JPH1198003A - 入力バッファ回路 - Google Patents

入力バッファ回路

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JPH1198003A
JPH1198003A JP10207339A JP20733998A JPH1198003A JP H1198003 A JPH1198003 A JP H1198003A JP 10207339 A JP10207339 A JP 10207339A JP 20733998 A JP20733998 A JP 20733998A JP H1198003 A JPH1198003 A JP H1198003A
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transistor
gate
din
input signal
pull
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JP10207339A
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English (en)
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Fuyo Boku
富 用 朴
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SK Hynix Inc
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LG Semicon Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements
    • H03K19/018521Interface arrangements of complementary type, e.g. CMOS

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TTLロジック信号をCMOSロジック信号
に正確に変換して出力しうる高速動作に適した入力バッ
ファ回路を提供すること。 【解決手段】 電源電圧(Vcc)と接地電圧(Vs
s)との間にプルアップ用のPMOSトランジスタ10
1とプルダウン用のNMOSトランジスタ102とが共
通連結され、TTL入力信号(Din)を反転して出力
するインバータ部10と、入力信号(Din)がゲート
に、接地電圧(Vss)がソースに印加されるNMOS
トランジスタ401と、トランジスタ401の出力とイ
ンバータ部10の出力とがゲートに共通印加され、電源
電圧(Vcc)がソースに印加されるPMOSトランジ
スタ402と、該トランジスタ402とトランジスタ1
01とがドレインに共通連結され、内部電源電圧(Vi
nt)がゲートに印加して、TTL入力信号(Din)
によりパス機能を行うNMOSトランジスタ403と、
を備えたPMOS調節部20と、から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力バッファ回路
に係るもので、詳しくは、半導体集積回路におけるTT
L(Transistor Transistor Logic)電圧レベルの入力
をCMOS(Complementary Metal Oxide Semi-Conduct
or)電圧レベルに正確に変換して出力し得る入力バッフ
ァ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、高速通信、及びシステム等を相
互交換するため、多くのシステムにTTLインタフェー
スを用いているが、最近の半導体集積回路においては、
CMOSに適したTTL−TO−CMOSインタフェー
スが広く用いられている。
【0003】従って、CMOS集積回路にはTTL電圧
レベルの入力をCMOS電圧レベルに変換させる入力バ
ッファ回路が必要となり、特に、半導体メモリ回路にお
いてはアドレス、データ、及び制御信号等を処理するた
め、TTLロジック信号をCMOSロジック信号に変換
させる複数の入力バッファ回路を適用して、高速化を図
っている。
【0004】そして、従来の半導体メモリの入力バッフ
ァ回路の第1例においては、図3に示したように、電源
電圧(Vcc)と接地電圧(Vss)間にプルアップ用
のPMOSトランジスタ101とプルダウン用のNMO
Sトランジスタ102とのドレインが共通連結して形成
され、外部から印加するTTL入力信号(Din)を反
転させて出力するインバータ部10と、該インバータ部
