JPH09246235A - エッチング方法およびエッチング装置 - Google Patents

エッチング方法およびエッチング装置

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JPH09246235A
JPH09246235A JP8048096A JP8048096A JPH09246235A JP H09246235 A JPH09246235 A JP H09246235A JP 8048096 A JP8048096 A JP 8048096A JP 8048096 A JP8048096 A JP 8048096A JP H09246235 A JPH09246235 A JP H09246235A
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JP
Japan
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substrate
etching
holding jig
work piece
cavity
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Withdrawn
Application number
JP8048096A
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English (en)
Inventor
Shigeo Takei
滋郎 竹居
Hisafumi Yokoyama
寿文 横山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持治具により、被加工物を保持しながら、
少なくとも、裏面をエッチング液から保護し、レジスト
や金属膜等により覆われていない、処理面側である表面
の外部に露出した開口部分をウエットエッチングする、
板状の被加工物の一面をエッチングする方法を提供す
る。 【解決手段】 板状の被加工物の一面をエッチングする
方法であって、被加工物の処理面側でない裏面の最外周
部全体にて密着させて、裏面とで密閉した空洞部を作
り、該空洞部を減圧することで被加工物を保持する方式
の保持治具により、被加工物を保持しながら、少なくと
も、裏面をエッチング液から保護し、レジストや金属膜
等により覆われていない、処理面側である表面の外部に
露出した開口部分をウエットエッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状の被加工物の一面
をエッチングする方法および装置に関し、特に、被加工
物がガラス基板であり、ガラス基板自体をエッチングす
る方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI、超LSI、ASIC等の高密度
半導体集積回路の製造は、従来、シリコンウエハ等の被
加工基板上に電離放射線に感度を有するレジスト塗布
し、そのレジストをステッパーないしアライナー等でマ
スクパターン原版の像を露光した後、現像して所望のレ
ジストパターンを得て、このレジストパターンをマスク
として、基板のエッチング、ドーピング処理、薄膜の成
膜、リフトオフ等のリソグラフィー工程を行っていた。
上記レジストパターンの作成に用いられるマスクパター
ン原版を、ステッパーではレチクル、アライナーではマ
スクないマスターマスクと呼んでおり、両者を総称して
フオトマスクとも言うが、両者ともに露光光に透明な基
板上に露光光に遮光性をもつ遮光膜パターンを設けたも
ので、これら遮光膜パターンの像がレジストに露光転写
されるのである。通常、ステッパーの場合は、マスクパ
ターン原版の像を1/5ないし1/10に縮小して、ア
ライナーの場合は、マスクパターン原版の像を1:1で
露光転写している。近年、半導体集積回路の集積度が上
がり、特にメモリーの一つであるDRAMは64Mビッ
トが実用レベルになってきているが、この64MDRA
Mの最小寸法は0.30μm程度で、従来のi線ステッ
パー露光方法ではレジストパターンの解像限界を超える
領域である。この為、64MDRAMレベルの解像を達
成するために、露光光源の短波長化、転写レンズの高N
A化、輪帯び照明法を代表とする超解像法やフオトマス
