JPH09242871A - 作業機の伝動装置 - Google Patents

作業機の伝動装置

Info

Publication number
JPH09242871A
JPH09242871A JP4579096A JP4579096A JPH09242871A JP H09242871 A JPH09242871 A JP H09242871A JP 4579096 A JP4579096 A JP 4579096A JP 4579096 A JP4579096 A JP 4579096A JP H09242871 A JPH09242871 A JP H09242871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
hydraulic
speed change
solenoid valves
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4579096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3195734B2 (ja
Inventor
Masaru Machida
賢 町田
Akio Hattori
彰夫 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Kubota Seiki Co Ltd
Original Assignee
Kubota Corp
Kubota Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp, Kubota Seiki Co Ltd filed Critical Kubota Corp
Priority to JP04579096A priority Critical patent/JP3195734B2/ja
Publication of JPH09242871A publication Critical patent/JPH09242871A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195734B2 publication Critical patent/JP3195734B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速操作を油圧アクチュエータで行うパワー
シフト装置を電気制御式に構成し、軽快な変速操作はそ
のままとしながら、そのための配設スペースを削減して
コンパクト化できる伝動装置を得る。 【解決手段】 走行用の主変速機構を駆動操作する2個
の油圧シリンダ11,12と、その作動を司る2個の4
位置切換式電磁弁18〜21と、変速用の油圧クラッチ
3を備え、変速に伴って油圧クラッチ3が自動的に入切
りされる電気制御式のパワーシフト装置を構成する。各
電磁弁18〜21の通電と非通電との組合わせによって
主変速機構Aを4段変速できるように構成するととも
に、電磁弁18〜21を全て非通電の場合には1速位置
S1 に操作されるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタやホイー
ルローダ等の作業機の伝動装置に係り、詳しくは、変速
装置を電気制御式に構成した構造において電気系トラブ
ルが生じても何とか走行できるようにさせる技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平5‐10439号公報に
示されるように、油圧アクチュエータで変速操作させ、
その変速操作に伴って走行用の油圧クラッチが自動的に
入切り操作されるようにした所謂パワーシフト構造が知
られている。つまり、変速するにはクラッチ操作が不要
であって、制御弁を切換えるための変速レバーを軽く操
作するだけで良く、軽快に変速できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術による伝
動装置の変速操作構造は全油圧式に構成されているの
で、多数の油圧機器やその配管の配設のために比較的大
なるスペースが必要であって、その点において近年の省
エネ化・コンパクト化の時流に対処する必要が生じてき
た。そこで本発明は、変速操作を油圧アクチュエータで
行うパワーシフト装置を電気制御式に構成し、軽快な変
速操作はそのままとしながらそのための配設スペースを
削減してコンパクト化できる伝動装置を得る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕上記目的達成のための第1発明は、走行用の変
速機構を変速操作する油圧アクチュエータと、この油圧
アクチュエータの作動を司る電磁切換弁と、この電磁切
換弁に変速指令を出す変速操作具とから電気制御式の変
速装置を構成するとともに、電磁切換弁への通電で変速
機構が非伝動状態となる側に油圧アクチュエータが作動
し、かつ、電磁切換弁への非通電で変速機構が伝動状態
となる側に油圧アクチュエータが作動するように構成し
てあることを特徴とする。
【0005】第2発明は、走行用の変速機構を変速操作
