JPH09235346A - ポリイソシアヌレートフォーム用組成物、及びポリイソシアヌレートフォームの製造方法 - Google Patents

ポリイソシアヌレートフォーム用組成物、及びポリイソシアヌレートフォームの製造方法

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JPH09235346A
JPH09235346A JP8355707A JP35570796A JPH09235346A JP H09235346 A JPH09235346 A JP H09235346A JP 8355707 A JP8355707 A JP 8355707A JP 35570796 A JP35570796 A JP 35570796A JP H09235346 A JPH09235346 A JP H09235346A
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JP
Japan
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polyol
polyisocyanate
diphenylmethane diisocyanate
component
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Application number
JP8355707A
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English (en)
Inventor
Akira Naruse
晃 成瀬
Shinji Shigeyasu
真治 重安
Kiyoshi Moriya
清志 守屋
Kazuki Sasaki
和起 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/09Processes comprising oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates involving reaction of a part of the isocyanate or isothiocyanate groups with each other in the reaction mixture
    • C08G18/092Processes comprising oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates involving reaction of a part of the isocyanate or isothiocyanate groups with each other in the reaction mixture oligomerisation to isocyanurate groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2101/00Manufacture of cellular products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2350/00Acoustic or vibration damping material

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリイソシアヌレートフォーム用組成物に於
いて、低温、高温おける貯蔵安定性の改善、及び得られ
るポリイソシアヌレートフォームの寸法安定性、耐燃焼
性等を改善し、断熱材、軽量構造材、吸音材等の目的に
適したあらゆる分野で広く利用することができるものと
した。 【解決手段】 ポリイソシアヌレートフォームを得るた
めのポリイソシアネート成分として、NCO基の一部を
部分ウレタン化した特定のMDI系ポリイソシアネート
と界面活性剤を触媒等を使用し、ポリオール成分として
特定の組成の組合せにより、ポリイソシアヌレートフォ
ーム用組成物とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリイソシアヌレ
ートフォーム用組成物、及びフォームの製造方法に関す
る。更に詳しくは、フロン系発泡剤を削減しても反応性
の低下がなく、作業性の良い組成物を使用する寸法安定
性、耐燃焼性に優れた該組成物を使用するポリイソシア
ヌレートフォームの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有機ポリイソシアネートは、各種の活性
水素基含有化合物と反応させてフォーム、エラストマ
ー、塗料、接着剤等各種用途に利用されている。フォー
ムを得るための有機ポリイソシアネートは、耐熱性、難
燃性等を向上させるため、有機ポリイソシアネートを変
性して利用しているが反応性が小さく得られるフォーム
は、断熱性、寸法安定性、軽量性、吸音性等において更
にその改善が要望されている。また用途によってスプレ
ー法によるフォームの製造方法が要望されている。
【0003】例えば、特開平2−281021号の公報
には、重合体ポリオール組成物およびフォームの製法が
記載されている。イソシアネートとしては、通常使用し
ている異性体の記載がない有機ポリイソシアネートが使
用されている。また特開昭54ー32490号公報に
は、脂肪族系ポリイソシアネートをイソシアヌレート化
する製造方法が記載されている。更に、特開平2−30
0224号公報、特開平3−26714号等の公報に
は、三量化触媒と共に各種の特定な添加剤例えば、有機
亜リン酸エステル、界面活性剤、フェロセン化合物等を
用いてるものであり、フォームを得たとき特に難燃性の