クを使用しない電子線直接描画等も検討されているが、
従来のステッパー露光装置をそのまま使用できる位相シ
フトマスクを用いる方法が主流となってきている。位相
シフトマスクについては、特開昭58−173744号
公報、特開昭62−59296号公報等、既に数多く開
示されているが、簡単にはフオトマスクを通過する光の
位相を部分的に変化させることにより、従来のフオトマ
スクを用いた場合よりもコントラストを向上させたもの
である。位相シフトマスクを用いる方法は、現時点で
は、64MDRAMレベルの解像を達成する、非常に有
効な手段として位置づけられるようになり、それぞれの
目的に応じて種々の構造のものが提案され、実際にも多
々実用化されている。
【0003】このような位相シフトマスクの中で、限界
解像力の向上の効果が最も大きいとされるレベンソン型
の1つで、基板彫り込み型(以下Qzエッチ型とも言
う)と呼ばれる位相シフトマスクがある。この基板彫り
込み型位相シフトマスクは、位相を部分的に変化させる
ために、基板自体に部分的に彫り込みを入れるものであ
り、以下、このマスクの作製方法を図6に基づいて簡単
に説明しておく。先ず、透明基板610上に遮光膜62
0をスパッタ、蒸着もしくはCVD法で成膜した後、ク
ロロメチル化ポリスチレン等の電離放射線レジストを回
転塗布法により均一に塗布し、加熱乾燥処理を施し、厚
さ0.3〜0.8μm程度のレジスト層631を形成す
る。(図6(a)) 加熱処理はレジストの種類や使用する装置によって異な
るが、温度80〜200°Cであり、時間は、装置で異
なるがオーブンの場合で20〜60分間、ホットプレー
トの場合で1〜30分間程度である。次に、電子線露光
もしくはレーザ露光装置により、電離放射線640で所
定の領域のみを露光描画する。(図6(b)) この後、レジスト層631を現像、リンスしてレジスト
パターン631Aを得る。(図6(c)) 現像液、リンス液はレジスト層731の種類によって決
め、現像時間、リンス時間も同様である。この後、必要
に応じて、加熱処理、デスカム処理を行う。次に、レジ
ストパターン631Aの開口から露出した遮光膜620
をドライエッチングないしウエットエッチングによりエ
ッチング除去して遮光膜パターン620Aを形成する。
(図6(d)) 次に、レジストパターン631Aを酸素を主成分とする
プラズマで灰化除去、もしくは溶剤剥離除去する。(図
6(e)) ここで、必要な場合は従来のフオトマスク用の洗浄、検
査、修正装置を用いて、基板610の洗浄、遮光膜62
0の検査、修正を行う。続いて、レジスト層632を再
度遮光膜パターン620A上全面に回転塗布する。(図
6(f)) 次いで、図6(b)と同様に、所定の領域を電離放射線
640で露光描画すし(図6(g))、図6(c)と同
様にして現像、リンスしてレジストパターン632Aを
得る。(図6(h)) この後、必要に応じて、加熱処理ないしデスカム処理を
行う。レジストパターン632Aに覆われていない、外
部に露出した遮光膜パターン620Aの開口633の透
明基板610を彫り込むため、レジストパターン632
Aはエッチングが必要としない遮光膜パターン620A
の開口634上を完全に覆い、且つ、開口633を覆わ
ないように、前述の図6(g)での露光は、アライメン
ト制御して、描画し、形成しなければならない。次い
で、ドライエッチング法により(図6(i))、透明基
板610の開口633から外部に露出した部分をエッチ
ング除去する。(図6(j)) エッチング量は以下のウエットエッチング量を考慮し
て、転写に使用する際の露光波長で位相変化が約180
°となるようにする。エッチングガスプラズマ650を
使用したドライエッチングのため、エッチングの入り方
は異方性であり、基板面方向にはほとんどエッチングは
入らない。この後、さらにウエットエッチング法によ
り、更に開口633から外部に露出した部分をエッチン
グする。(図6(k)) ウエットエッチングの入り方は方向性のない等方性であ
り、基板面方向のサイドエッチングが入る。662がサ
イドエッチ部である。エッチング液は、フッ酸や緩衝フ
ッ酸溶液、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアル
カリ性溶液、リン酸等の酸性溶液である。サイドエッチ
ング量は、転写の際に使用する露光波長によっても異な
るが、0.03〜0.3μmである。尚、ドライエッチ
ングによるエッチング量とウエットエッチングによるエ
ッチング量の総和は、転写際に使用する露光波長で、位
相差が180±10°であるようにする。即ち、エッチ
ングされた凹部660の深さ661は、この凹部750
を通過した光とエッチングされない透明基板の他の部分
を通過した光の位相差が180±10°となるようにす
る。次いで、レジストパターン632Aを酸素を主成分
とするプラズマで灰化除去、もしくは溶剤剥離除去して
位相シフトマスク600を得る。(図6(l))
【0004】尚、ドライエッチングによるエッチングの
みで透明基板の凹部660を作製した場合には、転写時
に以下の問題があり、ドライエッチング後に、ウエット
エッチングにてサイドエッチングを行い凹部660を作
成するようにしている。即ち、図6(l)に示す、位相
シフトマスク600は、シフター部670、即ち、凹部
660に隣接する開口部の透明基板の凹部660の深さ
661に相当する部分は、遮光層パターン620A下に
ある下シフタ型であり、転写の際には、使用する露光光
は、透明基板610、シフター部670、遮光層パター
ン620Aの順に進行して通過するため、ドライエッチ
ングによるエッチングのみで透明基板の凹部660を作
製した場合には、透明基板610を透過した露光光が、
彫り込まれた部分の側壁効果で、彫り込まれた部分と彫
り込まれない部分での転写パターンの寸法に差が現れる
と言う問題があるので、これを解消するためにウエット
エッチングによるサイドエッチングを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示す位
相シフトマスクの作製における透明基板610に凹部6
60を形成するウエットエッチングは、エッチング液を
スプレーにて吹きかけるスプレーエッチング方法が多い
が、そのまま行った場合には、透明基板610の遮光膜
パターン620A側はレジストパターン632Aや遮光
膜パターン620Aによりエッチング必要部以外は覆わ
れエッチング液から保護されているが、透明基板610
の遮光層パターン620A側でない裏面の保護は考慮さ
れていないため、エッチング液が裏面へも回り込み裏面
にもエッチングが入ってしまうという問題がある。ま
た、裏面へのエッチング液の回り込みを考慮して、保護
フィルを裏面へラッピングする方法や、裏面を保護する
膜、例えばレジスト膜等を付ける方法もあるが、これら
の方法は、工程が複雑となるという問題があった。本発
明は、このような状況のもと、フオトマスク用基板等被
加工物の処理面側でない裏面の最外周部全体にて密着さ
せて、裏面とで密閉した空洞部を作り、該空洞部を減圧
することで被加工物を保持する方式の保持治具により、
被加工物を保持しながら、少なくとも、裏面をエッチン
グ液から保護し、レジストや金属膜等により覆われてい
ない、処理面側である表面の外部に露出した開口部分を
ウエットエッチングする、板状の被加工物の一面をエッ
チングする方法を提供しようとするものである。同時に
そのような方法を実施できる装置を提供使用とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエッチング方法
は、板状の被加工物の一面をエッチングする方法であっ
て、被加工物の処理面側でない裏面の最外周部全体にて
密着させて、裏面とで密閉した空洞部を作り、該空洞部
を減圧することで被加工物を保持する方式の保持治具に
より、被加工物を保持しながら、少なくとも、裏面をエ
ッチング液から保護し、レジストや金属膜等により覆わ
れていない、処理面側である表面の外部に露出した開口
部分をウエットエッチングすることを特徴とするもので
ある。そして、上記の保持治具は、保持治具全体を支持
する底部と、底部の周囲に連続して基板側に出っ張って
設けられた側面部と、該側面部の基板側に設けられ、基
板と密着させるための密着部とを有し、密着部にて基板
と密着させた状態で、基板とで密閉された空洞部を形成
し、底部に設けられた空洞部と連結する連結管を介し
て、排気部により、空洞部を減圧状態にすることによ
り、基板の片面を吸着して基板を保持する基板用保持治
