JPH08106724A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH08106724A
JPH08106724A JP24114994A JP24114994A JPH08106724A JP H08106724 A JPH08106724 A JP H08106724A JP 24114994 A JP24114994 A JP 24114994A JP 24114994 A JP24114994 A JP 24114994A JP H08106724 A JPH08106724 A JP H08106724A
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JP
Japan
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amplitude
signal
comparator
circuit
speed
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JP24114994A
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Takashi Ogata
隆司 緒方
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンパレータの応答遅延量のバラツキによるジ
ッタの発生を低減し、精度の高いエッジ検出を可能とす
る。 【構成】記録媒体から再生された信号を基準レベルと比
較して2値化するコンパレータ3と、コンパレータ3の
入力信号の振幅を前記基準レベルに対して制限する第1
の制限手段(リミッタ回路2、演算手段4、AGC回路
1)と、前記2値化手段の入力信号の前記基準レベル近
傍の立ち上がり及び立ち下がり速度の変化を制限する第
2の制限手段(リミッタ回路2、演算手段4、AGC回
路1)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等に記録さ
れたデジタル信号を再生復元する情報再生装置に関わ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光磁気記録のようなデジタル情
報記録装置においては、予め基板に刻まれている案内溝
に沿って磁性薄膜からなる磁性媒体にレーザ光を照射
し、媒体上の磁化パターンとして情報を記録する熱磁気
記録が行われる。この案内溝はスパイラル状に刻まれて
おり、情報トラックとしての役割を果たす。この時、情
報トラックには、予めセクタ情報を示すセクタフォーマ
ット領域がセクタ先頭領域として刻まれている。光磁気
ディスク装置では、フォーマットを認識して情報の記録
再生を行う。
【0003】この分割されたデータ領域に情報を記録再
生する方式には従来から種々の方法が採用されている
が、一般には記録ピットの中心に情報を持たせたマーク
間記録方式が多く用いられている。この場合のデータの
再生には、読み出し信号を微分してゼロクロス点を検出
し、同時に変調方式で決まる再生クロックを検出し、デ
ータ検出窓とのタイミング関係から「0」,「1」のパ
ターンを判別する微分検出方式が一般に用いられる。
【0004】これに対し、近年より高密度記録を可能に
する技術の1つとして、記録ピットのエッジに情報を持
たせるマークエッジ記録方式が提案されている。マーク
エッジ記録した情報を再生するには、微分方式で読み出
し信号を2階微分して、エッジ位置に相当するゼロクロ
ス点を検出する微分検出方式も適応可能であるが、高密
度記録では記録周波数が高くなる程、2階微分回路にお
ける高域ノイズも増加するため、ゼロクロス点の検出精
度が低下する問題があり、これを解決するため、コンパ
レータにより、基準スライスレベルとの比較を行い2値
化するスライス方式も多く用いられている。
【0005】しかし、スライス方式による2値化再生回
路においては、再生波形の信号変化のみを検出する微分
方式と比べ、波形等化器(イコライザ)を設けても、記
録データのパターン長により信号振幅が大きく変化する
ため、2値化コンパレータに入力される信号振幅や信号
の遷移速度のバラツキが微分方式と比べて大きく、コン
パレータの応答遅延量のバラツキも大きくなる問題があ
った。
【0006】即ち、一般に再生回路に用いられる高速の
コンパレータ素子においては、入力信号の振幅や変化速
