JPH09244013A - カラー表示装置及び該カラー表示装置の製造方法 - Google Patents

カラー表示装置及び該カラー表示装置の製造方法

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JPH09244013A
JPH09244013A JP5214496A JP5214496A JPH09244013A JP H09244013 A JPH09244013 A JP H09244013A JP 5214496 A JP5214496 A JP 5214496A JP 5214496 A JP5214496 A JP 5214496A JP H09244013 A JPH09244013 A JP H09244013A
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俊明 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積層構造の遮光膜においてエッチングの際の段
差の発生を防止し、カラー表示装置の表示品位を向上さ
せる。 【解決手段】遮光膜36,…を、第1層36a,…、第
2層36b,…及び第3層36c,…の3層構造とし、
これら全ての層を炭酸化金属にて構成する。これによ
り、スパッタリング後にエッチングしても、各層の耐エ
ッチング性が近似するため、各層間に段差は生ぜず、高
品質及び高精度のカラー表示装置を得ることができる。
また、各層の屈折率n1 ,n2 ,n3 や消衰係数k1
2 ,k3 を適正なものに設定することにより、遮光膜
36,…の低反射性能向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー表示装置及
び該カラー表示装置の製造方法に係り、詳しくはカラー
フィルタ相互の間隙に配置された遮光手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、薄型のカラー表示装置として
は主にCRTが使用されていたが、近年はCRTに代わ
るものとしてカラーの液晶表示装置が注目されている。
図1に、その一例を示す。
【0003】この液晶表示装置1は液晶パネルPとバッ
クライト装置Bとを備えている。
【0004】このうち液晶パネルPは、平行に配置され
た一対のガラス基板2,3を備えており、下側のガラス
基板2(以下、“下基板2”とする)の表面には、所定
間隙を開けて3原色(赤、緑、青)のカラーフィルタ
5,…が多数形成されている。また、これらカラーフィ
ルタ5,…の間隙には、Cr等の金属からなる遮光膜
6,…が形成されており、これらカラーフィルタ5,…
及び遮光膜6,…は保護膜7によって被覆されている。
さらに、保護膜7の表面には多数の帯状電極9,…が形
成されている。一方、上側のガラス基板(以下、“上基
板”とする)3の表面には、同じく多数の帯状電極1
0,…が形成されており、これらの両基板2,3は、帯
状電極9,…,10,…が直交するように貼り合わされ
ている。そして、両基板2,3の間隙には液晶11が挟
持されている。なお、カラーフィルタ5,…は、染色法
や顔料分散法や電着法とフォトリソグラフィ法とによっ
て形成され、遮光膜6,…は、スパッタ法とフォトリソ
グラフィ法とによって形成されている。
【0005】また、上基板(対向基板)3に対向する位
置にはバックライト装置(照明装置)Bが配置されてお
り、液晶パネルPを照明するように構成されている。
【0006】以上の構成に基づき、液晶パネルPが駆動
されると、画素毎に液晶11がスイッチングされる。ま
た、バックライト装置Bが駆動されると、液晶パネルP
には照明光(以下、“バックライト光”とする)が照射
され、カラーフィルタ5,…を透過するバックライト光
の組み合わせによって種々の情報がカラー表示されるこ
ととなる。また、カラーフィルタ5,…相互の間隙には
遮光膜6,…が設けられているため、色の混ざり等を防
止し、コントラストの向上が図られている。
【0007】ところで、このような構成の液晶表示装置
1を、屋外等の明るい場所で使用した場合には、観察側
(図示A側)からの光(バックライト光とは逆方向の光
であり、以下“外光”とする)が遮光膜6,…によって
反射され、液晶パネルPの表示品位が悪くなってしまう