具であり、前記基板と密着させるための密着部は、側面
部の基板側に、基板サイズより小さい領域を囲む連続し
た周を形成し、且つ基板側に同じ高さで突出したエッジ
部と、エッジ部の基板側に、エッジ部全周に沿い、エッ
ジ部のエッジを形成する一面に固定され、且つその一部
を基板側に突出させた板状の、弾力性、可撓性を持つパ
ッキンとからなることを特徴とするものである。そして
また、上記ウエットエッチングがエッチング液に浸漬し
てエッチングを行う浸漬エッチング方法であることを特
徴とするものであり、被加工物がガラス基板であり、エ
ッチング液がフッ酸や緩衝フッ酸溶液、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ性溶液、リン酸等の酸
性溶液であることを特徴とするものである。そして、ガ
ラス基板が位相シフトマスク作製用の基板であり、少な
くとも、処理面側は、レジストないし金属膜により非エ
ッチング領域を覆い、エッチング領域を外部に露出させ
ていることを特徴とするものである。尚、上記において
裏面をエッチング液から保護してとは、裏面のエッチン
グされてはいけない部分を保護してという意味で、本発
明における保持治具を用いることにより、最大で基板の
外周から1〜2mm程度の部分以外の裏面の領域をエッ
チング液から保護することは可能である。
【0007】本発明のエッチング装置は、板状の被加工
物の処理面側でない裏面の最外周部全体にて密着させ
て、裏面とで密閉した空洞部を作り、該空洞部を減圧す
ることで被加工物を保持する方式の保持治具により、被
加工物を保持しながら、少なくとも、レジストや金属膜
等により覆われていない、処理面側である表面の外部に
露出した開口部分をウエットエッチングするエッチング
装置であって、少なくとも、被加工物と保持治具とを共
に浸漬してエッチングを行うエッチング浴槽と、被加工
物と保持治具とを共に上下移動させ、位置を制御できる
位置制御駆動部とを有することを特徴とするものであ
る。そして上記保持治具は、保持治具全体を支持する底
部と、底部の周囲に連続して基板側に出っ張って設けら
れた側面部と、該側面部の基板側に設けられ、基板と密
着させるための密着部とを有し、密着部にて基板と密着
させた状態で、基板とで密閉された空洞部を形成し、底
部に設けられた空洞部と連結する連結管を介して、排気
部により、空洞部を減圧状態にすることにより、基板の
片面を吸着して基板を保持する基板用保持治具であるこ
とを特徴とするものである。そしてまた、上記保持治具
の密着部は、側面部の基板側に、基板サイズより小さい
領域を囲む連続した周を形成し、且つ基板側に同じ高さ
で突出したエッジ部と、エッジ部の基板側に、エッジ部
全周に沿い、エッジ部のエッジを形成する一面に固定さ
れ、且つその一部を基板側に突出させた板状の、弾力
性、可撓性を持つパッキンとからなり、パッキンに基板
の片面を接する際には、パッキンを折り曲げて基板をパ
ッキンに密着させ、前記空洞部を形成し、排気部により
空洞部を排気して減圧状態にして基板を吸着して保持す
るものであることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明のエッチング方法は、このような構成に
することにより、被加工物を保持しながら、少なくと
も、裏面をエッチング液から保護し、レジストや金属膜
等により覆われていない、処理面側である表面の外部に
露出した開口部分をウエットエッチングする、板状の被
加工物の一面をエッチングする方法の提供を可能として
いる。具体的には、被加工物の処理面側でない裏面の最
外周部全体にて密着させて、裏面とで密閉した空洞部を
作り、該空洞部を減圧することで被加工物を保持する方
式の保持治具により、被加工物を保持しながら、少なく
とも、裏面をエッチング液から保護し、レジストや金属
膜等により覆われていない、処理面側である表面の外部
に露出した開口部分をウエットエッチングすることによ
りこれを達成している。詳しくは、基板と密着させるた
めの密着部は、側面部の基板側に、基板サイズより小さ
い領域を囲む連続した周を形成し、且つ基板側に同じ高
さで突出したエッジ部と、エッジ部の基板側に、エッジ
部全周に沿い、エッジ部のエッジを形成する一面に固定
され、且つその一部を基板側に突出させた板状の、弾力
