JPH0923971A - 調理釜 - Google Patents

調理釜

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Publication number
JPH0923971A
JPH0923971A JP17501895A JP17501895A JPH0923971A JP H0923971 A JPH0923971 A JP H0923971A JP 17501895 A JP17501895 A JP 17501895A JP 17501895 A JP17501895 A JP 17501895A JP H0923971 A JPH0923971 A JP H0923971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control box
pot
combustion chamber
cooking pot
opened
Prior art date
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Pending
Application number
JP17501895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kiriyama
券二 桐山
Hideo Nakamura
英夫 中村
Haruhisa Ueda
治久 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIRIYAMA KOGYO KK
Original Assignee
KIRIYAMA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by KIRIYAMA KOGYO KK filed Critical KIRIYAMA KOGYO KK
Priority to JP17501895A priority Critical patent/JPH0923971A/ja
Publication of JPH0923971A publication Critical patent/JPH0923971A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理釜のコントロールボックスに収納されて
いる点火・消火・火力調節用器具が結露によって故障す
るのを防止する。 【構成】 調理釜21の釜本体26は内釜27と外釜2
8とにより構成されており、外釜28の底部は円形状に
開設されてその開設部下方に円筒状の燃焼室46が配設
されている。該燃焼室46の下方にはブラケット61を
介してコントロールボックス47が配設され、該コント
ロールボックス47内にコック48、圧力調節ガバナ5
1,52、スパーク発生器55、乾電池56等の点火・
消火・火力調節用器具が収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は調理釜に関するも
のであり、特に、給食等の業務用調理に使用される調理
釜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種調理釜について、図3に従っ
て説明する。同図に於いて、1は釜本体であり、該釜本
体1は内釜2と外釜3とにより構成され、外釜3の左右
に水平回転軸4,5が固定されている。また、該水平回
転軸4,5は左右の架台6,7に枢着されて中心軸回り
に回動自在に形成されるとともに、右水平回転軸5はギ
ヤ機構にてハンドル8に連結している。そして、該ハン
ドル8を回動すると釜本体1が前後に傾転するように形
成されている。
【0003】而して、外釜3底部は円形状に開設される
とともに、その開設部に円筒状の燃焼室9が垂設され、
該燃焼室9内にバーナー10が配設されている。また、
該燃焼室9の左側近傍にはコントロールボックス11が
設けられており、該コントロールボックス11には前記
バーナー10を点火又は消火したり、火力調節したりす
るコック、スパーク発生器、圧力調節ガバナ等が収納さ
れている。
【0004】尚、前記左架台6方向から導入されたガス
管12は、自在ジョイント13を介して前記左水平回転
軸4の内部を通過した後、該左水平回転軸4下側部から
垂下されて前記コントロールボックス11に接続してい
る。そして、該コントロールボックス11内の圧力調節
ガバナ等を介して前記バーナー10へ配管されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】此種調理釜が使用され
る調理室は、その性質上極めて湿気が高い。加えて、此
種調理釜はハンドル操作で前後に傾転して釜内の煮炊物
を排出できるように形成されており、かかる煮炊物排出
後は該調理釜の周囲に濃厚な湯気が立ち込めることにな
る。
【0006】而して、従来の此種調理釜には燃焼室の横
方向に一定間隔隔ててコントロールボックスが配設され
ているが、このコントロールボックス内は前述した湿気
や湯気によって結露を生じ易い環境にさらされている。
しかも、該コントロールボックス内には自動点火や立消
対策用の電気系統が収納されており、これらは結露の影
響を受け易いにも拘わらず、従来充分な結露対策が講じ
られて来なかった。そのため電気系統がショートした
り、器具が腐食して動作不良に陥る等の故障が多発して
いる。
【0007】そこで、コントロールボックス内に結露を
生じないようにして該コントロールボックス内の諸器具
の故障を防止するために解決すべき技術的課題が生じて
くるのであり、本発明は該課題を解決することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、内釜と外釜とにより
釜本体を形成し、且つ、外釜底部を開設してその開設部
下方に燃焼室を配設するとともに、コントロールボック
スに点火及び消火並びに火力調節用器具を収納した調理
