JPH09246500A - 半導体記憶装置及び製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及び製造方法

Info

Publication number
JPH09246500A
JPH09246500A JP8054724A JP5472496A JPH09246500A JP H09246500 A JPH09246500 A JP H09246500A JP 8054724 A JP8054724 A JP 8054724A JP 5472496 A JP5472496 A JP 5472496A JP H09246500 A JPH09246500 A JP H09246500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
insulating film
polycrystalline silicon
element isolation
silicon oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8054724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3400231B2 (ja
Inventor
Toshitaka Meguro
寿孝 目黒
Hiroaki Tsunoda
弘昭 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP05472496A priority Critical patent/JP3400231B2/ja
Publication of JPH09246500A publication Critical patent/JPH09246500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3400231B2 publication Critical patent/JP3400231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Element Separation (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】素子分離領域に影響するような合わせずれが生
じてもビット線コンタクト配線による基板へのジャンク
ションリークや素子間耐圧低下を防ぐ。 【解決手段】素子分離領域の埋め込み材に使用されるシ
リコン酸化膜105 とこのシリコン窒化膜106 は、溝部10
4 に残存させるようにしたエッチバックにより自己整合
的に形成されるので被覆の働きをするシリコン窒化膜10
6 の素子分離領域(シリコン酸化膜105 )に対しての合
わせずれがない。シリコン窒化膜106 はビット線コンタ
クトの開口時、合わせずれが生じても素子分離領域がエ
ッチングされないようなストッパとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特にトレンチ素子分
離方法(STI)を用いた高集積度が要求される半導体
記憶装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はトレンチ素子分離方法(STI)
を用いた不揮発性メモリのセルアレイの一部の平面図を
示す。図6は図5の等価回路図を示している。各図に示
すように、ビット線BL(図ではBL1 〜3 )のコンタ
クトBCTを中心として左右対称に選択トランジスタの
ゲートSGa、SGbがあり、続いてメモリセルトラン
ジスタのゲートCGa1〜CGa8、CGb1〜CGb
8が各々配列されている。メモリセルトランジスタで
は、各ビット線BLと各ゲートCGa1〜CGa8、C
Gb1〜CGb8と交差するゲートの下部には電荷蓄積
領域としてフローティングゲートが存在する。
【0003】例えば、図6の点線MCで示す部分中のメ
モリセルを動作(書き込み、消去等)させる場合は、ビ
ット線BL2 にVcc(5V)電圧を印加する。このと
き、点線MC側に属する選択トランジスタがオン状態と
なるようにゲートSGaを制御し、反対側の選択トラン
ジスタがオフ状態となるようゲートSGbを制御するこ
とで、左右のセルアレイの区別している。従って、ビッ
ト線コンタクトBCTは16メモリセルに対して1個の
コンタクトで済むのでその分セルの高密度化を可能にし
ている。
【0004】また、さらなる高密度化に対応するため、
セルのゲート長Lの縮小だけでなく、素子分離の方向に
対しても縮小が必要になってきた。これを実現するため
素子分離の形成方法を選択酸化法(LOCOS法)から
STI(Shallow Trench Isolation)技術を採用してい
くことで、バーズビークを発生させない微細な素子分離
を可能にしてきた。
【0005】図7(a)〜(h)、図8(a)〜(c)
は従来の半導体記憶装置のメモリセルトランジスタ及び
ビット線コンタクトの製造方法を工程順に示す断面図で
ある。図7(a)〜(h)は図5のA−A線に沿った断
面、続く図8(a)〜(c)は図5のB−B線に沿った
