JPH09242948A - 管接続用アダプタ - Google Patents

管接続用アダプタ

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JPH09242948A
JPH09242948A JP5435196A JP5435196A JPH09242948A JP H09242948 A JPH09242948 A JP H09242948A JP 5435196 A JP5435196 A JP 5435196A JP 5435196 A JP5435196 A JP 5435196A JP H09242948 A JPH09242948 A JP H09242948A
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JP
Japan
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pipe
branch pipe
adapter
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adapter body
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Application number
JP5435196A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ishikawa
哲夫 石川
Hiroshi Shimizu
博 清水
Junichi Kuratani
純一 倉谷
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より取り付け作業性が良く、また取り付け時
に、不完全なシール状態が生じたり、ガスケットを損傷
させることのない管接続用アダプタを提供する。 【解決手段】 アダプタ本体2の一端側の内面に、枝管
の管端面に圧接可能な端面用ガスケット10と、枝管の
管外周面に外嵌密接可能な外周面用ガスケット9とを設
け、クランプ手段3として、アダプタ本体2を枝管に外
嵌させた状態で枝管の外周面に対して締め付け固定した
連結固定状態と、枝管に対する締め付け力を解除した連
結解除状態とに切り換え自在な締め付けバンド12と、
締め付けバンド12を連結固定状態に保持可能な締め付
け機構18を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス導管に接合さ
れたサドル継手の枝管に対して他の管を接続するのに用
いられる管接続用アダプタに関し、詳しくは、一端側
を、ガス導管に接合されたサドル継手の枝管に外嵌接続
可能であり、且つ、他端側に、バイパス管、ガスバッグ
挿入管、又は放散管を接続可能なアダプタ本体と、前記
アダプタ本体を前記枝管上に抜け止め状態に固定するた
めのクランプ手段とを有する管接続用アダプタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管接続用アダプタとして
メカニカル継手が知られており、その一例が図8に示さ
れている。図8に示されたメカニカル継手70では、継
手本体71の下端に形成されたメネジ部72に対して、
金属製の押輪74が螺進可能に設けられている。継手本
体71の、前記押輪74の上端面が対向する面には継手
本体の内径が上に行く程縮径するように傾斜面73が設
けられており、この傾斜面73に接当する形で弾性のガ
スケット75が介装されているので、継手本体71を枝
管32の端部に外嵌させた状態で、パイプレンチ等を用
いて前記押輪74を継手本体71に対して螺進させる
と、前記押輪74の前記上端面が前記O−リング75
を、変形させながら前記傾斜面73と枝管32の間の楔
型の空間に押し付けることになり、結果的に、前記ガス
ケット75によって前記継手本体71と前記枝管32の
間に必要なシール状態が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たメカニカル継手では、メカニカル継手を枝管に取り付
ける際に、メカニカル継手の押輪を柄の長い大型のパイ
プレンチ等を用いて強い力で廻すことによって、メカニ
カル継手内のシール用ガスケットを変形させて前記枝管
との間のシール性を確保する構造をとっているために、
狭隘な領域での取り付け作業性が良くないという短所が
ある。さらに、前記取り付けの際に、前記押輪の回動に