度が変化すると、コンパレータを構成するトランジスタ
等の半導体素子のスイッチ速度が変化するため、コンパ
レータの2値化出力信号のエッジ位置が、入力信号を基
準レベルでスライスした本来のエッジ位置に対して、時
間軸上で変動する特性を有している。この出力応答の時
間軸上のエッジ変動が再生ジッターを増大させ、再生デ
ータのエラーとなっていた。
【0007】この問題を解決するには、コンパレータ入
力の振幅をリミッタ等で制限する方法も有効であり、例
えば、特開平1−137468号に開示されている図6
に示すようなダイオードによるリミッタ回路を用いれ
ば、ジッターをある程度改善することも可能である。同
図において、60は波形等化器、61はコンデンサ、6
2、63はダイオード、64はリミッタ、65はコンパ
レータである。
【0008】例えば、図7(a)に示すような再生波形
がV1 として入力されると、コンデンサによりDC成分
がカットされるため、オフセット電圧VB を中心に変化
していた信号は0Vレベルを中心に変化する。また、ダ
イオード62及び63が順方向電圧VF より越えるとO
N状態となり、ピーク電圧のVF を越える部分をピーク
クランプする結果、コンパレータ65に入力される電圧
V2 は図7(b)のように0Vを中心に±VF でクラン
プされた波形となる。このようにして図6の従来例にお
いてはコンパレータ65に入力される信号の振幅を制限
することが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなダイオードリミッタ付きの回路のみでは、コンパレ
ータ65に入力される振幅をある程度抑えることができ
ても、信号のパターンにより異なるスライスレベル近傍
の信号変化速度を揃えて、かつ十分に高速にすることは
できず、高密度、高転送記録時で再生信号の周波数が高
くなると、コンパレータ65の信号変化速度に起因する
応答遅延量のバラツキが大きくなる問題があった。
【0010】即ち、一般にリード回路等で使用される高
速のコンパレータ65は、図8に例として示すような応
答遅延特性を有しており、入力信号の振幅が一定でも、
スライスレベルを通過する信号の速度vによって、コン
パレータ65の出力の立ち上がりまたは立ち下がりの応
答遅延時間tdが変化し、速度vが大きくなる程、遅延
量tdも減少する傾向がある。
【0011】ただし、この傾向が顕著なのは通過速度v
が小さい領域(図8のA領域)であって、スライスレベ
ル通過速度vがある程度以上大きくなると(図8のB領
域)、コンパレータ65を構成する半導体の応答速度限
界に近づくため遅延量tdはほぼ一定値に近づく。
【0012】従って、従来のリミッタ回路によって振幅
を制限するだけでは、スライスレベルの通過速度を制御
できないため、図8のA領域での信号も含まれることが
あり、記録信号パターンによってスライスレベル通過速
度も変化して、その結果コンパレータ出力の2値化パル
スの応答遅延時間も変動することがあった。
【0013】本発明の情報再生装置はこのような課題に
着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、高密度記録再生時においても、コンパレータ入力信
号の振幅及びスライスレベル近傍の信号の変化速度を制
限することを可能にして、コンパレータの応答遅延量の
バラツキによるジッタの発生を低減して再生精度の高い
情報再生装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の情報再生装置は、記録媒体から再生され
た信号を基準レベルと比較して2値化する2値化手段
と、この2値化手段の入力信号の振幅を前記基準レベル
に対して制限する第1の制限手段と、前記2値化手段の
入力信号の前記基準レベル近傍の立ち上がり及び立ち下
がり速度の変化を制限する第2の制限手段とを具備す
る。
【0015】
【作用】すなわち、本発明の情報再生装置は、記録媒体
から再生された信号を基準レベルと比較して2値化する
にあたって、この2値化手段の入力信号の振幅を前記基
準レベルに対して制限するとともに、前記2値化手段の
入力信号の前記基準レベル近傍の立ち上がり及び立ち下
がり速度の変化を制限するようにする。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す回路ブロ
ック図であり、記録媒体から再生された信号を基準レベ
ルと比較して2値化するコンパレータ3と、前記コンパ
