JPH09237268A

JPH09237268A - 文書処理方法および文書処理装置および読み出し可能なプログラムを記憶した記憶媒体

Info

Publication number: JPH09237268A
Application number: JP8043165A
Authority: JP
Inventors: Toru Fukumoto; 徹福本
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1996-02-29
Filing date: 1996-02-29
Publication date: 1997-09-09

Abstract

(57)【要約】【課題】文書処理方法および文書処理装置および読み
出し可能なプログラムを記憶した記憶媒体に関し、一文
書のうち離散した複数のページを１回の印刷指示で印刷
すること。【解決手段】ＲＯＭ１４またはハードディスクドライ
ブ装置１５中の書き込み読み出し可能なハードディスク
またはフロッピィディスク１８から提供されるプログラ
ムに基づいたＣＰＵ１１の制御により、ハードディスク
に記憶されている複数ページからなる文書に関する文書
情報を読み出し、この文書のうちプリンタ装置１６に出
力すべき複数のページのページ番号を離散的に指定して
ＲＡＭ１３に記憶させる。文書情報中の各ページが出力
を指定されたページかをＲＡＭ１３とハードディスクに
記憶された情報に基づいて判定し、判定結果に応じて、
離散的に指定された複数のページをプリンタ装置１６よ
り一括して印刷出力する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は文書処理装置および
文書処理方法および読み出し可能なプログラムを記憶し
た記憶媒体に関し、特に１回の出力指示に応じて文書を
出力する文書処理装置および文書処理方法および読み出
し可能なプログラムを記憶した記憶媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、たとえばワードプロセッサ等の文
書処理装置には、プリンタを接続可能で、作成した文書
をプリンタにより印刷することができるものがある。こ
の種の文書処理装置では、一文書のうちの連続した複数
ページを一回の印刷指示で印刷することは可能であっ
た。たとえば、１０ページにわたる文書のうち、３ペー
ジから７ページまでを一回の印刷指示で印刷することは
可能であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の文
書処理装置は、離散した複数ページを一回の印刷指示で
は印刷することができず、離散した複数ページを印刷す
るには複数回の印刷指示と各印刷指示に応じた複数回の
印刷を行う必要があった。たとえば、１０ページにわた
る文書のうち、全ページの一部を差し替えるといった理
由で３ページ、５ページと７ページ〜９ページまでを印
刷したい場合を想定する。この場合には、３ページを印
刷する指示と、５ページを印刷する指示と、７ページか
ら９ページまでを印刷する指示と、３回の印刷指示が必
要であった。このため、操作が繁雑になると共に印刷時
間がかかるという問題点があった。

【０００４】複数回の印刷指示を行わない場合には、全
てのページを印刷し直してその中から必要なページのみ
を抜き出して差し替える必要があり、プリンタでは不要
な紙を浪費することになるという問題があった。また、
ファックスにプリンタが内蔵されている場合には、回線
を長時間占有することになるという問題点があった。本
発明は上述の間題点に鑑みて成されたものであり、一文
書のうち離散した複数のページを１回の印刷指示で印刷
することのできる文書処理方法および文書処理装置およ
びこのような処理を行うための読み出し可能なプログラ
ムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の方法では、１回の出力指示に応じて複数ペ
ージからなる文書を出力装置より出力する文書処理方法
において、記憶手段に記憶されている該文書に関する文
書情報を読み出すと共に、該文書のうち前記出力装置に
出力すべき複数のページのページ番号を離散的に指定し
て前記記憶手段に記憶させる出力指定ステップ前記文書
情報中の各ページが該出力指定ステップにおいて出力を
指定されたページかを前記記憶手段に記憶された情報に
基づいて判定し、判定結果に応じて、離散的に指定され
た前記複数のページを前記出力装置より一括して出力さ
せる離散ページ出力ステップとを含んでなる構成とし
た。

【０００６】また、本発明の方法では、前記記憶手段は
書き込み読み出し可能なディスク記憶媒体とＲＡＭ（ラ
ンダムアクセスメモリ）からなり、前記出力指定ステッ
プにおいて該ディスク記憶媒体から前記文書情報を読み
出し、前記ＲＡＭに前記複数のページのページ番号を記
憶させる構成とした。