基づいてガスケットがどの程度変形しているかを作業者
に示唆する手段がないため、押輪をどの程度まで回動さ
せれば良いのかの判定が出来ず、結果的にガスケットの
変形が不充分なために不完全なシール状態が生じたり、
或いは、ガスケットの変形が過剰となってガスケットを
損傷させる場合があり、改善の余地があった。本発明の
目的は、上に例示した従来構造のメカニカル継手に見ら
れる上記欠点に鑑み、より取り付け作業性が良く、また
取り付け時に、不完全なシール状態が生じたり、アダプ
タ本体内のガスケットを損傷させることのない管接続用
アダプタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による管接続用アダプタの特徴構成は、アダプ
タ本体は、その内面上に、枝管の管端面に圧接可能な端
面用ガスケットと、枝管の管外周面に外嵌密接可能な外
周面用ガスケットとを備えており、クランプ手段を構成
するに、前記アダプタ本体を前記枝管に外嵌させた状態
で前記枝管の外周面に対して締め付け固定した連結固定
状態と、前記枝管に対する締め付け力を解除した連結解
除状態とに切り換え自在な締め付けバンドを設けると共
に、前記締め付けバンドを前記連結固定状態に保持可能
な締め付け機構を設けてある。
【0005】〔発明の効果〕上記の特徴構成のために、
本発明による管接続用アダプタでは、先ず接続対象とな
る枝管の管端にアダプタ本体を外嵌装着した後、アダプ
タ本体を枝管の基端側に向けて押し付けながらクランプ
手段の締め付けバンドを連結固定状態に切り換え、引き
続き、締め付け機構によって、前記締め付けバンドを前
記連結固定状態に保持すれば、管接続用アダプタのアダ
プタ本体は、枝管の管端面に圧接可能な端面用ガスケッ
トと、枝管の管外周面に外嵌密接可能な外周面用ガスケ
ットとによって、枝管上に気密状態で外嵌接合され、し
かも、このアダプタ本体は、前記クランプ手段によって
前記枝管の外周面に対して締め付け固定されるという特
有の作用が生じる。
【0006】したがって、作業者はアダプタ本体を枝管
に外嵌させた後、締め付け機構を操作するだけで、接続
対象となる枝管とのシール性を確保しながら、前記アダ
プタ本体を枝管に対して迅速に固定でき、この作業の
間、大型のパイプレンチ等を用いる必要はない。また、
上記作業によって自動的に最低限のレベルのシール性が
前記外周面用ガスケットによって確保されながら、前記
固定の際に、作業者が前記アダプタ本体を枝管に押し付
けながら締め付け固定することによって前記端面用ガス
ケットが枝管の上端面との間で変形して、さらに高い充
分なレベルのシール性が確保可能となり、しかも、この
押し付けの際に、前記端面用ガスケットは基本的に作業
者の押し付け力に直接対応した量で変形するため、作業
者は端面用ガスケットがどの程度変形しているかを推測
することが可能で、したがって、変形過剰によって端面
用ガスケットが損傷する懸念がないという独特の効果が
得られた。
【0007】また、本発明による管接続アダプタでは、
サドル継手の枝管に対する接続の際に、(従来のメカニ
カルシールと異なり、)枝管に対する回転を伴わずに接
続可能なため、アダプタ本体に対して予めサービスチー
やバイパス用仮配管も螺着しておいた状態でこのアダプ
タ本体を枝管に連結固定可能という効果も得られた。以
上により、より枝管に対する取り付け作業性が良く、ま
た取り付け時に、不完全なシール状態が生じたり、アダ
プタ本体内のガスケットを損傷させることのない管接続
用アダプタを提供することができた。
【0008】
【発明の実施の形態】アダプタ本体に取り付けるガスケ
ットの材質としては、最も適当で入手し易いものとし
て、先ずゴム製のO−リングが考えられるが、気密状態
を確保可能な密度とゴムと類似の適当な弾性を備えてい
れば、これに限らない。アダプタ本体に取り付けるガス
ケットの内、枝管の管外周面に外嵌密接可能な外周面用
ガスケットは、単数でも良く、また複数設けても良い
が、複数設ければ、接続対象の枝管に対するアダプタ本
体の角度姿勢がより正確に適性状態に導かれ、両者の軸
芯同士が自ずから一致し易いため、すなわち、アダプタ
本体の端面用ガスケット保持部と枝管との距離がガスケ
ットの周方向で一定となるので、前記端面用ガスケット
が枝管の端面に対して均等な圧力で圧接された状態が自
ずから確保される。したがって、端面用ガスケットによ
るシール状態をより向上させることが出来て都合が良
い、また、ガスケットの一部分に対して局所的に過剰な
