JPH1022404A - スプリットゲートタイプの半導体装置の製造方法 - Google Patents

スプリットゲートタイプの半導体装置の製造方法

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JPH1022404A
JPH1022404A JP8188145A JP18814596A JPH1022404A JP H1022404 A JPH1022404 A JP H1022404A JP 8188145 A JP8188145 A JP 8188145A JP 18814596 A JP18814596 A JP 18814596A JP H1022404 A JPH1022404 A JP H1022404A
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JP
Japan
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layer
film
polysilicon film
insulating film
gate
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JP8188145A
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Masaaki Yoshida
雅昭 吉田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ソ−ス拡散層もドレイン拡散層もともに自己
整合的に形成でき、トンネル酸化膜の膜質を悪くするこ
ともなく、二重レジストプロセスも不要で、微細化も可
能にする。 【解決手段】 基板2にトンネル酸化膜6を形成し、そ
の上にポリシリコン膜8を形成し、その上に絶縁膜を形
成する。フロ−ティングゲ−トをチャネル幅方向に分離
する溝を形成した後、全面にシリコン酸化膜を形成し、
層間絶縁膜10とする。その上に第2層目のポリシリコ
ン膜12を形成し、その上にさらにシリコン酸化膜13
を形成し、写真製版とエッチングによりシリコン酸化膜
13、ポリシリコン膜12、層間絶縁膜10及びポリシ
リコン膜8をソ−スとドレイン間のチャネル幅となるよ
うに加工する。その2層ポリシリコン構造のパタ−ンを
マスクとしてイオン注入法により、砒素を導入し、ソ−
ス4sとドレイン4dを自己整合的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はEPROM、EEP
ROM、フラッシュメモリなど、フローティングゲート
をもつ不揮発性半導体メモリ装置、特にスプリットゲー
トタイプと称される不揮発性半導体メモリ装置の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】EEPROM又はフラッシュメモリでは
電気的に消去を行なうが、過消去(オーバイレース)状
態になるとフローティングゲート下のチャネルがデプレ
ッション状態となり、読出し時にリークが起こって不良
となる。そのため、通常のEPROMのようなETOX
型のメモリセルでは、チップごとのベリファイ又はビッ
トごとのベリファイを行なってオーバイレース状態にな
らないように制御している。しかし、その制御が難しい
点、ベリファイ回路を付加しなければならない点、書込
み時間及び消去時間が長くなる点などの問題がある。
【0003】そこで、その対策としてスプリットゲート
タイプが提案されている(米国特許第5,280,446号参
照)。そのスプリットゲートタイプは、図1(A)に示
されるように、基板2に形成されたドレイン拡散層4d
とソース拡散層4sの間のチャネル領域上にトンネル絶
縁膜6を介してフローティングゲート8がドレイン拡散
層4d側に形成され、フローティングゲート8のソース
側の端部とソース拡散層4sの間が離れたオフセット領
域となっている。フローティングゲート8上には絶縁膜
10を介してコントロールゲート12が形成され、コン
トロールゲート12上にはさらに絶縁膜14を介して、
コントロールゲート12の延びる方向と交差する方向に
延びるセレクトゲート16が形成されている。セレクト
