JPH09237345A - クラス分類適応処理における学習方法 - Google Patents

クラス分類適応処理における学習方法

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JPH09237345A
JPH09237345A JP8069126A JP6912696A JPH09237345A JP H09237345 A JPH09237345 A JP H09237345A JP 8069126 A JP8069126 A JP 8069126A JP 6912696 A JP6912696 A JP 6912696A JP H09237345 A JPH09237345 A JP H09237345A
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哲二郎 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラス分類適応処理を用いて輝度値の補正を
行う場合、暗から明へ連続的に照明を変化させ、あるカ
ットで複数フレームの撮影を行い、その複数フレームの
中央付近のフレームを最適であると思われる輝度値の画
像信号を教師用の画像信号として設定し、教師用の画像
信号以外のフレームを補正対象の画像信号として学習を
行うことで、最適な係数データが学習できる。 【解決手段】 補正対象の画像信号がA/D変換され、
平均値/標準偏差回路3、遅延回路5へ供給される。量
子化回路4では、平均値と標準偏差からnビットのコー
ドが縮退ROM8へ供給される。ブロック化回路6、平
均化回路7からのpビットのコードとnビットのコード
とを縮退させたqビットのクラスコードは、縮退ROM
8から学習回路53へ供給される。学習回路53では、
A/D変換された教師用の画像信号が供給され、最適な
係数データが獲得される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像信号の輝度
値をクラス分類適応処理を用いて補正するようにした輝
度補正装置に記憶される最適な係数データを獲得するた
めのクラス分類適応処理における学習方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、輝度補正装置において、輝度補正
は、画面内の輝度値の積分値(全受光量に相当する)を
求め、これに応じてアンプのゲインを変化させることで
輝度補正を行っていた。従って、空間内で見るとどの画
素にも一定のゲインが掛かっており、暗い部分のみを明
るくしたり、明るい部分のみを暗くしたり、という細か
い補正を行うことができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、クラス分類適
応処理を導入して輝度補正の改善を図ることを提案した
(特願平7−328358号参照)。しかしながら、輝
度補正のための係数学習において、種々の明るさの画
像、種々の被写体の画像等を用いているため、膨大なデ
ータ量を扱う必要があった。その結果、係数データのが
学習が非常に繁雑でしかも時間がかかるという問題があ
った。また、輝度補正においてノイズ等の影響でクラス
の連続性が補償できないために、輝度補正に不連続が生
じたりすることがあった。
【0004】従って、この発明の目的は、輝度分布のパ
ターン分類に応じた輝度補正と、空間内のパターン分類
および輝度値の平均値に応じた部分的な輝度補正とを行
うことによりきめの細かい輝度補正を行うことができる
輝度補正装置に記憶される最適な係数データを獲得する
ためのクラス分類適応処理における学習方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力画像信号の複数の画素と演算されることによっ
て、入力画像信号の輝度を補正するために使用される係
数を予め学習によりクラス毎に求めるようにしたクラス
分類適応処理における学習方法において、照明を暗から
明または明から暗に徐々に変化させて撮影した複数の画
像を学習用の画像信号として使用し、複数の画像の中か
ら適切な輝度値の画像信号を教師用の画像信号として選
択し、教師用の画像信号以外の画像信号を補正対象用の
画像信号として使用し、教師用の画像信号と複数の補正
対象用の画像信号とをクラス毎に分類し、クラス毎に輝
度を補正するための係数を学習することを特徴とするク
ラス分類適応処理における学習方法である。
【0006】1フィールドまた1フレーム内の輝度値の
平均値および標準偏差に対して量子化を行うことによ
り、nビットのコードが発生し、注目画素の周辺の空間
内の複数の画素、すなわちブロック化された画素に対し
てADRC符号化(適応的ダイナミックレンジ符号化)
を行うことにより、mビットのコードが発生し、ブロッ
ク化された画素の輝度値の平均値をシフトすることによ
って、p(<8)ビットのコードが発生し、縮退ROM
によって、(n+m+p)ビットからqビットに減少さ
せたクラスコードが発生し、このクラスコードに応じた
係数データが読み出され、その係数データを用いた線形
1次結合式によって、補正された輝度値が生成される。
この係数データを獲得する学習において、教師用の画像
信号として照明の強度のみ変化させた60フレーム程度
のフレームの中から最適と思われるフレームを使用し、
この教師用の画像信号以外の画像信号を補正対象の画像
信号とすることにより学習を行い、最適な係数データを
獲得することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。この発明の理解を容易とす
るため、先に本願発明者の提案にかかる輝度補正装置の
いくつかの例について説明する。この発明が適用できる
輝度補正装置の第1の例を図1に示す。1で示す入力端
子から供給される画像信号の内、輝度信号YがA/D変
換器2によってアナログ信号からディジタル信号に変換
される。このA/D変換器2では、例えば13.5MHz
のクロックでサンプリングが行われた場合、画像のサイ
ズは、1フレームあたり、横720画素×縦480ライ
ン程度となる。ディジタル信号に変換された輝度信号
は、A/D変換器2から平均値/標準偏差回路3および
遅延回路5へ供給される。
【0008】平均値/標準偏差回路3では、後述するよ
うに供給された輝度値の例えば1フィールドまたは1フ
レーム当りの平均値および標準偏差が求められる。平均
値/標準偏差回路3において、輝度値毎の度数分布を求
めるためのテーブルを持ち、1フィールド期間または1
フレーム期間に乗算した度数分布から、図2に示すよう
に輝度の平均値が算出されると共に、標準偏差も算出さ
れる。また、式(1)には、輝度の平均値を算出する計
算式を示し、式(2)には、標準偏差を算出する計算式
を示す。
【0009】 平均値=Σ(輝度値×度数)/全度数 (1) 標準偏差=√(Σ(輝度値−平均値)2 ×度数)/全度数) (2) ただし、√( )は、( )内の演算結果を平方根とす
る。
【0010】量子化回路4では、算出された平均値およ
び標準偏差がそれぞれaビット、bビットで量子化され
て、トータルnビット(n=a+b)のコードが発生さ
れる。このnビットのコードが量子化回路4から縮退R
OM8へ供給される。さらに、このnビットのコード
は、いわゆる輝度分布をパターン化したもので、これを
見ることで輝度分布が暗い方か、明るい方かに偏ってい
るかどうか、また、輝度分布が平坦か急峻かを判定する
ことができる。
【0011】一方、遅延回路5では、nビットのコード
が生成されるまでの時間(1フィールドまたは1フレー
ム+α)だけ、遅延が行われ、その出力は、ブロック化
回路6および遅延回路9へ供給される。ブロック化回路
6では、注目画素の周辺の空間内の複数の画素が選択さ
れ、ブロック化される。そのブロック化された画素は、
平均化回路7へ供給される。平均化回路7では、注目画
素付近の輝度の平均値が算出され、算出された平均値
は、シフトされ、p(<8)ビットに量子化され、縮退
ROM8へ供給される。
【0012】このように、ブロック化された各画素の輝
度の平均値が算出され、すなわち輝度レベルをクラス分
類の1つとすることで、レベル方向での補正の仕方に変
化を持たせることができる。例えば、明るい部分や暗い
部分のみを補正したり、γ特性を考慮した補正を行うこ
とが可能となる。また、輝度レベルの平均化による作用
は、輝度補正が過敏に利くのを防止する役割も果たす。
【0013】以上の説明で、2種類のクラス分類コード
が生成されたが、これを単純に組み合わると分類数が膨
大になり、後述する係数ROMの容量が膨大になる。そ
こで量子化回路4からのnビットおよび平均化回路7か
らのpビットは、縮退ROM8へ供給され、縮退ROM
8において、供給された各ビット数を縮退させる。具体
的には、縮退ROM8では、クラスを縮退させるため
に、(n+p)ビットからqビットに減少させたクラス
コード(インデックス)が発生される。
【0014】なお、縮退の方法について、ここでは詳細
を述べないが、(n+p)ビットで学習した全クラスに
対応する係数組から、ベクトル量子化的手法として、係
数間ノルムの小さいものをまとめて縮退させる方法など
を使用するものとする。すなわち、2つの係数組の間
で、対応する係数の距離(係数間ノルム)を求め、これ
に基づいて、係数の組をまとめる。
【0015】このように、縮退ROM8から最終的にq
ビットのクラスコードが発生し、そのqビットのクラス
コードは、係数ROM111 〜11N へ供給される。係
数ROM111 〜11N では、供給されたクラスコード
でアドレッシングされ、係数データが読み出される。読
み出された係数データは、それぞれ乗算器121 〜12
N へ供給される。
【0016】遅延合わせが行われる遅延回路9の出力が
ブロック化回路10へ供給され、そのブロック化回路1
0では、注目画素の周辺の複数の画素がブロック化され
る。ブロック化された各画素値は、乗算器111 〜11
N へ供給される。乗算器121 〜12N では、係数RO