【０００７】また、本発明の方法では、前記離散ページ
出力ステップは、前記記憶ステップにおいて記憶された
前記各ページ番号を前記記憶手段より取得するページ番
号取得ステップと、前記文書情報中の前記各ページが、
取得された前記各ページ番号のページかを判定し、該各
ページ番号のページであると判定された前記文書情報中
の全ページの記載情報を前記記憶手段に記憶させる判定
記憶ステップと、該判定記憶ステップにおいて記憶され
た前記全ページの記載情報を前記出力装置より一括して
出力する出力ステップとを含んでなる構成とした。

【０００８】また、本発明の方法では、前記各ページ番
号のページであると判定された前記文書情報中のページ
の記載情報は、前記ＲＡＭのバッファに一時的に記憶さ
れる構成とした。

【０００９】また、本発明の方法では、前記判定記憶ス
テップでは、前記文書情報中の前記各ページについての
判定を一ページ毎に逐次行うと共に、前記各ページ番号
のページであると判定された前記文書情報中のページの
記載情報を前記記憶手段に一ページ毎に逐次記憶させる
構成とした。

【００１０】また、本発明の方法では、前記出力装置は
プリンタ装置である構成とした。

【００１１】一方、上記目的を達成するために、本発明
の装置では、１回の出力指示に応じて複数ページからな
る文書を出力装置より出力する文書処理装置において、
記憶手段に記憶されている該文書に関する文書情報を読
み出すと共に、該文書のうち前記出力装置に出力すべき
複数のページのページ番号を離散的に指定して前記記憶
手段に記憶させる出力指定手段と、前記文書情報中の各
ページが該出力指定手段により出力を指定されたページ
かを前記記憶手段に記憶された情報に基づいて判定し、
判定結果に応じて、離散的に指定された前記複数のペー
ジを前記出力装置より一括して出力させる離散ページ出
力手段とを含んでなる構成とした。

【００１２】また、本発明の装置では、前記記憶手段は
書き込み読み出し可能なディスク記憶媒体とＲＡＭ（ラ
ンダムアクセスメモリ）からなり、前記出力指定手段に
よって該ディスク記憶媒体から前記文書情報を読み出
し、前記ＲＡＭに前記複数のページのページ番号を記憶
させる構成とした。

【００１３】また、本発明の装置では、前記離散ページ
出力手段は、前記記憶手段によって記憶された前記各ペ
ージ番号を前記記憶手段より取得するページ番号取得手
段と、前記文書情報中の前記各ページが、取得された前
記各ページ番号のページかを判定し、該各ページ番号の
ページであると判定された前記文書情報中の全ページの
記載情報を前記記憶手段に記憶させる判定記憶手段と、
該判定記憶手段によって記憶された前記全ページの記載
情報を前記出力装置より一括して出力する出力手段とを
含んでなる構成とした。

【００１４】また、本発明の装置では、前記各ページ番
号のページであると判定された前記文書情報中のページ
の記載情報は、前記ＲＡＭのバッファに一時的に記憶さ
れる構成とした。

【００１５】また、本発明の装置では、前記判定記憶手
段により、前記文書情報中の前記各ページについての判
定を一ページ毎に逐次行うと共に、前記各ページ番号の
ページであると判定された前記文書情報中のページの記
載情報を前記記憶手段に一ページ毎に逐次記憶させる構
成とした。

【００１６】また、本発明の装置では、前記出力装置は
プリンタ装置である構成とした。

【００１７】また一方、上記目的を達成するために、本
発明の記憶媒体では、複数ページからなる文書に関する
文書情報と該文書のうち離散的に出力するように指定さ
れた複数のページのページ番号とに基づいて、出力装置
より該複数のページを一括して出力するステップを含
み、コンピュータにより読み出し可能な構成とした。

【００１８】また、本発明の記憶媒体では、前記コンピ
ュータに任意接続される記憶装置に着脱可能である構成
とした。

【００１９】また、本発明の記憶媒体は、フロッピィデ
ィスクである構成とした。

【００２０】また、本発明の記憶媒体は、ＣＤ−ＲＯＭ
である構成とした。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。

【００２２】図１は本発明を適用した文書処理装置の一
実施の形態を示すブロック図で示すある。図１は、コン
ピータ１０を利用して文書処理装置を構成した例を示し
ている。

【００２３】コンピュータ１０は、大略してＣＰＵ１１
と入力装置１２とＲＡＭ１３とＲＯＭ１４とハードディ
スクドライブ装置１５とで構成されている。ＲＡＭ１３
は書き込み読み出し可能な半導体メモリ（ランダムアク
セスメモリ）である。また、図示しないシステムバス、
ディスク制御装置、外部機器を接続するためのインター
フェイス等を備えている。コンピュータ１０には、出力
装置としてプリンタ装置１６が、外部記憶装置としてフ
ロッピィディスクドライブ装置１７が接続されている。
両装置１６，１７は、コンピュータ１０に任意に接続す
ることができる。また、入力装置１２もコンピュータ本
体と任意に接続することができる。

【００２４】なお、液晶表示装置やＣＲＴ表示装置など
の表示装置を出力装置として追加接続しても良く、接続
可能な出力装置の台数は特に限定されるものではない。

【００２５】ＣＰＵ１１は装置全体を総括的に制御し、
入力装置１２からの入力に応じた文書データの作成、プ
リンタ装置１６などの出力装置への出力指示等の処理を
実行する。入力装置１２はたとえばキーボードからな
り、文書作成の際に使用されると共に作成した文書の印
刷出力指示などのコマンドを入力する装置であり、数値
キーを有している。入力装置１２としては、マウスなど
でも良いし、たとえばハードディスクドライブやフロッ
ピィディスクドライブなどの記憶装置に予め記憶されて
いるコマンドを入力するように構成された装置でも良
い。

【００２６】ＲＡＭ１３はＣＰＵ１１が扱うデータを一
時的に記憶するワークエリアとして用いられ、本発明装
置で作成した文書に関する文書情報を記憶して読み出す
ことができる。また、プリンタ装置１６用の出力バッフ
ァを有している。ＲＯＭ１４には、本発明に係る文書処
理プログラムが予め記憶されている。また、ＲＯＭ１４
のデータＲＯＭには、文書処理や表示処理等を行う際に
使用する各種データ（たとえば、ディレクトリ情報、プ
リンタドライバテーブル等）が記憶されている。ハード
ディスクドライブ装置１５は記憶媒体として書き込み読
み出し可能なハードディスクを有しており、入力装置１
２から入力されたデータをハードディスクに記憶して読
み出すことができる。

【００２７】フロッピィディスクドライブ装置１７に
は、記憶媒体として書き込み読み出し可能なフロッピィ
ディスクを着脱可能とされており、装着したフロッピィ
ディスクにデータを記憶して読み出すことができる。ま
た、本発明に係る文書処理プログラムを予め記憶したフ
ロッピィディスク１８を装着してこれを読み出し、ハー
ドディスクドライブ装置１５によりハードディスクに記
憶して本発明を実行することもできる。フロッピィディ
スクドライブ装置１７の代わりに、ＣＤ−ＲＯＭドライ
ブ装置を接続して、着脱可能な記憶媒体としてＣＤ−Ｒ
ＯＭを用いてもよい。

【００２８】図２は本実施の形態で用いているＲＡＭ１
３に記憶されている文書情報の構造の一例について示す
説明図である。

【００２９】図２に示すとおり、文書情報２０は文書識
別子２１とページ情報群２２とで構成されている。文書
識別子２１は、本システム内では１つの文書と一意的に
対応している。ページ情報群２２は、１文書中の個々の
ページについての記載情報を示すデータ群である。

【００３０】図３は本実施の形態で用いているＲＡＭ１
３に記憶されているページ情報群の構造の一例を示す説
明図である。図３に示すとおり、ページ情報群３０はペ
ージ番号識別子３１とポインタ３２とフラグ３３とで構
成されている。

【００３１】ページ番号識別子３１は、１つの文書のペ
ージ情報群内では１つのページと一意的に対応してい
る。ポインタ３２は、当該ページの次のページ情報群３
４を指し示すポインタである。フラグ３３は、当該ペー
ジ内のページ属性を示すフラグである。このフラグ３３
が示すページ属性としては、たとえばカラー出力が指定
されているかといったことが挙げられる。しかし、この
ページ属性は本発明には関係しない。またフラグ３３の
表現方法についても、本発明では特に限定するものでは
ない。

【００３２】次に、１０ページにわたる一文書の離散し
た複数ページ（たとえば、３ページと５〜７ページ）を
印刷指定して、一括して印刷する場合を例にとり、フロ
ーチャートを参照して説明する。

【００３３】図４は本実施の形態の文書処理装置による
文字処理方法の処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。

【００３４】本フローチャートに係るプログラムは、前
述したとおりＲＯＭ１４またはフロッピィディスク１８
から供給され、ＣＰＵ１１の制御により実行される。な
お、印刷する文書は予め作成されており、文書情報はハ
ードディスクドライブ装置１５内のハードディスクに記
憶されているものとする。