釜に於いて、前記コントロールボックスを燃焼室の下方
に配設した調理釜を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
及び図2に従って詳述する。図1に於いて符号21は調
理釜を示し、該調理釜21の左右には架台22,23が
立設されており、該架台22,23の上部には夫々水平
回転軸24,25が対向して設けられ、該水平回転軸2
4,25に釜本体26の左右側部が固定されている。該
釜本体26は内釜27と外釜28との二重構造になって
おり、外釜28の上縁は内釜27の釜口近傍の外周に沿
って密嵌されるとともに、下方へ至るに従って内釜27
と外釜28との間隔が離間して空洞部29を形成してい
る。また、釜本体26の外周全体はフード30にて囲繞
され、該フード30の下面は開放されて空気導入口31
を形成するとともに、上方左右側部には空気流出口3
2,33が開設されている。そして、釜本体26が高温
化した時には、前記空気導入口31からフード30内に
空気が流入して上昇気流を形成し、空気流出口32,3
3から排出される。これにより、フード30に伝達され
る熱量が減少して該フード30は高温化しなくなるので
作業者の火傷を防止できる。
【0010】また、前記左架台22にはガス導入用フレ
ーキホース34が延設されており、該フレーキホース3
4は自在ジョイント35を介して前記左水平回転軸24
に接続している。そして、該左水平回転軸24はその中
心軸回りに回動自在に形成されるとともに、その内部に
はガス路36が開設されている。該ガス路36は前記左
架台22の内側面近傍で下方へ折曲し、前記左水平回転
軸24から突出して垂下されている。
【0011】一方、前記右水平回転軸25は大径中空円
筒状に形成されて、その内腔37左端が前記空洞部29
に通じている。また、該右水平回転軸25の右端には二
重管ダクト38が遊嵌状態で配設され、該二重管ダクト
38の内筒39と前記内腔37右端とが開通されてい
る。更に、前記右水平回転軸25は軸受40を介して右
架台23に枢着されており、また、右方外周面にはウォ
ームホイール41が嵌合され、該ウォームホイール41
はハンドル42に軸着されたウォームギヤ43に噛合し
ている。そして、該ハンドル42を回動すれば、前記ウ
ォームホイール41とウォームギヤ43とのギヤ機構に
より前記右水平回転軸25が中心軸回りに回動し、これ
に併せて釜本体26が前後に傾転するように形成されて
いる。
【0012】尚、符号44は釜蓋であり、符号45は給
水又は給湯口である。而して、前記外釜28底部は円形
状に開設されるとともに、その開設部に円筒状の燃焼室
46が垂設され、該燃焼室46の下方にはコントロール
ボックス47が配設されている。該コントロールボック
ス47の外側部にはコック48が設けられ、図示は省略
するが、前記ガス路36は該コック48へ接続してい
る。また、該コック48の下端には小径ガス管49と大
径ガス管50とが接続され、該小径ガス管49及び大径
ガス管50はコントロールボックス47内で夫々圧力調
節ガバナ51,52を経由した後、上方の燃焼室46に
配設されたノズルホルダ53に接続している。そして、
該ノズルホルダ53にバーナー54が接続されている。
【0013】更に、前記コントロールボックス47には
スパーク発生器55が設けられ、該スパーク発生器55
に乾電池56の電荷が蓄電するように形成されるととも
に、該スパーク発生器55からスパークロッド57が延
設されている。該スパークロッド57は前記燃焼室46
のバーナー54直上に配設されるとともに、該スパーク
ロッド57先端と前記バーナー54との間にサーモカッ
プル58が介装され、該サーモカップル58は前記コッ
ク48に接続している。
【0014】そして、該コック48を押し回して点火位
置にすると、前記小径ガス管49が開通し、微量の燃料
ガスが前記バーナー54から吐出する。これと同時に前
記スパーク発生器55の蓄電気が一気に前記スパークロ
ッド57先端へ収束することにより火花が発生し、前記
燃料ガスが引火して種火状態になる。この種火により前
記サーモカップル58が温められて起電力を生じ、前記
コック48に内設されたマグネットスイッチ(図示せ
ず)が開状態になる。この状態でコック48を更に開位
置へ回すと前記大径ガス管50が開通する。そして、バ
ーナー54全体から燃料ガスが吐出し、前記種火により
次々と引火して燃焼する。
【0015】斯くして、前記内釜27はバーナー54の
直火により加熱される。そして、前記コック48の回転
位置により火力が調節できる。一方、何らかの理由によ
りバーナー54の炎が立ち消えした場合には、前記サー
モカップル58が冷えて前記マグネットスイッチが閉状
態になり、燃料ガスが遮断される。このように、コント
ロールボックス47内には自動点火や火力調節及び立ち
消え対策等を司る諸器具が収納されている。
【0016】また、前記燃焼室46の下板59とコント
ロールボックス47の上板60とはブラケット61,6
1…にて連結しており、両者間にはこのブラケット6
1,61…の長さ分に相当する間隙62が形成されてい
る。また、図2に図示する如く、前記燃焼室46の下板
59にはスリット63,63…及び円孔64,64…が
多数個開設されている。従って、周辺空気は前記間隙6
2からこれらのスリット63,63…及び円孔64,6
4…を通過して燃焼室46内にて燃料ガスと混合燃焼す
る。そして、その燃焼空気は上昇して空洞部29に充填
され、内釜27全体を万遍なく高温加熱した後、前記右
水平回転軸25の内腔37を介して前記二重管ダクト3
8の内筒39より排出される。
【0017】一方、前記燃焼室46の下板59からは下
方へ向けて輻射熱が放射され、コントロールボックス4
7の上板60に伝播する。これにより該コントロールボ
ックス47の内部温度が上昇することになる。而して、
調理釜21周辺は湿気や湯気が極めて多く、温度が低い
部材には容易に結露が生じる。このため従来の調理釜に
於いては、コントロールボックス内に結露が発生して中
の諸器具が故障し易かったが、本発明に於いては前述し
た如く、コントロールボックス47の内部温度は比較的
高温になっているため、該コントロールボックス47内
に結露が生じることはない。従って、該コントロールボ
ックス47に収納されているコック48、圧力調節ガバ
ナ51,52、スパーク発生器55、乾電池56等の諸
器具が結露によってショートしたり腐食することはな
く、自動点火や火力調節及び立ち消え対策等の機能が維
持される。
【0018】尚、該コントロールボックス47の内部温
度は前記間隙62が狭い程高く、広い程低くなる。内部
温度があまり高い場合には、却って該コントロールボッ
クス47内の諸器具を傷めることになるため、前記間隙
62の上下巾は、該コントロールボックス47の内部温
度が諸器具に悪い影響を及ぼす程高温にならず、且つ、
結露を生じない程度の温度になるように適度な大きさに
設定する。
【0019】更に、図2に図示する如く、コントロール
ボックス47の上板60に円孔65,65…を開設する
とともに、該コントロールボックス47の外筐66の底
面周縁にも小孔67,67…を開穿すれば、該コントロ
ールボックス47内に空気が籠もることがなく、該コン
トロールボックス47内部の乾燥に寄与できる。
【0020】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0021】
【実施例】実験の結果、コントロールボックスの内部温
度を30℃〜40℃程度に設定できれば、諸器具に高温
障害が発生することなく、且つ、結露も生じないことが
判明した。
【0022】また、内釜容量約200リットル、一時間
当りのガス消費量約4万キロカロリーの調理釜にて実験
した結果、コントロールボックスの内部温度が前記30
℃〜40℃程度になるためには、燃焼室とコントロール
ボックスとの間隙を40mm程度にすると良いことが判明
した。尚、当該実験に於いて、コントロールボックスの
上板の材質はステンレスSUS430を用いた。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、コント
ロールボックスを燃焼室の下方に配設することにより、
燃焼室からの輻射熱がコントロールボックスを温めるよ
うに構成されている。斯くして、該コントロールボック
ス内の点火・消火及び火力調節用の諸器具に結露が付着
することはなく、これら諸器具の結露に起因する故障が
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、その一部断面正
面図。
【図2】図1に於いて、燃焼室の下板と、コントロール
ボックスの上板及びその外筐との分解斜視図。
【図3】従来例を示し、その正面図。
【符号の説明】
21 調理釜 26 釜本体 27 内釜 28 外釜 46 燃焼室 47 コントロールボックス 48 コック 51,52 圧力調節ガバナ 55 スパーク発生器 56 乾電池 59 燃焼室の下板 60 コントロールボックスの上板 61 ブラケット 62 間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内釜と外釜とにより釜本体を形成し、且
    つ、外釜底部を開設してその開設部下方に燃焼室を配設
    するとともに、コントロールボックスに点火及び消火並
    びに火力調節用器具を収納した調理釜に於いて、前記コ
    ントロールボックスを燃焼室の下方に配設したことを特
    徴とする調理釜。
JP17501895A 1995-07-11 1995-07-11 調理釜 Pending JPH0923971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17501895A JPH0923971A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 調理釜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17501895A JPH0923971A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 調理釜

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Publication Number Publication Date
JPH0923971A true JPH0923971A (ja) 1997-01-28

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ID=15988785

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JP17501895A Pending JPH0923971A (ja) 1995-07-11 1995-07-11 調理釜

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5006644A (en) * 1982-06-19 1991-04-09 Sandoz Ltd. Copper complexes of further substituted 2,4-di-[2'-(2"-hydroxyphenylazo)-1'-hydroxy-3'-sulfonaphthyl-6'-amino]-6-chloro-1,3,5-triazines

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3107026B2 (ja) * 1997-12-25 2000-11-06 日本電気株式会社 透過部分形状検査装置

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