JPH09237147A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09237147A
JPH09237147A JP4456496A JP4456496A JPH09237147A JP H09237147 A JPH09237147 A JP H09237147A JP 4456496 A JP4456496 A JP 4456496A JP 4456496 A JP4456496 A JP 4456496A JP H09237147 A JPH09237147 A JP H09237147A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置において、操作者の筆圧に対す
る出力のばらつきを吸収し、ペン入力装置の使用感を改
善する。 【解決手段】 情報データの入出力が可能な入出力手段
と、該入力手段にペン型の座標検知手段と、圧力感知手
段とを有し、前記入力手段により得たデータと筆圧デー
タとを処理して処理結果を出力し、感知した筆圧データ
に応じて前記出力手段への出力情報データを加工処理す
る情報処理装置において、予め筆圧の基準値を決める設
定用画面にて、前記ペン型の入力手段で行われた入力時
の筆圧データが単数の場合は該データを基準データと
し、前記筆圧データが複数の場合は該データの平均値を
基準データとして処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書の作成や編集
等の機能を持ち、入力手段にペン型の座標検知装置と圧
力感知装置とを有し、この入力手段により得た座標デー
タと筆圧データを処理し、出力手段に処理結果を出力す
ることが可能なワードプロセッサ,パーソナルコンピュ
ータ,電子手帳,DTP等の情報処理機能に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭60−157620号公報
に記載されているように、入力手段にペン型の座標検知
装置と圧力感知装置とを有し、この入力手段により得た
座標データと筆圧データを処理し、出力手段に処理結果
を出力することが可能な情報処理装置において、感知し
た座標データと筆圧データに応じて出力手段の座標上の
描線の太さ,濃度,彩色,形状を変化し出力する機能を
持つ情報処理装置があった。
【0003】図15は従来技術のブロック図の例であ
る。入力部1は、座標検出と圧力検出が可能なペン型入
力装置であり、入力部1で検出された筆圧に関するアナ
ログデータをデータ変換部2でデジタルデータに変換す
る。この変換データと固定データ部5に納められている
筆圧に関するデフォルト値とをデータ処理部3で比較処
理し、それに応じて出力情報を変化させて出力部4に出
力する。
【0004】従来は、このブロック図の構成において図
16の様な入力に対する出力の処理を行っていた。ユー
ザーの筆圧値には関係なく、あらかじめデフォルト値と
して固定された図16のK点を基準に、このK点とユー
ザーが入力した筆圧とを比較し、基準よりも大きければ
それに応じて出力する描線の幅(太さ)を大きく出力す
る方法が取られていた。
【0005】しかしながら、筆圧値の平均値や、最大最
小値の個人差による不具合に関しての解決策について
は、一切開示されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】筆圧に応じて描線の太
さを変化させる場合、筆圧の異なるユーザーがそれぞれ
普段の筆圧で入力を行ったにもかかわらず、描線の太さ
はユーザー毎に違いがでてくる。これは、ユーザーが基
準となる線の太さを設定できず、既に筆圧の基準データ
が情報処理装置のデフォルト値として固定されており、
その値とユーザー入力の筆圧データとを比較して筆圧の
大きさを判断する処理を行うためである。
【0007】図16のグラフは、従来技術におけるユー
ザー入力の筆圧と出力の変化を表す描線幅の変化との関
係の例であり、ユーザーがペン型入力装置を使用し線や
図形入力を行った場合、筆圧値が大きくなるにつれ、表
示装置に表示される描線の幅(太さ)が大きくなること
を表す。
【0008】そして普通に入力を行ったときの筆圧を平
均筆圧とし、その時に出力する描線の幅を平均描線幅と
すると、ユーザーA,Bのそれぞれが異なる筆圧を持つ
場合、ユーザーA,Bがそれぞれ普通に入力を行ったに
もかかわらず、描線の幅は異なっている。理想的には、