【００３５】まずステップ４０において、入力装置１２
でファイル名を指定してハードディスクから指定の文書
に関する文書情報を読み出す。次に、ステップ４１にお
いて文書情報を検索し、ページ数が零であるか否かを判
定する。もしページ数が零であれば、印刷するページが
無い旨を表示装置に表示するなどして処理を終了する。
ページ数が零でないと判定されれば、ステップ４２以降
の処理に進む。

【００３６】ステップ４２では、プリンタ装置１６によ
って印刷したいページ番号（３，５〜７）を入力装置１
２から指定入力し、これらのページ番号をＲＡＭ１３に
記憶する。次にステップ４３において、ＲＡＭ１３から
印刷すべき離散したページのページ番号の集合（３，
５，６，７）を取得して、ステップ４４において制御変
数ｎを０に初期化する。

【００３７】制御変数ｎを初期化するとステップ４５に
進みｎに１をインクリメントした後、ステップ４６にお
いて、処理対象の文書の第ｎページのページ情報中のペ
ージ番号を判定する。もしこの番号がステップ４３で得
られた印刷するページ番号の集合（３，５，６，７）に
含まれると判定された場合には、第ｎページは印刷を指
定されているのでステップ４７の処理に進み、第ｎペー
ジの記載情報をＲＡＭ１３のバッファに記憶させた後、
ステップ４８の処理に進む。

【００３８】一方、含まれないと判定された場合は第ｎ
ページは印刷を指定されていないのでそのままステップ
４８の処理に進み、未処理ページが存在するかを判定す
る。この判定処理は、制御変数ｎの値をページ番号識別
子と照合することで行える。未処理ページが存在する場
合には、ステップ４５以降の処理を再び行う。すなわ
ち、さらにｎに１をインクリメントして、ステップ４８
において未処理ページが存在しない（処理対象文書の全
てのページの処理を終了した）と判定されるまでステッ
プ４６〜４８の処理を繰り返し実行する。

【００３９】これにより、ステップ４０で読み出した文
書情報中の各ページについて、一ページ毎にステップ４
６の判定を逐次行い、ステップ４３で取得されたページ
番号のページであり印刷を指定されいると判定された当
該文書情報中の各ページの記載情報が、ステップ４７の
処理を行うことで一ページ毎にＲＡＭ１３のバッファに
逐次記憶される。つまり、ステップ４７では、現在処理
しているページの記載情報が、それ以前に印刷するペー
ジであると判定され記憶されているページの記載情報と
まとめてＲＡＭ１３のバッファに一時的に記憶される。

【００４０】ステップ４８において未処理ページが存在
しない（処理対象文書の全てのページの処理を終了し
た）と判定されるとステップ４９の処理に進み、印刷す
るページであると判定されてＲＡＭ１３にまとめて記憶
された各ページの記載情報についてのデータをプリンタ
装置１６へ送出し、これらの各ページを一括して印刷出
力する。印刷が終了すれば、バッファ内の情報は廃棄し
てもよい。

【００４１】このように本実施の形態によれば、ステッ
プ４２における１回の印刷出力指示に応じて、複数ペー
ジからなる文書の離散した複数のページを一括して印刷
出力することができ、操作が簡単になると共に印刷時間
が短時間で済み、全てのページを印刷し直す必要がない
ので不必要に紙を浪費することもない。また、プリンタ
を有するファックスに本発明を適用すれば、印刷時間が
短時間で済むため、回線を長時間占有することがない。

【００４２】なお、上記の実施の形態では、文書情報は
ハードディスクに記憶されているものとして説明した
が、書き込み読み出し可能な記憶手段であれば、文書情
報をＲＡＭ１３に記憶させても、フロッピィディスクド
ライブ装置１７を用いてフロッピィディスク１８に記憶
させてもよい。また、上記の実施の形態では、印刷する
離散した複数のページのページ番号を入力装置１２から
指示したが、たとえば予めＲＡＭ１３，ハードディス
ク、またはフロッピィディスク１８に記憶しておく場合
についても本発明を適用することができる。また、印刷
ページ番号の指示手段および方法については特に限定す
るものではない。

【００４３】また、上記の実施の形態では、コンピュー
タ１０を使用して文書処理装置を構成する例について説
明したが、コンピュータ１０と同様のハード構成を持つ
ワードプロセッサ、またはコンピュータ１０からハード
ディスクドライブ装置１５を除いたハード構成を持つワ
ードプロセッサに本発明を適用してもよい。

