JPH09241972A - 肌に優しいアンモニア消臭性シート状物及びそれを用いた消臭性繊維製品 - Google Patents

肌に優しいアンモニア消臭性シート状物及びそれを用いた消臭性繊維製品

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JPH09241972A
JPH09241972A JP8046262A JP4626296A JPH09241972A JP H09241972 A JPH09241972 A JP H09241972A JP 8046262 A JP8046262 A JP 8046262A JP 4626296 A JP4626296 A JP 4626296A JP H09241972 A JPH09241972 A JP H09241972A
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JP
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fiber
ammonia
deodorizing
deodorant
sheet
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Application number
JP8046262A
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Inventor
Tetsuo Nakagawa
哲男 中川
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンモニア消臭性に優れ、再生が容易で洗濯
耐久性に優れ、かつ安全性の高い消臭性繊維製品を提供
する。 【解決手段】飽和アンモニアガス吸着量35ml/g以
上で高吸湿性、pH緩衝性の架橋アクリル系繊維を30
〜120g/m2 含有せしめた消臭性シート状物及びそ
れを用いた繊維製品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンモニア消臭性
及びその耐久性に優れ、かつ人体に対して安全性が高い
肌に優しい消臭性繊維シート状物及びそれを用いたトイ
レマットなどのトイレ用品、ペットシート等のペット用
繊維製品、肌布団、シーツ、毛布、ベットパットなどの
寝装用品、失禁ショーツ、おむつカバー、おねしょカバ
ー、ぬいぐるみ、エチケット用品、さらには衣料用など
の繊維製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】消臭性繊維製品は生活具の中の特に4大
悪臭といわれるアンモニア、トリメチルアミン、硫化水
素、メチルメルカプタンのこれら全部又は一部の刺激臭
の消臭を目的としてシート状物や原綿状態で単品および
複数の消臭性を有する無機や有機の化合物等をスプレー
や浸漬にて付与したもの、さらに耐久性を向上させるた
め樹脂加工剤をバインダーとしてスプレーや浸漬加工法
により付与せしめたものがある。しかしながらこれらは
洗たく耐久性及び特に染色等の加工性を充分満足するも
のではなく、溶出や脱落が生じ性能が低下する。また、
活性炭繊維や消臭効果のある金属イオン、例えば銅、
鉄、イオン等を繊維に化学結合させた耐久性に優れる繊
維製品もあるがこれらは繊維自身が着色する欠点と安全
性に問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アンモニア消臭性に優
れ、しかも簡単な処理で吸着したアンモニアを除去でき
る回復性に優れ、かつ染色や洗濯時に、溶出や脱落しな
い耐久性に優れた性能を有し、さらに風合が良好で人体
に対してより安全な消臭性繊維シート状物及びこれらを
用いた消臭性繊維製品を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】飽和アンモニアガス吸着
量が35ml(繊維1g当り)以上で、20℃、65%
RHにおける飽和吸湿率が15〜35重量%で、繊維1
