JPH09246176A - 位置決めステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびにディバイス製造方法 - Google Patents

位置決めステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびにディバイス製造方法

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JPH09246176A
JPH09246176A JP7962396A JP7962396A JPH09246176A JP H09246176 A JPH09246176 A JP H09246176A JP 7962396 A JP7962396 A JP 7962396A JP 7962396 A JP7962396 A JP 7962396A JP H09246176 A JPH09246176 A JP H09246176A
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクに向かって進退するウエハによってマ
スクがあおられて過度に変形するのを防ぐ。 【解決手段】 ウエハチャック15に保持されたウエハ
1 は、粗動ステージ13の駆動によってステップ移動
し、微動ステージ14の駆動によってマスクM1に向か
って移動し、露光ギャップの設定が行なわれる。このと
き、ウエハW1 によってマスクM1 があおられて著しく
湾曲(変形)したり、マスクM1 とウエハW1 が接触す
る等のトラブルが発生するため、アライメントスコープ
32の出力とZセンサ31の出力からマスクM1 の湾曲
量を検出し、これを微動ステージ14のZアクチュエー
タにフィードバックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にマスクとウエ
ハを微小間隙まで接近させた状態で露光を行なういわゆ
るプロキシミティ露光方式の位置決めステージ装置およ
びこれを用いた露光装置ならびにディバイス製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体ディバイスのより一層の微
細化に対応するためにX線等の短波長の露光光を用いる
露光装置の開発が進んでいる。このような露光装置にお
いては、マスクとウエハを例えば数十μmの微小間隙ま
で接近させた状態で露光を行なういわゆるプロキシミテ
ィ露光方式が一般的である。
【0003】図10は、シンクロトロン放射光等のX線
を用いるX線露光装置のウエハステージ110とマスク
ステージ120を示すもので、ウエハステージ110
は、ウエハステージベース111に固定された案内装置
112と、これによってX線の光軸(Z軸)に直交する
2軸(X軸、Y軸)の方向に案内される粗動ステージ1
13と、これに支持された微動ステージ114を有し、
微動ステージ114はウエハW0 を吸着するウエハチャ
ック115を支持し、粗動ステージ113上で例えば6
軸方向(X,Y,Z軸方向およびωX,ωY,ωZ軸方
向)にそれぞれ微小量だけ移動自在であり、微動ステー
ジ114をX軸方向とY軸方向に移動させることで、マ
スクM0 に対するウエハW0 の最終位置決めを行なうと
ともに、微動ステージ114をZ軸方向に移動させてウ
エハW0 とマスクM0 を所定の微小間隔(露光ギャッ
プ)に接近させる露光ギャップ設定動作をする。なお、
マスクM0 は、図示しないパターンを備えたメンブレン
0 とこれを支持するマスクフレームH0 を有する。メ
ンブレンE0 の厚さは2μm程度であり、マスクフレー
ムH0 をマスクステージベース121に支持されたマス
クチャック122に吸着させることでX線の光路に対す
るマスクM0 の位置決めを行なう。また、ウエハステー
ジベース111とマスクステージベース121はヘリウ
ムガス等の減圧雰囲気に維持された露光室101の内壁
に固定されており、露光室101の側壁には、高真空の
ビームダクト102に向かって開口する窓が設けられ、
該窓には、露光室101とビームダクト102の雰囲気
を互に遮断するベリリウム等の薄膜103が配設され
る。
【0004】プロキシミティ露光方式においては、ウエ
ハW0 の複数の露光画角を順次X線の照射領域すなわち
マスクM0 に対向する位置へステップ移動させて露光す
るいわゆるステップアンドリピートが一般的であり、露
光時のマスクM0 とウエハW0 の露光ギャップは10〜
50μm程度に設定される。ステップアンドリピート方
式による露光サイクルは以下のように行なわれる。
【0005】ウエハW0 とマスクM0 を前述のように1
