JPH09243521A - 車両検査装置 - Google Patents

車両検査装置

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JPH09243521A
JPH09243521A JP8051121A JP5112196A JPH09243521A JP H09243521 A JPH09243521 A JP H09243521A JP 8051121 A JP8051121 A JP 8051121A JP 5112196 A JP5112196 A JP 5112196A JP H09243521 A JPH09243521 A JP H09243521A
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JP
Japan
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rollers
roller unit
test
vehicle
roller
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JP8051121A
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Takashi Shirai
隆 白井
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 据付けおよび移設や運搬が容易に行え、さら
に短時間で複数種の検査が行える車両検査装置を提供す
る。 【解決手段】 運搬可能でかつ据付場所に設置可能な平
台状のベース架台1に、検査車両10の前輪11aを支持す
る前部ローラユニット12と、後輪14aを支持する後部ロ
ーラユニット15と、後部ローラユニット15を前後方向へ
往復移動させる移動装置とが設けられ、前部ローラユニ
ット12は、前部スピードテスト用ローラ20aと、前部ブ
レーキテスト用ローラ21aと、これら両ローラ20a,21
a間に設けられたサイドスリップテスト用ローラ22aと
で構成され、後部ローラユニット15は、後部スピードテ
スト用ローラ52aと、後部ブレーキテスト用ローラ53a
とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の検査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両検査装置としては例
えば図9に示されるものがある。すなわち、検査場所の
床101 には、前方から順に、左右一対のサイドスリップ
テスト用踏み板102 と、左右一対でかつ前後一組のスピ
ードテスト用ローラ103,104 と、下まわり点検用のリフ
ト105 と、左右一対でかつ前後一組のブレーキテスト用
ローラ106,107 とが据付けられていた。
【0003】これによると、先ず検査車両108 を前進さ
せて両前輪109 を両サイドスリップテスト用踏み板102
上に載置させ、サイドスリップテストを行う。その後、
再び検査車両108 を前進させて両前輪109 を両スピード
テスト用ローラ103,104 上に載置させ、前輪109 のスピ
ードテストを行う。その後、再び検査車両108 を前進さ
せてリフト105 の上方に検査車両108 を位置させ、この
検査車両108 をリフト105 で床101 から持ち上げて検査
車両108 の下まわりを点検する。その後、検査車両108
を床101 に下ろし、この検査車両108 を前進させて両前
輪109 をブレーキテスト用ローラ106,107 上に載置さ
せ、前輪109 のブレーキテストを行った後、さらに検査
車両108 を前進させて両後輪(図示せず)をブレーキテ
スト用ローラ106,107 上に載置させ、後輪のブレーキテ
ストを行う。尚、検査車両108 の速度計の速度感知部が
後輪側にある場合には、検査車両108 の両後輪をスピー
ドテスト用ローラ103,104 上に載置させ、後輪のスピー
ドテストを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、各ローラ103,104,106,107 や踏み板102
およびリフト105 をそれぞれ個々に床101 に直接埋設し
ているため、床101 の一部を掘り下げて多数の凹部111
を形成しなければならず、このような床101 の掘り下げ
工事に手間がかかるといった問題があった。また、一旦
床101 に据え付けた車両検査装置を別の場所に移設する
場合、床101 に形成された凹部111 を埋め戻さなければ
ならないため、車両検査装置の移設は困難であった。ま
た、運搬の際には、床101 ごと運搬することはできず、