断面について主な工程を示している。
【0006】図7(a)に示すように、平坦に仕上げら
れたシリコン基板200 の表面に、熱酸化法によりシリコ
ン酸化膜201 を10nmの厚さに形成する。続いてシリ
コン酸化膜101 上にLPCVD法により多結晶シリコン
膜を600nmの厚さに堆積し、不純物としてリン
(P)を熱拡散させ、第1の導電性多結晶シリコン膜20
2を形成する。次に、LPCVD法にてシリコン酸化膜2
03 を100nm堆積する。
【0007】その後、図7(b)に示すように、フォト
リソグラフィ技術を用いてレジストパターン(図示せ
ず)を形成し、これをマスクにシリコン酸化膜203 を異
方性エッチングによりパターニングする。次に図7
(c)に示すように、上記パターニングしたシリコン酸
化膜203 をマスクにして、多結晶シリコン202 を選択的
に異方性エッチングする。
【0008】次に図7(d)に示すように、シリコン酸
化膜203 のマスクに比べ十分薄いシリコン酸化膜201
と、シリコン基板200 を1μm程度エッチングして素子
分離領域の溝部204 を形成する。
【0009】次に図7(e)に示すように、素子分離領
域の溝部204 を埋めるため、LPCVD法によりシリコ
ン酸化膜205 を500nm堆積する。その後、図7
(f)に示すように、異方性エッチングで全表面をエッ
チバックして、第1の導電性多結晶シリコン膜202 が高
さ400nm程度露出するまでエッチングする。
【0010】次に図7(g)に示すように、第1の導電
性多結晶シリコン膜202 上にLPCVD法により10n
mのシリコン酸化膜を、連続してLPCVD法により1
0nmのシリコン窒化膜を、さらに連続してLPCVD
法により10nmのシリコン酸化膜を形成することによ
り、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜
の3層の絶縁膜からなるONO膜206 を形成する。
【0011】次に図7(h)に示すように、3層のON
O膜206 の表面に多結晶シリコン膜を350nm堆積し
不純物としてリン(P)を熱拡散させて第2の導電性多
結晶シリコン膜207 を形成する。
【0012】その後、図8(a)に示すように、第2の
導電性多結晶シリコン膜207 上にフォトレジスト(図示
せず)を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いて第2
の導電性多結晶シリコン膜207 、ONO膜206 、第1の
導電性多結晶シリコン膜202を順に異方性エッチングに
より選択的に除去し、ゲート電極を自己整合的に加工す
る(ただし、ここからは図5のB−B線に相当する)。
【0013】続いて、図8(b)に示すように、第1及
び第2の導電性多結晶シリコン膜のゲート電極に熱酸化
法によりシリコン酸化膜208 を形成した後、イオン注入
によってシリコン基板の表面側にソース及びドレインと
なる拡散領域209 を形成する。さらに、シリコン酸化膜
208 上の層間絶縁膜210 として、リンガラス膜(PSG
膜)またはボロンリンガラス膜(BPSG膜)を堆積し
た後、ビット線のコンタクトとなる部分にコンタクト開
口部211 を形成する。
【0014】次に図8(c)に示すように、層間絶縁膜
210 上にスパッタリングによりアルミニウムを600n
m成膜した後、フォトレジストを塗布し、フォトリソグ
ラフィ技術によりパターニングしアルミニウム配線212
を形成しメモリの素子部を形成する。
【0015】しかしながら、このSTI技術を用いた素
子分離法のもとでは、図5のC−C線に沿った断面にあ
たるコンタクト開口部とアルミ配線との合わせずれが発
生した場合に問題があり、以下説明する。
【0016】図9、図10は図5のC−C線に沿った断
面図であり、それぞれ、コンタクトの合わせずれが素子
分離領域に影響していない状態、素子分離領域に影響す
るような合わせずれが発生している状態とを示す。図1
0によれば、素子分離領域としてのシリコン酸化膜205
の一部が層間絶縁膜210 を加工している際にエッチング
されてしまう。
【0017】従来の選択酸化法を用いている場合におい
ては、コンタクトの合わせずれが発生しても、バーズビ
ークを介しての再イオン注入が可能であるためジャンク
ションリークの問題は発生していなかった。
【0018】しかし、図10のようなSTI技術を用い
た形状のもとでは、アルミニウム配線212 とシリコン基
板200 との間でジャンクションリークが発生してしまっ
たり、素子間耐圧が低下したりする恐れがある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
STI技術のもとでは配線とコンタクトとの合わせずれ
が発生するため、コンタクトにおけるジャンクションリ
ークや素子間耐圧の劣化を招くものであり、今後の微細
化への対応ができない等の問題があった。
【0020】この発明は上記事情を考慮してなされたも
のであり、その目的は、ジャンクションリークや素子間
耐圧の劣化を招くことなく、微細化にも容易に対応で
き、デバイス特性の安定化を図ることが可能な半導体記
