JPH09246737A - コネクタ付きケーブルの収容構造 - Google Patents

コネクタ付きケーブルの収容構造

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JPH09246737A
JPH09246737A JP5006296A JP5006296A JPH09246737A JP H09246737 A JPH09246737 A JP H09246737A JP 5006296 A JP5006296 A JP 5006296A JP 5006296 A JP5006296 A JP 5006296A JP H09246737 A JPH09246737 A JP H09246737A
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electronic circuit
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幸治 田山
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晃 塚田
Toru Kishimoto
亨 岸本
Katsumi Kaizu
勝美 海津
Yasuo Kaneko
保夫 金子
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子回路パッケージの正面側にコネクタ付き
ケーブルを実装する場合であっても、これらパッケージ
の挿抜を可能とするためにパッケージの存在する領域以
外に必要とされた上下方向の空間を不要とする。 【解決手段】 ユニット搭載枠21には、電子回路パッ
ケージ28が紙面と平行に積層されるような形で収容さ
れている。ケーブルサポート251 、252 はそれぞれ
ユニット搭載枠21に対して上下動自在に配置されてい
る。例えば下側に配置された電子回路パッケージ28を
挿入したり抜き取る場合には、この図に示すように上側
のケーブルサポート251 を上限位置まで移動させ、下
側のケーブルサポート252 を下限位置に配置してお
く。これにより、電子回路パッケージ28が両ケーブル
サポート251 、252 によって邪魔されることなく抜
き差し可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブックシェルフ実装
構造の電子回路パッケージに接続されたコネクタ付きケ
ーブルの収容構造に係わり、詳細にはコネクタ付きケー
ブルをほう縛したケーブルサポートを移動するようにし
たコネクタ付きケーブルの収容構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタ付きケーブルを接続した電子回
路パッケージが複数存在するときには、これらを本棚状
に搭載したブックシェルフ実装構造を採用することが多
い。このようなブックシェルフ実装構造で、これらのコ
ネクタ付きケーブルの収容には、従来から固定式ケーブ
ルサポートが使用されている。
【0003】図17および図18は、従来の固定式ケー
ブルサポートを示したものであり、このうち図17は正
面から、図18は側面から見たものである。この図で示
したブックシェルフ実装構造11は、図18に示したよ
うに電子回路パッケージ12を本棚状に多数配置した構
造となっており、それぞれにコネクタ付きケーブル13
が取り付けられている。これらのコネクタ付きケーブル
13をほう縛したケーブルサポート15は、ブックシェ
ルフ実装構造11の前面に図で水平方向に、かつ電子回
路パッケージ12の収容された位置の下部にそれぞれ固
定されている。また、ケーブルサポート15に収容する
コネクタ付きケーブル13の数が多くなったような場合
にも、電子回路パッケージ12を挿抜可能にするため
に、ブックシェルフ実装構造11の間にはケーブル収納
ユニット間スペース16が配置される他、図17に示し
たように同一ブックシェルフ実装構造11に電子回路パ
ッケージ12が2段に配置されるような場合には、これ
ら上段と下段の電子回路パッケージ11の間に、ケーブ
ル収納パッケージ間スペース17が配置されるといった
手法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来採用されたこのよ
うなコネクタ付きケーブルの収容構造では、ケーブルサ
ポート15に収容されたコネクタ付きケーブル13によ
って電子回路パッケージ12の挿抜に支障が起こらない
ように、ケーブル収納パッケージ間スペース17によっ
て電子回路パッケージ12の間の距離を十分にとる必要
があったばかりでなく、ブックシェルフ実装構造11同
士の距離も同様に十分とる必要があった。すなわち、同
一のブックシェルフ実装構造11内に電子回路パッケー
ジ12を2段構成で収容したような場合には、ケーブル
収納パッケージ間スペース17の存在によって電子回路