する油圧シリンダと、この油圧シリンダの作動を司る2
個の2位置切換式電磁弁と、これら電磁弁に変速指令を
出す変速操作具とから電気制御式の変速装置を構成し、
両電磁弁を共に非通電とする消電状態、及びいずれか一
方の電磁弁のみ通電させる片通電状態との切換えによっ
て、変速機構が伝動状態となる2箇所の変速位置と、変
速機構が非伝動状態となる1箇所の中立位置との計3位
置に油圧シリンダを操作可能に構成するとともに、消電
状態においては油圧シリンダがいずれかの変速位置に操
作されるように構成してある点にある。
【0006】第3発明は、第1発明又は第2発明におい
て、消電状態においては変速機構が最低速伝動状態とな
るように設定されていることにある。
【0007】〔作用〕請求項1の構成では、変速操作は
比較的大なる力が発揮できる油圧アクチュエータで行わ
せ、その制御弁を電磁弁として制御系を電気式に構成す
ることにより、配管に代えて配線で良く、又、昇圧機構
等の油圧機器もマイコン等で構成できる等、変速操作系
に要するスペースを明確に少なくすることが可能にな
る。
【0008】ところで、一般に作業機における油圧ポン
プはエンジンが回転している間は吐出作用し続けてお
り、かつ、変速操作されないときには機体が止まるよう
に構成する(所謂フェールセーフ)ことから、従来で
は、油圧アクチュエータ用の制御弁が自由状態にある
と、該油圧アクチュエータに圧油が供給されて変速機構
が非伝動状態となる構造を採っていた。つまり、エンジ
ンが回転しても機体は停止するのである。そこで、電気
制御式に構成した場合にもその考えを踏襲し、電磁弁へ
の非通電によって変速機構が非伝動状態となるように構
成することが検討されたが、これでは都合の悪いことが
ある。
【0009】すなわち、電気系統にトラブルが生じて制
御不能になることを想定すると、場合によっては電磁切
換弁に通電されなくなって非伝動状態になることが考え
られるが、圃場等においてそのような状態になると、エ
ンジンが正常に回転しているにも拘らずに走行不能とな
り、自力で修理場所まで戻ることができないという不都
合が考えられる。従来の油圧制御方式では、油圧装置自
体の故障がない限りは制御弁の切換操作が可能であっ
て、このような不都合は構造上発生しなかったのであ
る。
【0010】しかして、請求項1の構成では、電磁切換
弁への通電で変速機構が非伝動状態となる側に油圧アク
チュエータが作動し、かつ、電磁切換弁への非通電で変
速機構が伝動状態となる側に油圧アクチュエータが作動
するように構成してあるから、(イ)例え電気系統にト
ラブルが生じても、ワイヤーハーネスを外す等の電気を
遮断するようにさえすれば、変速機構が変速入りとなっ
て走行できる状態になり、修理場所や倉庫といった場所
に自力で帰還することができるようになる。
【0011】請求項2の構成では、例えば1速−中立−
2速といった具合の3位置の変速操作を油圧シリンダで
現出させるに、通常では3位置切換弁を1個用いるとこ
ろを、2個の2位置切換弁で構成してある。通電と非通
電による単純構造の2位置切換弁に対して、正通電と負
通電と非通電が必要な3位置切換弁は構造複雑で大柄に
なり、かつ、通電方向の正逆変換手段も必要となる3位
置切換弁1個よりも2位置切換弁2個の方がコスト安で
済むようになる。加えて、両電磁弁を共に非通電とする
消電状態では変速位置に操作されて伝動状態になるか
ら、2個の2位置電磁切換弁で3変速位置を現出させる
構成を採りながらも、上記(イ)の作用を発揮できるよ
うになる。
【0012】請求項3の構成では、電機系トラブル時に
は最低速で走行する状態となるから、トラブル発生場所
が登坂路途中とか、泥寧地といった大なる駆動トルクが
必要な悪条件でも自力帰還できるようになる。
【0013】〔効果〕請求項1〜3のいずれに記載の伝
動装置でも、(ロ)電気制御式の変速装置とすること
で、電気系トラブルで走行不能になるという新たな問題
を未然に防止しながら、伝動装置全体としてのコンパク
ト化と軽快な変速操作との両立を図れるようにできた。
【0014】請求項2に記載の伝動装置では、3位置変
速構造の変速システムを採りながらもコストを抑えた経
済的な状態で上記(ロ)の効果を奏することができた。
【0015】請求項3に記載の伝動装置では、電気系ト
ラブルが発生したときの走行場所の如何に拘らずに自力
帰還できる利点が追加される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
作業機の一例であるトラクタの場合について図面に基づ
いて説明する。図1に伝動系が示され、1はエンジン、
2は主クラッチ、3は変速用(走行用)の油圧クラッ
チ、4は後輪、4aは後輪用デフ機構、5は前輪、5a
は前輪用デフ機構、6はPTO変速機構、7はPTO用
の油圧クラッチ、8はPTO軸、Aは走行用の主変速機
構、Bは走行用の第1副変速機構、Cは前後進切換機
構、Dは走行用の第2副変速機構である。
【0017】主変速機構Aは、2組のシフトギヤ9,1
0を備えたシンクロメッシュ形式に構成されて4段変速
が可能である。そして、高低2段の第1、第2副変速機
