JPH09245260A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH09245260A
JPH09245260A JP8049793A JP4979396A JPH09245260A JP H09245260 A JPH09245260 A JP H09245260A JP 8049793 A JP8049793 A JP 8049793A JP 4979396 A JP4979396 A JP 4979396A JP H09245260 A JPH09245260 A JP H09245260A
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JP
Japan
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guest room
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room data
abstract
sales registration
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Application number
JP8049793A
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Inventor
Hiroshi Sawa
寛 澤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ターミナル機における客室データの入力を正確
かつ迅速に行えるようにする。 【解決手段】各ターミナル機20に入力手段(24K)
と第1の転送出力手段(21,22)と表示制御手段
(21,22)と確認宣言手段(24D)と第3の転送
出力手段(21,22)とを設けるとともに上位機10
に対応客室データ記憶手段13Mと読出手段(11,1
2)と第2の転送出力手段(11,12)と実行手段
(11,12)を設け、各ターミナル機20で桁数の小
さな簡単な抽象客室データを用いて複雑で桁数の多い客
室データを入力可能かつ上位機10で客室データを用い
て商品販売登録データについての会計処理を実行可能に
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、客室ごとの商品販
売登録データを転送出力可能なターミナル機と,転送入
力された商品販売登録データを客室ごとに記憶可能かつ
記憶された客室ごとの商品販売登録データについて会計
処理可能な上位機とを具備してなる商品販売登録データ
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、例えばシティーホテルで使用さ
れる商品販売登録データ処理装置を示す。各テナントT
1,…,Tnに配設された電子キャッシュレジスタ型の
ターミナル機20M,20,…,20間は、データ通信
回線2で接続されている。各ターミナル機20は、マス
ターターミナル機20Mを介しかつデータ通信回線1を
介してフロントに配設された上位機10に接続されてい
る。
【0003】各テナントT1〜Tn内のターミナル機2
0M(20)には、データ通信回線3を介してステーシ
ョン30とカスタマープリンタ35とキッチンプリンタ
36とが接続されている。複数のハンディターミナル3
1とステーション30とは、無線通信可能である。
【0004】かかる商品販売登録データ処理装置では、
テナントT1が例えばレストランである場合、ウェイト
レスがハンディターミナル31を用いてオーダーメニュ
ー(商品データ)を入力すると、そのオーダーデータは
ステーション30へ無線送信されかつステーション30
内のオーダーファイルに商品販売登録(図7のST4
0)される。この商品販売登録データの全部または一部
は、データ通信回線3を介してカスタマープリンタ35
に転送されカスタマー伝票に印字出力されるとともに、
厨房内のキッチンプリンタ36に転送されてオーダー伝
票に印字出力される。
【0005】飲食後の顧客がカスタマー伝票を持参して
ターミナル機20Mに出向き会計処理が行われる。外部
者(顧客)は金銭授受を含む会計処理が成されるが、宿
泊者(顧客)は金銭授受を含まない暫定的な会計処理が
行われる。
【0006】すなわち、キャッシャーは、カスタマー伝
票に印字された伝票番号をキー入力するとともに顧客の
客室データをキー入力する(ST41)。ターミナル機
20Mは、ステーション30のオーダーファイルから当
