JPH0924196A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

Info

Publication number
JPH0924196A
JPH0924196A JP7173154A JP17315495A JPH0924196A JP H0924196 A JPH0924196 A JP H0924196A JP 7173154 A JP7173154 A JP 7173154A JP 17315495 A JP17315495 A JP 17315495A JP H0924196 A JPH0924196 A JP H0924196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
opening
control means
closing means
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7173154A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kuriyama
清 栗山
Mitsusachi Kiuchi
光幸 木内
Shoichi Matsui
正一 松井
Hisashi Hagiwara
久 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7173154A priority Critical patent/JPH0924196A/ja
Publication of JPH0924196A publication Critical patent/JPH0924196A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 衣類などの被乾燥物の乾燥を行う衣類乾燥機
において、異常内容を区別できる異常報知信号を出力
し、明確で、迅速な修理作業ができるようにするととも
に、安全性を向上する。 【構成】 乾燥用ヒータ7と薬剤供給用ヒータ16への
通電を制御手段19により制御される第1の開閉手段2
4と第2の開閉手段25とで開閉し、第2の開閉手段2
5の両端電圧を検知回路26で検知して薬剤供給用ヒー
タ16、過電流保護ヒューズ29または第2の開閉手段
25の異常を検知する。制御手段19は、第2の開閉手
段25を開閉し、検知回路26から入力の時系列電圧パ
ターンと記憶済みの時系列電圧パターンとを比較判定
し、差異があれば時系列電圧パターン上の該当位置情報
を基に異常内容を区分できる異常報知信号を出力し、オ
ートオフ信号に基づき主電源スイッチ42を遮断して全
回路への通電を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類等の被乾燥物の乾
燥を行う衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、衣類乾燥機は故障など発生時に、
使用者への迅速な修理作業などを目的に、単純な故障検
知機能から高度な機能を備えるに至っている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機は、たとえば、
特開昭61−64293号公報に記載されているよう
に、ヒータへの通電電流検出装置によって、正常と予測
される電流値と異なった状態を異常状態と判定する構成
をとっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、異常内容の区別、たとえばヒータ
回路に通電するリレーのオープン異常またはショート異
常の区別ができず、さらに比較的高価なカレントトラン
スを使用する必要があるという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、異常
内容を区別できる異常報知信号を出力し、明確で、迅速
な修理作業ができるようにするとともに、全回路への通
電を遮断することで安全性を向上することを第1の目的
としている。
【0006】また、上記第1の目的を達成するととも
に、雑音などによる誤判定をほぼゼロ付近まで低減する
ことを第2の目的としている。
【0007】また、上記第1の目的を達成するととも
に、開閉手段が自己消費する電力を低減し、開閉手段の
作動不良などの誤動作をなくすことを第3の目的として
いる。
【0008】また、上記第1の目的を達成するととも
に、第2の開閉手段の接点部分のクリーニング作用と、
第2のヒータの機能チェックを両立させることを第4の
目的としている。
【0009】また、上記第1の目的を達成するととも
に、乾燥運転中は常に一定周期で異常状態を検知し、か
つ報知することによって安全性を向上することを第5の
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、第1のヒータと、第2のヒータと、
前記第1および第2のヒータへの通電を各々開閉する第
1および第2の開閉手段と、前記第1および第2の開閉
手段を制御する制御手段と、前記第2の開閉手段の両端
電圧を検知して第2のヒータ、ヒータ用の過電流保護ヒ
ューズまたは第2の開閉手段の異常を検知する検知手段
と、前記制御手段から出力されるオートオフ信号に基づ
き回路を遮断する主電源スイッチとを備え、前記制御手
段は、第2の開閉手段を開閉し、前記検知手段から入力
の時系列電圧パターンと記憶済みの時系列電圧パターン
との比較判定を行い、差異があれば時系列電圧パターン
上の該当位置情報を基に異常内容を区分できる異常報知
信号を出力し、さらに前記主電源スイッチにて全回路へ
の通電を遮断するようにしたことを第1の課題解決手段
としている。
【0011】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、第2の開閉手段を開
状態または閉状態に設定し、前記各状態の開始部分で予
め規定された所定期間は検知手段からの入力を受付しな
いようにし、前記所定期間経過後は、予め規定された周
期で検知手段からの入力信号を受け付け、予め規定され
た所定回数だけ同一電圧レベルが継続すればその値を入
力値として確定し、この確定値と予め規定された比較情
報との比較判定を行うようにしたことを第2の課題解決
手段としている。
【0012】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、第1のヒータの通電
期間と、第2のヒータの通電期間を互いに分離するよう
にしたことを第3の課題解決手段としている。
【0013】また、第4の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、乾燥運転の初期に第
2の開閉手段をオン、オフするようにしたことを第4の
課題解決手段としている。
【0014】また、第5の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、第2のヒータへの通
電が遮断されている期間中は、第2の開閉手段のショー
ト状態の有無または第2のヒータとこのヒータ用の過電
流保護ヒューズのオープン状態の有無を予め設定された
周期に従って検知し、報知するようにしたことを第5の
課題解決手段としている。
【0015】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
時系列電圧パターン上の差異検知位置情報を基に異常内
容を区分できる異常報知信号を出力できるので、明確
で、迅速な修理作業が可能となり、また、全回路への通
電を遮断することができ、安全性を向上することができ
る。
【0016】また、第2の課題解決手段により、第2の
開閉手段の開または閉状態の開始部分で予め規定された
所定期間は検知手段からの入力を受付せず、所定期間経
過後は、予め規定した周期で検知手段からの入力信号を
受け付け、予め規定した回数だけ同一電圧レベルが継続
すればその値を入力値として確定し、この確定値と予め
規定された比較情報の比較判定を行うことで、雑音など
による誤判定をほぼゼロ付近まで低減することができ
る。
【0017】また、第3の課題解決手段により、制御手
段は、第1のヒータの通電期間と、第2のヒータの通電
期間が互いに分離していることで開閉手段が自己消費す
る電力を低減することができ、この結果、開閉手段の作
動不良などの誤動作をなくすことができる。
【0018】また、第4の課題解決手段により、乾燥運
転の初期に第2の開閉手段をオン、オフさせることで、
第2の開閉手段の接点部分のクリーニング作用と、第2
のヒータの機能チェックを両立させることができる。
【0019】また、第5の課題解決手段により、制御手
段は、第2のヒータへの通電が遮断されている期間中
は、第2の開閉手段のショート状態の有無、第2のヒー
タまたはこのヒータ用の過電流保護ヒューズのオープン
状態の有無を予め設定された周期に従って検知すること
ができるとともに、報知することができ、安全性を向上
することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
【0021】図2に示すように、回転ドラム1は、乾燥
機本体2内の後面で回転自在に軸支され、前面で円環状
のドラム前支持板3の外周フランジ部で摺動支持され、
モータ4とドラムベルト5によって回転駆動される。蓋
体6は、乾燥機本体2の前面に設けた衣類投入口を開閉
自在に覆っている。乾燥用ヒータ(第1のヒータ)7
は、回転ドラム1内に流入する乾燥用空気を加熱する。
【0022】熱交換型ファン8は、回転ドラム1の後部
に回転自在に配設され、モータ4とファンベルト9によ
って回転駆動され、この熱交換型ファン8は乾燥機本体
2内における加熱循環空気の送風機能を有し、かつ乾燥
機本体2内外の熱交換機能を有している。乾燥用ヒータ
7と熱交換型ファン8とで温風供給手段を構成してい
る。ファンケーシング10は、熱交換型ファン8の表裏
両面から排出される空気の流れの循環経路と冷却経路を
形成している。
【0023】フィルター11は回転ドラム1の後面に設
け、糸屑などを除去する。乾燥機本体2の後面は裏板1
2で覆っている。循環ダクト13は、ファンケーシング
10の循環側排気を乾燥用ヒータ7に導く通風路を構成
し、この循環ダクト13の一部に排水口14を形成し、
熱交換型ファン8の熱交換作用によって生じた凝縮水を
排出するようにしている。
【0024】担持体15は、薬剤供給手段を構成するも
ので、パルプ材、発泡合成樹脂、金属焼結体などの多孔
質体に、ヒノキチオール、ハッカ油、塩化ベンザルコニ
ウムなどの抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれ
か1種の性状を有する薬剤を適量担持したものである。
【0025】薬剤供給用ヒータ(第2のヒータ)16
は、この担持体15を加熱して担持された薬剤を気化す
るもので、蓋内面部材17に取り付けている。蓋内面部
材17は、衣類投入口を開閉する蓋体6の内面を構成す
るもので、略中央部に回転ドラム1側に膨出し担持体1
5を装着するためのベース部18を一体に設けている。
担持体15は薬剤供給用ヒータ16の加熱面16aと、
ベース部18の一部からなり、複数の貫通孔18aを備
えたカバー部18bとの隙間で狭持されている。
【0026】つぎに、図1に示すように、制御手段19
は、操作設定手段20により設定された指令に従って出
力し、制御パルス信号を双方向性サイリスタ21のゲー
ト端子に印加し、交流電源22からモータ4に印加され
る電圧を制御し、回転センサ(図示せず)からの信号を
制御手段19に入力してモータ4の回転数をフィードバ
ック制御している。
【0027】乾燥用ヒータ7は、過電流検知のためにカ
レントトランス23を直列に接続し、カレントトランス
23からの電流に対応して発生する電圧を制御手段19
に入力し、その電圧情報を基に制御手段19は第1の開
閉手段24をオン、オフ制御するようにしている。薬剤
供給用ヒータ16は、第2の開閉手段25を直列に接続
し、第2の開閉手段25の両端電圧を検知する検知回路
(検知手段)26を第2の開閉手段25に並列に接続し
ている。また、モータ4、乾燥用ヒータ7および薬剤供
給用ヒータ16にそれぞれ直列に過電流保護ヒューズ2
7、28、29を接続している。
【0028】検知回路26は、抵抗30に直列に接続し
たダイオード31とこのダイオード31に逆並列に接続
したフォトカプラー32の1次側フォトダイオード部分
から構成される1次回路と、フォトカプラー32の2次
側フォトトランジスタとトランジスタ33とをダーリン
トン接続し、ダーリントン接続のコレクタ側に抵抗34
を接続し、エミッター側は抵抗35をグランド間に接続
し、コンデンサ36を抵抗35に並列に接続した2次回
路とから構成している。検知回路26の出力はダーリン
トン接続部のエミッター端子より出力される。
【0029】制御手段19は、検知回路26の出力など
の各種入力信号を受け付ける入力手段37からの情報
と、記憶手段38に蓄えられた情報を基に、演算手段3
9にて比較判定などの各種演算を実行し、その結果の信
号を記憶手段38に一時記憶したり、出力回路40を通
して報知手段41、双方向性サイリスタ21、第1の開
閉手段24、第2の開閉手段25、主電源スイッチ42
の動作を制御する。
【0030】主電源スイッチ42は、制御手段19から
出力されるオートオフ信号に基づき全回路への通電を遮
断するようにしている。直流電源回路43は、主電源ス
イッチ42を介して交流電源22に接続され、制御手段
19などへ直流電力を供給している。
【0031】回転ドラム1内の衣類を乾燥するときは、
主電源スイッチ42をオンした後、操作設定手段20で
設定された制御情報を基に、制御手段19は乾燥運転開
始信号を発生させ、この乾燥運転開始信号を受けてモー
タ4をオンする。同時に薬剤供給用ヒータ16は、乾燥
用ヒータ7がオンする迄の短期間に、薬剤供給用ヒータ
16へ1回通電して薬剤供給用ヒータ系の故障診断をし
た後、乾燥用ヒータ7に通電するようにしている。
【0032】また、蓋体6に担持体15を装着し、回転
ドラム1内の衣類に担持体15に担持した薬剤を付着し
て抗菌処理をするときは、薬剤供給用ヒータ16へ1回
通電して薬剤供給用ヒータ系の故障診断をした後、乾燥
用ヒータ7により回転ドラム1内を予熱し、回転ドラム
1内の温度が所定の温度に達した後、乾燥用ヒータ7を
オフし、その後、薬剤供給ヒータ16をオンするように
している。つまり直流電源回路43の供給を低減するた
めに、図3のタイミングチャートに示すように、各ヒー
タのオン期間は互いに分離している。
【0033】上記構成において、図4および図5を参照
しながら時系列で動作を説明する。主電源スイッチ42
をオンすると、衣類乾燥機は待機状態となる、待機状態
では検知回路26の正常状態での電圧出力はハイレベル
となる。つぎに、操作設定手段20より制御手段19に
対して、薬剤供給用ヒータ16を使用するシーケンスで
運転開始指令がでると、モータ4がオンし、同時に制御
手段19に記憶済みのプログラムに従い、異常状態判定
のシーケンスはステップ100から開始する。
【0034】ステップ101では第2の開閉手段25を
予め規定された所定時間T1だけオンする命令を出し、
ステップ102へ進む、ステップ102では、記憶手段
38にデータ格納領域を確保(OND<N>)し、ステ
ップ103へ進む、ステップ103では、予め記憶手段
38に記憶された比較情報であるオン時の値をローに設
定(ONM←L)し、ステップ104へ進む。ステップ
104では、予め規定された所定時間T2の期間、入力
手段37は検知回路26からの信号(ローまたはハイの
2値)の受付を停止し、ステップ105へ進む。
【0035】ステップ105では所定期間T2の時間経
過のカウント値と所定期間の規定値T2を比較し、カウ
ント値<T2ならステップ104へ戻り、カウント値≧
T2ならステップ106へ進む。ステップ106では、
入力回数(N)のカウント値をリセット(N←1)し、
ステップ107へ進む。ステップ107では、検知回路
26で検知された信号(L又はHの2値)を予め規定済
みの周期で記憶手段38に一時記憶(OND<1>←入
力値)し、ステップ108へ進む。
【0036】ステップ108では、受付けた入力回数値
を比較し、N=1ならステップ110へ進み、N≠1な
らステップ109へ進む。ステップ109では今回入力
信号(OND<1>)と前回入力信号(OND<0>)
を比較し、OND<0>≠OND<1>ならステップ1
06へ戻り、OND<0>=OND<1>ならステップ
110へ進む。ステップ110では入力回数値のカウン
トアップ(N←N+1)し、ステップ111へ進む。
【0037】ステップ111では一時記憶データのシフ
トつまり記憶場所変更(OND<0>←OND<1>)
を行うことで、第2の開閉手段25のオン時の時系列電
圧パターン作成を行い、ステップ112へ進む。ステッ
プ112では入力回数値の上限判定をし、N<9ならス
テップ107へ戻り、N≧9ならステップ113へ進
む。
【0038】ステップ113では予め規定済みの回数だ
け同一電圧レベルが継続したので規定値(ONM)と、
入力値が規定回数継続した結果確定した確定値(OND
<0>)との比較をし、ONM≠OND<0>ならステ
ップ114へ進み、ONM=OND<0>ならステップ
115へ進む。ステップ115では所定期間T1に関す
る経過時間のカウント値と規定値T1の比較をし、カウ
ント値<T1ならステップ116へ進み、カウント値≧
T1なら図5のステップ117へ進む。ステップ116
では入力回数に関するカウント値を変更(N←8)し、
ステップ107へ戻る。
【0039】つぎに、図5のステップ117では、第2
の開閉手段25をオフする命令を出し、ステップ118
へ進む。ステップ118では記憶手段38にデータ格納
領域を確保(OFFD<N>)し、ステップ119へ進
む。ステップ119では予め記憶手段38に記憶した比
較情報であるオフ時の値をハイに設定(OFFM←H)
し、ステップ120へ進む。ステップ120では、予め
規定された所定時間T2の期間に入力手段37は検知回
路26からの信号(ローまたはハイの2値)の受付停止
を実行し、ステップ121へ進む。
【0040】ステップ121では、所定期間T2に関す
る時間経過のカウント値と規定値T2とを比較し、カウ
ント値<T2ならステップ120へ戻り、カウント値≧
T2ならステップ122へ進む。ステップ122では入
力回数(N)のカウント値をリセット(N←1)し、ス
テップ123へ進む。ステップ123では、検知回路2
6で検知された信号(ローまたはハイの2値)を予め規
定した周期で記憶手段38に一時記憶(OFFD<1>
←入力値)し、ステップ124へ進む。
【0041】ステップ124では、受付けた入力回数値
の比較をし、N=1ならステップ126へ進み、N≠1
ならステップ125へ進む。ステップ125では、今回
入力信号(OFFD<1>)と前回入力信号(OFFD
<0>)の比較をし、OFFD<0>≠OFFD<1>
ならステップ122へ戻り、OFFD<0>=OFFD
<1>ならステップ126へ進む。ステップ126では
入力回数(N)のカウントアップ(N←N+1)し、ス
テップ127へ進む。
【0042】ステップ127では一時記憶データのシフ
ト、つまり記憶場所変更(OFFD<0>←OFFD<
1>)を行うことで、第2の開閉手段25のオフ時の時
系列電圧パターン作成を行い、ステップ128へ進む。
ステップ128では、入力回数値の上限判定をし、N<
9ならステップ123へ戻り、N≧9ならステップ12
9へ進む。ステップ129では、予め規定済みの回数だ
け同一電圧レベルが継続したので、規定値(OFFM)
と、入力値が規定回数継続した結果確定した確定値(O
FFD<0>)とを比較し、OFFM≠OFFD<0>
ならステップ131へ進み、OFFM=OFFD<0>
ならステップ131へ進む。
【0043】ステップ131では割り込み、すなわち、
図3に示すように、本異常報知シーケンスは乾燥運転開
始に従って開始するが、乾燥運転終了命令などの別の仕
事の割り込みの発生を監視し、割り込みが発生した場合
はステップ132へ進み、割り込みが発生しない場合は
ステップ123へ戻る。ステップ132では正常報知信
号(ERR1←L、ERR2←L)を出力し、ステップ
133へ進む。
【0044】ステップ130では薬剤供給用ヒータ16
のオープン異常または第2の開閉手段25のショート異
常または過電流保護ヒューズ29断線を示す異常報知信
号、すなわち第1のエラー情報をローに設定(ERR1
←L)し、第2のエラー情報をハイに設定(ERR2←
H)して出力し、ステップ133へ進む。ステップ11
4では第2の開閉手段25のオープン異常を示す異常報
知信号、すなわち第1のエラー情報をハイに設定(ER
R1←H)し、第2のエラー情報をローに設定(ERR
2←L)して出力し、ステップ133へ進む。ステップ
133でメインシーケンスに戻る。
【0045】上記異常報知信号が発生した場合、または
乾燥運転が終了した場合など、予め規定された条件が成
立すれば、制御手段19は、主電源を遮断するためにオ
ートオフ信号を出力し、主電源スイッチ42を遮断す
る。また、上記異常報知シーケンスを実行するたびに第
2の開閉手段25の接点部分のクリーニング作用と、薬
剤供給用ヒータ16の機能チェックが両立されている。
【0046】上記異常検知シーケンスが終了した後、制
御手段19は、内蔵プログラムの指令に従い、乾燥用ヒ
ータ7をオンし、回転ドラム1内の衣類を予熱し、所定
温度(たとえば、40℃)になった時点で乾燥用ヒータ
7をオフし、同時に薬剤供給用ヒータ16をオンし、担
持体15に担持した薬剤を気化し、薬剤を衣類に付着さ
せる。
【0047】なお、乾燥用ヒータ7は、構成の都合上2
個以上に分割される場合があるが、この場合、開閉手段
は3個以上となるが、直流電源回路43の消費電力を低
減するために、同時にオンまたはオフする個数は2個以
下となるように構成されることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1のヒータ
と、第2のヒータと、前記第1および第2のヒータへの
通電を各々開閉する第1および第2の開閉手段と、前記
第1および第2の開閉手段を制御する制御手段と、前記
第2の開閉手段の両端電圧を検知して第2のヒータ、ヒ
ータ用の過電流保護ヒューズまたは第2の開閉手段の異
常を検知する検知手段と、前記制御手段から出力される
オートオフ信号に基づき回路を遮断する主電源スイッチ
とを備え、前記制御手段は、第2の開閉手段を開閉し、
前記検知手段から入力の時系列電圧パターンと記憶済み
の時系列電圧パターンとの比較判定を行い、差異があれ
ば時系列電圧パターン上の該当位置情報を基に異常内容
を区分できる異常報知信号を出力し、さらに前記主電源
スイッチを遮断して全回路への通電を遮断するようにし
たから、時系列電圧パターン上の差異検知位置情報を基
に異常内容を区分できる異常報知信号を出力できるの
で、明確で、迅速な修理作業が可能となり、また、全回
路への通電を遮断することができ、安全性を向上するこ
とができる。
【0049】また、制御手段は、第2の開閉手段を開状
態または閉状態に設定し、前記各状態の開始部分で予め
規定された所定期間は検知手段からの入力を受付しない
ようにし、前記所定期間経過後は、予め規定された周期
で検知手段からの入力信号を受け付け、予め規定された
所定回数だけ同一電圧レベルが継続すればその値を入力
値として確定し、この確定値と予め規定された比較情報
との比較判定を行うようにしたから、雑音などによる誤
判定をほぼゼロ付近まで低減することができる。
【0050】また、制御手段は、第1のヒータの通電期
間と、第2のヒータの通電期間を互いに分離するように
したから、開閉手段が自己消費する電力を低減すること
ができ、この結果、開閉手段の作動不良などの誤動作を
なくすことができる。
【0051】また、制御手段は、乾燥運転の初期に第2
の開閉手段をオン、オフするようにしたから、第2の開
閉手段の接点部分のクリーニング作用と、第2のヒータ
の機能チェックを両立させることができる。
【0052】また、制御手段は、第2のヒータへの通電
が遮断されている期間中は、第2の開閉手段のショート
状態の有無または第2のヒータとこのヒータ用の過電流
保護ヒューズのオープン状態の有無を予め設定された周
期に従って検知し、報知するようにしたから、第2の開
閉手段のショート状態の有無、第2のヒータまたはこの
ヒータ用の過電流保護ヒューズのオープン状態の有無を
予め設定された周期に従って検知することができるとと
もに、報知することができ、安全性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機の回路図
【図2】同衣類乾燥機の断面図
【図3】同衣類乾燥機の要部動作タイミングチャート
【図4】同衣類乾燥機の第2の開閉手段オン時の異常状
態判定のプロセスを示すフローチャート
【図5】同衣類乾燥機の第2の開閉手段オフ時の異常状
態判定のプロセスを示すフローチャート
【符号の説明】
7 乾燥用ヒータ(第1のヒータ) 16 薬剤供給用ヒータ(第2のヒータ) 19 制御手段 24 第1の開閉手段 25 第2の開閉手段 26 検知回路(検知手段) 29 過電流保護ヒューズ 42 主電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のヒータと、第2のヒータと、前記
    第1および第2のヒータへの通電を各々開閉する第1お
    よび第2の開閉手段と、前記第1および第2の開閉手段
    を制御する制御手段と、前記第2の開閉手段の両端電圧
    を検知して第2のヒータ、ヒータ用の過電流保護ヒュー
    ズまたは第2の開閉手段の異常を検知する検知手段と、
    前記制御手段から出力されるオートオフ信号に基づき回
    路を遮断する主電源スイッチとを備え、前記制御手段
    は、第2の開閉手段を開閉し、前記検知手段から入力の
    時系列電圧パターンと記憶済みの時系列電圧パターンと
    の比較判定を行い、差異があれば時系列電圧パターン上
    の該当位置情報を基に異常内容を区分できる異常報知信
    号を出力し、さらに前記主電源スイッチにて全回路への
    通電を遮断するようにした衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、第2の開閉手段を開状態ま
    たは閉状態に設定し、前記各状態の開始部分で予め規定
    された所定期間は検知手段からの入力を受付しないよう
    にし、前記所定期間経過後は、予め規定された周期で検
    知手段からの入力信号を受け付け、予め規定された所定
    回数だけ同一電圧レベルが継続すればその値を入力値と
    して確定し、この確定値と予め規定された比較情報との
    比較判定を行うようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、第1のヒータの通電期間
    と、第2のヒータの通電期間を互いに分離するようにし
    た請求項1記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、乾燥運転の初期に第2の開
    閉手段をオン、オフするようにした請求項1記載の衣類
    乾燥機。
  5. 【請求項5】 制御手段は、第2のヒータへの通電が遮
    断されている期間中は、第2の開閉手段のショート状態
    の有無または第2のヒータとこのヒータ用の過電流保護
    ヒューズのオープン状態の有無を予め設定された周期に
    従って検知し、報知するようにした請求項1記載の衣類
    乾燥機。
JP7173154A 1995-07-10 1995-07-10 衣類乾燥機 Pending JPH0924196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7173154A JPH0924196A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7173154A JPH0924196A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 衣類乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0924196A true JPH0924196A (ja) 1997-01-28