gを蒸留水500ml中に分散させた時の平衡pHが
5.0〜6.5である消臭性架橋アクリル系繊維を30
g/m2 〜120g/m2 (シート状物または繊維製品
重量当り)含有せしめた肌に優しいアンモニア消臭性シ
ート状物またはアンモニア消臭性繊維製品であり、好ま
しい実施態様として、前記の消臭性架橋アクリル系繊維
を含むウェッブを複数層積層し、該積層体の少なくとも
片面に樹脂加工剤を塗布したアンモニア消臭性シート状
物、前記の消臭性架橋アクリル系繊維を含むウェッブを
複数層積層し、該積層体にパイル加工を施し、次いでパ
イルの反対側の積層体面に発泡樹脂層を形成させたアン
モニア消臭性シート状物、前記の消臭性架橋アクリル系
繊維を含むウェッブを複数層積層し、複数回のニードル
パンチングを施したアンモニア消臭性架橋アクリル系繊
維シート状物、アンモニア消臭性架橋アクリル系繊維を
含んだバルキー糸をパイル糸として用いた立毛繊維製
品、及び前記のシート状物を中綿にし、表裏同一または
表裏が異なる織物を積層し、キルティング加工したアン
モニア消臭性シート状物などである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における消臭性架橋アクリ
ル系繊維とは、飽和アンモニアガス吸着量が繊維1g当
り35g以上、好ましくは40g、さらに好ましくは5
0g以上であり、かつ20℃、65%RHにおける飽和
吸湿率が15〜35重量%であり、蒸留水500mlに
1g分散させた時の平衡pHが5.0〜6.5である。
【0006】また、消臭性架橋アクリル系繊維は、アク
リル系重合体を出発原料として使用し、架橋処理と加水
分解処理、さらに必要により中和処理して製造されるも
のであり、全カルボキシル基量が2.5〜6.0meq
/gであり、該カルボキシル基の95〜40モル%がH
型カルボキシル基で、残りの5〜60モル%がK、N
a、Zn、Ca、Mg、Alより選ばれた1種以上の金
属塩である。金属塩は、好ましくは40〜60モル%
で、肌に対する優しさの点でCaが好ましい。
【0007】本発明における架橋アクリル系繊維を製造
する際の架橋剤としては、ヒドラジン、ホルマリン、ヒ
ドロキシルアミン等が使用できる。ヒドラジンを架橋剤
とする場合、ヒドラジンによる窒素増加量が1.0〜
8.0重量%であることが好ましい。
【0008】本発明におけるアンモニア消臭性架橋アク
リル系繊維の製造例としては、アクリロニトリルを主体
とし、アクリル酸エステル系モノマーを共重合したアク
リロニトリル系重合体から、常法に従って製造したアク
リル系繊維をヒドラジン処理により架橋結合を導入し、
窒素含有量の増加を1.0〜8.0重量%、好ましくし
は、3.0〜8.0%の範囲に調整し、残存しているニ
トリル基の一部を加水分解し、全カルボキシル基量が
2.5〜6.0meq/gのカルボキシル基を導入し、
該カルボキシル基のうち95〜40モル%がH型カルボ
キシル基で、残りの5〜60モル%がK、Na、Zn、
Ca、Mg、Alのうちの1種以上の金属塩となるよう
に、これらの金属塩化合物で処理する方法が挙げられ
る。
【0009】加水分解処理は、アルカリ金属水酸化物、
アンモニア等の塩基性水溶液、あるいは硝酸、硫酸、塩
酸等の鉱酸の水溶液を含浸、又は該水溶液中に原料繊維
を浸漬した状態で加熱処理する方法が挙げられる。なお
前記架橋結合の導入と同時に加水分解反応を行うことも
できる。
【0010】カルボキシル基を塩型にする方法として
は、加水分解繊維をK、Na、Zn、Ca、Mg、Al
のうちの1種以上の水酸化物、又は塩の水溶液に浸漬
し、しかる後水洗、乾燥する方法が好適に用いられる。
【0011】カルボキシル基の塩型が全カルボキシル基
量の5〜60モル%である場合、本発明の架橋アクリル
系繊維1gを500mlの蒸留水に分散せしめた時の平
衡pHが5.0〜6.5を維持するのに好適である。塩
型のカルボキシル基量がこれらの範囲にあることにより
pH緩衝性が発揮され、人体などの肌に対して安全で好
適である。これらの範囲を下回る場合には、アルカリ側
のpH緩衝性が不足し、架橋構造が不十分となり、アン