パッケージ12間の間隔が大きくなる。この結果とし
て、図示していないバックボードが大きくなって、プリ
ント基板の材料取りが悪くなって原価高となるといった
問題があった。また、大きくなったバックボードに実装
された電子回路パッケージ12の間の距離が長くなるの
で、信号の伝送路が長くなり、これによって信号の伝送
特性を悪化させるといった問題もあった。
【0005】更に、ブックシェルフ実装構造11の間に
ケーブル収納ユニット間スペース16を配置した場合に
は、信号伝送用のケーブルが長くなることによる前記し
たと同様の問題が発生する他、所要数のブックシェルフ
実装構造11を搭載するために必要とされる架やキャビ
ネットの高さがこの分だけ増加するといった問題もあっ
た。
【0006】そこで本発明の目的は、電子回路パッケー
ジの正面側にコネクタ付きケーブルを実装する場合であ
っても、これらパッケージの挿抜を可能とするためにパ
ッケージの存在する領域以外に必要とされた上下方向の
空間を不要とすることのできるコネクタ付きケーブルの
収容構造を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)複数の電子回路パッケージを本棚状に搭載し
た電子回路パッケージの搭載枠と、(ロ)これら複数の
電子回路パッケージにそれぞれ接続されるコネクタ付ケ
ーブルを収容するためのケーブルサポートと、(ハ)こ
のケーブルサポートを上下動自在な状態で搭載枠に取り
付け、これを所定の上下位置に移動させた状態で電子回
路パッケージをこのケーブルサポート部のケーブルやケ
ーブルサポートと接触せずに搭載枠に対して挿抜可能と
したスライド手段とをコネクタ付きケーブルの収容構造
として具備させる。
【0008】すなわち、請求項1記載の発明では複数の
電子回路パッケージを本棚状に搭載した電子回路パッケ
ージの搭載枠にスライド手段を介してケーブルサポート
を取り付け、電子回路パッケージを搭載枠に対して挿抜
するときにはこのケーブルサポートを上下方向の所定位
置まで移動させるようにした。これにより、パッケージ
の存在する領域以外に必要とされた上下方向の空間を不
要とすることができる。
【0009】また請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明のケーブルサポートは雨樋状の形状をしており
これにコネクタ付きケーブルをそれぞれの電子回路パッ
ケージと対応する位置でほう縛するほう縛部が配置され
ていることを特徴としている。ほう縛部の位置がそれぞ
れの電子回路パッケージに対応しているので、個々のコ
ネクタ付きケーブルをそれぞれの電子回路パッケージに
正確かつ容易に対応付けることができる。
【0010】更に請求項3記載の発明では、請求項1記
載の発明のケーブルサポートはU字状に曲げた丸棒を所
定の水平面に一定間隔で平行に配置した構造となってお
り、これにコネクタ付きケーブルをそれぞれの電子回路
パッケージと対応する位置でほう縛するほう縛部が配置
されているので、個々のコネクタ付きケーブルをそれぞ
れの電子回路パッケージに正確かつ容易に対応付けるこ
とができる。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明のコネクタ付きケーブルの収容構造で、スライド手
段は電子回路パッケージの搭載枠に固定された固定部
と、この固定部に対して上下動自在に配置された可動部
と、この可動部が所定の上限位置あるいは下限位置に移
動したとき上下方向にその位置をロックする上下方向位
置ロック手段と、押しボタンを有しこれを押した状態で
上下方向位置ロック手段による上下方向の位置のロック
を解除するロック解除手段とを具備することを特徴とし
ている。
【0012】この請求項4記載の発明では、スライド手
段が上下方向に可動な状態となっており、これを上限位
置または下限位置まで移動させた後はケーブルサポート
の位置がその点でロックされるようにしている。このロ
ックを解除してスライド手段を再び今までと逆方向に移
動させるようにするにはロックボタンを押すことにな
る。押しボタンが押されるとロックが解除され、スライ
ド手段が再び上下動できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
【0014】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例におけるコネクタ
付きケーブルの収容構造を側面から表わしたものであ
る。この図では図示しない電子回路パッケージを2段配
置したブックシェルフ実装に適用した例を示しており、
それぞれのユニット搭載枠21には、電子回路パッケー
ジが紙面と平行に積層されるような形で収容されるよう
になっている。ユニット搭載枠21の前面(この図で右
側)には、連結部材22が取り付けられている。この連
結部材22には、この図で示されていないスライド構造
