JPH0735652A - ホイールアライメントの測定方法 - Google Patents
ホイールアライメントの測定方法Info
- Publication number
- JPH0735652A JPH0735652A JP5200294A JP20029493A JPH0735652A JP H0735652 A JPH0735652 A JP H0735652A JP 5200294 A JP5200294 A JP 5200294A JP 20029493 A JP20029493 A JP 20029493A JP H0735652 A JPH0735652 A JP H0735652A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- camber angle
- tire
- measured
- measuring
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B2210/00—Aspects not specifically covered by any group under G01B, e.g. of wheel alignment, caliper-like sensors
- G01B2210/10—Wheel alignment
- G01B2210/22—Wheels in a state of motion supported on rollers, rotating platform or other structure substantially capable of only one degree of rotational freedom
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 静的計測値と動的計測値との差をなくすこと
のできるホイールアライメントの測定方法を得る。 【構成】 中間リフト１ａ上における車輪Ａのキャンバ
角と停止状態の駆動ローラ１ｂ上における該車輪Ａのキ
ャンバ角からタイヤＡのふくらみによる角度差の補正値
を算出し、駆動ローラにより回転する前記車輪Ａのキャ
ンバ角を前記補正値により補正する。
のできるホイールアライメントの測定方法を得る。 【構成】 中間リフト１ａ上における車輪Ａのキャンバ
角と停止状態の駆動ローラ１ｂ上における該車輪Ａのキ
ャンバ角からタイヤＡのふくらみによる角度差の補正値
を算出し、駆動ローラにより回転する前記車輪Ａのキャ
ンバ角を前記補正値により補正する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両のホイールアライメ
ント、特にキャンバ角を計測する測定方法に関する。
ント、特にキャンバ角を計測する測定方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は車両を回転するローラ上に載置し
タイヤの側面に検出ローラを当接してキャンバ角を測定
する方法が知られている。
タイヤの側面に検出ローラを当接してキャンバ角を測定
する方法が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のもの
は駆動ローラ上で車輪が回転するため該車輪のタイヤ側
面が変形し、当接した検出ローラから検出したキャンバ
角が車輪を静止状態で計測した値と一値しない問題点を
有していた。
は駆動ローラ上で車輪が回転するため該車輪のタイヤ側
面が変形し、当接した検出ローラから検出したキャンバ
角が車輪を静止状態で計測した値と一値しない問題点を
有していた。
【０００４】本発明はこの問題点を解消し、静的計測値
と動的計測値との差をなくすことのできるホイールアラ
イメントの測定方法を提供することを目的とする。
と動的計測値との差をなくすことのできるホイールアラ
イメントの測定方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成すべく本
発明は、中間リフト上に被測定の自動車の車輪を載置
し、該中間リフトを上昇してホイールアライメント測定
用ローラを該車輪のタイヤに当接し１回目のキャンバ角
を測定してから前記中間リフトを降下して前記車輪を停
止状態の駆動ローラ上に載置し、前記測定用ローラを前
記タイヤに当接して２回目のキャンバ角を測定し、これ
ら１回目と２回目のキャンバ角の差の補正値を動的に計
測したキャンバ角から減算することを特徴とする。
発明は、中間リフト上に被測定の自動車の車輪を載置
し、該中間リフトを上昇してホイールアライメント測定
用ローラを該車輪のタイヤに当接し１回目のキャンバ角
を測定してから前記中間リフトを降下して前記車輪を停
止状態の駆動ローラ上に載置し、前記測定用ローラを前
記タイヤに当接して２回目のキャンバ角を測定し、これ
ら１回目と２回目のキャンバ角の差の補正値を動的に計
測したキャンバ角から減算することを特徴とする。
【０００６】
【作用】中間リフト上に被測定の自動車の車輪を載置
し、該中間リフトを上昇して測定用ローラを該車輪のタ