モニアに対する消臭機能が低下する。この範囲を上回る
場合には、酸側のpH緩衝性が不足し、乾燥速度が遅く
なり好ましくない。
【0012】本発明におけるシート状物とは、織物、編
物、不織布等のシート状の形態のものであり、これらの
積層物、これらとフィルムや金属箔や紙などとの積層物
をも含み、シート、マット、カーペット等をも含む。繊
維製品とは、これらのシート状物をもとに縫製したも
の、あるいはシート状物を経由せずに直接に目的とする
形状に織ったり、編んだり、接着されて製造された繊維
製品である。
【0013】本発明における消臭性架橋アクリル系繊維
は単独または他の天然繊維、合成繊維、半合成繊維、再
生セルロース系繊維、セラミック繊維、金属繊維などと
混用して使用することができる。混用の形態としては、
混紡、混繊、交織、交編、積層など特に限定されないが
シート状物や繊維製品中での消臭性架橋アクリル系繊維
の含有量は30〜120g/m2 でよい。30g未満で
は十分な消臭効果が発揮されず、120gを超えると経
済的でない。
【0014】本発明における架橋アクリル系繊維を含有
せしめるには、一般的な混紡方式やスライバー混紡など
により紡績する方法、フィラメント糸の開繊やスライバ
ーにより混繊する方法、本発明における架橋アクリル系
繊維の紡績糸、混紡糸、混繊糸を他の紡績糸、混繊糸、
フィラメント糸等と交織や交編する方法、本発明におけ
る架橋アクリル系繊維ステープルと他のステープルとを
混合してウェッブや不織布とする方法、本発明における
架橋アクリル系繊維を含むウェッブや不織布と他の繊維
のウェッブや不織布とニードルパンチや接着剤により積
層する方法、さらにこれらの積層体に他の繊維の織物や
編物をキルティングなどにより積層する方法、前記の不
織布などに前記の架橋アクリル系繊維を含む糸のパイル
を植えこむ方法などが挙げられるが特に制限はない。
【0015】これらの中で糸の形態としては、糸の断面
を見た場合に、中心部に糸強力を発揮させるポリエステ
ル等の合成繊維のステープルやフィラメントが存在し、
外周付近に本発明における架橋アクリル系繊維を存在せ
しめたものが、消臭性を発揮させ易く、かつ強力に優れ
た製品を得るのに好適である。
【0016】混用する相手素材としては、使用目的、用
途などによって異なるが、製品の強力の補強のために
は、ポリエステル、ナイロン、アクリルなどの合成繊維
との混用、羊毛、絹などのタンパク質系繊維などの混
用、さらにはおむつ、失禁パットなどの高吸水性が要求
される場合は、吸水率が20重量%以上の高吸水性繊
維、吸放湿発熱性繊維などとの混用が好適である。
【0017】おむつ、失禁パッドなどは、尿で最もよく
漏れる部分に高吸水性繊維や吸水発熱性繊維を混用する
と、尿の拡散を防ぐのみならずアンモニアを吸着し、か
つ吸水による発熱があるため、漏れた部分の放置による
冷感を防止することができる。
【0018】シート状物が不織布の場合、本発明におけ
る架橋アクリル系繊維単独又は他の繊維とともに乾式法
や湿式抄造法によりウェッブを製造する方法や水流交絡
法によって絡合させる方法、他の繊維として熱溶融性繊
維を用いて熱圧着する方法などが採用できる。高吸水性
繊維との混用の場合には、これらの繊維ウェッブを吸水
および膨潤させて加熱圧着することにより、バインダー
を使用せずに絡合接着することもできる。
【0019】得られた不織布やウェッブは単層のみなら
ず複数層積層し、加熱圧着したり、ニードルパンチした
り、パイル加工をしたり、表面に樹脂加工剤液をスプレ
ーなどで付与することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明のアンモニア消臭性シート状物及
びそれを用いた繊維製品の特徴は以下のとおりである。 1.人体や高等動物からの蒸排泄される汗、尿などの悪
臭成分を多量に速やかに化学吸着する。 2.洗濯による性能の低下がなく、繰返し使用できる。 3.少ない架橋アクリル系繊維の使用量で効果が発揮さ
れる。 4.天日干しだけでも容易にアンモニア消臭性を回復す
ることができ、中性洗剤での洗濯後、少量の酢酸を添加
してすすぎ、水洗することにより100%のアンモニア
消臭性を回復する。
【0021】これらの特徴を利用して、様々な用途分野
に用いることができる。例えば、下着、靴下などの衣料
品、布団、枕、シーツ、毛布、クッションなどの寝装寝
具類、カーテン、カーペット、マット、壁紙、ぬいぐる
みなどのインテリア用品、冷蔵庫、ごみ箱の内張り、生
ゴミ処理装置などの台所用品、失禁ショーツ、マスク、
おむつなどの衛生用品、車のシート、内装材などの車内
用品、トイレカバー、トイレマット、ペット用トイレな
どのトイレ用品、靴の中敷き、長靴の内張り、スリッ
パ、手袋、ゴム手袋の内張り、タオル、雑巾などが挙げ
られる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。以下に
記載の部及び百分率は断りのないかぎり重量基準で示
す。 架橋アクリル系繊維の製造例1 アクリロニトリル89%及びアクリル酸メチル11%の
アクリロニトリル系重合体を48%のロダンソーダ水溶
液で溶解した紡糸原液を常法に従って紡糸、水洗、延
伸、捲縮、熱処理をして、3.0デニール×140mm
の原料繊維を得た。この原料繊維1Kgに30重量%の
加水ヒドラジン5Kgを加え、98℃で3時間架橋処理
した。窒素増加量は5.1%であった。該架橋繊維を水
洗後、更に3重量%の水酸化ナトリウム5Kgを加え、
90℃で2時間加水分解した。次いで、1規定HNO3
水溶液で処理して、カルボキシル基をH型に変更し、水
洗後、1規定NaOHでpHを6.5に調整し、塩化カ
ルシウム40gを添加して、60℃で2時間金属塩処理
した。十分水洗した後、脱水、油剤処理および熱処理を
行い、架橋アクリル系繊維を得た。繊維のカルボキシル
基量は、4.5meq/g、全カルボキシル基中のCa
型カルボキシル基の割合は50mol%であった。な
お、得られた架橋アクリル系繊維の繊度は7デニール、
長さは70mmであった。また、この繊維の飽和吸湿率
は20重量%、飽和アンモニアガス吸着量は60mg/
g、繊維1gを500mlの蒸留水に分散させた時の平
衡pHは6.0であった。
【0023】(1) 飽和アンモニアガス吸着量の測定
法 105℃で絶乾した試料約0.5gを精秤し(Wg)、
20℃、65%RH中に16時間以上放置して調温、調
湿した後、該繊維をテトラバッグに入れ、脱気後、20
℃、65%RHの空気を1500m 及びアンモニアガ
スを公式(イ)にて算出して所定量を注入する。このテ
トラバッグを20℃、65%RH中に16時間以上放置
後、北川式ガス検知管により気体中のアンモニア残留濃
度を測定する。 公式(イ) アンモニアガス注入量A(ml)={試料量(g)×B
×22.4 /mol×(273+20)/273}×
1.5 B:試料中のH型カルボキシル基量(mmol/g) 公式(ロ) アンモニアガス飽和量F(ml/g繊維)=(A(m
l)−1500(ml)×C(ppm)×10-6)/W
(g) C:気体中のアンモニアガス残留濃度(ppm)
【0024】(2) 全カルボキシル基量(meq/
g) 十分乾燥した供試繊維約1gを精秤し(X)g、これに
200mlの1N塩酸水溶液を加え30分間放置したの
ち、ガラスフィルターで濾過し、水を加えて水洗する。
この塩酸処理を3回繰り返したのち、濾液のpHが5以
上になるまで十分に水洗する。次にこの試料を200m
lの水に入れ1N塩酸水溶液を添加してpH2にした
後、0.1N苛性ソーダ水溶液消費量(Y)mlを求
め、次式によってカルボキシル基量を算出した。 カルボキシル基量(meq/g)=0.1Y/X (3) H型カルボキシル基(meq/g) 十分乾燥した供試繊維約1gを精秤し(X)g、これに
200mlの水と、全カルボキシル基量と当量の0.1
N苛性ソーダ水溶液(Zl)mlを添加し、1時間撹拌
する。ガラスフィルターで繊維を濾別し、濾液を0.1
N塩酸水溶液で、フェノールフタレンを指示薬として常
法により中和滴定した。消費された塩酸水溶液消費量
(Z2 )mlを求め、次式によってH型カルボキシル基
量を算出した。 H型カルボキシル基量(meq/g)=0.1(Z1 −
Z2 )/X (4) 金属塩型カルボキシル基(meq/g) 金属塩型カルボキシル基量=全カルボキシル基量−H型
カルボキシル基量 (5) 吸湿率(%) 試料繊維約5.0gを熱風乾燥機で105℃、16時間
乾燥して重量(W1)gを測定する。次に試料を温度2
0℃で相対湿度65%に調整された恒温恒湿機に24時
間入れて置く。このようにして吸湿した試料の重量(W
2)gを測定する。以上の結果から、吸湿率を次式に従
って算出した。 吸湿率(%)=(W2−W1)/W1 ×100
【0025】なお実施例に於けるアンモニアガス消臭率
の測定は特に記さない限り次の方法により求めた。測定
容器として市販のフッ化ビニル樹脂製テトラバッグ75
lを容量を用いた。テトラバッグ内に試料を入れ、脱気
後、初期濃度400p.p.mになる様空気とアンモニ
アガス混合率を調整し、混合したガス3lを容器内に吹
き込んだ。10、20、30、60分経過毎に容器内の
ガスを真空法ガス採集器(光明理化学工業(株)製)で
100cc採集しアンモニアガス濃度を北川式検知管
(光明理化学工業(株)製)にて測定した。測定値から
下記の公式により消臭率C(%)を算出した。式中のS
は初期濃度、Mは測定値である。 C(%)=(S−M)/S ×100
【0026】実施例 1 原料としてアクリル繊維扁平断面繊維3デニールのバイ
ヤス繊維長の短繊維東洋紡績(株)製エクスランタイプ
K891と、アクリル繊維で熱水(98℃)収縮率が2
5%の収縮短繊維3デニールのバイヤス繊維長の東洋紡
績(株)製エクスランタイプK65と製造例1のアンモ
ニア消臭性架橋アクリル系繊維(7デニール、70mm
定長短繊維)を準備した。準備した3種の短繊維を50
/40/10%の重量比率で混綿機にて混綿後、ローラ
カードに通過させ通常の梳毛紡績法にて紡出メートル番
手1/32′s 、撚数360回/mの単糸を得た。続い
てダブル撚糸機(村田機械(株)製)にて双糸撚数22
0回/mを施し双糸を得た。得られた双糸を綛機にて綛
枠周200cmで250gに綛上げし染色の準備を行っ
た。準備した染色綛糸を噴射式バルキー綛染機(伸光製
作所(株)製)にてpH値4.5に酢酸で調整した浴に
カチオン染料を用い定法にて染色、淡ピンク色相の染色
綛を得た。綛色綛を綛くり機(鳥井鉄工(株)製)にて
3°30′紙管にコーン重量が1Kgになる様リワイン
ドし編成の準備を行った。
【0027】染色糸コーンを16ゲージ、直径48cm
のメリヤスボア編機(久保鉄工(株)製)に4コーンセ
ットしパイル糸とした。地糸としてアクリル繊維、短繊
維紡績糸のメートル番手1/52′s 糸の東洋紡績
(株)製タイプXKB120Bとポリエステルマルチフ
ィラメント150デニールの東洋紡績(株)製タイプ7
2Bの各4コーンを引揃え、地糸とするためセットし
た。パイル引抜き20mm、編密度14コース/インチ
に成る様編機を調整し、総詰め組織にて編成を行った。
編成後カットマーツ部をカットし得られたメリヤスボア
原反は幅148cm、目付900g/m2 である。メリ
ヤスボア原反にパイル抜けを防止するため裏面地糸側に
スプレー方式にてアクリル酸エステル系エマルジョン樹
脂液を乾燥後固形分樹脂量で1m2 当り30gになる様
塗布、ピンテンター式熱風乾燥機(井上金属(株)製)
にて140℃、2分の乾燥熱処理を施し、裏張り加工し
た。
【0028】裏張り加工メリヤスボア原反にブラッシン
グ機(久保鉄工(株)製)、ポリッシング機、シャーリ
ング機(岩倉精器(株)製)を用いてブラッシング2回
→ポリッシング2回、温度170℃→ブラッシング1回
→ポリッシング2回、温度150℃→シャーリング1回
→ポリッシング2回、温度100℃→シャーリング1回
を走行速度7m/分で通過させ仕上げ加工を施しメリヤ
スボア仕上げ反を得た。仕上反の巾は150cm、目付
け900g/m2 であった。巾150cm、長さ240
cmにて裁断し四方を市販のナイロン製トリコット起毛
バイヤス布帛にて縫製、防寒用ボア敷シーツ製品とし
た。
【0029】製品より10cm×20cmの布片をサン