憶装置及びその製造方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置は、半導体基板と、前記半導体基板上に複数配列され
たトランジスタのゲート電極部材と、前記ゲート電極部
材間の前記基板内に及ぶ溝と、前記溝に自己整合的に埋
め込まれた素子分離領域としての第1の絶縁膜及びこの
第1の絶縁膜上の第2の絶縁膜と、前記トランジスタの
電流通路の一端に接続されるデータ伝送用の配線のコン
タクト部とを具備し、前記コンタクト部配列間の前記素
子分離領域における前記第1の絶縁膜上の第2の絶縁膜
が前記コンタクト部の形成の際のエッチング防止層とな
ることを特徴とする半導体記憶装置。
【0022】また、この発明の半導体記憶装置の製造方
法は、半導体基板上にトランジスタのゲート絶縁膜及び
その上に多結晶シリコン膜からなるゲート電極を形成す
る工程と、前記多結晶シリコン膜を加工するマスクとし
てシリコン酸化膜を形成し、フォトリソグラフィ技術を
用いて前記シリコン酸化膜をパターニングする工程と、
前記シリコン酸化膜をマスクに前記多結晶シリコン膜と
前記ゲート絶縁膜と半導体基板内にかけてエッチングし
素子分離領域となる溝を形成する工程と、前記溝から前
記多結晶シリコン膜にわたる第1の絶縁膜を堆積した
後、この第1の絶縁膜を前記多結晶シリコン膜の側面部
の途中までエッチバックする工程と、前記第1の絶縁膜
上と前記多結晶シリコン膜にわたって前記第1の絶縁膜
のエッチングの防止層となる第2の絶縁膜を堆積した
後、前記多結晶シリコン膜の側面部の途中までエッチバ
ックし、前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を残存させ
る工程とを具備することを特徴とする。
【0023】この発明によれば、素子分離領域の表面
に、後のコンタクト部形成のためのエッチング工程に対
し選択性のある第2の絶縁膜を自己整合的に形成する。
これにより、コンタクトの開口エッチング時の合わせず
れによる素子分離領域(第1の絶縁膜)のエッチングを
防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1(a)〜(h)、図2(a)
〜(c)はこの発明の実施の形態に係る半導体記憶装置
のメモリセルトランジスタ及びビット線コンタクトの製
造方法を工程順に示す断面図である。図1(a)〜
(h)は図5のA−A線に沿った断面、続く図2(a)
〜(c)は図5のB−B線に沿った断面について主な工
程を示している。
【0025】まず、図1(a)に示すように、平坦に仕
上げられたシリコン基板100 の表面に、熱酸化法により
シリコン酸化膜101 を10nmの厚さに形成する。続い
て、原料ガスとしてモノシランを用いたLPCVD法に
より、シリコン酸化膜101 上に多結晶シリコン膜を60
0nmの厚さに堆積し、不純物としてリン(P)を熱拡
散させることにより、第1の導電性多結晶シリコン膜10
2 を形成する。
【0026】第1の導電性多結晶シリコン膜102 はこの
半導体記憶装置のメモリセルトランジスタを構成するた
めの電荷蓄積領域であり、フローディングゲートとな
る。ただし、選択トランジスタではゲート電極として使
われる。
【0027】次に、原料ガスにTEOS(テトラエトキ
シシラン)を用いLPCVD法にて第2のシリコン酸化
膜103 を100nm堆積する。その後、フォトリソグラ
フィ技術を用いてシリコン酸化膜103 をパターニングす
る。
【0028】その後、図1(b)に示すように、パター
ニングしたシリコン酸化膜103 をマスクに多結晶シリコ
ン102 を選択的に異方性エッチングする。次に、図1
(c)に示すように、シリコン酸化膜103 のマスクに比
べ十分薄いシリコン酸化膜101と、シリコン基板100 を
1μm程度エッチングして素子分離領域の溝部104 を形
成する。
【0029】次に図1(d)に示すように、素子分離領
域の溝部104 を埋めるため、TEOSとO3 を原料ガス
としてLPCVD法によりシリコン酸化膜105 を500
nm堆積する。その後、図1(e)に示すように、異方
性エッチングで全表面をエッチバックして、第1の導電
性多結晶シリコン膜102 が高さ400nm程度露出する
までエッチングする。
【0030】次に図1(f)に示すように、ジクロルシ
ランガスとアンモニアガスを原料ガスとしてLPCVD
法によりシリコン窒化膜106 を500nm堆積した後、
異方性エッチングで全表面をエッチバックして、第1の
導電性多結晶シリコン膜102が高さ200nm程度露出
するまでエッチングする。
【0031】次に図1(g)に示すように、第1の導電
性多結晶シリコン膜102 上に原料ガスとしてジクロルシ
ランガスと亜酸化窒素を用いて10nmのシリコン酸化
膜を、連続してジクロルシランガスとアンモニアガスを
用いて10nmのシリコン窒化膜を、連続してジクロル
シランガスと亜酸化窒素を用いて10nmのシリコン酸
化膜を形成することで、シリコン酸化膜/シリコン窒化
膜/シリコン酸化膜3層の絶縁層からなるONO膜107
を形成する。