を介してストッパ保持板24が取り付けられており、更
にこれにケーブルサポート25が取り付けられている。
前記した電子回路パッケージにそれぞれ接続されたコネ
クタ付きケーブル27は、このケーブルサポート25に
収納されている。
【0016】なお、この図1でケーブルサポート25は
それぞれの下限位置に配置されている。この状態で仮に
下側のユニット搭載枠21の前面から電子回路パッケー
ジを図で右方向に引き出そうとすると、図で上側のケー
ブルサポート251 の下部が障害となって引き出すこと
ができない。
【0017】図2は、電子回路パッケージを引き出して
いる状態を表わしたものである。このように、上側のケ
ーブルサポート251 が図1の位置よりも上側に移動し
た結果として、電子回路パッケージ28が引き出されて
いる。電子回路パッケージ28をこの図で下側のユニッ
ト搭載枠21に挿入することも同様に可能になる。
【0018】図3は、本実施例のコネクタ付きケーブル
の収容構造の要部について一部を切り欠いた状態で表わ
したものである。前記したようにユニット搭載枠21の
前面には連結部材22が取り付けられており、これにス
ライド構造31の固定部32が固定されている。スライ
ド構造31はこの固定部32と、この両側部の折り曲げ
られた部分に沿って上下方向33に移動自在とされた可
動部35とから構成されている。この紙面に平行に2枚
の平板を所定の間隔で配置したような構造のストッパ保
持板24は、可動部35にネジ36によって固定されて
おり、固定部32の長手方向に沿って細長い開口部38
を配置している。
【0019】断面がコの字を時計方向に90度回転させ
たような雨樋状の溝を備えたケーブルサポート25は、
この雨樋状の溝の部分にコネクタ付きケーブル39を収
納している。このケーブルサポート25の溝を保持する
基部25Aはストッパ保持板24の水平方向(図で紙面
に垂直方向)に折り曲げられた曲げ加工部にネジ41に
よって締結されている。
【0020】連結部材22には、断面がL字状となった
L字状曲げ部42の一端が固定されており、他端のこの
紙面に垂直な部分が開口部38の上半分の領域に差し込
まれている。ストッパ44はストッパ保持板24によっ
て挟持された形でその両面からネジ46によって固定さ
れている。このストッパ44の上下方向の中央位置には
押しボタン47が進退自在に配置されている。この図で
は、押しボタン47から突出した軸の他端に取り付けら
れたロック部49の上側にL字状曲げ部42の下部端面
42Aが接触しており、上下方向に移動自在のケーブル
サポート25がその移動下限位置に位置決めされてい
る。
【0021】図4〜図7は、ケーブルサポートが上方向
に移動する際のL字状曲げ部とストッパの関係を時間の
変化と共に表わしたものである。これらの図で一点鎖線
51は押しボタン47が下限位置に存在するときのその
中心軸の位置を表わしている。また、図6および図7に
示した一点鎖線52、53はケーブルサポート25(図
3)の上方向の移動に伴って押しボタン47が次第に上
昇することを示すために押しボタン47の中心軸の位置
をそれぞれ示したものである。
【0022】図4に示した状態は図3に示したと同様の
位置関係を示している。ストッパ44には押しボタン4
7の基部が挿抜自在な大径の第1の円柱穴とこの押しボ
タン47の基部よりもかなり小径の第2の円柱穴56が
同一中心軸上に設けられており、押しボタン47の基部
とロック部49の間の軸には、この基部とほぼ同一の外
径を有するコイルバネ57が配置されている。押しボタ
ン47が押されていない図4に示した状態では、ロック
部49の上部がL字状曲げ部の下部端面42Aと接触し
ている。L字状曲げ部の下部端面42Aは上下方向に固
定されているので、このままではケーブルサポート25
(図3)を上に向かって移動させることができない。す
なわち、ケーブルサポート25は移動下限位置に固定さ
れている。
【0023】図5は、押しボタンを押した状態を表わし
たものである。押しボタン47を押すと、コイルバネ5
5が圧縮されてロック部49が後方(図で左方向)に移
動する。すると、これよりも小径の軸58がL字状曲げ
部42と対応する位置に移動する。L字状曲げ部42の
突出している量はわずかなので、この状態で軸58がL
字状曲げ部42の側部端面を乗り越えることができる。
すなわち、L字状曲げ部の下部端面42Aとの接触から
開放され、ケーブルサポート25(図3)を上に向かっ
て移動させることが可能である。
【0024】図6は、ケーブルサポートを上に向かって
移動させている状態を表わしたものである。押しボタン
47を押して軸58がL字状曲げ部42の側部端面に一
度乗り上がれば、押しボタン47を解除しても軸58は
この側部端面と摺接した状態で上方向に移動することが
できる。したがって、この状態でケーブルサポート25
(図3)を上方向に持ち上げて移動させることができ
る。
【0025】図7は、ケーブルサポートが上限位置まで
移動した状態を表わしたものである。一点鎖線51で示
した移動下限位置から上方向に距離Lだけ移動した一点
鎖線53で示した移動上限位置まで押しボタン47が移
動すると、コイルバネ57の復元力でロック部49が元
の位置に戻り、このロック部49がL字状曲げ部42の
上部端面42Bと係止するので、ストッパ44およびケ
ーブルサポート25(図3)は上限位置に位置決めされ
る。ストッパ44のこれよりも上方向の移動は、図3に
示した開口部38にL字状曲げ部の下部端面42Aが当
接することによって阻止される。この上限位置に位置決
めされた状態で取扱い者が押しボタン47を押せば、前
記した動作と逆にケーブルサポート25(図3)を図4
に示した移動下限位置まで下降させることができる。
【0026】本実施例のロック部49は4角柱の形状と
なっており、ストッパ保持板24の間に挟まれるように
配置されている。また、ロック部49を取り付けた円柱
状の軸58は第2の円柱穴56よりも僅かに小さな径と
なっており、かつ図7に示した状態でロック部49の一
方の端面はストッパ44の側面と所定の圧力で接触して
いる。したがって、図7に示したようにロック部49が
L字状曲げ部42の上部端面42Bと係止した状態でケ
ーブルサポート25(図3)の重さがこれに加わって
も、ロック部49に変形が生じたり、これが回転すると
いった事態は発生しない。
【0027】ところで、本実施例のスライド構造31
は、ケーブルサポート25に加えられるコネクタ付きケ
ーブル37の重さや、ケーブルサポート25が移動する
ときの捩り力に耐えると共に、捩り力が加わっても上下
方向33に正常に移動できる必要がある。本実施例では
市販の機械要素部品としての直動式システムを使用して
おり上下方向33に正常に移動できることが確認されて
いる。
【0028】第1の変形例
【0029】以上説明した実施例のコネクタ付きケーブ
ルの収容構造では、押しボタン47を操作してケーブル
サポート25(図3)を手で持ち上げるようにしてこれ
を上方向に移動させることにした。本発明の第1の変形
例ではハンドル操作によってケーブルサポート25の上
下方向の移動を実現する。
【0030】図8は、この変形例におけるコネクタ付き
ケーブルの収容構造を表わしたものである。先の実施例
と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明
を適宜省略する。この変形例では、ユニット搭載枠21
の前面に平行リンクのリンク固定部材61を取り付けて
いる。リンク固定部材61には、ケーブルサポート25
を取り付けたリンク可動部材62が取り付けられてい
る。リンク固定部材61とリンク可動部材62の間は、
平板リンク63のピン継手で連結して一端とし、他端は
操作用ハンドル64のピン継手で連結して平行リンクを
構成している。したがって、操作用ハンドル64を矢印
66方向に回転させる操作のみで、ケーブルサポート2
5を下方に移動させることができる。
【0031】図9および図10は、この第1の変形例に
おけるケーブルサポートの上下方向の移動の様子を表わ
したものである。このうち図9はケーブルサポート25
が上限位置に移動した状態であり、図10は操作用ハン
ドル64を矢印66方向に回転させてケーブルサポート
25が下限位置まで下降した状態を表わしている。操作
用ハンドル64はユニット搭載枠21(図8)の左右に
1つずつ配置されている。したがって、これら一対の操
作用ハンドル64の先端を連結棒67(図9、図10)
で連結するようにすれば、ケーブルサポート25のより
確実な移動動作が可能になる。
【0032】第2の変形例
【0033】図11〜図15は、本発明の第2の変形例
を表わしたものである。このうち図11はコネクタ付き
ケーブルの収容構造の要部を側面から表わしており、図
12はこれを正面から表わしたものである。また、図1
3はこのコネクタ付きケーブルの収容構造を上面から表
わしている。図11〜図13ではコネクタ付きケーブル
27(図8参照)を取り外した状態を表わしている。ま
た、図14および図15はこれらのコネクタ付きケーブ
ル27を取り付けた状態を表わしている。この第2の変
形例で先の実施例と同一部分には同一の符号を付してお
り、これらの説明を適宜省略することにする。
【0034】この第2の変形例では、ユニット搭載枠2
1が左右に2個配置されており、またこのユニット搭載
枠21が上下に2段分割されている。これに伴って、上
下2段に分割され、かつ左右に合計4つのケーブルサポ
ート251R、251L、252R、252Lが配置されてい
る。これらのケーブルサポート251R、251L、2
2R、252Lには、電子回路パッケージ28の各位置に
対応させて、図13で白丸をマトリックス状に配置した
ようなほう縛部71を設けている。
【0035】ほう縛部71には図示しないがそれぞれ紐
状の部材が付属しており、対応するコネクタ付きケーブ
ル27を結わえ、図13で左方向にこれらを次第に纏め
て配置している。このように各電子回路パッケージ28
の位置とほう縛部71は予め対応付けられているので、
電子回路パッケージ28を挿抜するためにこの図のよう
にコネクタ付きケーブル27を取り外した状態であって
も、これを接続する対象の電子回路パッケージ28を容
易に判別することができる。
【0036】第3の変形例
【0037】図16は本発明の第3の変形例を表わした
ものである。この図16でも先の実施例と同一部分には
同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略す
る。この第3の変形例では、先の実施例および変形例で
使用した雨樋状のケーブルサポート25の代わりにU字
状に曲げた丸棒を同一平面上に一定間隔で平行に配置し
てなるケーブルサポート81を、押しボタン47の操作
によって上下動自在に配置されたスライド部材82の側
面に取り付けた構成となっている。
【0038】この第3の変形例では、先の実施例および
変形例と異なりケーブルサポート81自体が電子回路パ
ッケージ28(図12等参照)の視界を遮ることがな
い。すなわち、ケーブルサポート81のそれぞれのU字
状の2本の腕の部分にはほう縛部が配置されており、こ
の図には示していないコネクタ付きケーブルをこれらの
場所で結わえ、これらの腕の部分に載置されるようにし
て、例えば図で左側の方向にケーブルを延ばすようにな
っている。したがって、電子回路パッケージの視界を遮
るのはコネクタ付きケーブルのみであり、この例の場合
には左側ほどケーブルの数が多くなるが、右側の視界は
良い。
【0039】また、この第3の変形例でも電子回路パッ
ケージの2列にU字状に曲げた丸棒が1つ配置されてい
るので、これらの丸棒の各腕が1つの電子回路パッケー
ジに対応している。したがって、この場合にもコネクタ
付きケーブルの数が多くても、それぞれの接続先の電子
回路パッケージを容易に判別することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、複数の電子回路パッケージを本棚状に搭載し
た電子回路パッケージの搭載枠にスライド手段を介して
ケーブルサポートを取り付け、電子回路パッケージを搭
載枠に対して挿抜するときにはこのケーブルサポートを
上下方向の所定位置まで移動させるようにした。これに
より、パッケージの存在する領域以外に必要とされた上
下方向の空間を不要とすることができ、ブックシェルフ
実装構造の電子回路パッケージの間隔を最小限にするこ
とができるので、バックボードの材料取りが良くなり、
高密度実装が可能になるので、信号伝送ケーブルを短く
できるとともに、伝送効率を向上できるという効果があ
る。
【0041】また、請求項2および請求項3記載の発明
では、電子回路パッケージの位置にそれぞれ対応させて
コネクタ付きケーブルをほう縛するほう縛部を配置した
ので、これらのケーブル単位にケーブル編み出し位置を
確定することができ、コネクタ付きケーブルの接続位置
の間違いがなくなるという利点がある。
【0042】更に請求項3記載の発明によれば、ケーブ
ルサポートはU字状に曲げた丸棒を所定の水平面に一定
間隔で平行に配置した構造となっているので、ケーブル
が少ない位置ではこの丸棒の部分を通して視界が良好に
なるという利点がある。
【0043】また請求項4記載の発明では、上下方向位
置ロック手段が存在するので、ケーブルサポートを普段
の位置と電子回路パッケージを搭載枠に対して挿抜する
ための位置に簡単に位置合わせを行うことができる。ま
た、押しボタンの操作でロックを解除することができる
ので操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコネクタ付きケーブ
ルの収容構造で電子回路パッケージを収納した状態を表
わした側面図である。
【図2】本実施例で電子回路パッケージを引き出した状
態を表わした側面図である。
【図3】本実施例のコネクタ付きケーブルの収容構造の
要部について一部を切り欠いた状態で表わした側面図で
ある。
【図4】本実施例でケーブルサポートが移動下限位置に
配置されている状態におけるストッパとL字状曲げ部の
関係を示す側面図である。
【図5】本実施例でケーブルサポートが移動下限位置に
配置されている状態で押しボタンが押されたときの状態
を示す側面図である。
【図6】本実施例でケーブルサポートが上に移動してい
る状態でのストッパとL字状曲げ部の関係を示す側面図
である。
【図7】本実施例でケーブルサポートが移動上限位置に
配置されている状態におけるストッパとL字状曲げ部の
関係を示す側面図である。
【図8】本発明の第1の変形例におけるコネクタ付きケ
ーブルの収容構造を表わした側面図である。
【図9】第1の変形例でケーブルサポートが持ち上げら
れた状態のリンク構造を示す説明図である。