プリングしアンモニアガス消臭率を測定した結果、10
分後の消臭率は90%、20分後は98%、30分後で
は100%の消臭率であった。
【0030】実施例 2 原料としてポリエステル繊維(7デニール、70mm定
長短繊維、東洋紡績(株)製タイプ785)と製造例1
アンモニア消臭性アクリレート系繊維(7デニール、7
0mm定長繊維)を準備した。準備した2種の短繊維を
樹脂綿製品で60/40%の重量比率になる様原綿供給
ラチス上に重量を測定しながらサンドイッチ状に繊維を
並べ、60インチローラーカード(共和機械(株)製)
に連続して供給した。(池上機械(株)製)カードウェ
ッブ積層機にてカードウェッブを6層に重ね合わせなが
ら、10%の延伸を行い連続して両面スプレー樹脂塗布
と乾燥機が連結した装置(モリミ加工(株)製)にてア
クリル酸エステル系樹脂液を両面の総量で10g/m2
の固形分重量になる様塗布、140℃、2分の乾燥を加
工速度6m/分で通過せしめた。加工された樹脂綿は巾
2m、目付150g/m2 のシートである中央を巻取り
前でカットし、巾1m、目付75g/m2 のシート状樹
脂綿製品とした。
【0031】樹脂綿入りキルト布帛とすべく側地として
市販の綿100%製40インチ巾布帛、糸番手30/
1′s 、織密度経本数68本/インチ、緯本数68本/
インチ、平織布帛を準備した。表側地は花柄プリント布
帛、裏側地は同系色の無地染布帛とした。作製した樹脂
綿を中央に表裏を綿100%製側地でサンドイッチ状に
し((株)ハシマ製)多針キルト機にてキルト布帛を作
製した。得られたキルト布帛は巾1m、目付350g/
2 であった。
【0032】作製したキルト布帛を巾16cm、長さ5
0cmに裁断し付属部品を加えてトイレ用ペーパーホル
ダーを縫製した。ペーパーホルダーのアンモニアガス消
臭率を測定した結果、10分後の消臭率92%、20分
後99%、30分後では100%の消臭率であった。試
験に供したペーパーホルダーを室外(冬期の晴天の日)
に天日干しし、再度アンモニアガス消臭率を測定した結
果、10分後の消臭率は90%、20分後は97%、3
0分後では100%の消臭率であった。
【0033】実施例 3 原料としてポリエステル繊維(15デニール、64mm
定長短繊維、東洋紡績(株)製、タイプ78R)とポリ
エステル熱融着性繊維(4デニール、51mm定長短繊
維、東洋紡績(株)、タイプEE7)と製造例のアンモ
ニア消臭性架橋アクリル系繊維(7デニール、70mm
定長短繊維)を準備した。準備した3種の短繊維を84
/10/6%の重量比率で混綿機にて混綿後、60イン
チローラーカード(共和(株)製)に通過させカードウ
ェッブを紡出、ウェッブ積層機(アセリン社製(仏))
にて20層積層した。連続して第1次ニードルパンチン
グとして30針/cm2 、第2次ニードルパンチングと
して160針/cm2 をニードルパンチング機(共和
(株)製)に走行速度2.5m/分で通過させた。作製
したニードルパンチング不織布は巾2m、厚み6mm、
目付300g/m2 であった。
【0034】ニードルパンチング不織布を(ディロア社
製(独))ボア調パイルニードルパンチ機にてパイル加
工を施し、続いて裏面に発泡させたアクリル酸エステル
系樹脂を乾燥後の樹脂固形分が250g/m2 となる様
ドクターナイフコーティング方式にて塗布、乾燥熱処理
機(青山鉄工(株)製)に走行速度2.5m/分で16
0℃、8分通過せしめ、滑り止め裏張り加工を施した。
得られた滑り止め加工ボア調ニードルパンチカーペット
原反は巾2m厚み7mm、目付750g/m2であっ
た。中央部をカットし巾1mのロール巻ペット用消臭カ
ーペットとした。
【0035】製品より10cm×20cmの布片をサン
プリングしアンモニアガス消臭率を測定した結果、10
分後の消臭率85%、20分後92%、30分後98
%、60分後では100%の消臭率であった。試験に供
したカーペットをJIS−L−0217 103法に準
拠し家庭洗たくを実施した。第1回すすぎ洗い時0.0
2%の酢酸水溶液を20cc添加、すすぎ洗い2回と脱
水乾燥後、再度アンモニアガス消臭率を測定した結果、
10分後の消臭率86%、20分後92%、30分後9
8%、60分後では100%であった。
【0036】実施例 4 原料としてアクリル繊維(0.8デニール、38mm定
長短繊維、東洋紡績(株)製エクスランタイプK61
5)と製造例1に準じて製造したアンモニア消臭性アク
リル系繊維(1.8デニール、32mm定長短繊維、全
カルボキシル基量4.3meq/g、Ca塩型カルボキ
シル基量52mol%、飽和吸湿率21重量%、蒸留水
中での平衡pH6.1)を準備した。
【0037】準備した2種の短繊維を20/80%の重
量比率で混綿機にて混綿後40インチフラットカード
(共和機械(株)製)に通過せしめカードウェッブを紡
出、連続して積層機(池上機械(株)製)にて6層積層
した。つづいて第1次ニードルパンチングとして30針
/cm2 、第2次ニードルパンチングとして140針/
cm2 をニードルパンチング機(共和機械(株)製)に
走行速度2m/分で通過せしめた。得られたニードルパ
ンチング不織布は巾1.2m、厚み2mm、目付120
g/m2 のシート状で軽疾病、失禁ショーツ用の吸水部
材である。
【0038】製品シートより10cm×10cmの布片
をサンプリングしアンモニア水の消臭性能を測定した。
測定容器として市販フッ化ビニル樹脂製テトラバッグ5
l容器を用いた。テトラバッグへ10cm×10cmサ
イズ1mm厚さのガラス板上に置いた試料を入れ、脱気
後空気3lを吹込んだ。ピペットにて濃度0.05%の
アンモニア水を各5、10、15、20、25cc試料
に吸水させた。120分後の空気中アンモニアガスを真
空法ガス採集器(光明理化学工業(株)製)で100c
c採集しアンモニアガス濃度を北川式検知管(光明理化
学工業(株)製)にて測定した。空気中アンモニアガス
濃度2ppm以下が有効であり、該製品のアンモニア水
0.05%濃度の消臭最大能力は20ccであった。
【0039】実施例5 実施例1において、スライバー混繊法にて中心部がアク
リル繊維で、外周部が製造例1のアンモニア消臭性アク
リル系繊維の紡績糸を得ること以外は実施例1と同様に
して、防寒用ボア敷シーツ製品を得た。実施例1と同様
にして測定したこの製品のアンモニアガス消臭率は15
分後に100%となった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】消臭性繊維製品は生活臭の中の特に4大
悪臭といわれるアンモニア、トリメチルアミン、硫化水
素、メチルメルカプタンのこれら全部又は一部の刺激臭
の消臭を目的としてシート状物や原綿状態で単品および
複数の消臭性を有する無機や有機の化合物等をスプレー
や浸漬にて付与したもの、さらに耐久性を向上させるた
め樹脂加工剤をバインダーとしてスプレーや浸漬加工法
により付与せしめたものがある。しかしながらこれらは
洗たく耐久性及び特に染色等の加工性を充分満足するも
のではなく、溶出や脱落が生じ性能が低下する。また、
活性炭繊維や消臭効果のある金属イオン、例えば銅、
鉄、イオン等を繊維に化学結合させた耐久性に優れる繊
維製品もあるがこれらは繊維自身が着色する欠点と安全
性に問題がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における消臭性架橋アクリ
ル系繊維とは、飽和アンモニアガス吸着量が繊維1g当
り35ml以上、好ましくは40ml、さらに好ましく
は50ml以上であり、かつ20℃、65%RHにおけ
る飽和吸湿率が15〜35重量%であり、蒸留水500
mlに1g分散させた時の平衡pHが5.0〜6.5で
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】(1) 飽和アンモニアガス吸着量の測定
法 105℃で絶乾した試料約0.5gを精秤し(Wg)、
20℃、65%RH中に16時間以上放置して調温、調
湿した後、該繊維をテトラバッグに入れ、脱気後、20
℃、65%RHの空気を1500ml 及びアンモニア
ガスを公式(イ)にて算出して所定量を注入する。この