効果を挙げている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、ポリイ
ソシアヌレートフォーム用の組成物について、貯蔵安定
性、相溶性、反応性や得られるフォームについて、特に
寸法安定性、難燃性等の改善のため、ポリイソシアヌレ
ートフォーム用組成物及びポリオール成分について鋭意
研究検討を重ねた結果、ポリイソシアネートとしてジフ
ェニルメタンジイソシアネート(以下MDIと略す)系
ポリイソシアネートの一部分として部分ウレタン化した
特殊の組成を用い、特定の添加剤を加えることにより改
善できることを見出し、本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、(A)ポ
リイソシアネート成分と(B)ポリオール成分とから成
るフォーム用組成物であって、 (A)ポリイソシアネート成分として、ジフェニルメタ
ン系ポリイソシアネート、界面活性剤及び触媒から成
り、ジフェニルメタン系ポリイソシアネートは、(a)
ポリフェニルメタンポリイソシアネート、(b)ジフェ
ニルメタンジイソシアネートから成り、(a)ポリフェ
ニルメタンポリイソシアネートは、二核体から成る4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート以外の異性体
を0.1〜30重量%含有し、(b)ジフェニルメタン
ジイソシアネートは、4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート以外の異性体を0.1〜70重量%含有
し、(a)及び/又は(b)は、その一部として部分ウ
レタン化物を用い、(a)/(b)の重量混合比率が
0.5〜25であり、 (B)ポリオール成分として、数平均分子量300〜7
00の高分子ポリオール、数平均分子量62〜300未
満の低分子ポリオール、マンニッヒポリオール、発泡
剤、三量化触媒及び添加剤から成ること、を特徴とする
ポリイソシアヌレートフォーム用組成物である。
【0006】本発明は、(A)ポリイソシアネート成分
として(a)ポリフェニルメタンポリイソシアネート
が、多核体と二核体から成り、二核体中には、4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート以外の異性体を
0.1〜70重量%含有し、(b)ジフェニルメタンジ
イソシアネートは、4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネートを30〜99.9重量%、4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート以外の異性体を0.1〜7
0重量%含有し、(a)及び/又は(b)は、その一部
として部分ウレタン化物を用い、(a)/(b)の重量
混合比率が0.5〜25であること、を特徴とする前記
のポリイソシアヌレートフォーム用組成物である。
【0007】本発明は、(A)ポリイソシアネート成分
として(a)ポリフェニルメタンポリイソシアネート
が、多核体と二核体から成り、二核体と多核体中の三核
体の重量混合比率が1:3〜3:1であり、二核体中に
は4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート以外の
異性体を0.1〜70重量%含有し、(b)ジフェニル
メタンジイソシアネートは、4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネートを30〜99.9重量%、4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート以外の異性体を
0.1〜70重量%含有し、(a)及び/又は(b)
は、その一部として部分ウレタン化物を用いること、を
特徴とする前記のポリイソシアヌレートフォーム用組成
物である。
【0008】本発明は、前記のポリイソシアヌレートフ
ォーム用組成物を用い、各成分の温度を10〜60℃で
発泡せしめることを特徴とするポリイソシアヌレートフ
ォームの製造方法である。
【0009】本発明によるポリイソシアヌレートフォー
ム用のポリイソシアネート組成物は、貯蔵安定性に優
れ、相溶性が良く、フォーム化において発泡性が非常に
良く、得られるフォームは、フロン系発泡剤を削減、ま
たはノンフロンにおいても反応性が低下することなく、
寸法安定性、難燃性、断熱性、軽量性及び吸音性に優
れ、セルの経時変化がない等の優れた性能を有してい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の(A)ポリイソシアネー
ト成分としてのジフェニルメタン系ポリイソシアネート
としては、(a)ポリフェニルメタンポリイソシアネー
ト(以下ポリメリックMDIという)と(b)ジフェニ
ルメタンジイソシアネート(以下MDIという)から成
る。ポリメリックMDIは、アニリンとホルマリンとの
縮合反応によって得られるポリフェニルメタンポリアミ
ンを、ホスゲン化することによって得られる。そのため
ポリメリックMDIの組成は、縮合時の原料組成や反応
条件によって基本的に決定される。本発明の一部ウレタ
ン化前のポリメリックMDIは、ホスゲン化後の反応液
又は、反応液から溶媒の除去又は、一部MDIを留出分
離した缶出液を意味し、反応条件、分離条件等の異なっ
た数種の混合物であってもよい。ポリメリックMDI
は、多核体とMDI(二核体)からなり、多核体とはベ
ンゼン核を3個以上有するももで、二核体とは、ベンゼ
ン核を2個有するものである。
【0011】(a)ポリメリックMDIは、ポリメリッ
クMDI中の二核体から成る4,4′−MDI以外の異
性体を0.1〜30重量%含有する。好ましくは、
(a)ポリメリックMDIは、多核体と二核体とから成
り、二核体中には4,4′−MDI以外の異性体を0.
