JPH09237493A - 温度及び供給電圧補償出力バッファー - Google Patents

温度及び供給電圧補償出力バッファー

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JPH09237493A
JPH09237493A JP8250647A JP25064796A JPH09237493A JP H09237493 A JPH09237493 A JP H09237493A JP 8250647 A JP8250647 A JP 8250647A JP 25064796 A JP25064796 A JP 25064796A JP H09237493 A JPH09237493 A JP H09237493A
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circuit
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bias
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Timothy J Coots
ジェイ.クーツ ティモシー
Phat C Truong
シー.ツルオング ファト
Sung-Wei Lin
− ウェイ リン スン
Tim M Coffman
エム.コッフマン ティム
Dennis R Robinson
アール.ロビンソン デニス
Ronald J Syzdek
ジェイ.シィズデク ロナルド
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 最悪ケース速度条件下で最大速度を可能にす
ると共に最悪ケース速度条件下でのノイズを抑制するバ
ッファー回路を提供する。 【解決手段】 本発明の回路は、最悪ケースノイズ条件
中のノイズを抑制する一方、最悪速度条件中に最大速度
で動作するように遷移ノイズの条件が増加するとき、出
力切り換え速度を減少させる電流補償出力バッファーO
BCを含んでいる。出力プリドライバ段15、16のト
ランジスタM35−M42が出力段14の充電及び放電
速度を制限するように使用される。これらの制限プリド
ライバトランジスタM35−M42は供給電圧VCCおよ
び温度補償回路BGCによって制御される。補償回路B
GCは、温度によって基準電流IREF を増加させそして
供給電圧VCCの増加により基準電流I REF を減少させる
ように形成された長チャンネルトランジスタを含み、補
償回路BGCは出力段14へのバイアス電流IREFNおよ
びIREFPを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性メモリおよ
びダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を
含む集積回路メモリに関する。さらに詳細には、本発明
はそのようなメモリ装置に使用するバッファー回路であ
って、改良された速度およびノイズ性能を達成するため
に温度および供給電圧変動に対し補償するように設計さ
れたバッファー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ある環境下においては、CMOSバッフ
ァーの動作速度は最悪ケース速度条件によって制限さ
れ、それは低い供給電圧および高温度である。しかしな
がら、CMOSバッファー回路が高供給電圧温度および
低い温度条件にさらされると、速度は、低い供給電圧お
よび高温度の最悪ケース速度条件を使用する速度設定か
ら増加する。
【0003】他の環境下においては、CMOSバッファ
ーの動作速度は最悪ケース速度条件によって制限され、
それは高い供給電圧および低温度である。後者の条件
は、特にチップ上の多くのバッファーが同時に切り換わ
るときに、過剰な遷移ノイズを発生する傾向にある。よ
り高いデータ転送速度でのバッファーの動作は遷移ノイ
ズの問題を増加させる。
【0004】先行技術においては、遷移ノイズを許容レ
ベルまで減少させるために、速度を最悪ケース速度条件
下限よりさらに低い速度に設定することがしばしば必要
である。
【0005】切り換えノイズを制御する1つの方法は、
バッファー回路の動作速度を低下させるために、プリド
ライバ段中に抵抗を使用することである。その方法はプ
リドライバ出力段にソースおよび/またはドレーン側抵
抗を使用することを含む。この側抵抗は出力段の切り換
え速度を制限する。他の補償回路の他の例が、米国特許
第4,975,598 号、1990年12月4日発行"TEMPERATU