テトラバッグを20℃、65%RH中に16時間以上放
置後、北川式ガス検知管により気体中のアンモニア残留
濃度を測定する。 公式(イ) アンモニアガス注入量A(ml)={試料量(g)×B
×22.4 /mol×(273+20)/273}×
1.5 B:試料中のH型カルボキシル基量(mmol/g) 公式(ロ) アンモニアガス飽和量F(ml/g繊維)=(A(m
l)−1500(ml)×C(ppm)×10-6)/W
(g) C:気体中のアンモニアガス残留濃度(ppm)
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】染色糸コーンを16ゲージ、直径48cm
のメリヤスボア編機(久保鉄工(株)製)に4コーンセ
ットしパイル糸とした。地糸としてアクリル繊維、短繊
維紡績糸のメートル番手1/52′s 糸の東洋紡績
(株)製タイプXKB120Bとポリエステルマルチフ
ィラメント150デニールの東洋紡績(株)製タイプ7
2Bの各4コーンを引揃え、地糸とするためセットし
た。パイル引抜き20mm、編密度14コース/インチ
に成る様編機を調整し、総詰め組織にて編成を行った。
編成後カットマーク部をカットし得られたメリヤスボア
原反は幅148cm、目付900g/m2 である。メリ
ヤスボア原反にパイル抜けを防止するため裏面地糸側に
スプレー方式にてアクリル酸エステル系エマルジョン樹
脂液を乾燥後固形分樹脂量で1m2 当り30gになる様
塗布、ピンテンター式熱風乾燥機(井上金属(株)製)
にて140℃、2分の乾燥熱処理を施し、裏張り加工し
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 17/00 D06M 17/00 H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飽和アンモニアガス吸着量が35ml
    (繊維1g当り)以上で、20℃、65%RHにおける
    飽和吸湿率が15〜35重量%で、繊維1gを蒸留水5
    00m 中に分散させた時の平衡pHが5.0〜6.5
    である消臭性架橋アクリル系繊維を30g/m2 〜12
    0g/m2 (シート状物または繊維製品重量当り)含有
    せしめた肌に優しいアンモニア消臭性シート状物または
    消臭性繊維製品。
  2. 【請求項2】 請求項1の消臭性架橋アクリル系繊維を
    含むウェッブを複数層積層し、該積層体の少なくとも片
    面に樹脂加工剤を塗布した請求項1のアンモニア消臭性
    シート状物。
  3. 【請求項3】 請求項1の消臭性架橋アクリル系繊維を
    含むウェッブを複数層積層し、該積層体にパイル加工を
    施し、次いでパイルの反対側の積層体面に発泡樹脂層を
    形成させた請求項1のアンモニア消臭性シート状物。
  4. 【請求項4】 請求項1の消臭性架橋アクリル系繊維を
    含むウェッブを複数層積層し、複数回のニードルパンチ
    ングを施した請求項1のアンモニア消臭性シート状物。
  5. 【請求項5】 請求項1の消臭性架橋アクリル系繊維を
    含んだバルキー糸をパイル糸として用いた立毛繊維製
    品。
  6. 【請求項6】 請求項2のシート状物を中綿にし、表裏
    同一又は表裏が異なる織物を積層し、キルティング加工
    したアンモニア消臭性シート状物。
JP8046262A 1996-03-04 1996-03-04 肌に優しいアンモニア消臭性シート状物及びそれを用いた消臭性繊維製品 Pending JPH09241972A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204204A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Daiwabo Holdings Co Ltd 消臭性再生セルロース繊維、その製造方法及び繊維構造物

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