1〜70重量%含有する。より好ましくは、(a)ポリ
メリックMDIは、多核体と二核体とから成り、二核体
と多核体中の三核体の重量混合比率が1:3〜3:1で
あり、二核体中には4,4′−MDI以外の異性体を
0.1〜70重量%含有する。
【0012】更に好ましくは、(a)ポリメリックMD
Iは、多核体と二核体とから成り、二核体を15〜85
重量%含有し、二核体と多核体中の三核体の重量混合比
率が1:3〜3:1であり、二核体中には4,4′−M
DI以外の異性体を0.1〜70重量%含有する。特に
好ましくは、(a)ポリメリックMDIは、多核体と二
核体とから成り、多核体を15〜85重量%、二核体を
85〜15重量%含有し、二核体と多核体中の三核体の
重量混合比率が1:3〜3:1であり、二核体中には
4,4′−MDI以外の異性体を0.1〜70重量%含
有する。 (a)ポリメリックMDI中の多核体と二核体の含有量
は、好ましくは、多核体を20〜80重量%、二核体を
80〜20重量%含有する。官能基数は、2.3以上で
あり、好ましくは、2.3〜3.1である。
【0013】(b)MDIは、4,4′−MDI以外の
異性体を0.1〜70重量%含有する。好ましくは、
4,4′−MDIを30〜99.9重量%、4,4′−
MDI以外の異性体を70〜0.1重量%含有する。 (a)及び/又は(b)は、その一部として部分ウレタ
ン化物を用い、(a)/(b)の重量混合比率が0.5
〜25である。
【0014】本発明の(a)ポリメリックMDI、
(b)MDIは、重量混合比率が(a)/(b)が0.
5〜25である、好ましくは1.0〜20である。この
場合(a)/(b)の重量混合比率が0.5より小さく
なると貯蔵安定性が劣るようになる、また(a)/
(b)の重量混合比率が25より大きくなると発泡体に
したとき、物性が劣るようになる。本発明の(a)ポリ
メリックMDI、(b)MDI等の部分ウレタン化物
は、全NCO基の0.5〜20重量%、好ましくは1〜
16重量%をポリオールと反応させてウレタン化を行
う。この場合20重量%以上になると高粘度になり実用
的ではなくなる。0.5重量%以下では、ウレタン基に
よる相溶性の効果が得られなくなる。このように部分ウ
レタン化をしておくことにより、フォーム化を行うとき
系の相溶性がよくなり、反応が円滑に進むようになる。
【0015】本発明に於ける(a)ポリメリックMDI
と(b)MDIの合計量中の二核体から成る4,4′−
MDI以外の異性体の含有量は、0.1〜55重量%、
好ましくは0.3〜45重量%、より好ましくは0.5
〜35重量%、更に好ましくは0.5〜25重量%であ
る。尚、(A)ポリメリックMDI、(B)MDI等の
多核体、二量体、異性体等は、ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィーやガスクロマトグラフィーによって得
られる各ピークの面積百分率を基に検量線から求めた。
またこれらのNCO基の一部をウレアに変性したものの
他に、ビウレット、アロファネート、カルボジイミド、
オキサゾリドン、アミド、イミド等に変性したものであ
ってもよい。ジフェニルメタン系ポリイソシアネートと
しての(a)ポリメリックMDI中の多核体には、前記
以外の多核体や異性体を含有していてもよい。
【0016】また(a)、(b)のMDI系ポリイソシ
アネートには、他のポリイソシアネ−トを併用すること
ができる。例えばフェニレンジイソシアネート、1,3
−キシリレンジイソシアネート、1,4−キシリレンジ
イソシアネート、1,4−ナフチレンジイソシアネー
ト、1,5−ナフチレンジイソシアネート、4,4′−
ジフェニルエーテルジイソシアネート、2−ニトロジフ
ェニルー4,4′−ジイソシアネート、2,2′−ジフ
ェニルプロパン−4,4′−ジイソシアネート、3,
3′−ジメチルジフェニルメタン−4,4′−ジイソシ
アネート、4,4′−ジフェニルプロパンジイソシアネ
ート等の芳香族ポリイソシアネート類、イソホロンジイ
ソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、HD
I等の脂肪族ジイソシアネート、水素添加TDI、水素
添加MDI等の脂環族ジイソシアネート等がある。これ
らは、単独または2種以上の混合物で使用することがで
きる。
【0017】本発明の(a)ポリメリックMDI、
(b)MDI等の部分ウレタン化物は、(a)ポリメリ
ックMDI、(b)MDI等をポリオールと反応させる
ことによって得ることができる。このポリオールとして
は、数平均分子量が62〜1000のポリオールとして
例えば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタ
ンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5
ーペンタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ビスフェ
ノールAのような、少なくとも2個以上のヒドロキシル
基を有する化合物の単独または二種以上の併用、或いは
このようなポリオールと、アジピン酸、マロン酸、琥珀
酸、酒石酸、ピメリン酸、セバシン酸、シュウ酸、フタ
ル酸、テレフタル酸、アゼライン酸、トリメリット酸、
クルタコン酸、α−ハイドロムコン酸、β−ハイドロム
コン酸、α−ブチル−α−エチルグルタル酸、α,β−
ジエチルサクシン酸、ヘミメリチン酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸等のような、少なくとも2個以上
のカルボキシル基を有する化合物の一種または二種以上
とを使用し、公知の方法によって製造することができる
ポリエステルポリオールが挙げられる。またラクトン
(例えばε−カプロラクトン)の開環重合により得られ
るポリオールが挙げられる。更に、前記の2個以上のヒ
ドロキシル基を有する化合物または、エチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、トル
エンジアミン、メタフェニレンジアミン、ジフェニルメ
タンジアミン、キシリレンジアミン等のような、活性水
素を2個以上有する化合物の一種又はそれ以上を開始剤
として、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチ
レンオキシド、アミレンオキシド、グリシジルエーテ
ル、メチルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジル
エーテル、フェニルグリシジルエーテル等のモノマーの
一種又はそれ以上を公知の方法により付加重合すること
によって得られるポリエーテルポリオール等が挙げられ
る。
【0018】本発明のポリイソシアネート成分に用いら
れる界面活性剤としては、例えば、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシド、好ましくはエチレンオキシドの
ようなアルキレオキサイドの必要な数を含有するポリグ
リコールエーテルと、少なくとも1個の反応性水素原子
を含有する有機化合物とを縮合することによって得られ
る。このような少なくととも1個の反応性水素原子を含
有する有機化合物としてはアルコール、フェノール、チ
オール、第一又は第二アミン、カルボン酸又はスルホン
酸、それらのアミドである非イオン性界面活性剤、ま
た、1個以上のアルキル置換基を有するフェノール系化
合物のポリアルキレンオキシド誘導体である界面活性剤
等を挙げることができる。更に、本発明に於いて好まし
い界面活性剤としては、プルロニック型界面活性剤を挙
げることができ、これは一般には、ブチレンオキシド、
アミレンオキシド、フェニルエチレンオキシド、シクロ
ヘキセンオキシド、プロピレンオキシド、又はそれらの
混合物のような、1,2−アルキレンオキシドまたは置
換アルキレンオキシドをアルカリ触媒の存在下で重合さ
せて、対応する水に不溶性のポリアルキレングリコール
を製造し、同条件下でエチレンオキシドの必要なモル数
と縮合して得られる非イオン性界面活性剤である。また
更に、トリプロピレン、テトラプロピレン、ペンタプロ
ピレン、ジトリブチレン、トリイソブチレン、テトラブ
チレン、プロピレンイソブチレン及びトリブテン等のよ
うなポリオレフィンと一酸化炭素及び水素との触媒反応
によって生成するアルデヒドを還元して得られるアルコ
ールに、必要なモル数のエチレンオキシドを反応させて
得られる非イオン性界面活性剤等を挙げることができ
る。また、シリコーン系界面活性剤があり、これには、
活性水素基を有するものと含有しないものがある。好ま
しいのは活性水素基を含有しないものである。例えば、
ユニオンカーバイト製のL−5340、SZ−164
2、ゴールドシュミット製B−8450、東レダウ製の
SF−2964、同SFー2936F等を挙げることが
できる。このような界面活性剤の使用量は、ポリイソシ
アネート100重量部に対して0.001〜2重量%で
ある。
【0019】本発明のポリイソシアネート組成物に用い
られる触媒としては、2,4,6,−トリス(ジメチル
アミノメチル)フェノール、N,N′,N″−トリス
(ジメチルアミノプロピル)ヘキサヒドロートリアジ
ン、オクチル酸カリウムとジエチレングリコールの混合
物、3級アミンとオクチル酸カリウムとジエチレングリ
コールの混合物、カリウムフェノラート、ナトリウムメ
トキシド等のフェノラート、アルコラート、更に特に有
効な2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノール、2,4−ビス(ジメミルアミノメチル)フェノ
ール、2,6−ジ−t−ブチル−4−ジメチルアミノト