イヤに当接し１回目のキャンバ角を計測した後、該中間
リフトを下降して前記車輪を停止状態の駆動ローラ上に
載置し、前記測定用ローラを前記タイヤに当接して２回
目のキャンバ角を計測し、両者の角度差の補正値を動的
に計測したキャンバ角から減算する。これにより、静的
計測と動的計測との計測値の差がなくなる。
し、該中間リフトを上昇して測定用ローラを該車輪のタ
イヤに当接し１回目のキャンバ角を計測した後、該中間
リフトを下降して前記車輪を停止状態の駆動ローラ上に
載置し、前記測定用ローラを前記タイヤに当接して２回
目のキャンバ角を計測し、両者の角度差の補正値を動的
に計測したキャンバ角から減算する。これにより、静的
計測と動的計測との計測値の差がなくなる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の第１実施例を図１乃至図３によ
り説明する。
り説明する。
【０００８】１はターンテーブルを示し、該ターンテー
ブル１は床面に設けられ、自動車の車輪を載置する中間
リフト１ａと駆動ローラ１ｂ、１ｂとからなる。
ブル１は床面に設けられ、自動車の車輪を載置する中間
リフト１ａと駆動ローラ１ｂ、１ｂとからなる。
【０００９】２はホイールアライメント測定装置を示
し、該ホイールアライメント測定装置２は前記ターンテ
ーブル１に延設されたレール１ｃ上に形成された台座２
ａと、該台座２ａに対し上下動する支持台２ｂと、該支
持台２ｂに対して水平方向に回動自在に立設された支柱
２ｃと、該支柱２ｃの上端部に軸支された支杆２ｄとか
らなり、該支杆２ｄの先端部には上方及び斜下方に突出
するアーム２ｅが軸着されると共に、該アーム２ｅの端
部にはそれぞれ検出ローラ３…３が回動自在に形成され
ている。
し、該ホイールアライメント測定装置２は前記ターンテ
ーブル１に延設されたレール１ｃ上に形成された台座２
ａと、該台座２ａに対し上下動する支持台２ｂと、該支
持台２ｂに対して水平方向に回動自在に立設された支柱
２ｃと、該支柱２ｃの上端部に軸支された支杆２ｄとか
らなり、該支杆２ｄの先端部には上方及び斜下方に突出
するアーム２ｅが軸着されると共に、該アーム２ｅの端
部にはそれぞれ検出ローラ３…３が回動自在に形成され
ている。
【００１０】４は角度検出手段を示し、該角度検出手段
４は例えばポテンショメータからなり、前記アーム２ｅ
の傾斜角を図示していない歯車の歯合等により検出す
る。
４は例えばポテンショメータからなり、前記アーム２ｅ
の傾斜角を図示していない歯車の歯合等により検出す
る。
【００１１】次に前記実施例による測定方法を説明す
る。
る。
【００１２】先ず中間リフト１ａを上昇して車輪を該中
間リフト１ａにより支承する。
間リフト１ａにより支承する。
【００１３】次にホイールアライメント測定装置２を矢
印Ｂ方向に移動して支杆２ｄを左方に進出させ検出ロー
ラ３…３を車輪のタイヤＡに当接させてポテンショメー
タ４により該車輪の１回目のキャンバ角αを計測する。
印Ｂ方向に移動して支杆２ｄを左方に進出させ検出ロー
ラ３…３を車輪のタイヤＡに当接させてポテンショメー
タ４により該車輪の１回目のキャンバ角αを計測する。
【００１４】このとき該車輪のタイヤＡは中間リフト１
ａ上に載置されているため図２に示す如く、該タイヤＡ
のふくらみにほとんど影響されない。
ａ上に載置されているため図２に示す如く、該タイヤＡ
のふくらみにほとんど影響されない。
【００１５】次に該中間リフト１ａを下降し、タイヤＡ
を停止状態の駆動ローラ１ｂ、１ｂ上に載置して同様に
して２回目のキャンバ角βを計測する。
を停止状態の駆動ローラ１ｂ、１ｂ上に載置して同様に
して２回目のキャンバ角βを計測する。
【００１６】このとき前記タイヤＡは図３に示す如く、
２個所がふくらんでいるのでキャンバ角βは増大する。
２個所がふくらんでいるのでキャンバ角βは増大する。
【００１７】従って前記キャンバ角αと該キャンバ角β
との差の補正値を計算し、前記駆動ローラ１ｂ、１ｂ上
で車輪を回転し動的計測を行った後、その角度値から前
記補正値を減算する。
との差の補正値を計算し、前記駆動ローラ１ｂ、１ｂ上
で車輪を回転し動的計測を行った後、その角度値から前
記補正値を減算する。
【００１８】これにより静的計測値と動的計測との差を
なくすことができ、自動車メーカーから出されている整
備角度に一値する。
なくすことができ、自動車メーカーから出されている整
備角度に一値する。
【００１９】図４は前述の測定方法を実行するための測
定装置のブロック線図を示し、該装置は前記角度検出手
段４と、該角度検出手段４により計測したキャンバ角等
を記憶する記憶手段５と、前述した減算の実行等をする
演算制御手段６と、演算結果等を表示する表示手段７と
からなる。
定装置のブロック線図を示し、該装置は前記角度検出手
段４と、該角度検出手段４により計測したキャンバ角等
を記憶する記憶手段５と、前述した減算の実行等をする
演算制御手段６と、演算結果等を表示する表示手段７と
からなる。
【００２０】他の測定方法の実施例として、前記測定装