RE、 VOLTAGE,AND PROCESS COMPENSATED OUTPUT DRIVE
R"、米国特許第4,978,905 号、1990年12月18日
発行"NOISE REDUCTION OUTPUT BUFFER" および米国特許
第5,021,684 号、1991年6月4日発行、"PROCESS,S
UPPLY,TEMPERATURE COMPENSATING CMOS OUTPUT BUFFER"
に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題を解決し、
最悪ケース速度条件下で最大速度を可能にすると共に最
悪ケース速度条件下でのノイズを抑制するような代替的
バッファー回路が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回路は、遷移ノ
イズの条件が増加すると出力切り換え速度を減少させる
電流補償出力バッファーを使用することにより、これら
の問題を解決する。このように、本発明の出力バッファ
ーは最悪ケース速度条件間に最大速度で動作し、そして
最悪ケース速度条件間のノイズを抑制する。
【0008】本発明の温度および供給電圧補償出力バッ
ファーは、出力段充電および放電速度を制限するために
出力プリドライバ段にトランジスタを使用する。これら
の制限プリドライバトランジスタは、温度感知抵抗を備
えた長チャンネルトランジスタを含む供給電圧および温
度補償回路によって制御される。
【0009】
【発明の実施の形態】従来の出力バッファーにおいて
は、低温/高供給電圧環境において、速度は一般的に早
いがノイズが高い。本発明のバイアス発生回路は、低温
/高供給電圧環境下で出力ドライバによって発生したノ
イズが減少するように、出力バッファーのドライバのゲ
ートを制御する。
【0010】図1のバイアス発生回路BGCは、端子B
IASPおよびBIASNに2つのバイアス電流IREFP
およびIREFNを提供する。これらのバイアス電流IREFP
およびIREFNは図2のバッファー回路の出力段のプリド
ライバ回路の電流を制御する。これらの供給電圧VCC
よび温度補償バイアス電流IREFPおよびIREFNを使用す
ることにより、図2の出力バッファーの速度が広い範囲
の条件下において、最適化されると共に、遷移ノイズが
減少する。ノイズ問題は、温度が低くそして供給電圧V
CCが高い時に重大となる。しかしながら、典型的には、
速度は高温および低供給電圧VCCで最適化される。バイ
アス発生回路BGCは出力バッファーのノイズおよび速
度を補償するために使用され、この出力バッファーは図
2の回路の記載に関連して後に説明される。
【0011】図1のバイアス発生回路BGCは開始段1
0、基準段11、2つの温度/供給電圧VCC補償段1
2、およびトリミングおよび出力段13から成る。
【0012】電力上昇間の供給電圧VCC傾斜後に適性動
作を提供するために、開始段10のトランジスタM0−
M3が基準段11を初期化する。トランジスタM0、M
1、M2およびM3のチャンネル長対幅比は、例えば、
それぞれ3対4、3対38、1. 2対80および15対
0. 9である。初期化後、初期基準電流IREF が成立
し、そしてフィードバックによって、開始回路10をタ
ーンオフする。基準段11はトランジスタM4−M8お
よび抵抗R1を含む。トランジスタM4−M8および抵
抗R1は所望の初期基準電流IREF を受け入れるような
大きさにされ、一方同時に取り扱い可能なレイアウトを
実現する。トランジスタM4、M5、M6、M7および
M8のチャンネル長対幅比は、例えば、それぞれ2対1
0、1. 2対30、2対10、1.2対30および1.
2対30である。抵抗R1は例えば30, 000オーム
である。初期基準電流IREF は供給電圧VCC範囲で約6
%、そして温度範囲で約12%変化できる。典型的に
は、初期基準電流IREF は供給電圧VCCの増加および温
度減少と共に増加する。しかしながら、補償段12は、
供給電圧VCCの増加および温度減少と共に初期基準電流
REF の増加を補償するための減少した基準バイアス電
流IREFBを供給するように初期基準電流IREF を変換す
る。補償段12はトランジスタM9−M18および抵抗
R2−R3を有する2つの段を有する。トランジスタM
9、M10、M11A−M11D、M12、M13、M
14、M15、M16A−M16D、M17およびM1
8のチャンネル長対幅比は、例えば、それぞれ2対1
0、1. 2対30、6対10(各々)、2対10、1.
