JPH09244508A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH09244508A JPH09244508A JP8316196A JP8316196A JPH09244508A JP H09244508 A JPH09244508 A JP H09244508A JP 8316196 A JP8316196 A JP 8316196A JP 8316196 A JP8316196 A JP 8316196A JP H09244508 A JPH09244508 A JP H09244508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- cleaning roller
- image
- image forming
- photoconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体上の転写残トナーをクリーニングロー
ラに回収し、この回収したトナーを感光体に再付着さ
せ、その再付着トナーを現像装置に回収する画像形成装
置において、クリーニングローラによる感光体上の転写
残トナーの回収効率を高め、感光体上に地汚れが発生す
ることを防止する。 【解決手段】 クリーニングローラ12の停止時に、感
光体1の表面に接して圧縮変形した部分12Aが、クリ
ーニングローラ12による転写残トナー回収時に、感光
体1の表面に接しないようにする。
ラに回収し、この回収したトナーを感光体に再付着さ
せ、その再付着トナーを現像装置に回収する画像形成装
置において、クリーニングローラによる感光体上の転写
残トナーの回収効率を高め、感光体上に地汚れが発生す
ることを防止する。 【解決手段】 クリーニングローラ12の停止時に、感
光体1の表面に接して圧縮変形した部分12Aが、クリ
ーニングローラ12による転写残トナー回収時に、感光
体1の表面に接しないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動される像
担持体上に、潜像形成手段によって静電潜像を形成し、
その静電潜像を現像装置によってトナー像として可視像
化すると共に、像担持体上のトナー像を転写装置によっ
て記録媒体に転写し、トナー像転写後の像担持体上の転
写残トナーをクリーニングローラにより静電的に回収し
て当該像担持体の表面を清掃する画像形成装置に関する
ものである。
担持体上に、潜像形成手段によって静電潜像を形成し、
その静電潜像を現像装置によってトナー像として可視像
化すると共に、像担持体上のトナー像を転写装置によっ
て記録媒体に転写し、トナー像転写後の像担持体上の転
写残トナーをクリーニングローラにより静電的に回収し
て当該像担持体の表面を清掃する画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は
その複合機などとして構成される画像形成装置において
は、像担持体が繰返し使用されるので、トナー像転写後
の像担持体表面に残留付着する転写残トナーを除去回収
し、像担持体表面を清掃する必要がある。このため、従
来より像担持体を清掃する各種のクリーニング装置が提
案され、かつ実用化されているが、従来のクリーニング
装置は、一般に像担持体から回収したトナーを廃トナー
タンクなどに収容し、これを廃棄するように構成されて
いる。
その複合機などとして構成される画像形成装置において
は、像担持体が繰返し使用されるので、トナー像転写後
の像担持体表面に残留付着する転写残トナーを除去回収
し、像担持体表面を清掃する必要がある。このため、従
来より像担持体を清掃する各種のクリーニング装置が提
案され、かつ実用化されているが、従来のクリーニング
装置は、一般に像担持体から回収したトナーを廃トナー
タンクなどに収容し、これを廃棄するように構成されて
いる。
【0003】ところで、近年、電子写真プロセスを採用
したこの種の画像形成装置においては、一段の低コスト
化と、環境問題対策の一環として、廃棄されるトナー量
の一層の低減化を図ることが要望されている。
したこの種の画像形成装置においては、一段の低コスト
化と、環境問題対策の一環として、廃棄されるトナー量
の一層の低減化を図ることが要望されている。
【0004】このような点に鑑み、像担持体から記録媒
体へのトナー像の転写率を100%にして、トナー像転
写後の残留トナーを無くすようにすると、所謂、クリー
ナーレス方式を採用することができる。これにより、廃
棄するトナーをなくすことができるばかりでなく、クリ
ーニング装置を省略でき、画像形成システムの単純化
と、画像形成装置のコストの引き下げを達成できる。し
かしながら、現状では、トナー像の転写率を100%に
することは難しく、また信頼性の上からも問題がある。
体へのトナー像の転写率を100%にして、トナー像転
写後の残留トナーを無くすようにすると、所謂、クリー
ナーレス方式を採用することができる。これにより、廃
棄するトナーをなくすことができるばかりでなく、クリ
ーニング装置を省略でき、画像形成システムの単純化
と、画像形成装置のコストの引き下げを達成できる。し
かしながら、現状では、トナー像の転写率を100%に
することは難しく、また信頼性の上からも問題がある。
【0005】そこで、次善の策として、トナー像転写後
に、像担持体表面に残留付着する転写残トナーをクリー
ニングローラに静電的に付着させて一時的に回収し、そ
の回収したトナーを、像担持体上の静電潜像形成に影響
のない表面部分に静電的に再付着させ、更に、像担持体
表面に再付着させたトナーを現像装置で静電的に回収
し、これを再使用する画像形成装置が提案されている
(例えば、特公昭61−30274号公報参照)。これ
によるものでは、回収したトナーを廃トナータンクや現
像装置などに移送する専用の手段が不要になるので、画
像形成装置のコストを下げることができ、しかもトナー
をリサイクル使用できるので、廃棄トナーをなくすこと
ができる。
に、像担持体表面に残留付着する転写残トナーをクリー
ニングローラに静電的に付着させて一時的に回収し、そ
の回収したトナーを、像担持体上の静電潜像形成に影響
のない表面部分に静電的に再付着させ、更に、像担持体
表面に再付着させたトナーを現像装置で静電的に回収
し、これを再使用する画像形成装置が提案されている
(例えば、特公昭61−30274号公報参照)。これ
によるものでは、回収したトナーを廃トナータンクや現
像装置などに移送する専用の手段が不要になるので、画
像形成装置のコストを下げることができ、しかもトナー
をリサイクル使用できるので、廃棄トナーをなくすこと
ができる。
【0006】この種の画像形成装置において、像担持体
からクリーニングローラへ転写残トナーを回収するとき
の効率と、その回収トナーを像担持体へ再付着させると
きの効率を高めるには、クリーニングローラの表面部分
を弾性体によって構成することが好ましい。クリーニン
グローラを回転させながら、その表面の弾性体を像担持
体表面に当接させて転写残トナーに回収動作とその回収
トナーの再付着動作を実行するのである。
からクリーニングローラへ転写残トナーを回収するとき
の効率と、その回収トナーを像担持体へ再付着させると
きの効率を高めるには、クリーニングローラの表面部分
を弾性体によって構成することが好ましい。クリーニン
グローラを回転させながら、その表面の弾性体を像担持
体表面に当接させて転写残トナーに回収動作とその回収
トナーの再付着動作を実行するのである。
【0007】ところで、ここで問題となるのは、画像形
成装置の作動停止時、例えばその電源オフ時にクリーニ
ングローラはその表面を像担持体表面に当接させたまま
停止するので、クリーニングローラ表面の弾性体が像担
持体表面から受ける外力によって圧縮変形することであ
る。通常、圧縮変形した弾性体は像担持体からの外力を
解除された後、時間と共に回復するのであるが、弾性体
の材質によっては、その回復に数秒から数十秒、或いは
それ以上の時間を要することがある。
成装置の作動停止時、例えばその電源オフ時にクリーニ
ングローラはその表面を像担持体表面に当接させたまま
停止するので、クリーニングローラ表面の弾性体が像担
持体表面から受ける外力によって圧縮変形することであ
る。通常、圧縮変形した弾性体は像担持体からの外力を
解除された後、時間と共に回復するのであるが、弾性体
の材質によっては、その回復に数秒から数十秒、或いは
それ以上の時間を要することがある。
【0008】このため、それまで作動を停止していた画
像形成装置を作動させ、クリーニングローラを回転させ
て像担持体表面の転写残トナーを回収し始めると、画像
形成装置の停止時に像担持体表面に圧接していたクリー
ニングローラの部分が圧縮変形したまま、トナーの回収
動作を行うことになるので、その変形した部分が像担持
体表面に接したとき、両者の当接圧が極端に減少し、転
写残トナーの回収効率、すなわち像担持体に対するクリ
ーニング効率が低下し、これによって像担持体上に形成
されるトナー像に地汚れが発生する。またクリーニング
ローラの弾性体の材質によっては、クリーニングローラ
の停止時に像担持体から受ける外力によって、その当接
部が永久変形することもあり、かかる事態が発生すれ
ば、像担持体に対するクリーニング効率は大きく低下
し、クリーニングローラが本来の機能を果し得なくなる
おそれもある。
像形成装置を作動させ、クリーニングローラを回転させ
て像担持体表面の転写残トナーを回収し始めると、画像
形成装置の停止時に像担持体表面に圧接していたクリー
ニングローラの部分が圧縮変形したまま、トナーの回収
動作を行うことになるので、その変形した部分が像担持
体表面に接したとき、両者の当接圧が極端に減少し、転
写残トナーの回収効率、すなわち像担持体に対するクリ
ーニング効率が低下し、これによって像担持体上に形成
されるトナー像に地汚れが発生する。またクリーニング
ローラの弾性体の材質によっては、クリーニングローラ
の停止時に像担持体から受ける外力によって、その当接
部が永久変形することもあり、かかる事態が発生すれ
ば、像担持体に対するクリーニング効率は大きく低下
し、クリーニングローラが本来の機能を果し得なくなる
おそれもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、転写
残トナーをクリーニングローラに静電的に回収し、この
回収したトナーを像担持体に静電的に再付着させ、次い
で、再付着したトナーを現像装置にて静電的に回収する
形式の画像形成装置における上述の問題点を解決し、ク
リーニングローラの弾性体がクリーニングローラの停止
時に像担持体から受ける外力によって圧縮変形しても、
当該クリーニングローラによる転写残トナーの回収効率
が低下することを阻止でき、地汚れの発生を効果的に抑
えることのできる画像形成装置を提供することにある。
残トナーをクリーニングローラに静電的に回収し、この
回収したトナーを像担持体に静電的に再付着させ、次い
で、再付着したトナーを現像装置にて静電的に回収する
形式の画像形成装置における上述の問題点を解決し、ク
リーニングローラの弾性体がクリーニングローラの停止
時に像担持体から受ける外力によって圧縮変形しても、
当該クリーニングローラによる転写残トナーの回収効率
が低下することを阻止でき、地汚れの発生を効果的に抑
えることのできる画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、回転駆動される像担持体と、該担持体上に
静電潜像を形成する潜像形成手段と、その静電潜像をト
ナー像として可視像化する現像装置と、像担持体上のト
ナー像を記録媒体に転写する転写装置と、トナー像転写
後の像担持体上の転写残トナーを静電的に一時的に回収
し、その回収したトナーを、像担持体上の静電潜像の形
成に影響のない表面部分に静電的に再付着させるクリー
ニングローラとを具備し、像担持体表面に再付着させた
トナーを現像装置において静電的に回収すると共に、前
記クリーニングローラは、回転しながら、かつその表面
の弾性体が像担持体の表面に接しながら転写残トナーの
回収動作とその回収トナーの再付着動作を実行する画像
形成装置において、前記クリーニングローラが、その1
回転未満の回転で各トナー回収動作を実行し、かつ該ク
リーニングローラの回転停止時に像担持体表面に接して
いたクリーニングローラ部分以外の表面部分が像担持体
の表面に接して各トナー回収動作を実行するように、当
該クリーニングローラの回転を制御する駆動制御手段を
有することを特徴とする画像形成装置を提案する。
成するため、回転駆動される像担持体と、該担持体上に
静電潜像を形成する潜像形成手段と、その静電潜像をト
ナー像として可視像化する現像装置と、像担持体上のト
ナー像を記録媒体に転写する転写装置と、トナー像転写
後の像担持体上の転写残トナーを静電的に一時的に回収
し、その回収したトナーを、像担持体上の静電潜像の形
成に影響のない表面部分に静電的に再付着させるクリー
ニングローラとを具備し、像担持体表面に再付着させた
トナーを現像装置において静電的に回収すると共に、前
記クリーニングローラは、回転しながら、かつその表面
の弾性体が像担持体の表面に接しながら転写残トナーの
回収動作とその回収トナーの再付着動作を実行する画像
形成装置において、前記クリーニングローラが、その1
回転未満の回転で各トナー回収動作を実行し、かつ該ク
リーニングローラの回転停止時に像担持体表面に接して
いたクリーニングローラ部分以外の表面部分が像担持体
の表面に接して各トナー回収動作を実行するように、当
該クリーニングローラの回転を制御する駆動制御手段を
有することを特徴とする画像形成装置を提案する。
【0011】その際、上記駆動制御手段は、画像形成動
作が連続して行われるとき、各画像形成動作におけるト
ナー回収動作時に、毎回、クリーニングローラの同一の
周方向表面領域が像担持体に接して転写残トナーの回収
動作を実行するように、当該クリーニングローラの回転
を制御するように構成されていると有利である。
作が連続して行われるとき、各画像形成動作におけるト
ナー回収動作時に、毎回、クリーニングローラの同一の
周方向表面領域が像担持体に接して転写残トナーの回収
動作を実行するように、当該クリーニングローラの回転
を制御するように構成されていると有利である。
【0012】また、上記各構成において、その駆動制御
手段は、画像形成動作を終了してクリーニングローラが
停止するとき、常に、クリーニングローラの同一表面部
分が像担持体の表面に接した状態で当該クリーニングロ
ーラが停止するように、該クリーニングローラを制御す
るように構成されていると有利である。
手段は、画像形成動作を終了してクリーニングローラが
停止するとき、常に、クリーニングローラの同一表面部
分が像担持体の表面に接した状態で当該クリーニングロ
ーラが停止するように、該クリーニングローラを制御す
るように構成されていると有利である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明し、併せて前述の従来の欠点を図面
に即してより具体的に明らかにする。
に従って詳細に説明し、併せて前述の従来の欠点を図面
に即してより具体的に明らかにする。
【0014】図1は、本発明に係る画像形成装置の一例
を示す概略構成図である。同図において、像担持体の一
構成例であるドラム状の感光体1は、図示されない駆動
装置により図における時計方向に回転駆動され、この回
転時に、除電装置の一例である除電ランプ13によって
除電作用を受けて初期化され、次いで帯電装置の一例で
ある帯電ローラ2の作用により、感光体1の表面が所定
の極性に均一に帯電される。本例では、帯電ローラ2は
電圧電源E10に接続され、感光体1と接触回転する間
で、感光体1の表面を負(マイナス)極性に均一に帯電
する。帯電ローラ2の作用により、感光体1の表面が、
例えば−850Vに帯電されるのである。感光体1を均
一帯電させる帯電装置として、感光体から離間して配置
される帯電装置、例えばコロナ放電器などを用いること
もできる。
を示す概略構成図である。同図において、像担持体の一
構成例であるドラム状の感光体1は、図示されない駆動
装置により図における時計方向に回転駆動され、この回
転時に、除電装置の一例である除電ランプ13によって
除電作用を受けて初期化され、次いで帯電装置の一例で
ある帯電ローラ2の作用により、感光体1の表面が所定
の極性に均一に帯電される。本例では、帯電ローラ2は
電圧電源E10に接続され、感光体1と接触回転する間
で、感光体1の表面を負(マイナス)極性に均一に帯電
する。帯電ローラ2の作用により、感光体1の表面が、
例えば−850Vに帯電されるのである。感光体1を均
一帯電させる帯電装置として、感光体から離間して配置
される帯電装置、例えばコロナ放電器などを用いること
もできる。
【0015】次いで、露光部3において、図示していな
い露光走査装置によって、例えば光変調されたレーザ光
11による光書き込み走査が行われることにより、感光
体1の表面には所定の静電潜像が形成される。感光体1
上のレーザ光11の照射された部分A、すなわち静電潜
像の表面電位は、例えば−150V程度となり、レーザ
光11が照射されない部分B、すなわち静電潜像の地肌
部の表面電位はほぼ−850Vに維持される。このよう
に、本例では帯電ローラ2と、露光走査装置が、感光体
1より成る像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手
段を構成している。
い露光走査装置によって、例えば光変調されたレーザ光
11による光書き込み走査が行われることにより、感光
体1の表面には所定の静電潜像が形成される。感光体1
上のレーザ光11の照射された部分A、すなわち静電潜
像の表面電位は、例えば−150V程度となり、レーザ
光11が照射されない部分B、すなわち静電潜像の地肌
部の表面電位はほぼ−850Vに維持される。このよう
に、本例では帯電ローラ2と、露光走査装置が、感光体
1より成る像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手
段を構成している。
【0016】現像装置4は感光体1に対向配置された現
像剤担持搬送部材の一例である現像ローラ5と、一対の
撹拌パドル10A,10Bとを具備し、これらは、現像
装置の現像ケーシング9内にそれぞれ設けられ、そのケ
ーシング9に回転自在に支持されている。このうちの現
像ローラ5には電圧電源E1により、例えば−600V
程度の電圧が印加される。現像ローラ5には、感光体1
の帯電極性と同極性の電圧が印加されるのである。
像剤担持搬送部材の一例である現像ローラ5と、一対の
撹拌パドル10A,10Bとを具備し、これらは、現像
装置の現像ケーシング9内にそれぞれ設けられ、そのケ
ーシング9に回転自在に支持されている。このうちの現
像ローラ5には電圧電源E1により、例えば−600V
程度の電圧が印加される。現像ローラ5には、感光体1
の帯電極性と同極性の電圧が印加されるのである。
【0017】ここに例示した現像装置4では、トナーと
キャリアを有する二成分系現像剤Dが使用され、この現
像剤Dは現像ケーシング9内に収容されている。そし
て、撹拌パドル10A,10Bの回転により、そのトナ
ーはキャリアとの摩擦により所定の極性、本例では感光
体1の帯電極性と同極性、すなわち負極性に帯電され
る。このように、本例の画像形成装置においては、現像
時におけるトナーの帯電極性が負極性となっている。キ
ャリアを有さない一成分系現像剤を使用する現像装置を
採用してもよい。
キャリアを有する二成分系現像剤Dが使用され、この現
像剤Dは現像ケーシング9内に収容されている。そし
て、撹拌パドル10A,10Bの回転により、そのトナ
ーはキャリアとの摩擦により所定の極性、本例では感光
体1の帯電極性と同極性、すなわち負極性に帯電され
る。このように、本例の画像形成装置においては、現像
時におけるトナーの帯電極性が負極性となっている。キ
ャリアを有さない一成分系現像剤を使用する現像装置を
採用してもよい。
【0018】現像ローラ5は図示反時計方向に回転駆動
されるようになっていて、その周面上に担持された現像
剤は、現像ローラ5の回転方向に搬送され、該ローラ5
に対して所定のギャップをあけて対置された現像剤規制
部材15によって掻き取り作用を受ける。現像剤規制部
材15によって搬送量を規制された現像剤は、現像ロー
ラ5と感光体1とが互いに対向した現像部6に向けて運
ばれ、その現像部6において現像剤中のトナーが感光体
1上の静電潜像に静電的に引き寄せられ、その部分に付
着する。すなわち、感光体の帯電極性と同じ負極性に帯
電されたトナーがレーザ光の照射された感光体表面部分
Aに付着し、その静電潜像がトナー像として可視像化さ
れるのである。このように、本例の画像形成装置におい
ては反転現像方式(ネガ・ポジ現像方式)が採用されて
いる。
されるようになっていて、その周面上に担持された現像
剤は、現像ローラ5の回転方向に搬送され、該ローラ5
に対して所定のギャップをあけて対置された現像剤規制
部材15によって掻き取り作用を受ける。現像剤規制部
材15によって搬送量を規制された現像剤は、現像ロー
ラ5と感光体1とが互いに対向した現像部6に向けて運
ばれ、その現像部6において現像剤中のトナーが感光体
1上の静電潜像に静電的に引き寄せられ、その部分に付
着する。すなわち、感光体の帯電極性と同じ負極性に帯
電されたトナーがレーザ光の照射された感光体表面部分
Aに付着し、その静電潜像がトナー像として可視像化さ
れるのである。このように、本例の画像形成装置におい
ては反転現像方式(ネガ・ポジ現像方式)が採用されて
いる。
【0019】感光体1の下位には、転写装置の一例であ
る転写ローラ7が配設されている。転写ローラ7は、感
光体1の回転方向に対して順方向に回転し、この転写ロ
ーラ7と、これが対向する感光体1との間の転写部8に
向けて、転写紙16より成る記録媒体が矢印方向Pに送
られるようになっていて、転写ローラ7が転写部8に送
られた転写紙16を介して感光体1の表面に圧接し、こ
のとき転写ローラの機能により、感光体1上に形成され
ているトナー像が転写紙16上に転写される。すなわ
ち、電源E3により、転写ローラ7に対して、感光体1
上のトナーの帯電極性と反対の正(プラス)極性電圧、
例えば+950Vの電圧が印加され、このとき、感光体
1上の負極性のトナーTが、転写紙16の側に静電的に
引き寄せられ、該転写紙に付着する。感光体1に対して
離間した転写装置、例えばコロナ放電器より成る転写装
置を用いることもできる。
る転写ローラ7が配設されている。転写ローラ7は、感
光体1の回転方向に対して順方向に回転し、この転写ロ
ーラ7と、これが対向する感光体1との間の転写部8に
向けて、転写紙16より成る記録媒体が矢印方向Pに送
られるようになっていて、転写ローラ7が転写部8に送
られた転写紙16を介して感光体1の表面に圧接し、こ
のとき転写ローラの機能により、感光体1上に形成され
ているトナー像が転写紙16上に転写される。すなわ
ち、電源E3により、転写ローラ7に対して、感光体1
上のトナーの帯電極性と反対の正(プラス)極性電圧、
例えば+950Vの電圧が印加され、このとき、感光体
1上の負極性のトナーTが、転写紙16の側に静電的に
引き寄せられ、該転写紙に付着する。感光体1に対して
離間した転写装置、例えばコロナ放電器より成る転写装
置を用いることもできる。
【0020】トナー像を転写された転写紙16は、図示
していない分離装置によって感光体1から分離され、同
じく図示していない定着装置に送られ、ここで転写紙1
6上のトナー像が定着される。このようにして、転写紙
16はコピー紙として画像形成装置本体外に排出され
る。
していない分離装置によって感光体1から分離され、同
じく図示していない定着装置に送られ、ここで転写紙1
6上のトナー像が定着される。このようにして、転写紙
16はコピー紙として画像形成装置本体外に排出され
る。
【0021】上述のように、本例の画像形成装置は、回
転駆動される感光体1より成る像担持体と、この像担持
体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、その静電潜
像をトナー像として可視像化する現像装置4と、像担持
体上のトナー像を転写紙16より成る記録媒体に転写す
る転写ローラ7より成る転写装置とを有していると共
に、前述の除電ランプ13より成る除電装置、次に説明
するクリーニングローラ12、及び後述するようにクリ
ーニングローラ12の回転を制御する駆動制御手段を具
備している。帯電装置、潜像形成手段による像担持体へ
の露光部3、現像装置4、転写装置、クリーニングロー
ラ及び除電装置が、この順に像担持体の回転方向に沿っ
て配置されている。
転駆動される感光体1より成る像担持体と、この像担持
体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、その静電潜
像をトナー像として可視像化する現像装置4と、像担持
体上のトナー像を転写紙16より成る記録媒体に転写す
る転写ローラ7より成る転写装置とを有していると共
に、前述の除電ランプ13より成る除電装置、次に説明
するクリーニングローラ12、及び後述するようにクリ
ーニングローラ12の回転を制御する駆動制御手段を具