各ローラ103,104,106,107 や踏み板102 およびリフト10
5 を個別に運搬する必要があるため、運搬に手数がかか
った。さらに、検査時には、一種類の検査が終わるごと
に、検査車両108 を少しずつ前進させて次の検査を行う
ため、時間がかかるといった問題があった。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、据付けおよび移設や運搬が容易に行え、さらに短時
間で複数種の検査が行える車両検査装置を提供すること
を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、運搬可
能でかつ据付場所に設置可能な平台状のベース架台に、
検査車両の前輪を支持する前部ローラユニットと、後輪
を支持する後部ローラユニットとを設け、上記前部ロー
ラユニットは、前部スピードテスト用ローラと、前部ブ
レーキテスト用ローラと、これら両ローラ間に設けられ
たサイドスリップテスト用ローラとで構成され、上記後
部ローラユニットは、後部スピードテスト用ローラと、
後部ブレーキテスト用ローラとで構成され、上記ベース
架台に、上記各ローラの駆動を制御する制御盤と、各ロ
ーラによるテスト結果を表示する表示部とを設けたこと
を特徴としたものである。
【0007】これによると、ベース架台を据付場所の床
に設置するだけで、各種テスト用のローラ一式と、これ
ら各ローラの駆動を制御する制御盤と、各ローラによる
テスト結果を表示する表示部とを一括してベース架台ご
とまとめて据付場所に設けることができるため、床の掘
り下げ工事を不要にでき、したがって据付け工事の手間
を省くことができる。
【0008】また、一旦設置した車両検査装置を別の場
所へ移設する場合は、ベース架台を据付場所から取外す
ことにより、各種テスト用のローラ一式と制御盤と表示
部とを一括してベース架台ごとまとめて取外すことがで
きるため、従来のように床に形成された凹部を埋め戻す
ことは不要になり、車両検査装置の移設が容易に行え
る。さらに、ベース架台を運搬することにより、各種テ
スト用のローラ一式と制御盤と表示部とを一括してベー
ス架台ごとまとめて運搬することができるため、車両検
査装置の運搬が容易に行える。
【0009】また、ベース架台を据付場所に設置した
後、検査車両をベース架台上に乗り込ませ、検査車両の
両前輪を前部ローラユニットで支持するとともに、両後
輪を後部ローラユニットで支持する。そして、前部スピ
ードテスト用ローラと後部スピードテスト用ローラを用
いてスピードテストを行い、さらに、前部ブレーキテス
ト用ローラと後部ブレーキテスト用ローラを用いてブレ
ーキテストを行い、さらに、サイドスリップテスト用ロ
ーラを用いてサイドスリップテストを行う。このよう
に、検査車両を前部ローラユニットと後部ローラユニッ
トとで支持した状態でスピードテストとブレーキテスト
とサイドスリップテストとを行うことができるため、各
種テストごとに検査車両を移動させる必要はなく、検査
時間を短縮することができる。
【0010】さらに、請求項2記載の発明は、ベース架
台に、前部ローラユニットと後部ローラユニットとの少
なくとも一方を前後方向へ移動させる移動装置が設けら
れていることを特徴としたものである。
【0011】これによると、移動装置を用いて、前部ロ
ーラユニットと後部ローラユニットとの少なくとも一方
を前後方向へ移動させることにより、前部ローラユニッ
トと後部ローラユニットとの前後間隔を変えることがで
きる。したがって、検査車両のホイールベース(前輪か
ら後輪までの距離)に応じて前部ローラユニットと後部
ローラユニットとの前後間隔を調節することにより、多
様な車種に対して各種テストを実施することができる。
【0012】さらに、請求項3記載の発明は、ベース架
台に、ベース架台上の検査車両を昇降させるリフトを設
けたことを特徴としたものである。これによると、検査
車両をベース架台上に乗り込ませ、検査車両の両前輪を
前部ローラユニットで支持するとともに、両後輪を後部
ローラユニットで支持した後、リフトを用いて検査車両
を持ち上げることにより、検査車両の下まわりの点検も
行うことができる。
【0013】さらに、請求項4記載の発明は、ベース架
台に、ヘッドライトテスト器を設けたことを特徴とした
ものである。これによると、検査車両をベース架台上に
乗り込ませ、検査車両の両前輪を前部ローラユニットで
支持するとともに、両後輪を後部ローラユニットで支持
した後、ヘッドライトテスト器を用いてヘッドライトの
テストも行うことができる。
【0014】さらに、請求項5記載の発明は、ベース架
台に、排出ガステスト器を設けたことを特徴としたもの