ゲート16はコントロールゲート12上からチャネルの
オフセット領域上に延びて形成されている。チャネル領
域はフローティングゲート8の下のメモリチャネルMC
と、フローティングゲート8の端からソース拡散層4s
までの間のオフセット領域のセレクトチャネルSCとか
らなっている。
【0004】スプリットゲートタイプでは、書込みはチ
ャネルホットエレクトロンによるものであるが、セレク
トゲート16にしきい値近傍の電圧を与えることにより
注入効果を高めたソースサイド注入法と呼ばれる方法が
採られる。メモリチャネルMCがデプレッション状態に
なっても、隣接したセレクトチャネルSCによりリーク
電流を遮断することができる。セレクトゲート16がコ
ントロールゲート12と交差して配置されていることに
よりコンタクトの数を減らす効果もある。
【0005】このようなスプリットゲートをもつメモリ
装置を実現する方法を図1(B)に示す。フローティン
グゲート8、コントロールゲート12を形成した後、ソ
ース・ドレインへの注入のためのレジストパターン18
をゲート上に正確に位置決めして形成してから、ソース
4s、ドレイン4dの注入を行なう。セレクトゲートを
もつ上記のメモリ装置は、3層ポリシリコン構造である
が、2層ポリシリコン構造でセレクトゲートに代るもの
としてフローティングゲートのドレイン側の側面に絶縁
層を介してコントロールゲートのサイドウォールを形成
したものが提案されている(特開平2−23672号公
報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1のメモリ装置で
は、メモリセルのソ−ス、ドレイン拡散層を形成する
際、ドレイン拡散層4dはコントロ−ルゲート12をマ
スクとする自己整合法(セルフアライメント)にてイオ
ン注入されるため、フローティングゲ−ト領域のチャネ
ル長MCはコントロ−ルゲ−ト12によって決定され、
アライメントずれ等には影響されない。しかし、ソ−ス
拡散層4sはフォトレジスト18によって決定されるた
め、セレクトトランジスタのチャネル長SCはコントロ
−ルゲ−ト12とフォトレジスト18とのアライメント
ずれの影響を受ける。そのため、そのチャネル長SCの
ばらつきがメモリセル全体のオン電流のばらつきの原因
となる。
【0007】また、そのチャネル長SCはアライメント
ずれを考慮してある程度のマ−ジンを設けておく必要が
ある。そのため集積化の妨げともなる。実効チャネル長
を一定にし、かつメモリセルごとのコンタクトをなくす
ためには、ソース・ドレインのための拡散層を先に形成
しておくことが考えられる。しかし、それではメモリ特
性を支配する重要な因子であるトンネル酸化膜の一部を
拡散層上に成長させることになるので、トンネル酸化膜
の膜質が悪くなり、信頼性に問題が生じる。さらに、拡
散層とフローティングゲートとのアライメントずれがあ
るため、微細化が困難である。
【0008】フローティングゲートのドレイン側の側面
に絶縁層を介してコントロールゲートのサイドウォール
を形成したメモリ装置では、フローティングゲートの両
側に形成したサイドウォールのうち、ソース側のサイド
ウォールを除去する必要があるが、そのエッチングのた
めの写真製版では二重レジストを使用しなければならな
い。しかし、そのようなプロセスは、やり直しができ
ず、製造上問題がある。
【0009】本発明はこのような問題を解決するため
に、ソ−ス拡散層もドレイン拡散層もともに自己整合的
に形成でき、トンネル酸化膜の膜質を悪くすることもな
く、二重レジストプロセスも不要で、しかも微細化にも
問題のない方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は3層
ポリシリコンプロセスと2層ポリシリコンプロセスの両
方に適用することができる。本発明の第1の局面は、3
層ポリシリコンプロセスに適用する製造方法であり、以
下の工程(A)から(I)を含んでいる。 (A)半導体基板上にトンネル絶縁膜を介して第1層目
の導電体層となる第1層目ポリシリコン膜を形成する工
程、(B)そのポリシリコン膜を写真製版とエッチング
によりパターン化してフローティングゲ−トをチャネル
幅方向に分離する溝を設ける工程、(C)その上に第1
