JPH09237401A - 磁気データテープドライブによるプリホーマットのトラックサーボパターンの正確な測定方法 - Google Patents

磁気データテープドライブによるプリホーマットのトラックサーボパターンの正確な測定方法

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JPH09237401A
JPH09237401A JP9043782A JP4378297A JPH09237401A JP H09237401 A JPH09237401 A JP H09237401A JP 9043782 A JP9043782 A JP 9043782A JP 4378297 A JP4378297 A JP 4378297A JP H09237401 A JPH09237401 A JP H09237401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AGC増幅器の増幅動作を飽和させず、磁気
テープ上のストライプパターンの確実な検出が可能なよ
うに増幅利得を調整できるようにする。 【解決手段】 ストライプパターンを検出する際、読み
取り時間中にのみコントローラ320 がAGCを動作さ
せ、かつ、一定の時間遅延の後にバーストパターンの読
み取りに達する前に、保持モードに制御する。この同一
遅延時間中に、ストライプパターンから読み取った信号
のパルス数を計数してストライプパターン検出が有効で
あるか否かを確認する。また、予想した数のパルスが計
数された際に、二つのバーストパターンの振幅値を測定
して磁気ヘッドの磁気テープ上の位置を調整する。コン
トローラ320 で予想した数のパルスが得られない場合、
コントローラ320 は他のストライプパターンの検索を開
始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的な磁気データ
記憶装置に関し、さらに詳細には、磁気データテープ上
のプリホーマットのサーボデータを読み取る磁気データ
テープドライブによるプリホーマットのトラックサーボ
パターンの正確な測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ記録に使用する低価格の磁気テー
プについて、一つの通例であるプリホーマットでは、ト
ラックからトラックへ歩進する一つの読み書き隙間を有
し、可動磁気ヘッドを備えるドライブによって書き込ま
れる長手方向に延在したトラックが形成されている。或
る製品では、空白のテープに対し、ドライブによってプ
リホーマットの設定が行われる。トラック密度が増大す
るにつれて、磁気テープ製造業者が予め磁気テープに対
してプリホーマッを設定することが通常的に行われてい
る。図3及び図4はパーソナルコンピュータ業界で特定
クラスのプリホーマット磁気データテープに使用されて
いる一部の長手方向におけるトラックを示している。図
3及び図4はQIC−170仕様に基づいている。図3
及び図4に示したプリホーマットに関する、さらに他の
事項は、カリフォルニア州93101、サンタバーバ
ラ、イースト・カリヨ・ストリート311,Quarter-I
nch CartridgeDriveStandards, Inc. から入手でき
るPreformatted Magnetic Travan MinicartridgeF
or Information Interchangeを通じて知見することが出
来る。
【0003】図3において、磁気テープ100は、この
磁気テープ100の両端でテープの幅全体を横断して書
き込まれた多数のプリホーマットによる連続したストラ
イプパターン102が形成されている。各ストライプパ
ターン102はトラックサーボ用のデータ境界を示すも
のであり、単一周波数による磁気記録(磁束変化)とな
っている。図4は図3に見られるストライプパターン1
02の間に記録されたトラックサーボパターンの細部に
おける一部(図3の中括弧部分)の拡大図である。トラ
ックサーボパターンは、「Aバーストパターン」(10
4,110)及び「Bバーストパターン」(106,1
12)を有している。トラック中心線(108,11
4,116)は、一つのAバーストパターン(104,
110)及び一つのBバーストパターン(106,11
2)が隣接する縁部分である。例えば、参照番号108
で示したトラック中心線は、Aバーストパターン104
の縁及びBバーストパターン106の縁の隣接部分を示
すものである。同様に、トラック中心線114はAバー
ストパターン110及びBバーストパターン106の縁
が隣接する部分を示すものであり、また、トラック中心
線116はAバーストパターン110及びBバーストパ