である。これによると、検査車両をベース架台上に乗り
込ませ、検査車両の両前輪を前部ローラユニットで支持
するとともに、両後輪を後部ローラユニットで支持した
後、排出ガステスト器を用いて排出ガスのテストも行う
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図8に基づいて説明する。図1,図2に示すように、
1は運搬可能でかつ据付場所の床13に設置可能な平台状
のベース架台1であり、このベース架台1は、幅方向に
渡された複数本の前後フレーム2と長さ方向に渡された
左右フレーム3,4とを組合わせて形成された内部フレ
ーム体5と、この内部フレーム体5の上面と左右側面と
前後面とを覆う上板6と左右側板7と前板8と後板9と
により構成されており、ベース架台1の下面は開放され
ている。
【0016】上記ベース架台1には、検査車両10の前輪
11a,11bを支持する前部ローラユニット12と、後輪14
a,14bを支持する後部ローラユニット15と、この後部
ローラユニット15を前後方向へ移動させる移動装置16
(図6参照)と、ベース架台1上の検査車両10を昇降さ
せるリフト17と、ヘッドライトテスト器18と、排出ガス
テスト器19とが設けられている。
【0017】上記前部ローラユニット12は、左右一対の
前部スピードテスト用ローラ20a,20bと、左右一対の
前部ブレーキテスト用ローラ21a,21bと、これら両ロ
ーラ20a,20b,21a,21bの前後間に設けられた左右
一対のサイドスリップテスト用ローラ22a,22bとで構
成されている。
【0018】すなわち、図3〜図5に示すように、上記
両前部スピードテスト用ローラ20a,20bはそれぞれ回
転軸24に一体的に設けられ、これら回転軸24は、軸受装
置25を介して、上記内部フレーム体5に設けられた取付
フレーム26に回転自在に支持されている。また、上記両
前部ブレーキテスト用ローラ21a,21bも、同様に、回
転軸27と軸受装置28とを介して、上記取付フレーム26に
支持されている。さらに、上記両サイドスリップテスト
用ローラ22a,22bはそれぞれ回転軸29に一体的に設け
られ、これら回転軸29は、軸受装置30を介して、昇降フ
レーム31に回転自在かつ左右方向(すなわち回転軸29の
軸心方向)へスライド移動自在に支持されている。
【0019】上記取付フレーム26には、昇降フレーム31
を昇降させるエア駆動式の昇降装置33が左右一対設けら
れている。図5に示すように、上記両昇降装置33は上下
方向に伸縮自在な蛇腹状のベローズ部34を有し、このベ
ローズ部34の内部に空気を充填することにより、ベロー
ズ部34が上方へ伸長して昇降フレーム31が上昇する。ま
た、ベローズ部34の内部のエアを抜くことにより、ベロ
ーズ部34が下方へ短縮して昇降フレーム31が下降する。
【0020】図3,図4に示すように、上記左右両サイ
ドスリップテスト用ローラ22a,22bの回転軸29の内側
端には、軸受けを介して連結体35が外嵌され、これら左
右両連結体35間の中央部には水平回動自在な回転軸36が
設けられている。この回転軸36は昇降フレーム31に縦方
向に支持されており、回転軸36の上端には連結杆37が上
下一対設けられ、これら連結杆37の一端部と左右一方の
連結体35とは一方の上下一対のジョイントアーム38aを
介して連結され、さらに、上記両連結杆37の他端部と左
右他方の連結体35とは他方の上下一対のジョイントアー
ム38bを介して連結されている。
【0021】上記取付フレーム26の前部には左右一対の
ブラケット39が取付けられ、これら両ブラケット39に
は、上記各ローラ20a,20b,21a,21b,22a,22b
を回転駆動させるモータ40a,40bが取付けられてい
る。すなわち、上記両モータ40a,40bの回転軸に設け
られた駆動スプロケット41と両前部スピードテスト用ロ
ーラ20a,20bの回転軸24の内側端に設けられた従動ス
プロケット42との間に駆動用チェン43が巻回され、両前
部スピードテスト用ローラ20a,20bの回転軸24の外側
端に設けられた従動スプロケット44と両前部ブレーキテ
スト用ローラ21a,21bの回転軸27の外側端に設けられ
た従動スプロケット45との間に従動用チェン46が巻回さ
れ、両前部ブレーキテスト用ローラ21a,21bの回転軸
27の内側端に設けられた従動スプロケット47と両サイド
スリップテスト用ローラ22a,22bの回転軸29の内側端
に設けられた従動スプロケット48との間に従動用チェン
49が巻回されている。
【0022】図2に示すように、上記各前部スピードテ
スト用ローラ20a,20bと前部ブレーキテスト用ローラ
21a,21bとサイドスリップテスト用ローラ22a,22b