性、可撓性を持つパッキンとからなり、パッキンに基板
の片面を接する際には、パッキンを折り曲げて基板をパ
ッキンに密着させ、前記空洞部を形成し、排気部により
空洞部を排気して減圧状態にして基板を吸着して保持す
る保持治具で、前記基板と密着させるための密着部は、
側面部の基板側に、基板サイズより小さい領域を囲む連
続した周を形成し、且つ基板側に同じ高さで突出したエ
ッジ部と、エッジ部の基板側に、エッジ部全周に沿い、
エッジ部のエッジを形成する一面に固定され、且つその
一部を基板側に突出させた板状の、弾力性、可撓性を持
つパッキンとからなるものを用いることによりこれを達
成している。尚、上記保持治具は、基板を保持する際、
排気部により空洞部を排気して減圧していくと、基板
は、大気圧に押され保持治具のエッジ部にて、パッキン
を介して密着するが、この際、第3図に示すように、パ
ッキンは、弾力性、可撓性があるため、エッジ部231
と基板150につぶされ、且つ折れ曲がるようになり、
空洞部240を密閉するシールとなるのである。これに
より、基板の保持は確固たるものとなるのである。
【0009】本発明のエッチング装置は、このような構
成にすることにより、本発明のエッチング方法の実施を
可能とするものである。具体的には、板状の被加工物の
処理面側でない裏面の最外周部全体にて密着させて、裏
面とで密閉した空洞部を作り、該空洞部を減圧すること
で被加工物を保持する方式の保持治具により、被加工物
を保持しながら、少なくとも、レジストや金属膜等によ
り覆われていない、処理面側である表面の外部に露出し
た開口部分をウエットエッチングするエッチング装置で
あって、少なくとも、被加工物と保持治具とを共に浸漬
してエッチングを行うエッチング浴槽と、被加工物と保
持治具とを共に上下移動させ、位置を制御できる位置制
御駆動部とを有することによりこれを達成している。
【0010】
【実施例】本発明のエッチング装置の実施例を挙げ、図
にもとづいて説明する。図1(a)は、実施例のエッチ
ング装置の概略図で、大気中で処理する基板を保持した
状態を示している。図1(b)は図1(a)に示すエッ
チング装置において、処理する基板と保持治具とをエッ
チング液中に入れエッチングしている状態を示してい
る。また、図2(a)は保持治具の概略構成を示した断
面図で、図2(b)は基板を保持した状態を示した断面
図で、図2(c)は、図2(a)の概略斜視図で、図3
は保持治具の要部である密着部を拡大した断面図で、図
4は排気部を示した図である。図1、図2、図3、図4
中、100はエッチング装置、120はエッチング浴
槽、121はエッチング液、122は温度センサー、1
23は温度コントローラー、130は位置制御駆動部、
150は基板、200は保持治具、210は底部、22
0は側面部、230は密着部、231はエッジ部、23
2はエッジ、233、234は面、235はパッキン、
236はネジ、240は空洞部、250は連結管、26
0は排気部、261はフレキシブルチューブ、262は
真空計、263はリークバルブ、264は真空ラインで
ある。本実施例は、板厚0.25インチ、サイズ6イン
チの石英基板をベースとする図6に示す位相シフトマス
ク作製における、透明基板自体をウエットエッチングに
てエッチング処理する際の、エッチング装置である。図
1に示すように、エッチング装置100は、位相シフト
マスクを作製中の基板150の裏面を保持治具200に
て保持しながら、基板150と保持治具200ともとも
にエッチング浴槽120中エッチング液121に浸漬し
て、基板150のエッチングすべき一面(表面)のレジ
スト膜や金属膜に覆われていない露出した部分をエッチ
ングするものであるが、基板150のエッチングすべき
でない裏面の領域は保持治具200によりエッチング液
により隔離しながら表面のエッチングを行うものであ
る。
【0011】位置制御駆動部130は、保持治具200
と基板とを共に、上下方向に移動させ、エッチング液に
浸漬けたり、エッチング液から引き上げたりするもの
で、所定の移動速度で、所定の位置に移動するものであ
る。
【0012】エッチング浴槽120は、基板をエッチン
グするためのもので、保持治具200の真下に配され、
エッチング液121の温度制御を行うための温度センサ
ー122や温度コントローラー123を備えており、且