という問題があった。
【0008】そこで、特開平2−144525号公報等
においては、遮光膜を図2(a) 及び(b) に示すような積
層構造とした技術が開示されている。これらの遮光膜1
6,26においては、基板側の第1層16a,26a及
び第3層26cが金属酸化膜にて構成されて、外光等の
反射を低減して表示品位を良好に保つように構成されて
おり、また第2層16b,26bは、金属膜にて構成さ
れて、遮光性が確保されるように構成されている。な
お、各層は、いずれもCrにて形成されている。
【0009】なお、このような遮光膜16,26はスパ
ッタリングによって形成されるが、バッジ方式のスパッ
タ装置を用いる場合には、金属膜を成膜する場合と金属
酸化膜を成膜する場合とではスパッタ条件を異ならせる
必要があり、その方法としては、 金属酸化膜(第1層16a,26a)を成膜する場
合には、雰囲気ガスをArとO2 の混合ガスにすると共
にターゲットを金属(上述の場合にはCr)とし、金属
膜(第2層16b,26b)を形成する場合には、ター
ゲットをそのままとして雰囲気ガスをArガスにガス交
換する方法や、 金属酸化膜(第1層16a,26a)を成膜する場
合には、雰囲気ガスをArガスにすると共にターゲット
を金属酸化物とし、金属膜(第2層16b,26b)を
形成する場合には、雰囲気ガスの交換は行なわずにター
ゲットを金属酸化物から金属に交換する方法があった。
【0010】また、このようなバッジ方式のものではな
く通過成膜方式のスパッタ装置を用いる場合には、金属
酸化膜(第1層16a,26a)を成膜するチャンバに
はArとO2 の混合ガスを充填し、金属膜(第2層16
b,26b)を成膜するチャンバにはArガスを充填し
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した遮
光膜は、金属酸化膜と金属膜との積層構造であったため
種々の問題があった。
【0012】すなわち、金属酸化膜と金属膜の積層構造
は、外光の低反射化と遮光性の向上をバランスよく設定
することが困難であった。また、当該積層構造ではエッ
チングされる度合いが異なるため、フォトリソグラフィ
法によってパターニングをする際に両膜の間に段差が生
じ、液晶パネルPの表示品質が悪くなるという問題があ
った。
【0013】また、スパッタリング時に雰囲気ガスを交
換した場合には、製造時間が長くなって、いわゆるスル
ープットの低下があり、製造コストが上昇するという問
題があった。さらに、ターゲットの交換を行なう場合に
は、成膜レート、ターゲットの割れなど量産上の問題が
あった。またさらに、通過成膜方式のスパッタ装置を用
いた場合には、スパッタ装置が高価で、かつ製造工程が
複雑になるという問題があり、さらには製造コストが上
昇してしまうという問題があった。
【0014】そこで、本発明は、色の混ざり等を防止
し、コントラストの向上を図るカラー表示装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0015】また、本発明は、エッチングに伴う段差の
発生を抑えて、高精度で高品質なカラー表示装置を提供
することを目的とするものである。
【0016】さらに、本発明は、製造時間が短縮化され
て製造コストが低減されるカラー表示装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0017】またさらに、本発明は、成膜レートやター
ゲット割れなどの量産上の問題点も発生しないカラー表
示装置を提供することを目的とするものである。
【0018】また、本発明は、表示品位が向上されるカ
ラー表示装置を提供することを目的とするものである。
【0019】さらに、本発明は、上述した種々の効果を
達成するカラー表示装置の製造方法を提供することを目
的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、透明基板と、該透明基板上に
所定の間隙を開けて配置された多数のカラーフィルタ
と、これらカラーフィルタの間隙に形成された遮光手段
と、を備え、前記カラーフィルタを透過する照明光の組
み合わせにより種々の情報をカラー表示してなるカラー
表示装置において、前記遮光手段が、前記透明基板上に
配置された第1層と、該第1層を覆うように配置された