置に更に設定手段８を具備し、前述の中間リフト１ａを
上昇及び降下させたときの静的な第１回目及び第２回目
のキャンバ角の計測更にこれら減額を行わず、代りにタ
イヤＡの種類、例えばノーマル、ラジアル等のそれぞれ
の場合の予め決められている補正値を設定手段８に設定
し、演算制御手段８において、前述の実施例の如く駆動
ローラ１ｂ、１ｂ上で車輪を回転して計測する動的計測
を行った結果のキャンバ角から前記補正値を減算し、そ
の減算結果を表示手段８に表示すればよい。
置に更に設定手段８を具備し、前述の中間リフト１ａを
上昇及び降下させたときの静的な第１回目及び第２回目
のキャンバ角の計測更にこれら減額を行わず、代りにタ
イヤＡの種類、例えばノーマル、ラジアル等のそれぞれ
の場合の予め決められている補正値を設定手段８に設定
し、演算制御手段８において、前述の実施例の如く駆動
ローラ１ｂ、１ｂ上で車輪を回転して計測する動的計測
を行った結果のキャンバ角から前記補正値を減算し、そ
の減算結果を表示手段８に表示すればよい。
【００２１】従って車両を駆動ローラ上に載置して計測
するのみで、該車両の動的キャンバ角を正確、且つ迅速
にできる特徴を有する。
するのみで、該車両の動的キャンバ角を正確、且つ迅速
にできる特徴を有する。
【００２２】尚、角度検出手段４として本実施例はポテ
ンショメータを使用したが角度を検出し得るものであれ
ばいずれの手段を用いてもよい。
ンショメータを使用したが角度を検出し得るものであれ
ばいずれの手段を用いてもよい。
【００２３】
【発明の効果】上記の如く本発明によると、車両のホイ
ールアライメント測定において、中間リフト上における
キャンバ角と駆動ローラ上におけるキャンバ角からタイ
ヤのふくらみによる角度差を検知し、車輪の停止時と駆
動時との計測値の誤差を補正するようにしたので、静的
計測値と動的計測値との差をなくすことができ、自動車
メーカーから出されているアライメント整備角度と一値
させることができる効果を有する。
ールアライメント測定において、中間リフト上における
キャンバ角と駆動ローラ上におけるキャンバ角からタイ
ヤのふくらみによる角度差を検知し、車輪の停止時と駆
動時との計測値の誤差を補正するようにしたので、静的
計測値と動的計測値との差をなくすことができ、自動車
メーカーから出されているアライメント整備角度と一値
させることができる効果を有する。
【図１】本発明の第１実施例の斜視図である。
【図２】中間リフト上におけるタイヤのふくらみ状態の
説明図である。
説明図である。
【図３】駆動ローラ上におけるタイヤのふくらみ状態の
説明図である。
説明図である。
【図４】測定装置のブロック線図である。
1a 中間リフト 1b 駆動ローラ ２ ホイールアライメント測定装置 Ａ タイヤ ４ 角度検出手段 ６ 演算制御手段
Claims (2)
- 【請求項１】 中間リフト上に被測定の自動車の車輪を
載置し、該中間リフトを上昇してホイールアライメント
測定用ローラを該車輪のタイヤに当接し１回目のキャン
バ角を測定してから前記中間リフトを降下して前記車輪
を停止状態の駆動ローラ上に載置し、前記測定用ローラ
を前記タイヤに当接して２回目のキャンバ角を測定し、
これら１回目と２回目のキャンバ角の差の補正値を動的
に計測したキャンバ角から減算することを特徴とするホ
イールアライメントの測定方法。 - 【請求項２】 タイヤの種類により予め決定されている
補正値を動的に計測したキャンバ角から減算することを
特徴とするホイールアライメントの測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200294A JPH0735652A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ホイールアライメントの測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200294A JPH0735652A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ホイールアライメントの測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735652A true JPH0735652A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16421929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5200294A Pending JPH0735652A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ホイールアライメントの測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735652A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6453567B1 (en) | 1999-07-16 | 2002-09-24 | Bridgestone Corporation | Tire position detecting device and wheel alignment adjusting device |