2対30、2対10、および1. 2対30、1. 2対3
0、6対10(各々)、2対10および1. 2対30で
ある。抵抗R2およびR3は、例えばそれぞれ30, 0
00オームおよび150,000オームである。これら
2つの段は、ミラーにより、各々飽和領域で動作する長
チャンネルN−チャンネルトランジスタM11A−M1
1DおよびM16A−M16Dの直列接続に渡る供給電
圧VCCおよび温度の変動を補償する基準バイアス電流I
REFBを提供する。この補償された基準バイアス電流I
REFBは2つの出力段13に結合され、この出力段13は
端子BLASNおよびBLASPにそれぞれバイアス電
流IおよびI REFPを発生する。出力段は図1のトランジ
スタM19−M32を有する。トランジスタM19−M
24のチャンネル長対幅比は、例えば2対10(各々)
である。トランジスタM25、M26、M27、M2
8、M29、M30、M31およびM32のチャンネル
長対幅比は、例えば、それぞれ0. 9対4. 5、2対2
0、2対20、0. 9対30、0. 9対30、2対3
0、2対30および0. 9対30である。端子BLAS
Pのバイアス電流Iは出力バッファーのプルアップ段に
影響する一方、端子BLASNのバイアス電流IREFN
出力バッファーのプルダウン段に影響する。速度が問題
ではないがノイズが問題である低温度および高供給電圧
CCのとき、出力バッファーのプリドライバ段の電流は
制限され、そして出力切り換えが遅くなり、ノイズを低
減する。高温度および低供給電圧VCCにおいては、速度
は最も遅くそしてノイズは最小である。それ故、電流I
REFPおよびIREFNのバイアスレベルは最大プリドライバ
電流を可能とし、総体的出力バッファー速度が最大化さ
れる。
【0013】例示的適用例において、図1のバイアス発
生回路BGCの出力は、図2に示した回路のような16
個の出力バッファー回路を制御する。電力低下の間、バ
イアス電流IREFPおよびIREFNは接地VSSおよび供給電
圧VCCレールにそれぞれ引っ張られ、不必要な電流の引
き込みを除外する。BLASPおよびBLASN端子の
経路およびゲート容量は大きく、そしてバイアス電流I
REFPおよびIREFNが電力上昇する間に適性バイアスレベ
ルに切り換わるために必要な時間は通常は長すぎる。こ
の問題を軽減するために、トランジスタが各出力ミラー
に平行に接続されて、効果的に高容量接続点の急速切り
換えを可能にする一層強いミラーを形成する。これらの
平行ミラーは短時間の電力上昇間にPWDNSHOT端
子の信号を介してターンオンされ、そしてバイアス電流
REFPおよびIREFNのバイアスレベルが確立された後タ
ーンオフされる。
【0014】図2を参照すると、出力バッファー回路O
BCは典型的に大きいオフチップ負荷を駆動し、これを
トランジスタM33−M34を有する大きいオンチップ
駆動段により達成する。トランジスタM33およびM3
4チャンネル長対幅比は、例えば、それぞれ1. 8対8
00および1. 8対600である。多重出力ドライバM
33−M34の切り換えによって作られる遷移ノイズは
好ましくなく、そして動作が高供給電圧VCCおよび低温
度において最悪である。図2の回路は電流制御プリドラ
イバ15および16、および出力段14を示している。
供給電圧VCCおよび図1の温度補償バイアス発生回路B
GCに結合されると、図2の回路は高供給電圧VCCおよ
び/または低温度において遷移ノイズを減少させるが、
同時に、低供給電圧VCCおよび/または高温度におけ
る、より早い出力切り換え速度を可能とする。
【0015】プリドライバ段への入力は出力段のデータ
を示す。図2の回路には2つのプリドライバ段が存在す
る。Pチャンネルプリドライバサブ回路15はトランジ
スタM35−M38を含む。トランジスタM35、M3
6、M37およびM38のチャンネル長対幅比は、例え
ば、それぞれ0. 9対40、1対40、2対80および
0. 9対80である。Pチャンネルプリドライバサブ回
路15の出力はトランジスタM33のゲートを制御し、
このトランジスタは出力段14のプルアップトランジス
タである。それらのドレーンにそれぞれ接続されたトラ
ンジスタM36およびM37を備えたトランジスタM3
5およびM38はプリドライバサブ回路15の反転利得
段を提供する。トランジスタM37は電流制限トランジ
スタであり、出力ドライバトランジスタM33のターン
オン速度を制御する。トランジスタM37を流れる電流
は局部的なミラー段からのものであり、一方この段は供
給電圧VCCおよび温度補償電流のミラーである。トラン
ジスタM36は同様にトランジスタM33のターンオフ
速度を制御する。トランジスタM36は、トランジスタ
M33のON投入速度がトランジスタM34のターンオ
ン速度よりも僅かに早くなるような大きさにされる。こ
れにより、両トランジスタM33およびM34が時間的
にONである時の重なり電流を最小にする傾向がある。
【0016】同様に、Nチャンネルプリドライバサブ回
路16はトランジスタM39−M42を含む。トランジ
スタM39、M40、M41およびM42のチャンネル
長対幅比は、例えば、それぞれ0. 9対40、2対4
0、1対80および0. 9対20である。Nチャンネル
プリドライバサブの出力はトランジスタM34のゲート
を制御し、このトランジスタは出力段14のプルダウン
装置である。それらのドレーンにそれぞれ接続されたト
ランジスタM40およびM41を備えたトランジスタM
39およびM42はプリドライバサブ回路16の反転利
得段を提供する。トランジスタM40は電流制限トラン
ジスタであり、出力ドライバトランジスタM34のター
ンオン速度を制御する。トランジスタM40を流れる電
流は局部的なミラー段からのものであり、一方この段は
供給電圧VCCおよび温度補償電流のミラーである。トラ
ンジスタM41は同様にトランジスタM34のターンオ
フ速度を制御する。トランジスタM41は、トランジス
タM34のターンオフ速度がトランジスタM33のター
ンオン速度よりも僅かに早くなるような大きさにされ
る。これにより、両トランジスタM33およびM34が
時間的にONである時の重なり電流を最小にする傾向が
ある。
【0017】トランジスタM40およびM37のバイア
ス電流は、Pチャンネルミラー17およびNチャンネル
ミラー18それぞれから鏡映される。Pチャンネルトラ
ンジスタM43およびM44は出力段14のプルアップ
特性を制御するPチャンネルミラー段17を有する。ト
ランジスタM43およびM44のチャンネル長対幅比
は、例えば、それぞれ2対10および2対60である。
NチャンネルトランジスタM45およびM46は出力段
14のプルダウン特性を制御するNチャンネルミラー段
18を有する。トランジスタM45およびM46のチャ
ンネル長対幅比は、例えば、それぞれ2対60および2
対10である。これらのミラー段17および18は最適
電流利得用の大きさとされ、そして局部的バッファー機
能を提供し、バイアスレベル全体に渡り制御する。ミラ
ー段17および18への入力は、それぞれ端子BIAS
NおよびBIASPの2つの供給電圧補償および温度補
償バイアス電流IREFPおよびIREFNであり、それらは全
ての出力バッファーに対してたぶん適用できる。信号E
NおよびEN は、低電力またはスリープモード動作間
にミラー段17および18を非動作にする。図3を参照
すると、図はPチャンネルプリドライバ電流およびNチ
ャンネルプリドライバ電流が温度の増加により如何に増
加しそして増加する供給電圧VCCにより如何に減少する
かを示している。
【0018】再び図1を参照すると、温度補償はそこに
示された補償段を介して達成される。初期基準電流I
REF は基準回路によって供給される。初期基準電流I
REF はトランジスタM9−M11Dから成る第1の補償
段の回路に鏡映される。トランジスタM4およびM9は
適合するので、類似した電流I1 が第1の補償段を介し
て加えられる。温度の増加は、飽和した長チャンネルト
ランジスタM11A−M11Dの『ターンオン』抵抗の
増加を引き起こす。一方、これはまたゲート−ソース電
圧およびトランジスタM11を介する電圧降下[Vgs