M111 〜11N からの係数データと、ブロック化され
た各画素値が乗算され、その乗算出力は、加算器13へ
供給される。加算器13では、乗算器121 〜12N
らの乗算出力が加算される。
【0017】すなわち、乗算器121 〜12N および加
算器13によって、積和演算することで、輝度補正値の
予測が行われる。この予測値は、D/A変換回路14に
おいて、D/A変換され、補正後の輝度値Y´として出
力端子15から取り出される。
【0018】ここで、平均値/標準偏差回路3の一例を
図3に示し説明する。入力端子21から輝度値が供給さ
れる。供給された輝度値は、輝度度数分布テーブル22
へ供給され、輝度度数分布テーブル22において、例え
ば1フィールドまたは1フレーム内の輝度レベルの度数
分布のテーブルが生成される。生成されたテーブルに基
づいて、平均値算出回路23では、平均値が式(1)に
より算出され、算出された平均値は、標準偏差算出回路
24へ供給されると共に、出力端子25から取り出され
る。標準偏差算出回路24では、度数分布のテーブルと
平均値から標準偏差が式(2)により算出され、算出さ
れた標準偏差は、出力端子26から取り出される。取り
出された標準偏差が小さいときは、度数分布の幅は狭
く、標準偏差が大きいときは、度数分布の幅は広くな
る。
【0019】次に、この発明が適用できる輝度補正装置
の第2の例を図4に示す。入力端子1から供給される画
像信号の内、輝度信号YがA/D変換器2によってアナ
ログ信号からディジタル信号に変換される。ディジタル
信号に変換された輝度信号は、A/D変換器2から平均
値/標準偏差回路3および遅延回路5へ供給される。平
均値/標準偏差回路3では、供給された輝度値の例えば
1フィールドまたは1フレーム当りの平均値および標準
偏差が式(1)および式(2)を用いて求められる。求
められた平均値および標準偏差は、平均値/標準偏差回
路3から量子化回路4へ供給される。量子化回路4で
は、算出された平均値および標準偏差がそれぞれaビッ
ト、bビットで量子化されて、トータルnビット(n=
a+b)のコードが発生される。このnビットのコード
が量子化回路4から縮退ROM8へ供給される。
【0020】一方、遅延回路5では、nビットのコード
が生成されるまでの時間(1フィールドまたは1フレー
ム+α)だけ、遅延が行われ、その出力は、ブロック化
回路6および31、さらに遅延回路9へ供給される。ブ
ロック化回路31では、注目画素の周辺の空間内の複数
の画素が選択され、ブロック化される。そのブロック化
された画素は、ADRC回路32へ供給される。ADR
C回路32では、後述するようにブロック化された画素
から最大値および最小値が選択され、各画素が再量子化
されmビットのコードが発生され、縮退ROM8へ供給
される。このコードは、いわゆる空間の輝度の変化の様
子をパターン化したものである。このコードによるクラ
ス分類は、輝度補正そのものより、S/N比の改善、解
像度の改善等に効果をもたらす。
【0021】ブロック化回路6において、補正しようと
する注目画素の周辺の空間内の複数の画素が選択され、
ブロック化される。このブロック化回路6において実行
されるブロック化と、ブロック化回路31において実行
されるブロック化とは、異なっても良い。すなわち、ブ
ロック化回路31において選択される画素と、ブロック
化回路6において選択される画素とは異なっても良い。
ブロック化された画素は、ブロック化回路6から平均化
回路7へ供給される。平均化回路7では、注目画素付近
の輝度の平均値が算出され、算出された平均値は、シフ
トされ、p(<8)ビットに量子化され、縮退ROM8
へ供給される。
【0022】以上の説明で、3種類のクラス分類コード
が生成されたが、上述したように、これを単純に組み合
わると分類数が膨大になり、後述する係数ROMの容量
が膨大になる。そこで量子化回路4からのnビット、A
DRC回路32からのmビットおよび平均化回路7から
のpビットは、縮退ROM8へ供給され、縮退ROM8
において、供給された各ビット数を縮退させる。具体的
には、縮退ROM8では、クラスを縮退させるために、
(n+m+p)ビットからqビットに減少させたクラス
コード(インデックス)が発生される。
【0023】以後、上述した図1に示される輝度補正装
置と同様に、クラスコードに対応した係数データが係数
ROM111 〜11N から読み出される。読み出された
係数データは、乗算器121 〜12N および加算器13
によって、ブロック化された各画素値との積和演算がな
され、輝度補正値の予測が行われる。この予測値は、D
/A変換回路14において、D/A変換され、補正後の
輝度値Y´として、出力端子15から取り出される。
【0024】ここで、ADRC回路32の構成の一例を
図5に示し説明する。入力端子41からブロック化され
たデータが供給される。供給されたデータは、最大値検
出回路42、最小値検出回路43および遅延回路45へ
供給される。最大値検出回路42において、ブロック内
の画素値の最大となる値が検出され、最小値検出回路4
3において、ブロック内の画素値の最小となる値が検出
される。減算器44では、最大値から最小値が減算さ
れ、そのブロックのダイナミックレンジDRが算出され
る。算出されたダイナミックレンジDRは、適応再量子
化回路47へ供給される。
【0025】遅延回路45では、最大値検出回路42お
よび最小値検出回路43がそれぞれ検出にかかる時間遅
延が行われ、1画素ずつ出力される。減算器46では、
ブロック化された各画素から最小値が減算され、その減
算値は、適応再量子化回路47へ供給される。適応再量
子化回路47では、ダイナミックレンジDRに応じた所
定の量子化ステップ幅を用いて、減算値の量子化を画素
毎に行う。並列化回路48では、量子化された画素がブ
ロック単位で並列化され、出力端子49からコード化デ
ータとして出力される。
【0026】次に、この発明が適用できる輝度補正装置
の第3の例を図6に示す。入力端子1からの画像信号の
内、輝度信号YがA/D変換器2によってアナログ信号
からディジタル信号に変換される。ディジタル信号に変
換された輝度信号は、A/D変換器2から変換ROM3
4および遅延回路5へ供給される。変換ROM34で
は、供給された輝度値と領域の対応付けが行われる。具
体的には、8ビット(0〜255)からなる輝度値が入
力され、この輝度値をある複数の領域、例えばs個の領
域に分ける働きが変換ROM34では行われる。また、
この変換ROM34によって分けられた複数の領域毎
に、領域別輝度分布回路35では、例えば1フィールド
または1フレーム内の度数の積算が行われる。その積算
値は、ADRC回路36へ供給される。ADRC回路3
6では、上述したように領域毎に、例えばaビットの量
子化が行われ、トータルnビット(n=s×a)のコー
ドが発生する。このnビットのコードは、ADRC回路
36から縮退ROM8へ供給される。
【0027】ここで、変換ROM34、領域別輝度分布
回路35およびADRC回路36の動作を図7を用いて
説明する。図7Aに示すように、例えば1フィールドま
たは1フレーム内の輝度値の度数分布を計数しようとす
る場合、本来ならば256レベル毎の度数分布を計数す
る。しかしながら、図7Bに示すように、輝度レベル
を、例えば適当なしきい値でもってs個の領域に分割
し、その領域番号と入力輝度値を対応付けるROMを挿
入することで任意の領域分けを行う。この領域分けは、
単純に均等分割するか、不均等分割するか、間引くかあ
るいは領域のオーバーラップを認めるか等、種々のバリ
エーションを試すことができる。
【0028】図7Cは、ADRC回路36が1ビットの
ADRCを行い、このADRC回路36が6ビットのコ
ードを出力する一例である。このコードは、いわゆる輝
度の度数分布をパターン化したもので、これを見ること
で輝度分布が暗い方か、明るい方かに偏っているかどう
かを判定することができる。以後、上述の図4と同様に
ADRC回路32からのmビットおよび平均値回路7か
らのpビットが縮退ROM8に供給される。
【0029】以上の説明のように、ADRC回路36か
らのnビット、ADRC回路32からのmビットおよび
平均値回路7からのpビットが発生する。この3種類の
クラス分類コードが生成されたが、上述したように、こ
れを単純に組み合わると分類数が膨大になり、後述する
係数ROMの容量が膨大になる。そこで縮退ROM8に
おいて、供給された各ビット数を縮退させる。具体的に
は、縮退ROM8では、クラスを縮退させるために、
(n+m+p)ビットからqビットに減少させたクラス
コード(インデックス)が発生される。
【0030】上述した図1の輝度補正装置と同様に、ク
ラスコードに対応した係数データが係数ROM111
11N から読み出される。読み出された係数データは、
乗算器121 〜12N および加算器13によって、ブロ
ック化された各画素値との積和演算がなされ、輝度補正
値の予測が行われる。この予測値は、D/A変換回路1
4において、D/A変換され、補正後の輝度値Y´とし
て、出力端子15から取り出される。
【0031】次に、図1に示す輝度補正装置の第1の例
に適用される係数データの学習について図8を用いて説
明する。入力端子1から供給された輝度信号Yは、A/
D変換回路2へ供給され、A/D変換回路2では、例え
ば13.5MHzでサンプリングされ、平均値/標準偏差
算出回路3および遅延回路5へ出力される。平均値/標
準偏差算出回路3では、上述したように供給された輝度
値の例えば1フィールドまたは1フレーム当りの平均値
および標準偏差が式(1)および式(2)を用いて求め
られる。
【0032】量子化回路4では、算出された平均値およ
び標準偏差に対してそれぞれaビット、bビットで量子
化されて、トータルnビット(n=a+b)のコードを
発生する。このnビットのコードは、量子化回路4から
縮退ROM8へ供給される。遅延回路5では、nビット
のコードが生成されるまでの時間(1フィールドまたは
1フレーム+α)だけ、遅延が行われ、その出力は、ブ
ロック化回路6および遅延回路9へ供給される。ブロッ
ク化回路6では、注目画素の周辺の空間内の複数の画素
が選択され、ブロック化される。そのブロック化された
画素は、平均化回路7へ供給される。平均化回路9で
は、注目画素付近の輝度の平均値が算出され、算出され
た平均値は、シフトされ、p(<8)ビットに量子化さ
れ、縮退ROM8へ供給される。
【0033】縮退ROM8では、上述するように、クラ
スを縮退させるために、(n+p)ビットからqビット
に減少させたクラスコード(インデックス)が発生され
る。このように、縮退ROM8から最終的にqビットの
クラスコードが発生し、そのqビットのクラスコード
は、学習回路53へ供給される。
【0034】遅延合わせが行われる遅延回路9の出力が
ブロック化回路10へ供給され、そのブロック化回路1
0では、注目画素の周辺の複数の画素がブロック化され
る。ブロック化された各画素値は、学習回路53へ供給
される。
【0035】そして、入力端子51から教師用の画像信
号の対応する画素の輝度信号Yが入力される。入力され
た教師用の輝度信号Yは、A/D変換回路52におい
て、アナログ信号からディジタル信号へ変換され、学習
回路53に供給される。学習回路53では、nタップの
線形一時結合モデルを形成し、その各係数データを学習
回路53で算出する。算出された各係数データは、出力
端子54から取り出され、係数ROMへ格納される。ま
た、学習回路53は、後述する最小自乗法にてクラス毎
に係数データを学習するものである。学習により得られ
た係数データは、出力端子54を介して出力され、RO
Mなどの記憶媒体にクラス毎に格納される。また、学習
回路53は、以下に述べる最小自乗法にてクラス毎に係
数データ学習するものである。
【0036】学習の方法として、多数の補正対象用の入
力信号の画素の値と教師用の画像信号の画素の値との関
係を求める最小自乗法を採用した。まず、上述した値の
間に線形1次結合の関係があると仮定し、以下に線形一
次結合モデルを示す。
【0037】線形一次結合モデル:(観測方程式) XW=Y (3)
【数1】
【0038】最小自乗法による解放:(残差方程式)
【数2】
【0039】式(5)から、各wi の最確値を見いだす
には、
【数3】 を最小にする条件、すなわち
【0040】
【数4】 なる、N個の条件を入れてこれを満足するw1 、w2
・・・、wN を見いだせばよい。式(5)より、
【0041】
【数5】 となり、式(6)条件をi=1,2,・・・,Nについ
て立てればそれぞれ、
【0042】
【数6】 が得られる。ここで、式(5)および式(8)から次式
の正規方程式が得られる。
【0043】
【数7】 これは、ちょうど未知数の数N個だけある連立方程式で
あるから、これより最確値たる各wi を求めることがで
きる。
【0044】正確には、式(9)でwi にかかる
【数8】 のマトリクスが正則であれば解くことができる。(ただ
し、k=1,2,・・・,N、l=1,2,・・・,
N)実際には、Gauss-Jordanの消去法(掃き出し法)を
用いて連立方程式を解くことになる。
【0045】次に、最小自乗法の演算を行うハードウェ
アのブロック図を図9に示す。図8の学習のブロック図
において、補正対象の画素を中心とするブロックの画素
値x1 〜xN と、その画素に対応する教師用の画素値δ
yが入力されると共に、クラスコード(インデックス)
が入力される。最小自乗法の回路は、大きく分けて正規
方程式生成回路61とCPU62からなり、その正規方
程式生成回路61は、乗算器アレイ63、加算メモリ6
4およびデコード部65からなる。CPU62は、係数
データを求めるため、例えば掃き出し法の演算を行うC
PUからなる。乗算器アレイ63には、注目画素位置に
対して1組のメモリ(またはレジスタ)が存在し、加算
メモリ64には、クラスの数だけ組のメモリ(またはレ
ジスタ)が存在する。また、デコード部65では、供給
されるクラスコード(インデックス)がデコードされ
る。
【0046】ここで、乗算器アレイ63について、図1
0を用いて説明する。補正対象の画素を中心としてブロ
ックの画素値と対応する教師用の画素値δyは、正規方
程式回路61の乗算器アレイ63において、図10に示
すように各要素どうしの乗算が行われ、その結果が加算
メモリ64へ供給される。
【0047】そして、加算メモリ64は、図11に示す
ように加算器アレイ71およびメモリ(またはレジス
タ)アレイ721 〜72N から構成される。加算器アレ
イ71には、乗算器アレイ63からの結果とメモリ(ま
たはレジスタ)アレイ721 〜72N からの出力が供給
される。その加算結果は、加算器アレイ71からメモリ
(またはレジスタ)アレイ721 〜72N に出力され
る。このとき、どのメモリ(またはレジスタ)アレイ7
1 〜72N が選択されるかは、デコード部65に供給
されたクラスコード(インデックス)がデコードされる
ことで一意に決定される。つまり、インデックスによっ
て決定されるクラス毎にメモリ(またはレジスタ)アレ
イ72が選択される。この選択されたメモリ(またはレ
ジスタ)アレイ72には、積和演算の結果が更新され、
記憶される。
【0048】なお、各々のアレイの位置は、正規方程式
(9)のwi にかかる
【数9】 の位置に対応する。正規方程式(9)を見てわかるよう
に右上の項を反転すれば左下と同じものになるため、各
アレイは三角形の形状をしている。
【0049】以上のようにして、ある一定期間の間にク
ラス毎に積和演算が行われて画素位置毎のさらにクラス
毎の正規方程式が生成される。クラス毎の正規方程式の
各項の結果は、それぞれのクラスに対応するメモリ(ま
たはレジスタ)アレイに記憶されており、次にそれらの
クラス毎の正規方程式の各項が掃き出し法の計算回路に
供給される。この計算はCPU62によって行われる。
計算された係数データの組は、係数ROMで構成される
係数テーブルに書き込まれて使用される。
【0050】次に、図4に示す輝度補正装置の第2の例
に適用される係数データの学習について図12を用いて
説明する。入力端子1から供給された輝度信号Yは、A
/D変換回路2へ供給され、A/D変換回路2では、例
えば13.5MHzでサンプリングされ、平均値/標準偏
差算出回路3および遅延回路5へ出力される。平均値/
標準偏差算出回路3では、上述したように供給された輝
度値の例えば1フィールドまたは1フレーム当りの平均
値および標準偏差が式(1)および式(2)を用いて求
められる。
【0051】量子化回路4では、算出された平均値およ
び標準偏差に対してそれぞれaビット、bビットで量子
化されて、トータルnビット(n=a+b)のコードを
発生する。このnビットのコードは、量子化回路4から
縮退ROM8へ供給される。遅延回路5では、nビット
のコードが生成されるまでの時間(1フィールドまたは
1フレーム+α)だけ、遅延が行われ、その出力は、ブ
ロック化回路6および31、さらに遅延回路5へ供給さ
れる。ブロック化回路31では、注目画素の周辺の空間
内の複数の画素が選択され、ブロック化される。そのブ
ロック化された画素は、ADRC回路32へ供給され
る。ADRC回路32では、ブロック化された画素から
mビットのコードが発生され、縮退ROM8へ供給され
る。
【0052】ブロック化回路6では、注目画素の周辺の
空間内の複数の画素が選択され、ブロック化される。上
述したように、ブロック化回路31とブロック化回路6
とのブロック化とは異なっても良い。平均化回路7で
は、注目画素付近の輝度の平均値が算出され、算出され
た平均値は、シフトされ、p(<8)ビットに量子化さ
れ、縮退ROM8へ供給される。
【0053】縮退ROM8では、上述するように、クラ
スを縮退させるために、(n+m+p)ビットからqビ
ットに減少させたクラスコード(インデックス)が発生
される。このように、縮退ROM8から最終的にqビッ
トのクラスコードが発生し、そのqビットのクラスコー
ドは、学習回路53へ供給される。
【0054】以後、上述した図8に示される輝度補正装
置の学習回路と同様に、入力端子51からの教師用の輝
度信号Yは、A/D変換回路52において、A/D変換
され、学習回路53に供給される。学習回路53では、
縮退ROM8からのクラスコード、ブロック化回路10
からの注目画素周辺の複数の画素およびA/D変換回路
52からの教師用の輝度信号Yから上述した最小自乗法
にて、クラス毎の係数データが学習される。学習により
獲得された係数データは、出力端子54を介して、RO
Mなどの記憶媒体にクラス毎に格納される。
【0055】次に、図6に示す輝度補正装置の第3の例
に適用される係数データの学習について図13を用いて
説明する。入力端子1から供給された輝度信号Yは、A
/D変換回路2へ供給され、A/D変換回路2では、例
えば13.5MHzでサンプリングされ、変換ROM34
および遅延回路5へ出力される。変換ROM34では、
上述したように供給された輝度値がある複数の領域、例
えばs個の領域に分けられる。そして、領域別輝度分布
回路35では、分けられたs個の領域毎に、例えば1フ
ィールドまたは1フレーム内の度数の乗算が行われる。
ADRC回路36では、例えばaビットの量子化が行わ
れ、トータルnビット(n=s×a)のコードが発生す
る。このnビットのコードは、ADRC回路36から縮
退ROM8へ供給される。
【0056】縮退ROM8では、ADRC回路36から
のnビット、さらに上述の図12と同様にADRC回路
32からのmビットおよび平均化回路7からのpビット
が供給され、上述したように、クラスを縮退させるため
に、(n+m+p)ビットからqビットに減少させたク
ラスコード(インデックス)が発生される。このよう
に、縮退ROM8から最終的にqビットのクラスコード
が発生し、そのqビットのクラスコードは、学習回路5
3へ供給される。
【0057】以後、上述した図8および図12に示され
る輝度補正装置の学習回路と同様に、入力端子51から
の教師用の輝度信号Yは、A/D変換回路52におい
て、A/D変換され、学習回路53に供給される。学習
回路53では、縮退ROM8からのクラスコード、ブロ
ック化回路10からの注目画素周辺の複数の画素および
A/D変換回路52からの教師用の輝度信号Yから上述
した最小自乗法にて、クラス毎の係数データが学習され
る。学習により獲得された係数データは、出力端子54
を介して、ROMなどの記憶媒体にクラス毎に格納され
る。
【0058】そして、この発明は、上述した学習時の処
理において、最適な教師用の画像信号と、この教師用の
画像信号に対応する補正対象入力信号の画素の値とを用
いて最適な係数データを獲得するものである。この学習
方法の第1の実施例をより詳細に説明すると、図14に
示すように被写体81にあてる照明を、暗から明(また
は、明から暗)へ手動または自動で連続的に変化させ
る。具体的には、学習回路の制御に用いられているCU
P82によって、電子ボリューム83をコントロールす
ることにより、ライト84が制御される。このように制
御された照明により得られた画像信号がカメラ85によ
って、撮影される。
【0059】例えば、暗から明へ自動で連続的に照明を
変化させ、あるカットで60フレーム程度の撮影を行っ
た場合、図15に示すように、撮影画像の輝度値が最適
であると思われる中央付近のフレーム、すなわち60フ
レームのほぼ中ほどのフレームを教師用の画像信号とし
て用いる。この教師用の画像信号は、学習対象および補
正対象として不感帯を設定する。この最適であると思わ
れるフレームに対して、始めの方のフレームは、ライト
レベルが低いため、輝度値が最適と思われるフレームよ
り暗く、後の方のフレームは、ライトレベルが高いた
め、輝度値が最適と思われるフレームより明るくなって
いる。この最適と思われるフレーム以外の画像信号を補
正対象の画像信号とし、上述した学習回路53により最
適な係数データを獲得することができる。
【0060】また、図16を参照して、この発明による
学習方法の第2の実施例を説明する。輝度値が最適であ
ると思われる中央付近のフレームの第1の教師用の画像
信号と補正対象の画像信号として注目されるフレームと
の間に位置するフレームを第2の教師用の画像信号とし
て設定する。そして、第1の教師用の画像信号は、輝度
補正を施す必要がないため、第1の教師用の画像信号を
中心として所定幅の不感帯を設定する。この不感帯と
は、上述したように、学習対象および補正対象としない
画像信号である。しかしながら、第2の教師用の画像信
号は、輝度補正が必要な画像信号であるので、不感帯を
設定しない。
【0061】そして、補正対象の画像信号と第2の教師
用の画像信号を使用して上述したように学習を行って係
数データが獲得される。この獲得された係数データを用
いて輝度補正を行い、補正対象の輝度値から第2教師用
の画像信号へ補正され、さらに第2教師用の画像信号か
ら第1教師用の画像信号へ補正される。こうして、第1
の実施例により獲得された係数データを用いて補正され
た画像信号と、第2の実施例により獲得された係数デー
タを用いて補正された画像信号とを比較すると、第1の
実施例では、学習時の画像信号間の輝度値のゲインが大
きいため、ノイズ等の影響によって生じる明るさのふら
つきが第2の実施例では、学習時の画像信号間の輝度値
のゲインが過大とならないので抑えることができる。
【0062】次に、係数ROMに記憶される係数データ
を生成する学習回路の他の実施例を図17に示す。入力
端子1から供給された輝度信号Yは、A/D変換回路2
へ供給され、A/D変換回路2では、例えば13.5M
Hzでサンプリングされ、LPF(ローパスフィルタ)5
6へ供給される。LPF56では、ディジタル化された
画像信号に対してフィルタ処理が施される。LPF56
の出力信号は、平均値/標準偏差算出回路3および遅延
回路5へ出力される。このように、A/D変換回路2の
出力信号に対してフィルタ処理を施して、学習対象の画
像信号の解像度を教師用の画像信号の解像度に比して意
識的に低くすることによって、輝度補正時に輝度補正の
みでなく、解像度を上げることができる。
【0063】以後、上述した図12に示される輝度補正
装置の学習回路と同様に量子化回路4からのnビット、
ADRC回路32からのmビットおよび平均化回路7か
らのpビットが縮退ROM8へ供給される。縮退ROM
8では、クラスを縮退させるために、(n+m+p)ビ
ットからqビットに減少させたクラスコードが発生され
る。このクラスコードは、学習回路53へ供給される。
【0064】そして、入力端子51からの教師用の輝度
信号Yは、A/D変換回路52において、A/D変換さ
れ、学習回路53に供給される。学習回路53では、縮
退ROM8からのクラスコード、ブロック化回路10か
らの注目画素周辺の複数の画素およびA/D変換回路5
2からの教師用の輝度信号Yから上述した最小自乗法に
て、クラス毎の係数データが学習される。学習により獲
得された係数データは、出力端子54を介して、ROM
などの記憶媒体にクラス毎に格納される。
【0065】この発明は、上述した以外のクラス分類適
応処理を使用した構成に使用することも可能である。
【0066】この実施例では、すべてハードウェアで実
現する方法を記載したが、ディジタル化されたデータを
計算機に取り込むことでソフトウェアで計算しても良
い。
【0067】また、この実施例では、教師用の画像信号
に静止画を使用したが、プロのカメラマンが撮影した画
像信号、または照明条件の良い画像信号を使用すること
も可能である。
【0068】
【発明の効果】この発明に依れば、輝度分布のパターン
分類から全体の輝度補正を行う効果と、空間内のパター
ン分類および輝度値の平均値から部分的な輝度補正を行
う効果を待ち合わせており、よりきめの細かい輝度補正
を行うことが可能となる。
【0069】さらに、この発明に依れば、係数データの
学習において、簡単でしかも効率よく学習を行うことが
できる。また、補正対象となる画像信号に対してフィル
タ処理を施した後に学習を行うことで、輝度補正時に輝
度補正のみでなく、解像度を上げることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できる輝度補正装置の第1の例
である。
【図2】この発明が適用できる第1の例の説明に用いる
一例の度数分布図である。
【図3】この発明が適用された輝度補正装置に用いられ
ている平均値/標準偏差回路の一例である。
【図4】この発明が適用できる輝度補正装置の第2の例
である。
【図5】この発明が適用された輝度補正装置に用いられ
ているADRC回路の一例である。
【図6】この発明が適用できる輝度補正装置の第3の例
である。
【図7】この発明が適用された輝度補正装置に用いられ
ている領域別輝度分布回路の一例である。
【図8】この発明が適用できる輝度補正装置の第1の例
に対応する学習回路の一例である。
【図9】この発明に係る学習回路の一例を説明するため
のブロック図である。
【図10】この発明に係る乗算器アレイの説明に用いる
一例の略線図である。
【図11】この発明に係る加算メモリの説明に用いる一
例の略線図である。
【図12】この発明が適用できる輝度補正装置の第2の
例に対応する学習回路の一例である。
【図13】この発明が適用できる輝度補正装置の第3の
例に対応する学習回路の一例である。
【図14】この発明を説明するための略線図である。
【図15】この発明の学習方法の第1の実施例を説明す
るための略線図である。
【図16】この発明の学習方法の第2の実施例を説明す
るための略線図である。
【図17】この発明の学習回路の他の実施例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
2、52・・・A/D変換回路、3・・・平均値/標準
偏差回路、4・・・量子化回路、5、9・・・遅延回
路、6、10・・・ブロック化回路、7・・・平均化回
路、8・・・縮退ROM、53・・・学習回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号の複数の画素と演算される
    ことによって、上記入力画像信号の輝度を補正するため
    に使用される係数を予め学習によりクラス毎に求めるよ
    うにしたクラス分類適応処理における学習方法におい
    て、 照明を暗から明または明から暗に徐々に変化させて撮影
    した複数の画像を学習用の画像信号として使用し、 上記複数の画像の中から適切な輝度値の画像信号を教師
    用の画像信号として選択し、 上記教師用の画像信号以外の画像信号を補正対象用の画
    像信号として使用し、 上記教師用の画像信号と上記複数の補正対象用の画像信
    号とをクラス毎に分類し、 上記クラス毎に輝度を補正するための係数を学習するこ
    とを特徴とするクラス分類適応処理における学習方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクラス分類適応処理に
    おける学習方法において、 上記複数の画像の中から最適な輝度値の第1の画像信号
    と補正対象用の画像信号との中間に位置する画像信号を
    教師用の画像信号として設定することを特徴とするクラ
    ス分類適応処理における学習方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のクラス分類適応処理に
    おける学習方法において、 上記第1の教師用の画像信号に近い輝度値の画像信号を
    学習並びに輝度を補正するための対象から除外すること
    を特徴とするクラス分類適応処理における学習方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のクラス分類適応処理に
    おける学習方法において、 低域通過フィルタを通した信号を補正対象用の画像信号
    として、学習を行うことを特徴とするクラス分類適応処
    理における学習方法。
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