リメチルシランフェノール、トリエチルアミンジアザビ
シクロウンデセン、ナフテン酸鉛、オクテン酸鉛、オク
テン酸鉄、ナフテン酸鉄、有機スズ化合物(ジブチルチ
ンジラウレート、オクチル酸スズ等)等が挙げられる。
これら触媒の使用量は、その触媒の活性度によって異な
るが、ポリイソシアネート100重量部に対して0.0
001〜2.0重量部である。
【0020】本発明のポリイソシアネート成分に用いら
れる界面活性剤は、液の安定性を向上させ−20℃以下
の寒冷地においても結晶、沈殿物等の発生がなく安定で
ある。また系全体の相溶性を向上させ、組成全体のバラ
ンスをとり、反応性を向上させ、得られるフォームの寸
法安定性、難燃性等の物性を向上させる。また触媒は、
反応性を向上させ、ヌレート体の生成と同時にフォーム
化を促進して物性の向上と作業時間の短縮に役立つ等の
効果がある。
【0021】本発明のポリオール成分は、数平均分子量
が300〜8000の高分子ポリオール、数平均分子量
が62〜300未満の低分子ポリオール、マンニッヒポ
リオール、発泡剤、三量化触媒及び添加剤からなる。
【0022】数平均分子量が300〜8000の高分ポ
リオールとしてのポリエステルポリオールとしては例え
ば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジ
オール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、ビスフェノールAのよう
な、少なくとも2個以上のヒドロキシル基を有する化合
物の一種または二種以上と、アジピン酸、マロン酸、琥
珀酸、酒石酸、ピメリン酸、セバシン酸、シュウ酸、フ
タル酸、テレフタル酸、アゼライン酸、、1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸等のような、少なくとも2個以
上のカルボキシル基を有する化合物の一種または二種以
上とを使用し、公知の方法によって製造することによっ
て得たポリオールが挙げられる。またラクトン(例えば
ε−カプロラクトン)の開環重合により得られるポリオ
ールが挙げられる。更に、ポリエステルポリオール及び
ポリエステル成形品を分解して得られる回収ポリエステ
ル等に他のポリオール類との相溶性を向上させるための
添加剤としてノニルフェノールにエチレンオキサイドを
付加したものを加えたもの等が挙げられる。好ましく
は、数平均分子量が300〜5000、官能基数2〜
4、OH価150〜500である。
【0023】数平均分子量が300〜8000の高分ポ
リオールとしてのポリエーテルポリオールとしては例え
ば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジ
オール、ジエチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、3ーメチル−1,5−
ペンタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、また、シュ
クローズ、グルコース、フラクトース等のシュガー系の
アルコール、ビスフェノールA、エチレンジアミン、プ
ロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、トルエンジ
アミン、キシリレンジアミン等のような、活性水素を2
個以上有する化合物の一種又はそれ以上を開始剤とし
て、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレン
オキシド、アミレンオキシド、グリシジルエーテル、メ
チルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテ
ル、フェニルグリシジルエーテル等のモノマーの一種又
はそれ以上を公知の方法により付加重合することによっ
て製造される。
【0024】数平均分子量62〜300未満の低分子ポ
リオールとしては、グリコール、トリオール、ポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオール等がある。例
えばポリエーテルポリオールとしては、エチレングリコ
ール、プロパンジオール、ブタンジオール、ジエチレン
グリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレン
グリコール等のグリコール類とグリセリン、トリメチロ
ールプロパン等のような多価アルコール類、エチレンジ
アミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、
トルエンジアミン、メタフェニレンジアミン、ジフェニ
ルメタンジアミン、キシリレンジアミン等のような、活
性水素を2個以上有する化合物類の単独又は二種以上の