0〜50μm程度の露光ギャップに設定したままでは、
ウエハW0 のステップ移動中にマスクM0 と干渉するお
それがあるため、ウエハW0 を所定の退避位置(例え
ば、マスクM0 との間隙(ギャップ)が100μm程
度)までZ軸方向に後退させたうえで、粗動ステージ1
13を駆動し、ウエハW0 をステップ移動させて次の露
光画角をマスクM0 に対向する位置へ移動させる。次い
で、微動ステージ114をZ軸方向へ駆動し、ウエハW
0 とマスクM0 を接近させて前述のような露光ギャップ
に設定し、微動ステージ114をX軸方向およびY軸方
向に駆動してウエハW0 とマスクM0 の最終的な位置合
わせを行なったのち、X線を照射してウエハW0 にマス
クM0 のパターンを投影し、転写、焼き付けを行なう。
転写、焼き付けを完了後、微動ステージ114をZ軸方
向に逆駆動してウエハW0 を退避位置へ後退させたうえ
で、前述と同様に粗動ステージ113を駆動して、ウエ
ハW0 の次の露光画角をマスクM0 に対向する位置へ移
動させるステップ移動を行ない、前述と同様に露光ギャ
ップの設定と最終的な位置合わせと転写、焼き付けの工
程を繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように、マスクのメンブレンの
厚さは2μm程度と薄く、従って剛性が極めて低いため
に、微動ステージをZ軸方向に駆動してマスクに対する
露光ギャップを設定するときにメンブレンがあおられて
湾曲(変形)し、その結果、マスクのパターンに著しい
歪や位置ずれが発生する。このようなメンブレンの変形
が充分に減衰しないうちに露光を開始すると転写精度が
著しく低下するため、露光開始前に長い待機時間を必要
とし、スループットの低下を招く。また、露光終了後に
ウエハを退避位置まで後退させるときにも同様にメンブ
レンが湾曲し、その変形量が大きいと、メンブレンとウ
エハが接触したり、あるいはメンブレンが破損する等の
トラブルが発生する。
【0007】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであり、ウエハ等基板をマ
スク等原版に向かって進退させるときに該原版が著しく
変形するのを回避して、露光装置の転写精度や生産性等
を大きく改善できる位置決めステージ装置およびこれを
用いた露光装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の位置決めステージ装置は、原版保持手段に
保持された原版に対向する基板を前記原版に沿って移動
させる第1の駆動手段と、前記基板を前記原版に向かっ
て接近離間させる第2の駆動手段と、前記原版の変形量
を検出する変形量測定手段と、その出力に基づいて前記
第2の駆動手段を制御する制御手段を有することを特徴
とする。
【0009】第2の駆動手段の駆動方向の基板の位置を
検出する基板位置測定手段が設けられており、制御手段
が、前記基板位置測定手段の出力と変形量測定手段の出
力に基づいて前記第2の駆動手段を制御するように構成
されているとよい。
【0010】
【作用】ウエハ等の基板を第1の駆動手段によってステ
ップ移動させたうえで、第2の駆動手段によってマスク
等原版に接近させて露光ギャップの設定を行ない、露光
を開始する。露光終了後は、第2の駆動手段によって基
板を原版から離間させ、第1の駆動手段によるステップ
移動を繰り返えす。
【0011】このように第2の駆動手段によって基板を
原版に対して進退させる工程で基板の移動速度が速すぎ
ると、原版があおられて変形(湾曲)し、原版の一部が
基板に接触したり、あるいは原版が破れたり、露光開始
までに原版がもとの形を復元せずに著しい転写ずれ等を
誘発する等のトラブルが発生する。そこで、原版の変形
量を検出し、これが、予め設定される許容値を越えない
ように基板の移動速度を制御する。
【0012】これによって、基板の位置決めを高精度で
安全かつ速やかに行なうことができる。その結果、露光
装置の転写精度や生産性を大きく向上させることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0014】図1は一実施例による露光装置の主要部を
示すものでこれは、シンクロトロン放射光等のX線を用
いるX線露光装置の位置決めステージ装置であるウエハ
ステージ10と、原版保持手段であるマスクステージ2
0を示すもので、ウエハステージ10は、ウエハステー
ジベース11に固定された案内装置12と、これによっ
てX線の光軸(Z軸)に直交する2軸(X軸、Y軸)の
方向に案内される第1の駆動手段である粗動ステージ1
3と、これに支持された第2の駆動手段である微動ステ