Family

ID=15955111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7173154A Pending JPH0924196A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 衣類乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0924196A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002061192A1 (en) 2001-01-29 2002-08-08 Mitsui Chemicals, Inc. Non-woven fabrics of wind-shrink fiber and laminates thereof
KR101542497B1 (ko) * 2009-02-19 2015-08-06 엘지전자 주식회사 건조기의 과전압 차단 장치 및 방법
CN111850953A (zh) * 2019-04-18 2020-10-30 青岛海尔洗衣机有限公司 用于衣物处理设备的故障信息采集控制方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002061192A1 (en) 2001-01-29 2002-08-08 Mitsui Chemicals, Inc. Non-woven fabrics of wind-shrink fiber and laminates thereof
KR101542497B1 (ko) * 2009-02-19 2015-08-06 엘지전자 주식회사 건조기의 과전압 차단 장치 및 방법
CN111850953A (zh) * 2019-04-18 2020-10-30 青岛海尔洗衣机有限公司 用于衣物处理设备的故障信息采集控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060086000A1 (en) Dryer and method for controlling the same
EP1686211B1 (en) Drier and method of controlling the same
US20080148597A1 (en) Dryer with clogging detecting function
EP0312072B1 (en) Safety device for laundry drier
JPH0924196A (ja) 衣類乾燥機
JPH0924197A (ja) 衣類乾燥機
KR0147928B1 (ko) 의류 건조기
JPS60216132A (ja) 電気こたつ
KR100407046B1 (ko) 의류건조기의 안전회로
JPH119899A (ja) 衣類乾燥機
JP3109308B2 (ja) 衣類乾燥機
KR960001660Y1 (ko) 세탁기의 가열급수장치
KR920010400B1 (ko) 건조겸용 세탁기 제어 장치
JP3185487B2 (ja) 衣類乾燥機
KR0126525Y1 (ko) 세탁기의 안전장치
JP2002273088A (ja) 洗濯乾燥機
JP3374468B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2902906B2 (ja) 衣類乾燥機
CN109428317B (zh) 一种干衣机过热保护系统及方法
JP3185440B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3254842B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3717604B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3109302B2 (ja) 衣類乾燥機
KR100507034B1 (ko) 건조기의 가스안전차단장치 및 방법
GB1605034A (en) Tumbler dryers

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050328

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051018