つ、液を循環させる機能を備えたものである。エッチン
グ液は、フッ酸溶液を用いたが、他には、緩衝フッ酸等
の溶液、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リ溶液、リン酸等の酸性溶液が用いられる
【0013】保持治具200は、図2に示すように、全
体を支持する底部210と、底部210の周囲に連続し
て基板150側に出っ張って設けられた側面部220
と、側面部220の基板150側に設けられ、基板15
0と密着させるための密着部230とを有している。そ
して、密着部130にて基板200と密着させた状態
で、基板200と保持治具100とで密閉された空洞部
140を形成し、底部110に設けられた連結管150
を介して、排気部160により、空洞部140を減圧状
態にすることにより、基板200の片面を減圧吸着して
基板200を保持するものである。
【0014】密着部230は、側面部220の基板15
0側に、基板サイズとほぼ同じ領域を囲む連続した周を
形成し、且つ基板150側に同じ高さで突出したエッジ
部231と、エッジ部231の基板150側に、エッジ
部231全周に沿い、エッジ部231のエッジ232を
形成する一面に固定され、且つその一部を基板150側
に突出させた板状の、弾力性、可撓性を持つパッキン2
35とからなる。対向するエッジ間の距離は、対応する
基板のサイズよりも略3mm長くしてある。図3に示す
ように、エッジ部231は、エッジ232を、基板中心
側が底部210に直交した面233と、基板周辺部側が
該直交した面233に対して60度の角度を持つスロー
プ状の面234により形成し、且つ、スロープ状の面2
34にパッキン235をネジ236で固定している。そ
して、パッキン235に基板150の片面を接するよう
にして、空洞部240を形成し、排気部260により空
洞部240を排気して減圧状態にして、図3に示すよう
に、基板150を吸着して保持する。尚、基板の最外周
の内側1〜2mmの位置でエッジ232があたるよう
に、基板150と保持治具200とを位置合わせしてお
き、パッキン235を介してこの位置で基板150は保
持される。
【0015】排気部260は、連結管250を介して排
気するものであるが、図4に示すように、連結管250
にフレキシブルチューブ261をつなげ、且つ、このフ
レキシブルチューブ261を真空ライン264へとつな
いで形成されている。真空ライン264と連結管250
との間には、リークバルブ263、真空計262とを設
けており、これにより減圧度を調整できるようにしてい
る。
【0016】前述のように、本実施例のエッチング装置
100は、位相シフトマスク作製中の基板の透明基板自
体即ち石英ガラス基板自体をウエットエッチングにして
処理する際のエッチング装置で、保持治具は、使用する
薬品対し、耐薬品性のあるように各部の材質を決めた。
底部210、側面部220、エッジ部231、ネジ23
6、連結管250には、テフロンを用いたが、チタン等
の耐薬品性の高い金属や合金でも良い。パッキン235
は、ゴム性で、弾力があり、且つ、耐薬品性の高く、可
撓性があるデュポン製のカルレッツを用いたが、特にこ
れに限定はされない。他に、特に好ましい材料として
は、グリーンツィード社製のケムラッツが挙げられる。
【0017】次に、本発明のエッチング方法の実施例を
挙げる。実施例のエッチング方法は、図1に示す実施例
のエッチング装置を用いて、図6の図6(a)〜図6
(j)の工程を経て得られた、位相シフトマスク作製中
の基板610に対して、ドライエッチングにて作製され
た凹部660を更にウエットエッチングして、サイドエ
ッチをもたらすエッチングを行う際のエッチング方法で
あり、図1(a)、図1(b)に基づいて説明する。先
ず、図5(a)に示すように、基板150と保持治具2
00とを位置合わせした後に、基板150を保持治具2
00の密着部230へ置き、排気部260により、空洞
部240の排気を行うと、図5(b)に示すように、基
板150は大気圧により押され、パッキン235が押し
つぶされるようにして、シールとして働き、基板150
は保持治具に固定される。次いで、保持固定された基板
150を下側にした状態で、基板150と保持治具20