ユーザーの筆圧のばらつきに関係なく、普通の筆圧で入
力をしているときは、平均描線幅で出力されるべきであ
る。これは、従来技術が平均筆圧のデータをデフォルト
値として固定していることによるものである。
【0009】上記の従来技術に対して、本発明はこのデ
フォルト値をユーザー毎に設定可能とすることで、ユー
ザー毎に異なる筆圧のばらつきを吸収し、ペン入力装置
の使用感を改善することを目的としている。
【0010】また、従来は、既に筆圧の基準データが情
報処理装置のデフォルト値として固定されているため筆
圧に関するデフォルト値等のデータを記憶装置等に記憶
する機能がなかった。
【0011】本発明は、筆圧等に関するデータをRAM
やハードディスクやフロッピーディスク等の記憶装置に
単数あるいは複数個保存し保存後に呼び出し等を可能と
し、ユーザーが所望する使用感を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報処理
装置は、情報データの入出力が可能な入出力手段と、該
入力手段にペン型の座標検知手段と、圧力感知手段とを
有し、前記入力手段により得たデータと筆圧データとを
処理して処理結果を出力し、感知した筆圧データに応じ
て前記出力手段への出力情報データを加工処理する情報
処理装置において、予め筆圧の基準値を決める設定用画
面にて、前記ペン型の入力手段で行われた入力時の筆圧
データが単数の場合は該データを基準データとし、前記
筆圧データが複数の場合は該データの平均値を基準デー
タとして処理することを特徴とする情報処理装置であ
る。
【0013】請求項2記載の情報処理装置は、請求項1
記載の情報処理装置において、予め操作者の最大筆圧と
最小筆圧とを登録し、該登録データに比例するように出
力データの加工を行うことを特徴とする情報処理装置で
ある。
【0014】請求項3記載の情報処理装置は、請求項1
記載の情報処理装置において、予め操作者によって入力
された筆圧データに加えて登録者や識別を行うためのデ
ータを付加する手段を有し、該手段により加工されたデ
ータを選択指示することで記憶部からのデータの取出し
及びデータの登録に使用することを特徴とする情報処理
装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は、本発明のブロック図である。
【0016】入力部1には、座標検出と圧力検出機能を
有するペン型入力装置、入力部1にて得られた座標や筆
圧等の検出データをA/Dコンバータ等を通してデジタ
ルデータに変換するデータ変換部2、データ変換部2に
て得られたデータをアプリケーションに応じて加工する
データ処理部3、データ処理部3より得られたデータを
表示装置等に出力する出力部4、ユーザーの基準筆圧を
設定する基準筆圧設定部9にて得られた、基準筆圧デジ
タルを本体内に記憶しておく基準筆圧データ部7、この
基準筆圧データを記憶装置に単数あるいは複数記憶する
筆圧データ記憶部8、そして各部のシステムを制御する
システム制御部6である。
【0017】また、入力部1より検出された、X座標デ
ータ・Y座標データ・筆圧データは、それぞれデータ処
理部3で処理され、図12に示す本体メモリに格納され
る。
【0018】図2は、本発明のユーザーによる基準筆圧
設定についてのフローチャートである。
【0019】ユーザー筆圧設定機能が選択されると図5
の様なユーザー筆圧設定画面となり、ある決められた図
形を表示装置に出力する(S100)。
【0020】図形は例えば十字線や円,三角,四角等で
良い。入力部により座標検出がされた場合(S10
1)、その時の筆圧データを読み取る(S102)。
【0021】検出されていない場合は検出を待つ。ユー
ザーが出力されている図形を入力装置でなぞるようにタ
ッチすることで、座標データを読み込む。
【0022】図6のように設定入力が開始されるとサン
プリングクロックに従って筆圧データを読み込んでい
く。同時に何回データを読み込んだかを、調べるためカ
ウント数をインクリメントしていく。
【0023】また、筆圧データを読み込んだら、前回ま
での筆圧データの平均値と今読み込んだ筆圧データとの
平均値((平均筆圧=前回までの平均値+今回読み込ん
だ筆圧データ)/カウント数)をとり(S103)、設
定入力が終了するまで繰り返す。
【0024】設定終了を選択した場合(S104)、現
在の筆圧データの平均値をこの設定を行ったユーザーの