【００４４】また上記実施の形態のブロック構成では、
文書を表示するＣＲＴ等の画面は含まれていないが、前
述したとおりこれを含んだ構成の場合についても本発明
は適用できる。

【００４５】本発明方法は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、１つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明方法はシステム或いは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。この場合、本発明方
法を達成するためのソフトウエアによって表されるプロ
グラムを格納した記憶媒体をシステム或いは装置に読み
出すことによって、そのシステム或いは装置が、本発明
方法の効果を享受することが可能になる。

【００４６】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、任
意の複数ページを１回の印刷指示で印刷するとが可能と
なり、開始や途中中止といった印刷指示が容易になると
共に、紙の無駄や回線の長時間占有といった資源の浪費
を避けることができるという効果がある。

【００４７】すなわち、本発明方法によれば、記憶手段
に記憶されている複数ページからなる文書に関する文書
情報を読み出すと共に、文書のうち出力装置に出力すべ
き複数のページのページ番号を離散的に指定して記憶手
段に記憶させてから、文書情報中の各ページが出力を指
定されたページかを記憶手段に記憶された情報に基づい
て判定して、離散的に指定された複数のページを出力装
置より一括して出力させているので、一文書の離散した
複数のページを１回の出力指示で出力することができ、
操作が簡単になると共に短時間で出力することができ
る。

【００４８】また、本発明装置によれば、記憶手段に記
憶されている複数ページからなる文書に関する文書情報
を読み出すと共に、文書のうち出力装置に出力すべき複
数のページのページ番号を離散的に指定して記憶手段に
記憶させる出力指定手段と、文書情報中の各ページが出
力を指定されたページかを記憶手段に記憶された情報に
基づいて判定して、離散的に指定された複数のページを
出力装置より一括して出力させる離散ページ出力手段と
を含んでなるため、一文書の離散した複数のページを１
回の出力指示で出力することができ、操作が簡単になる
と共に短時間で出力することができる。

【００４９】また、本発明の記憶媒体によれば、複数ペ
ージからなる文書に関する文書情報と文書のうち離散的
に出力するように指定された複数のページのページ番号
とに基づいて、出力装置より複数のページを一括して出
力するステップを含む、コンピュータにより読み出し可
能なプログラムを記憶しているので、コンピュータにこ
のプログラムを提供して実行させることで、一文書の離
散した複数のページを１回の出力指示で出力させること
ができ、操作を簡単にすると共に短時間で出力させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用した文書処理装置の一実施の形態
を示すブロック図である。

【図２】本発明を適用した文書処理装置の一実施の形態
で用いているＲＡＭ１３に記憶されている文書情報の構
造の一例について示す説明図である。

【図３】本発明を適用した文書処理装置の一実施の形態
で用いているＲＡＭ１３に記憶されているページ情報群
の構造の一例を示す説明図である。

【図４】本発明を適用した文字処理方法の一実施の形態
を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１０コンピュータ１１ＣＰＵ１２入力装置１３ＲＡＭ１４ＲＯＭ１５ハードディスクドライブ装置１６プリンタ装置１７フロッピィディスクドライブ装置１８フロッピィディスク２１文書識別子２２ページ情報を指すポインタ２１文書識別子２２ページ情報を指すポインタ３１ページ番号識別子３２次のページ情報を指すポインタ３３ページ属性を示すフラグ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】１回の出力指示に応じて複数ページから
なる文書を出力装置より出力する文書処理方法におい
て、記憶手段に記憶されている該文書に関する文書情報を読
み出すと共に、該文書のうち前記出力装置に出力すべき
複数のページのページ番号を離散的に指定して前記記憶
手段に記憶させる出力指定ステップと、前記文書情報中の各ページが該出力指定ステップにおい
て出力を指定されたページかを前記記憶手段に記憶され
た情報に基づいて判定し、判定結果に応じて、離散的に
指定された前記複数のページを前記出力装置より一括し
て出力させる離散ページ出力ステップとを含んでなるこ
とを特徴とする文書処理方法。
【請求項２】前記記憶手段は書き込み読み出し可能な
ディスク記憶媒体とＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）
からなり、前記出力指定ステップにおいて該ディスク記
憶媒体から前記文書情報を読み出し、前記ＲＡＭに前記
複数のページのページ番号を記憶させることを特徴とす
る請求項１に記載の文書処理方法。
【請求項３】前記離散ページ出力ステップは、前記記憶ステップにおいて記憶された前記各ページ番号
を前記記憶手段より取得するページ番号取得ステップ
と、前記文書情報中の前記各ページが、取得された前記各ペ
ージ番号のページかを判定し、該各ページ番号のページ
であると判定された前記文書情報中の全ページの記載情
報を前記記憶手段に記憶させる判定記憶ステップと、該判定記憶ステップにおいて記憶された前記全ページの
記載情報を前記出力装置より一括して出力する出力ステ
ップとを含んでなることを特徴とする請求項１または２
に記載の文書処理方法。
【請求項４】前記各ページ番号のページであると判定
された前記文書情報中のページの記載情報は、前記ＲＡ
Ｍのバッファに一時的に記憶されることを特徴とする請
求項３に記載の文書処理方法。
【請求項５】前記判定記憶ステップでは、前記文書情
報中の前記各ページについての判定を一ページ毎に逐次
行うと共に、前記各ページ番号のページであると判定さ
れた前記文書情報中のページの記載情報を前記記憶手段
に一ページ毎に逐次記憶させることを特徴とする請求項
３に記載の文書処理方法。
【請求項６】前記出力装置はプリンタ装置であること
を特徴とする請求項１ないし５のいずれかに記載の文書
処理方法。
【請求項７】１回の出力指示に応じて複数ページから
なる文書を出力装置より出力する文書処理装置におい
て、記憶手段に記憶されている該文書に関する文書情報を読
み出すと共に、該文書のうち前記出力装置に出力すべき
複数のページのページ番号を離散的に指定して前記記憶
手段に記憶させる出力指定手段と、前記文書情報中の各ページが該出力指定手段により出力
を指定されたページかを前記記憶手段に記憶された情報
に基づいて判定し、判定結果に応じて、離散的に指定さ
れた前記複数のページを前記出力装置より一括して出力
させる離散ページ出力手段とを含んでなることを特徴と
する文書処理装置。
【請求項８】前記記憶手段は書き込み読み出し可能な
ディスク記憶媒体とＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）
からなり、前記出力指定手段によって該ディスク記憶媒
体から前記文書情報を読み出し、前記ＲＡＭに前記複数
のページのページ番号を記憶させることを特徴とする請
求項７に記載の文書処理装置。
【請求項９】前記離散ページ出力手段は、前記記憶手段によって記憶された前記各ページ番号を前
記記憶手段より取得するページ番号取得手段と、前記文書情報中の前記各ページが、取得された前記各ペ
ージ番号のページかを判定し、該各ページ番号のページ
であると判定された前記文書情報中の全ページの記載情
報を前記記憶手段に記憶させる判定記憶手段と、該判定記憶手段によって記憶された前記全ページの記載
情報を前記出力装置より一括して出力する出力手段とを
含んでなることを特徴とする請求項７または８に記載の
文書処理装置。
【請求項１０】前記各ページ番号のページであると判
定された前記文書情報中のページの記載情報は、前記Ｒ
ＡＭのバッファに一時的に記憶されることを特徴とする
請求項９に記載の文書処理装置。
【請求項１１】前記判定記憶手段により、前記文書情
報中の前記各ページについての判定を一ページ毎に逐次
行うと共に、前記各ページ番号のページであると判定さ
れた前記文書情報中のページの記載情報を前記記憶手段
に一ページ毎に逐次記憶させることを特徴とする請求項
９に記載の文書処理装置。
【請求項１２】前記出力装置はプリンタ装置であるこ
とを特徴とする請求項７ないし１１のいずれかに記載の
文書処理装置。
【請求項１３】複数ページからなる文書に関する文書
情報と該文書のうち離散的に出力するように指定された
複数のページとに基づいて、出力装置より該複数のペー
ジを一括して出力するステップを含む、コンピュータに
より読み出し可能なプログラムを記憶した記憶媒体。
【請求項１４】前記記憶媒体は、前記コンピュータに
任意接続される記憶装置に着脱可能であることを特徴と
する請求項１３に記載の記憶媒体。
【請求項１５】前記記憶媒体は、フロッピィディスク
であることを特徴とする請求項１３または１４に記載の
記憶媒体。
【請求項１６】前記記憶媒体は、ＣＤ−ＲＯＭである
ことを特徴とする請求項１３または１４に記載の記憶媒
体。