【0032】次に、図1(h)に示すように、ONO膜
107 の表面上に多結晶シリコン膜を350nm堆積し、
不純物としてリン(P)を熱拡散させて第2の導電性多
結晶シリコン膜108 を形成する。
【0033】この第2の導電性多結晶シリコン膜108 は
この半導体記憶装置のメモリセルトランジスタを構成す
るためのコントロールゲート(ワード線)となる。ただ
し、選択トランジスタではゲート電極に接続されるため
の配線となる。
【0034】その後、図2(a)に示すように、第2の
導電性多結晶シリコン膜108 上にフォトレジスト(図示
せず)を塗布し、フォトリソグラフィ技術を用いて第2
の導電性多結晶シリコン膜108 、ONO膜107 、第1の
導電性多結晶シリコン膜102を順に異方性エッチングに
より選択的に除去し、ゲート電極を自己整合的に加工す
る(ただし、ここからは図5のB−B線に相当する)。
【0035】続いて、図2(b)に示すように、第1及
び第2の導電性多結晶シリコン膜のゲート電極に熱酸化
法によりシリコン酸化膜109 (後酸化膜)を形成した
後、イオン注入によりシリコン基板の表面側にソース及
びドレインとなる拡散領域110を形成する。さらに、シ
リコン酸化膜109 上の層間絶縁膜111 として、リンガラ
ス膜(PSG膜)またはボロンリンガラス膜(BPSG
膜)を堆積した後、ビット線のコンタクトとなる部分に
コンタクト開口部112 を形成する。
【0036】次に図2(c)に示すように、層間絶縁膜
111 上にスパッタリングによりアルミニウムを600n
m成膜した後、フォトレジストを塗布し、フォトリソグ
ラフィ技術によりパターニングしアルミニウム配線113
を形成しメモリの素子部を形成する。このアルミニウム
配線113 はメモリセルトランジスタと外部との間でデー
タを伝送するためのビット線(データ線)となる。
【0037】図3、図4は、以上のようなこの発明で構
成された場合の図5のC−C線に沿った断面図であり、
それぞれ、素子分離領域に影響しない程度でしか合わせ
ずれが発生していない状態、素子分離領域に影響するよ
うな合わせずれが発生している状態とを示す。素子分離
領域としてのシリコン酸化膜105 の表面がシリコン窒化
膜106 で被覆されているので、図4のように合わせずれ
が素子分離領域まで到達しても、コンタクト開口を行う
際の異方性エッチングによるエッチングが、素子分離領
域(シリコン酸化膜105 )においてほとんど進行しな
い。
【0038】上述の製造工程で示したように、素子分離
領域の埋め込み材に使用されているシリコン酸化膜105
とこのシリコン窒化膜106 は、溝部に残存させるように
したエッチバックにより自己整合的に形成されるため、
被覆の働きをするシリコン窒化膜106 の素子分離領域
(シリコン酸化膜105 )に対しての合わせずれがないた
め、アルミニウム配線113 の拡散層領域110 外へのジャ
ンクションリークや素子分離領域の後退による素子間耐
圧低下を防止することができる。従って、この発明によ
れば、デバイス特性を劣化させることなく素子の微細化
を可能にできる。
【0039】なお、この発明は実施の形態において、ト
レンチ素子分離領域の絶縁膜としてシリコン酸化膜105
を、また第2の絶縁膜としてシリコン窒化膜106 を用い
て説明したが、これに限らず、例えば第2の絶縁膜がタ
ンタルオキサイド膜を用いた構造でもよい。すなわち第
1と第2の絶縁膜が互いに異方性エッチングに対し選択
性があれば、種々変形可能であることはもちろんであ
る。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、素
子分離領域の表面にエッチングに対し選択性のある絶縁
膜を自己整合的に形成することによって、コンタクトの
開口エッチング時の合わせずれによる素子分離領域の絶
縁膜のエッチングを防止することができるため、ジャン
クションリークや素子間耐圧の劣化などのデバイス特性
の低下を招くことなく、微細化に対し容易に対応可能な
半導体記憶装置及びその製造方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(h)それぞれは、この発明の実
施の形態に係る半導体記憶装置のメモリセルトランジス
タの製造方法の要部を図5のA−A線に沿って工程順に
示す断面図。
【図2】図2(a)〜(c)それぞれは、図1(h)に
続いてこの発明の実施の形態に係る半導体記憶装置のメ
モリセルトランジスタ及びビット線コンタクトの製造方
法の要部を図5のB−B線に沿って工程順に示す断面
図。
【図3】この発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の
ビット線コンタクトと素子分離の関係を図5のC−C線
に沿って示す第1の断面図。
【図4】この発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の
ビット線コンタクトと素子分離の関係を図5のC−C線
に沿って示す第2の断面図。
【図5】トレンチ素子分離方法(STI)を用いた不揮
発性メモリのセルアレイの一部の平面図。
【図6】図5の等価回路図。