構B,D及び前後進切換機構Cも同様に、1個のシフト
ギヤ30,31,32を備えたシンクロメッシュ形式に
構成されている。主変速機構Aには、2組のシフトギヤ
9,10をスライド操作する油圧変速シリンダ11,1
2が、そして、第1、第2副変速機構B,Dには、各シ
フトギヤ30,32をスライド操作する油圧変速シリン
ダ13,14が夫々備えられている。
【0018】図2に示すように、4個の油圧シリンダ1
1〜14は、6個の2位置切換構造の電磁弁17〜22
のうちのいずれかを介して油圧ポンプ15からの圧油が
供給されることで作動し、6個の電磁弁17〜22の組
合せによって16段変速が可能である。そして、前後進
切換機構Cのシフトギヤ31は、揺動式のシャトルレバ
ー16に機械的に連動されており、人力によって切換操
作するように構成されている。
【0019】このトラクタでは、主変速レバー26の操
作で第1〜第5電磁弁17〜21を操作して8段変速す
る電気制御式に構成されており、次に、各変速機構A,
B,Cの変速作用について説明する。先ず、第1副変速
機構Bでは、第1電磁弁17に通電して排出位置aへ切
換えると第1油圧シリンダ13が短縮駆動されて高速段
H1 に操作され、第1電磁弁17の通電を絶つ(非通
電)と弁バネ付勢力で供給位置bに切換わり、圧供給さ
れて第1油圧シリンダ13が伸長駆動されて低速段L1
に操作される。
【0020】次に、主変速機構Aは、両端の変速位置と
それらの中間の中立位置との3位置に移動可能な第2及
び第3シリンダ11,12を備えており、第2シリンダ
11は第2及び第3電磁弁18,19で、かつ、第3シ
リンダ12は第4及び第5電磁弁20,21で夫々切換
操作される。さて、第2及び第3電磁弁18,19共に
非通電として圧供給位置bに切換えると、第2シリンダ
11の両端の油室の双方に圧油供給されて第2シリンダ
11が中間位置でバランスして止まり、中立位置Nが現
出される。第2電磁弁18のみに通電すると排出位置a
に切換わり、第2シリンダ11が伸長駆動されて4速位
置S4 に操作され、第3電磁弁19のみに通電すると排
出位置aに切換わり、第2シリンダ11が短縮駆動され
て3速位置S3 に操作される。
【0021】第4及び第5電磁弁20,21共に非通電
では、第4電磁弁20は圧供給位置bに、かつ、第5電
磁弁21は排出位置aに夫々切換えられ、第3シリンダ
12が短縮駆動されて1速位置S1 に操作される。第5
電磁弁21のみに通電すると圧供給位置bに切換わり、
第3シリンダ12が中間位置でバランスして止まり、中
立位置Nが現出される。そして、第4及び第5電磁弁2
0,21共に通電すると、第4電磁弁20は排出位置a
に、かつ、第5電磁弁21は圧供給位置bに夫々切換わ
り、第3シリンダ12が伸長駆動されて2速位置S2 に
操作される。
【0022】第2副変速機構Dでは、第6電磁弁22に
通電して排出位置aへ切換えると、第4油圧シリンダ1
4が短縮駆動されて高速段H2 に操作され、第6電磁弁
22の通電を絶つ(非通電)と弁バネ付勢力で供給位置
bに切換わり、圧供給されて第4油圧シリンダ14が伸
長駆動されて低速段L2 に操作される。
【0023】主変速レバー26は、主変速機構Aと第1
副変速機構Bとを操作するものであり、図4に示すよう
に第1〜第5電磁弁17〜21への通電と非通電とを組
合わせることにより、8段変速が行えるようにしてあ
る。例えば、中立位置では第5電磁弁21のみON(通
電)にすれば現出でき、7速位置では第1,3,5電磁
弁17,19,21の3つをONすることで現出できる
といった具合であり、これにより、主変速レバー(変速
操作具の一例)26からの変速指令に基づいて走行用の
変速機構である主変速機構A及び第1副変速機構Bを3
個の油圧シリンダ(アクチュエータの一例)11,1
2,13で変速操作する電気制御式の変速装置Heを構
成している。
【0024】そして、第1〜第5電磁弁17〜21がい
ずれもOFF(非通電)のときには1速位置となるよう
にしてあるので、エンジンが回転しておれば、例え電気
系統にトラブルが生じて制御不能に陥っても走行変速系
の伝動状態を現出でき、自走帰還できるのである。尚、
高低レバー28は、主変速レバー26とは別個に設けら
れており、第6電磁弁22のみのON−OFF操作を行
うものである。従って、2個のレバー26,28の操作
により、合計16段の変速が可能である。つまり、図3
に示すように、主変速レバー26の操作位置を検出する
ポテンショメータ27、高低レバー28が低速位置で作
動する高低スイッチ29、第1〜第6電磁弁17〜2
2、及び後述する昇圧弁35が制御装置25に接続され
ている。
【0025】次に、変速操作に伴って油圧クラッチ3を
自動的に入切りするパワーシフト装置について説明す
る。パワーシフト装置は、全油圧式のものは基本的に公
知技術(特開平5‐10439号等)であり、本願のも
のは一部を電気制御式に置き換えて構成したものである
が、作用については従来のものと同様である。
【0026】図2に示す油圧回路において、第1〜第4
シリンダ11〜14毎、及びシャトルレバー16に、変