ージ14を有し、微動ステージ14は基板であるウエハ
1 を吸着するウエハチャック15を支持し、粗動ステ
ージ13上で例えば6軸方向(X,Y,Z軸方向および
ωX,ωY,ωZ軸方向)にそれぞれ微小量だけ移動自
在であり、微動ステージ14をX軸方向とY軸方向に駆
動することで、原版であるマスクM1 に対するウエハW
1 の最終位置決めを行なうとともに、微動ステージ14
をZ軸方向に駆動してウエハW1 とマスクM1 を所定の
微小間隔(露光ギャップ)に接近させる露光ギャップ設
定動作をする。
【0015】なお、マスクM1 は、図示しないパターン
を備えたメンブレンE1 とこれを支持するマスクフレー
ムH1 を有する。メンブレンE1 の厚さは2μm程度で
あり、マスクフレームH1 をマスクステージベース21
に支持されたマスクチャック22に吸着させることでX
線の光路に対するマスクM1 の位置決めを行なう。
【0016】また、ウエハステージベース11とマスク
ステージベース21はヘリウムガス等の減圧雰囲気に維
持された露光室1の内壁に固定されており、露光室1の
側壁には、高真空のビームダクト2に向かって開口する
窓が設けられ、該窓には、露光室1とビームダクト2の
雰囲気を互に遮断するベリリウム等の薄膜3が配設され
る。
【0017】粗動ステージ13は、前述のように、ウエ
ハW1 の複数の露光画角を順次X線の照射領域(マスク
1 に対向する位置)へステップ移動させるもので、粗
動ステージ13上には、ウエハW1 のステップ移動後の
微動ステージ14による露光ギャップ設定動作中にその
駆動方向であるZ軸方向のウエハW1 の位置を検出する
基板位置測定手段であるZセンサ31が設けられ、これ
によって、ウエハW1のZ軸方向の位置(以下、「Z位
置」という。)をモニタする。
【0018】また、マスクステージベース21上には、
Zセンサ31とともに変形量測定手段を構成する離間距
離測定手段である公知のアライメントスコープ32が搭
載されている。アライメントスコープ32は、マスクM
1 とウエハW1 にそれぞれ設けられたアライメントマー
クを用いてステップ移動後のウエハW1 の各露光画角と
マスクM1 のパターンを最終的に位置合わせするのに用
いられるもので、これと同時に、マスクM1 のメンブレ
ンE1 とウエハW1 の間隔(ギャップ)を実測するよう
に構成されている。アライメントスコープ32は、通常
はマスクステージベース21上に3個配設され、メンブ
レンE1 の表面に沿って離間した3つの測定点でそれぞ
れ計測を行なう。なお、各アライメントスコープ32
は、マスクM1 のアライメントマークの配置が変わって
もこれを計測できるように2軸ステージ33上に支持さ
れ、X軸方向とY軸方向に移動自在である。
【0019】図2に示すように、Zセンサ31によって
検出されたウエハチャック15すなわちウエハW1 のZ
位置と、3個のアライメントスコープ32のうちの1つ
によって計測されたウエハW1 とメンブレンE1 のギャ
ップ変化はそれぞれ、Z位置検出部31aとギャップ検
出部32aを経て信号処理部34に導入され、ここで、
Z位置検出部31aの出力とギャップ検出部32aの出
力から後述する方法でメンブレンE1 の変形量である湾
曲量が算出され、微動ステージ14の制御装置16に導
入される。
【0020】制御装置16は、微動ステージ14をZ軸
方向に進退させるZアクチュエータ14aの駆動速度を
制御する制御手段である速度制御部16aと、これに、
予め設定されたプログラムに従って速度指令信号を発生
するコントローラ16bを有し、前記信号処理部34に
おいて算出されたメンブレンE1 の湾曲量はZ位置検出
部31aの出力とともに速度制御部16aにフィードバ
ックされ、メンブレンE1 の湾曲量とウエハW1 のZ位
置の双方に基づいて微動ステージ14のZアクチュエー
タ14aの駆動速度が減速される。このように、ウエハ
1 がZ軸方向に進退するときの速度をメンブレンE1
の湾曲量に基づいて減速することで、メンブレンE1
湾曲量が許容値を越えないように制御する。このとき、
ウエハW1 とマスクM1 との間隔が大きいうちは、湾曲
が緩和する時間がより短いので、Zアクチュエータ14
aの減速量を小さくして露光サイクル間でウエハW1
位置決めに費やされる時間が長くなるのを防ぐ。ウエハ
1 とマスクM1 の間隔が露光ギャップに近い場合には
Zアクチュエータ14aを大きく減速させる。このよう
にして、メンブレンE1 の湾曲量が許容値を越えて破れ
たり、ウエハW1 に接触したり、あるいはマスクM1
パターンを著しく変形させて転写、焼き付けの精度を損
なう等のトラブルを確実に回避する。また、湾曲したメ