の層間絶縁膜を介して第2層目の導電体層となる第2層
目ポリシリコン膜を形成し、さらにその上に第2の層間
絶縁膜を形成する工程、(D)第2の層間絶縁膜、第2
層目ポリシリコン膜、第1の層間絶縁膜及び第1層目ポ
リシリコン膜を写真製版とエッチングによりパターン化
し、ソ−ス拡散層とドレイン拡散層を形成すべき領域に
開口をもつパターンを設ける工程、(E)そのパターン
をマスクとして半導体基板にソ−ス・ドレイン用の不純
物を自己整合的に注入する工程、(F)第2の層間絶縁
膜、第2層目ポリシリコン膜、第1の層間絶縁膜及び第
1層目ポリシリコン膜を写真製版とエッチングにより再
びパターン化し、第2層目ポリシリコン膜によるコント
ロールゲートと第1層目ポリシリコン膜によるフローテ
ィングゲートを備えたゲート電極を形成する工程、
(G)ゲート電極の側面を被う第3の層間絶縁膜を形成
する工程、(H)セレクトゲート領域にゲート絶縁膜を
形成する工程、(I)その後、全面に第3層目ポリシリ
コン膜を形成し、写真製版とエッチングにより第3層目
ポリシリコン膜をパターン化してセレクトゲートを形成
する工程。
【0011】本発明の第2の局面は、2層ポリシリコン
プロセスに適用する製造方法であり、次の工程(A)か
ら(F)を含んでいる。 (A)半導体基板上にトンネル絶縁膜を介して第1層目
の導電体層となる第1層目ポリシリコン膜を形成する工
程、(B)そのポリシリコン膜を写真製版とエッチング
によりパターン化してソ−ス拡散層とドレイン拡散層を
形成すべき領域に開口をもつパターンを設ける工程、
(C)そのパターンをマスクとして半導体基板にソ−ス
・ドレイン用の不純物を自己整合的に注入する工程、
(D)第1層目ポリシリコン膜を写真製版とエッチング
により再びパターン化してフローティングゲ−トを形成
する工程、(E)その上に層間絶縁膜を介して第2層目
の導電体層となる第2層目ポリシリコン膜を形成する工
程、(F)第2層目ポリシリコン膜を写真製版とエッチ
ングによりパターン化してセレクトゲートを兼ねるコン
トロールゲートを形成する工程。
【0012】本発明では、トンネル絶縁膜上に1層又は
2層の導電体層を含むパターンを形成し、それをマスク
として自己整合的にイオン注入してソ−ス拡散層とドレ
イン拡散層を形成した後、そのパターンの再度パターン
化してゲート及びセレクトチャネル領域を形成するの
で、ソ−ス拡散層もドレイン拡散層もともに自己整合的
に形成でき、トンネル酸化膜の膜質を悪くすることもな
く、二重レジストプロセスも不要で、微細化にも適用す
ることができる。
【0013】
【実施例】図2は本発明により製造される3層ポリシリ
コン構造のメモリ装置の一例を表わしたものであり、図
1(A)で示されたものと本質的に同じである。図2
(A)は断面図、同図(B)は平面図で、(A)は
(B)のX−X’線位置での断面図である。
【0014】基板2に形成されたドレイン拡散層4dと
ソース拡散層4sの間のチャネル領域上にトンネル絶縁
膜6を介してフローティングゲート8がドレイン拡散層
4d側に形成され、フローティングゲート8のソース側
の端部とソース拡散層4sの間が離れたオフセット領域
となっている。フローティングゲート8上には絶縁膜1
0を介してコントロールゲート12が形成されている。
フロ−ティングゲ−ト8、コントロ−ルゲ−ト12とセ
レクトゲ−ト16の間の層間絶縁膜として、コントロ−
ルゲ−ト12上には絶縁膜13が形成され、コントロ−
ルゲ−ト12とフロ−ティングゲ−ト8の側面には絶縁
物のサイドウオ−ル15が形成されている。セレクトゲ
ート16はコントロールゲート12の延びる方向と交差
する方向に延びているとともに、コントロールゲート1
2上からチャネルのオフセット領域上に延びて形成され
ている。チャネル領域はフローティングゲート8の下の
メモリチャネルMCと、フローティングゲート8の端か
らソース拡散層4sまでの間のオフセット領域のセレク
トチャネルSCとからなっている。(B)で、20は素
子分離用のフィ−ルド酸化膜、22はフロ−ティングゲ
−ト8をチャネル幅方向に分離するスリットである。
【0015】図3により、本発明を図2に示されたメモ
リ装置の製造に適応した一実施例を説明する。 (A)基板2にLOCOS法を用いて素子分離領域を形