混合物あるいは、これらの化合物とアルキレンオキサイ
ドとの付加重合反応によって得たものが挙げられる。ま
たポリエステルポリオールとしては、前記の高分子ポリ
オールを得る時に使用したグリコール類と酸類との反応
によって得られたものが挙げられる。
【0025】マンニッヒポリオールとしては、官能基数
2〜6、OH価200〜700で、マンニッヒ反応によ
って得られるポリオールである。ポリオール中には、必
要に応じて芳香族環やアミンのような窒素原子を含有し
ているものである。
【0026】発泡剤としては、化学的発泡剤及び/また
は物理的発泡剤を通常の量で使用することができる。例
えば、アセトン、ペンタン、ヘキサン、ジクロロメタン
等の低沸点不活性溶剤、HCFC−141b、HCFC
−123、HFC等の代替フロンあるいは水及びそれぞ
れの任意の割合で併用等が挙げられる。好ましい発泡剤
は、HCFC−141bと水との併用である。
【0027】本発明の(B)ポリオール成分に用いられ
る触媒及び三量化触媒としては、ポリイソシアネート成
分に使用した触媒を使用することができる。触媒及び三
量化触媒の使用量は、その触媒の活性度によって異なる
が、ポリイソシアネート100重量部に対して0.00
1〜20重量部でよい。フォームの製造には、必要に応
じて前記の界面活性剤をポリオール成分中に使用するこ
とができる。また公知の添加剤例えば、充填剤、可塑
剤、着色剤、難燃剤等を併用することができる。
【0028】本発明のポリイソシアヌレートフォーム用
組成物は、ジフェニルメタン系ポリイソシアネートと界
面活性剤及び触媒から成るポリイソシアナネート成分と
ポリオール成分とから成り、ポリイソシアヌレートフォ
ームの製造方法は、ポリイソシアネート成分中のNCO
基とポリオール成分中の活性水素基の当量比を、NCO
基/活性水素基=0.5〜20で使用する。ポリイソシ
アネート成分とポリオール成分を10〜60℃に保ち、
一般にウレタンフォーム製造設備で使用されている低
圧、又は高圧発泡機を使用してスプレーガンを装着し各
種の面材(例えばベニヤ板、スレート板等)へ吐出する
ことによりポリイソシアヌレートフォームを得ることが
できる。またポリイソシアネート成分とポリオール成分
を10〜60℃に保ち、2000〜8000rpmで2
〜10秒間攪拌、混合して直ちに成形型に流し込む方
法、あるいは、一般にウレタンフォーム製造設備で使用
されている低圧、又は高圧発泡機を使用して発泡するこ
ともできる。この場合、成形型又は自由発泡容器は、4
0℃以上に加温しておくと発泡時間を短縮できる。特に
本発明のポリイソシアネート組成物は、スプレー法によ
るポリイソシアヌレートフォームの製造方法に好適なも
のである。
【0029】このようにして得られるポリイソシアヌレ
ートフォームは、特に寸法安定性、耐燃焼性に優れてお
り、断熱性、軽量構造材としての性能、吸音性等を有し
ているので建築材料、家庭用品類、レジャー用品類等の
分野、例えば冷蔵庫、冷凍庫、クーラーボックス、自動
販売機、ショーケース等に応用することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明のポリイソシアヌレートフォーム
用組成物は、低温、高温において長期保存安定性に優
れ、各種成分間の相溶性が良く、ポリオール成分と組み
合わせてスプレー法によるポリイソシアヌレートフォー
ムの製造において、イソシアヌレート化とフォーム化が
スムースに進行して、特に寸法安定性、耐燃焼性に優れ
てたフォームが得られる。
【0031】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。例における「部」及び「%」は、各々「重量部」及
び「重量%」である。
【0032】ポリイソシアヌレートフォーム用組成物 〔ポリイソシアネート成分の調整〕ポリメリックMDI
と2,2′−及び2,4′−MDIを含有する4,4′
−MDIに界面活性剤と触媒を添加してポリイソシアネ
ート成分(A〜E)とした。処方及び性状を表1に示
す。
【0033】
【表1】
【0034】〔表1の注〕 イソシアネート(1):ポリメリックMDI(二核体3
7.2 、4,4′−MDI以外の異性体1.8%、二
核体/三核体=1.37重量比)NCO含量31.0% イソシアネート (2):ポリメリックMDI(二核体4
1.7%、4,4′−MDI以外の異性体1.3%、二
核体/三核体=1.54重量比、100部と3−メチル
−1,5−ペンタンジオール1.5部とを60℃で反応
させて部分ウレタン化物を得た。)NCO含量29.5
% イソシアネート (3):ポリメリックMDI(二核体2
6.0%、4,4′−MDI以外の異性体0.5%、二
核体/三核体=0.76重量比)NCO含量30.5% イソシアネート (4):ポリメリックMDI(4,4′−
MDI31.0%、4,4′−MDI以外の異性体0.
3%、二核体/三核体=1.00、100部とネオペン
チルグリコール1.4部とを60℃で反応させて部分ウ
レタン化物を得た。)NCO含量29.0% イソシアネート (5):4,4′−MDI81%、4,
4′′−MDI以外の異性体を19%含有 イソシアネート (6):4,4′−MDI70%、4,
4′′−MDI以外の異性体を30%含有 L−5340 :シリコン系整泡剤、日本ユニカー製 SF−2936F : 同上 東レダウ製 SZ−1642 : 同上 日本ユニカー製 B−8451 : 同上 ゴールドシュミット製 Pb0c :オクチル酸鉛、金属24%、ミネラルスピリット溶液 UL−22 :有機スズ化合物 Fe0c :オクチル酸鉄、金属6%、ミネラルスピリット溶液 DBTDL :ジブチルチンジラウレート 貯蔵安定性 :◎印良好
【0035】〔ポリイソシアネート成分の調整〕ポリメ
リックMDIと2,2′−及び2,4′−MDIを含有
する4,4′−MDIに界面活性剤と触媒を添加してポ
リイソシアネート成分(F〜J)とした。処方及び性状
を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】〔表2の注〕 イソシアネート(7) :ポリメリックMDI(二核体24
%、4,4′−MDI以外の異性体11%、二核体/三
核体=1.15、100部とジエチレングリコール1.
8部とを60℃で反応させて部分ウレタン化物を得た。
NCO含量29.5% イソシアネート(8) :ポリメリックMDI(二核体3
8.1%、4,4′−MDI以外の異性体0.9%、二
核体/三核体=1.13)NCO含量31.5% イソシアネート(9) :ポリメリックMDI(二核体2
9.9%、4,4′−MDI以外の異性体0.1%、二
核体/三核体=0.77)NCO含量30.0% イソシアネート(10):4,4′−MDI81%、4,
4′−MDI以外の異性体19%を100部と1,3−
ブタンジオール2.1部とを60℃で反応させて部分ウ
レタン化物を得た。NCO含量31.0% イソシアネート(11):4,4′−MDI48%、4,
4′−MDI以外の異性体52%含有
【0038】〔ポリイソシアネート成分の(比較例1〜
3)調整〕表3に示すポリメリックMDI、MDI、シ
リコン系界面活性剤及び触媒を添加して(比較例3は、
添加しない)ポリイソシアネート成分とした。処方と結
果を表3に示す。
【0039】
【表3】
【0040】〔表3の注〕 貯蔵安定性: × 沈殿物有り
【0041】〔ポリオール成分の調整〕数平均分子量3
00〜700の高分子ポリオール、数平均分子量62〜
300未満の低分子ポリオール、マンニッヒポリオー
ル、発泡剤、三量化触媒及び必要に応じて添加剤を加え
てポリオール成分1〜5とした。処方を表4に示す。
【0042】
【表4】
【0043】 〔表4の注〕 ポリオール(1) :ポリエステルポリオール、官能基数2、数平均分子量45 0、水酸基価250 ポリオール(2) :ポリエステルポリオール(無水フタール酸含有)、官能基 数2、数平均分子量490、水酸基価230 ポリオール(3) :マンニッヒポリオール、官能基数3、水酸基価450、数 平均分子量370、 ポリオール(4) :ポリエーテルポリオール、官能基数2、数平均分子量20 0、水酸基価560 ポリオール(5) :ポリエーテルポリオール、官能基数3、数平均分子量40 0、水酸基価420 PC−9540 :オクチル酸カリウム PbNp :ナフテン酸鉛、金属24%、ミネラルスピリット溶液 TCPP :トリス(β−クロロプロピル)フォスフェート Toyo−ET :ビス−(2−ジメチルアミノエチル)エーテル70%と ジプロピレングリコール30%の混合物
【0044】実施例1〜6 表5に示すポリイソシアネート成分とポリオール成分を
温度39〜40℃に調節し、発泡機としてガスマーFF
−1600(吐出圧800psi)、スプレーガンとし
てモデルDガン・チャンバー62を使用して、各成分を
100/100の比で使用し、ベニヤ板、スレート板等
を20℃に保ち、スプレーによりポリイソシアヌレート
フォームの製造を行った。ここからフォームサンプルを
切り取り物性試験を行った。結果を表5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】〔表5の注〕 Ca :発煙係数 Tdθ:温度時間面積(℃×分) 試験方法 寸法安定性:JIS K 6767に準じる。 燃焼試験 :JIS A 1321に準じる。 貯蔵安定性:◎印 良好
【0047】実施例7〜12、比較例1 表6に示すポリイソシアネート成分とポリオール成分か