とは、ベース架台1の上板6に形成された開口部50の前
部から露出している。また、前部ローラユニット12に
は、各前部スピードテスト用ローラ20a,20bの回転速
度を計測する速度計測器(図示せず)と、各前部ブレー
キテスト用ローラ21a,21bの回転抵抗(ローラ21a,
21bの回転方向とは逆に働くトルク)に基づいて制動力
を計測するブレーキ計測器(図示せず)と、各サイドス
リップテスト用ローラ22a,22bの回転軸29の左右方向
へのスライド量を計測するスライド量計測器(図示せ
ず)とが設けられている。
【0023】上記後部ローラユニット15は、左右一対の
後部スピードテスト用ローラ52a,52bと左右一対の後
部ブレーキテスト用ローラ53a,53bと左右一対のジャ
ッキ装置54a,54bとで構成されており、上記移動装置
16(図6参照)によって前後方向へ往復移動可能となっ
ている。
【0024】図6〜図8に示すように、上記両後部スピ
ードテスト用ローラ52a,52bはそれぞれ回転軸55に一
体的に設けられ、これら回転軸55は、軸受装置56を介し
て、移動フレーム57に回転自在に支持されている。ま
た、上記両後部ブレーキテスト用ローラ53a,53bも、
同様に、回転軸58と軸受装置59を介して、上記移動フレ
ーム57に支持されている。また、上記ジャッキ装置54
a,54bは、後部スピードテスト用ローラ52a,52bと
後部ブレーキテスト用ローラ53a,53bとで支持された
両後輪14a,14bを持ち上げるものであり、移動フレー
ム57に設けられて、後部スピードテスト用ローラ52a,
52bと後部ブレーキテスト用ローラ53a,53bとの前後
間に位置している。さらに、上記各ジャッキ装置54a,
54bはそれぞれ、移動フレーム57に設けられた左右一対
のジャッキシリンダ60と、各後輪14a,14bを支持可能
でかつ両ジャッキシリンダ60で昇降されるジャッキプレ
ート61とから構成されている。
【0025】上記移動フレーム57の後部には左右一対の
ブラケット62が取付けられ、これら両ブラケット62に
は、上記各ローラ52a,52b,53a,53bを回転駆動さ
せるモータ63a,63bが取付けられている。すなわち、
上記両モータ63a,63bの回転軸に設けられた駆動スプ
ロケット64と両後部ブレーキテスト用ローラ53a,53b
の回転軸58の内側端に設けられた従動スプロケット65と
の間に駆動用チェン66が巻回され、両後部ブレーキテス
ト用ローラ53a,53bの回転軸58の外側端に設けられた
従動スプロケット67と両後部スピードテスト用ローラ52
a,52bの回転軸55の外側端に設けられた従動スプロケ
ット68との間に従動用チェン69が巻回されている。
【0026】上記移動フレーム57は、内部フレーム体5
を構成する左右一対の左右フレーム4間に、前後方向へ
往復移動自在に支持されている。すなわち両左右フレー
ム4は、相対向する面が開放されたチャンネル形状に形
成されている。これら両左右フレーム4の下部横板70に
上記移動フレーム57の左右両側部が支持されており、上
記下部横板70の上面には、移動フレーム57の前後方向へ
の滑りを良くするための滑り板71が取付けられている。
また、移動フレーム57の左右両側部の前後に設けられた
取付板72の先端には、両左右フレーム4の中間部縦板73
の内側面を転動して移動フレーム57を前後方向へ案内す
るガイドローラ74が遊転自在に取付けられている。
【0027】上記両左右フレーム4の後部間には固定フ
レーム75が連結され、この固定フレーム75と移動フレー
ム57との間には、前後方向の回転軸心を有する左右一対
のねじ軸76が連結されている。すなわち、両ねじ軸76の
外周面にはそれぞれ雄ねじが形成されており、上記両ね
じ軸76の後端部は、軸受装置77を介して、回転自在に固
定フレーム75に支持され、前端側は移動フレーム57の後
部に設けられたナット体78に螺合している。さらに、上
記固定フレーム75には、両ねじ軸76を回転させるための
モータ79が取付けられており、このモータ79の駆動軸に
は前後一対の駆動スプロケット80a,80bが取付けられ
ている。このうち、後部の駆動スプロケット80aと一側
方のねじ軸76の後端に設けられた従動スプロケット81a
との間には駆動用チェン82が巻回され、前部の駆動スプ
ロケット80bと他側方のねじ軸76の後端に設けられた従
動スプロケット81bとの間にも駆動用チェン82が巻回さ
れている。尚、上記移動フレーム57とねじ軸76とモータ
79と各スプロケット80a,80b,81a,81bと駆動用チ
ェン82とにより移動装置16が構成されている。
【0028】図2に示すように、上記両後部スピードテ