レータ3の前段に配置され、前記基準レベルに対して再
生信号の振幅を制限するリミッタ回路2と、前記リミッ
タ回路2の制限電圧を基準に増幅器の増幅度を決定する
演算手段4と、前記演算手段4の指示値に従って前記リ
ミッタ回路2に入力される再生信号の振幅を制御する電
圧増幅器としてのAGC回路(自動ゲイン制御回路)1
とから構成される。ここで、前記演算手段4及びAGC
回路1とは、再生信号の最短記録波長の増幅を前記リミ
ッタ回路2の制限電圧振幅以上に制御する機能を有す
る。また、前記リミッタ回路2は、前記コンパレータ3
の基準レベルの変化に対して、再生信号の振幅を基準レ
ベルを中心に常に一定振幅となるように制限する機能を
有する。
【0017】AGC回路1は、入力信号の振幅Aが変化
しても、指示電圧V0 に従って増幅度を可変できる増幅
器であり、一般に指示電圧V0 に従って増幅度を制御で
きる増幅器5と、ディスクに記録された情報を元に得ら
れたタイミング信号Sが与えられる期間のみ出力電圧波
形を整流平滑して出力振幅の平均値と指示値を比較する
比較回路6より構成されている。例えば、光磁気ディス
クの記録再生装置においては、ディスクに記録されたV
FO領域の最短周期の単一繰り返し信号の振幅を基準に
して、VFO領域のみ開くゲート信号を上記のタイミン
グ信号Sとして、この区間の振幅の平均値を求めホール
ドして、このホールド値と指示された振幅値とが同じに
なるように増幅器5の増幅度を制御する。
【0018】このAGC回路1は、一般には、媒体感度
の変化や環境の変化による信号レベルの変化を抑えて後
段の再生回路に適した、予め決められた振幅に制御する
ために用いられるが、本実施例においては、このAGC
回路1への振幅指示電圧V0を一定値ではなく、リミッ
タ回路2へ与える制限電圧値VL に基づいて演算手段4
によって演算した演算値を用いている。
【0019】以下、本実施例の動作について、図1及び
図3により説明する。まず、図1の端子Aに図3(A)
に示すような記録データパターンにより振幅の変化する
読み出し再生信号が入力されると、演算手段4は、リミ
ッタ回路2に与える制限電圧値±VL を元にVL の2倍
以上(例えば2.5倍)の演算を行い、AGC回路1の
振幅指示電圧V0 として比較回路6に与える。
【0020】AGC回路1は、再生信号波形で振幅が最
小となる最短周期の信号の振幅が、振幅指示値V0 とな
るように増幅器5のゲインを制御する結果、リミッタ回
路2へ入力される信号は、図3(B)の破線で示すよう
に、最小振幅がリミッタ回路2の制限電圧値VL の2倍
以上になるように制御される。
【0021】一方、リミッタ回路2は、ダイオード、演
算増幅器等で構成されるアクティブなリミッタ回路であ
って、増幅された信号の制限電圧±VL 内の中心部分の
図3(B)の実線で示すような波形のみを取り出してコ
ンパレータ3に印加する。
【0022】コンパレータ3は、リミッタ回路2により
振幅制限された波形を基準値(ここではグランドレベ
ル)と比較して図3(C)に示すような2値化パルス信
号を得る。
【0023】ここで、振幅指示値V0 を得る演算手段の
演算式、例えばK×VL の定数Kの値は、用いるコンパ
レータの特性により最適に定める。ここで、コンパレー
タ3の応答遅延特性が図8に示すような特性の場合、K
値は、ゲイン決定の基準となる最短周期の再生信号の振
幅が、少なくともリミッタ回路2の制限電圧VL の2倍
以上となるように2以上とし、かつコンパレータ3のス
ライスレベル近傍の信号の立ち上がり及び立ち下がり速
度(ここでは0レベルの通過速度)が図8のB領域に入
るように決める。ただし、K値が大き過ぎると振幅の大
きな信号入力時に出力振幅の増幅器5の電源電圧で決ま
る最大出力振幅値を越えて出力波形が歪んだり、出力振
幅の増大に従って増幅器5の消費電力も増大することが
あるため、最適なK値が存在する。
【0024】一般に増幅器5として、高速のスルーレー
トの高い増幅器を用いれば、出力信号の立ち上がり及び
立ち下がり時間は変化しないので、信号の振幅が大きい
程、出力信号の立ち上がり及び立ち下がり速度は大きく
なる。
【0025】従って、上記のように最小振幅となる最短
周期の信号の変化速度が図8のB領域に入るように最適
なK値を定めれば、他の振幅の大きな周期の長い信号も
B領域に入ることになり、全てのデータパターンの再生
信号に対して、コンパレータ3の応答遅延が一定にする
ことができる。
【0026】なお、本実施例の演算式の例は、最も単純
な乗算式の場合について述べたが、スライスレベル通過
速度を最適に設定できれば、上記以外の演算式でも良
く、また、記憶した経験値を演算式の中に取り入れても
構わない。
【0027】以上述べたように、本実施例によれば、コ
ンパレータ3の入力信号が常にコンパレータ3の応答遅
延量が一定となるように制御されるため、記録データに
より振幅の変化する再生信号のスライス検出において
も、安定で高精度のエッジ検出が可能となる。
【0028】以下に本発明の第2実施例を図2を参照し
て説明する。図2は、第2実施例の構成を示すものであ
る。基本的な構成は第1実施例と同じであり、AGC回
路20の前段にリミッタ回路21が設けられている点が
第1実施例と異なる。また、第2実施例では、リミッタ
回路及び演算回路として、単純な回路構成の例を示して
いる。
【0029】図2において、リミッタ回路21及び31
は同一の回路であって、従来より用いられているような
ダイオード22、23あるいは29、30のみで構成さ
れ、制限電圧はダイオードの順方向電圧VF で信号振幅
を制限している。ここで、AGC回路20の前にもリミ
ッタ回路21を設けたのは、AGC回路20の入力信号
振幅を制限することによりAGC回路20の電源による
出力飽和電圧により制限されるAGC回路20の増幅率
を第1実施例よりも、より大きくとれるようにするため
である。
【0030】従って、データパターンによる再生信号振
幅差の大きい場合においても初段でリミッタ回路をかけ
ることにより、AGCアンプの制約を受けることなくス
ライスレベル近傍の波形部分を取り出すことが可能とな
るため、より精度の高いエッジ検出ができる。
【0031】また、本実施例においては、演算手段4に
リミッタ回路31のダイオードとほぼ同一の順方向電圧
を有するダイオードを用い、電源VC により抵抗25を
介してバイアスすることにより振幅指示電圧V0 を得て
いる。
【0032】ここではダイオード27,28を直列接続
してV0 =2VF +αを得ており、αの値は、ダイオー
ドに直列接続された抵抗26の抵抗値R1 とバイアス電
流Iの積で決まる。指示電圧を大きくしたい場合は、抵
抗値R1 を大きくしたり、直列接続のダイオードの数を
更に増やすことで調整できる。
【0033】以上のように本実施例によれば、簡単な回
路構成でより高精度の再生回路を構成できる。なお、本
実施例の動作は第1実施例とほぼ同じであるので省略す
る。以下に、図4及び図5により本発明の第3実施例に
ついて説明する。
【0034】第3実施例は、基本構成は第1実施例と同
じであるが、コンパレータのスライスレベルも演算手段
の情報として入力することにより、自動スライス制御回
路と組み合わせた場合のスライス変化に連動してリミッ
ト電圧範囲も変化するようにした点が異なる。
【0035】図4の再生回路40において、2はアクテ
ィブタイプのリミッタ回路であって、演算増幅器42及
び43により、ダイオード45及び47の順方向電圧を
補償して整流機能のみを使うことにより、順方向電圧以
下の制限電圧に対して対応できる回路である。
【0036】即ち、アクティブ型のリミッタ回路におい
ては、リミッタ回路の上限設定電圧A及び、下限設定電
圧Bを任意に設定でき、第2実施例のようなダイオード
のみで構成するパッシブ型リミッタ回路のように順方向
電圧の制限を受けることがない。
【0037】このようなリミッタ回路を用い、コンパレ
ータのスライスレベルVR に対して、リミッタの上限値
がVR +VL 、下限値がVR −VL となるように演算手
段41で設定すれば、スライスレベルが変動しても、常
にスライスレベルを中心としてリミッタ範囲が確定する
ことが可能となる。
【0038】ここで、第3実施例の演算手段41は、第
1,第2実施例の演算手段4とは入出力が異なってい
る。つまり、入力としては、リミッタの制限電圧VL だ
けでなくスライスレベル値VR を含んでおり、出力とし
ては、AGC回路1への振幅指示値V0 だけでなく、リ
ミッタ回路2への制限電圧指示値A,Bを含んでいる。
【0039】即ち、この演算手段41では、演算パラメ
ータVL ,VR により、振幅指示値V0 とリミッタへの
指示値A,Bを演算している。例えば、A=VR +VL
、B=VR −VL 、V0 =K×(A+B)(Kは第1
実施例で述べた定数)の3種の演算を行う。