ら成る組成物を使用して、実施例1と同様にスプレー法
によるポリイソシアヌレートフォームの製造を行った。
物性試験も実施例1と同様に行った。処方と結果を表6
に示す。
【0048】
【表6】
【0049】〔表6の注〕 貯蔵安定性:○印 良
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 101:00) C08L 75:04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリイソシアネート成分と(B)ポ
    リオール成分とから成るフォーム用組成物であって、 (A)ポリイソシアネート成分として、ジフェニルメタ
    ン系ポリイソシアネート、界面活性剤及び触媒から成
    り、 ジフェニルメタン系ポリイソシアネートは、(a)ポリ
    フェニルメタンポリイソシアネート、(b)ジフェニル
    メタンジイソシアネートから成り、(a)ポリフェニル
    メタンポリイソシアネートは、二核体から成る4,4′
    −ジフェニルメタンジイソシアネート以外の異性体を
    0.1〜30重量%含有し、(b)ジフェニルメタンジ
    イソシアネートは、4,4′−ジフェニルメタンジイソ
    シアネート以外の異性体を0.1〜70重量%含有し、
    (a)及び/又は(b)は、その一部として部分ウレタ
    ン化物を用い、(a)/(b)の重量混合比率が0.5
    〜25であり、 (B)ポリオール成分として、数平均分子量300〜7
    00の高分子ポリオール、数平均分子量62〜300未
    満の低分子ポリオール、マンニッヒポリオール、発泡
    剤、三量化触媒及び添加剤から成ること、を特徴とする
    ポリイソシアヌレートフォーム用組成物。
  2. 【請求項2】(A)ポリイソシアネート成分として
    (a)ポリフェニルメタンポリイソシアネートが、多核
    体と二核体から成り、二核体中には、4,4′−ジフェ
    ニルメタンジイソシアネート以外の異性体を0.1〜7
    0重量%含有し、(b)ジフェニルメタンジイソシアネ
    ートは、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
    を30〜99.9重量%、4,4′−ジフェニルメタン
    ジイソシアネート以外の異性体を0.1〜70重量%含
    有し、(a)及び/又は(b)は、その一部として部分
    ウレタン化物を用い、(a)/(b)の重量混合比率が
    0.5〜25であること、を特徴とする請求項1に記載
    のポリイソシアヌレートフォーム用組成物。
  3. 【請求項3】(A)ポリイソシアネート成分として
    (a)ポリフェニルメタンポリイソシアネートが、多核
    体と二核体から成り、二核体と多核体中の三核体の重量
    混合比率が1:3〜3:1であり、二核体中には4,
    4′−ジフェニルメタンジイソシアネート以外の異性体
    を0.1〜70重量%含有し、(b)ジフェニルメタン
    ジイソシアネートは、4,4′−ジフェニルメタンジイ
    ソシアネートを30〜99.9重量%、4,4′−ジフ
    ェニルメタンジイソシアネート以外の異性体を0.1〜
    70重量%含有し、(a)及び/又は(b)は、その一
    部として部分ウレタン化物を用いること、を特徴とする
    請求項1〜2に記載のポリイソシアヌレートフォーム用
    組成物。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3に記載のポリイソシア
    ヌレートフォーム用組成物を用い、各成分の温度を10
    〜60℃で発泡せしめること、を特徴とするポリイソシ
    アヌレートフォームの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1060082A (ja) * 1996-08-21 1998-03-03 Nippon Polyurethane Ind Co Ltd ポリイソシアヌレートフォーム用組成物、及び該組成物を用いたポリイソシアヌレートフォームの製造方法
JP2013533917A (ja) * 2010-07-13 2013-08-29 バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 僅かに変性されたプレポリマーおよびその使用

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