速作動によって開閉操作されるバネ付きチェック弁37
〜41が設けてある。各チェック弁37〜41は、いず
れも変速位置(ピストンロッド11pの凹みにコマ部材
37aが嵌まった状態)ではチェック作用状態となり、
中立位置又は変速切換途中位置(コマ部材37aがピス
トンロッド11pに乗上げた状態)ではバネが押されて
開通状態となるものである。尚、1点破線で囲まれた部
分が単一のユニットに構成されるとともに、システム
用、クラッチ用、及びパイロット用の各検油ポート4
2、43、44が設けられている。
【0027】又、パイロット圧によって操作される2位
置切換式の油圧クラッチ3用断続弁34と、電磁比例弁
構造の昇圧弁35とが設けてある。断続弁34は、5個
のチェック弁37〜41が全て閉じてチェック機能して
いる状態のときにのみパイロット圧が立って供給位置b
に切換わり、油圧クラッチ3が入りになるとともに、5
個のチェック弁37〜41のうちの一つでも開通すると
パイロット圧が無くなって排出位置aに切換わり、油圧
クラッチ3が切りになる。尚、図2におけるPSは、パ
ワーステアリング装置のことである。
【0028】昇圧弁35は、ポンプ圧を油圧クラッチ3
に供給可能な供給位置bと、油をドレンする排出位置a
とに亘って可変調節することにより、断続弁34が供給
位置bに切換えられているときの油圧クラッチ3への圧
を加減調節できるものである。つまり、断続弁34の給
位置bへの切換わりに伴って昇圧弁35の励磁を漸増制
御することにより、伝動ショックがないように油圧クラ
ッチ3への供給圧を徐々に昇圧させることができるので
あり、その昇圧制御手段Jが制御装置25に備えてあ
る。
【0029】以上の構成による作用を説明すると、例え
ば、第1副変速機構Bを低速位置L1 から高速位置H1
に切換え操作する場合では、先ず、低速位置L1 からの
離脱によって第1チェック弁37が開通してパイロット
圧が無くなり、断続弁34が排出位置aに切換わって油
圧クラッチ3が切りになる。次いで、高速位置H1 に切
換わるとチェック弁37が閉塞されてパイロット圧が立
ち、断続弁34が供給位置bに切換わるとともに昇圧弁
35が比較的緩速で排出位置aから供給位置bへの切換
わり作動が開始され、油圧クラッチ3の入り作動が始ま
る。そして、昇圧弁35が完全に供給位置bに切換わる
と、油圧クラッチ3も完全な伝動状態となってその入り
作動が終了するのであり、この変速に伴う一連のクラッ
チ操作が自動的に行われるのである。
【0030】〔別実施形態〕例えば、第4電磁弁20を
通電で供給位置b、非通電で排出位置aに、かつ、第5
電磁弁21を通電で排出位置a、非通電で供給位置bに
夫々構成し、ワイヤーハーネスを外す等して電気系を絶
てば2速での走行が可能となるよに設定しても良い。
又、走行用の変速機構を高低2段と中立のみの少段数に
設定されたバインダー等の歩行型作業機でも、本願の内
容を適用可能である。請求項1に言う「変速機構」に
は、第1、第2副変速機構B,D、及び主変速機構Aが
相当している。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの伝動系を示す線図
【図2】変速操作用の油圧回路図
【図3】伝動装置の制御ブロック図
【図4】電磁弁の作動組合わせと変速段との関係を示す
【符号の説明】
12 油圧シリンダ 20,21 電磁切換弁 26 変速操作具 A 変速機構 He 変速装置 S1,S2 変速位置 N 中立位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用の変速機構(A)を変速操作する
    油圧アクチュエータ(12)と、この油圧アクチュエー
    タ(12)の作動を司る電磁切換弁(21)と、この電
    磁切換弁(21)に変速指令を出す変速操作具(26)
    とから電気制御式の変速装置(He)を構成するととも
    に、前記電磁切換弁(21)への通電で前記変速機構
    (A)が非伝動状態となる側に前記油圧アクチュエータ
    (12)が作動し、かつ、前記電磁切換弁(21)への
    非通電で前記変速機構(A)が伝動状態となる側に前記
    油圧アクチュエータ(12)が作動するように構成して
    ある作業機の伝動装置。
  2. 【請求項2】 走行用の変速機構(A)を変速操作する
    油圧シリンダ(12)と、この油圧シリンダ(12)の
    作動を司る2個の2位置切換式電磁弁(20),(2
    1)と、これら電磁弁(20),(21)に変速指令を
    出す変速操作具(26)とから電気制御式の変速装置
    (He)を構成し、前記両電磁弁(20),(21)を
    共に非通電とする消電状態、及びいずれか一方の電磁弁
    (20又は21)のみ通電させる片通電状態との切換え
    によって、前記変速機構(A)が伝動状態となる2箇所
    の変速位置(S1 ),(S2 )と、前記変速機構(A)
    が非伝動状態となる1箇所の中立位置(N)との計3位
    置に前記油圧シリンダ(12)を操作可能に構成すると
    ともに、前記消電状態においては前記油圧シリンダ(1