スト用ローラ52a,52bと両後部ブレーキテスト用ロー
ラ53a,53bとは、上記開口部50の後部から露出してい
る。また、後部ローラユニット15には、各後部スピード
テスト用ローラ52a,52bの回転速度を計測する速度計
測器(図示せず)と、各後部ブレーキテスト用ローラ53
a,53bの回転抵抗(ローラ53a,53bの回転方向とは
逆に働くトルク)に基づいて制動力を計測するブレーキ
計測器(図示せず)とが設けられている。
【0029】図1,図2に示すように、上記リフト17
は、上下方向へ伸縮自在なパンタグラフ式であり、前部
ローラユニット12と後部ローラユニット15との間に左右
一対設けられている。両リフト17の上端にはそれぞれ、
検査車両10を支持可能な支持プレート83が設けられ、両
リフト17を下限位置まで短縮させた場合、両支持プレー
ト83の上面がベース架台1の上板6の上面とほぼ面一に
なって、両リフト17はベース架台1の内部に収納され
る。尚、図1,図6に示すように、上記両支持プレート
83はそれぞれ、固定プレート部83aと、この固定プレー
ト部83aに支持されて後方へ突出可能なスライドプレー
ト部83bとにより、二段伸縮構造に構成されている。
【0030】図1,図2に示すように、上記ヘッドライ
トテスト器18は、前部ローラユニット12の前方に設けら
れており、検査車両10のヘッドライト92の照射方向が適
切か否かを判定するテストに用いられる。さらに、上記
排出ガステスト器19は、ベース架台1の後部かつ一側方
に設けられており、検査車両10の排気ガスを吸引して排
気ガス中に含まれる有害物質の濃度を測定するテストに
用いられる。上記排出ガステスト器19には、検査車両10
の排気管84の終端に接続可能な吸引用ホース85が設けら
れている。
【0031】上記ベース架台1の前部かつ一側方には、
上記各モータ40a,40b,63a,63bの駆動を制御する
制御盤86が設けられ、この制御盤86には、各ローラ20
a,20b,21a,21b,22a,22b,52a,52b,53
a,53bおよびヘッドライトテスト器18と排出ガステス
ト器19によるテスト結果を表示する表示部87が設けられ
ている。この表示部87には、測定データ等を表示するメ
ーター類やブラウン管などが設けられている。
【0032】尚、図1,図2に示すように、ベース架台
1の前面と左右両側面とにはそれぞれL形状の固定用片
89が複数設けられ、各固定用片89に形成されたボルト孔
に、床13に打設されたアンカーボルト90を挿通して、ナ
ット91で締め付けることにより、ベース架台1が床13に
固定されている。また、上記ベース架台1の後方には、
ベース架台1の上面と床13との段差を無くすためのスロ
ープ体88が設置されている。
【0033】以下、上記構成における作用を説明する。
図1,図2に示すように、ベース架台1を据付場所の床
13に設置してアンカーボルト90とナット91とで固定する
だけで、各種テスト用のローラ20a,20b,21a,21
b,22a,22b,52a,52b,53a,53b一式とリフト
17とヘッドライトテスト器18と排出ガステスト器19と制
御盤86と表示部87とを一括してベース架台1ごとまとめ
て据付場所に設けることができるため、床13の掘り下げ
工事を不要にでき、したがって据付け工事の手間を省く
ことができる。
【0034】また、一旦設置した車両検査装置を別の場
所へ移設する場合は、アンカーボルト90からナット91を
取外して、ベース架台1を据付場所の床13から取外すこ
とにより、各種テスト用のローラ20a,20b,21a,21
b,22a,22b,52a,52b,53a,53b一式とリフト
17とヘッドライトテスト器18と排出ガステスト器19と制
御盤86と表示部87とを一括してベース架台1ごとまとめ
て取外すことができるため、従来のように床に形成され
た凹部を埋め戻すことは不要になり、車両検査装置の移
設が容易に行える。さらに、ベース架台1を運搬するこ
とにより、各種テスト用のローラ20a,20b,21a,21
b,22a,22b,52a,52b,53a,53b一式とリフト
17とヘッドライトテスト器18と排出ガステスト器19と制
御盤86と表示部87とを一括してベース架台1ごとまとめ
て運搬することができるため、車両検査装置の運搬が容
易に行える。
【0035】上記ベース架台1を据付場所の床13に設置
し、アンカーボルト90とナット91で固定した後、検査車
両10を前進させてスロープ体88からベース架台1上に乗
り込ませ、検査車両10の両前輪11a,11bを前部ローラ
ユニット12の前部スピードテスト用ローラ20a,20bと
前部ブレーキテスト用ローラ21a,21bとで支持すると