【図7】図7(a)〜(h)それぞれは、従来の半導体
記憶装置のメモリセルトランジスタの製造方法の要部を
図5のA−A線に沿って工程順に示す断面図。
【図8】図2(a)〜(c)それぞれは、図1(h)に
続いて従来の半導体記憶装置のメモリセルトランジスタ
及びビット線コンタクトの製造方法の要部を図5のB−
B線に沿って工程順に示す断面図。
【図9】従来の半導体記憶装置のビット線コンタクトと
素子分離の関係を図5のC−C線に沿って示す第1の断
面図。
【図10】従来の半導体記憶装置のビット線コンタクト
と素子分離の関係を図5のC−C線に沿って示す第2の
断面図。
【符号の説明】
100 …半導体基板 101 ,103 ,105 ,109 …シリコン酸化膜 102 …第1の導電性多結晶シリコン膜 104 …溝部 106 …シリコン窒化膜 107 …ONO膜 108 …第2の導電性多結晶シリコン膜 110 …ソース及びドレインとなる拡散領域 111 …層間絶縁膜 112 …コンタクト開口部 113 …アルミニウム配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に複数配列されたトランジスタのゲー
    ト電極部材と、 前記ゲート電極部材間の前記基板内に及ぶ溝と、 前記溝に自己整合的に埋め込まれた素子分離領域として
    の第1の絶縁膜及びこの第1の絶縁膜上の第2の絶縁膜
    と、 前記トランジスタの電流通路の一端に接続されるデータ
    伝送用の配線のコンタクト部とを具備し、 前記コンタクト部配列間の前記素子分離領域における前
    記第1の絶縁膜上の第2の絶縁膜が前記コンタクト部の
    形成の際のエッチング防止層となることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記トランジスタは電荷蓄積領域を有す
    る不揮発性のメモリトラジスタ及びこのメモリトラジス
    タ選択用の選択トランジスタを含むNAND型のメモリ
    セルアレイを構成し、前記コンタクト部はこの選択トラ
    ンジスタの電流通路に接続されることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にトランジスタのゲート絶
    縁膜及びその上に多結晶シリコン膜からなるゲート電極
    を形成する工程と、 前記多結晶シリコン膜を加工するマスクとしてシリコン
    酸化膜を形成し、フォトリソグラフィ技術を用いて前記
    シリコン酸化膜をパターニングする工程と、 前記シリコン酸化膜をマスクに前記多結晶シリコン膜と
    前記ゲート絶縁膜と半導体基板内にかけてエッチングし
    素子分離領域となる溝を形成する工程と、 前記溝から前記多結晶シリコン膜にわたる第1の絶縁膜
    を堆積した後、この第1の絶縁膜を前記多結晶シリコン
    膜の側面部の途中までエッチバックする工程と、 前記第1の絶縁膜上と前記多結晶シリコン膜にわたって
    前記第1の絶縁膜のエッチングの防止層となる第2の絶
    縁膜を堆積した後、前記多結晶シリコン膜の側面部の途
    中までエッチバックし、前記第1の絶縁膜上に第2の絶
    縁膜を残存させる工程とを具備することを特徴とする半
    導体記憶装置の製造方法。
JP05472496A 1996-03-12 1996-03-12 半導体記憶装置及び製造方法 Expired - Fee Related JP3400231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05472496A JP3400231B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 半導体記憶装置及び製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05472496A JP3400231B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 半導体記憶装置及び製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09246500A true JPH09246500A (ja) 1997-09-19
JP3400231B2 JP3400231B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=12978758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05472496A Expired - Fee Related JP3400231B2 (ja) 1996-03-12 1996-03-12 半導体記憶装置及び製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3400231B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6326264B1 (en) 1998-07-10 2001-12-04 Nec Corporation Semiconductor device and method for manufacturing same