該伝票番号に係る商品販売登録データを入手しかつこの
商品販売登録データを当該客室データを付して上位機1
0へ転送出力する(ST42)。上位機10は、転送入
力(図8のST55)された商品販売登録データをその
客室データを参照しつつ売上ファイルに客室ごとに記憶
する(ST56)。顧客のチェックアウトの際に、フロ
ント係員は上位機10のキーボードを用いて客室データ
をキー入力(ST50,ST51)する。すると、上位
機10は、売上ファイルを検索(ST52)して当該客
室についての宿泊料の他、商品販売登録データ(商品代
金等)を含む総代金を一括読出し(ST53)して、一
括した最終の会計処理をする(ST54)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かくして、客室ごとに
一括して会計処理が行われるので、客室データを正確に
キー入力しなければならない。この点、フロント係員は
玄人ゆに心配がないと言えるが、各テナントのキャッシ
ャーは素人のパートタイマーやアルバイターが多いので
正確にキー入力するためには長時間を必要とする。特
に、店内繁忙時の場合には、客室データのキー入力ミス
が生じ易い。すなわち、客室データは、顧客持参の例え
ばキーホルダーに刻印された客室番号(客室データ)を
各桁についてキー入力しなければならないからである。
客室番号(客室データ)が例えば6桁にも及ぶ場合やキ
ャッシャーが他のホテルから配転されて来たばかりの場
合は、一度はキーミス入力すると言って過言でない。し
たがって、一層の取扱い容易化が望まれている。
【0008】また、例えば4桁の客室データ(“200
1”)をキー入力したとすれば、客室データとしては
“2”相当の信号,“0”相当の信号,“0”相当の信
号および“1”相当の信号の組合せとなりかつこの順番
でデータ通信回線1を介して上位機10へ転送出力され
るから、データ通信回線1の混雑時には商品販売登録デ
ータを即時かつ円滑に転送出力できないという事態も生
じ易い。
【0009】本発明の目的は、ターミナル機における客
室データの入力を正確かつ迅速に行える取扱い容易な商
品販売登録データ処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、客室
ごとの商品販売登録データを転送出力可能なターミナル
機と,転送入力された商品販売登録データを客室ごとに
記憶可能かつ記憶された客室ごとの商品販売登録データ
について会計処理可能な上位機とを具備してなる商品販
売登録データ処理装置において、前記ターミナル機が抽
象客室データを入力可能かつ入力された抽象客室データ
を前記商品販売登録データの転送出力以前に前記上位機
へ転送出力可能に形成され、前記上位機が対応客室デー
タ記憶手段を検索して転送入力された抽象客室データに
対応する客室データを読出すとともに当該ターミナル機
へ転送出力可能に形成され、かつ前記ターミナル機が転
送入力された客室データを表示可能かつ表示された客室
データが抽象客室データに対応するものであることを確
認宣言可能に形成されるとともに、確認宣言後に当該客
室データまたは抽象客室データとともに当該商品販売登
録データを前記上位機へ転送出力可能に構成されてい
る、ことを特徴とする。
【0011】かかる発明の場合、ターミナル機では複雑
で桁数の多い客室データに代えて例えば1桁の抽象客室
データを入力する。この抽象客室データは、直ちに上位
機へ転送出力される。当該商品販売登録データの転送出
力以前に行われる。上位機は、対応客室データ記憶手段
を検索して転送入力された抽象客室データに対応する客
室データを読出すとともに当該ターミナル機へ転送出力
する。ターミナル機では、転送入力された客室データを
例えばキャッシャー用表示器に表示する。したがって、
キャッシャーは、表示を目視するだけで正確な客室デー
タを入力できたと確認することができる。しかる後に、
確認宣言をして当該客室データを確定する。すると、当
該商品販売登録データは、当該客室データまたは抽象客
室データが付されて上位機へ転送出力される。
【0012】かくして、抽象客室データを例えば当該客
室番号(客室データ)やその代りの松の絵を刻印した1
つのキーを押下操作するだけで入力可能に形成しておけ
ば、結果として複雑で桁数の多い客室データでも正確か
つ迅速に入力できる。取扱いも容易である。
【0013】また、請求項2の発明は、客室ごとの商品
販売登録データを転送出力可能なターミナル機と,転送
入力された商品販売登録データを客室ごとに記憶可能か
つ記憶された客室ごとの商品販売登録データについて会
計処理可能な上位機とを具備してなる商品販売登録デー
タ処理装置において、前記ターミナル機に、抽象客室デ
ータを入力する入力手段と,入力された抽象客室データ
を前記上位機へ転送出力する第1の転送出力手段と,前
記上位機から転送入力された客室データを表示器に表示
する表示制御手段と,表示された客室データが当該抽象
客室データと対応するものと確認した場合にその旨を宣
言する確認宣言手段と,確認宣言後に当該客室データま
たは抽象客室データと当該商品販売登録データとを前記
上位機へ転送出力する第3の転送出力手段とを設け、か
つ前記上位機に、抽象客室データと客室データとを対応
させた対応客室データを記憶する対応客室データ記憶手
段と,この対応客室データ記憶手段を検索して前記ター
ミナル機から転送入力されて来た抽象客室データに対応
する客室データを読出す読出手段と,読出された客室デ
ータを当該ターミナル機へ転送出力する第2の転送出力
手段と,当該ターミナル機から転送入力された商品販売
登録データについての前記会計処理を当該客室データを
用いて実行する実行手段とを設け、前記ターミナル機で
抽象客室データを用いて客室データを入力可能かつ前記
上位機で客室データを用いて当該商品販売登録データに
ついての会計処理を客室ごとに一括して実行可能に構成
した、ことを特徴とする。
【0014】かかる構成の発明では、ターミナル機にお
いて、入力手段を用いて顧客から確認した客室データか
ら容易に知り得る抽象客データを入力する。この抽象客
室データは、当該商品販売登録データの転送出力以前
に、第1の転送出力手段によって上位機へ転送出力され
る。抽象客室データを例えば1桁のデータとしておけ
ば、データ通信回路の負荷や混雑を軽減できるとともに
即刻かつ円滑に転送出力可能である。上位機では、読出
手段が対応客室データ記憶手段を検索してターミナル機
から転送入力された抽象客室データに対応する客室デー
タを読出す。この客室データは、第2の転送出力手段に
よって当該ターミナル機へ転送出力される。
【0015】ターミナル機の表示制御手段は、上位機か
ら転送入力された客室データを表示器に表示する。した
がって、抽象客室データを入力したキャッシャーはそれ
に対応する客室データを目視確認できる。そして、確認
宣言手段を用いてその旨の宣言をする。これにより、客
室データが確定される。すると、第3の転送出力手段
が、当該商品登録データに当該客室データまたは当該抽
象客室データを付して上位機へ転送出力する。上位機に
おいては、従来例の場合と同様な実行手段が一括して会
計処理をする。
【0016】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得る他、さらに例えば1つのキー操作
と1回の確認宣言をするだけで客室データを入力したと
同様に形成可能であるから、取扱いが一段と容易であ
る。
【0017】さらに、請求項3の発明は、前記各抽象客
室データが各1のキーでワンタッチ入力可能に形成され
ている商品販売登録データ処理装置である。
【0018】かかる構成の発明では、客室データが複雑
かつ多数桁であるか否かに拘わらず、客室データを1つ
のキーでワンタッチ入力できるから、請求項2の発明の
場合と同様な作用効果を奏することができる他、さらに
一段と迅速に入力できかつ取扱いを飛躍的に容易化でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本商品販売登録データ処理装置は、
図1に示す如く、基本的構成が従来例(図6)の場合と
同様とされ、かつ各ターミナル機20(20M)に入力
手段(24K)と第1の転送出力手段(21,22)と
表示制御手段(21,22)と確認宣言手段(24D)
と第3の転送出力手段(21,22)とを設けるととも
に上位機10に対応客室データ記憶手段13Mと読出手
段(11,12)と第2の転送出力手段(11,12)
と実行手段(11,12)とを設け、各ターミナル機2
0で桁数の小さな簡単な抽象客室データを用いて複雑で
桁数の多い客室データを入力可能かつ上位機10で客室
データを用いて商品販売登録データについての会計処理
を客室ごとに一括して実行可能に構成されている。
【0020】図1において、上位機10は、CPU1
1,ROM12,RAM13,キーボード14,表示器
15,プリンタ16,ドロワ17,通信回路18を具備
し、各ターミナル機20の場合と同様な商品販売登録デ
ータを含む総代金を一括して会計処理する機能を有す
る。
【0021】すなわち、置数キー群14Nを用いて客室
データをキー入力する(図5のST20,ST21)
と、CPU11は大容量のRAM13内に形成された売
上ファイル13MRを検索(ST22)して当該商品販
売登録データを含む総代金を読出し(ST23)、客室
ごとに一括して会計処理(ST24)する。
【0022】また、RAM13内には、図2に示す対応
客室データ記憶手段13Mが設けられている。この対応
客室データ記憶手段13Mは、各客室データ(例えば、
“2001”)に抽象客室データ(例えば、“松の
間”)を対応させて記憶するものである。抽象客室デー
タについては、詳細後記するが、上記の“松の間”はタ
ーミナル機20側の抽象キー群24Kに含まれる1つの
キーのキーコードとされている。
【0023】読出手段は、読出制御プログラムを格納さ
せたROM12とCPU11とから形成されており、タ
ーミナル機20から抽象客室データが転送入力(図5の
ST27のYES)された場合に、対応客室データ記憶
手段13Mを検索(ST28)して当該抽象客室データ
に対応する客室データを読出す(ST29)。
【0024】第2の転送出力手段は、第2の転送出力制
御プログラムを格納させたROM12とCPU11とか
らなり、ST29で読出された客室データを通信回路1
8およびデータ通信回線1を介して当該ターミナル機2
0へ転送出力(ST30)することができる。
【0025】実行手段は、実行制御プログラムを格納さ
せたROM12とCPU11とからなり、ターミナル機
20から転送入力(ST25のYES)されかつ売上フ
ァイル13MRに記憶(ST26)されている商品販売
登録データを用いて客室(客室データ)ごとに一括して
会計処理(ST24)する手段で、実質的には従来例の
会計処理の実行手段と同一としてもよい。
【0026】なお、ターミナル機20から転送入力(S
T25)された商品販売登録データに客室データが付さ
れている場合にはそのまま売上ファイル13MRに記憶
(ST26)すればよいが、抽象客室データが付されて
いる場合には対応客室データ記憶手段13Mを参照して
客室データにデータ変換してから記憶(ST26)する
ものと形成されている。
【0027】各ターミナル機20(20M1)は、図1
に示す如く、CPU21,ROM22,RAM23,キ
ーボード24,表示器(キャッシャー用表示器および顧
客用表示器)25,プリンタ26,ドロワ27,通信回
路28・29を含み、従来例(図7)の場合と同様な機
能〔図4のST10,(ST11,ST13,ST1
5),ST17〕を有する他、後記する格別の機能も実
行できる。
【0028】キーボード24には、置数キー群24N等
々の他に、入力手段を形成する抽象キー群24Kおよび
確認宣言手段を形成する確認キー24Dが設けられてい
る。
【0029】入力手段は、複雑で桁数の大きい客室デー
タ(例えば、“2001”)に代える抽象客室データを
入力(図4のST11)する手段である。抽象キー群2
4Kは、1つのキーに1つの抽象客室データ(例えば、
“2001”や“松の絵”)が刻印された客室数相当の
複数のキーからなる。この実施形態では、客室データ
(“2001”)に対応する抽象客室データは“松の
絵”とされている。
【0030】すなわち、図3に示すキーホルダー50に
は客室データ(客室番号“2001”)の他に、松の絵
52が刻印されている。松の絵52の葉53は鮮やかな
緑色である。つまり、この松の絵52と対応する1つの
キーには同形同色の松の絵が刻印されている。
【0031】したがって、顧客から手渡されたキーホル
ダー50から客室データ(“2001”)に対応する松
の絵52と同じ絵が刻印された1つのキー(24K)を
ワンタッチするだけで、抽象客室データを簡単かつ迅速
に入力(ST11)することができるわけである。入力
された抽象客室データは、表示器25に表示される。キ
ャッシャー用表示器のみでも、キャッシャー用表示器と
顧客用表示器との双方に表示してもよい。
【0032】第1の転送出力手段は、入力(ST11の
YES)された抽象客室データを当該商品販売登録デー
タの転送出力前に上位機10へ転送出力する手段で、第
1の転送出力制御プログラムを格納させたROM22と
CPU21とから形成され、図4のST12で実行され
る。
【0033】表示制御手段は、上位機10から転送入力
(ST13のYES)された客室データを表示器25に
表示する手段で、表示制御プログラムを格納させたRO
M22とCPU21とから形成され、図4のST14で
実行される。この実施形態では、客室データを先に表示