【0040】従って、本実施例の再生回路を自動スライ
ス制御方式と組み合わせて用いる場合、例えば図5
(A)に示すような再生波形のエンベロープ変化に追従
するようにスライスレベルVR も制御されると、リミッ
タの上限値A、下限値Bも連動して動き、図5(B),
(C)に示すように常にスライスレベルを中心とした部
分の波形を取り出すことが可能となる。
【0041】以上のように、本実施例を用いれば、自動
スライス制御方式との組み合わせで大きなサグのような
DCレベル変動があっても、スライスレベルに連動する
振幅およびスライスレベル通過速度の大きい信号をコン
パレータに入力することが可能となり、常に精度の高い
エッジ検出が可能となる。
【0042】上記した具体的実施例から以下のような構
成の技術的思想が抽出される。 (1)記録媒体から再生された信号を基準レベルと比較
して2値化する2値化手段と、この2値化手段の入力信
号の振幅を前記基準レベルに対して制限する第1の制限
手段と、前記2値化手段の入力信号の前記基準レベル近
傍の立ち上がり及び立ち下がり速度の変化を制限する第
2の制限手段と、を具備したことを特徴とする情報再生
装置。 (2)前記第1及び第2の制限手段が、前記2値化手段
の前段に配置され、前記基準レベルに対して再生信号の
振幅を制限するリミッタと、このリミッタの制限電圧を
基準に増幅器の増幅度を決定する演算手段と、前記演算
手段の指示値に従って前記リミッタに入力される再生信
号の振幅を制御する電圧増幅器とから構成される構成
(1)に記載の情報再生装置。 (3)前記演算手段及び電圧増幅器は、再生信号の最短
記録波長の振幅を前記リミッタの制限電圧振幅以上に制
御する機能を有する構成(2)に記載の情報再生装置。 (4)前記リミッタは、前記コンパレータの基準レベル
の変化に対して、再生信号の振幅を基準レベルを中心に
常に一定振幅となるように制限する機能を有する構成
(2)記載の情報再生装置。
【0043】
【発明の効果】本発明の情報再生装置によれば、高密度
記録再生時においてもスライス式による2値化方式で、
コンパレータ入力信号の振幅及びスライスレベル近傍の
信号の変化速度を揃えてコンパレータの応答遅延量のバ
ラツキによるジッタの発生を低減し、精度の高いエッジ
検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す回路ブロック
図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成を示す回路ブロック
図である。
【図3】第1実施例の動作を説明するための図である。
【図4】第3実施例の構成を示す回路ブロック図であ
る。
【図5】第3実施例の動作を説明するための図である。
【図6】従来の情報再生装置の構成を示す図である。
【図7】図6の情報再生装置の動作を説明するための図
である。
【図8】コンパレータの応答遅延特性を示す図である。
【符号の説明】
1…AGC回路、2…リミッタ回路、3…コンパレー
タ、4…演算手段、5…増幅器、6…比較回路、10…
再生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から再生された信号を基準レベ
    ルと比較して2値化する2値化手段と、 この2値化手段の入力信号の振幅を前記基準レベルに対
    して制限する第1の制限手段と、 前記2値化手段の入力信号の前記基準レベル近傍の立ち
    上がり及び立ち下がり速度の変化を制限する第2の制限
    手段と、 を具備したことを特徴とする情報再生装置。
JP24114994A 1994-10-05 1994-10-05 情報再生装置 Withdrawn JPH08106724A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001033568A1 (fr) * 1999-10-29 2001-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lecteur de disque optique et procede de reproduction
JP2016514337A (ja) * 2013-02-25 2016-05-19 マイクロン テクノロジー, インク. 装置、検知回路、およびワード線電圧の上昇を補償する方法

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