基準筆圧データとして図12に示す本体メモリ内に記憶
する(S105)。
【0025】図3は、前記の基準筆圧データを登録した
後に、描線を入力した場合のフローチャートである。
【0026】文書作成・編集処理内での終了命令が選択
されるまで以下のフローを繰り返す(S106)。
【0027】入力部により座標検出がされた場合(S1
07)、その座標データをメモリに記憶し(S10
8)、次に筆圧データもメモリに記憶する(S10
9)。
【0028】登録されている基準筆圧データと今読み取
った筆圧データを数値的に比較を行う(S110)。
【0029】比較結果に比例して、例えば基準筆圧デー
タよりも今読み取った圧力データがN倍大きければ、基
準筆圧データ時の描線の太さよりもN倍太い描線のデー
タを計算(例えば、描線データ=読込筆圧データ/基準
筆圧データ×(最大描線幅−最小描線幅)/2)しメモ
リに記憶する(S111)。
【0030】そして、表示装置の指定された座標位置に
メモリに記憶してある太さで描線を出力する(S11
2)。
【0031】図4が実施例1を実施したときの、入力さ
れた筆圧データに対する出力の描線の幅の変化を表すグ
ラフである。
【0032】筆圧の異なるユーザーAとBが同じように
普通の筆圧で入力を行った場合を平均筆圧とすると、従
来の方法ではそれぞれの平均筆圧時の描線の幅が異なっ
てしまうが、本発明ではユーザーA,Bの平均筆圧をそ
れぞれ登録し、平均筆圧時には必ず平均描線を出力する
ようになっている。
【0033】(実施例2)図1は、本発明のブロック図
であり、詳細は実施例1と同一である。
【0034】また、入力部1より検出された、X座標デ
ータ・Y座標データ・筆圧データは、それぞれデータ処
理部3で処理され、図12に示す本体メモリに格納され
る。
【0035】図7は、本発明のユーザーによる基準筆圧
設定についてのフローチャートである。
【0036】ユーザー筆圧設定機能が選択されると図9
に示す筆圧ユーザー設定画面となり、ユーザーによる筆
圧の最大値と最小値を入力できる画面を表示する(S2
00)。
【0037】筆圧の最大値と最小値の入力方法は、例え
ば図9の様に指示された最大値や最小値を入力する箇所
を直接入力装置を使用してユーザーが最大と思われる筆
圧と最小と思われる筆圧とで入力装置に圧力をかける方
法がある。
【0038】入力部より座標データを読み取った場合
(S201)、入力部によってその時の筆圧データを読
み込む(S202)。
【0039】そして、その座標データが筆圧の最大値入
力範囲であれば(S203)、筆圧データを図12に示
す構成の本体メモリ中のnn03番地(筆圧設定最大値
データ)に記憶する(S204)。
【0040】しかし、座標データが筆圧の最小値入力範
囲であれば(S205)、筆圧データを図12に示す構
成の本体メモリ中のnn04番地(筆圧設定最小値デー
タ)に記憶する(S206)。
【0041】筆圧設定の終了を選択された場合(S20
7)、筆圧の最大値と最小値とから、入出力の傾きを算
出(例えば、入出力の傾き=(最大描線幅−最小描線
幅)/(最大筆圧値−最小筆圧値))し、本体メモリに
記憶する(S208)。
【0042】最後に、筆圧の筆圧値の最大値と最小値と
から平均値を計算(例えば、平均値=(最大筆圧値−最
小筆圧値)/2)して基準筆圧データとしてメモリに記
憶し(S209)設定を終了する。
【0043】前記の基準筆圧データを登録した後に、描
線を入力した場合のフローチャートが図3であり、動作
は実施例1と同じである。
【0044】図8が実施例2を実施したときの、入力さ
れた筆圧データに対する出力の描線の幅の変化を表すグ
ラフである。
【0045】筆圧の異なるユーザーAとBが同じように
普通の筆圧で入力を行った場合を平均筆圧とすると、従
来の方法ではそれぞれの平均筆圧時の描線の幅が異なっ
てしまう。
【0046】また、筆圧に対する描線幅の変化率も固定
であるため、例えば、比較的に筆圧の大きいユーザーが
入力を行った場合、普通に入力しているにもかかわら
ず、最大描線幅に近い描線幅となっており、少し筆圧を
大きくしただけで、描線幅は最大となったり、逆に最小
描線幅に近い細い線を入力するには、筆圧をかなり小さ
くする必要があり、入力が困難となるケースも生じる。
【0047】しかし、本発明ではユーザーの筆圧の最大
値と最小値を登録し、入力された筆圧値に対する出力の
描線幅の関係を関数的取り扱い(例えば、出力描線幅デ