されている抽象客室データに対応させて表示するものと
しているので、その対応性を簡単に確認できる。
【0034】このようにして確認できた場合は、キャッ
シャーは、確認宣言手段を形成する確認キー24Dを押
下操作して確認宣言(ST15のYES)すればよい。
予めセットされた設定時間Ts内に行えばよい。但し、
設定時間Ts経過後は、無効(ST16のYES)とさ
れ、ST11へ戻る。
【0035】第3の転送出力手段は、第3の転送出力制
御プログラムを格納させたROM22とCPU11とか
ら形成され、確認宣言(ST15のYES)によって客
室データが確定されたことから当該商品販売登録データ
を上位機10へ転送出力(ST17)する。この際、客
室データまたは抽象客室データを付して行う。客室デー
タを付せば、上位機20でそのまま売上ファイル13M
Rに登録できる。これに対し抽象客室データを付せれば
上位機20側では上述したデータ変換を必要とするが、
抽象客室データ信号が1つのキー相当信号でよいから高
速転送出力できかつデータ通信回線1を混雑させないで
すむ。いずれの方法も、キー操作により予め選択してお
くことができる。
【0036】次に、かかる実施形態の作用・動作を説明
する。キャッシャーの客室問合せに対して、顧客から例
えば図3に示すキーホルダー50を提示された場合、図
1に示すターミナル機20を担当するキャッシャーは、
カスタマー伝票を用いて商品販売登録する(図4のST
10)が、従来例の場合のようにキーボード24上の置
数キー群24Nを用いて客室データ(“2001”)5
1を入力する必要はない。つまり、抽象客室データ
(“松の絵”)52を目視して、抽象キー群24Kの中
からこれと同じ絵の付いた1つのキーを押下操作すれば
よい(図4のST11のYES)。極めて正確かつ迅速
にできると理解される。
【0037】すなわち、第1の転送出力手段(21,2
2)は、当該商品販売登録データの転送出力(ST1
7)以前に、入力された抽象客室データ(1つのキーコ
ード)を上位機10へ転送出力(ST12)する。転送
入力(図5のST27のYES)された上位機10で
は、読出手段(11,12)が、図2に示す対応客室デ
ータ記憶手段13Mを検索(ST28)し抽象客室デー
タ(図2で便宜的に“松の間”と表現した1つのキーコ
ード)に対応する客室データ(“2001”)を読出す
(ST29)。すると、第2の転送出力手段(11,1
2)がこれを当該ターミナル機20へ転送出力(ST3
0)する。
【0038】ターミナル機20の表示制御手段(21,
22)は、転送入力(図4のST13のYES)された
客室データ(“2001”)を表示器25に先に表示さ
れている抽象客室データ(“松の絵”)と接近対応させ
て表示(ST14)する。これまでに要する時間は電子
的短時間である。
【0039】かくして、キャッシャーは、表示器25を
見れば、1つのキー(24K)を押下操作して入力して
得た客室データ(“2001”)がキーホルダー50に
刻印されている当該客室データ(“2001”)と同じ
であることを、即座に確認することができる。そこで、
確認宣言手段(24D)を押下操作(ST15のYE
S)する。これにより、当該客室データ(“200
1”)の入力が確定される。
【0040】すると、第3の転送出力手段(21,2
2)が、予め選択された客室データまたは抽象客室デー
タと当該商品販売登録データとを、上位機10へ転送出
力(ST17)する。上位機10は、転送入力(図5の
ST25のYES)された商品販売登録データを売上フ
ァイル13MRの当該客室データ(“2001”)に対
応させて記憶(ST26)する。
【0041】客室〔客室データ(“2001”)〕の顧
客がフロントでチェックアウトする際、上位機10を扱
うフロント係員は、キーボード14上の置数キー群14
Nを用いて客室データ(“2001”)を入力(図5の
ST20のYES,ST21のYES)する。玄人であ
るから入力ミスはない。以下、実行手段(11,12)
によって客室ごとに一括した会計処理(ST22〜ST
24)が実行される。
【0042】しかして、この実施形態によれば、各ター
ミナル機20に入力手段(24K)と第1の転送出力手
段(21,22)と表示制御手段(21,22)と確認
宣言手段(24D)と第3の転送出力手段(21,2
2)とを設けるとともに上位機10に対応客室データ記
憶手段13Mと読出手段(11,12)と第2の転送出
力手段(11,12)と実行手段(11,12)とを設
け、各ターミナル機20で桁数の小さな簡単な抽象客室
データ(“松の絵”が刻印された1つのキーのキーコー
ド)を用いて複雑で桁数の多い客室データ(“200
1”)を入力可能かつ上位機10で客室データ(“20
01”)を用いて商品販売登録データについての会計処
理を客室ごとに一括して実行可能に構成されているの
で、各ターミナル機20(20M)における客室データ
の入力を正確かつ迅速に行え、取扱いが極めて容易であ
る。
【0043】また、抽象客室データが各1のキー(24
K)でワンタッチ入力可能に形成されているので、入力
を飛躍的に迅速かつ正確に行えるとともに、上位機10
へは1つのキーコード信号として転送出力されるのでデ
ータ通信回線1の混雑を軽減できる。
【0044】また、入力手段が抽象客室データ(例え
ば、“松の絵”)を刻印した抽象キー群24Kから形成
され、かつキーホルダー50に客室データ(“200
1”)と対応させた同じ“松の絵”が刻印されているの
で、キャッシャーはより迅速かつ正確に客室データを間
接的に入力できるとともに、当該客室データ(“200
1”)との対応性の確認がより簡単である。
【0045】また、表示制御手段(21,22)が、上
位機10から転送入力された客室データ(“200
1”)を表示器25に先に表示されていた抽象客室デー
タ(“松の絵”)と接近対応表示するものと形成されて
いるので、キャッシャーの確認作業が一段と容易であ
る。
【0046】また、第3の転送出力手段(21,22)
が上位機10へ転送出力する商品販売登録データに付す
るデータが、客室データおよび抽象客室データのいずれ
でも予め選択できる構成とされているので、運用上の実
際に対する適用性が広い。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ターミナル機
が抽象客室データを入力可能かつ入力された抽象客室デ
ータを商品販売登録データの転送出力以前に上位機へ転
送出力可能に形成され、上位機が対応客室データ記憶手
段を検索して転送入力された抽象客室データに対応する
客室データを読出すとともに当該ターミナル機へ転送出
力可能に形成され、かつターミナル機が転送入力された
客室データを表示可能かつ表示された客室データが抽象
客室データに対応するものであることを確認宣言可能に
形成されるとともに、確認宣言後に当該客室データまた
は抽象客室データとともに当該商品販売登録データを上
位機へ転送出力可能に構成されているので、抽象客室デ
ータを例えば当該客室番号(客室データ)やその代りの
松の絵を刻印した1つのキーを押下げ操作するだけで客
室データを入力可能に形成しておけば、その結果として
複雑で桁数の多い客室データでも正確かつ迅速に入力で
きる。取扱いも容易である。
【0048】また、請求項2の発明によれば、ターミナ
ル機に入力手段と第1の転送出力手段と表示制御手段と
確認宣言手段と第3の転送出力手段とを設けかつ上位機
に対応客室データ記憶手段と読出手段と第2の転送出力
手段と実行手段とを設け、ターミナル機で抽象客室デー
タを用いて客室データを入力可能かつ上位機で客室デー
タを用いて当該商品販売登録データについての客室ごと
に一括した会計処理を実行可能に構成されているので、
請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さら
に例えば1つのキー操作と1回の確認宣言をするだけで
客室データを入力したと同様に形成可能であるから、取
扱いが一段と容易である。
【0049】また、請求項3の発明によれば、各抽象客
室データが各1のキーでワンタッチ入力可能に形成され
ているので、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏す
ることができる他、さらに一段と迅速かつ正確に入力で
きかつ取扱いが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、対応客室データ記憶手段を説明するた
めの図である。
【図3】同じく、キーホルダーを説明するための斜視図
である。
【図4】同じく、各ターミナル機側の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】従来例を説明するためのブロック図である。
【図7】同じく、各ターミナル機側の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1〜3 データ通信回線 10 上位機 11 CPU(読出手段,第2の転送出力手段,実行手
段) 12 ROM(読出手段,第2の転送出力手段,実行手