ンブレンE1がもとの形状にもどるまでの待機時間を短
縮し、スループットの低下を防ぐ。
【0021】ウエハW1 の露光ギャップを設定したの
ち、微動ステージ14をX,Y軸方向に駆動してウエハ
1 とマスクM1 の最終的な位置合わせを行ない、露光
手段である図示しない光源からビームダクト2を経て露
光室1に導入されたX線によってマスクM1 のパターン
をウエハW1 に投影して転写、焼き付けを行なう。露光
終了後、微動ステージ14のZアクチュエータ14aを
逆駆動してウエハW1 を退避位置へ後退させ、次回の露
光サイクルのためのステップ移動を開始する。
【0022】ウエハW1 を退避位置へ後退させる工程に
おいても、前述と同様にウエハW1のZ位置とウエハW1
とメンブレンE1 のギャップ変化をそれぞれZセンサ
31とアライメントスコープ32を用いて計測し、メン
ブレンE1 の湾曲量が許容値を越えないように微動ステ
ージ14のZアクチュエータ14aの駆動速度を制御す
る。
【0023】なお、ウエハW1 をマスクM1 に接近させ
る露光ギャップ設定動作におけるメンブレンM1 の湾曲
量の許容値と、露光終了後にウエハW1 をマスクM1
ら退避位置へ後退させる工程における前記許容値は必ず
しも同じである必要はない。露光ギャップ設定工程の許
容値を低く設定しておくことで、露光ギャップ設定時の
マスクM1 のパターンが著しく変形するのを防ぎ、パタ
ーンの変形を速かに減衰させて露光前の待機時間を短縮
する一方で、露光終了後の退避工程においてはメンブレ
ンE1 の湾曲量が大きくても次の露光サイクルのステッ
プ移動中にメンブレンE1 がもとの形状を回復すれば充
分であるから、前記許容値を大きく設定することで、ウ
エハW1 の位置決め速度を少しでも速くしてスループッ
トを向上させるのが望ましい。
【0024】次に、ギャップ検出部32aの出力すなわ
ち、3個のアライメントスコープ32のうちの1つによ
って検出されたメンブレンE1 とウエハW1 のギャップ
変化と、Z位置検出部31aの出力すなわち、Zセンサ
31によって検出されたウエハW1 のZ位置に基づいて
メンブレンE1 の湾曲量を求める方法を説明する。
【0025】図3に示すように、まず、微動ステージ1
4のZアクチュエータ14aの駆動前のZ位置検出部3
1aの出力とギャップ検出部32aの出力を、それぞれ
ウエハW1 のZ位置の初期値Z0、マスクM1 のメンブ
レンE1 とウエハW1 のギャップ(間隔)の初期値G0
とする。微動ステージ14のZアクチュエータ14aの
駆動を開始して時間t(msec)を経過後のウエハW
1 のZ位置Ztとギャップの計測値Gtを検出し、以下
のようにZ駆動量ΔZとギャップ変化ΔGを算出する。
【0026】ΔZ=|Zt−Z0| ΔG=|Gt−G0| 続いて、メンブレンE1 の湾曲量Dtを以下の式によっ
て算出する。
【0027】Dt=|ΔZ−ΔG| また、メンブレンE1 の湾曲量Dtの許容値D0 は以下
のように設定される。メンブレンE1 の湾曲は、Zアク
チュエータ14aの駆動によってウエハW1 がマスクM
1 のメンブレンE1 に接近するときあるいはこれらが離
間する工程で両者の間の雰囲気の圧力が変化することに
起因するものであり、このような圧力変化によるメンブ
レンE1 の湾曲量はメンブレンE1 の中央部分が最も大
きい。そこで、露光ギャップの寸法や、アライメントス
コープ32の計測精度、微動ステージ14の制御誤差あ
るいはマスクM1 のパターンに許容される変形量等に基
づいて、メンブレンE1 の中央部分の湾曲量の許容値D
1 を設定し、幾何学的な計算によって、メンブレンE1
の中央部分の湾曲量がその許容値D1 に達したときのア
ライメントスコープ32の計測位置におけるメンブレン
1 の湾曲量を求めてこれを許容値D0 とする。
【0028】あるいは、実験によってメンブレンE1
中央部分の湾曲量とアライメントスコープ32の計測位
置におけるメンブレンE1 の湾曲量の関係を予め調べて
関係式を求めておく。この実験は、本実施例による露光
室と同様の実験装置を製作して行なってもよいし、空気
中で行なった実験から間接的に前記の関係式を求めても
よい。
【0029】なお、Zセンサ31によって計測されたウ
エハW1 のZ位置とアライメントスコープ32によって
計測されたウエハW1 とマスクM1 のメンブレンE1
ギャップ変化に基づいてメンブレンE1 の湾曲量Dtを
算出する替わりに、図4に示すように3個のアライメン
トスコープ32のうちの2つを用いてメンブレンE1
湾曲量Dtを求めてもよい。これは以下のように行なわ
れる。
【0030】2つのアライメントスコープ32によっ