【図10】第1の変形例でケーブルサポートが一番低い
位置に下降した状態のリンク構造を示す説明図である。
【図11】本発明の第2の変形例におけるコネクタ付き
ケーブルの収容構造の要部を示す側面図である。
【図12】第2の変形例におけるコネクタ付きケーブル
の収容構造を示す正面図である。
【図13】第2の変形例におけるコネクタ付きケーブル
の収容構造を示す平面図である。
【図14】第2の変形例におけるコネクタ付きケーブル
が主要された状態でのこのケーブルの収容構造の要部を
示す側面図である。
【図15】第2の変形例におけるコネクタ付きケーブル
が主要された状態でのこのケーブルの収容構造を示す正
面図である。
【図16】本発明の第3の変形例におけるコネクタ付き
ケーブルが取り外された状態でのコネクタ付きケーブル
の収容構造を示す斜視図である。
【図17】従来の固定式ケーブルサポートによるコネク
タ付きケーブルの収容構造を表わした正面図である。
【図18】従来の固定式ケーブルサポートによるコネク
タ付きケーブルの収容構造を表わした側面図である。
【符号の説明】
21 ユニット搭載枠 22 連結部材 24 ストッパ保持板 25 ケーブルサポート 27 コネクタ付きケーブル 28 電子回路パッケージ 31 スライド構造 32 固定部 35 可動部 42 L字状曲げ部 44 ストッパ 47 押しボタン 57 コイルバネ 58 軸 61 リンク固定部材 62 リンク可動部材 63 平板リンク 64 操作用ハンドル 67 連結棒 71 ほう縛部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 亨 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 海津 勝美 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 金子 保夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子回路パッケージを本棚状に搭
    載した電子回路パッケージの搭載枠と、 これら複数の電子回路パッケージにそれぞれ接続される
    コネクタ付ケーブルを収容するためのケーブルサポート
    と、 このケーブルサポートを上下動自在な状態で前記搭載枠
    に取り付け、これを所定の上下位置に移動させた状態で
    前記電子回路パッケージをこのケーブルサポートと接触
    せずに前記搭載枠に対して挿抜可能としたスライド手段
    とを具備することを特徴とするコネクタ付きケーブルの
    収容構造。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルサポートは雨樋状の形状を
    しておりこれにコネクタ付きケーブルをそれぞれの電子
    回路パッケージと対応する位置でほう縛するほう縛部が
    配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ付きケーブルの収容構造。
  3. 【請求項3】 前記ケーブルサポートはU字状に曲げた
    丸棒を所定の水平面に一定間隔で平行に配置した構造と
    なっており、これにコネクタ付きケーブルをそれぞれの
    電子回路パッケージと対応する位置でほう縛するほう縛
    部が配置されていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタ付きケーブルの収容構造。
  4. 【請求項4】 スライド手段は前記電子回路パッケージ
    の搭載枠に固定された固定部と、この固定部に対して上
    下動自在に配置された可動部と、この可動部が所定の上
    限位置あるいは下限位置に移動したとき上下方向にその
    位置をロックする上下方向位置ロック手段と、押しボタ
    ンを有しこれを押した状態で上下方向位置ロック手段に
    よる上下方向の位置のロックを解除するロック解除手段
    とを具備することを特徴とする請求項1記載のコネクタ
    付きケーブルの収容構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10215083A (ja) * 1997-01-31 1998-08-11 Oki Electric Ind Co Ltd ケーブルサポート
JP2015076587A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 富士通株式会社 ケーブルサポート装置及び情報処理装置
CN111152739A (zh) * 2018-11-07 2020-05-15 芜湖敏睿科技咨询服务有限公司 一种用于新能源汽车的电控箱及控制系统

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