備している。帯電装置、潜像形成手段による像担持体へ
の露光部3、現像装置4、転写装置、クリーニングロー
ラ及び除電装置が、この順に像担持体の回転方向に沿っ
て配置されている。
【0022】感光体1上のトナー像は転写部8で転写紙
16に転写されるが、そのトナー像転写後に、感光体1
の表面には、転写紙16に転写されずに感光体1上に残
留したトナーが付着している。かかる転写残トナーT1
がクリーニング部14に至ると、クリーニングローラ1
2の表面に一時的に回収される。
16に転写されるが、そのトナー像転写後に、感光体1
の表面には、転写紙16に転写されずに感光体1上に残
留したトナーが付着している。かかる転写残トナーT1
がクリーニング部14に至ると、クリーニングローラ1
2の表面に一時的に回収される。
【0023】クリーニングローラ12は、剛体より成る
芯部材12aと、その芯部材12aの表面に固設された
導電性又は中抵抗の弾性体12bとを有していて、図示
した例では芯部材12aが丸軸状の導電性金属より成
り、弾性体12bは、その芯部材12aと同心の円筒状
に形成された発泡体より成る。かかるクリーニングロー
ラ12はクリーニングケース17に収容され、かつ芯部
材12aの各端部が、クリーニングケース17の前後の
側壁17a,17aにそれぞれ回転可能に支持されてい
る。かかるクリーニングローラ12は、現像ローラ5、
帯電ローラ2、及び転写ローラ7と共に、感光体1に対
して実質的に平行に位置している。
芯部材12aと、その芯部材12aの表面に固設された
導電性又は中抵抗の弾性体12bとを有していて、図示
した例では芯部材12aが丸軸状の導電性金属より成
り、弾性体12bは、その芯部材12aと同心の円筒状
に形成された発泡体より成る。かかるクリーニングロー
ラ12はクリーニングケース17に収容され、かつ芯部
材12aの各端部が、クリーニングケース17の前後の
側壁17a,17aにそれぞれ回転可能に支持されてい
る。かかるクリーニングローラ12は、現像ローラ5、
帯電ローラ2、及び転写ローラ7と共に、感光体1に対
して実質的に平行に位置している。
【0024】ここで、図1において、現像部6から転写
部8に向かうトナー像のトナーTは、そのほとんどのも
のが、現像時の帯電極性、本例では負極性のトナーとな
っている。これに対し、転写ローラ7にはトナー像の転
写時に、現像時のトナー帯電極性と反対極性、本例では
正極性の電圧が印加されるため、そのトナー像転写後に
おいて感光体1上に残留付着するトナー、すなわち転写
残トナーT1は、正極性のものに負極性のものが混在し
たトナーとなる。転写残トナーは、プラスとマイナスの
両方の極性のトナーが混在した状態で、クリーニング部
14に移送されるのである。
部8に向かうトナー像のトナーTは、そのほとんどのも
のが、現像時の帯電極性、本例では負極性のトナーとな
っている。これに対し、転写ローラ7にはトナー像の転
写時に、現像時のトナー帯電極性と反対極性、本例では
正極性の電圧が印加されるため、そのトナー像転写後に
おいて感光体1上に残留付着するトナー、すなわち転写
残トナーT1は、正極性のものに負極性のものが混在し
たトナーとなる。転写残トナーは、プラスとマイナスの
両方の極性のトナーが混在した状態で、クリーニング部
14に移送されるのである。
【0025】クリーニングローラ12は、感光体1上の
転写残トナーT1を回収するとき、適宜な方向に回転
し、図示した例では図1における時計方向(矢印a方
向)、すなわち感光体1の回転方向に対してカウンタ方
向に回転駆動されるようになっていて、感光体1の表面
に摺擦しながら回転する。クリーニングローラ12は、
自身の表面部分が、感光体1によって弾性変形させられ
るように、感光体1と圧接し、図2に示したように、こ
の圧接部にはニップ領域Nが形成される。このニップ領
域Nがクリーニング領域となる。なお、ニップ領域Nの
感光体周方向における幅は、例えば1mm前後となるが、
図1及び図2ではかかるニップ領域Nの幅を誇張して示
してある(図14及び図15においても同じ)。
転写残トナーT1を回収するとき、適宜な方向に回転
し、図示した例では図1における時計方向(矢印a方
向)、すなわち感光体1の回転方向に対してカウンタ方
向に回転駆動されるようになっていて、感光体1の表面
に摺擦しながら回転する。クリーニングローラ12は、
自身の表面部分が、感光体1によって弾性変形させられ
るように、感光体1と圧接し、図2に示したように、こ
の圧接部にはニップ領域Nが形成される。このニップ領
域Nがクリーニング領域となる。なお、ニップ領域Nの
感光体周方向における幅は、例えば1mm前後となるが、
図1及び図2ではかかるニップ領域Nの幅を誇張して示
してある(図14及び図15においても同じ)。
【0026】かかるニップ領域Nで、正、負両極性の転
写残トナーT1は、クリーニングローラ12と感光体1
の表面に接触しながら現像時のトナーと同じ極性(本例
では負極性)のトナーになるように、摩擦帯電される。
トナー像転写後の像担持体上の転写残トナーが、現像時
におけるトナーの帯電極性(本来の極性)に揃うよう
に、クリーニングローラ12と像担持体との間で、その
転写残トナーが摩擦帯電されるのである。
写残トナーT1は、クリーニングローラ12と感光体1
の表面に接触しながら現像時のトナーと同じ極性(本例
では負極性)のトナーになるように、摩擦帯電される。
トナー像転写後の像担持体上の転写残トナーが、現像時
におけるトナーの帯電極性(本来の極性)に揃うよう
に、クリーニングローラ12と像担持体との間で、その
転写残トナーが摩擦帯電されるのである。
【0027】図1に戻って、転写紙16より成る記録媒
体へのトナー像転写後の感光体1上の転写残トナーT1
は、感光体1に対して圧接しながら回転するクリーニン
グローラ12に回収されるが、その回収時にクリーニン
グローラ12の芯部材12aには、当該ローラ12によ
って摩擦帯電されたトナーの帯電極性と反対の極性、本
例では正極性の電圧、例えば+200Vの電圧が電圧電
源E4により印加される。従って、転写部8を通過した
トナー像転写後の残留トナー、すなわちクリーニングロ
ーラ12と感光体1との間で摩擦帯電された転写残トナ
ーT1は、正極性の電圧が印加されたクリーニングロー
ラ12の表面に静電的に引き寄せられて、該ローラ12
の表面に付着し、このローラに一時的に回収される。こ
れにより、感光体1の表面はクリーニング状態にされ
る。感光体1に対して接触回転するクリーニングローラ
12には、このように、感光体1との間で、感光体上の
転写残トナーT1が、クリーニングローラ12の表面に
静電的に吸引され得る電界が形成されるように、現像時
におけるトナーの帯電極性と反対極性(本例では正極
性)の電圧が印加されるのである。
体へのトナー像転写後の感光体1上の転写残トナーT1
は、感光体1に対して圧接しながら回転するクリーニン
グローラ12に回収されるが、その回収時にクリーニン
グローラ12の芯部材12aには、当該ローラ12によ
って摩擦帯電されたトナーの帯電極性と反対の極性、本
例では正極性の電圧、例えば+200Vの電圧が電圧電
源E4により印加される。従って、転写部8を通過した
トナー像転写後の残留トナー、すなわちクリーニングロ
ーラ12と感光体1との間で摩擦帯電された転写残トナ
ーT1は、正極性の電圧が印加されたクリーニングロー
ラ12の表面に静電的に引き寄せられて、該ローラ12
の表面に付着し、このローラに一時的に回収される。こ
れにより、感光体1の表面はクリーニング状態にされ
る。感光体1に対して接触回転するクリーニングローラ
12には、このように、感光体1との間で、感光体上の
転写残トナーT1が、クリーニングローラ12の表面に
静電的に吸引され得る電界が形成されるように、現像時
におけるトナーの帯電極性と反対極性(本例では正極
性)の電圧が印加されるのである。
【0028】上述のようにしてクリーニングローラ12
の表面に回収されたトナーに関して、図では符号T2を
付して示してある。図3乃至図13は、感光体1上の転
写残トナーT1をクリーニングローラ12に回収し、次
いで後述するようにその回収トナーT2を感光体1の表
面に再付着させる動作の一例を示す説明図であり、これ
らの図のうち図3は、画像形成装置の作動停止状態、す
なわち感光体1とクリーニングローラ12とが停止して
いるときの様子を示している。図示していないプリント
キーがオペレータにより押下されることによって、先に
説明し、かつ図4にも示すように感光体1とクリーニン
グローラ12がそれぞれ矢印で示す方向に回転する。図
4は、感光体1上のトナー像が、矢印P方向に搬送され
る転写紙16に転写され始め、その転写残トナーT1が
クリーニングローラ12の表面に回収され始まる直前の
状態を示している。また、図5は、その転写残トナーが
クリーニングローラ12の表面に回収され始めたときの
様子を示す概略図である。クリーニングローラ12によ
ってクリーニングされた感光体1の表面部分は、除電ラ
ンプ13によって除電作用を受け、その表面電位が基準
値まで下げられる。除電ランプ13は画像形成動作中、
点灯し続けている。除電作用を受けた感光体表面は、図
5から判るように、引き続き帯電ローラ2によって帯電
され、前述した画像形成動作が続けられる。
の表面に回収されたトナーに関して、図では符号T2を
付して示してある。図3乃至図13は、感光体1上の転
写残トナーT1をクリーニングローラ12に回収し、次
いで後述するようにその回収トナーT2を感光体1の表
面に再付着させる動作の一例を示す説明図であり、これ
らの図のうち図3は、画像形成装置の作動停止状態、す
なわち感光体1とクリーニングローラ12とが停止して
いるときの様子を示している。図示していないプリント
キーがオペレータにより押下されることによって、先に
説明し、かつ図4にも示すように感光体1とクリーニン
グローラ12がそれぞれ矢印で示す方向に回転する。図
4は、感光体1上のトナー像が、矢印P方向に搬送され
る転写紙16に転写され始め、その転写残トナーT1が
クリーニングローラ12の表面に回収され始まる直前の
状態を示している。また、図5は、その転写残トナーが
クリーニングローラ12の表面に回収され始めたときの
様子を示す概略図である。クリーニングローラ12によ
ってクリーニングされた感光体1の表面部分は、除電ラ
ンプ13によって除電作用を受け、その表面電位が基準
値まで下げられる。除電ランプ13は画像形成動作中、
点灯し続けている。除電作用を受けた感光体表面は、図
5から判るように、引き続き帯電ローラ2によって帯電
され、前述した画像形成動作が続けられる。
【0029】このようにして、感光体1が例えば、数回
転する間に1枚分のトナー像が感光体1上に形成され、
これが転写紙16に連続的に転写されるのであるが、か
かるトナー像が形成される感光体1上の周方向領域が画
像形成領域である。図4、図5には、この画像形成領域
に符号Xを付し、またその感光体回転方向先端に符号Y
を付してある。同様に、図6には、この画像形成領域X
の感光体回転方向後端に符号Zを付してある。
転する間に1枚分のトナー像が感光体1上に形成され、
これが転写紙16に連続的に転写されるのであるが、か
かるトナー像が形成される感光体1上の周方向領域が画
像形成領域である。図4、図5には、この画像形成領域
に符号Xを付し、またその感光体回転方向先端に符号Y
を付してある。同様に、図6には、この画像形成領域X
の感光体回転方向後端に符号Zを付してある。
【0030】画像形成領域Xの先端Yがクリーニングロ
ーラ12に達したときに、クリーニングローラ12への
転写残トナーT1の回収動作が開始される。また図示し
た例では、画像形成領域Xの後端Zがクリーニングロー
ラ12に達するまで、転写残トナーの回収動作が続けら
れる。クリーニングローラ12を通過した画像形成領域
Xの部分は、既にクリーニングローラによってクリーニ
ングされた状態となっている。
ーラ12に達したときに、クリーニングローラ12への
転写残トナーT1の回収動作が開始される。また図示し
た例では、画像形成領域Xの後端Zがクリーニングロー
ラ12に達するまで、転写残トナーの回収動作が続けら
れる。クリーニングローラ12を通過した画像形成領域
Xの部分は、既にクリーニングローラによってクリーニ
ングされた状態となっている。
【0031】図6に示すように、画像形成領域Xの感光
体回転方向後端Zが帯電ローラ2を通過すると、このと
き、その帯電ローラ2は感光体1の表面から離れるよう
になっている(図7参照)。同時に、図1に示したスイ
ッチS10が切り換わって、帯電ローラ2への電圧の印加
がオフされる。
体回転方向後端Zが帯電ローラ2を通過すると、このと
き、その帯電ローラ2は感光体1の表面から離れるよう
になっている(図7参照)。同時に、図1に示したスイ
ッチS10が切り換わって、帯電ローラ2への電圧の印加
がオフされる。
【0032】画像形成領域後端Zが図7に示すように現
像装置4の現像ローラ5を通過すると、図1に示したス
イッチS1が切り換えられ、現像ローラ5は電圧電源E2
の方に接続され、その現像ローラ5には、トナーが感光
体1に付着しないように、トナーの帯電極性と反対の正
極性の電圧、例えば+500Vの電圧が印加される。引
き続き、図8に示すように画像形成領域後端Zが転写部
8を通過すると、このとき転写ローラ7への電圧印加が
停止される。このとき、本例では転写ローラ7が感光体
1から離間する(図9参照)。
像装置4の現像ローラ5を通過すると、図1に示したス
イッチS1が切り換えられ、現像ローラ5は電圧電源E2
の方に接続され、その現像ローラ5には、トナーが感光
体1に付着しないように、トナーの帯電極性と反対の正
極性の電圧、例えば+500Vの電圧が印加される。引
き続き、図8に示すように画像形成領域後端Zが転写部
8を通過すると、このとき転写ローラ7への電圧印加が
停止される。このとき、本例では転写ローラ7が感光体
1から離間する(図9参照)。
【0033】クリーニングローラ12は、前述の如くト
ナー像転写後の感光体1上の転写残トナーT1を感光体
1と協働して摩擦帯電し、かつこれを静電的に一時的に
回収して感光体1の表面を清掃するが、次いでその回収
したトナーT2を、感光体1上の、次の静電潜像の形成
に影響のない表面部分に静電的に再付着させる。すなわ
ち、トナー像が転写紙16に転写された後の画像形成領
域後端Zが図9に示したようにクリーニングローラ12
を通過した時、図1に示したスイッチS2が切り換えら
れ、クリーニングローラ12は電圧電源E5の方に接続
され、そのクリーニングローラ12の芯部材12aに
は、クリーニングローラ12によって摩擦帯電されたト
ナーの帯電極性と同極性、本例では負極性の、例えば−
3000Vの電圧が印加される。このようにしてクリー
ニングローラ12と、画像形成領域後端Zよりも感光体
1の回転方向後方側の感光体表面の非画像形成領域W
(図9)との間に、クリーニングローラ12上のトナー
T2が感光体1の方に放出される方向の電界が形成され
るのである。
ナー像転写後の感光体1上の転写残トナーT1を感光体
1と協働して摩擦帯電し、かつこれを静電的に一時的に
回収して感光体1の表面を清掃するが、次いでその回収
したトナーT2を、感光体1上の、次の静電潜像の形成
に影響のない表面部分に静電的に再付着させる。すなわ
ち、トナー像が転写紙16に転写された後の画像形成領
域後端Zが図9に示したようにクリーニングローラ12
を通過した時、図1に示したスイッチS2が切り換えら
れ、クリーニングローラ12は電圧電源E5の方に接続
され、そのクリーニングローラ12の芯部材12aに
は、クリーニングローラ12によって摩擦帯電されたト
ナーの帯電極性と同極性、本例では負極性の、例えば−
3000Vの電圧が印加される。このようにしてクリー
ニングローラ12と、画像形成領域後端Zよりも感光体
1の回転方向後方側の感光体表面の非画像形成領域W
(図9)との間に、クリーニングローラ12上のトナー
T2が感光体1の方に放出される方向の電界が形成され
るのである。
【0034】かかる電界によって、図10に示すよう
に、クリーニングローラ12上に一時的に回収されたト
ナーT2は、感光体1上の非画像形成領域Wに再付着し
て戻される。このとき、図1乃至図13に示した例で
は、クリーニングローラ12が、感光体1に対して順方
向(図1における反時計方向であって、図2に鎖線矢印
bで示す方向)に回転するものとする。
に、クリーニングローラ12上に一時的に回収されたト
ナーT2は、感光体1上の非画像形成領域Wに再付着し
て戻される。このとき、図1乃至図13に示した例で
は、クリーニングローラ12が、感光体1に対して順方
向(図1における反時計方向であって、図2に鎖線矢印
bで示す方向)に回転するものとする。
【0035】感光体1上に再付着したトナーT3は、図
11に示すように、引き続く感光体1の回転によって、
除電ランプ13及び感光体1から離れた帯電ローラ2の
下を通過し、図12に示した如く現像装置4に至る。こ
のとき、その現像ローラ5には、前述のように、現像時
のトナーの帯電極性と反対の正極性の電圧が印加されて
いるので、感光体1上に再付着した負極性のトナーT3
は、その現像ローラ5の側に静電的に移行し、現像装置
内の現像剤中に回収される。
11に示すように、引き続く感光体1の回転によって、
除電ランプ13及び感光体1から離れた帯電ローラ2の
下を通過し、図12に示した如く現像装置4に至る。こ
のとき、その現像ローラ5には、前述のように、現像時
のトナーの帯電極性と反対の正極性の電圧が印加されて
いるので、感光体1上に再付着した負極性のトナーT3
は、その現像ローラ5の側に静電的に移行し、現像装置
内の現像剤中に回収される。
【0036】上述のように、クリーニングローラ12
は、回転しながら、かつその表面の弾性体12bが、感
光体1より成る像担持体上の表面に接しながら転写残ト
ナーT1の回収動作と、その回収トナーT2の再付着動作
を実行し、像担持体表面に再付着されたトナーT3は、
現像装置4において静電的に回収される。現像装置4に
回収されたトナーは、その現像装置4において再利用さ
れる。このようにして、廃棄トナーをなくすことがで
き、しかもクリーニングローラ12で回収したトナーを
現像装置4へ戻すトナー搬送パイプなどを設ける必要も
ない。
は、回転しながら、かつその表面の弾性体12bが、感
光体1より成る像担持体上の表面に接しながら転写残ト
ナーT1の回収動作と、その回収トナーT2の再付着動作
を実行し、像担持体表面に再付着されたトナーT3は、
現像装置4において静電的に回収される。現像装置4に
回収されたトナーは、その現像装置4において再利用さ
れる。このようにして、廃棄トナーをなくすことがで
き、しかもクリーニングローラ12で回収したトナーを
現像装置4へ戻すトナー搬送パイプなどを設ける必要も
ない。
【0037】図11に示したように、クリーニングロー
ラ12上の回収トナーが感光体1上に再付着され終えた
とき、そのクリーニングローラ12に対して、再び現像
時のトナーの帯電極性と逆の正極性の電圧を印加し、か
つクリーニングローラ12を、例えば感光体1の回転方
向に対してカウンタ方向に回転駆動して、感光体1上に
本来付着しているべきではないトナーが極く少量でも付
着していたとき、そのトナーを回収するように当該クリ
ーニングローラ12を制御することが好ましい。
ラ12上の回収トナーが感光体1上に再付着され終えた
とき、そのクリーニングローラ12に対して、再び現像
時のトナーの帯電極性と逆の正極性の電圧を印加し、か
つクリーニングローラ12を、例えば感光体1の回転方
向に対してカウンタ方向に回転駆動して、感光体1上に
本来付着しているべきではないトナーが極く少量でも付
着していたとき、そのトナーを回収するように当該クリ
ーニングローラ12を制御することが好ましい。
【0038】画像形成動作が引き続き行われるときは、
図11及び図12に示した次の画像形成領域X1が連続
して除電ランプ13による除電作用を受け、その感光体
回転方向先端Y1が帯電ローラ2のところに移動したと
き、帯電ローラ2が感光体1の表面に当接し、次の画像
形成領域X1を負極性に帯電し、次いで、前述したとこ
ろと全く同様にして、次の画像形成領域X1に静電潜像
が形成され、これが図13に示すように現像装置4にお
いてトナー像として可視像化される。このとき、当然、
現像ローラ5には負極性の電圧が印加されている。そし
て、その画像形成領域先端Y1が転写部8に至ったと
き、転写ローラ7は感光体1に対して圧接し、次の転写
紙16の先端が転写部8に達し、次の画像形成領域X1
に形成されたトナー像がその転写紙16に転写される。
このときの転写残トナーは、先に説明した通り、クリー
ニングローラ12に静電的に一時的に回収され、前述し
た動作が繰返される。このようにして、画像形成動作が
所定回数繰返されるのである。
図11及び図12に示した次の画像形成領域X1が連続
して除電ランプ13による除電作用を受け、その感光体
回転方向先端Y1が帯電ローラ2のところに移動したと
き、帯電ローラ2が感光体1の表面に当接し、次の画像
形成領域X1を負極性に帯電し、次いで、前述したとこ
ろと全く同様にして、次の画像形成領域X1に静電潜像
が形成され、これが図13に示すように現像装置4にお
いてトナー像として可視像化される。このとき、当然、
現像ローラ5には負極性の電圧が印加されている。そし
て、その画像形成領域先端Y1が転写部8に至ったと
き、転写ローラ7は感光体1に対して圧接し、次の転写
紙16の先端が転写部8に達し、次の画像形成領域X1
に形成されたトナー像がその転写紙16に転写される。
このときの転写残トナーは、先に説明した通り、クリー
ニングローラ12に静電的に一時的に回収され、前述し
た動作が繰返される。このようにして、画像形成動作が
所定回数繰返されるのである。
【0039】帯電装置として、感光体1から離間した、
例えばスコロトロン帯電器より成るコロナ放電器を用い
た場合には、画像形成領域Xの後端Zが、そのコロナ放
電器を通過した後も、当該放電器によって感光体1の表
面をトナーの帯電極性と同極性(本例では負極性)に帯
電させ続けることもできる。このようにすれば、図11
に示した再付着トナーT3を担持した感光体1の表面部
分を、コロナ放電器によってトナーの帯電極性と同極性
の例えば−850Vに帯電させることができるので、そ
の再付着トナーT3が現像装置4の現像ローラ5に対向
したとき、現像ローラ5に現像時と同じく、例えば−6
00Vの、トナーの帯電極性と同極性の電圧を印加した
ままにしても、その再付着トナーT3を現像ローラ5の
方に静電的に回収することができる。この場合には、現
像ローラ5に対して印加する電圧を、現像動作時と、現
像ローラ5への再付着トナーの回収時とで切換えなくと
も、再付着トナーを現像装置4に静電的に回収すること
ができるのである。
例えばスコロトロン帯電器より成るコロナ放電器を用い
た場合には、画像形成領域Xの後端Zが、そのコロナ放
電器を通過した後も、当該放電器によって感光体1の表
面をトナーの帯電極性と同極性(本例では負極性)に帯
電させ続けることもできる。このようにすれば、図11
に示した再付着トナーT3を担持した感光体1の表面部
分を、コロナ放電器によってトナーの帯電極性と同極性
の例えば−850Vに帯電させることができるので、そ
の再付着トナーT3が現像装置4の現像ローラ5に対向
したとき、現像ローラ5に現像時と同じく、例えば−6
00Vの、トナーの帯電極性と同極性の電圧を印加した
ままにしても、その再付着トナーT3を現像ローラ5の
方に静電的に回収することができる。この場合には、現
像ローラ5に対して印加する電圧を、現像動作時と、現
像ローラ5への再付着トナーの回収時とで切換えなくと
も、再付着トナーを現像装置4に静電的に回収すること
ができるのである。
【0040】なお、図11に示した状態では、次の画像
形成領域X1には、未だ静電潜像もトナー像も形成され
ておらず、正確には、図11に示した領域X1は、次の
画像形成領域となるべき領域と言うことができる。ま
た、図1、及び図2乃至図13においては、感光体1上
ないしはクリーニングローラ12上のトナーT,T1,
T2,T3,T4について、これらを模式的に拡大して示
してある。
形成領域X1には、未だ静電潜像もトナー像も形成され
ておらず、正確には、図11に示した領域X1は、次の
画像形成領域となるべき領域と言うことができる。ま
た、図1、及び図2乃至図13においては、感光体1上
ないしはクリーニングローラ12上のトナーT,T1,
T2,T3,T4について、これらを模式的に拡大して示
してある。
【0041】前述のようにクリーニングローラ12に回
収されたトナーT2は、感光体1上の非画像形成領域W
に再付着するので、その再付着トナーT3によって、上
述した画像形成動作時の静電潜像はもとより、次に形成
される静電潜像にも影響が与えられることはない。画像
形成領域X内の後部に、クリーニングローラ12からの
トナーを再付着させるように構成することも可能であ
る。
収されたトナーT2は、感光体1上の非画像形成領域W
に再付着するので、その再付着トナーT3によって、上
述した画像形成動作時の静電潜像はもとより、次に形成
される静電潜像にも影響が与えられることはない。画像
形成領域X内の後部に、クリーニングローラ12からの
トナーを再付着させるように構成することも可能であ
る。
【0042】要は、図6に示した画像形成領域Xの後端
Zとなるべき部分が、図6に示した状態よりも前の時点
で、クリーニングローラ12を通過しさえすれば、クリ
ーニングローラ12への転写残トナーT1の回収を終了
し、そのクリーニングローラ12上の回収トナーT2を
感光体1の表面に戻す再付着動作を開始することができ
る。この場合、画像形成領域Xの後端Zが図9に示した
ようにクリーニングローラ12の部位に至るよりずっと
以前に、感光体1へのトナーの再付着動作を終了し、引
き続き、クリーニングローラ12によって画像形成領域
X上の転写残トナーを回収して、その感光体1の表面部
分を清掃し、その清掃面に次の静電潜像を形成するよう
に構成してもよく、このようにすれば、図3乃至図13
に示した例よりも、画像形成領域の間の非画像形成領域
の長さを短かくでき、画像形成動作に要する時間を短縮
することができる。
Zとなるべき部分が、図6に示した状態よりも前の時点
で、クリーニングローラ12を通過しさえすれば、クリ
ーニングローラ12への転写残トナーT1の回収を終了
し、そのクリーニングローラ12上の回収トナーT2を
感光体1の表面に戻す再付着動作を開始することができ
る。この場合、画像形成領域Xの後端Zが図9に示した
ようにクリーニングローラ12の部位に至るよりずっと
以前に、感光体1へのトナーの再付着動作を終了し、引
き続き、クリーニングローラ12によって画像形成領域
X上の転写残トナーを回収して、その感光体1の表面部
分を清掃し、その清掃面に次の静電潜像を形成するよう
に構成してもよく、このようにすれば、図3乃至図13
に示した例よりも、画像形成領域の間の非画像形成領域
の長さを短かくでき、画像形成動作に要する時間を短縮
することができる。
【0043】このように、クリーニングローラ12への
転写残トナーの回収と、その回収トナーの感光体1への
再付着は、各種の態様で実行できるが、いずれの場合
も、感光体1上の潜像形成に影響のない表面部分に回収
したトナーを再付着させる必要がある。
転写残トナーの回収と、その回収トナーの感光体1への
再付着は、各種の態様で実行できるが、いずれの場合
も、感光体1上の潜像形成に影響のない表面部分に回収
したトナーを再付着させる必要がある。
【0044】ここで、図3は先にも説明したように、画
像形成装置が作動を停止しているときの状態を示してお
り、図14はこのときの部分拡大図である。これらの図
は、例えば画像形成装置の電源がオフし、或いは電源が
オンされているものの、クリーニングローラ12と感光
体1とが停止して画像形成動作が行われていないときの
様子を示している。その際、クリーニングローラ12の
表面は弾性体12bより成るので、感光体1に接してい
るクリーニングローラ12の部分12Aは、感光体1か
ら受ける外力によって、図14に示すように圧縮変形す
る。
像形成装置が作動を停止しているときの状態を示してお
り、図14はこのときの部分拡大図である。これらの図
は、例えば画像形成装置の電源がオフし、或いは電源が
オンされているものの、クリーニングローラ12と感光
体1とが停止して画像形成動作が行われていないときの
様子を示している。その際、クリーニングローラ12の
表面は弾性体12bより成るので、感光体1に接してい
るクリーニングローラ12の部分12Aは、感光体1か
ら受ける外力によって、図14に示すように圧縮変形す
る。
【0045】プリントキーの押下により感光体1とクリ
ーニングローラ12が共に回転を開始して、感光体1上
の画像形成領域Xの先端Yがクリーニングローラ12の
ところに達すると、ここの領域Xに付着した転写残トナ
ーT1がクリーニングローラ12に回収され始まるので
あるが、特に感光体1とクリーニングローラ1の停止時
間が長かった場合、クリーニングローラ12が回転を開
始した後も、図15に示すように、クリーニングローラ
12と感光体1の停止時にその感光体1の表面に圧接し
ていたクリーニングローラ部分12Aが圧縮変形したま
まとなる。弾性体12bの材質によっては、そのクリー
ニングローラ部分12Aが永久変形し、その回復が不能
となることもある。
ーニングローラ12が共に回転を開始して、感光体1上
の画像形成領域Xの先端Yがクリーニングローラ12の
ところに達すると、ここの領域Xに付着した転写残トナ
ーT1がクリーニングローラ12に回収され始まるので
あるが、特に感光体1とクリーニングローラ1の停止時
間が長かった場合、クリーニングローラ12が回転を開
始した後も、図15に示すように、クリーニングローラ
12と感光体1の停止時にその感光体1の表面に圧接し
ていたクリーニングローラ部分12Aが圧縮変形したま
まとなる。弾性体12bの材質によっては、そのクリー
ニングローラ部分12Aが永久変形し、その回復が不能
となることもある。
【0046】このように圧縮変形したクリーニングロー
ラ部分12Aが、クリーニングローラ12の回転に伴っ
て感光体1の表面に接し、その感光体1上の転写残トナ
ーT1を回収する動作を行ったとすると、このときのク
リーニングローラ部分12Aと感光体1の表面との当接
圧は極端に弱くなり、転写残トナーT2の回収効率、す
なわち感光体1に対するクリーニング効率が低下し、感
光体上の地汚れの発生が著しくなる。
ラ部分12Aが、クリーニングローラ12の回転に伴っ
て感光体1の表面に接し、その感光体1上の転写残トナ
ーT1を回収する動作を行ったとすると、このときのク
リーニングローラ部分12Aと感光体1の表面との当接
圧は極端に弱くなり、転写残トナーT2の回収効率、す
なわち感光体1に対するクリーニング効率が低下し、感
光体上の地汚れの発生が著しくなる。
【0047】そこで、本例の画像形成装置においては、
クリーニングローラ12が、その1回転未満の回転で各
トナー回収動作を実行し、かつそのクリーニングローラ
12の回転停止時に感光体1より成る像担持体表面に接
していたクリーニングローラ部分12A以外の表面部分
が像担持体の表面に接して各トナー回収動作を実行する
ように、前述の駆動制御手段がクリーニングローラ12
の回転を制御するように構成されている。
クリーニングローラ12が、その1回転未満の回転で各
トナー回収動作を実行し、かつそのクリーニングローラ
12の回転停止時に感光体1より成る像担持体表面に接
していたクリーニングローラ部分12A以外の表面部分
が像担持体の表面に接して各トナー回収動作を実行する
ように、前述の駆動制御手段がクリーニングローラ12
の回転を制御するように構成されている。
【0048】例えば、図3に示したように、感光体1と
クリーニングローラ12が停止し、この状態で両者が回
転を開始するが、その回転開始後、図4に示す如く、画
像形成領域Xの先端Yがクリーニングローラ12に接す
る部位(クリーニング部)に達する直前に、感光体1と
クリーニングローラ12とが停止していたときに感光体
1の表面に接していたクリーニングローラ部分12A
が、感光体1に接する部位に至るように、クリーニング
ローラ12の回転を制御するのである。より具体的に示
せば、画像形成装置の起動時に、すなわち感光体1とク
リーニングローラ12とが回転を開始したときに、一定
周波数のクロック信号が出力されるが、このクロック信
号によりクリーニングローラ12の回転量をカウント
し、画像形成領域Xの先端Yが、図4に示すようにクリ
ーニングローラ12と感光体1との当接部の直前の位置
に到達した時、感光体1とクリーニングローラ12が、
図3及び図14に示した状態、すなわち両者の停止時の
状態となるように、感光体1への画像形成開始タイミン
グが逆算して制御されるのである。
クリーニングローラ12が停止し、この状態で両者が回
転を開始するが、その回転開始後、図4に示す如く、画
像形成領域Xの先端Yがクリーニングローラ12に接す
る部位(クリーニング部)に達する直前に、感光体1と
クリーニングローラ12とが停止していたときに感光体
1の表面に接していたクリーニングローラ部分12A
が、感光体1に接する部位に至るように、クリーニング
ローラ12の回転を制御するのである。より具体的に示
せば、画像形成装置の起動時に、すなわち感光体1とク
リーニングローラ12とが回転を開始したときに、一定
周波数のクロック信号が出力されるが、このクロック信
号によりクリーニングローラ12の回転量をカウント
し、画像形成領域Xの先端Yが、図4に示すようにクリ
ーニングローラ12と感光体1との当接部の直前の位置
に到達した時、感光体1とクリーニングローラ12が、
図3及び図14に示した状態、すなわち両者の停止時の
状態となるように、感光体1への画像形成開始タイミン
グが逆算して制御されるのである。
【0049】感光体1とクリーニングローラ12の停止
時に感光体1に接していたクリーニングローラ部分12
Aを、クリーニングローラ変形部と称することにする
と、上述した構成によれば、感光体1上の画像形成領域
Xの先端Yが、クリーニングローラ12に接触し始めた
とき、丁度、クリーニングローラ12の変形部12Aが
そのクリーニングローラ12と感光体1との接触部、す
なわち図2に示したニップ領域Nを離れるのである。こ
のため、図5から判るように、このクリーニングローラ
変形部12Aよりもクリーニングローラ回転方向下流側
の表面部分が感光体1上の転写残トナーT1を回収する
ことになる。
時に感光体1に接していたクリーニングローラ部分12
Aを、クリーニングローラ変形部と称することにする
と、上述した構成によれば、感光体1上の画像形成領域
Xの先端Yが、クリーニングローラ12に接触し始めた
とき、丁度、クリーニングローラ12の変形部12Aが
そのクリーニングローラ12と感光体1との接触部、す
なわち図2に示したニップ領域Nを離れるのである。こ
のため、図5から判るように、このクリーニングローラ
変形部12Aよりもクリーニングローラ回転方向下流側
の表面部分が感光体1上の転写残トナーT1を回収する
ことになる。
【0050】一方、図9はクリーニングローラ12が感
光体1上の転写残トナーT1を回収し終えたときの様子
を示しているが、この図から判るように、クリーニング
ローラ12は感光体1上の転写残トナーT1を回収し始
めてから、1回転未満の回転で、そのトナー回収動作を
終える。クリーニングローラ変形部12Aが、再び感光
体1に当接する前にトナー回収動作を終了するのであ
る。感光体1上には、その周方向における各種大きさの
トナー像が形成されるが、その最も長さの長いトナー像
を転写紙に転写した後の転写残トナーT1も、クリーニ
ングローラ12の1回転未満の回転によって回収され
る。
光体1上の転写残トナーT1を回収し終えたときの様子
を示しているが、この図から判るように、クリーニング
ローラ12は感光体1上の転写残トナーT1を回収し始
めてから、1回転未満の回転で、そのトナー回収動作を
終える。クリーニングローラ変形部12Aが、再び感光
体1に当接する前にトナー回収動作を終了するのであ
る。感光体1上には、その周方向における各種大きさの
トナー像が形成されるが、その最も長さの長いトナー像
を転写紙に転写した後の転写残トナーT1も、クリーニ
ングローラ12の1回転未満の回転によって回収され
る。
【0051】上述した構成によれば、クリーニングロー
ラ12が感光体1上の転写残トナーを回収し始めてか
ら、この動作を終了するまでの間、クリーニングローラ
変形部12Aが感光体1の表面に接することはない。ク
リーニングローラ変形部12Aが、転写残トナーT1の
回収、すなわち感光体1のクリーニングのために使用さ
れることがないのである。このため、感光体1上の転写
残トナーT1の回収効率、すなわち感光体1に対するク
リーニング効率を確実に高め、感光体1上に地汚れが発
生する不具合を効果的に抑制することができる。
ラ12が感光体1上の転写残トナーを回収し始めてか
ら、この動作を終了するまでの間、クリーニングローラ
変形部12Aが感光体1の表面に接することはない。ク
リーニングローラ変形部12Aが、転写残トナーT1の
回収、すなわち感光体1のクリーニングのために使用さ
れることがないのである。このため、感光体1上の転写
残トナーT1の回収効率、すなわち感光体1に対するク
リーニング効率を確実に高め、感光体1上に地汚れが発
生する不具合を効果的に抑制することができる。
【0052】図13に示した画像形成領域X1について
も、その先端Y1がクリーニングローラ12に接する直
前の位置に至ったとき、図4と全く同様に、クリーニン
グローラ変形部12Aが感光体1に接する位置を占め、
画像形成領域先端Y1がクリーニングローラ12に接し
始めたとき、丁度、クリーニングローラ変形部12Aが
感光体1から離れ、しかもクリーニングローラ12は1
回転未満の回転で画像形成領域X1上の転写残トナーを
回収し、次いでその回収トナーを感光体1に再付着させ
るのである。前述した転写残トナーの回収と、その回収
トナーの再付着と、その再付着トナーの現像装置4への
回収が、連続する画像形成動作と同じ回数だけ繰返さ
れ、これにより、いずれのトナー像にも地汚れが発生す
ることを防止することができる。
も、その先端Y1がクリーニングローラ12に接する直
前の位置に至ったとき、図4と全く同様に、クリーニン
グローラ変形部12Aが感光体1に接する位置を占め、
画像形成領域先端Y1がクリーニングローラ12に接し
始めたとき、丁度、クリーニングローラ変形部12Aが
感光体1から離れ、しかもクリーニングローラ12は1
回転未満の回転で画像形成領域X1上の転写残トナーを
回収し、次いでその回収トナーを感光体1に再付着させ
るのである。前述した転写残トナーの回収と、その回収
トナーの再付着と、その再付着トナーの現像装置4への
回収が、連続する画像形成動作と同じ回数だけ繰返さ
れ、これにより、いずれのトナー像にも地汚れが発生す
ることを防止することができる。
【0053】画像形成動作が連続して行われるとき、通
常、感光体1上に形成される各トナー像のサイズは同一
であり、従って、かかる連続プリント動作時には、その
各トナー回収動作時に、クリーニングローラ12の同じ
表面領域が感光体1のクリーニングのために使用され
る。すなわち、本例の画像形成装置においては、前述の
駆動制御手段が、クリーニングローラ12の回転を、先
に説明したように制御すると共に、画像形成動作が連続
して行われるとき、各画像形成動作におけるトナー回収
動作時に、毎回、クリーニングローラ12の同一の周方
向表面領域が感光体1より成る像担持体に接して転写残
トナーT1の回収動作を実行するように、当該クリーニ
ングローラ12の回転を制御するのである。
常、感光体1上に形成される各トナー像のサイズは同一
であり、従って、かかる連続プリント動作時には、その
各トナー回収動作時に、クリーニングローラ12の同じ
表面領域が感光体1のクリーニングのために使用され
る。すなわち、本例の画像形成装置においては、前述の
駆動制御手段が、クリーニングローラ12の回転を、先
に説明したように制御すると共に、画像形成動作が連続
して行われるとき、各画像形成動作におけるトナー回収
動作時に、毎回、クリーニングローラ12の同一の周方
向表面領域が感光体1より成る像担持体に接して転写残
トナーT1の回収動作を実行するように、当該クリーニ
ングローラ12の回転を制御するのである。
【0054】このような制御は、クリーニングローラ1
2による転写残トナー回収動作時と、その回収トナーの
再付着時とのそれぞれにおいて、上述した動作が得られ
るように、クリーニングローラ12の回転速度や回転時
間を設定することにより実行でき、また1回の転写残ト
ナーの回収動作を終えたとき、図11に示したようにク
リーニングローラ12を回転させ続ける代りに、これ
を、例えば図4に示した位置に停止させ、次の画像形成
領域X1の先端Y1がクリーニングローラ12と感光体
1との当接部に至る直前にクリーニングローラ12を回
転させ、前述のトナー回収動作とその再付着動作を行う
ように、当該クリーニングローラ12の回転を制御して
もよい。
2による転写残トナー回収動作時と、その回収トナーの
再付着時とのそれぞれにおいて、上述した動作が得られ
るように、クリーニングローラ12の回転速度や回転時
間を設定することにより実行でき、また1回の転写残ト
ナーの回収動作を終えたとき、図11に示したようにク
リーニングローラ12を回転させ続ける代りに、これ
を、例えば図4に示した位置に停止させ、次の画像形成
領域X1の先端Y1がクリーニングローラ12と感光体
1との当接部に至る直前にクリーニングローラ12を回
転させ、前述のトナー回収動作とその再付着動作を行う
ように、当該クリーニングローラ12の回転を制御して
もよい。
【0055】図1乃至図13に示した例では、クリーニ
ングローラ12が1回の転写残トナー回収動作を終える
と、引き続きクリーニングローラ12上の回収トナーを
感光体1に再付着させている。これにより、画像形成動
作が連続して行われる連続プリント時の各トナー回収動
作時に、クリーニングローラ12の同一の周方向表面領
域が使用されるのである。
ングローラ12が1回の転写残トナー回収動作を終える
と、引き続きクリーニングローラ12上の回収トナーを
感光体1に再付着させている。これにより、画像形成動
作が連続して行われる連続プリント時の各トナー回収動
作時に、クリーニングローラ12の同一の周方向表面領
域が使用されるのである。
【0056】これに対し、連続プリント動作時に、例え
ば図16に示すように、1回目の画像形成動作時の転写
残トナー回収時に、クリーニングローラ12を時計方向
に回転させながら、そのクリーニングローラ12のθ1
で示した角度範囲の周面部分12Bに回収トナーを付着
させ、次いでこの回収トナーを感光体1に再付着させ
ず、次の画像形成時の転写残トナー回収時に、同じくク
リーニングローラ12を時計方向に回転させ、θ2で示
した角度範囲の周面12Cに回収トナーを付着させ、次
いで、同様にして次の画像形成動作時にθ3で示した角
度範囲の周面12Dに回収トナーを付着させることもで
きる。
ば図16に示すように、1回目の画像形成動作時の転写
残トナー回収時に、クリーニングローラ12を時計方向
に回転させながら、そのクリーニングローラ12のθ1
で示した角度範囲の周面部分12Bに回収トナーを付着
させ、次いでこの回収トナーを感光体1に再付着させ
ず、次の画像形成時の転写残トナー回収時に、同じくク
リーニングローラ12を時計方向に回転させ、θ2で示
した角度範囲の周面12Cに回収トナーを付着させ、次
いで、同様にして次の画像形成動作時にθ3で示した角
度範囲の周面12Dに回収トナーを付着させることもで
きる。
【0057】このように、クリーニングローラ12の表
面をその周方向に複数に分割し、その表面部分に順次回
収トナーを付着させ、適当な時期、例えば連続画像形成
動作の終了時に、クリーニングローラ12に付着した全
ての回収トナーを、感光体1上の静電潜像の形成に影響
のない表面部分に再付着させ、これを現像装置で回収す
ることもできる。この場合も、クリーニングローラ12
が、その1回転未満の回転で各トナー回収動作を実行
し、クリーニングローラ変形部12A以外の表面部分が
感光体1の表面に接して各トナー回収動作を実行するよ
うに、当該クリーニングローラ12の回転が駆動制御手
段によって制御される。
面をその周方向に複数に分割し、その表面部分に順次回
収トナーを付着させ、適当な時期、例えば連続画像形成
動作の終了時に、クリーニングローラ12に付着した全
ての回収トナーを、感光体1上の静電潜像の形成に影響
のない表面部分に再付着させ、これを現像装置で回収す
ることもできる。この場合も、クリーニングローラ12
が、その1回転未満の回転で各トナー回収動作を実行
し、クリーニングローラ変形部12A以外の表面部分が
感光体1の表面に接して各トナー回収動作を実行するよ
うに、当該クリーニングローラ12の回転が駆動制御手
段によって制御される。
【0058】ところが、上述した構成によると、複数回
のトナー回収動作によって回収される全ての回収トナー
を1つのクリーニングローラ12の周面に付着させるの
で、クリーニングローラ12の周長を、全てのトナーを
付着できるように長く設定しなければならず、これによ
って大型のクリーニングローラ12を使用しなければな
らないのである。
のトナー回収動作によって回収される全ての回収トナー
を1つのクリーニングローラ12の周面に付着させるの
で、クリーニングローラ12の周長を、全てのトナーを
付着できるように長く設定しなければならず、これによ
って大型のクリーニングローラ12を使用しなければな
らないのである。
【0059】これに対し、図1乃至図13に示した例で
は、連続プリントが実行されるとき、その各トナー回収
動作時に、毎回、クリーニングローラ12の同一の周方
向表面領域が使用されるので、図16に示した例のよう
に、クリーニングローラ12の周長を長くする必要はな
い。これにより小型のクリーニングローラ12を使用で
き、画像形成装置の小型化と低コスト化を達成できるの
である。
は、連続プリントが実行されるとき、その各トナー回収
動作時に、毎回、クリーニングローラ12の同一の周方
向表面領域が使用されるので、図16に示した例のよう
に、クリーニングローラ12の周長を長くする必要はな
い。これにより小型のクリーニングローラ12を使用で
き、画像形成装置の小型化と低コスト化を達成できるの
である。
【0060】ところで、1回又は連続した複数回の画像
形成動作を終了すると、これに伴ってクリーニングロー
ラ12と感光体1が停止するのであるが、この停止時
に、クリーニングローラ12のいずれの表面部分が感光
体1に当接しても基本的には問題はない。クリーニング
ローラ12の停止時に、図3に示した状態で感光体1に
接していたクリーニングローラ変形部12Aは、画像形
成装置の作動開始に伴って、クリーニングローラ12が
回転する間に、通常はその変形が回復されるからであ
る。
形成動作を終了すると、これに伴ってクリーニングロー
ラ12と感光体1が停止するのであるが、この停止時
に、クリーニングローラ12のいずれの表面部分が感光
体1に当接しても基本的には問題はない。クリーニング
ローラ12の停止時に、図3に示した状態で感光体1に
接していたクリーニングローラ変形部12Aは、画像形
成装置の作動開始に伴って、クリーニングローラ12が
回転する間に、通常はその変形が回復されるからであ
る。
【0061】ところが、先にも説明したように、クリー
ニングローラ12の弾性体12bの材質によっては、こ
れが永久変形したり、或いはその変形の回復に長い時間
を必要とする場合がある。このような場合、図3に示し
たクリーニングローラ変形部12A以外の部分が感光体
1に接した状態で、クリーニングローラ12と感光体1
の回転が停止するように構成すると、その停止の前の停
止時に感光体1に接していたクリーニングローラ12の
部分12Aの変形が回復しないままとなり、この状態で
再び次の画像形成動作を開始したとき、前に感光体1に
当接していたクリーニングローラ変形部12Aが感光体
1に当接することになり、これによって感光体1に対す
るクリーニング不良が発生する。
ニングローラ12の弾性体12bの材質によっては、こ
れが永久変形したり、或いはその変形の回復に長い時間
を必要とする場合がある。このような場合、図3に示し
たクリーニングローラ変形部12A以外の部分が感光体
1に接した状態で、クリーニングローラ12と感光体1
の回転が停止するように構成すると、その停止の前の停
止時に感光体1に接していたクリーニングローラ12の
部分12Aの変形が回復しないままとなり、この状態で
再び次の画像形成動作を開始したとき、前に感光体1に
当接していたクリーニングローラ変形部12Aが感光体
1に当接することになり、これによって感光体1に対す
るクリーニング不良が発生する。
【0062】そこで、図1乃至図16に示した前述の各
構成において、画像形成動作を終了してクリーニングロ
ーラ12が停止するとき、常に、クリーニングローラ1
2の同一表面部分12Aが、感光体1より成る像担持体
の表面に接した状態で、当該クリーニングローラが停止
するように、前述の駆動制御手段がクリーニングローラ
12を制御するように構成すると有利である。クリーニ
ングローラ12が、常に、その外周面上の特定位置(ク
リーニングローラ変形部12A)が感光体1に接した状
態で停止させられるのである。
構成において、画像形成動作を終了してクリーニングロ
ーラ12が停止するとき、常に、クリーニングローラ1
2の同一表面部分12Aが、感光体1より成る像担持体
の表面に接した状態で、当該クリーニングローラが停止
するように、前述の駆動制御手段がクリーニングローラ
12を制御するように構成すると有利である。クリーニ
ングローラ12が、常に、その外周面上の特定位置(ク
リーニングローラ変形部12A)が感光体1に接した状
態で停止させられるのである。
【0063】かかる構成によれば、クリーニングローラ
12と感光体1の停止時に感光体1から外力を受けて変
形する部分12Aは、常に同じ部位となるので、ここが
たとえ永久変形したとしても、この部分が感光体1上の
転写残トナーの回収、すなわち感光体1のクリーニング
に使用されることがないため、そのクリーニング不良が
発生することを阻止できる。
12と感光体1の停止時に感光体1から外力を受けて変
形する部分12Aは、常に同じ部位となるので、ここが
たとえ永久変形したとしても、この部分が感光体1上の
転写残トナーの回収、すなわち感光体1のクリーニング
に使用されることがないため、そのクリーニング不良が
発生することを阻止できる。
【0064】上述したクリーニングローラ12の制御
は、例えば画像形成装置の起動時から発生される一定周
波数のクロック信号によりクリーニングローラ12の回
転量をカウントすることにより、その停止時のクリーニ
ングローラの位置を検出したり、クリーニングローラ1
2の回転位置を検知するセンサを設け、これによってク
リーニングローラ12が所定位置に至ったときに画像形
成装置を停止させるなどの方法を採用することができ
る。
は、例えば画像形成装置の起動時から発生される一定周
波数のクロック信号によりクリーニングローラ12の回
転量をカウントすることにより、その停止時のクリーニ
ングローラの位置を検出したり、クリーニングローラ1
2の回転位置を検知するセンサを設け、これによってク
リーニングローラ12が所定位置に至ったときに画像形
成装置を停止させるなどの方法を採用することができ
る。
【0065】以上説明した各構成において、最大画像サ
イズ未満のトナー像を形成する場合は、プリント間隔を
最小限とするため、そのサイズに応じて、転写残トナー
回収時とその再付着時のクリーニングローラ12の回転
時間又は回転速度を適宜変更することが望ましい。この
ような場合にも、停止時に感光体1に接して変形を生じ
たクリーニングローラ12の外周面部分12Aを、感光
体のクリーニングに使用することがないように、トナー
像のサイズに応じて、クリーニングローラの回転を調整
する必要のあることは勿論である。
イズ未満のトナー像を形成する場合は、プリント間隔を
最小限とするため、そのサイズに応じて、転写残トナー
回収時とその再付着時のクリーニングローラ12の回転
時間又は回転速度を適宜変更することが望ましい。この
ような場合にも、停止時に感光体1に接して変形を生じ
たクリーニングローラ12の外周面部分12Aを、感光
体のクリーニングに使用することがないように、トナー
像のサイズに応じて、クリーニングローラの回転を調整
する必要のあることは勿論である。
【0066】なお、クリーニングローラ12が感光体1
上の転写残トナーを回収するとき、又はその回収トナー
を感光体上に戻して再付着させるとき、クリーニングロ
ーラ12がいずれの方向に回転するように、これを制御
してもよいが、トナー回収時に、図1乃至図16に示し
た例のように、クリーニングローラ12を感光体1に対
してカウンタ方向に回転駆動することが特に好ましい。
その理由は以下の通りである。
上の転写残トナーを回収するとき、又はその回収トナー
を感光体上に戻して再付着させるとき、クリーニングロ
ーラ12がいずれの方向に回転するように、これを制御
してもよいが、トナー回収時に、図1乃至図16に示し
た例のように、クリーニングローラ12を感光体1に対
してカウンタ方向に回転駆動することが特に好ましい。
その理由は以下の通りである。
【0067】先に説明した通常の画像形成動作時に、図
1に示した転写部8を通過した感光体1上の転写残トナ
ーT1には、現像時におけるトナーの帯電極性と逆極性
に帯電したトナー(異常極性トナーという)が混在して
おり、本例では、かかる異常極性トナーを、クリーニン
グローラ12と感光体1との間で摩擦帯電させることに
よって、現像時のトナーの帯電極性と同極性に揃えるよ
うにしている。
1に示した転写部8を通過した感光体1上の転写残トナ
ーT1には、現像時におけるトナーの帯電極性と逆極性
に帯電したトナー(異常極性トナーという)が混在して
おり、本例では、かかる異常極性トナーを、クリーニン
グローラ12と感光体1との間で摩擦帯電させることに
よって、現像時のトナーの帯電極性と同極性に揃えるよ
うにしている。
【0068】しかしながら、図2に示したニップ領域N
に存する転写残トナーの帯電極性を完全に揃えることは
難しく、一部、現像時におけるトナーの帯電極性と反対
の帯電極性のままになっているトナー、すなわち、異常
極性トナーが存在することがある。画像形成動作時に感
光体1上のトナーがクリーニングローラ12に回収され
るとき、クリーニングローラ12には前述したように現
像時におけるトナーの帯電極性と反対極性の電圧が印加
され、現像時における帯電極性になっているトナーがク
リーニングローラ12に静電的に転移して、該ローラ1
2に回収されるのであるが、このとき、現像時における
帯電極性と反対の極性になっているトナー(異常極性ト
ナー)も、クリーニングローラ12から受ける機械的掻
き取り力により、クリーニングローラ12の表面に付着
してしまう。かかる異常極性トナーが、感光体1からの
トナー回収動作中に感光体1に転移してしまうと、画像
上の地汚れや帯電ローラ2の汚れなどが生じ易くなる。
に存する転写残トナーの帯電極性を完全に揃えることは
難しく、一部、現像時におけるトナーの帯電極性と反対
の帯電極性のままになっているトナー、すなわち、異常
極性トナーが存在することがある。画像形成動作時に感
光体1上のトナーがクリーニングローラ12に回収され
るとき、クリーニングローラ12には前述したように現
像時におけるトナーの帯電極性と反対極性の電圧が印加
され、現像時における帯電極性になっているトナーがク
リーニングローラ12に静電的に転移して、該ローラ1
2に回収されるのであるが、このとき、現像時における
帯電極性と反対の極性になっているトナー(異常極性ト
ナー)も、クリーニングローラ12から受ける機械的掻
き取り力により、クリーニングローラ12の表面に付着
してしまう。かかる異常極性トナーが、感光体1からの
トナー回収動作中に感光体1に転移してしまうと、画像
上の地汚れや帯電ローラ2の汚れなどが生じ易くなる。
【0069】そこで、図2に示すように、画像形成動作
時に、転写残トナーT1を感光体1からクリーニングロ
ーラ12へ回収するとき、感光体1とクリーニングロー
ラ12との接触領域、すなわち、これらが圧接するニッ
プ領域Nにおいて、両者が互いに反対方向(カウンタ方
向)に移動するように、そのクリーニングローラ12の
回転方向を制御し、且つそのクリーニングローラ12の
1回転未満の回転で、感光体1上の転写残トナーT1を
クリーニングローラ12に回収するように、クリーニン
グローラ12の回転を制御すると、クリーニングローラ
12に回収されたトナーT2は、そのトナー回収動作中
に、再び感光体1に接触することはない。しかも、クリ
ーニングローラ12上に回収された異常極性トナーが、
そのトナー回収動作中に、クリーニング後の感光体1の
表面に静電的に移行することを防止できる。
時に、転写残トナーT1を感光体1からクリーニングロ
ーラ12へ回収するとき、感光体1とクリーニングロー
ラ12との接触領域、すなわち、これらが圧接するニッ
プ領域Nにおいて、両者が互いに反対方向(カウンタ方
向)に移動するように、そのクリーニングローラ12の
回転方向を制御し、且つそのクリーニングローラ12の
1回転未満の回転で、感光体1上の転写残トナーT1を
クリーニングローラ12に回収するように、クリーニン
グローラ12の回転を制御すると、クリーニングローラ
12に回収されたトナーT2は、そのトナー回収動作中
に、再び感光体1に接触することはない。しかも、クリ
ーニングローラ12上に回収された異常極性トナーが、
そのトナー回収動作中に、クリーニング後の感光体1の
表面に静電的に移行することを防止できる。
【0070】転写残トナーT1をクリーニングローラ1
2に回収するとき、クリーニングローラ12を、図2に
鎖線矢印bで示すように、感光体1とのニップ領域Nに
おいて、両者が同じ方向(順方向)に移動する向きに回
転させると、感光体1の回転方向下流側のクリーニング
ローラ12上に回収トナーT4が存在することになり、
このトナーT4が正極性に帯電したままの異常極性トナ
ーであったとすると、クリーニングローラ12は、トナ
ー回収時に、それと同じ正極性の電圧が印加されている
ので、そのプラス極性のトナーT4が感光体1の方に静
電的に引かれ、感光体表面に付着するおそれがある。こ
のようになると、感光体1のクリーニング不良が発生
し、また帯電ローラ2にそのトナーが付着して、引き続
き形成されるトナー像に地汚れが発生する。このような
理由で、感光体上の転写残トナーの回収時に、クリーニ
ングローラ12が感光体1の回転方向に対してカウンタ
方向、すなわち図2における実線矢印aの方向に回転す
るように、両者の回転方向を設定することが望ましいの
である。
2に回収するとき、クリーニングローラ12を、図2に
鎖線矢印bで示すように、感光体1とのニップ領域Nに
おいて、両者が同じ方向(順方向)に移動する向きに回
転させると、感光体1の回転方向下流側のクリーニング
ローラ12上に回収トナーT4が存在することになり、
このトナーT4が正極性に帯電したままの異常極性トナ
ーであったとすると、クリーニングローラ12は、トナ
ー回収時に、それと同じ正極性の電圧が印加されている
ので、そのプラス極性のトナーT4が感光体1の方に静
電的に引かれ、感光体表面に付着するおそれがある。こ
のようになると、感光体1のクリーニング不良が発生
し、また帯電ローラ2にそのトナーが付着して、引き続
き形成されるトナー像に地汚れが発生する。このような
理由で、感光体上の転写残トナーの回収時に、クリーニ
ングローラ12が感光体1の回転方向に対してカウンタ
方向、すなわち図2における実線矢印aの方向に回転す
るように、両者の回転方向を設定することが望ましいの
である。
【0071】また、クリーニングローラ12を1回転以
上回転させて、感光体1からの転写残トナーの回収を行
うと、クリーニングローラ12に回収されたトナー中に
正極性に帯電した異常極性トナーが存在したとき、これ
が再び感光体1に近づき、又はこれに接したとき、当該
トナーが感光体1上に付着して感光体1のクリーニング
不良が発生する。トナー回収時のクリーニングローラ1
2の回転方向を上述のように定め、かつクリーニングロ
ーラ12を1回転未満で回転駆動する間で、感光体1か
らクリーニングローラ12へのトナー回収動作を終了さ
せると、このような不具合も除去できるのである。
上回転させて、感光体1からの転写残トナーの回収を行
うと、クリーニングローラ12に回収されたトナー中に
正極性に帯電した異常極性トナーが存在したとき、これ
が再び感光体1に近づき、又はこれに接したとき、当該
トナーが感光体1上に付着して感光体1のクリーニング
不良が発生する。トナー回収時のクリーニングローラ1
2の回転方向を上述のように定め、かつクリーニングロ
ーラ12を1回転未満で回転駆動する間で、感光体1か
らクリーニングローラ12へのトナー回収動作を終了さ
せると、このような不具合も除去できるのである。
【0072】本発明は、像担持体としてドラム状のもの
の他に、無端ベルト状のものを用いる画像形成装置にも
適用でき、また、記録媒体として中間転写体を用い、像
担持体から、この中間転写体にトナー像を転写し、次い
でこれを転写材に転写する形式の画像形成装置にも適用
できる。さらに本発明は、帯電装置によって像担持体を
帯電した後、その表面への像露光時に光の照射されない
部分によって静電潜像を形成し、その潜像電位の極性と
反対の極性に帯電されたトナーを当該静電潜像に付着さ
せて現像を行う所謂、ポジ・ポジ現像方式の画像形成装
置にも適用できるものである。
の他に、無端ベルト状のものを用いる画像形成装置にも
適用でき、また、記録媒体として中間転写体を用い、像
担持体から、この中間転写体にトナー像を転写し、次い
でこれを転写材に転写する形式の画像形成装置にも適用
できる。さらに本発明は、帯電装置によって像担持体を
帯電した後、その表面への像露光時に光の照射されない
部分によって静電潜像を形成し、その潜像電位の極性と
反対の極性に帯電されたトナーを当該静電潜像に付着さ
せて現像を行う所謂、ポジ・ポジ現像方式の画像形成装
置にも適用できるものである。
【0073】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、像担持体上の転写残トナーをクリーニングローラに
静電的に回収し、この回収したトナーを像担持体に静電
的に再付着させ、次いで、再付着したトナーを現像装置
に静電的に回収する画像形成装置において、クリーニン
グローラの停止時に像担持体表面に当接して圧縮変形し
たクリーニングローラの表面部分を、そのクリーニング
ローラによる転写残トナーの回収に使用することがない
ため、像担持体上の転写残トナーの回収効率の低下を防
止でき、像担持体に対するクリーニング効率を向上させ
ることができる。
ば、像担持体上の転写残トナーをクリーニングローラに
静電的に回収し、この回収したトナーを像担持体に静電
的に再付着させ、次いで、再付着したトナーを現像装置
に静電的に回収する画像形成装置において、クリーニン
グローラの停止時に像担持体表面に当接して圧縮変形し
たクリーニングローラの表面部分を、そのクリーニング
ローラによる転写残トナーの回収に使用することがない
ため、像担持体上の転写残トナーの回収効率の低下を防
止でき、像担持体に対するクリーニング効率を向上させ
ることができる。
【0074】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
小径のクリーニングローラを用いても、画像形成動作が
連続して行われるとき、像担持体上の転写残トナーの回
収効率を高めることができる。
小径のクリーニングローラを用いても、画像形成動作が
連続して行われるとき、像担持体上の転写残トナーの回
収効率を高めることができる。
【0075】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
クリーニングローラが停止するとき、常に同じ表面部分
が像担持体表面に当接するので、このクリーニングロー
ラ部分がたとえ永久変形したとしても、常に像担持体上
の転写残トナーの回収効率を高く保つことができる。
クリーニングローラが停止するとき、常に同じ表面部分
が像担持体表面に当接するので、このクリーニングロー
ラ部分がたとえ永久変形したとしても、常に像担持体上
の転写残トナーの回収効率を高く保つことができる。
【図1】本発明一実施形態例の画像形成装置の部分断面
説明図であって、感光体とクリーニングローラ上のトナ
ーを模式化して大きく示した図である。
説明図であって、感光体とクリーニングローラ上のトナ
ーを模式化して大きく示した図である。
【図2】感光体とクリーニングローラとの間で、トナー
の帯電極性を揃えることを説明するための、両者の摩擦
接触部とトナーを拡大して模式的に示した説明図であ
る。
の帯電極性を揃えることを説明するための、両者の摩擦
接触部とトナーを拡大して模式的に示した説明図であ
る。
【図3】帯電ローラ、現像ローラ、転写ローラ及びクリ
ーニングローラと、感光体との相対位置関係を示し、ク
リーニングローラと感光体が停止しているときの様子を
示す説明図である。
ーニングローラと、感光体との相対位置関係を示し、ク
リーニングローラと感光体が停止しているときの様子を
示す説明図である。
【図4】画像形成領域先端がクリーニングローラと感光
体との接触部の近くにまで達したときの様子を示す、図
3と同様な説明図である。
体との接触部の近くにまで達したときの様子を示す、図
3と同様な説明図である。
【図5】画像形成領域先端がクリーニングローラを通過
し、クリーニングローラが感光体上の転写残トナーを回
収し始めたときの様子を示す、図3と同様の説明図であ
る。
し、クリーニングローラが感光体上の転写残トナーを回
収し始めたときの様子を示す、図3と同様の説明図であ
る。
【図6】画像形成領域後端が帯電ローラに対向する部位
に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明図であ
る。
に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明図であ
る。
【図7】画像形成領域後端が現像ローラに対向する部位
に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明図であ
る。
に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明図であ
る。
【図8】画像形成領域後端が転写ローラに対向する部位
に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明図であ
る。
に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明図であ
る。
【図9】画像形成領域後端がクリーニングローラに対向
する部位に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明
図である。
する部位に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明
図である。
【図10】クリーニングローラ上の回収トナーを感光体
上に再付着させる様子を示す、図3と同様な説明図であ
る。
上に再付着させる様子を示す、図3と同様な説明図であ
る。
【図11】感光体上の再付着トナーが現像装置へ向けて
搬送される様子を示す、図3と同様な説明図である。
搬送される様子を示す、図3と同様な説明図である。
【図12】感光体上の再付着トナーが現像装置に回収さ
れる様子を示す、図3と同様な説明図である。
れる様子を示す、図3と同様な説明図である。
【図13】次の画像形成領域先端が転写ローラに対向す
る部位に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明図
である。
る部位に至ったときの様子を示す、図3と同様な説明図
である。
【図14】クリーニングローラと感光体が停止している
ときの様子を示す図である。
ときの様子を示す図である。
【図15】クリーニングローラの停止時に感光体に接し
ていた部分が、クリーニングローラの回転開始後も、変
形したままであることを説明する図である。
ていた部分が、クリーニングローラの回転開始後も、変
形したままであることを説明する図である。
【図16】各転写残トナー回収時にクリーニングローラ
周面の各部にトナーを付着させる例を示す説明図であ
る。
周面の各部にトナーを付着させる例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 4 現像装置 12 クリーニングローラ 12A クリーニングローラ部分 12b 弾性体 T1 トナー T2 トナー T3 トナー
Claims (3)
- 【請求項1】 回転駆動される像担持体と、該担持体上
に静電潜像を形成する潜像形成手段と、その静電潜像を
トナー像として可視像化する現像装置と、像担持体上の
トナー像を記録媒体に転写する転写装置と、トナー像転
写後の像担持体上の転写残トナーを静電的に一時的に回
収し、その回収したトナーを、像担持体上の静電潜像の
形成に影響のない表面部分に静電的に再付着させるクリ
ーニングローラとを具備し、像担持体表面に再付着させ
たトナーを現像装置において静電的に回収すると共に、
前記クリーニングローラは、回転しながら、かつその表
面の弾性体が像担持体の表面に接しながら転写残トナー
の回収動作とその回収トナーの再付着動作を実行する画
像形成装置において、 前記クリーニングローラが、その1回転未満の回転で各
トナー回収動作を実行し、かつ該クリーニングローラの
回転停止時に像担持体表面に接していたクリーニングロ
ーラ部分以外の表面部分が像担持体の表面に接して各ト
ナー回収動作を実行するように、当該クリーニングロー
ラの回転を制御する駆動制御手段を有することを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項2】 前記駆動制御手段は、画像形成動作が連
続して行われるとき、各画像形成動作におけるトナー回
収動作時に、毎回、クリーニングローラの同一の周方向
表面領域が像担持体に接して転写残トナーの回収動作を
実行するように、当該クリーニングローラの回転を制御
する請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記駆動制御手段は、画像形成動作を終
了してクリーニングローラが停止するとき、常に、クリ
ーニングローラの同一表面部分が像担持体の表面に接し
た状態で当該クリーニングローラが停止するように、該
クリーニングローラを制御する請求項1又は2に記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316196A JPH09244508A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316196A JPH09244508A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09244508A true JPH09244508A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13794538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8316196A Pending JPH09244508A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09244508A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121421A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP8316196A patent/JPH09244508A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121421A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3598178B2 (ja) | カラー画像形成方法 | |
JPH09212057A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3434412B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3472028B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09244508A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3434413B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09127844A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09297519A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09197932A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3434411B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3400246B2 (ja) | 画像形成方法及びその装置 | |
JP3330485B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3419625B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09281869A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3306267B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3462035B2 (ja) | カラー画像形成方法 | |
JPH09230769A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09297515A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3431382B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09297514A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3334839B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3472023B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09134105A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09197933A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000187396A (ja) | 画像形成装置 |