成する。次に、トンネル酸化膜6を、例えば80〜10
0Åの厚さに形成する。その上に第1層目のポリシリコ
ン膜8を例えば1000〜4000Åの膜厚で形成し、
それに不純物として例えばリンを導入する。
【0016】(B)ポリシリコン膜8上に絶縁膜を形成
する。この絶縁膜の構造は、例えば下がシリコン酸化膜
でその上にシリコン窒化膜を積層した2層構造をもつ絶
縁層で、その合計膜厚は100〜500Åである。その
後、写真製版とエッチングによりフロ−ティングゲ−ト
をチャネル幅方向に分離する溝22(図2(B)参照)
を形成する。
【0017】その後、全面にシリコン酸化膜を例えば3
0〜100Åの厚さに形成する。このシリコン酸化膜
と、ポリシリコン膜8上に形成した2層構造の絶縁膜と
によりシリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化
膜の3層構造からなるONO層間絶縁膜10となる。そ
の層間絶縁膜10上に第2層目のポリシリコン膜12を
膜厚1000〜4000Åの厚さに形成し、それに不純
物として例えばリンを導入する。
【0018】ポリシリコン膜12上にさらにシリコン酸
化膜13を例えば500〜3000Åの厚さに形成す
る。その後、写真製版とエッチングによりシリコン酸化
膜13、ポリシリコン膜12、層間絶縁膜10及びポリ
シリコン膜8をソ−スとドレイン間のチャネル幅となる
ように加工する。
【0019】(C)続いて、その2層ポリシリコン構造
のパタ−ンをマスクとしてイオン注入法により、例え
ば、砒素をエネルギー30〜80KeVで、ドーズ量が
1×1015〜1×1016/cm2となるように導入し、
ソ−ス4sとドレイン4dを自己整合的に形成する。も
し、その後のエッチングにより基板の掘れが懸念される
なら、イオン注入後、酸化し、ソ−ス4sとドレイン4
d上に膜厚1500〜3000Åの厚い酸化膜を形成し
てもよい。
【0020】(D)シリコン酸化膜13、ポリシリコン
膜12、層間絶縁膜10及びポリシリコン膜8の積層構
造に対し、さらに写真製版とエッチングによりメモリゲ
−ト領域に2層ポリシリコン構造体を残し、セレクトチ
ャネルとなる領域の2層ポリシリコン構造体を除去す
る。
【0021】(E)次に、第3の絶縁膜として例えばシ
リコン酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸化膜のO
NO構造の絶縁膜14を全体の膜厚が500〜2000
Åになるように成膜した後、エッチバックを施すことに
より、メモリゲ−ト領域の2層ポリシリコン構造体の側
壁にその絶縁膜14を残す。このとき、メモリゲ−ト領
域の2層ポリシリコン構造体及び絶縁膜14の領域以外
の基板領域のトンネル酸化膜も除去され、基板が露出す
るので、その露出した基板上にゲ−ト酸化膜6gを例え
ば100〜300Åの厚さに形成する。
【0022】その後、第3層目のポリシリコン膜を例え
ば1000〜4000Åの膜厚に形成し、それに不純物
として例えばリンを導入した後、写真製版とエッチング
によりパタ−ン化を施してセレクトゲ−トを形成すれ
ば、図2に示したメモリセルが形成される。
【0023】この方法により形成したメモリセルは、実
効チャネル長が工程(B)でのパタ−ン化により決まる
ので、オン電流などのメモリ特性のばらつきを抑えるこ
とができる。また、トンネル酸化膜6を比較的初期段階
で形成し、その後にソース・ドレインの拡散層を形成す
るので、トンネル酸化膜の信頼性がよい。さらに、二重
レジストを使用する必要がなく、製造上の問題もない。
実施例ではポリシリコン層とポリシリコン層の間の層間
絶縁膜として窒化膜を含んだものを用いているが、酸化
膜のみでもよい。
【0024】図4は、2層ポリシリコン構造のメモリセ
ルを表わしたものである。図3の実施例の3層ポリシリ
コン構造のメモリセルへの適用の製造方法において、フ
ロ−ティングゲ−トとコントロ−ルゲ−トの2層構造に
代えて、フロ−ティングゲ−ト1層とし、2層目のポリ
シリコンゲ−ト層でコントロ−ルゲ−トとセレクトゲ−
トを兼ねるようにしたものであり、図3に示した製造方
法がそのまま適応できる。
【0025】