ターン112の縁が隣接する部分を示すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の磁気データテー
プドライブでは最初に磁気テープ100の始まりを検出
し、又は、磁気テープ100における穴(図示せず)に
よる終わりを検出することによって磁気テープ100の
一端を見つけ出す必要がある。次に、磁気データテープ
ドライブはストライプパターン102及び追随制御用の
トラックサーボパターンを順次検出する必要がある。磁
気データテープドライブは次に連続するトラックサーボ
パターンにおける二つのバーストパターン(Aバースト
パターン104,110及びBバーストパターン10
6,112)から読み取った信号の振幅値を測定し、こ
の連続する二つのバーストパターンから読み取った信号
の振幅値が等しく、すなわち、磁気データテープドライ
ブにおける磁気ヘッドが二つのバーストパターンの間の
中心線に沿うことを示すまで、磁気テープ100上での
磁気ヘッドの位置を調整する。典型的には、磁気データ
テープドライブが多数のバーストパターン(上記Aバー
ストパターン104,110及びBバーストパターン1
06,112)を読み取る。そして、一方のバーストパ
ターン(Aバーストパターン104,110)の最大振
幅値を平均化し、かつ、他方のバーストパターン(Bバ
ーストパターン106,112)の最大振幅値を平均化
する。この平均化した最大振幅値に基づいて磁気テープ
100上での磁気ヘッドの位置を調整する。このストラ
イプパターン及びトラックサーボパターンは一定増幅利
得の増幅器を通じて検出する。この際、磁気ヘッド及び
増幅器のような構成要素の動作変化、他の磁気テープ1
00ごとの読み取り信号の振幅値の変化、及び、特定の
磁気テープ100での信号の振幅値の変化が発生する。
したがって、一定増幅利得の場合には、信号対雑音(S
/N)比がバーストパターン(サーボバースト)の振幅
値の測定について実質的に変化することがある。一般的
に、トラックサーボパターンに対して必要であるよう
に、すなわち、読み取った信号の振幅値を測定する必要
がある場合には、増幅器の増幅利得を調整して信号対雑
音比を最適化するのが望ましい。しかし、トラックサー
ボパターンの最大振幅値を確実かつ正確に測定するに
は、バーストパターンの振幅値を一定増幅利得で測定す
る必要がある。この場合、増幅器の増幅利得を多少調整
してシステム変動を補償する必要があるが、トラックサ
ーボパターンにおける多数のバーストパターン(Aバー
ストパターン104,110及びBバーストパターン1
06,112)から読み取った信号を一定増幅利得で測
定しなければならない。自動利得制御(AGC)式の可
変増幅器がストライプパターンの検出前にも、すなわ
ち、常時AGC動作を行っていると、ストライプパター
ンを検出する回路(AGC可変増幅器)は、雑音でトリ
ガがかかることがある(ストライプパターンの疑似検
出)。他に、さらに以降で詳細に説明するように、周波
数の相違のためにストライプパターンから読み取った信
号の振幅値はトラックサーボパターンから読み取った信
号の振幅値よりも実質的に低いものである。したがっ
て、ストライプパターンを読み取った際の増幅器の増幅
利得はAGCによって高過ぎることがある。このため、
この増幅器での高増幅利得動作及びバーストパターンか
らの信号の高い振幅値によって増幅器での増幅動作が飽
和することがあり、このためトラックサーボパターンの
正確な振幅値の測定が出来なくなってしまう。
【0005】したがって、増幅器の増幅利得をストライ
プパターンの確実な検出及びトラックサーボパターンに
おける多数のバーストパターン(Aバーストパターン1
04,110及びBバーストパターン106,112)
の正確な測定が可能となるように調整する必要性があ
る。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、磁気テープ上のストライプ
パターン及びトラックサーボパターンを読み取る際に、
自動利得制御(AGC)による増幅器の増幅動作が飽和
せずに、その増幅利得をストライプパターンの確実な検
出及びトラックサーボパターンの正確な測定が可能なよ
うに調整できる磁気データテープドライブによるプリホ
ーマットのトラックサーボパターンの正確な測定方法の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の磁気データテープドライブによるプリホー
マットのトラックサーボパターンの正確な測定方法で
は、ストライプパターンを検出する際に、コントローラ
がストライプパターンを読み取る時間中のみAGCを動
作させて、その増幅器の増幅利得を校正する。ここでス
トライプパターンから読み取った信号とトラックサーボ