ともに、両後輪14a,14bを後部ローラユニット15の後
部スピードテスト用ローラ52a,52bと後部ブレーキテ
スト用ローラ53a,53bとで支持する。尚、この際、サ
イドスリップテスト用ローラ22a,22bは前輪11a,11
bの下方に下降している。
【0036】また、この際、図7に示すように、モータ
79を回転させることにより、各スプロケット80a,80
b,81a,81bと駆動用チェン82とを介して両ねじ軸76
が回転するため、図6に示すように、移動フレーム57が
前後方向へ移動する。これにより、前部ローラユニット
12と後部ローラユニット15との前後間隔を変えることが
できるため、予め、検査車両10のホイールベースに応じ
て前部ローラユニット12と後部ローラユニット15との前
後間隔を変えて、多様な車種に対して各種テストを実施
することができる。
【0037】さらに、図1の仮想線および図6の仮想線
で示すように、下限位置まで短縮させたリフト17の支持
プレート83のスライドプレート部83bを固定プレート部
83aから後方へ突出させて、後部スピードテスト用ロー
ラ52a,52bとリフト17の固定プレート部83aとの間に
形成された開口箇所93を覆うことにより、検査車両10の
前輪11a,11bが上記開口箇所93にはまり込むのを防止
できる。
【0038】その後、スピードテストを行う場合は、速
度計の速度感知部が前輪11a,11b側にある検査車両10
に対しては、両モータ40a,40bを駆動させて両前部ス
ピードテスト用ローラ20a,20bを回転させる。(この
際、両前部ブレーキテスト用ローラ21a,21bと両サイ
ドスリップテスト用ローラ22a,22bも同時に回転す
る。)これにより、両前輪11a,11bが回転し、検査車
両10の速度計が示す速度値と上記前部スピードテスト用
ローラ20a,20bの周速度とを比較して、検査車両10の
速度計の表示が正確か否かをテストする。この際、制御
盤86から上記両モータ40a,40bを駆動制御することに
より、前部スピードテスト用ローラ20a,20bを様々な
周速度で回転させており、前部スピードテスト用ローラ
20a,20bの周速度は表示部87のメーターに表示され
る。尚、速度計の速度感知部が後輪14a,14b側にある
検査車両10に対しては、両後部スピードテスト用ローラ
52a,52bを回転させて同様にスピードテストを行えば
よい。
【0039】また、ブレーキテストを行う場合は、先
ず、前部の両モータ40a,40bを駆動させて両前部ブレ
ーキテスト用ローラ21a,21bを共に回転させることに
より、両前輪11a,11bを共に回転させる。そして、ブ
レーキペダルを徐々に踏み込んでブレーキをかけること
により、両前輪11a,11bに制動力が作用して、両前部
ブレーキテスト用ローラ21a,21bに回転抵抗(両ロー
ラ21a,21bの回転方向とは逆に働くトルク)が加わ
り、最終的には両前輪11a,11bがロックするのである
が、両前輪11a,11bがロックする直前に、ブレーキ計
測器で計測された計測値を最大制動力とする。同様にし
て、両後輪14a,14b用のブレーキの最大制動力は両後
部ブレーキテスト用ローラ53a,53bを用いて計測され
る。そして、これらブレーキの最大制動力は表示部87に
表示される。
【0040】また、サイドスリップテストを行う場合
は、図5の仮想線で示すように、昇降装置33のベローズ
部34に空気を注入してこのベローズ部34を上方へ伸長さ
せることにより、両サイドスリップテスト用ローラ22
a,22bが上昇して両前輪11a,11bを前部スピードテ
スト用ローラ20a,20bと前部ブレーキテスト用ローラ
21a,21bとの上方へ持ち上げる。その後、両モータ40
a,40bを駆動させて両サイドスリップテスト用ローラ
22a,22bを回転させる。両前輪11a,11bのホイルア
ライメント(トーイン,キャンバー,キャスター等)に
狂いがある場合、これに応じて、両サイドスリップテス
ト用ローラ22a,22bに内外側方向(すなわち左右方
向)の力が作用し、その結果、両回転軸29が軸心に沿っ
て内側または外側(すなわち左右方向)へスライドし、
このスライド量と基準値と比較し、合否を判定する。
尚、上記スライド量は表示部87に表示される。
【0041】また、図1に示すように、ヘッドライト92
を点灯させ、ヘッドライトテスト器18を用いてヘッドラ
イト92の光軸や光度を測定し、ヘッドライト92の照射方
向が適切であるか否かを判定することができる。尚、上
記光軸や光度の測定値は表示部87に表示される。さら
に、検査車両10の排気管84に排出ガステスト器19の吸引
用ホース85を接続した後、検査車両10のエンジンを始動
させることにより、排気管84から排気された排気ガスが