【発明の効果】本発明では、トンネル絶縁膜上に1層又
は2層の導電体層を含むパターンを形成し、それをマス
クとして自己整合的にイオン注入してソ−ス拡散層とド
レイン拡散層を形成するので、実効チャネル長がその工
程でのパタ−ン化により決まるので、オン電流などのメ
モリ特性のばらつきを抑えることができる。また、トン
ネル酸化膜を形成した後にソース・ドレインの拡散層を
形成するので、トンネル酸化膜の信頼性がよい。さら
に、二重レジストを使用する必要がなく、製造上の問題
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置を示す図であり、(A)はそ
の要部断面図、(B)はその製造過程を示す断面図であ
る。
【図2】本発明により製造される3層ポリシリコン構造
のメモリ装置の一例を表わしたものであり、(A)は断
面図、(B)は平面図で、(A)は(B)のX−X’線
位置での断面図である。
【図3】一実施例の製造方法を示す工程断面図である。
【図4】他の実施例で製造される2層ポリシリコン構造
のメモリ装置を示す断面図である。
【符号の説明】
2 基板 4d ドレイン拡散層 4s ソース拡散層 6 トンネル絶縁膜 8 フローティングゲート 12 コントロールゲート 16 セレクトゲ−ト MC メモリチャネル SC セレクトチャネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の工程(A)から(I)を含む半導体
    装置の製造方法。 (A)半導体基板上にトンネル絶縁膜を介して第1層目
    の導電体層となる第1層目ポリシリコン膜を形成する工
    程、 (B)そのポリシリコン膜を写真製版とエッチングによ
    りパターン化してフローティングゲ−トをチャネル幅方
    向に分離する溝を設ける工程、 (C)その上に第1の層間絶縁膜を介して第2層目の導
    電体層となる第2層目ポリシリコン膜を形成し、さらに
    その上に第2の層間絶縁膜を形成する工程、 (D)第2の層間絶縁膜、第2層目ポリシリコン膜、第
    1の層間絶縁膜及び第1層目ポリシリコン膜を写真製版
    とエッチングによりパターン化し、ソ−ス拡散層とドレ
    イン拡散層を形成すべき領域に開口をもつパターンを設
    ける工程、 (E)前記パターンをマスクとして半導体基板にソ−ス
    ・ドレイン用の不純物を自己整合的に注入する工程、 (F)第2の層間絶縁膜、第2層目ポリシリコン膜、第
    1の層間絶縁膜及び第1層目ポリシリコン膜を写真製版
    とエッチングにより再びパターン化し、第2層目ポリシ
    リコン膜によるコントロールゲートと第1層目ポリシリ
    コン膜によるフローティングゲートを備えたゲート電極
    を形成する工程、 (G)ゲート電極の側面を被う第3の層間絶縁膜を形成
    する工程、 (H)セレクトゲート領域にゲート絶縁膜を形成する工
    程、 (I)その後、全面に第3層目ポリシリコン膜を形成
    し、写真製版とエッチングにより第3層目ポリシリコン
    膜をパターン化してセレクトゲートを形成する工程。
  2. 【請求項2】 次の工程(A)から(F)を含む半導体
    装置の製造方法。 (A)半導体基板上にトンネル絶縁膜を介して第1層目
    の導電体層となる第1層目ポリシリコン膜を形成する工
    程、 (B)そのポリシリコン膜を写真製版とエッチングによ
    りパターン化してソ−ス拡散層とドレイン拡散層を形成
    すべき領域に開口をもつパターンを設ける工程、 (C)前記パターンをマスクとして半導体基板にソ−ス
    ・ドレイン用の不純物を自己整合的に注入する工程、 (D)第1層目ポリシリコン膜を写真製版とエッチング
    により再びパターン化してフローティングゲ−トを形成
    する工程、 (E)その上に層間絶縁膜を介して第2層目の導電体層
    となる第2層目ポリシリコン膜を形成する工程、 (F)第2層目ポリシリコン膜を写真製版とエッチング
    によりパターン化してセレクトゲートを兼ねるコントロ
    ールゲートを形成する工程。
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