ータ=入出力の傾きデータ×入力された筆圧データ)に
より、各ユーザーの最大筆圧時には最大描線幅を、最小
筆圧時には最小描線幅を出力し、その間の筆圧に対する
描線幅についてもユーザー毎の変化率で大きさが変化し
出力される。
【0048】実施例1,2は、ペン型の座標検知装置と
圧力感知装置とを有し、座標データと筆圧データを得る
ことができる入力手段、この入力手段により得た筆圧デ
ータを基準筆圧データとして登録する登録手段、入力手
段で得られたデータと登録手段にて登録された基準筆圧
データを比較し、出力する描線の太さを決める比較処理
手段、入力手段にて得られた座標データに基づいた座標
に描線の出力を行う出力手段等のこれらを構成する情報
処理装置により実現される。
【0049】あらかじめ入力手段によって入力されたユ
ーザー自身の通常の筆圧を、登録手段が基準筆圧データ
として登録することにより登録後はペン入力時に感知し
た筆圧データは随時、比較処理手段によって登録されて
いる基準筆圧データと比較処理され、その差に応じて出
力手段に出力する描線の太さを変化することでユーザー
毎に異なる筆圧のばらつきを吸収する。
【0050】(実施例3)図1は、本発明のブロック図
である。
【0051】入力部1には、座標検出と圧力検出機能を
有するペン型入力装置、入力部1にて得られた座標や筆
圧等の検出データをA/Dコンバータ等を通してデジタ
ルデータに変換するデータ変換部2、データ変換部2に
て得られたデータをアプリケーションに応じて加工する
データ処理部3、データ処理部3より得られたデータを
表示装置等に出力する出力部4、ユーザーの基準筆圧を
設定する基準筆圧設定部7にて得られた、基準筆圧デー
タを本体内に記憶しておく基準筆圧データ部5、この基
準筆圧データを記憶装置に単数あるいは複数記憶する筆
圧データ記憶部8を有する。
【0052】そして各部のシステムを制御するシステム
制御部6とで本実施例を実現する。
【0053】また、入力部1より検出された、X座標デ
ータ・Y座標データ・筆圧データは、それぞれデータ処
理部3で処理され、図12に示す本体メモリに格納され
る。
【0054】図10と図11が、本実施例のフローチャ
ートである。
【0055】図10は、ユーザーが設定した基準筆圧デ
ータを記憶装置に記憶する登録処理についてのフローチ
ャートである。
【0056】筆圧の登録機能を実行すると、図13に示
す登録画面が表示される(S300)。
【0057】入力部より登録名が入力されると(S30
1)、図12の様な記憶装置内のメモリ構成中の登録ア
ドレスに、登録名と筆圧データを記憶するアドレスを示
す格納アドレスを記憶し(S302)、その格納アドレ
スに基準筆圧データや、筆圧に関するデータを記憶する
(S303)。
【0058】そして登録終了が選択されたら(S30
4)処理を終了する。
【0059】図11は、ユーザーが設定した基準筆圧デ
ータを記憶装置から本体メモリへ呼び出す、呼出処理に
ついてのフローチャートである。
【0060】筆圧の呼出機能を実行すると、図14に示
す呼出画面が表示される(S400)。
【0061】入力部より、呼び出す登録名が入力された
り選択されたりすると(S401)、図12の記憶装置
内のメモリの登録アドレス中から、その登録名を検索す
る(S402)。
【0062】検索されたら(S403)、そこで指示す
る格納アドレス中の筆圧データを本体メモリのnnn1
番地の基準筆圧登録・呼出用一時保管に読み出す(S4
04)。
【0063】呼出終了の処理が選択されたら(S40
5)、この一時保管された内容にしたがって、本体メモ
リのnn03〜nn06番地に筆圧に関するデータを書
き込み(S406)終了する。
【0064】実施例3は、ペン型の座標検知装置と圧力
感知装置とを有し、座標データと筆圧データを得ること
ができる入力手段、この入力手段によってあらかじめ入
力された筆圧データから基準筆圧データを生成する基準
圧力生成手段、この基準筆圧生成手段によって得られた
基準筆圧データを登録する登録手段、この基準圧力デー
タを記憶装置に記憶し、後に呼び出しを可能とする記憶
手段等のこれらを構成する情報処理装置により実現され
る。
【0065】前記実施例1,2等の方法を用いて得られ
た筆圧に関するデフォルト値等のデータをRAMやハー
ドディスクやフロッピーディスク等の記憶装置に単数あ
るいは複数個保存し保存後に呼び出し等を可能とするこ
とで、異なるユーザーによる入力や、入力条件の異なる