第2層と、該第2層を覆うように配置された第3層と、
を少なくとも有し、前記第1層、前記第2層及び前記第
3層が、炭素、酸素若しくはそれら両方、並びに金属を
含有する層である、ことを特徴とする。
【0021】この場合、前記第1層、前記第2層及び前
記第3層が、いずれも炭素を含有する層である、ように
してもよい。また、前記第1層、前記第2層及び前記第
3層が、いずれも酸素を含有する層である、ようにして
もよい。さらには、前記第1層、前記第2層及び前記第
3層が、いずれも炭素及び酸素の両方を含有する層であ
る、ようにしてもよい。
【0022】また、前記第1層の屈折率及び消衰係数を
1 ,k1 とし、前記第2層の屈折率及び消衰係数をn
2 ,k2 とし、第3層の屈折率及び消衰係数をn3 ,k
3 とした場合に、n1 が、n1 ,n2 ,n3 の内で最も
大きくならず、かつ、k1 が、k1 ,k2 ,k3 の内で
最も大きくならないようにし、特にn2 <n1 <n3
かつk2 <k1 <k3 の関係にあることが好ましい。
【0023】なお、以上構成に基づき、前記遮光手段が
少なくとも3つの層を有するようにしたため、例えば各
層の光学定数を独立に設定するなどして、各層に独自の
機能を持たせることができる。また、前記第1層、前記
第2層及び前記第3層が、炭素、酸素若しくはそれら両
方、並びに金属を含有する層であるようにしたため、エ
ッチングされる度合いが近似し、その結果、フォトリソ
グラフィ法によってパターニングをしても両膜の間に段
差は生じにくい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。なお、図1に示すものと同
一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0025】まず、本発明の第1の実施の形態につい
て、図3及び図4に沿って説明する。
【0026】本実施の形態に係る液晶表示装置(カラー
表示装置)30は、図1に示した液晶表示装置1と同様
に、液晶パネルとバックライト装置(照明装置)とを備
えている。このうち、液晶パネルは、図1に示したもの
と同様に、透明基板としての下基板2を有しており、こ
の下基板2に対して略平行に上基板(対向基板)3が配
置されている。また、本実施の形態に係る液晶パネル
も、図1に示したものと同様に、保護膜7、帯状電極
9,…,10,…、液晶11を有しており、上基板3に
対向する位置にはバックライト装置が配置されている。
なお、本実施の形態においては、両基板2,3には、厚
さが1mmのガラス板(BSL7小原光学硝子製)を使
用し、これらの基板2,3を両面研磨して用いている。
【0027】また、下基板2の表面には、図3に詳示す
るように、所定間隙を開けて3原色(赤、緑、青)のカ
ラーフィルタ5,…が多数配置されており、これらのカ
ラーフィルタ5,…の間隙には遮光膜(遮光手段)3
6,…が形成されている。この遮光膜36,…は、下基
板(透明基板)2の表面に配置された第1層36a,…
と、第1層36a,…を被覆するように形成された第2
層36b,…と、第2層36b,…を被覆するように形
成された第3層36c,…とによって、3層構造に構成
されている。また、本実施の形態においては、第1層3
6a,…及び第3層36c,…は、共にMoTa合金の
炭酸化物によって形成されており、第2層36b,…は
Alの炭酸化物によって形成されている。つまり、これ
ら3層36a,…は、いずれも炭酸化金属によって形成
されている。さらに本実施の形態においては、第1層3
6a,…の厚さを200Åとし、第2層36b,…の厚
さを300Åとし、第3層36c,…の厚さを1000
Åとし、遮光膜全体では1500Åの厚さとしている。
【0028】また、本実施の形態においては、第1層3
6a,…の屈折率及び消衰係数をn1 ,k1 とし、第2
層36b,…の屈折率及び消衰係数をn2 ,k2 とし、
第3層36c,…の屈折率及び消衰係数をn3 ,k3
した場合に、これらの光学定数n1 ,n2 ,n3 、k
1 ,k2 ,k3 を表1〜3に示すように設定し、それら
の関係が、 n2 <n1 <n3 及びk2 <k1 <k3 となるようにし、n1 が、n1 ,n2 ,n3 の内で最も
大きくならず、かつ、k1 が、k1 ,k2 ,k3 の内で
最も大きくならないようにしている。なお、これらの光