押圧力を加えないのでガスケットを損傷し難いという点
でも都合が良い。
【0009】本発明による管接続用アダプタのクランプ
手段に用いられる締め付けバンドは、一本の軸芯周りで
互いに揺動変位することによって前記連結固定状態と前
記連結解除状態とに切り換え可能な一対のバンドとして
構成することができるが、一対の部材として構成せずに
3つ以上の部材からなるバンドとして構成しても良い
し、バンドを可撓性を持った材質、或いは形状で構成す
れば、一端にラックギヤの付いた締め付けハンドルを廻
して縮径して締め上げるホースバンドのように、一本の
連続したバンドの形態で実施可能である。
【0010】さらに、枝管の外周面に対して締め付け固
定した連結固定状態と、前記枝管に対する締め付け力を
解除した連結解除状態とに切り換え自在な締め付けバン
ドは、アダプタ本体とは分離可能な別体として構成して
も良く、また、両者の各一部分同士が連結された構成と
しても良い。締め付けバンドを連結固定状態に保持可能
にするための締め付け機構としては、接続作業の度に締
め付け強さを任意に設定可能なネジ込み操作などによる
締め付け機構を持った構成にすることができる(この締
め付け機構の締め付け強さは、アダプタ本体の枝管に対
する軸芯方向に沿った押し付け力に影響を与えない構造
である)。
【0011】
【実施例】ガス導管の支管100の一区間に対して、ガ
ス配給を停止せずに補修を行う目的で、仮のバイパス管
200を設置する場合を例に引いて、本発明の一実施例
を解説する。図5と図6は、前記支管100の一区間に
対して仮のバイパス管200を設置する作業の各工程を
示す概念図である。即ち、図5は、支管100に対し
て、その所定区間を挟むように、一対のサドル継手3
0,30が接合された状態を示す正面図である。図6で
は、図5で示された一対のサドル継手30,30の各枝
管32,32に本発明に基づく管接続用アダプタ1,1
が外嵌接続された状態が実線で示されており、さらに、
管接続用アダプタ1,1に対してバルブチー40,40
を介してバイパス用の仮配管200が接続された状態を
一点鎖線で示す。そして、図6のように仮配管が設置さ
れた後は、ガス遮断用のバッグを用いることによって支
管100の前記所定区間内の越しガスを放散させた後、
前記支管100の前記所定箇所を切断除去する作業(図
示せず)などに移る。
【0012】ここで、本発明に基づく管接続用アダプタ
1の構造と使用方法について、図1〜図4を用いてさら
に詳細に解説する。図1は、管接続用アダプタ1の軸芯
方向に沿った断面図であり、図2は、図1の線分X−X
に沿って切られた断面を示す平面図である。図1では、
支管100に接続されたサドル継手30、及びバルブチ
ー40等も同時に示されている。図3と図4は、管接続
用アダプタ1の斜視図である。両図から判るように、管
接続用アダプタは、アダプタ本体2(図3で示す)とク
ランプ部材3(特に図4−ロに良く示されている)の2
部材からなる。アダプタ本体2はステンレス鋼やアルミ
合金等からなり、上述した図1からと図3に示されるよ
うに、概して筒状の形状を備えており、その下部の内面
4は円滑仕上げされていてサドル継手30の枝管32上
に外嵌可能な内径を持つ。また、アダプタ本体2の上部
の内面5にはメネジが設けてあり、バルブチー40等を
螺着可能となっている。アダプタ本体2の下部の内周面
4には軸芯方向に沿って2本のガスケット用溝6,6が
形成されており、前記内周面4の上端部に隣接した位置
には、前記サドル継手30のサドル部31と対向する環
状接当面7が設けてあり、この環状接当面7の周方向に
沿ってガスケット用溝8が形成されている。そして、ガ
スケット用溝6,6にはゴム製O−リングからなる外周
面用ガスケット9、9’が係入されており、一方、ガス
ケット用溝8にはゴム製O−リングからなる端面用ガス
ケット10が係入されている。また、アダプタ本体2の
下端部には、その外表面の周方向に沿ってフランジ状突
起11が形成されている。
【0013】一方、クランプ部材3は、上下方向に沿っ
て延びたヒンジピン16,16’と、ヒンジプレート1
7とによって連結された一対のステンレス鋼やアルミ合
金製の締め付けバンド12,12’を有する。これら締
め付けバンド12,12’の各々は平面視で半円の円弧
形状を持っており、その各内周面には、やはり円弧状
に、係合凹部13、13’と締結固定面15,15’が
形成されている。図1に最も良く示されているように、
締結固定面15,15’の円周状内面には、枝管32に