中でのユーザー筆圧変化等に対して、所望している基準
筆圧データを登録したり呼び出したりできることで、ユ
ーザーが所望する使用感を提供することができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ユーザー
が実際に入力した筆圧データの平均値を入力したユーザ
ーの基準筆圧とするため、ユーザー毎に異なる筆圧のば
らつきを吸収することが可能となり、ペン入力装置の使
用感を改善することができる。
【0067】請求項2記載の発明によれば、ユーザーが
実際に入力した筆圧データの最大値と最小値をもとに、
その中間値を基準筆圧としたり、最大値と最小値からそ
の傾きを算出して、入力に対する出力の変化を算出する
関数を求めたりすることで、ユーザー毎に異なる筆圧の
ばらつきを吸収することが可能となり、ペン入力装置の
使用感を改善することができる。
【0068】請求項3記載の発明によれば、筆圧に関す
るデータを記憶装置に記憶し、後に呼び出しを行えるこ
とで、この情報機器を使用するユーザーが複数の場合で
も、ユーザー毎にこの筆圧に関するデータを1度入力し
て記憶しておくことで、次に使用するときにはその筆圧
データを呼び出すだけで、以前に登録した設定で入力が
可能となる。
【0069】したがって、毎回、筆圧に関するデータを
設定入力する作業が不要となり、利便さが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明の動作を示すフローチャート(その1)
である。
【図3】本発明の動作を示すフローチャート(その2)
である。
【図4】入力された筆圧データに対する出力の描線の幅
の変化を示す図である。
【図5】設定画面の表示の説明図である。
【図6】筆圧設定入力時の平均筆圧の算出のための説明
図である。
【図7】本発明の動作を示すフローチャート(その3)
である。
【図8】入力された筆圧データに対する出力の描線の幅
の変化を示す図である。
【図9】設定画面の表示の説明図である。
【図10】本発明の動作を示すフローチャート(その
4)である。
【図11】本発明の動作を示すフローチャート(その
5)である。
【図12】本発明に係る情報処理装置のメモリ構成図で
ある。
【図13】ユーザー筆圧登録画面の表示の説明図であ
る。
【図14】ユーザー筆圧呼出画面の表示の説明図であ
る。
【図15】従来技術のブロック図である。
【図16】従来技術において入力された筆圧データに対
する出力の描線の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 データ変換部 3 データ処理部 4 出力部 5 固定データ部 6 システム制御部 7 基準筆圧データ部 8 筆圧データ記憶部 9 基準筆圧設定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データの入出力が可能な入出力手段
    と、該入力手段にペン型の座標検知手段と、圧力感知手
    段とを有し、前記入力手段により得たデータと筆圧デー
    タとを処理して処理結果を出力し、感知した筆圧データ
    に応じて前記出力手段への出力情報データを加工処理す
    る情報処理装置において、予め筆圧の基準値を決める設
    定用画面にて、前記ペン型の入力手段で行われた入力時
    の筆圧データが単数の場合は該データを基準データと
    し、前記筆圧データが複数の場合は該データの平均値を
    基準データとして処理することを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置において、
    予め操作者の最大筆圧と最小筆圧とを登録し、該登録デ
    ータに比例するように出力データの加工を行うことを特
    徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報処理装置において、
    予め操作者によって入力された筆圧データに加えて登録
    者や識別を行うためのデータを付加する手段を有し、該
    手段により加工されたデータを選択指示することで記憶
    部からのデータの取出し及びデータの登録に使用するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
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