段) 13 RAM 13MR 売上ファイル 13M 対応客室データ記憶手段 14 キーボード 14N 置数キー群 20,20M ターミナル機 21 CPU(第1の転送出力手段,表示制御手段,第
3の転送出力手段) 22 ROM(第1の転送出力手段,表示制御手段,第
3の転送出力手段) 23 RAM 24 キーボード 24N 置数キー群 24K 抽象キー群(入力手段) 24D 確認キー(確認宣言手段) 25 表示器 30 ステーション 35 カスタマープリンタ 36 キッチンプリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客室ごとの商品販売登録データを転送出
    力可能なターミナル機と,転送入力された商品販売登録
    データを客室ごとに記憶可能かつ記憶された客室ごとの
    商品販売登録データについて会計処理可能な上位機とを
    具備してなる商品販売登録データ処理装置において、 前記ターミナル機が抽象客室データを入力可能かつ入力
    された抽象客室データを前記商品販売登録データの転送
    出力以前に前記上位機へ転送出力可能に形成され、前記
    上位機が対応客室データ記憶手段を検索して転送入力さ
    れた抽象客室データに対応する客室データを読出すとと
    もに当該ターミナル機へ転送出力可能に形成され、かつ
    前記ターミナル機が転送入力された客室データを表示可
    能かつ表示された客室データが抽象客室データに対応す
    るものであることを確認宣言可能に形成されるととも
    に、確認宣言後に当該客室データまたは抽象客室データ
    とともに当該商品販売登録データを前記上位機へ転送出
    力可能に構成されている、ことを特徴とする商品販売登
    録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 客室ごとの商品販売登録データを転送出
    力可能なターミナル機と,転送入力された商品販売登録
    データを客室ごとに記憶可能かつ記憶された客室ごとの
    商品販売登録データについて会計処理可能な上位機とを
    具備してなる商品販売登録データ処理装置において、 前記ターミナル機に、抽象客室データを入力する入力手
    段と,入力された抽象客室データを前記上位機へ転送出
    力する第1の転送出力手段と,前記上位機から転送入力
    された客室データを表示器に表示する表示制御手段と,
    表示された客室データが当該抽象客室データと対応する
    ものと確認した場合にその旨を宣言する確認宣言手段
    と,確認宣言後に当該客室データまたは抽象客室データ
    と当該商品販売登録データとを前記上位機へ転送出力す
    る第3の転送出力手段とを設け、 かつ前記上位機に、抽象客室データと客室データとを対
    応させた対応客室データを記憶する対応客室データ記憶
    手段と,この対応客室データ記憶手段を検索して前記タ
    ーミナル機から転送入力されて来た抽象客室データに対
    応する客室データを読出す読出手段と,読出された客室
    データを当該ターミナル機へ転送出力する第2の転送出
    力手段と,当該ターミナル機から転送入力された商品販
    売登録データについての前記会計処理を当該客室データ
    を用いて実行する実行手段とを設け、前記ターミナル機
    で抽象客室データを用いて客室データを入力可能かつ前
    記上位機で客室データを用いて当該商品販売登録データ
    についての会計処理を客室ごとに一括して実行可能に構
    成した、ことを特徴とする商品販売登録データ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各抽象客室データが各1のキーでワ
    ンタッチ入力可能に形成されている請求項1または請求
    項2記載の商品販売登録データ処理装置。
JP8049793A 1996-03-07 1996-03-07 商品販売登録データ処理装置 Pending JPH09245260A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1323403C (zh) * 2003-12-26 2007-06-27 索尼株式会社 记录介质盒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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