JPH09240972A - 自動車用エレベータのかご - Google Patents

自動車用エレベータのかご

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JPH09240972A
JPH09240972A JP8049134A JP4913496A JPH09240972A JP H09240972 A JPH09240972 A JP H09240972A JP 8049134 A JP8049134 A JP 8049134A JP 4913496 A JP4913496 A JP 4913496A JP H09240972 A JPH09240972 A JP H09240972A
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JP
Japan
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car
automobile
elevator
floor
claw
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JP8049134A
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English (en)
Inventor
Shigeru Takaishi
茂 高石
Shigeo Nakagaki
薫雄 中垣
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車の大きさの如何にかかわらず、容易に対
応することのできる自動車用エレベータのかごを得る。 【解決手段】車止め4Aの車止め板4aの端部の内側に
対して、爪6Aを収納する。この爪6Aの更に内側に
は、仕切り板4bを車止め板4aに固定し、この仕切り
板4bに対して、一対の案内棒7Aを平行に設ける。こ
の案内棒7Aの先端には、爪6Aの基端の折り曲げ部6
aに貫挿する。この折り曲げ部6aと仕切り板4bとの
間に圧縮コイルばね8Aを挿入し、爪6Aの折り曲げ部
6aの外面側の両側は、車止め板4aの端部内側に溶接
したボス4cで受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用エレベー
タのかごに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の自動車用エレベータのか
ごの一例を示す概略斜視図である。図7において、自動
車用エレベータのかご1は、繁華街のパーキングビル
や、デパートなどの屋上の駐車場へ自動車を搬送するた
めに設置され、地価の高騰に伴い、今後もますます増え
る傾向にある。
【0003】この自動車用エレベータのかごでは、通常
の乗用エレベータと基本構造は同一であるが、図7に示
すように、かご枠2に組み込まれるかご室3Bが、開口
幅に比べて奥行きが約2倍程度深いことと、後述する本
発明の特徴となる車止めがかご床3Aの上面に設けられ
ている点などが大きく異っている。
【0004】図7において、かご枠2の両側には、形鋼
で製作された一対の縦梁2aが立設され、これらの縦梁
2aの上端には、上梁2bが横設されている。この上梁
2bの中央部の上下には、主索の下端の固定棒2dが縦
貫する固定板が溶接されている。
【0005】かご枠2の下端の下梁2cには、かご床3
Aが搭載され、このかご床3Aの上部にかご室3Bが搭
載されている。このかご室3Bには、乗込側となる右端
と降車側となる左端に対して、かご戸3aが立設され、
このかご戸3aの後部両側とその後部に側板3bが立設
され、更に上部には、天井板3cが固定されている。こ
の天井板には、照明がない場合が多い。
【0006】図8は、かご室の内部に乗用車16が乗り込
んだ状態を側面から見た説明図である。図8において、
かご床3Aの上面には、前述した車止め14が前後に固定
されている。
【0007】この車止め14は、図8の部分拡大詳細図を
示す図9に示すように、軟鋼板を約90°に折り曲げた車
止め板14aと、この車止め板14aの下端の内側に両側が
溶接された底板14bで構成され、かご床3Aの下側から
挿入されたボルト25を底板14bの中央上面に溶接された
溶接ナットに螺合させることで、かご床3Aに固定され
ている。また、図8に示した前後の車止め14の間隔は、
このエレベータを利用する顧客の自動車6の最大寸法に
も適用できる位置に固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された自動車用エレベータのかごにおいては、近年
の自動車の高級化に伴う大形化によって、既存のかごの
車止めの間隔では対応できなくなる場合が生じている。
【0009】しかし、既設の自動車用エレベータの車止
めの位置を変えるためには、かご床3Aの下側から上向
きの作業となるので、作業性が悪いだけでなく、昇降路
のピットには、かごを支持する架台を組み立てなければ
ならない。
【0010】すると、この間、このエレベータは運転で
きなくなるので、極めて短時間に作業を終えることが要
求される。そこで、本発明の目的は、自動車の大きさの
如何にかかわらず、容易に対応することのできる自動車
用エレベータのかごを得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
自動車用エレベータのかごは、かご床の乗り入れ方向と
直交方向に載置される一対の車止め板と、この車止め板
の両端に進退自在に収納される爪と、かご床の両側に連
続して設けられ爪が嵌合するストッパとを備えたことを
特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明の自動車用エ
レベータのかごは、かご床の両側の幅木にストッパを設
けたことを特徴とする。
【0013】また、請求項3に記載の発明の自動車用エ
レベータのかごは、爪をストッパに押圧するコイルばね
を車止め板に収納したことを特徴とする。
【0014】また、請求項4に記載の発明の自動車用エ
レベータのかごは、かご床の乗り入れ方向と直交方向に
載置される一対の車止め板と、この車止め板に収納され
かご床に形成された凹部に嵌合する爪を備えたことを特
徴とする。
【0015】また、請求項5に記載の発明の自動車用エ
レベータのかごは、爪を凹部に押圧するコイルばねを車
止め板に収納したことを特徴とする。
【0016】また、請求項6に記載の発明の自動車用エ
レベータのかごは、かご床の乗り入れ方向と直交方向に
載置される一対の車止め板と、この車止め板の両端に収
納された爪を進退させる駆動機構と、かご床の両側に連
続して設けられ爪が嵌合するストッパと、かご床の両側
の側板に取り付けられかご床に進入する自動車の位置と
外郭を検出する検出器と、この検出器から入力された検
出信号により駆動機構を駆動する駆動部とを備えたこと
を特徴とする。
【0017】また、請求項7に記載の発明の自動車用エ
レベータのかごは、車止め板を乗り入れ方向に移動させ
る駆動部を車止め板に収納したことを特徴とする。
【0018】また、請求項8に記載の発明の自動車用エ
レベータのかごは、検出器から入力された信号が入力さ
れる画像処理装置と、この画像処理装置から入力された
自動車の画像から駆動部に駆動信号を出力するCPUを
備えたことを特徴とする。
【0019】さらに、請求項9に記載の発明の自動車用
エレベータのかごは、自動車の外郭情報があらかじめ入
力され記憶する記憶装置と、この記憶装置に記憶された
外郭情報と検出器から入力された検出信号とを比較し
て、駆動機構に駆動信号を出力する演算手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0020】このような手段によって、請求項1乃至請
求項3に記載の発明においては、ストッパに嵌合する爪
の位置を乗り入れ方向に移動させることで、長さの異る
自動車に対応する。
【0021】また、請求項4及び請求項5に記載の発明
においては、凹部に嵌合する爪の位置を乗り入れ方向に
移動させることで、長さの異る自動車に対応する。
【0022】さらに、請求項5乃至請求項9に記載の発
明においては、自動車の位置と外形を検出する検出器か
ら入力された信号により、爪と移動機構を駆動して、長
さの異る自動車に対応する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車用エレベー
タのかごの一実施形態を図面を参照して説明する。図1
は、本発明の自動車用エレベータのかごの一実施形態を
示す図で、従来の技術で示した図7に対応し、主にかご
室の内部のみを示している。
【0024】図1において、側板3bの下端に横設され
た幅木5には、図1のA部拡大横断面図を示す図2
(a)に示すように、台形状のストッパ7が連続して取
り付けられている。
【0025】すなわち、幅木5には、出入口側と中央部
を除いて、上下方向に長い図示しない角穴が連続的に形
成され、これらの角穴には、図2(a)及びこの図2
(a)の部分斜視図を示す図2(b)のように製作され
たストッパ5aが幅木5の裏面側から挿入され、幅木5
の裏面に溶植されたスタッド27を介して、ストッパ5a
の幅木5に対する直角面がかご床3Aの中間部となる向
きに固定されている。また、かご床3Aには、以下説明
する一対の車止め4Aが対称的に設置されている。
【0026】すなわち、この車止め4Aは、従来の技術
で示した図8に示す車止め14と同様に、約90°に折り曲
げられた車止め板4aの両側に対して、爪6Aが詳細を
図3の拡大詳細図に示すように収納されている。車止め
板4aの両端には、図2に示すように、六角ボルト25A
が上方から螺合されている。
【0027】図3において、車止め板4aの端部には、
両側の下端内側に対して、ボス4cが溶接されている。
前述した爪6Aは、基端の折り曲げ部6aがボス4cの
内側となるように挿入されている。この折り曲げ部6a
には、一対の案内穴6bが対称的に形成されている。折
り曲げ部6aの水平部の中央には、図2で示した六角ボ
ルト25Aと対応する位置に対して、カラー6cが溶接さ
れている。
【0028】爪6Aの更に内側には、仕切り板4bが溶
接され、この仕切り板4bにも、前述した爪6Aの折り
曲げ部6aに形成された案内穴6bと対応する位置に対
して、案内棒挿入穴が形成されている。
【0029】これらの案内棒挿入穴には、案内棒7Aが
それぞれ挿入され、この案内棒7Aの先端は、前述した
案内穴6bを貫通している。この案内棒7Aの頭部は、
仕切り板4bに溶接されている。
【0030】この仕切り板4bと折り曲げ部6bの対向
面には、内部を案内棒7Aが貫通するばね受け9がそれ
ぞれ添設され、これらのばね受け9の間には、圧縮コイ
ルばね8Aが所定の圧力で圧縮された状態で案内棒7A
に遊嵌されている。この結果、爪6Aは、圧縮コイルば
ね8Aの復帰力によって、両端がボス4cの内面側に押
圧されている。
【0031】一方、左右の側板3bの下端には、二組の
光電検出器12が図1に示すように取り付けられ、出入口
3dの上下にも、それぞれ光電検出器12が取り付けられ
ている。さらに、側板3bの上端には、ITVカメラ13
が下向きに対称的に取り付けられ、出入口3dにもIT
Vカメラ13が取り付けられている。
【0032】このように構成された自動車用エレベータ
のかごにおいては、かご床3Aの床面に載置された車止
め4Aは、両側に収納された一対の圧縮コイルばね8A
の復帰力によって、外側方向に突き出た爪6Aの先端
を、図2に示すように幅木5から内側に突き出たストッ
パ5aの間に嵌合させることで、図2において矢印B方
向への移動を防ぐことができる。
【0033】したがって、図2において、車止め4Aの
矢印B方向を出入口側とすることで、かご床の一対の車
止め4Aの間に搭載した自動車の移動を防ぐことができ
る。また、自動車の車種の違いで、前後のタイヤの間隔
が狭くなる場合には、車止め4Aを図2において右方向
に移動することで、爪6Aをストッパ5aと圧縮コイル
ばね8Aの圧縮によって後退させて、移動させることが
できる。
【0034】さらに、一対の車止め4Aの間隔を所定の
間隔に設置した後、図2で示す六角ボルト25Aを締め付
けることで、この六角ボルト25Aの先端を図3で示した
カラー6cに嵌合させて、車止め4Aの相互の間隔及び
かご床に対する固定を強固にすることもできる。
【0035】また、大形の自動車に対応する場合には、
図1の左側の車止め4Aはかご床の中央部に移動させ、
右側の車止め4Aは左側に移動させて、ストッパ5aが
取り付けられていない幅木5の間の位置において、車止
め4Aの片端を出入口方向に移動させた後、車止め4A
を片側の幅木側に押し付けることで、取り外す。
【0036】取付は、かご床3Aの前後端が上記取り外
し方法の逆の方法で行う。なお図1で示した光電検出器
12及びITVカメラ13については、図5及び図6の第3
の実施形態に示したストッパとともに取り付けられてお
り、後述する。
【0037】次に、図4は、本発明の自動車用エレベー
タのかごの第2の実施形態を示す部分詳細図で、図2,
図3の前面図に対応する図である。図4において、図
1,図2及び図3と異るところは、車止めを固定するた
めの爪の位置と方向である。
【0038】すなわち、図4で示した車止め4Bでは、
車止め板4aの両端の内部に対して、中間板4dを水平
に溶接し、この中間板4dの中央部に対して、案内棒7
Bの上端が下側から貫通している。
【0039】この案内棒7Bは、車止め4aの下端に溶
接された底板4eの中央上面に下端が載置されている。
中間板4dの下面と案内棒7Bの下端上面には、ばね受
け9が挿入され、これらのばね受け9の間には、圧縮コ
イルばね8Bが僅かに圧縮された状態で挿入されてい
る。
【0040】案内棒7Bの下端面には、三角形の爪6B
の上端が溶接され、この爪6Bは、底板4eに形成され
た図示しない案内穴から下方に突き出ている。また、か
ご床3Aには、鋸状の溝10が連続して2列に形成されて
いる。
【0041】このように車止めが構成された自動車用エ
レベータのかごにおいては、図4に示す車止め4Bの右
側を出入口側にして対称的に設置することで、一対の車
止めの間の自動車の前後動を防ぐことができる。
【0042】また、大形の自動車用として間隔を広げる
場合には、図1,図2,図3で示した車止め4Aと同様
に、かご床の中央部に移動し、片端を出入口側に移動さ
せることによって傾斜させて取り外し、出入口側から組
み込む。
【0043】なお、この場合には、幅木5に対する図2
で示したストッパ5aの取り付けは不要となるが、図2
及び図3で示した爪6Aは、圧縮コイルばね8Aなどと
もに設けてもよい。この場合には、圧縮コイルばね8A
と爪6Aによって、左右の幅木5の中央部に対する車止
め4Bの位置決めが容易となる利点がある。
【0044】次に図5は、本発明の自動車用エレベータ
のかごの第3の実施形態を示す図で、かご床3Aの上面
を出入口側から見た図を示す。おな、図5は、紙面の制
約上、かご床の間口方向の左半分のみを示し、右側も連
続して対称形となっている。すなわち、かご床3Aの上
面に載置された車止め板4aの中間部の両側には、一対
の仕切り板15が縦に溶接されている。
【0045】これらの仕切り板15には、サーボモータ16
A,16Bが横に貫設されている。このうち、中央側
(注;図5では右端)のサーボモータ16Bに左端が連結
された駆動軸19の右側には、ローラ20が挿入され、この
ローラ20の右側の駆動軸20の右端は、車止め板4aに溶
接された図示しない仕切り板に対して、図示しない軸受
を介して支持されている。
【0046】左側のサーボモータ16Aの左側に連結され
たボールねじ17の左側には、ナット部18が螺合され、こ
のナット部18の下部には、腕18aの右端が貫通し、ナッ
ト部18に固定されている。ナット部18の紙面直交方向の
両側には、ナット部18を案内する図示しない案内部が、
紙面と平行方向に設けられ、車止め板4aに固定されて
いる。
【0047】腕18aの先端には、爪6Aが固定され、こ
の爪6Aの先端には、図1及び図2で示した、幅木5に
固定されたストッパ7の間に対して、図2で示した車止
めと同様に突き出ている。
【0048】次に、このように構成された車止め4Cが
組み込まれた自動車用エレベータのかごの作用を図5で
示したブロック図とともに説明する。なお、前述したよ
うに、側板と出入口には、図1で示した光電検出器12及
びITVカメラ13が取り付けられており、これらの光電
検出器12及びITVカメラ13の出力信号線は、図示しな
いエレベータの制御盤に隣設された画像処理装置に接続
されている。
【0049】かごの両側の側板13の下部に設けられた光
電検出器12は、片側が発光部、他側が受光部となってい
て、常に光軸がかご室内を横切っている。自動車がかご
室に進入すると、この光軸を遮ることで、自動車6の位
置が光学的に検出される。
【0050】ITVカメラ13は、かご室に進入する自動
車の映像をとらえ、この信号が入力された画像処理装置
で、自動車の外形が認識される。また、かご室に進入す
る自動車の固有情報を、バーコード等により持たせ、こ
れを図示しないバーコードリーダで読み取り、予め自動
車の外形情報を記憶した装置から個々の自動車の形状等
の情報を得て、かご室に進入する自動車を認識するよう
にしてもよい。これらのデータはCPUで処理され、サ
ーボモータ16A,16Bへ出力される。
【0051】次に、車止め4Cの仕切り板15に固定され
たサーボモータ16Bを駆動する。CPUの指令によりサ
ーボモータ16Bが駆動され、その回転軸に連結された駆
動軸19が回転し、この駆動軸19に取り付けられたローラ
20が回転して、車止め4Cをかごの出入口方向へ移動さ
せる。
【0052】このとき、ローラ20の回転角の制御は、サ
ーボモータ16Bに入力されるCPUの指令により制御さ
れる。次に、サーボモータ16Bを駆動させると、その回
転軸に連結されたボールねじ17が回転し、その先端のナ
ット部18を介してして、このナット部に基端が固定され
た駆動棒18aの先端の爪6Aを左右の幅木5のストッパ
5aの間に駆動する。
【0053】すなわち、図6に示す流れ図において、ス
テップ11Aでは、光電検出器12とITVカメラ13で自動
車の位置と外形を検出し、この信号を次のステップ11B
の画像処理で画像化する。次のステップ11Cでは、画像
処理装置から出力された画像から、車止めの位置が調整
され、次のステップ11Dで爪6Bが駆動されて、車止め
が固定される。
【0054】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
かご床の乗り入れ方向と直交方向に載置される一対の車
止め板と、この車止め板の両端に進退自在に収納される
爪と、かご床の両側に連続して設けられ爪が嵌合するス
トッパとを備えることで、ストッパに嵌合する爪の位置
を乗り入れ方向に移動させて、長さの異る自動車に対応
したので、自動車の大きさの如何にかかわらず、容易に
対応することのできる自動車用エレベータのかごを得る
ことができる。
【0055】また、請求項2に記載の発明によれば、か
ご床の両側の幅木にストッパを設けることで、ストッパ
に嵌合する爪の位置を乗り入れ方向に移動させて、長さ
の異る自動車に対応したので、自動車の大きさの如何に
かかわらず、容易に対応することのできる自動車用エレ
ベータのかごを得ることができる。
【0056】また、請求項3に記載の発明によれば、爪
をストッパに押圧するコイルばねを車止め板に収納する
ことで、ストッパに嵌合する爪の位置を乗り入れ方向に
移動させて、長さの異る自動車に対応したので、自動車
の大きさの如何にかかわらず、容易に対応することので
きる自動車用エレベータのかごを得ることができる。
【0057】また、請求項4に記載の発明によれば、か
ご床の乗り入れ方向と直交方向に載置される一対の車止
め板と、この車止め板に収納されかご床に形成された凹
部に嵌合する爪を備えることで、凹部に嵌合する爪の位
置を乗り入れ方向に移動させて、長さの異る自動車に対
応したので、自動車の大きさの如何にかかわらず、容易
に対応することのできる自動車用エレベータのかごを得
ることができる。
【0058】また、請求項5に記載の発明によれば、爪
を凹部に押圧するコイルばねを車止め板に収納すること
で、凹部に嵌合する爪の位置を乗り入れ方向に移動させ
て、長さの異る自動車に対応したので、自動車の大きさ
の如何にかかわらず、容易に対応することのできる自動
車用エレベータのかごを得ることができる。
【0059】また、請求項6に記載の発明によれば、か
ご床の乗り入れ方向と直交方向に載置される一対の車止
め板と、この車止め板の両端に収納された爪を進退させ
る駆動機構と、かご床の両側に連続して設けられ爪が嵌
合するストッパと、かご床の両側の側板に取り付けられ
かご床に進入する自動車の位置と外郭を検出する検出器
と、この検出器から入力された検出信号により駆動機構
を駆動する駆動部とを備えることで、自動車の位置と外
形を検出する検出器から入力された信号により、爪と移
動機構を駆動して、長さの異る自動車に対応したので、
自動車の大きさの如何にかかわらず、容易に対応するこ
とのできる自動車用エレベータのかごを得ることができ
る。
【0060】また、請求項7に記載の発明によれば、車
止め板を乗り入れ方向に移動させる駆動部を車止め板に
収納することで、自動車の位置と外形を検出する検出器
から入力された信号により、爪と移動機構を駆動して、
長さの異る自動車に対応したので、自動車の大きさの如
何にかかわらず、容易に対応することのできる自動車用
エレベータのかごを得ることができる。
【0061】また、請求項8に記載の発明によれば、検
出器から入力された信号が入力される画像処理装置と、
この画像処理装置から入力された自動車の画像から駆動
部に駆動信号を出力するCPUを備えることで、自動車
の位置と外形を検出する検出器から入力された信号によ
り、爪と移動機構を駆動して、長さの異る自動車に対応
したので、自動車の大きさの如何にかかわらず、容易に
対応することのできる自動車用エレベータのかごを得る
ことができる。
【0062】さらに、請求項9に記載の発明によれば、
自動車の外郭情報があらかじめ入力され記憶する記憶装
置と、この記憶装置に記憶された外郭情報と検出器から
入力された検出信号とを比較して、駆動機構に駆動信号
を出力する演算手段を設けることで、自動車の位置と外
形を検出する検出器から入力された信号により、爪と移
動機構を駆動して、長さの異る自動車に対応したので、
自動車の大きさの如何にかかわらず、容易に対応するこ
とのできる自動車用エレベータのかごを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用エレベータのかごの第1の実
施形態を示す斜視図。
【図2】図1のA部を示す部分拡大平面図。
【図3】図1及び図2の部分拡大横断面図。
【図4】本発明の自動車用エレベータのかごの第2の実
施形態を示す部分拡大図。
【図5】本発明の自動車用エレベータのかごの第3の実
施形態を示す部分拡大縦断面図。
【図6】本発明の自動車用エレベータのかごの第3の実
施形態の作用を示す流れ図。
【図7】従来の自動車用エレベータのかごの一例を示す
斜視図。
【図8】従来の自動車用エレベータのかごの一例を示す
部分拡大側面図。
【図9】従来の自動車用エレベータのかごの一例を示す
部分拡大詳細図。
【符号の説明】
1…かご、2…縦枠、3A…かご床、3B…かご室、3
a…乗場戸、3b…側板、4A,4B,4C…車止め、
4a…車止め板、4b…仕切り板、4c…ボス、5…幅
木、5a…ストッパ、6A,6B…爪、6a…折り曲げ
部、7A,7B…案内棒、8A,8B…圧縮コイルば
ね、9…ばね受け、10…溝、12…光電検出器、13…IT
Vカメラ、15…仕切り、16A,16B…サーボモータ、17
…ボールねじ、18…ナット部、18a…腕、19…駆動軸、
20…ローラ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご床の乗り入れ方向と直交方向に載置
    される一対の車止め板と、この車止め板の両端に進退自
    在に収納される爪と、前記かご床の両側に連続して設け
    られ前記爪が嵌合するストッパとを備えた自動車用エレ
    ベータのかご。
  2. 【請求項2】 前記かご床の両側の幅木に前記ストッパ
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用エ
    レベータのかご。
  3. 【請求項3】 前記爪を前記ストッパに押圧するコイル
    ばねを前記車止め板に収納したことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の自動車用エレベータのかご。
  4. 【請求項4】 かご床の乗り入れ方向と直交方向に載置
    される一対の車止め板と、この車止め板に収納され前記
    かご床に形成された凹部に嵌合する爪を備えた自動車用
    エレベータのかご。
  5. 【請求項5】 前記爪を前記凹部に押圧するコイルばね
    を前記車止め板に収納したことを特徴とする請求項4に
    記載の自動車用エレベータのかご。
  6. 【請求項6】 かご床の乗り入れ方向と直交方向に載置
    される一対の車止め板と、この車止め板の両端に収納さ
    れた爪を進退させる駆動機構と、前記かご床の両側に連
    続して設けられ前記爪が嵌合するストッパと、前記かご
    床の両側の側板に取り付けられ前記かご床に進入する自
    動車の位置と外郭を検出する検出器と、この検出器から
    入力された検出信号により前記駆動機構を駆動する駆動
    部とを備えた自動車用エレベータのかご。
  7. 【請求項7】 前記車止め板を前記乗り入れ方向に移動
    させる駆動部を前記車止め板に収納したことを特徴とす
    る請求項6に記載の自動車用エレベータのかご。
  8. 【請求項8】 前記検出器から入力された信号が入力さ
    れる画像処理装置と、この画像処理装置から入力された
    前記自動車の画像から前記駆動部に駆動信号を出力する
    CPUを備えたことを特徴とする請求項6又は請求項7
    に記載の自動車用エレベータのかご。
  9. 【請求項9】 前記自動車の外郭情報があらかじめ入力
    され記憶する記憶装置と、この記憶装置に記憶された前
    記外郭情報と前記検出器から入力された検出信号とを比
    較して、前記駆動機構に駆動信号を出力する演算手段を
    設けたことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の
    自動車用エレベータのかご。
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