パターンから読み取った信号との間の振幅値差のため、
ストライプパターンの読み取り中のAGC動作における
電圧設定点(可変増幅器に対するAGC制御電圧)は通
常、トラックサーボパターンから読み取った信号の全範
囲に適用されるAGCの電圧設定点より低いものであ
る。一定の時間遅れの後、トラックサーボパターンに達
する前(読み取り前)に、コントローラがAGCを保持
モード(一定の動作状態)に制御する。この同一の遅れ
の時間中に、カウンタがストライプパターンから読み取
った信号のパルス数を計数してストライプパターンの検
出が有効であるか否かを確認する。また、予想したパル
ス数が計数された際に、二つのトラックサーボパターン
の振幅値を測定し、この結果を利用して磁気テープ上で
の磁気ヘッドの位置を調整する。ストライプパターンの
検出が適切でなければ(コントローラで予想したパルス
数が計数できない場合)、コントローラは他のストライ
プパターンの検索を開始する。
【0008】このようにして、ストライプパターンの確
実な検出及びトラックサーボパターンの正確な測定が可
能なように増幅器の増幅利得が調整される。すなわち、
磁気テープ上のストライプパターン及びトラックサーボ
パターンを読み取る際に、ストライプパターンを読み取
る時間中のみ自動利得制御(AGC)を動作させ、か
つ、トラックサーボパターンの読み取りに達する前に、
保持モード(一定の動作状態)に制御する。したがっ
て、AGCの増幅器での高増幅利得動作及びバーストパ
ターンからの信号の高い振幅値での増幅動作が飽和しな
くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の磁気データテープ
ドライブによるプリホーマットのトラックサーボパター
ンの正確な測定方法の実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の実施形態における事象を示
し、時刻ごとに対応した磁気テープ上の物理的な位置の
一部を詳細に示した図であり、時間線が磁気テープ上の
物理的位置に対応して示されている。図1において、磁
気テープ100は矢印200方向に位置するように固定
した磁気ヘッドを通過して移動する。最初のストライプ
パターン102を検出するために、読み取りチャンネル
の増幅器のAGCが動作するように設定する。AGC設
定電圧(増幅制御用の電圧)を信号の全範囲に対する通
常値の約半分に設定する。ここで最初のストライプパタ
ーン102を検出すると、AGCを保持モード(一定の
動作状態)とし、システムが、他のストライプパターン
102を検索する。最初に検出されたストライプパター
ン102の後の全てのストライプパターン102につい
て、そのストライプパターン102をAGCの保持モー
ドで検出し、雑音によるトリガがかからないようにす
る。すなわち、ストライプパターン102を疑似検出し
ないようにする。時刻T1でストライプパターン102
を検出する。この時刻T1でストライプパターン102
を検出すると、AGC動作を可能に設定し、その増幅器
の増幅利得を制御してストライプパターン102から読
み取った信号の振幅値を自動的に調整する。時刻T1で
のストライプパターン102の検出は、多少の雑音の影
響を受ける。すなわち、ストライプパターン102の疑
似検出の可能性がある。さらに、確実な信頼性を得るた
め、時刻T1から開始して、カウンタがストライプパタ
ーン信号の読み取りチャンネルを通過(磁気ヘッドが通
過)して発生すパルス数を計数する。また、時刻T1
で、タイマを始動させて時刻T2を決定する。この時刻
T2で、カウンタが計数したパルス数が所定範囲内にあ
れば、時刻T1でのストライプパターン102の検出が
有効であるとカウンタが認識する。時刻T2でバースト
パターンに達する前に、増幅器に対するAGCを保持モ
ードに設定してバーストパターンを読み取った信号の振
幅値を測定する。ここで電圧設定点(AGC制御電圧)
が通常の電圧設定点の半分であることを考慮する。スト
ライプパターン102から読み取った信号の振幅値はバ
ーストパターンから読み取った信号の振幅値の約半分で
ある。バーストパターンから読み取った信号は、その信
号の全範囲で高い振幅値である。ストライプパターン1
02の検出が有効であると認識されると、二つのバース
トパターン(サーボバースト)からの信号の振幅値を時
刻T3及び時刻T4で測定する。測定した時刻T3及び
時刻T4をバーストパターンの始まりからのバーストパ
ターンの全体時間の約2/3から3/4にしてピーク電
圧を正確に決定するためのピーク検出時間を設定する。
これまでのステップの結果、二つのバーストパターンか
らの信号の振幅値は、その信号の振幅値が低い場合、又