KR100331556B1 (ko) * 1999-10-05 2002-04-06 윤종용 자기 정렬된 트랜치를 갖는 플레시 메모리 및 그 제조방법
US6414352B2 (en) 1997-09-11 2002-07-02 Nec Corporation Semiconductor device having an electronically insulating layer including a nitride layer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6414352B2 (en) 1997-09-11 2002-07-02 Nec Corporation Semiconductor device having an electronically insulating layer including a nitride layer
US6326264B1 (en) 1998-07-10 2001-12-04 Nec Corporation Semiconductor device and method for manufacturing same
KR100331556B1 (ko) * 1999-10-05 2002-04-06 윤종용 자기 정렬된 트랜치를 갖는 플레시 메모리 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3400231B2 (ja) 2003-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920002091B1 (ko) 불휘발성 반도체기억장치 및 그 제조방법
US6562681B2 (en) Nonvolatile memories with floating gate spacers, and methods of fabrication
JP2001044391A (ja) 半導体記憶装置とその製造方法
JP4027446B2 (ja) 不揮発性メモリ製造方法
JP3389112B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JPH05102436A (ja) 半導体メモリ装置とその製造方法
JPH0817948A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6380584B1 (en) Semiconductor memory device with single and double sidewall spacers
JPH10256399A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
US6221718B1 (en) Method of fabricating a flash memory
JP3400231B2 (ja) 半導体記憶装置及び製造方法
US6995060B2 (en) Fabrication of integrated circuit elements in structures with protruding features
JPH1012750A (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JPH07254652A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP3308727B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US5677220A (en) Method of manufacturing a semiconductor device
JPH07142612A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH1022404A (ja) スプリットゲートタイプの半導体装置の製造方法
KR100420440B1 (ko) 반도체 메모리 장치 및 그 제조 방법
JP2615701B2 (ja) 不揮発性メモリ装置の製造方法
JPH1084051A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JPH06318710A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2795156B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法及び半導体集積回路装置
JPH06310734A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JPH1084052A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees