発信
データをＲＡＭ１５に格納し、その後、時計部１８によ
る計時データを監視し、タイマー発信時刻が到来した時
点で自動的にタイマー発信先に発信する。さらに、ＣＰ
Ｕ１３は、後述の電波時計にて計時された時間データ
が、赤外線受信部１９を介して充電器２０から送信され
てきたときは、時計部１８の現在の時間をその時間デー
タに設定（補正）する。
れたプログラムに従って、ＴＤＭＡ／ＤＳＩ処理部によ
る無線アクセス制御や伝送制御、音声処理部による音声
処理制御を行うと共に、２次電池１１の残容量を液晶デ
ィスプレイ１７に表示する。また、ＣＰＵ１３は、キー
ボード１６のキー操作により通信先、通信時間等のタイ
マー発信データが入力された場合は、そのタイマー発信
データをＲＡＭ１５に格納し、その後、時計部１８によ
る計時データを監視し、タイマー発信時刻が到来した時
点で自動的にタイマー発信先に発信する。さらに、ＣＰ
Ｕ１３は、後述の電波時計にて計時された時間データ
が、赤外線受信部１９を介して充電器２０から送信され
てきたときは、時計部１８の現在の時間をその時間デー
タに設定（補正）する。
【００１２】充電器２０は、携帯電話１０の２次電池１
１を充電するための充電部２１の他に、受信アンテナ２
２、電波時計２３、液晶ディスプレイ２４、スピーカ２
５、赤外線送信部２６、ＣＰＵ２７、ＲＯＭ２８、およ
びＲＡＭ２９を有している。充電部２１は、図示省略し
た電圧切換器、電流計、電圧計等を含み、商用電源から
供給された交流電流を直流電流に変換して所定電圧で供
給することにより、携帯電話１０内の２次電池１１を充
電する。
１を充電するための充電部２１の他に、受信アンテナ２
２、電波時計２３、液晶ディスプレイ２４、スピーカ２
５、赤外線送信部２６、ＣＰＵ２７、ＲＯＭ２８、およ
びＲＡＭ２９を有している。充電部２１は、図示省略し
た電圧切換器、電流計、電圧計等を含み、商用電源から
供給された交流電流を直流電流に変換して所定電圧で供
給することにより、携帯電話１０内の２次電池１１を充
電する。
【００１３】電波時計２３は、天文台などから発信され
る無線の時報電波を受信アンテナ２２により受信して、
これを特殊回路によって信号電流に変えて自動的に歩度
の調整を行う方式の時計であり、常に天文台などの時報
信号によって規制されて動作するため、極めて高精度で
あり、非常に正確な時刻を示すことが可能である。赤外
線送信部２６は、変調回路、増幅回路、発光ダイオード
を含み、電波時計２３にて計時された非常に正確な時間
データを携帯電話１０に伝送するために設けられてい
る。
る無線の時報電波を受信アンテナ２２により受信して、
これを特殊回路によって信号電流に変えて自動的に歩度
の調整を行う方式の時計であり、常に天文台などの時報
信号によって規制されて動作するため、極めて高精度で
あり、非常に正確な時刻を示すことが可能である。赤外
線送信部２６は、変調回路、増幅回路、発光ダイオード
を含み、電波時計２３にて計時された非常に正確な時間
データを携帯電話１０に伝送するために設けられてい
る。
【００１４】ＣＰＵ２７は、当該充電器２０に携帯電話
１０がセットされた旨を充電端子Ｔの電圧変化により検
知した場合、ＲＯＭ２８にプリセットされたプログラム
に従って、およびＲＡＭ２９をワークエリア等として使
用しながら、電波時計２３にて計時された時間データを
赤外線送信部２６を介して携帯電話１０に自動的に伝送
するように制御する。なお、この時間データの伝送制御
は、充電制御と併行して行っても、或いは充電が完了し
た後に行ってもよい。また、ＣＰＵ２７は、電波時計２
３にて計時された時間データを液晶ディスプレイ２４に
表示する。従って、ユーザは、液晶ディスプレイ２４を
見るだけで正確な時間を知ることができ、例えば、腕時
計の時間を正確に合わせるような場合に、ラジオやＮＴ
Ｔの時報サービスをわざわざ聞く必要がなく、便利であ
る。さらに、ＣＰＵ２７は、例えば、携帯電話１０が充
電器２０にセットされて充電が行われている間は、「ピ
ッ、ピッ、ピッ、ポー」といったように、所定のリズム
で、電波時計２３による秒音をスピーカ２５から放音さ
せるように制御する。従って、ユーザは、充電器２０が
故障しておらず、確実に充電が行われていることや、充
電が完了した旨を離れた場所からでも知ることができ、
便利である。
１０がセットされた旨を充電端子Ｔの電圧変化により検
知した場合、ＲＯＭ２８にプリセットされたプログラム
に従って、およびＲＡＭ２９をワークエリア等として使
用しながら、電波時計２３にて計時された時間データを
赤外線送信部２６を介して携帯電話１０に自動的に伝送
するように制御する。なお、この時間データの伝送制御
は、充電制御と併行して行っても、或いは充電が完了し
た後に行ってもよい。また、ＣＰＵ２７は、電波時計２
３にて計時された時間データを液晶ディスプレイ２４に
表示する。従って、ユーザは、液晶ディスプレイ２４を
見るだけで正確な時間を知ることができ、例えば、腕時
計の時間を正確に合わせるような場合に、ラジオやＮＴ
Ｔの時報サービスをわざわざ聞く必要がなく、便利であ
る。さらに、ＣＰＵ２７は、例えば、携帯電話１０が充
電器２０にセットされて充電が行われている間は、「ピ
ッ、ピッ、ピッ、ポー」といったように、所定のリズム
で、電波時計２３による秒音をスピーカ２５から放音さ
せるように制御する。従って、ユーザは、充電器２０が
故障しておらず、確実に充電が行われていることや、充
電が完了した旨を離れた場所からでも知ることができ、
便利である。
【００１５】以上説明したように、本形態例によれば、
携帯電話１０を充電器２０にセットするだけで、充電器
２０内の電波時計２３により計時された非常に高精度な
時間データが自動的に携帯電話１０に伝送され、携帯電
話１０では、この時間データに基づいて、携帯電話１０
内の時計部１８の現在の時間データが自動的に補正、或
いは初期化される。従って、従来のように、携帯電話の
時計部の時間のずれを、ラジオやＮＴＴの１１７番によ
る時報を聞いた後に手動で補正する必要がなくなり、手
間が省けると共に、正確に時間の補正や初期設定を行う
ことが可能となり、非常に便利になる。
携帯電話１０を充電器２０にセットするだけで、充電器
２０内の電波時計２３により計時された非常に高精度な
時間データが自動的に携帯電話１０に伝送され、携帯電
話１０では、この時間データに基づいて、携帯電話１０
内の時計部１８の現在の時間データが自動的に補正、或
いは初期化される。従って、従来のように、携帯電話の
時計部の時間のずれを、ラジオやＮＴＴの１１７番によ
る時報を聞いた後に手動で補正する必要がなくなり、手
間が省けると共に、正確に時間の補正や初期設定を行う
ことが可能となり、非常に便利になる。
【００１６】また、製品出荷時、或いは販売時、或いは
使用開始時に行う携帯電話内の時計の時間の初期設定
も、単に携帯電話を充電器にセットするたけで自動的に
行うことができる。さらに、タイマー通信機能を利用す
る場合にも、正確な時間にタイマー通信を行うことが可
能となり、例えば、チケットの予約等を時間切れにより
行うことが不能になるといったような不具合を回避する
ことができる。また、電波時計は、携帯電話ではなく充
電器に搭載されているので、携帯電話にとって最も重要
な小型・軽量性を損ねることもない。
使用開始時に行う携帯電話内の時計の時間の初期設定
も、単に携帯電話を充電器にセットするたけで自動的に
行うことができる。さらに、タイマー通信機能を利用す
る場合にも、正確な時間にタイマー通信を行うことが可
能となり、例えば、チケットの予約等を時間切れにより
行うことが不能になるといったような不具合を回避する
ことができる。また、電波時計は、携帯電話ではなく充
電器に搭載されているので、携帯電話にとって最も重要
な小型・軽量性を損ねることもない。
【００１７】なお、本発明は、上記実施の形態例に限定
されることなく、種々応用変形することが可能である。
例えば、携帯電話以外の「Ｍａｇｉｃ Ｌｉｎｋ」等の
携帯型情報通信機器、およびその充電器に適用すること
も可能である。また、充電器内の時計としては、携帯型
情報通信機器内に内蔵された時計よりも高精度であれ
ば、電波時計以外の高精度な時計を使用してもよい。さ
らに、赤外線を用いずに、充電完了後に充電端子を介し
て時間データを伝送するようにしてもよい。
されることなく、種々応用変形することが可能である。
例えば、携帯電話以外の「Ｍａｇｉｃ Ｌｉｎｋ」等の
携帯型情報通信機器、およびその充電器に適用すること
も可能である。また、充電器内の時計としては、携帯型
情報通信機器内に内蔵された時計よりも高精度であれ
ば、電波時計以外の高精度な時計を使用してもよい。さ
らに、赤外線を用いずに、充電完了後に充電端子を介し
て時間データを伝送するようにしてもよい。
【００１８】また、充電端子を有しない無接点の電磁誘
導方式の充電器に適用することも可能である。この場
合、電磁端子を介して起電力と共に時間データを伝送す
ることも可能である。さらに、例えば、充電を行ってい
る最中に充電器内の電波時計等の高精度な時計に基づい
て、時報を発音させることも可能である。
導方式の充電器に適用することも可能である。この場
合、電磁端子を介して起電力と共に時間データを伝送す
ることも可能である。さらに、例えば、充電を行ってい
る最中に充電器内の電波時計等の高精度な時計に基づい
て、時報を発音させることも可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
充電器に搭載された電波時計等の高精度な時計により計
時された時間データを携帯型端末機に伝送し、この伝送
された時間データに基づいて携帯型端末機内の時計の時
間データを補正できるようにしたので、携帯型端末機の
小型・軽量性を損ねることなく、携帯型端末機内の時計
の時間を簡単、かつ高精度に補正、または初期設定する
ことが可能となる。
充電器に搭載された電波時計等の高精度な時計により計
時された時間データを携帯型端末機に伝送し、この伝送
された時間データに基づいて携帯型端末機内の時計の時
間データを補正できるようにしたので、携帯型端末機の
小型・軽量性を損ねることなく、携帯型端末機内の時計
の時間を簡単、かつ高精度に補正、または初期設定する
ことが可能となる。
【図１】本発明による携帯電話、および携帯電話の充電
器の一例を示す断面図である。
器の一例を示す断面図である。
【図２】本発明による携帯電話、および携帯電話の充電
器の電気的な概略構成を示すブロック図である。
器の電気的な概略構成を示すブロック図である。
１０…携帯電話、１１…２次電池、１３，２７…ＣＰ
Ｕ、１４，２８…ＲＯＭ、１５，２９…ＲＡＭ、１８…
時計部、１９…赤外線受信部、２０…充電器、２１…充
電部、２２…受信アンテナ、２３…電波時計、２４…液
晶ディスプレイ、２５…スピーカ、２６…赤外線送信部
Ｕ、１４，２８…ＲＯＭ、１５，２９…ＲＡＭ、１８…
時計部、１９…赤外線受信部、２０…充電器、２１…充
電部、２２…受信アンテナ、２３…電波時計、２４…液
晶ディスプレイ、２５…スピーカ、２６…赤外線送信部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｈ０１Ｍ 10/46 Ｈ０１Ｍ 10/46
Claims (16)
- 【請求項１】 携帯電話等の携帯型端末機の２次電池を
充電する携帯型端末機用充電器において、 高精度の時計と、 前記携帯型端末機に対して前記時計により計時された時
間データを伝送する伝送手段と、 を備えたことを特徴とする携帯型端末機用充電器。 - 【請求項２】 前記時計は、電波時計により構成された
ことを特徴とする請求項１記載の携帯型端末機用充電
器。 - 【請求項３】 前記伝送手段は、赤外線送信部を有し、
該赤外線送信部を介して赤外線により時間データを伝送
することを特徴とする請求項１または２記載の携帯型端
末機用充電器。 - 【請求項４】 前記伝送手段は、充電端子を介して時間
データを伝送することを特徴とする請求項１または２記
載の携帯型端末機用充電器。 - 【請求項５】 前記携帯型端末機用充電器は電磁誘導式
の充電器であって、前記伝送手段は、誘起された起電力
に重畳して時間データを伝送することを特徴とする請求
項１または２記載の携帯型端末機用充電器。 - 【請求項６】 前記携帯型端末機用充電器は、前記時計
により計時された時間データを表示する表示手段を有す
ることを特徴とする請求項１から５記載の携帯型端末機
用充電器。 - 【請求項７】 前記携帯型端末機用充電器は、前記時計
により計時された時間データに基づいて秒音を発する秒
音放音手段を有することを特徴とする請求項１から６記
載の携帯型端末機用充電器。 - 【請求項８】 携帯電話等の携帯型端末機の２次電池を
充電する携帯型端末機の充電システムであって、 高精度の時計と、 前記携帯型端末機に対して前記時計により計時された時
間データを伝送する伝送手段とを有する充電器と、 前記伝送手段により伝送された時間データに基づいて、
内蔵されている時計の時間データを補正する補正手段を
有する携帯型端末機とにより構成されたことを特徴とす
る携帯型端末機の充電システム。 - 【請求項９】 前記充電器の時計は、電波時計により構
成されたことを特徴とする請求項８記載の携帯型端末機
の充電システム。 - 【請求項１０】 前記伝送手段は、赤外線送信部を有
し、該赤外線送信部を介して赤外線により時間データを
伝送することを特徴とする請求項８または９記載の携帯
型端末機の充電システム。 - 【請求項１１】 前記伝送手段は、充電端子を介して時
間データを伝送することを特徴とする請求項８または９
記載の携帯型端末機の充電システム。 - 【請求項１２】 前記充電器は電磁誘導式の充電器であ
って、前記伝送手段は、誘起された起電力に重畳して時
間データを伝送することを特徴とする請求項８または９
記載の携帯型端末機の充電システム。 - 【請求項１３】 前記充電器は、該充電器の前記時計に
より計時された時間データを表示する表示手段を有する
ことを特徴とする請求項８から１２記載の携帯型端末機
の充電システム。 - 【請求項１４】 前記充電器は、該充電器の前記時計に
より計時された時間データに基づいて秒音を発する秒音
放音手段を有することを特徴とする請求項８から１３記
載の携帯型端末機の充電システム。 - 【請求項１５】 前記携帯型端末機は、予め設定された
通信先、通信時間に通信を行うタイマ通信機能を有する
ことを特徴とする請求項８から１４記載の携帯型端末機
の充電システム。 - 【請求項１６】 携帯電話等の携帯型端末機に内蔵され
た時計の時間データを前記携帯型端末機の２次電池を充
電する充電器を介して補正する携帯型端末機の時計補正
方法であって、 前記充電器に電波時計を搭載し、当該充電器は、前記電
波時計により計時された時間データを赤外線により伝送
する伝送ステップを含み、 前記携帯型端末機は、前記伝送ステップにより伝送され
た時間データに基づいて前記時計の時間データを補正す
る補正ステップを含むことを特徴とする携帯型端末の時
計補正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8332496A JPH09247255A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 携帯型端末機用充電器、携帯型端末機の充電システム、及び携帯型端末機の時計補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8332496A JPH09247255A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 携帯型端末機用充電器、携帯型端末機の充電システム、及び携帯型端末機の時計補正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09247255A true JPH09247255A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13799256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8332496A Pending JPH09247255A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 携帯型端末機用充電器、携帯型端末機の充電システム、及び携帯型端末機の時計補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09247255A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000299115A (ja) * | 1999-04-15 | 2000-10-24 | Sony Corp | 電池監視装置および方法 |
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| CN108958015A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-12-07 | 深圳市沃特沃德股份有限公司 | 盲人手表及用于该盲人手表的校时方法和系统 |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8332496A patent/JPH09247255A/ja active Pending
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