(M10)+V(M11)]を増加させる。電流I1
トランジスタM12およびM13と抵抗R2から成る第
2の補償段に鏡映される。第1の補償段の電圧[Vgs
(M10)+V(M11)]と同一の電圧[Vgs(M
13)+V(R2)]を維持するために、この段のI2
の電流が増加しなければならない。これら2つの補償段
は再び繰り返されて温度変動に対する十分な補償を達成
する。それ故、温度の増加につれて、出力における鏡映
された基準バイアス電流IREFBは増加する。
【0019】供給電圧VCCの変動に対する殆どの補償は
バイアス回路の基準部分からくる。供給電圧VCCが増加
すると、初期基準電流IREF もまた増加して、オープン
ループ利得を1に維持する。それ故、供給電圧VCCが増
加すると、補償回路の第1段への初期基準電流IREF
また増加し、そして飽和した長チャンネルトランジスタ
の『ターンオン』抵抗が減少する。温度補償と同様に、
第2段の電流が[Vgs(M13)+V(R2)]電圧
を低下させる。供給電圧VCCの増加につれ、[Vgs
(M13)+V(R2)]は減少し、そして鏡映された
電流は減少する。しかしながら、+/−15%の供給電
圧VCCの変動に対する完全な補償は+/−10%の駆動
電流変動に減少する。供給電圧VCC変動の総合的な除去
は望ましくはない、というのはCMOS出力切り換え時
間が供給電圧VCCのパーセンテージとして基準化される
からである。
【0020】要約すると、図1に示したバイアス発生回
路BGCは供給電圧VCCおよび温度補償段を有してい
る。バイアス発生回路BGCの第1および第2のバイア
ス電流出力IREFPおよびIREFNは、それぞれ第1および
第2の出力バッファープリドライバ段15および16へ
の入力として使用される。この回路の温度および/また
は供給電圧VCCに依存して、出力段14の切り換え速度
は1)一層早い速度に対してフル電位で振れることが出
来るか、または2)ノイズを抑制する切り換えの間に制
限される。
【0021】本発明は イ)開始段10、 ロ)基準段11、 ハ)2つの供給電圧VCCおよび温度補償段12、および ニ)出力およびトリミング段13 を有するバイアス発生回路と、 イ)2つの電流制限プリドライバ段15および16、 ロ)許可機能を備えた2つの電流ミラー段17および1
8、および ハ)アンド出力段14 を有する出力バッファー回路OBCを特徴とする。
【0022】本発明が図示の実施例に関連して記載され
たが、この記載は限定的な意味には制限されない。この
記載に基づき、図示実施例の種々の変更および本発明の
他の実施例も、当業者には自明である。付随の特許請求
の範囲はそのような変更または実施例が本発明の範囲内
に入ることを意図したものである。
【0023】以上の説明に関してさらに以下の項を開示
する。 (1)第1及び第2の出力段信号入力を有する出力段、
および前記第1及び第2の出力段入力にそれぞれ結合さ
れた第1及び第2のプリドライバ出力を有し、第1及び
第2のプリドライバ信号入力をそれぞれ有し、そして第
1及び第2のプリドライバ速度制御入力をそれぞれ有す
る第1及び第2のプリドライバ段、を有する補償出力バ
ッファーであって、前記第1及び第2のプリドライバ速
度制御入力それぞれは第1及び第2のバイアス電流にそ
れぞれ結合され、前記第1及び第2のバイアス電流の大
きさは長チャンネルトランジスタの温度により増加す
る、前記の補償出力バッファー。 (2)前記長チャンネルトランジスタを含む補償回路を
さらに有し、前記第1及び第2のバイアス電流が前記補
償回路によって供給された基準バイアス電流から鏡映さ
れる、第1項記載の出力バッファー。 (3)前記長チャンネルトランジスタが前記第1及び第
2のバイアス電流を基準電流から変化させる、第1項記
載の出力バッファー。
【0024】(4)前記長チャンネルトランジスタが前
記第1及び第2のバイアス電流を初期基準電流から変化
させ、そして前記初期基準電流が供給電圧の増加により
増加する、第1項記載の出力バッファー。 (5)前記長チャンネルトランジスタが前記第1及び第
2のバイアス電流を初期基準電流から変化させ、前記初
期基準電流が供給電圧の増加により増加し、そして前記
長チャンネルトランジスタが前記第1及び第2のバイア
ス電流を供給電圧の増加によりその大きさを減少させ
る、第1項記載の出力バッファー。 (6)前記第1及び第2のバイアス電流が少なくとも第
2の出力バッファーのプリドライバ段に鏡映される、第
1項記載の出力バッファー。 (7)前記第1及び第2のバイアス電流が供給電圧感応
である、第1項記載の出力バッファー。 (8)前記第1及び第2のバイアス電流が高温度におい
て前記出力バッファーの速度を減少させる、第1項記載
の出力バッファー。
【0025】(9)前記長チャンネルトランジスタの4
個のソース−ドレーン通路が直列に接続され、そして各
々の前記4個の長チャンネルトランジスタのゲートが供
給電源に接続された、第1項記載の出力バッファー。 (10)前記長チャンネルトランジスタの各々が6対1
0の長さ対幅比を有する、第1項記載の出力バッファ
ー。 (11)前記第1及び第2のバイアス電流が前記長チャ
ンネルトランジスタの2つの掛け算段の温度により増加
する、第1項記載の出力バッファー。
【0026】(12)集積回路用出力バッファー回路で
あって、前記出力バッファー回路は第1及び第2のバイ
アス入力を有する出力回路、および前記出力回路の前記
第1及び第2のバイアス入力にそれぞれ結合された第1
及び第2のバイアス出力を有するバイアス発生回路、を
有し、前記バイアス発生回路はさらに供給電圧により増
加する初期基準電流を供給する基準回路、および第1及
び第2の出力回路を備えた補償回路であって、前記補償
回路は前記初期基準電流を受け、そして前記初期基準電
流を基準バイアス電流に変換し、前記基準バイアス電流
は前記第1及び第2の出力回路に供給され、前記第1及
び第2の出力回路は前記基準バイアス電流を第1及び第
2のバイアス電流に変換し、前記第1及び第2のバイア
ス電流はそれぞれ前記バイアス発生回路の前記第1及び
第2のバイアス出力に供給される、前記の補償回路を有
し、前記補償回路は長チャンネルトランジスタを含み、
各長チャンネルトランジスタは温度変化に感応する抵抗
を有し、前記長チャンネルトランジスタは温度増加に応
じて前記第1及び第2のバイアス電流を増加させるよう
に、そして前記供給電圧の増加に応じて前記第1及び第
2のバイアス電流を減少させるように接続されている、
前記集積回路用出力バッファー回路。
【0027】(13)前記長チャンネルトランジスタの
4個のソース−ドレーン通路が直列に接続され、そして
各々の前記4個の長チャンネルトランジスタのゲートが
供給電源に接続された、第12項記載の出力バッファー
回路。 (14)前記長チャンネルトランジスタの4個のソース
−ドレーン通路が直列に接続され、そして各々の前記4
個の長チャンネルトランジスタのゲートが供給電源に接
続された、第12項記載の出力バッファー回路。
【0028】(15)集積回路用出力バッファー回路で
あって、前記出力バッファー回路は第1及び第2のバイ
アス入力を有する出力回路、および前記出力回路の前記
第1及び第2のバイアス入力にそれぞれ結合された第1
及び第2のバイアス出力を有するバイアス発生回路、を
有し、前記バイアス発生回路はさらに初期基準電流を供
給する基準回路、および第1及び第2の出力回路を備え
た補償回路であって、前記補償回路は前記初期基準電流
を受け、そして前記初期基準電流を基準バイアス電流に
変換し、前記基準バイアス電流は前記第1及び第2の出
力回路に供給され、前記第1及び第2の出力回路は前記
基準バイアス電流を第1及び第2のバイアス電流に変換
し、前記第1及び第2のバイアス電流はそれぞれ前記バ
イアス発生回路の前記第1及び第2のバイアス出力に供
給される、前記の補償回路を有し、前記補償回路は長チ
ャンネルトランジスタを含み、各長チャンネルトランジ
スタは温度変化に感応する抵抗を有し、前記長チャンネ
ルトランジスタは温度増加に応じて前記第1及び第2の
バイアス電流を増加させるように接続されている、前記
集積回路用出力バッファー回路。
【0029】(16)前記長チャンネルトランジスタの
4個のソース−ドレーン通路が直列に接続され、そして
各々の前記4個の長チャンネルトランジスタのゲートが
供給電源に接続された、第15項記載の出力バッファー
回路。 (17)前記長チャンネルトランジスタの4個のソース
−ドレーン通路が直列に接続され、そして各々の前記4
個の長チャンネルトランジスタのゲートが供給電源に接
続された、第15項記載の出力バッファー回路。 (18)前記初期基準電流が供給電圧により増加する、
第15項記載の出力バッファー回路。 (19)前記初期基準電流が供給電圧により増加し、そ
して前記長チャンネルトランジスタが前記供給電圧の増
加に応じて前記第1及び第2のバイアス電流を減少させ
るように接続されている、第15項記載の出力バッファ
ー回路。
【0030】(20)本発明の回路は、最悪ケースノイ
ズ条件中のノイズを抑制する一方、最悪速度条件中に最
大速度で動作するように遷移ノイズの条件が増加すると
き、出力切り換え速度を減少させる電流補償出力バッフ
ァーOBCを含んでいる。出力プリドライバ段15、1
6のトランジスタM35−M42が出力段14の充電及
び放電速度を制限するように使用される。これらの制限
プリドライバトランジスタM35−M42は供給電圧V
CCおよび温度補償回路BGCによって制御される。補償
回路BGCは、温度によって基準電流IREF を増加させ
そして供給電圧V CCの増加により基準電流IREF を減少
させるように形成された長チャンネルトランジスタを含
み、補償回路BGCは出力段14へのバイアス電流I
REFNおよびI REFPを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の供給電圧VCCおよび温度補償回路の概
略図。
【図2】プリドライバおよび出力段を含む、本発明の出
力バッファーの概略回路図。
【図3】Pチャンネルプリドライバ電流およびNチャン
ネルプリドライバ電流が温度上昇により増加し、そして
供給電圧VCCの増加により減少する方法を示すグラフ。
【符号の説明】
14 アンド出力段 15、16 出力プリドライバ段 OBC 電流補償出力バッファー M35−M42 トランジスタ BGC 供給電圧および温度補償回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スン − ウェイ リン アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン, グランド ノールズ ドライブ 8423 (72)発明者 ティム エム.コッフマン アメリカ合衆国テキサス州シュガー ラン ド,サウス イエグア リバー サークル 1511 (72)発明者 デニス アール.ロビンソン アメリカ合衆国テキサス州ニードビル,ト リニティ ドライブ 5908 (72)発明者 ロナルド ジェイ.シィズデク アメリカ合衆国テキサス州シュガー ラン ド,アディソン プレイス 114

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の出力段信号入力を有する
    出力段、および前記第1及び第2の出力段入力にそれぞ
    れ結合された第1及び第2のプリドライバ出力を有し、
    第1及び第2のプリドライバ信号入力をそれぞれ有し、
    そして第1及び第2のプリドライバ速度制御入力をそれ
    ぞれ有する第1及び第2のプリドライバ段、を有する補
    償出力バッファーであって、 前記第1及び第2のプリドライバ速度制御入力それぞれ
    は第1及び第2のバイアス電流にそれぞれ結合され、前
    記第1及び第2のバイアス電流の大きさは長チャンネル
    トランジスタの温度により増加する、前記の補償出力バ
    ッファー。
JP8250647A 1995-09-20 1996-09-20 温度及び供給電圧補償出力バッファー Pending JPH09237493A (ja)

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