は、構成要素及び磁気テープ100が変動する場合に
も、最大信号対雑音比に近い状態で測定できるようにな
る。
【0010】図2は図1に示した事象時刻を発生し、所
要の測定を行なうように設計された磁気データテープド
ライブの読み取りチャンネル電子回路を示す。磁気ヘッ
ド300からの信号は前置増幅器302に入力され、こ
こからAGC増幅器(AGC可変増幅器)304に出力
され、さらに、低域通過(雑音)フィルタ(LPF)3
06に入力される。AGC増幅器304は第1のピーク
検出器310と関連して動作する。ピーク検出器310
には二つの制御に関する入力信号、すなわち、設定電圧
制御信号312及び保持信号314が入力される。ピー
ク検出器310はAGC増幅器304のピークツーピー
ク出力信号を設定電圧制御信号312と比較する。ここ
で増幅利得係数を用い、AGC増幅器304からのピー
クツーピーク出力信号が設定電圧制御信号312より大
きければ、ピーク検出器310はAGC増幅器304の
増幅利得を低減し、また、AGC増幅器304のピーク
ツーピーク出力信号が設定電圧制御信号312より低い
場合には、AGC増幅器304の増幅利得を増大させ
る。ピーク検出器310は保持信号314を確認した際
に、AGC増幅器304の増幅利得を保持信号314が
確認された時刻における信号が、いかなる場合(いかな
る値)でも、その信号を一定に保持する。
【0011】マイクロプロセッサを使用するコントロー
ラ320は、ここからのデジタル電圧318をデジタル
/アナログ(D/A)変換器316に送出する。D/A
変換器316はデジタル変換した設定電圧制御信号31
2をピーク検出器310へ送出する。D/A変換器31
6は抵抗器を用いたラダー方式の構成で良い。この場
合、コントローラ320からのデジタル電圧318は多
数ビット2進数である。これに代えてコントローラ32
0がパルス幅変調(PWM)信号を送出するようにして
も良い。この場合には、D/A変換器316は簡単な構
成の低域フィルタを用いる。
【0012】データパルス発生器308は磁気記録デー
タ分離器の一部である。データパルス発生器308は低
域通過フィルタ306からの信号を微分し、この微分信
号内のゼロ交差点を検出して、その一連のパルスを出力
するが、各出力パルスは磁気ヘッド300からの信号の
ピークに一致している。低域通過フィルタ306からの
出力信号が第2のピーク検出器326を通じてアナログ
/デジタル(A/D)変換器328に入力される。
【0013】ここで図3及び図4に戻ると、各ストライ
プパターン102の磁気密度は一様でありインチ当たり
15, 000磁束変化(ミリメートルあたり590. 5
5磁束変化)である。各ストライプパターン102の長
さは0. 02インチ(0. 508mm)であり、全部で
約300磁束密度である。各Aバーストパターン(10
4,110)及びBバーストパターン」(106,11
2)の磁束密度も一様であり、インチ当たり7, 500
磁束変化(ミリメートル当たり295. 28磁束変化で
ある。以下、再度、図2を参照すると、ストライプパタ
ーン検出器322は所定の時間中にデータパルス発生器
308の出力信号からの連続するパルス数を計数する。
ストライプパターン102及びバーストパターンに対す
るパルスの間の時間は磁気テープ100の移動速度によ
って決定される。磁気テープ100の移動速度に該当す
る時間中9−12の連続するパルス数を計数した際に
は、ストライプパターン検出器322はコントローラ3
20及びストライプパターン判定器324に、ストライ
プパターン102が確実に検出されたことを通知する
(図1中の時刻T1)。ストライプパターン検出器32
2がストライプパターン102の存在を指示すると、コ
ントローラ320は保持信号314の送出を停止して、
AGC増幅器304のAGC動作を開始させる。コント
ローラ320は増幅利得をストライプパターン信号の振
幅値に整合するように調整を行うために十分に長い一定
の時間を待って、その保持信号314を送出する(図1
中の時刻T2)。時刻T1から時刻T2までの時間は磁
気テープ100の移動速度によって決定されるが、一例
では一般的に使用されている磁気テープ100の移動速
度に対して240マイクロ(μ)秒である。保持信号3
14は磁気ヘッド300がストライプパターン102で
の磁束変化を読み取っている間に送出される。
【0014】ストライプパターン検出器322がストラ
イプパターン102の存在を示した時刻(図1中の時刻
T1)から始めて、コントローラ320は第1の一定時
間を待って第1のバーストパターンの大きさをピーク検
出器326及びA/D変換器328によって測定された
際に読み取る(図1中の時刻T3)。また、第2の一定
時間を待って第2のバーストパターンの大きさを読み取
る(図1中の時刻T4)。
【0015】また、時刻T1(ストライプパターン判定
器324がストライプパターン102の存在を示した時
刻)から始めて、ストライプパターン判定器324は仮
定ストライプパターン信号から生ずるパルス数の計数を
開始する。時刻T2で、カウンタの値を読み取る。カウ
ンタがタイミング及び磁気テープ100の速度公差に基
づく所定範囲内に、正常なパルス数を計数した場合、時
刻T1でのストライプパターン検出器322によるスト
ライプパターン102の検出が認定される。ストライプ
パターン検出器322でのストライプパターン102の
検出が認定されると、次の二つのバーストパターンの大
きさをピーク検出器326で検出し、かつ、A/D変換
器328でデジタル信号に変換して測定する。この信号
を磁気テープ100上の磁気ヘッド300の位置調整に
使用する(一組の平均値振幅の一部)。ストライプパタ
ーン検出器322によるストライプパターン102の検
出が認定されない場合、A/D変換器328を通じて入
力された測定値をコントローラ320が廃棄する(平均
化に繰り入れない)。
【0016】AGC増幅器304は最大不飽和出力特性
を有している。低域通過フィルタ306では指定振幅値
の範囲内の信号に対してのみ歪みが生じても良い。A/
D変換器328には指定最大入力電圧が最大(全範囲)
でのデジタル信号に変換できる指定範囲を有している。
一般的にバーストパターンを測定するための最大信号対
雑音比に対して、AGC増幅器304の増幅利得は、バ
ーストパターンからの最大予想増幅ピーク信号がAGC
増幅器304の最大出力、低域通過フィルタ306の最
大範囲、又はA/D変換器328の最大出力中のいずれ
か小さい方で、その設定を行うべきである。特定の実施
形態では、A/D変換器328に対する指定最大入力
は、A/D変換器328も他のシステム測定に使用され
るのでAGC増幅器304の指定最大出力より大きい。
その同一の特定の実施形態において、最大チャンネル振
幅値は低域通過フィルタ306によって制限されてい
る。したがって、特定の実施形態での最大信号対雑音比
は低域通過フィルタ306の特性範囲で制限される。第
1のストライプパターン102の検出前に、コントロー
ラ320が設定電圧制御信号312を指定最大チャンネ
ル電圧の約40%であるピークツーピーク出力を生ずる
電圧に設定する。上記の説明からストライプパターン1
02を読み取った信号の周波数が、バーストパターンか
らの信号の周波数の2倍であることを考慮すると、磁気
ヘッド300からの信号の振幅値は信号周波数の増大と
共に減少する。特定の増幅利得について、ストライプパ
ターン102から読み取った信号が最大指定出力電圧の
半分である増幅出力信号を送出すれば、同一の増幅利得
でバーストパターンから読み取った信号は、最大チャン
ネル電圧となる。したがって、図1中の時刻T2でのA
GC増幅器304の増幅利得は、サーボ信号の測定に対
して略最大の信号対雑音比となり、雑音による増幅飽和
が防止されるようになる。
【0017】本発明の、これまでの説明は例示的なもの
であり、説明の目的のために提示したものである。本発
明を徹底的に説明したり、また、開示した精密な形態に
限定するものではない。上記の教示に照らして他の修正
案及び変形案が可能である。さらに、実施形態は本発明
の原理及びその実際的用途を、当業者が各種実施例及び
各種修正案に関して考えている特定の用途に適している
として、本発明を最良な利用が出来るように、最も良く
説明するために選定したものである。付記した特許請求
の範囲は従来の技術により限定されているものを除き本
発明の他の代替可能な実施形態を包含するものと解釈さ
れるものである。
【0018】以下に、本発明の実施の態様および諸実施
例を掲げておく。 〔1〕、磁気テープ(100)上のトラックサーボパタ
ーン(104,106,110,112)を読み取る方
法において、 a コントローラ(320)によって、磁気テープ上の
トラックサーボパターンの位置を示すために用いるスト
ライプパターン(102)を検出するステップと、 b コントローラによってストライプパターンから読み
取った信号が入力される増幅器(304)に対する自動
利得制御を行うステップと、 c 前記増幅器(304)の増幅利得をストライプパタ
ーンを読み取った信号に対する自動利得制御の調整を行
う際に十分な時間を待つステップと、 d コントローラに応答して前記増幅器の増幅利得を保
持するステップ及び、 e 前記コントローラによって前記増幅器の増幅利得を
前記ステップdで決定した値に保持してトラックサーボ
パターンを読み取るステップと、を有することを特徴と
する磁気データテープドライブによるプリホーマットの
トラックサーボパターンの正確な測定方法。
【0019】〔2〕、上記〔1〕に記載の方法におい
て、前記ステップcで設定した時間中に、ストライプパ
ターンを読み取った信号から発生するパルス数を計数す
るステップ及び所定数のパルスが計数された場合に限っ
て前記ステップeの読み取りを行なうステップを有する
ことを特徴とする磁気データテープドライブによるプリ
ホーマットのトラックサーボパターンの正確な測定方
法。
【0020】〔3〕、上記〔1〕に記載の方法におい
て、前記ステップcでの時間中に、前記ステップeにお
けるトラックサーボパターンからの予想最大信号振幅
が、所定の最大電圧を生ずるように、最大振幅出力電圧
を設定するステップを有することを特徴とする磁気デー
タテープドライブによるプリホーマットのトラックサー
ボパターンの正確な測定方法。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の磁気データテープドライブによるプリホーマットのト
ラックサーボパターンの正確な測定方法では、磁気テー
プ上のストライプパターン及びトラックサーボパターン
を読み取る際に、ストライプパターンを読み取る時間中
のみ自動利得制御(AGC)を動作させ、かつ、トラッ
クサーボパターンの読み取りに達する前に、保持モード
(一定の動作状態)に制御している。すなわち、AGC
による増幅器での高増幅利得動作及びバーストパターン
からの信号の高い振幅値での増幅動作が飽和しなくな
る。この結果、増幅器の増幅利得をストライプパターン
の確実な検出及びトラックサーボパターンの正確な測定
が可能なように調整できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による事象を示し、時刻区別に対応した
磁気テープ上の物理的な位置の一部を詳細に示す図であ
る。
【図2】図1に示した事象時刻を発生し、所要の測定を
行なうように設計された磁気データテープドライブの読
み取りチャンネル電子回路のブロック図である。
【図3】従来の技術におけるプリホーマットを書き込ん
だ磁気テープの正面図である。
【図4】図3に示す磁気テープにおける一部を詳細に示
す正面図である。
【符号の説明】
100:磁気テープ 102:ストライプパターン 104,110:Aバーストパターン 106,112:Bバーストパターン 300:磁気ヘッド 302:前置増幅器 304:AGC増幅器 306:低域通過フィルタ 308:データパルス発生器 310,326:ピーク検出器 312:設定電圧制御信号 314:保持信号 316:D/A変換器 318:デジタル電圧 320:コントローラ 322:ストライプパターン検出器 324:ストライプパターン判定器 328:A/D変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック・ハビング アメリカ合衆国 コロラド、ロングマウン ト、アプト・エー、ケンブリッヂ・ドライ ヴ 1822 (72)発明者 マーク・イー・マイルス アメリカ合衆国 コロラド、ラヴランド、 ダブリュー・フォーティーフィフス・スト リート 1290 (72)発明者 ステファン・ジー・ウルマン アメリカ合衆国 コロラド、ラヴランド、 オー・キープ・トレイル 465 (72)発明者 マーク・イー・ナッシュ アメリカ合衆国 コロラド、リヨンズ、ロ ングス・ピーク・ドライヴ 106

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ(100)上のトラックサー
    ボパターン(104,106,110,112)を読み
    取る方法において、 a コントローラ(320)によって、磁気テープ上の
    トラックサーボパターンの位置を示すために用いるスト
    ライプパターン(102)を検出するステップと、 b コントローラによってストライプパターンから読み
    取った信号が入力される増幅器(304)に対する自動
    利得制御を行うステップと、 c 前記増幅器(304)の増幅利得をストライプパタ
    ーンを読み取った信号に対する自動利得制御の調整を行
    う際に十分な時間を待つステップと、 d コントローラに応答して前記増幅器の増幅利得を保
    持するステップ及び、 e 前記コントローラによって前記増幅器の増幅利得を
    前記ステップdで決定した値に保持してトラックサーボ
    パターンを読み取るステップと、 を有することを特徴とする磁気データテープドライブに
    よるプリホーマットのトラックサーボパターンの正確な
    測定方法。
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