対する滑り止めの目的で、その周方向に沿って延びた複
数のリング状溝が形成されている。前記リング状溝は、
所謂ねじ山と異なり、図1等でその断面形状が示されて
いるように、締結固定面15,15’から径方向内側に
向かって、水平でなく、上向きに延びることによって、
締め付けバンド12,12’の枝管32に対する上向き
の移動に対して高い摩擦係数を示し、効果的な抜け止め
となっている。さらに具体的に述べれば、前記リング状
溝を構成する上向き面は、水平に延びており、一方、下
向き面は径方向外側に向かって斜め下向きに延びてお
り、前記下向き面の任意の一つは、上方に隣接する上向
き面と協働して、垂直断面が45°の角を備えた山形突
起を形成する。
【0014】前記締め付けバンド12,12’は、各ヒ
ンジピン16,16’を軸芯として、ヒンジプレート1
7に対して少なくとも90°の範囲で揺動可能となって
おり、したがって、前記締め付けバンド12,12’同
士は、互いの相対角度として少なくとも約120°の開
きを示す。この最も開いた状態で、締め付けバンド1
2,12’の係合凹部13、13’にアダプタ本体2の
フランジ状突起11を係入させ、その係入状態のまま、
再び締め付けバンド12,12’同士を閉じ側に揺動さ
せれば、アダプタ本体2とクランプ部材3とは、互いに
連結された状態に維持される。
【0015】また、締め付けバンド12,12’の、ヒ
ンジピン16によって連結されていない方の、各遊端側
には、締め付け機構18が設けられている。締め付け機
構18は、一方の締め付けバンド12’内に垂直軸芯周
りで回動自在に挿入され、メネジ部20を備えた丸ナッ
ト24、締め付けバンド12,12’に設けられた水平
の貫通孔に挿入可能で、さらに前記メネジ部20に螺合
可能なオネジ部を備えたねじ込みロッド21、ねじ込み
ロッド21の中途位置に移動不能に設けられた膨大部2
2、ねじ込みロッド21の他端に固定された締め付けハ
ンドル23、及び他方の締め付けバンド12に前記膨大
部22を収納、係止可能に形成された被係合部19、及
びねじ込みロッド21の前記オネジ部よりも先端側に取
付可能な抜け止めボルト25を含む。
【0016】本発明による管接続アダプタ1を使用する
に当たっては、通常時から、締め付けバンド12,1
2’を、その係合凹部13,13’がアダプタ本体2の
フランジ状突起11を或る程度係止した状態まで閉じ、
ねじ込みロッド21をそのオネジ部を丸ナット24のメ
ネジ部20に螺進させて、締め付けバンド12’の外に
現れたねじ込みロッド21の先端に抜け止めボルト25
を取り付けた状態にしておく。このように、抜け止めボ
ルト25によって、ねじ込みロッド21を抜け止め状態
にしたままで、ねじ込みロッド21を所定範囲で出し入
れし、それに応じて、締め付けバンド12,12’を、
アダプタ本体2との連結を保ったまま、所定範囲で揺動
させることが可能である。したがって、管接続アダプタ
1を枝管32に接続しようとする際にも、締め付けバン
ド12,12’を、抜け止めボルト25が許す範囲で開
いた状態で外嵌させることが可能である。そして、この
ように、管接続アダプタ1の全体を枝管32の端部上に
外嵌させた状態で、アダプタ本体2を前記枝管の基端部
に向けて適当な押し付け力を加えながら、締め付けハン
ドル23を締め込み方向に回動させて行けば、次第に締
め付けバンド12,12’同士がさらに近接し合い、前
記リング状溝を備えた締結固定面15,15’が枝管3
2の外周面を抜け止め状態に締結する。
【0017】管接続アダプタ1とサドル継手30の間の
気密性に関しては、アダプタ本体2の内面に設置されて
いる外周面用ガスケット9,9’によって常に一定の気
密度が確保されるが、本発明に係る管接続アダプタ1で
は、さらに高い気密性を獲得するために、アダプタ本体
2の前記枝管の基端部に向けての前記押し付け力を適切
に選択すれば、端面用ガスケット10によって充分に高
い気密度が得られるように構成されている。この時、ア
ダプタ本体2の前記枝管の基端部に向けての前記押し付
け力と端面用ガスケット10の変形量とは、パイプレン
チ等を用いた取り付けのような、梃の原理によるスケー
ルアップを伴うことなく、直接的に対応するので、作業
者はアダプタ本体2を前記枝管の基端部に向けて押し付
ける際の手応えによって、端面用ガスケット10をどの
程度変形させているのか、言い換えれば、どの程度のシ
ール性が得られるかを判断することができる。かくし