| US6460259B1 (en) | 1999-07-16 | 2002-10-08 | Bridgestone Corporation | Wheel alignment adjusting device |
| DE19923340C2 (de) * | 1999-05-21 | 2003-03-27 | Audi Ag | Vorrichtung zum Halten eines Fahrzeuges mit an einer Radachse eines Fahrzeugrades angreifenden Fesselungsmitteln |
| DE19822922B4 (de) * | 1998-05-22 | 2006-09-28 | Audi Ag | Prüfstand für ein Kraftfahrzeug |
| DE19952152B4 (de) * | 1999-03-01 | 2007-08-30 | Volkswagen Ag | Achskinematikmeßstand für ein Fahrzeug mit einem Radersatz |
| JP2011013012A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | A & D Co Ltd | 車輪位置計測装置 |
| CN108645350A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-10-12 | 上海海洋大学 | 一种汽车胎纹深度自动检测方法 |
| CN113358002A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-09-07 | 南通市春晖箱包有限公司 | 一种箱包加工用箱包轮同轴度检测设备及检测方法 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP5200294A patent/JPH0735652A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19822922B4 (de) * | 1998-05-22 | 2006-09-28 | Audi Ag | Prüfstand für ein Kraftfahrzeug |
| DE19952152B4 (de) * | 1999-03-01 | 2007-08-30 | Volkswagen Ag | Achskinematikmeßstand für ein Fahrzeug mit einem Radersatz |
| DE19923340C2 (de) * | 1999-05-21 | 2003-03-27 | Audi Ag | Vorrichtung zum Halten eines Fahrzeuges mit an einer Radachse eines Fahrzeugrades angreifenden Fesselungsmitteln |
| US6453567B1 (en) | 1999-07-16 | 2002-09-24 | Bridgestone Corporation | Tire position detecting device and wheel alignment adjusting device |
| US6460259B1 (en) | 1999-07-16 | 2002-10-08 | Bridgestone Corporation | Wheel alignment adjusting device |
| JP2011013012A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | A & D Co Ltd | 車輪位置計測装置 |
| CN108645350A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-10-12 | 上海海洋大学 | 一种汽车胎纹深度自动检测方法 |
| CN108645350B (zh) * | 2018-06-25 | 2020-12-04 | 上海海洋大学 | 一种汽车胎纹深度自动检测方法 |
| CN113358002A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-09-07 | 南通市春晖箱包有限公司 | 一种箱包加工用箱包轮同轴度检测设备及检测方法 |
| CN113358002B (zh) * | 2021-08-11 | 2021-10-26 | 南通市春晖箱包有限公司 | 一种箱包加工用箱包轮同轴度检测设备及检测方法 |
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