JPH09235021A - 粉粒体投入設備の袋体固定装置 - Google Patents

粉粒体投入設備の袋体固定装置

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JPH09235021A
JPH09235021A JP4226296A JP4226296A JPH09235021A JP H09235021 A JPH09235021 A JP H09235021A JP 4226296 A JP4226296 A JP 4226296A JP 4226296 A JP4226296 A JP 4226296A JP H09235021 A JPH09235021 A JP H09235021A
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JP
Japan
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bag body
bag
powder
levers
mounting table
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Pending
Application number
JP4226296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Nagamine
義史 長峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH09235021A publication Critical patent/JPH09235021A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋体内に粉粒体が残留したり、袋体の固定が
困難となったりすることのない粉粒体投入設備の袋体固
定装置を提供する。 【解決手段】 粉粒体が入った袋体1がその上面側が開
口された姿勢で載置され、反転手段により反転される載
台11と、載台11に載せられた袋体1の両側方から互
いに接近離間するように載台にスライド自在に取り付け
られ、袋体1の下部に両側方から差し込まれる一対のレ
バー22A,22Bと、これらのレバー22A,22B
を互いに接近する方向に付勢する引張ばね23とを備え
て、袋体1をレバー22A,22Bにて下部を両側方か
ら2点で係止した状態で載台11に保持させ、反転時に
おいて袋体1が揺動することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は袋詰めにした粉粒体
を上方に持ち上げた後に反転させるなどして、粉粒体を
袋体から外部に投入する粉粒体投入設備、とくにその袋
体固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙袋などの袋体に袋詰めにした粉粒体を
上方に持ち上げた後に反転させるなどして、粉粒体を袋
体から外部、たとえば上方に設けられたホッパなどの供
給装置に投入する粉粒体投入設備が従来より使用されて
いる。すなわち、粉粒体からなる原料を詰めた袋体を、
作業員によって載台に固定して袋体の上部を開け、縦型
コンベヤ装置を運転することにより、袋体が固定された
載台を上方に持ち上げた後に反転させて、袋体に入って
いた粉粒体を供給装置に投入するようになっている。
【0003】載台には袋体の固定装置としてのクランプ
装置が設けられ、このクランプ装置により袋体の下部一
端、たとえば右下端部の尻尾部を挟んで、投入時に袋体
が載台から落下することが防止されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の袋体の固定装置によれば、袋体を1箇所だけで係止
する構造であるため、袋体が長期間にわたって放置され
て袋体内で粉粒体が固化状態に近い状態となった場合な
どに、載台を反転させても袋体が係止部を支点として揺
動してしまって良好には反転されず、その結果、袋体内
に粉粒体が残留したままとなることがあった。
【0005】また、袋体の尻尾部を挟む構造であるた
め、袋体に尻尾部が無い場合などには、袋体をクランプ
し難いという課題もあった。本発明は上記問題を解決す
るもので、袋体内に粉粒体が残留したり、袋体の固定が
困難となったりすることのない粉粒体投入設備の袋体固
定装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の粉粒体投入設備の袋体固定装置は、粉粒体が
入った袋体がその上面側が開口された姿勢で載置され、
反転手段により反転される載台と、載台に載せられた袋
体の両側方から互いに接近離間するように載台にスライ
ド自在に取り付けられ、袋体の下部に両側方から係合さ
れる、たとえば差し込まれる一対のレバーと、これらの
レバーを互いに接近する方向に付勢する付勢手段とを備
えたものである。
【0007】そして、レバーは、袋体の幅方向に沿う軸
心を中心として載台に回動自在に支持させるとよい。上
記構成において、載台に袋体を固定する際には、粉粒体
が入った袋体を載台に載置し、一対のレバーをそれぞれ
袋体の下部に両側方から差し込むなどして係合させる。
これにより、レバーにて袋体の下部を両側方から2点で
係合された状態で載台に取り付けられるため、載台を反
転させた場合にでも袋体が揺動することを防止でき、載
台とともに良好に反転される。
【0008】また、レバーを、袋体の幅方向に沿う軸心
を中心として載台に回動自在に支持させることにより、
載台に袋体を載置する際でも、レバーが袋体に対して干