0とを位置制御駆動部130にて制御しながら下降させ
る。(図1(a)) 尚、排気部260により減圧する真空度はリークバルブ
263を調整し、基板150にかかる力をコントロール
する。基板150の厚さ、強度を考慮して決める。次い
で、基板150を保持治具250とともにエッチング1
21中に浸漬し、所定の位置で静止させる。(図1
(b)) 尚、エッチング液はフッ酸溶液で、常温で行った。エッ
チング時間は、サイドエッチングし、且つ凹部の深さが
所望の深さとなるように調整した。エッチング処理後、
基板150と保持治具200をエッチング液から引上
げ、基板150を保持治具200に保持した状態で速か
に洗浄した後、図5(b)に示すように基板200を上
側にして、図4に示すリークバルブ263を全開して空
洞部を大気圧にして基板150を保持治具200からは
ずし、ウエットエッチングにて所定の凹部を作成した位
相シフトマスクを得た。このようにすることにより、位
相シフトマスクの作製におけるウエットエッチング処理
に際して、基板の、処理しない側の裏面をエッチング液
にふれさせずに、所定の一面のみをエッチング処理する
ことができ、結果として、Qzエッチ型の位相シフトマ
スクの作製を確実に安定的にできるものとした。
【0018】
【発明の効果】本発明のエッチング方法は、上記のよう
に、裏面をエッチング液から隔離した状態で、被加工物
の一面のみのエッチングができるウエットエッチング方
法を可能としている。この結果、半導体集積装置の高密
度化に対応できるQzエッチ型の位相シフトマスクのガ
ラス基板自体のウエットエッチングを確実にできるもの
としている。本発明のエッチング装置は、上記のよう
に、本発明のエッチング方法の実施を可能とするもので
あるが、構成上、基板の保持を確実にでき、且つ、保持
治具全体のサイズを基板サイズ以下とできるため、エッ
チング装置自体の小型化も可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のエッチング装置の概略図
【図2】実施例の基板用保持治具の概略図
【図3】実施例の基板用保持治具の要部である密着部の
拡大断面図
【図4】実施例の基板用保持治具の排気部を説明するた
めの簡略図
【図5】基板用保持治具の動作を説明するための図
【図6】従来のQzエッチ型位相シフトフオトマスクの
工程図
【符号の説明】
100 エッチング装置 120 エッチング浴槽 121 エッチング液 122 温度センサー 123 温度コントローラー 130 位置制御駆動部 150 基板 200 保持治具 210 底部 220 側面部 230 密着部 231 エッジ部 232 エッジ 233、234 面 235 パッキン 236 ネジ 240 空洞部 250 連結管 260 排気部 261 フレキシブルチューブ 262 真空計 263 リークバルブ 600 位相シフトマスク 610 透明基板 620 遮光膜 620A 遮光膜パターン 631、632 レジスト層 633 開口 640 電離放射線 631A、632A レジストパターン 650 エッチングガスプラズマ 660 凹部 661 深さ 662 サイドエッチブ 670 シフター部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の被加工物の一面をエッチングする
    方法であって、被加工物の処理面側でない裏面の最外周
    部全体にて密着させて、裏面とで密閉した空洞部を作
    り、該空洞部を減圧することで被加工物を保持する方式
    の保持治具により、被加工物を保持しながら、少なくと
    も、裏面をエッチング液から保護し、レジストや金属膜
    等により覆われていない、処理面側である表面の外部に
    露出した開口部分をウエットエッチングすることを特徴
    とするエッチング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の保持治具は、保持治具全体を
    支持する底部と、底部の周囲に連続して基板側に出っ張
    って設けられた側面部と、該側面部の基板側に設けら
    れ、基板と密着させるための密着部とを有し、密着部に
    て基板と密着させた状態で、基板とで密閉された空洞部
    を形成し、底部に設けられた空洞部と連結する連結管を