て、管接続アダプタ1は、サドル継手30の枝管32上
に、両者間の良好な気密性を保持しながら、固定連結す
ることができる。
【0018】上記の固定連結された管接続アダプタ1の
アダプタ本体2の上部内面5にサービスチー40を螺着
し、そこにバイパス用の仮配管を接続すれば、図6に示
すように、ガス導管100の支管の一区間に対してバイ
パス管200を簡単に仮設することができる。また、本
発明による管接続アダプタ1では、サドル継手の枝管に
対する接続の際に、管接続アダプタ1を前記枝管に対し
て回転を伴わずに接続可能なため(従来のメカニカルシ
ールでは枝管に対する回転が必須であった)、アダプタ
本体2に対して予めサービスチー40に接続されたバイ
パス用の仮配管200を螺着しておいた状態で枝管32
に連結固定することが可能という利点がある。
【0019】〔別実施例〕 〈1〉本発明による管接続アダプタ1は、仮のバイパス
管を設置する場合の他に、図7に示すように、ガス導管
100の特定区間内に閉じ込められた越しガス等のガス
を大気中に放散するための放散管300を設置する場合
にも適用可能である。この場合、設置作業の手順として
は、ガス導管100の所定箇所にサドル継手30を接続
後、ガス導管100の壁面に穿孔し、プラグ41を備え
たサービスチーを予め取り付けておいた管接続アダプタ
1を、前記サービスチーを前記開閉バルブを閉鎖した状
態で、サドル継手30上に外嵌接続し、アダプタ1から
前記開閉バルブを開けた後、一対のガス遮断用バッグを
前記ガス導管内に挿入し、同バッグを一端が外部に露出
した給気チューブ51を使ってガス導管100内にて膨
らませた後、サービスチー40の枝管41に放散管30
0を螺着するという手順を取れば良い。 〈2〉本発明による管接続アダプタ1は、CR栓をサド
ル継手の枝管から挿入してサドル継手が接続されている
ガス導管とサドル継手の間を遮断する目的にも使用可能
である。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管接続アダプタの一実施例を示す
一部破断正面図
【図2】図1のX−Xに沿った管接続アダプタの一部破
断平面図
【図3】図1のアダプタ本体を切断した状態を示す斜視
【図4】図1クランプ部材とアダプタ本体の関係を示す
斜視図
【図5】本発明に係る管接続アダプタを用いて行うバイ
パス管設置作業の一工程を示す正面図
【図6】図5に後続する工程を示す正面図
【図7】本発明に係る管接続アダプタに接続されたガス
放散管を示す一部破断正面図
【図8】管接続アダプタの従来例を示す一部破断正面図
【符号の説明】
2 アダプタ本体 3 クランプ手段 9 外周面用ガスケット 10 端面用ガスケット 12 締め付けバンド 18 締め付け機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側を、ガス導管に接合されたサドル
    継手の枝管に外嵌接続可能であり、且つ、他端側に、バ
    イパス管、ガスバッグ挿入管、又は放散管を接続可能な
    アダプタ本体と、前記アダプタ本体を前記枝管上に抜け
    止め状態に固定するためのクランプ手段とを有する管接
    続用アダプタであって、 前記アダプタ本体(2)は、その内面上に、前記枝管の
    管端面に圧接可能な端面用ガスケット(10)と、前記
    枝管の管外周面に外嵌密接可能な外周面用ガスケット
    (9)とを備えており、前記クランプ手段(3)を構成
    するに、前記アダプタ本体(2)を前記枝管に外嵌させ
    た状態で前記枝管の外周面に対して締め付け固定した連
    結固定状態と、前記枝管に対する締め付け力を解除した
    連結解除状態とに切り換え自在な締め付けバンド(1
    2)を設けると共に、前記締め付けバンドを前記連結固
    定状態に保持可能な締め付け機構(18)を設けてある
    管接続用アダプタ。
JP5435196A 1996-03-12 1996-03-12 管接続用アダプタ Pending JPH09242948A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100948782B1 (ko) * 2009-06-30 2010-03-24 신광에스알피 주식회사 압륜을 이용한 접속관, 그 제조방법 및 이를 갖는 배관의 결합구조
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