排出ガステスト器19に吸引され、排気ガス中に含まれる
有害物質(COやHCなど)の濃度が測定される。尚、
上記有害物質の濃度は表示部87に表示される。
【0042】また、図1の仮想線で示すように、両リフ
ト17を上方へ伸長させることにより、検査車両10が両支
持プレート83で支持された状態で持ち上げられるため、
検査車両10の下まわりの点検が行える。その後、両リフ
ト17を下限位置まで下方へ短縮させることにより、検査
車両10が下ろされて、前輪11a,11bが前部スピードテ
スト用ローラ20a,20bと前部ブレーキテスト用ローラ
21a,21bとで支持され、後輪14a,14bが後部スピー
ドテスト用ローラ52a,52bと後部ブレーキテスト用ロ
ーラ53a,53bとで支持される。
【0043】このように、検査車両10を前部ローラユニ
ット12と後部ローラユニット15とで支持した状態でスピ
ードテストとブレーキテストとサイドスリップテストと
ヘッドライトテストと排出ガステストと車体の下まわり
の点検とを一括して行うことができるため、これら各種
テストごとに検査車両10を移動させる必要はなく、検査
時間を短縮することができる。
【0044】そして、各種テストが終了した後、図6の
仮想線で示すように、ジャッキシリンダ60のピストンロ
ッドを伸長させて両ジャッキプレート61を上昇させるこ
とにより、両後輪14a,14bが両ジャッキプレート61で
支持されて後部スピードテスト用ローラ52a,52bと後
部ブレーキテスト用ローラ53a,53bとの上方へ持ち上
げられる。このように、両後輪14a,14bを後部スピー
ドテスト用ローラ52a,52bと後部ブレーキテスト用ロ
ーラ53a,53bとの間から上方へ持ち上げておくことに
より、検査車両10の移動が容易に行える。そして、検査
車両10を後進させてベース架台1からスロープ体88を下
って床13へ退出させればよい。
【0045】上記実施の形態では、ベース架台1の下面
が開放されているため、油や水がベース架台1の内部に
滞留することはなく、腐食や汚れを防止することができ
る。上記実施の形態では、ベース架台1にヘッドライト
テスト器18と排出ガステスト器19とリフト17とを設けて
いるが、これら3種類のうちのいずれか2種類だけをベ
ース架台1に設けてもよく、さらに、3種類のうちのい
ずれか1種類だけをベース架台1に設けてもよい。
【0046】上記実施の形態では、図6,図7に示すよ
うに、モータ79でねじ軸76を回転させることにより移動
フレーム57を移動させているが、シリンダ装置を用いて
移動させてもよい。また、後部ローラユニット15を前後
方向へ往復移動可能にしているが、前部ローラユニット
12を前後方向へ往復移動可能にしてもよく、さらには、
前部ローラユニット12と後部ローラユニット15とを共に
前後方向へ往復移動可能にしてもよい。
【0047】また、図2に示すように、排出ガステスト
器19と制御盤86との取付位置は、検査車両10の邪魔にな
らなければ、ベース架台1上のどの位置であってもよ
い。上記実施の形態では、図5に示すように、ベローズ
部34を有する昇降装置33を用いて昇降フレーム31を昇降
させているが、油圧シリンダやエアシリンダを用いて昇
降フレーム31を昇降させてもよい。
【0048】上記実施の形態では、左右両前輪11a,11
bを同時にブレーキテストし、さらに左右両後輪14a,
14bを同時にブレーキテストしているが、左前輪11aと
右前輪11bと左後輪14aと右後輪14bとを個別にブレー
キテストしてもよく、あるいは、これら4輪11a,11
b,14a,14b全てを同時にブレーキテストしてもよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、ベース架台を据付場所の床に
設置するだけで、各種テスト用のローラ一式と、これら
各ローラの駆動を制御する制御盤と、各ローラによるテ
スト結果を表示する表示部とを一括してベース架台ごと
まとめて据付場所に設けることができるため、床の掘り
下げ工事を不要にでき、したがって据付け工事の手間を
省くことができる。
【0050】また、一旦設置した車両検査装置を別の場
所へ移設する場合は、ベース架台を据付場所から取外す
ことにより、各種テスト用のローラ一式と制御盤と表示
部とを一括してベース架台ごとまとめて取外すことがで
きるため、従来のように床に形成された凹部を埋め戻す
ことは不要になり、車両検査装置の移設が容易に行え
る。さらに、ベース架台を運搬することにより、各種テ
スト用のローラ一式と制御盤と表示部とを一括してベー
ス架台ごとまとめて運搬することができるため、車両検
査装置の運搬が容易に行える。