    介して、排気部により、空洞部を減圧状態にすることに
    より、基板の片面を吸着して基板を保持する基板用保持
    治具であり、前記基板と密着させるための密着部は、側
    面部の基板側に、基板サイズより小さい領域を囲む連続
    した周を形成し、且つ基板側に同じ高さで突出したエッ
    ジ部と、エッジ部の基板側に、エッジ部全周に沿い、エ
    ッジ部のエッジを形成する一面に固定され、且つその一
    部を基板側に突出させた板状の、弾力性、可撓性を持つ
    パッキンとからなることを特徴とするエッチング方法。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2のウエットエッチング
    がエッチング液に浸漬するものであることを特徴とする
    エッチング方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の被加工物がガラス基板であ
    り、エッチング液がフッ酸や緩衝フッ酸溶液、水酸化ナ
    トリウム、水酸化カリウム等のアルカリ性溶液、リン酸
    等の酸性溶液であることを特徴とするエッチング方法。
  5. 【請求項5】 請求項4のガラス基板が位相シフトマス
    ク作製用の基板であり、少なくとも、処理面側は、レジ
    ストないし金属膜により非エッチング領域を覆い、エッ
    チング領域を外部に露出させていることを特徴とするエ
    ッチング方法。
  6. 【請求項6】 板状の被加工物の処理面側でない裏面の
    最外周部全体にて密着させて、裏面とで密閉した空洞部
    を作り、該空洞部を減圧することで被加工物を保持する
    方式の保持治具により、被加工物を保持しながら、少な
    くとも、レジストや金属膜等により覆われていない、処
    理面側である表面の外部に露出した開口部分をウエット
    エッチングするエッチング装置であって、少なくとも、
    被加工物と保持治具とを共に浸漬してエッチングを行う
    エッチング浴槽と、被加工物と保持治具とを共に上下移
    動させ、位置を制御できる位置制御駆動部とを有するこ
    とを特徴とするエッチング装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の保持治具は、保持治具全体を
    支持する底部と、底部の周囲に連続して基板側に出っ張
    って設けられた側面部と、該側面部の基板側に設けら
    れ、基板と密着させるための密着部とを有し、密着部に
    て基板と密着させた状態で、基板とで密閉された空洞部
    を形成し、底部に設けられた空洞部と連結する連結管を
    介して、排気部により、空洞部を減圧状態にすることに
    より、基板の片面を吸着して基板を保持する基板用保持
    治具であることを特徴とするエッチング装置。
  8. 【請求項8】 請求項6ないし7の保持治具の密着部
    は、側面部の基板側に、基板サイズより小さい領域を囲
    む連続した周を形成し、且つ基板側に同じ高さで突出し
    たエッジ部と、エッジ部の基板側に、エッジ部全周に沿
    い、エッジ部のエッジを形成する一面に固定され、且つ
    その一部を基板側に突出させた板状の、弾力性、可撓性
    を持つパッキンとからなり、パッキンに基板の片面を接
    する際には、パッキンを折り曲げて基板をパッキンに密
    着させ、前記空洞部を形成し、排気部により空洞部を排
    気して減圧状態にして基板を吸着して保持するものであ
    ることを特徴とするエッチング装置。
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Cited By (4)

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DE112010005514T5 (de) 2010-04-26 2013-02-21 Mitsubishi Electric Corporation Nassätz-Spannvorrichtung
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