    2)がいずれかの前記変速位置(S1 又はS2 )に操作
    されるように構成してある作業機の伝動装置。
  3. 【請求項3】 前記消電状態においては前記変速機構
    (A)が最低速伝動状態となるように設定されている請
    求項1又は2に記載の作業機の伝動装置。
JP04579096A 1996-03-04 1996-03-04 作業機の伝動装置 Expired - Fee Related JP3195734B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04579096A JP3195734B2 (ja) 1996-03-04 1996-03-04 作業機の伝動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04579096A JP3195734B2 (ja) 1996-03-04 1996-03-04 作業機の伝動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09242871A true JPH09242871A (ja) 1997-09-16
JP3195734B2 JP3195734B2 (ja) 2001-08-06

Family

ID=12729083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04579096A Expired - Fee Related JP3195734B2 (ja) 1996-03-04 1996-03-04 作業機の伝動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3195734B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104728429A (zh) * 2015-02-11 2015-06-24 上海瑞迪汽车科技有限公司 一种电动汽车两速自动变速箱液控换档系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104728429A (zh) * 2015-02-11 2015-06-24 上海瑞迪汽车科技有限公司 一种电动汽车两速自动变速箱液控换档系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3195734B2 (ja) 2001-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2587347B2 (ja) 変速歯車装置の自動切換装置の圧力供給装置
JP2000249219A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
GB2293219A (en) Arrangement for emergency running of an electro-hydraulically controlled change- speed gearing
JPH09242871A (ja) 作業機の伝動装置
JPH034057A (ja) 産業車両用変速装置
JPS6218326A (ja) 車両の減速エネルギ−回収装置
JPH05209683A (ja) シフトバイワイヤ自動変速機用油圧制御装置
JP3521684B2 (ja) パワーテイクオフ装置付自動変速機
JP2570323Y2 (ja) 操向機構の操作装置
JP3953693B2 (ja) パワーシフト変速装置
JPH02256957A (ja) 作業車の変速装置
JP3195688B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3025588B2 (ja) 油圧作動型操向装置
JP2558893Y2 (ja) 操向機構の操作装置
JP2996325B2 (ja) 油圧作動型操向装置
JPH09112679A (ja) 自動変速機用油圧制御装置
JPS6238418Y2 (ja)
JP2559671Y2 (ja) 作業車の操向機構
JP2945096B2 (ja) 走行車両の操向機構
JP3537848B2 (ja) 走行車両の油圧変速操作装置
JPS6225930Y2 (ja)
JP2558031Y2 (ja) トラクタの前輪倍速装置用油圧制御装置
JPH0144847Y2 (ja)
JPS59103059A (ja) 伝動装置
JP2002168342A (ja) 作業車両の前後進切換装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090601

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090601

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140601

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees