JPH09242629A - 自動二輪車用エンジンの吸気ダクト装置 - Google Patents
自動二輪車用エンジンの吸気ダクト装置Info
- Publication number
- JPH09242629A JPH09242629A JP4880696A JP4880696A JPH09242629A JP H09242629 A JPH09242629 A JP H09242629A JP 4880696 A JP4880696 A JP 4880696A JP 4880696 A JP4880696 A JP 4880696A JP H09242629 A JPH09242629 A JP H09242629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint member
- intake duct
- duct
- opening
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
続されるジョイント部材の挿着部の変形を防止した自動
二輪車用エンジンの吸気ダクト装置を提供するにある。 【解決手段】車体前部の回りを覆うカウリングに吸気口
を備え、この吸気口とエアクリーナとの間を楕円または
長円の断面を有する吸気ダクト20で連結した自動二輪
車において、上記吸気ダクト29は車体フレーム2
(4)に設けられた開口部21の一側にジョイント部材
22を介して挿着され、上記開口部21の他側に上記エ
アクリーナが接続される一方、上記ジョイント部材22
は、上記吸気ダクト20と同様の楕円または長円の断面
を有し、上記吸気ダクト20が接続されるダクト接続部
24と、上記車体フレーム開口部21に挿着される挿着
部25とから構成され、この挿着部25の長手方向部2
7開放端縁に上記ダクト接続部24側に湾入する切欠2
8を形成したものである。
Description
ンの吸気ダクト装置に関する。
ームにエンジンが搭載され、このエンジンの後方または
燃料タンク下方の空間に吸気装置を構成するエアクリー
ナを収容している。
向上のために走行風加圧吸気システムを採用したものが
ある。このシステムは、例えば、ステアリング機構廻り
を覆うカウリングの前方に吸入口を設け、この吸入口か
ら吸入した走行風を吸気ダクトで加圧してエアクリーナ
まで導くようにしたものである。
には車体フレームが介在する場合があり、この場合、図
6に示すように、吸気ダクトDは車体フレームFに設け
られた開口部Faの一側にゴム等の弾性体からなるジョ
イント部材Jを介して挿着され、開口部Faの他側から
は図示しない他のジョイント部材を介してエアクリーナ
が接続することにより吸気ダクトDの気密性を保つよう
にしている。
レームFに設けられた開口部Faにゴム等の弾性体から
なるジョイント部材Jを挿着する場合、ジョイント部材
Jの挿着部Jaをあまりきつく装着したり、また、ジョ
イント部材Jの挿着部Jaの寸法や形状がずれている
と、図7に示すように、挿着部Jaの外周面が変形し、
車体フレームFの開口部Faとの間に隙間Sが生じて気
密性が損なわれたり、吸気ダクトDの断面積が減少して
加圧された走行風の圧力が損失される虞がある。
もので、吸気ダクトと車体フレームの開口部との間に接
続されるジョイント部材の挿着部の変形を防止した自動
二輪車用エンジンの吸気ダクト装置を提供することを目
的とする。
用エンジンの吸気ダクト装置は、上述した課題を解決す
るために、請求項1に記載したように、車体前部の回り
を覆うカウリングに吸気口を備え、この吸気口とエアク
リーナとの間を楕円または長円の断面を有する吸気ダク
トで連結した自動二輪車において、上記吸気ダクトは車
体フレームに設けられた開口部の一側にジョイント部材
を介して挿着され、上記開口部の他側に上記エアクリー
ナが接続される一方、上記ジョイント部材は、上記吸気
ダクトと同様の楕円または長円の断面を有し、上記吸気
ダクトが接続されるダクト接続部と、上記車体フレーム
開口部に挿着される挿着部とから構成され、この挿着部
の長手方向部開放端縁に上記ダクト接続部側に湾入する
切欠を形成したものである。
基づいて説明する。
一例を示す左側面図であり、図2はこの自動二輪車の平
面図である。
輪車1は例えばツインチューブ型の車体フレーム2を有
し、車体フレーム2の前方に設けられたヘッドパイプ3
の直後で左右方向に拡開された後、互いに平行に後方に
延びる左右一対のメインフレーム4と、このメインフレ
ーム4の中央部付近から後方に延設されるシートレール
5とから構成される。また、メインフレーム4の後端部
は下方に向かって折曲され、ピボット部4aが形成され
る。
6が搭載され、また、メインフレーム4の上方には燃料
タンク7が設けられる。さらに、ピボット部4aにはピ
ボット軸8が架設され、このピボット軸8に後輪9を回
動自在に支持するスイングアーム10がピボット軸8廻
りにスイング自在に枢着される。
ヘッドパイプ3にはステアリング機構11が設けられ
る。このステアリング機構11は、前輪12を回動自在
に支持する左右一対のフロントフォーク13やフロント
フェンダ14、ハンドルバー15等を備え、ヘッドパイ
プ3に左右に回動自在に枢着される。また、フロントフ
ォーク13は、上下一対のステアリングブラケット、す
なわちアッパーブラケット16aとロアーブラケット1
6bとによって平行に固定される。
側面図である。図1〜図3に示すように、この自動二輪
車1は、その車体前部のステアリング機構11廻りの上
部と、エンジン6の両側面とが流線形のカウリング17
によって覆われており、走行中の空気抵抗低減と、走行
風圧からのライダの保護とが図られている。
インフレーム4との間に形成された空間にはエアクリー
ナ18が配置される。また、カウリング17の例えば進
行方向に向かって左側の先端部には吸気口19が形成さ
れ、この吸気口19からは楕円または長円の断面を有す
る吸気ダクト20がロアーブラケット16bの左側方を
通って後方に延びる。
0は車体フレーム2であるメインフレーム4に設けられ
た開口部21の一側にジョイント部材22を介して挿着
され、開口部21の他側からは図示しない他のジョイン
ト部材22を介してエアクリーナ18の上流側が接続さ
れる。さらに、このエアクリーナ18の下流側にはキャ
ブレタ23の上流側が接続され、このキャブレタ23の
下流側がエンジン6に接続される。
ント部材22の斜視図である。図4および図5に示すよ
うに、ジョイント部材22は吸気ダクト20同様楕円ま
たは長円の断面を有し、ゴム等の弾性体から形成され
る。ジョイント部材22は、吸気ダクト20が接続され
るダクト接続部24と、メインフレーム4の開口部21
に挿着される挿着部25と、ダクト接続部24と挿着部
25との間にあって、メインフレーム4の開口部21と
ジョイント部材22との接合面をカバーする鍔部26と
から構成される。
端縁にはダクト接続部24側に大きく湾入する切欠28
が形成される。
る。
向部27開放端縁にダクト接続部24側に大きく湾入す
る切欠28を形成することにより、ジョイント部材22
の挿着部25をきつく装着したり、ジョイント部材22
の挿着部25の寸法や形状がずれていても、図7に示す
従来例のように挿着部25の外周面が変形することはな
い。その結果、メインフレーム4の開口部21との間に
隙間が生じて気密性が損なわれたり、吸気ダクト20の
断面積が減少して加圧された走行風の圧力が損失される
といった不具合が生じない。
二輪車用エンジンの吸気ダクト装置によれば、車体前部
の回りを覆うカウリングに吸気口を備え、この吸気口と
エアクリーナとの間を楕円または長円の断面を有する吸
気ダクトで連結した自動二輪車において、上記吸気ダク
トは車体フレームに設けられた開口部の一側にジョイン
ト部材を介して挿着され、上記開口部の他側に上記エア
クリーナが接続される一方、上記ジョイント部材は、上
記吸気ダクトと同様の楕円または長円の断面を有し、上
記吸気ダクトが接続されるダクト接続部と、上記車体フ
レーム開口部に挿着される挿着部とから構成され、この
挿着部の長手方向部開放端縁に上記ダクト接続部側に湾
入する切欠を形成したため、上記ジョイント部材を上記
開口部に挿着しても、上記挿着部が変形することはな
く、よって、気密性が損なわれたり走行風の圧力が損失
されることがない。
ト装置の一実施形態を示す自動二輪車の左側面図。
の拡大側面図。
視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体前部の回りを覆うカウリングに吸気
口を備え、この吸気口とエアクリーナとの間を楕円また
は長円の断面を有する吸気ダクトで連結した自動二輪車
において、上記吸気ダクト29は車体フレーム2(4)
に設けられた開口部21の一側にジョイント部材22を
介して挿着され、上記開口部21の他側に上記エアクリ
ーナ18が接続される一方、上記ジョイント部材22
は、上記吸気ダクト20と同様の楕円または長円の断面
を有し、上記吸気ダクト20が接続されるダクト接続部
24と、上記車体フレーム開口部21に挿着される挿着
部25とから構成され、この挿着部25の長手方向部2
7開放端縁に上記ダクト接続部24側に湾入する切欠2
8を形成したことを特徴とする自動二輪車用エンジンの
吸気ダクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04880696A JP3446456B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 自動二輪車用エンジンの吸気ダクト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04880696A JP3446456B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 自動二輪車用エンジンの吸気ダクト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09242629A true JPH09242629A (ja) | 1997-09-16 |
JP3446456B2 JP3446456B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=12813461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04880696A Expired - Lifetime JP3446456B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 自動二輪車用エンジンの吸気ダクト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3446456B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6276482B1 (en) | 1998-07-13 | 2001-08-21 | Suzuki Motor Corporation | Motorcycle upper-cowl |
EP1416149A2 (en) * | 1999-09-07 | 2004-05-06 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Air cleaner system for motorcycle |
US6920950B2 (en) * | 2002-05-17 | 2005-07-26 | Suzuki Motor Corporation | Air intake system structure of scooter type vehicle |
US7077215B2 (en) | 2004-05-05 | 2006-07-18 | Textron Inc. | Trap rake steering travel limiter |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP04880696A patent/JP3446456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6276482B1 (en) | 1998-07-13 | 2001-08-21 | Suzuki Motor Corporation | Motorcycle upper-cowl |
EP1416149A2 (en) * | 1999-09-07 | 2004-05-06 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Air cleaner system for motorcycle |
US6920950B2 (en) * | 2002-05-17 | 2005-07-26 | Suzuki Motor Corporation | Air intake system structure of scooter type vehicle |
US7077215B2 (en) | 2004-05-05 | 2006-07-18 | Textron Inc. | Trap rake steering travel limiter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3446456B2 (ja) | 2003-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7270207B2 (en) | Air intake system for vehicle combustion engine | |
JP4684826B2 (ja) | 鞍乗り型車両の車体前部構造 | |
JP3122437B1 (ja) | 車両用エンジンの吸気装置 | |
WO2014185235A1 (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
JP4280501B2 (ja) | 自動二輪車におけるフロントカウル取付け構造 | |
JP4367878B2 (ja) | 自動二輪車の吸気ダクト | |
JP5435795B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP4525256B2 (ja) | 自動二輪車のリヤビューミラー支持構造 | |
JPH09242629A (ja) | 自動二輪車用エンジンの吸気ダクト装置 | |
JP3476049B2 (ja) | 自動2輪車の風防装置 | |
JP3531953B2 (ja) | スクータ型車両の吸気装置 | |
JPH10226380A (ja) | 自動二輪車のカウリング取付装置 | |
JP4648132B2 (ja) | 小型車両における気化器配設構造 | |
JP3836224B2 (ja) | 自動2輪車のカウリング装置 | |
JP7065141B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6855514B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2006069438A (ja) | 自動二輪車の後部車体構造 | |
JP4464013B2 (ja) | 車両用エンジンの吸気取入装置 | |
JP3475636B2 (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
JP3673121B2 (ja) | 車両用エンジンの吸気装置 | |
JP2900198B2 (ja) | 自動二輪車のバックミラー取付構造 | |
JPH08253186A (ja) | 自動二輪車の冷却風排風構造 | |
WO2021065787A1 (ja) | 鞍乗り型車両の消音器構造 | |
JPH0840329A (ja) | 自動二輪車のテールランプ取付構造 | |
JPH03243486A (ja) | 自動二輪車の新気導入装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704 Year of fee payment: 7 |