10の出力信号を反転させて入力バッファ回路の出力信
号(Dout)として出力するインバータ103と、か
ら構成されていた。
【0005】以下、このように構成された従来の半導体
メモリの入力バッファ回路の第1例の動作を説明する。
【0006】先ず、外部からローレベルのTTL入力信
号(Din)がインバータ部10に印加すると、プルア
ップ用のPMOSトランジスタ101がターンオンさ
れ、プルダウン用のNMOSトランジスタ102はター
ンオフされて、上記インバータ部10の出力はハイレベ
ルになり、上記入力バッファ回路の出力信号(Dou
t)はローレベルになる。
【0007】反対に、外部からハイレベルのTTL入力
信号(Din)がインバータ部10に印加されると、該
インバータ部10のプルアップ用のトランジスタ101
がターンオフされ、プルダウン用のNMOSトランジス
タ102はターンオンされて、上記インバータ部10の
出力はローレベルになり、入力バッファ回路の出力信号
(Dout)はハイレベルになるが、このとき、上記プ
ルダウン用のNMOSトランジスタ102だけではなく
上記プルアップ用のPMOSトランジスタ101も一緒
にターンオンされるため、電源電圧(Vcc)から接地
へ流れる静的電流(static current)が発生して静的電
力(static power)が消耗され、上記インバータ部10
の出力電圧レベルは完全なローレベルまでに至らない
(例えば、約1V程度に維持される)。
【0008】そこで、このようなことを防止するため、
上記プルアップ用のPMOSトランジスタ101、及び
プルダウン用のNMOSトランジスタ102の大きさを
適切に調節して設計するとき、負荷の大きいキャパシタ
ンスを有する内部回路を安定的に駆動させないためイン
バータ103を出力端に連結しているが、該インバータ
103は負荷の大きさに従い1段以上を追加して構成す
ることもあって、それらインバータ103により入力信
号(Din)に対するゲートの遅延が誘発されるという
短所があった。
【0009】ここで、上記静的電流及び静的電力は、T
TL電圧レベルの入力信号(Din)が遷移される場合
を意味せず、ハイレベル、又はローレベルに維持する区
間における電流及び電力を意味する。
【0010】又、従来の半導体メモリの入力バッファ回
路の第2例として米国特許第5,406,139に記載
の発明においては、図4に示したように、電源電圧(V
cc)と接地電圧(Vss)間にプルアップ用のPMO
Sトランジスタ101とプルダウン用のNMOSトラン
ジスタ102とのドレインが共通連結して形成され、外
部から印加されるTTL入力信号(Din)を反転させ
て出力するインバータ部10と、該インバータ部10の
出力をフィードバックして反転するインバータ201
と、該インバータ201の出力がゲートに印加し、外部
からTTL入力信号(Din)がソースに印加するスイ
ッチング用の第1NMOSトランジスタ202と、該第
1NMOSトランジスタ202のドレインがソースに連
結され、第1制御信号(ref1)がゲートに印加する
カスコード(Cascode)第2NMOSトランジスタ20
3と、該第2NMOSトランジスタ203のドレインが
ドレインに連結され電源電圧(Vcc)がソースに印加
し、第2制御信号(ref2)がゲートに印加する電流
源の第1PMOSトランジスタ204と、上記第2NM
OSトランジスタ203及び第1PMOSトランジスタ
204の共通ドレインの出力がゲートに印加し、電源電
圧(Vcc)がソースに印加し、上記インバータ部10
の出力がドレインに連結されたプルアップ強化用の第2
PMOSトランジスタ205と、を包含して構成されて
いた。
【0011】即ち、前記従来の第1例においてTTL入
力信号(Din)がハイであるときインバータ部10か
ら発生する静的電力の消耗を防止するため、プルダウン
用のNMOSトランジスタ102をプルアップ用のNM
OSトランジスタ101より大きく設計する場合、例え
ばプルアップ用のPMOSトランジスタをプルダウン用
のNMOSトランジスタの大きさの2/1程度に設計す
る場合、該プルアップ用のPMOSトランジスタ101
によりプルアップ機能が弱化して大きい負荷をドライブ
し得なくなることを補完するために、ゲートの遅延を誘
発するインバータ103を使用せず、プルアップ強化用
のPMOSトランジスタ205と該PMOSトランジス
タ205を制御するカスコードNMOSトランジスタ2
03と、を包含して構成していた。
【0012】更に、このように構成された従来の第2例
の作用においては、インバータ部10の出力信号(Do
ut)により動作する第1NMOSトランジスタ202
と外部から入力する各制御信号(ref1,ref2)
とにより動作するカスコード(cascode)用の第2NM
OSトランジスタ203及び電流源用の第1PMOSト
ランジスタ204との出力により、インバータ部10の
出力端に連結されたプルアップ強化用の第2PMOSト
ランジスタ205が動作し、該第2PMOSトランジス
タ205の出力により上記インバータ部10の出力信号
(Dout)がローレベルからハイレベルに遷移される
ときのプルアップ機能が強化される。
【0013】そして、従来、半導体メモリの入力バッフ
ァ回路の第3例としてIEEE Journal of Solid Stat
e Circuits Vol.30,No.5,1995,PP616-620に記載さ
れた発明においては、図5に示したように、電源電圧
(Vcc)と接地電圧(Vss)の間にプルアップ用の
PMOSトランジスタ101とプルダウン用のNMOS
トランジスタ102とのドレインが共通連結して形成さ
れ、外部から印加されるTTL入力信号(Din)を反
転させて出力するインバータ部10と、外部からTTL
入力信号(Din)がゲートに印加され接地電圧(Vs
s)がソースに印加される第1PMOSトランジスタ3
01と、該第1PMOSトランジスタ301のドレイン
がソースに連結され電源電圧(Vss)がゲートに印加
されるNMOSトランジスタ302と、該NMOSトラ
ンジスタ302のドレインに連結されたドレインが上記
インバータ部10のプルアップ用のPMOSトランジス
タ101のゲートに連結され、該インバータ部10の出
力信号(Dout)がゲートに印加され、電源電圧(V
cc)がソースに印加される第2PMOSトランジスタ
303と、を包含して構成されていた。
【0014】このように構成された従来の入力バッファ
回路の第3例の動作を説明すると次のようであった。
【0015】先ず、外部から印加されるTTL入力信号
(Din)がハイレベルであるとき、インバータ部10
のプルダウン用のNMOSトランジスタ102がターン
オンされて出力信号(Dout)がローレベルにプルダ
ウンすると、該出力信号(Dout)がゲートに印加さ
れる第2PMOSトランジスタ303がターンオンされ
る。
【0016】次いで、該第2PMOSトランジスタ30
3のハイレベルの出力信号により上記インバータ部10
のPMOSトランジスタ101は完全にターンオフさ
れ、その結果、静的電力の消耗が低減される。
【0017】反対に、上記入力信号(Din)がローレ
ベルであるとき、上記第1PMOSトランジスタ301
及びNMOSトランジスタ302の出力により、上記イ
ンバータ部10のプルアップ用のPMOSトランジスタ
101がターンオンされ、出力信号(Dout)がハイ
レベルに転換されるようになっていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の入力バッファ回路の第1及び第2例の発明において
は、TTL入力信号(Din)がハイレベルであると
き、プルアップ用のPMOSトランジスタ101が完全
にターンオフされず、更にプルダウン用のNMOSトラ
ンジスタ102も同時にターンオンされるため、バイア
ス電圧が高くなる場合、上記PMOSトランジスタ10
1のゲートとソースの間の電圧差(Vgs)がしきい電
圧(Vt)より極めて大きくなって静的電流(static c
urrent)が増加すると共に出力信号(Dout)の電圧
レベルが完全な(fully)ローレベルにプルダウンされ
ず、よって、静的電力が消耗されるという不都合な点が
あった。
【0019】且つ、従来の入力バッファ回路の第3例に
おいては、入力信号がローレベルで、出力信号(Dou
t)がローレベルからハイレベルに遷移するとき、2段
のトランジスタ301、302を経てプルアップ用のト
ランジスタ101がターンオンされるため、上記出力信
号(Dout)の遷移速度(low-to-high transitionSp
eed)が遅くなるという不都合な点があった。
【0020】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、TTLロジック信号をCMOSロジッ
ク信号に正確に変換して該CMOSの出力レベルを調節
させ、外部から印加されるバイアス電圧が変化しても静
的電力を消耗せず、出力信号の遷移速度を向上し、省エ
ネー及び高速動作を図り得る入力バッファ回路を提供す
ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明に係る入力バッファ回路においては、
電源電圧と接地電圧間にプルアップ用のPMOSトラン
ジスタとプルダウン用のNMOSトランジスタとのドレ
インが共通連結して形成され、外部から印加するTTL
入力信号(Din)を反転させて出力するインバータ部
と、該インバータ部の出力信号がフィードバックして印
加し、前記TTL入力信号(Din)がハイレベルであ
るときは上記プルアップ用のPMOSトランジスタを完
全にターンオフさせ、又、ローレベルであるときは上記
プルアップ用のPMOSトランジスタが完全にターンオ
ンするように調節して、上記インバータ部の出力信号を
迅速に遷移させるPMOS調節部と、を包含して構成さ
れている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る入力バッファ
回路の実施形態に対し図面を用いて説明する。
【0023】本発明に係る半導体メモリの入力バッファ
回路の第1実施形態においては、図1に示したように、
電源電圧(Vcc)と接地電圧(Vss)間にプルアッ
プ用のPMOSトランジスタ101とプルダウン用のN
MOSトランジスタ102とのドレインが共通連結して
形成され、外部から印加されるTTL入力信号(Di
n)を反転させて出力するインバータ部10と、該イン
バータ部10の出力信号(Dout)がフィードバック
して印加し、外部から印加されるTTL入力信号(Di
n)がハイレベルであるときは上記プルアップ用のPM
OSトランジスタ101を完全にターンオフさせ、又、
ローレベルであるときは該プルアップ用のPMOSトラ
ンジスタ101が完全にターンオンするように調節し
て、上記インバータ部10の出力信号を迅速に遷移させ
るPMOS調節部20と、を包含して構成されている。
【0024】そして、上記PMOS調節部20は、外部
からのTTL入力信号(Din)がゲートに印加され、
接地電圧(Vss)がソースに印加される第1NMOS
トランジスタ401と、該第1NMOSトランジスタ4
01のドレイン端と上記インバータ部10の出力端間に
連結された第1ノード410と、該第1ノード410が
ゲートに接続され、電源電圧(Vcc)がソースに印加
されるPMOSトランジスタ402と、該PMOSトラ
ンジスタ402のドレイン端と上記プルアップ用のPM
OSトランジスタ101のゲートとに連結された第2ノ
ード411と、該第2ノード411がドレインに接続さ
れ、内部電源電圧(Vint)がゲートに印加され、上
記入力信号(Din)がソースに印加されて、該入力信
号(Din)によりパス機能を行う第2NMOSトラン
ジスタ403と、から構成されている。
【0025】以下、このように構成された本発明に係る
入力バッファ回路の第1実施形態の動作を説明する。
【0026】先ず、外部から印加するTTL入力信号
(Din)がハイレベルであるとき、プルダウン用のN
MOSトランジスタ102がターンオンされてインバー
タ部10の出力信号(Dout)をローレベルにプルダ
ウンさせる。
【0027】このとき、上記入力信号(Din)がゲー
トに印加される第1NMOSトランジスタ401がター
ンオンされて第1ノード410はローレベルになり、該
第1ノード410の信号がゲートに印加されるPMOS
トランジスタ402がターンオンされて第2ノード41
1はハイレベルになる。
【0028】これと同時に、ローレベルの出力信号(D
out)がフィードバックされて上記第1ノード410
のレベルを上記第1NMOSトランジスタ401の出力
と共にローレベルに安定化させ、該第1ノード410の
信号により第2ノード411は完全にハイレベルにな
り、よって、プルアップ用のPMOSトランジスタ10
1は完全にターンオフされて、電流が流れなくなる。
【0029】且つ、上記入力信号(Din)と内部電源
電圧(Vint)間の差であるゲートとソース間の差
(Vgs)がしきい電圧(Vt)より大きくないため、
第2NMOSトランジスタ403はターンオフされ、上
記プルアップ用のPMOSトランジスタ101はPMO
S調節部20のPMOSトランジスタ402の出力のみ
により影響を受ける。従って、出力信号(Dout)は
完全にローレベルを維持し、静的電力の消耗は発生しな
い。
【0030】ここで、上記内部電源電圧(Vint)は
内部電源電圧発生回路(図示されず)から供給される
が、若し、メモリの内部に電源電圧回路を備えていない
集積回路においては外部から供給するように設計すべき
である。更に、上記内部電源電圧(Vint)は次式1
の条件を満足させるようにする。
【0031】|TTLl o w+VT H ( 4 0 3 )|<VI N T<|T
TLh i g h+VT H ( 4 0 3 )
【0032】即ち、上記内部電源電圧(Vint)は外
部から印加するバイアス電圧より低い電圧で、TTL入
力信号(Din)の電圧レベルがローレベルであると上
記パス用のNMOSトランジスタ403がターンオンさ
れ、又、ハイレベルであるとターンオフされるようにす
る。
【0033】一方、上記入力信号(Din)がハイレベ
ルからローレベルに遷移すると、プルダウン用のNMO
Sトランジスタ102がターンオフされ、PMOS調節
部20の第1NMOSトランジスタ401もターンオフ
される。
【0034】このとき、上記入力信号(Din)と内部
電源電圧(Vint)との差であるゲートとソースの間
の差(Vgs)が第2NMOSトランジスタ403のし
きい電圧(Vt)より大きくなるため、該入力信号(D
in)がソースに印加する第2NMOSトランジスタ4
03はターンオンされて、第2ノード411の電圧レベ
ルを迅速にプルダウンさせながらプルアップ用のPMO
Sトランジスタ101がターンオンされて、上記インバ
ータ部10の出力信号(Vout)はハイレベルにな
る。
【0035】これと同時に、ハイレベルにプルアップさ
れた出力信号(Dout)がフィードバックされてPM
OS調節部20のPMOSトランジスタ402をターン
オフさせ、よって、上記第2ノード411は上記第2N
MOSトランジスタ403により完全なTTLローレベ
ルになり、上記出力信号(Dout)も完全なハイレベ
ルを維持するようになる。
【0036】更に、上記入力信号(Din)がローレベ
ルからハイレベルに再び遷移するときは、前述した動作
を反復して遂行する。
【0037】このように本発明の第1実施形態に係る入
力バッファ回路の作用においては、スイッチング速度が
向上され、外部から印加する入力信号(Din)がロー
レベルであるときも静的電力(static power)は全く消
耗されない。
【0038】そして、本発明に係る入力バッファ回路の
第2実施形態として、バイアス電圧より低い内部電源電
圧(Vint)を発生する電源電圧発生回路を同一集積回路
内に備えていないとき、又は外部から供給することが難
しいとき適用するように次のように構成することもでき
る。
【0039】即ち、図2に示したように、電源電圧(V
cc)と接地電圧(Vss)間にプルアップ用のPMO
Sトランジスタ101とプルダウン用のNMOSトラン
ジスタ102とのドレインが共通連結して形成され、外
部から印加するTTL入力信号(Din)を反転させて
出力するインバータ部10と、該インバータ部10の出
力信号(Dout)がフィードバックして印加され、外
部から印加するTTL入力信号(Din)がハイレベル
であるときは上記プルアップ用のPMOSトランジスタ
101を完全にターンオフさせ、又、ローレベルである
ときは該プルアップ用のPMOSトランジスタ101が
完全にターンオンするように調節して、上記インバータ
部10の出力信号を迅速に遷移させるPMOS調節部3
0と、を包含して構成されている。
【0040】且つ、上記PMOS調節部30は、外部か
らのTTL入力信号(Din)がゲートに印加され、接
地電圧(Vss)がソースに印加される第1NMOSト
ランジスタ501と、該第1NMOSトランジスタ50
1のドレイン出力端と上記インバータ部10の出力端と
が第1ノード510を介してゲートに共通接続され、電
源電圧(Vcc)がソースに印加するPMOSトランジ
スタ502と、電源電圧(Vcc)がソース及びゲート
に印加される第2NMOSトランジスタ503と、該第
2NMOSトランジスタ503のドレインが次のNMO
Sトランジスタ505のソース及びゲートに印加され、
該NMOSトランジスタ505のドレインがゲートに連
結され、上記PMOSトランジスタ502のドレイン端
と上記プルアップ用のPMOSトランジスタ101のゲ
ートとが第2ノード511を介してドレインに共通連結
され、上記入力信号(Din)がソースに印加して該入
力信号(Din)によりパス機能を行う第3NMOSト
ランジスタ504と、から構成されている。
【0041】以下、このように構成された本発明の第2
実施形態に係る入力バッファ回路の動作を説明する。
【0042】先ず、外部から印加するTTL入力信号
(Din)がハイレベルであるとき、プルダウン用のN
MOSトランジスタ102がターンオンされ、出力信号
(Dout)はローレベルにプルダウンされると同時
に、上記入力信号(Din)がゲートに印加して第1N
MOSトランジスタ501がターンオンされ、該第1N
MOSトランジスタ501の出力により第1ノード51
0がローレベルになり、該第1ノード510信号がゲー
トに印加してPMOSトランジスタ502もターンオン
されて、第2ノード511がハイレベルにプルアップさ
れる。
【0043】このとき、出力信号(Dout)がフィー
ドバックされて、上記第1ノード510のレベルを第1
NMOSトランジスタ501の出力と共にローレベルに
安定化させ、上記PMOSトランジスタ502の出力に
より上記第2ノード511は完全なハイレベルになり、
よって、プルアップ用のPMOSトランジスタ101は
完全にオフされて、電流が流れないようになる。
【0044】なお、電源電圧(Vcc)がゲートに印加
されると第2NMOSトランジスタ503及び次段のN
MOSトランジスタ505が常にターンオンされ、パス
機能を行う第3NMOSトランジスタ504がハイレベ
ルの入力信号(Din)によりターンオフされ、上記第
2ノード511は上記PMOSトランジスタ502の出
力のみによりハイレベルを維持する。よって、上記出力
信号(Dout)は完全なローレベルを維持し、静的電
力の消耗が発生されない。
【0045】ここで、上記第2NMOSトランジスタ5
03における電源電圧(Vcc)のしきい電圧降下(V
t drop)により、パス用のNMOSトランジスタ
504のゲート入力電圧は、前記第1実施形態のパス用
のNMOSトランジスタ403と同様に、入力信号(D
in)がローレベルであると上記NMOSトランジスタ
504がターンオンされ、又、入力信号(Din)がハ
イレベルであるとターンオフされる条件を満足させる。
【0046】即ち、上記入力信号(Din)がハイレベ
ルであるとき、ゲートとソース間の電圧差(Vgs)が
しきい電圧(Vt)より小さくなって上記NMOSトラ
ンジスタ504がターンオフされ、又、該入力信号(D
in)がローレベルであるときゲートとソース間の電圧
差(Vgs)がしきい電圧(Vt)より大きくなって上
記NMOSトランジスタ504がターンオンされる。
【0047】更に、この場合、電源電圧(Vcc)に対
する適切な電圧降下を得るため、上記第2NMOSトラ
ンジスタ503と第3NMOSトランジスタ504との
向上に、もう1段、例えばドレインをゲートに接続した
NMOSトランジスタ505を直列に連結することもで
きる。
【0048】一方、上記TTL入力信号(Din)がハ
イレベルからローレベルに遷移するとき、プルダウン用
のNMOSトランジスタ102がターンオフされ、該入
力信号(Din)がゲートに印加する第1NMOSトラ
ンジスタ501もターンオフされる。
【0049】そして、電源電圧(Vcc)がゲートに印
加される第2NMOSトランジスタ503が常にターン
オンされ、該第2NMOSトランジスタ503の出力信
号とローレベルの入力信号(Din)とにより第3NM
OSトランジスタ504がターンオンされて、ハイレベ
ルの第2ノード511をローレベルに迅速にプルダウン
させ、該第2ノード511の信号によりプルアップ用の
PMOSトランジスタ101がターンオンされる。
【0050】このとき、上記出力信号(Dout)がハ
イレベルにプルアップされながらフィードバックされ、
PMOS調節部30のPMOSトランジスタ502をタ
ーンオフさせ、よって、上記第2ノード511はパス用
の第3NMOSトランジスタ504の出力により完全な
TTLローレベルになり、上記プルアップ用のPMOS
トランジスタ101は完全にターンオンされるため、出
力信号(Dout)は完全なハイレベルになる。
【0051】更に、該入力信号(Din)がローレベル
からハイレベルに再び遷移するときは、前述した動作が
反復して遂行される。
【0052】このように本発明の第2実施形態は、入力
バッファ回路のスイッチング速度が向上され、外部から
印加する入力信号(Din)がローレベルであるときも
静的電力の消耗が発生しなくなる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかる入力バッファ回路によれば、TTLロジック信号
をCMOSロジック信号に正確に変換して該CMOSの
出力レベルを調節するため、バイアス電圧が変化しても
静的電流が増加することを防止して、静的電力の消耗を
なくし、且つ、出力信号の遷移速度を向上し得るという
効果がある。
【0054】又、請求項2及び3の発明にかかる装置に
よれば、パス用のNMOSトランジスタは入力信号の電
圧レベルがハイレベルであるときターンオフされ、ロー
レベルであるときターンオンされて、プルアップ用のP
MOSトランジスタを完全にハイレベル、又はローレベ
ルにするため、静的電力の消耗をなくし、出力信号の遷
移速度を向上し得るという効果がある。特に、請求項3
の発明は、外部のバイアス電圧より低い内部電源電圧を
同一集積回路内に備えていない場合に適用し得るという
効果がある。
【0055】更に、本発明は高速動作を要求する集積回
路及び低電力、特にノートブックPCのようなバッテリ
により動作する装置のチップーメモリは勿論でその他の