学定数はエリプソによる測定値である。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】 次に、遮光膜36,…の製造方法について説明する。
【0032】遮光膜36,…の製造に際しては、まず、
下基板2を十分に洗浄し、その下基板2をスパッタ装置
にセットする。なお、スパッタ装置としては、バッジ方
式の通常のマグネトロン−スパッタ装置(DC放電)を
使用した。 〈第1層形成工程〉雰囲気ガスをArガスとCO2 ガス
との混合ガスとし、ターゲットにMoTa合金を用い、
下基板2の表面に第1層36a,…をスパッタ形成し
た。 〈第2層形成工程〉雰囲気ガスをAr・CO2 の混合ガ
スのままとして、ターゲットをAlに交換し、第1層3
6a,…を覆うように第2層36b,…をスパッタ形成
した。 〈第3層形成工程〉さらに、雰囲気ガスをAr・CO2
の混合ガスのままとして、ターゲットを再びMoTa合
金に交換し、第2層36b,…を覆うように第3層36
c,…をスパッタ形成した。
【0033】なお、本実施の形態においては、ターゲッ
トや、Arガスに添加するガス(CO2 ガス)の割り合
いや、パワー等のスパッタ条件を下表のように各層毎に
異ならせ、光学定数n1 ,n2 ,n3 ,k1 ,k2 ,k
3 が表1〜表3の値になるようにしている。 〈フォトリソ工程〉その後、このようにして成膜した積
層膜をフォトリソグラフィ法によってパターニングし、
カラーフィルタ5,…の間隙に配置された遮光膜36,
…を形成する。
【0034】
【表4】 次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0035】いま、帯状電極9,…,10,…に所定の
信号を印加すると、液晶11は画素毎にスイッチングさ
れる。したがって、カラーフィルタ5,…を透過する照
明光の組み合わせにより種々の情報がカラー表示され
る。
【0036】ところで、第1層36a,36b,36c
の光学定数n1 ,n2 ,n3 ,k1,k2 ,k3 は上述
のように設定されているため、その反射率が所定値以下
に低減される。したがって、いま、液晶表示装置30を
屋外等の明るい場所で使用し、観察側(図示A側)から
外光が入射されても、第1層36a,…の表面では外光
は余り反射されない。
【0037】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0038】本実施の形態によれば、遮光膜36,…に
おける全ての層36a,36b,36cがいずれも炭酸
化金属によって形成されているため、エッチングされる
度合いが近似し、フォトリソグラフィ法によってパター
ニングをしても両膜の間に段差は生じにくい。その結
果、遮光膜36,…を積層構造としたにもかかわらず、
高品質で高精度な液晶表示装置を得ることができる。
【0039】また、全ての層36a,36b,36cを
いずれも炭酸化金属によって形成したため、スパッタリ
ングする際の雰囲気ガスの交換の必要はなく、製造時間
が短縮化されて製造コストが低減される。さらに、上述
のように雰囲気ガスの交換の必要のないことから、高価
な通過成膜方式のスパッタ装置ではなく、安価なバッジ
方式のスパッタ装置を使用できて製造コストが低減さ
れ、製造工程の簡素化も図れる。
【0040】またさらに、本実施の形態においては、ス
パッタリング時の雰囲気ガスとしてAr・CO2 の混合
ガスを用いたため、金属酸化物をスパッタリングターゲ
ットにする必要がなく、成膜レート、ターゲットの割れ
などの量産上の問題点も発生しない。
【0041】第1層36a,36b,36cの屈折率n
1 ,n2 ,n3 及び消衰係数k1 ,k2 ,k3 を表1の
ように設定したため、液晶表示装置30を屋外等の明る
い場所で使用しても外光の反射は低減され、その表示品
位は良好に維持される。なお、本発明者は外光の反射率
を実測したが(図4参照)、それによると、可視領域
(400〜700nm)の光については、反射率が2〜
4%程度でかなり低く、低反射化と遮光性との向上がバ
ランス良く向上することが確認された。
【0042】また一方、本実施の形態においては、Ar
ガスとCO2 ガスとの混合ガスを雰囲気ガスとして用い
た上でリアクティブスパッタリングし、かつ、MoTa
合金等をターゲットとして使用したため、スパッタ条件
(パワーやCO2 ガスの割り合い)を調整することによ
り、容易に各層の光学定数n,kをコントロールでき
る。また、スパッタ条件と光学定数の再現性・安定性が
非常に良いため、量産時においても安定した品質の遮光
膜36,…を製造できる。
【0043】さらに、Cr等の金属を用いた場合には廃
液処理のためにコストがかかるが、本実施の形態におい
てはMo合金を使用しているためにそのような問題もな
い。
【0044】ついで、図5に沿って、本発明の第2の実
施の形態について説明する。
【0045】本実施の形態に係る液晶表示装置は、上述
した実施の形態と同様に、略平行に配置された下基板
(透明基板)及び上基板(対向基板)を備えており、こ
れらの上下基板の間には液晶が挟持されている。また、
上基板の側にはバックライト装置(照明装置)が配置さ
れている。
【0046】さらに、下基板の表面には、多数のカラー
フィルタが所定の間隙を開けて配置されており、これら
カラーフィルタの間隙には遮光膜(遮光手段)が形成さ
れている。この遮光膜は、上述した実施の形態と同様
に、下基板の表面に配置された第1層と、第1層を覆う
ように配置された第2層と、第2層を覆うように配置さ
れた第3層とによって、3層構造に構成されている。
【0047】さらに本実施の形態においては、第1層の
膜厚は200Åとし、第2層の膜厚は300Åとし、第
3層の膜厚は1000Åとしている。
【0048】また、本実施の形態においては、第1層及
び第3層の屈折率及び消衰係数n1,k1 ,n3 ,k3
は、上述実施の形態と同様に表1及び表3に示すように
設定し、第2層の屈折率及び消衰係数n2 ,k2 は表5
に示す通りとし、それらの関係が、 n2 <n1 <n3 及びk2 <k1 <k3 となるようにし、n1 が、n1 ,n2 ,n3 の内で最も
大きくならず、かつ、k1 が、k1 ,k2 ,k3 の内で
最も大きくならないようにした。なお、これらの光学定
数はエリプソによる測定値である。
【0049】
【表5】 また、この遮光膜は、下基板上に第1層をスパッタ形成
する第1層形成工程と、第1層を覆うように第2層をス
パッタ形成する第2層形成工程と、第2層を覆うように
第3層をスパッタ形成する第3層形成工程と、を経て製
造される。さらに、これらの工程における雰囲気ガスに
は、ArガスとCO2 ガスとの混合ガスを用い、バッジ
方式の通常のマグネトロン−スパッタ装置(DC放電)
を使用した。またさらに、第1層形成工程及び第3層形
成工程におけるターゲットには、上述した実施の形態と
同様にMoTa合金を用い、第2層形成工程におけるタ
ーゲットにはSiを用いた。
【0050】なお、本実施の形態においては、ターゲッ
トや、Arガスに添加するガス(CO2 ガス)の割り合
いや、パワー等のスパッタ条件は、第1層及び第3層に
関しては表4に示すものと同じであり、第2層に関して
は表6に示すものとした。これにより、各層の光学定数
1 ,n2 ,n3 ,k1 ,k2 ,k3 が表1、表5及び
表3の値になるようにしている。
【0051】
【表6】 そして、このようにして成膜した積層膜をフォトリソグ
ラフィ法によってパターニングしている。
【0052】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0053】本実施の形態によれば、上述した第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0054】すなわち、本実施の形態によれば、遮光膜
における全ての層がいずれも炭酸化金属によって形成さ
れているため、エッチングされる度合いが近似し、フォ
トリソグラフィ法によってパターニングをしても両膜の
間に段差は生じにくい。その結果、遮光膜を積層構造と
したにもかかわらず、高品質で高精度な液晶表示装置を
得ることができる。
【0055】また、全ての層をいずれも炭酸化金属によ
って形成したため、スパッタリングする際の雰囲気ガス
の交換の必要がないため、製造時間が短縮化されて製造
コストが低減される。さらに、上述のように雰囲気ガス
の交換の必要のないことから、高価な通過成膜方式のス
パッタ装置ではなく、安価なバッジ方式のスパッタ装置
を使用できて製造コストが低減され、製造工程の簡素化
も図れる。
【0056】またさらに、本実施の形態においては、ス
パッタリング時の雰囲気ガスとしてAr・CO2 の混合
ガスを用いたため、金属酸化物をスパッタリングターゲ
ットにする必要がなく、成膜レート、ターゲットの割れ
などの量産上の問題点も発生しない。
【0057】また、本実施の形態においては、遮光膜を
3層の積層構造とし、かつ、各層の光学定数n1 ,n
2 ,n3 ,k1 ,k2 ,k3 を表1、表5及び表3のよ
うに設定しているため、各層に独自の機能を持たせて液
晶表示装置の表示品位を向上させることができる。
【0058】つまり、第1層〜第3層の屈折率n1 ,n
2 ,n3 及び消衰係数k1 ,k2 ,k3 を表1のように
設定したため、液晶表示装置を屋外等の明るい場所で使
用しても外光の反射は低減され、その表示品位は良好に
維持される。なお、本発明者は、外光の反射率を実測し
た(図5参照)。それによると、可視領域(400〜7
00nm)の光については、反射率が2.3〜3.7%
程度でかなり低く、遮光性も十分確保され、低反射化と
遮光性の向上がバランス良く実現されている。
【0059】また一方、本実施の形態においては、Ar
ガスとCO2 ガスとの混合ガスを雰囲気ガスとして用い
た上でリアクティブスパッタリングし、かつ、MoTa
合金等をターゲットとして使用したため、スパッタ条件
(パワーやCO2 ガスの割り合い)を調整することによ
り、容易に各層の光学定数n,kをコントロールでき
る。また、スパッタ条件と光学定数の再現性・安定性が
非常に良いため、量産時においても安定した品質の遮光
膜を製造できる。
【0060】さらに、Cr等の金属を用いた場合には廃
液処理のためにコストがかかるが、本実施の形態におい
てはMo合金やSiを使用しているためにそのような問
題もない。
【0061】なお、上述した実施の形態においては、第
1層、第2層及び第3層の全てを炭酸化膜によって形成
したが、もちろんこれに限る必要はなく、各層を全て炭
化膜で形成しても良く、各層を全て酸化膜で形成しても
良い。また、酸化膜と炭酸化膜との積層構造(例えば、
第1層と第3層が酸化膜で、第2層が炭酸化膜)であっ
ても良く、酸化膜と炭化膜との積層構造であっても良
く、炭化膜と炭酸化膜との積層構造であっても良い。さ
らには、各層を、酸化膜、炭酸化膜及び炭化膜によって
それぞれ形成しても良い。このようにすることにより、
雰囲気ガス交換の問題は残るものの、遮光膜の段差の問
題は解決される。
【0062】さらに、上述した実施の形態においては、
光学定数n1 ,n2 ,n3 及びk1,k2 ,k3 の関係
を、 n2 <n1 <n32 <k1 <k3 としたが、もちろんこれに限る必要はない。n1 が、n
1 ,n2 ,n3 の内で最大ではなく、k1 がk1 ,k
2 ,k3 の内で最大でなければ良く、例えば、 n3 <n1 <n2 、及び k3 <k1 <k21 <n3 <n2 、及び k1 <k3 <k22 <n1 <n3 、及び k2 <k1 <k31 <n2 <n3 、及び k1 <k2 <k3 のいずれの関係であっても良い。
【0063】またさらに、上述した実施の形態において
は、第1層及び第3層をMoTa合金にて構成したが、
もちろんこれに限る必要はない。例えば、合金でないM
o金属や、MoTa合金以外のMo合金であっても良
い。
【0064】また、上述した実施の形態においては、第
2層をAlやSiによって構成するものとしたが、もち
ろんこれに限る必要はなく、特定の反射率の設定を行な
うようにすれば、他のどのような金属で構成するように
しても良い。
【0065】さらに、上述した実施の形態においてはス
パッタリング時の雰囲気ガスを、ArガスとCO2 ガス
との混合ガスとしたが、もちろんこれに限る必要はな
く、CO2 ガスの代わりにO2 ガスやCH4 ガスを使用
してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
カラーフィルタの間隙には遮光手段が設けられているた
め、色の混ざり等が防止され、コントラストが向上され
る。
【0067】また、本発明によれば、前記遮光手段にお
ける第1層、第2層及び第3層が、炭素、酸素若しくは
それら両方、並びに金属を含有する層であるようにした
ため、エッチングされる度合いが近似し、フォトリソグ
ラフィ法によってパターニングをしても両膜の間に段差
は生じにくい。その結果、遮光手段を積層構造としたに
もかかわらず、高品質で高精度なカラー表示装置を得る
ことができる。なお、かかる効果は、前記第1層、前記
第2層及び前記第3層の全てを、炭素及び金属を含有す
る層によって構成した場合にも得ることができ、或は酸
素及び金属を含有する層によって構成した場合にも得る
ことができ、さらには炭素及び酸素の両方及び金属を含
有する層によって構成した場合にも得ることができる。
【0068】さらに、前記遮光手段における第1層、第
2層及び第3層を、炭素及び酸素の両方を含有する層に
よって構成した場合には、スパッタリングする際の雰囲
気ガスの交換の必要がないため、製造時間が短縮化され
て製造コストが低減される。また、上述のように雰囲気
ガスの交換の必要のないことから、高価な通過成膜方式
のスパッタ装置ではなく、安価なバッジ方式のスパッタ
装置を使用できて製造コストが低減され、製造工程の簡
素化も図れる。なお、このような効果は、各層を、炭素
を含有する層によって構成した場合にも得られ、酸素を
含有する層によって構成した場合にも得られる。
【0069】一方、第1層形成工程、第2層形成工程及
び第3層形成工程における雰囲気ガスを、炭素、酸素若
しくはそれら両方を混入させたArガスとした場合に
は、金属酸化物をスパッタリングターゲットにする必要
がなく、成膜レート、ターゲットの割れなどの量産上の
問題点も発生しない。
【0070】また一方、本発明によれば、遮光手段が少
なくとも3つの層を有するようにしたため、各層に独自
の機能を持たせてカラー表示装置の表示品位を向上させ
ることができる。
【0071】例えば、前記第1層の屈折率及び消衰係数
をn1 ,k1 とし、前記第2層の屈折率及び消衰係数を
2 ,k2 とし、第3層の屈折率及び消衰係数をn3
3とした場合に、n1 が、n1 ,n2 ,n3 の内で最
も大きくならず、かつ、k1が、k1 ,k2 ,k3 の内
で最も大きくならないようにした場合には、カラー表示
装置を屋外等の明るい場所で使用しても外光の反射は低
減され、その表示品位は良好に維持され、且つ、良好な
遮光特性により色の混ざり等が防止され、コントラスト
が向上され、その表示品位を向上できる。こうして、カ
ラー表示装置、特に液晶表示装置における外光の低反射
化及び遮光性の向上がバランス良く実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示装置の構造を示す断面図。
【図2】従来の遮光膜の構成を示す断面図であり、(a)
は2層構造の遮光膜を示す図、(b) は3層構造の遮光膜
を示す図。
【図3】本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置にお
いて、遮光膜の構成を示す断面図。
【図4】第1の実施の形態の効果を説明するための図。
【図5】第2の実施の形態の効果を説明するための図。
【符号の説明】
2 下基板(透明基板) 3 上基板(対向基板) 5,… カラーフィルタ 11 液晶 30 液晶表示装置(カラー表示装置) 36,… 遮光膜(遮光手段) 36a,… 第1層 36b,… 第2層 36c,… 第3層 B バックライト装置(照明装置)
フロントページの続き (72)発明者 沢村 光治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、該透明基板上に所定の間隙
    を開けて配置された多数のカラーフィルタと、これらカ
    ラーフィルタの間隙に形成された遮光手段と、を備え、
    前記カラーフィルタを透過する照明光の組み合わせによ
    り種々の情報をカラー表示してなるカラー表示装置にお
    いて、 前記遮光手段が、前記透明基板上に配置された第1層
    と、該第1層を覆うように配置された第2層と、該第2
    層を覆うように配置された第3層と、を少なくとも有
    し、 前記第1層、前記第2層及び前記第3層が、炭素、酸素
    若しくはそれら両方、並びに金属を含有する層である、 ことを特徴とするカラー表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1層、前記第2層及び前記第3層
    が、いずれも炭素を含有する層である、 ことを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1層、前記第2層及び前記第3層
    が、いずれも酸素を含有する層である、 ことを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1層、前記第2層及び前記第3層
    が、いずれも炭素及び酸素の両方を含有する層である、 ことを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1層の屈折率及び消衰係数をn
    1 ,k1 とし、前記第2層の屈折率及び消衰係数をn
    2 ,k2 とし、第3層の屈折率及び消衰係数をn3 ,k
    3 とした場合に、 n1 が、n1 ,n2 ,n3 の内で最も大きくならず、か
    つ、k1 が、k1 ,k2 ,k3 の内で最も大きくならな
    いようにする関係にある、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の
    カラー表示装置。
  6. 【請求項6】 前記屈折率及び消衰係数が n2 <n1 <n3 , k2 <k1 <k3 の関係にある、 請求項5記載のカラー表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第1層がMoを含有し、かつ、 前記第2層がAl又はSiを含有する、 ことを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
  8. 【請求項8】 前記第1層が、MoとTaとの合金を成
    分とする、 ことを特徴とする請求項7記載のカラー表示装置。
  9. 【請求項9】 前記透明基板に略平行に配置された対向
    基板と、 前記透明基板と前記対向基板との間に挟持された液晶
    と、 前記透明基板よりも前記対向基板の側に配置された照明
    装置と、 を備えてなる請求項1乃至8のいずれか1項記載のカラ
    ー表示装置。
  10. 【請求項10】 透明基板上に第1層をスパッタ形成す
    る第1層形成工程と、前記第1層を覆うように第2層を
    スパッタ形成する第2層形成工程と、前記第2層を覆う
    ように第3層をスパッタ形成する第3層形成工程と、を
    少なくとも有するカラー表示装置の製造方法において、 前記第1層形成工程、前記第2層形成工程及び前記第3
    層形成工程における雰囲気ガスを、炭素、酸素若しくは
    それら両方を混入させたArガスとし、 前記第1層形成工程及び前記第3層形成工程におけるタ
    ーゲットを、炭素、酸素若しくはそれら両方を含有した
    第1の金属とし、 前記第2層形成工程におけるターゲットを、炭素、酸素
    若しくはそれら両方、並びに金属を含有した第2の金属
    とした、 ことを特徴とするカラー表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の金属がMoを含有してな
    り、かつ、 前記第2の金属がAl又はSiを含有してなる、 ことを特徴とする請求項10記載のカラー表示装置の製
    造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の金属が、MoとTaとの合
    金である、 ことを特徴とする請求項11記載のカラー表示装置の製
    造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1層形成工程、前記第2層形成
    工程及び前記第3層形成工程において、ArガスとCO
    2 ガスとの混合ガスを雰囲気ガスとした、 ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項記
    載のカラー表示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015004710A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 凸版印刷株式会社 表示装置用基板の製造方法及び表示装置用基板、表示装置

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