て、それぞれの計測点A,BにおけるマスクM1 のメン
ブレンE1 とウエハW1 の間隔を検出し、両者の出力の
差すなわちギャップ差ΔGtを算出する。予めメンブレ
ンE1 の中央部分の湾曲量が許容値D1 になったときの
ギャップ差を幾何学的な計算あるいは実験によって求め
ておき、これを許容値として前記計測点A,Bにおける
ギャップ差ΔDtと比較する。
【0031】なお、2つのアライメントスコープ32に
よる計測点A,Bの相対位置は、メンブレンE1 に設け
られたパターンP1 の外側でメンブレンE1 が変形した
ときにその湾曲量が同じにならないように考慮しなけれ
ばならない。
【0032】例えば、図4の(b)に示すように、一方
の計測点AはメンブレンE1 のコーナーに近接し、他方
の計測点BはメンブレンE1 の一側縁の中央に位置させ
るか、あるいは、同図の(c)に示すように、メンブレ
ンE1 の互に対向する一対の側縁の中央であって、パタ
ーンP1 に対する離間距離の異なる位置を選定するとよ
い。
【0033】さらに、メンブレンE1 やウエハW1 の表
面に起伏や曲がり等の形状誤差がある場合には、ウエハ
1 の退避位置において2つの計測点A,Bの計測値の
差の初期値を求めておき、以後の変化分をメンブレンM
1 の湾曲量とする。この初期値は、ウエハW1 のステッ
プ移動やマスクM1 の交換等のたびに計測し直す必要が
ある。
【0034】図5はさらに別の変形例を示す。これは、
アライメントスコープ32の出力を用いてマスクM1
メンブレンE1 の湾曲量を計測する替わりに、メンブレ
ンE1 の中央部分の変位を直接変位検出手段である変位
センサ41によって検出することでメンブレンE1 の湾
曲量を計測するもので、図5の(b)に示すように、ウ
エハW1 が退避位置にあるときの変位センサ41の出力
を初期値C0とし、ウエハW1 の露光ギャップ設定工程
を開始して時間t(msec)を経過後の変位センサ4
1の出力C1と前記初期値C0の差Ct=|C0−C1
|が直接メンブレンE1 の湾曲量を表わす。従って、変
位検出部41aの出力CtがメンブレンE1 の湾曲量の
許容値D1 を越えないように微動ステージ14のZアク
チュエータ14aの駆動速度を制御すればよい。
【0035】本変形例は、マスクM1 のメンブレンE1
のウエハW1 に面した表面の反対側に変位センサ41を
近接させてメンブレンE1 の中央部分の変位を計測する
ものであるため、露光中は変位センサ41をメンブレン
1 の側傍(図5の(b)に破線で示す)に退避させる
必要がある。そこで、変位センサ41を一軸駆動ステー
ジ42に搭載し、メンブレンE1 の湾曲量を監視すると
きのみ変位センサ41を計測位置へ移動させるように構
成する。
【0036】次に、ウエハの露光ギャップ設定時にメン
ブレンの湾曲量がその許容値を越えないように微動ステ
ージのZアクチュエータの駆動速度をフィードバック制
御するシーケンスを図6のフローチャートに基づいて説
明する。
【0037】ステップS1でウエハの所定の露光画角
(第nショット目)がマスクの下にくるよう、粗動ステ
ージをステップ駆動する。この時ウエハとマスクの干渉
を避けるため、両者のギャップはそれぞれの平面度、ク
サビなどを考慮した充分大きな値、例えば、100μm
以上とする。
【0038】ステップS2でアライメントスコープを用
いて三箇所のギャップを計測し、微動ステージを駆動し
てマスクとウエハの平行出しを行なう。
【0039】ステップS3でZセンサによってウエハチ
ャックのZ位置の初期値を計測し、アライメントスコー
プによってマスクのメンブレンとウエハのギャップの初
期値を計測する。
【0040】ステップS4で微動ステージによる露光ギ
ャップ設定を行なう。目標値は例えば30μmに設定す
る。駆動中はマスクのメンブレンの湾曲量が許容値を越
えないように駆動速度をフィードバック制御する。
【0041】ステップS5でアライメントスコープの計
測結果を用いて、微動ステージをXY方向に駆動しマス
クとウエハの位置合わせを行なった後、露光を行なう。
【0042】ステップS6で露光完了後、前述と同様に
ウエハチャックの位置と、マスクとウエハのギャップ
(間隔)の初期値を計測する。
【0043】ステップS7でステップ移動時のギャップ
(100μm)に退避する。この場合もマスクのメンブ
レンの湾曲量が許容値を越えないようにZアクチュエー
タの駆動速度をフィードバック制御する。
【0044】このように、露光ギャップ設定動作と退避
動作中に常時メンブレンの湾曲量に基づいてZアクチュ
エータをフィードバック制御するシーケンスの替わり
に、図7に示すようにZアクチュエータの駆動速度を2
段階に切り換えるシーケンスを用いてもよい。これは、
露光ギャップ設定動作の場合で、ステップS11で前述
と同様に露光ギャップ設定前の初期値を計測し、ステッ
プS12でまず第1の駆動速度V1 でZアクチュエータ
の駆動を開始する。ステップS13でZセンサの出力が
目標値以下であるか否かを判定し、ステップS14でメ
ンブレンの湾曲量Dtを計測する。ステップS15でメ
ンブレンの湾曲量Dtが許容値D1 を越えているか否か
を判定し、越えていれば、ステップS16でZアクチュ
エータの駆動速度を第2の駆動速度V2 に減速する。ス
テップS17でZセンサの出力を確認したうえでステッ
プS18で再度メンブレンの湾曲量Dtを計測し、ステ
ップS19でメンブレンの湾曲量Dtが充分に小さくな
ったか否かを判定し、充分に減衰していればステップS
12に戻って第1の駆動速度V1 まで加速する。なお、
第2の駆動速度V2 は第1の駆動速度V1 より充分小さ
く設定するのが望ましい。場合によってはZアクチュエ
ータの駆動を停止してもよい。
【0045】次に上述した露光装置を利用した半導体デ
ィバイスの製造方法の実施例を説明する。図8は半導体
ディバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製
造のフローを示す。ステップS21(回路設計)では半
導体ディバイスの回路設計を行なう。ステップS22
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。一方、ステップS23(ウエハ製造)
ではシリコン等の材料を用いて基板であるウエハを製造
する。ステップS24(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップS25(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ
S24によって作製されたウエハを用いて半導体チップ
化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボ
ンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の
工程を含む。ステップS26(検査)ではステップS2
5で作製された半導体ディバイスの動作確認テスト、耐
久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導
体ディバイスが完成し、これが出荷(ステップS27)
される。
【0046】図9は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップS31(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップS32(CVD)ではウエハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップS33(電極形成)ではウ
エハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS34
(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステ
ップS35(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布
する。ステップS36(露光)では上記説明した露光装
置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光す
る。ステップS37(現像)では露光したウエハを現像
する。ステップS38(エッチング)では現像したレジ
スト像以外の部分を削り取る。ステップS39(レジス
ト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
本実施例の製造方法を用いれば、従来は製造が難しかっ
た高集積度の半導体ディバイスを製造することができ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0048】ウエハ等基板をマスク等原版に向かって進
退させるときに原版が著しく変形するのを回避し、原版
に対する基板の位置決めを高精度で安全かつ速やかに行
なうことができる。これによって、露光装置の転写精度
と生産性を大きく改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による露光装置の主要部を示す模式部
分断面図である。
【図2】図1の装置の計測部と制御装置を説明する図で
ある。
【図3】図1の装置による計測方法を説明する図であ
る。
【図4】一変形例による計測方法を説明する図である。
【図5】別の変形例による露光装置を示すもので、
(a)はその主要部を示す模式部分断面図、(b)は計
測方法を説明する図である。
【図6】露光ギャップ設定のシーケンスの一例を示すフ
ローチャートである。
【図7】露光ギャップ設定のシーケンスの別例を示すフ
ローチャートである。
【図8】半導体ディバイス製造工程を示すフローチャー
トである。
【図9】ウエハプロセスを示すフローチャートである。
【図10】一従来例による露光装置の主要部を示す模式
部分断面図である。
【符号の説明】
1 露光室 10 ウエハステージ 13 粗動ステージ 14 微動ステージ 14a Zアクチュエータ 15 ウエハチャック 16 制御装置 20 マスクステージ 31 Zセンサ 32 アライメントスコープ 41 変位センサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原版保持手段に保持された原版に対向す
    る基板を前記原版に沿って移動させる第1の駆動手段
    と、前記基板を前記原版に向かって接近離間させる第2
    の駆動手段と、前記原版の変形量を検出する変形量測定
    手段と、その出力に基づいて前記第2の駆動手段を制御
    する制御手段を有する位置決めステージ装置。
  2. 【請求項2】 第2の駆動手段の駆動方向の基板の位置
    を検出する基板位置測定手段が設けられており、制御手
    段が、前記基板位置測定手段の出力と変形量測定手段の
    出力に基づいて前記第2の駆動手段を制御するように構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の位置決め
    ステージ装置。
  3. 【請求項3】 変形量測定手段が、基板位置測定手段の
    出力から得られる駆動手段の駆動量と原版と基板の離間
    距離に基づいて前記原版の変形量を検出するように構成
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の位
    置決めステージ装置。
  4. 【請求項4】 変形量測定手段が、原版の複数の部位に
    ついて前記原版と基板の離間距離をそれぞれ測定する離
    間距離測定手段の出力に基づいて前記原版の変形量を検
    出するように構成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の位置決めステージ装置。
  5. 【請求項5】 離間距離測定手段が、原版と基板の位置
    合わせを行なうアライメントスコープであることを特徴
    とする請求項4記載の位置決めステージ装置。
  6. 【請求項6】 変形量測定手段が、原版の所定の部位の
    変位を検出する変位検出手段を有することを特徴とする
    請求項1または2記載の位置決めステージ装置。
  7. 【請求項7】 制御手段が、変形量測定手段の出力を第
    2の駆動手段にフィードバックしてその駆動速度を制御
    するように構成されていることを特徴とする請求項1な
    いし6いずれか1項記載の位置決めステージ装置。
  8. 【請求項8】 制御手段が、変形量測定手段の出力が許
    容値に到達したときに第2の駆動手段の駆動速度をゼロ
    または所定の値に低減するように構成されていることを
    特徴とする請求項1ないし6いずれか1項記載の位置決
    めステージ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8いずれか1項記載の位
    置決めステージ装置と、これによって位置決めされた基
    板を露光する露光手段を有する露光装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の露光装置を用いて微小
    ディバイスを製造することを特徴とするディバイス製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015310A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Hitachi Electronics Eng Co Ltd プロキシミティ露光装置及びその装置におけるフォトマスク変形補正方法
JP2013120789A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 露光装置

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