【0051】また、検査車両を前部ローラユニットと後
部ローラユニットとで支持した状態でスピードテストと
ブレーキテストとサイドスリップテストとを行うことが
できるため、各種テストごとに検査車両を移動させる必
要はなく、検査時間を短縮することができる。
【0052】さらに、請求項2記載の発明によると、移
動装置を用いて、前部ローラユニットと後部ローラユニ
ットとの少なくとも一方を前後方向へ移動させることに
より、前部ローラユニットと後部ローラユニットとの前
後間隔を変えることができる。したがって、検査車両の
ホイールベース(前輪から後輪までの距離)に応じて前
部ローラユニットと後部ローラユニットとの前後間隔を
調節することにより、多様な車種に対して各種テストを
実施することができる。
【0053】さらに、請求項3記載の発明によると、検
査車両をベース架台上に乗り込ませ、検査車両の両前輪
を前部ローラユニットで支持するとともに、両後輪を後
部ローラユニットで支持した後、リフトを用いて検査車
両を持ち上げることにより、検査車両の下まわりの点検
も行うことができる。
【0054】さらに、請求項4記載の発明によると、検
査車両をベース架台上に乗り込ませ、検査車両の両前輪
を前部ローラユニットで支持するとともに、両後輪を後
部ローラユニットで支持した後、ヘッドライトテスト器
を用いてヘッドライトのテストも行うことができる。
【0055】さらに、請求項5記載の発明によると、検
査車両をベース架台上に乗り込ませ、検査車両の両前輪
を前部ローラユニットで支持するとともに、両後輪を後
部ローラユニットで支持した後、排出ガステスト器を用
いて排出ガスのテストも行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車両検査装置の側
面図である。
【図2】車両検査装置の平面図である。
【図3】前部ローラユニットの平面図である。
【図4】前部ローラユニットの一部切欠き後面図であ
る。
【図5】前部ローラユニットの側面図である。
【図6】後部ローラユニットの側面図である。
【図7】後部ローラユニットの一部切欠き平面図であ
る。
【図8】後部ローラユニットの一部切欠き後面図であ
る。
【図9】従来例の車両検査装置の側面図である。
【符号の説明】
1 ベース架台 10 検査車両 11a,11b 前輪 12 前部ローラユニット 14a,14b 後輪 15 後部ローラユニット 16 移動装置 17 リフト 18 ヘッドライトテスト器 19 排出ガステスト器 20a,20b 前部スピードテスト用ローラ 21a,21b 前部ブレーキテスト用ローラ 22a,22b サイドスリップテスト用ローラ 52a,52b 後部スピードテスト用ローラ 53a,53b 後部ブレーキテスト用ローラ 86 制御盤 87 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬可能でかつ据付場所に設置可能な平
    台状のベース架台に、検査車両の前輪を支持する前部ロ
    ーラユニットと、後輪を支持する後部ローラユニットと
    を設け、上記前部ローラユニットは、前部スピードテス
    ト用ローラと、前部ブレーキテスト用ローラと、これら
    両ローラ間に設けられたサイドスリップテスト用ローラ
    とで構成され、上記後部ローラユニットは、後部スピー
    ドテスト用ローラと、後部ブレーキテスト用ローラとで
    構成され、上記ベース架台に、上記各ローラの駆動を制
    御する制御盤と、各ローラによるテスト結果を表示する
    表示部とを設けたことを特徴とする車両検査装置。
  2. 【請求項2】 ベース架台に、前部ローラユニットと後
    部ローラユニットとの少なくとも一方を前後方向へ移動
    させる移動装置が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の車両検査装置。
  3. 【請求項3】 ベース架台に、ベース架台上の検査車両
    を昇降させるリフトを設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の車両検査装置。
  4. 【請求項4】 ベース架台に、ヘッドライトテスト器を
    設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    車両検査装置。
  5. 【請求項5】 ベース架台に、排出ガステスト器を設け
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両
    検査装置。
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