ロジック回路等に広用し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入力バッファ回路の第1実施形態
を示した回路図である。
【図2】本発明に係る入力バッファ回路の第2実施形態
を示した回路図である。
【図3】従来入力バッファ回路の第1例を示した回路図
である。
【図4】従来入力バッファ回路の第2例を示した回路図
である。
【図5】従来入力バッファ回路の第3例を示した回路図
である。
【符号の説明】
10 インバータ部 20、30 PMOS調節部 101、402、502 PMOSトランジスタ 102、401、403、501、503、504、5
05 NMOSトランジスタ 410、510 第1ノード 411、511 第2ノード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力バッファ回路であって、 電源電圧(Vcc)と接地電圧(Vss)の間にプルア
    ップ用のPMOSトランジスタとプルダウン用のNMO
    Sトランジスタとのドレインが共通連結して形成され、
    外部から印加するTTL入力信号(Din)を反転させ
    て出力するインバータ部と、 該インバータ部の出力信号(Dout)がフィードバッ
    クして印加され、上記TTL入力信号(Din)がハイ
    レベルであるときは上記プルアップ用のPMOSトラン
    ジスタを完全にターンオフさせ、又、ローレベルである
    ときは該プルアップ用のPMOSトランジスタが完全に
    ターンオンするように調節して、上記インバータ部の出
    力を迅速に遷移させるPMOS調節部と、を包含して構
    成されたことを特徴とする入力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 上記PMOS調節部は、 外部からのTTL入力信号(Din)がゲートに印加さ
    れ、接地電圧(Vss)がソースに印加される第1NM
    OSトランジスタと、 該第1NMOSトランジスタのドレイン端と上記インバ
    ータ部の出力端とが第1ノードを介してゲートに共通接
    続され、電源電圧(Vcc)がソースに印加されるPM
    OSトランジスタと、 該PMOSトランジスタのドレイン端と上記プルアップ
    用のPMOSトランジスタのゲートとが第2ノードを介
    してドレインに共通連結され、外部のバイアス電圧より
    低い内部電源電圧(Vint)がゲートに印加され、上
    記入力信号(Din)がソースに印加されて、該入力信
    号(Din)の電圧レベルがハイレベル(即ち、ゲート
    とソース間の電圧差Vgsがしきい電圧Vtより小さ
    い)であるときターンオフされ、又、ローレベル(即
    ち、ゲートとソース間の電圧差Vgsがしきい電圧より
    大きい)であるときターンオンされる第2NMOSトラ
    ンジスタと、から構成されたことを特徴とする請求項1
    記載の入力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 上記PMOS調節部は、 外部からのTTL入力信号(Din)がゲートに印加さ
    れ、接地電圧(Vss)がソースに印加される第1NM
    OSトランジスタと、 該第1NMOSトランジスタのドレイン端と上記インバ
    ータ部の出力端とが第1ノードを介してゲートに共通接
    続され、電源電圧(Vcc)がソースに印加するPMO
    Sトランジスタと、電源電圧(Vcc)がソース及びゲ
    ートに印加される第2NMOSトランジス タと、 該第2NMOSトランジスタのドレインがゲートに連結
    され、ドレインは上記PMOSトランジスタのドレイン
    と上記プルアップ用のPMOSトランジスタのゲートと
    に共通連結され、上記入力信号(Din)がソースに印
    加し、該入力信号(Din)がハイレベル(即ち、ゲー
    トとソース間の電圧差Vgsがしきい電圧Vtより小さ
    い)であるときターンオフされ、又、ローレベル(即
    ち、ゲートとソースと間の電圧差Vgsがしきい電圧よ
    り大きい)であるときターンオンされる第3NMOSト
    ランジスタと、から構成されたことを特徴とする請求項
    1記載の入力バッファ回路。
JP10207339A 1997-09-06 1998-07-23 入力バッファ回路 Pending JPH1198003A (ja)

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