渉することはない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、粉粒体
投入設備10は、粉粒体Aが入った紙袋などの袋体1が
載置される載台11と、袋体1を載台11に固定する袋
体固定機構2と、上下に延設された昇降レール12に沿
って昇降部13を昇降させる駆動モータ26やチェン6
などを有する昇降駆動手段14と、載台11に近接して
固定された載台支持プレート15と、昇降駆動手段14
の昇降部13と載台11の袋体底部側に位置する載台支
持プレート15の底部側部分とを回動自在に連結する連
結部材16と、載台11の袋体開口側端部に位置する載
台支持プレート15の開口側部分を回動可能な状態で案
内する開口側部分案内レール17と、この開口側部分案
内レール17の上端部近傍に配置され、載台11の袋体
開口側端部に位置する箇所に固定された軸体18が、昇
降部13が上昇された際に嵌合される軸受部19とが備
えられている。そして、昇降部13を図2において実線
で示す下端位置から図2において仮想線で示す上端位置
まで上昇させることにより、載台11に固定した袋体1
を上方に搬送した後に反転させて袋体1内の粉粒体Aを
ホッパ装置20に投入するようになっている。
【0010】図1,図4に示すように、載台11は、断
面略V字形状で袋体1の底面を受ける底面受け部11a
と、この底面受け部11aの背面側より上方に延設され
て袋体1の背面を受ける背面受け部11bと、この背面
受け部11bの左辺より前方に延設されて袋体1の左側
面を受ける側面受け部11cと、底面受け部11aの両
側部下面から下方に延設された2つの下延部11dとを
有している。そして、各下延部11dには断面コ字状に
下方に屈曲されたブラケット21が溶着され、各ブラケ
ット21には袋体固定機構2を構成するレバー22A,
22Bが挿通されている。
【0011】レバー22A,22Bは丸棒を鉤状に大き
く屈曲させた形状とされ、その下軸部22aで各ブラケ
ット21に袋体1の幅方向に沿う横方向に挿通されて、
横方向にスライド自在でかつ下軸部22aを中心に回転
自在とされている。また、レバー22A,22Bの上軸
部22bが、載台11の底面受け部11aより上方位置
で両側方から互いに接近するように延設され、その先端
は尖らせられ、載台11に載せられた袋体1に両側方か
ら差し込み可能とされている。また、レバー22A,2
2Bは下軸部22aの同士が付勢手段としての引張ばね
23に接続され、この引張ばね23によりレバー22
A,22B同士が互いに接近する方向に付勢されてい
る。
【0012】なお、背面受け部11bと側面受け部11
cとにはそれぞれ、チェーンなどの索体を引っ掛けるこ
とが可能な引掛部23が設けられている。上記構成にお
いて、載台11に袋体1を固定する際には、まず、粉粒
体Aが入った袋体1を載台11に載置する。なお、この
際、レバー22A,22Bは、図4において仮想線で示
すように、その上軸部22bが載台11の底面受け部1
1a上面に当接している傾斜状態とされ、袋体1に対し
てレバー22A,22Bが干渉したりすることはない。
この後、引張ばね23に抗してレバー22A,22Bを
両側方に引張りながら、レバー22A,22Bをその上
軸部22bが袋体1の側方に位置するように回転させ
る。そして、レバー22A,22Bの上軸部22bをそ
れぞれ袋体1の下部に両側方から差し込む。また、必要
に応じて、引掛部23間にチェーンなどの索体を引っ掛
ける。
【0013】この状態で、袋体1の上部を開封した後
に、昇降駆動手段14を駆動させて、袋体1が載せられ
た載台11を上昇位置で反転させる。この場合に、袋体
1はレバー22A,22Bにて下部を両側方から2点で
差し込まれた状態で載台11に取り付けられているた
め、反転時においても袋体1が揺動することを防止で
き、袋体1は載台11とともに良好に反転され、この結
果、袋体1内の粉粒体Aをホッパ装置20に残らず投入
することができる。
【0014】また、レバー22A,22Bを袋体1に直
接差し込む構造であるため、袋体1を確実に係止するこ
とができる。なお、上昇時や反転時には、引張ばね23
によりレバー22A,22B同士が互いに接近する方向
に付勢されているため、レバー22A,22Bが袋体1
から外れることはない。また、反転後には載台11が元
の位置まで下降され、レバー22A,22Bを袋体1よ
り外して袋体1が載台11より除去され、次の袋体1の
反転作業に備えられる。
【0015】さらに、レバー22A,22Bは載台11
に回動自在に取り付けられているため、載台11に袋体
1を載置する際にレバー22A,22Bが袋体1に対し
て干渉することがなく、袋体1の載置作業を支障なく行
うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、載台に載
せられた袋体の両側方から互いに接近離間するように載
台にスライド自在に取り付けられ、袋体の下部に両側方
から係合される一対のレバーと、これらのレバーを互い
に接近する方向に付勢する付勢手段とを備えることによ
り、袋体をレバーにて下部を両側方から2点で係止した
状態で載台に保持されるため、反転時においても袋体が
揺動することを防止できて良好に反転され、この結果、
袋体内の粉粒体を残らず投入することができる。また、
反転時には付勢手段によりレバー同士が互いに接近する
方向に付勢されているため、レバーが袋体から外れるこ
とが防止される。
【0017】また、レバーを袋体に直接差し込む構造と
することにより、反転時にも袋体を確実に係止すること
ができる。さらに、レバーを載台に回動自在に取り付け
ることにより、載台に袋体を載置する際にレバーが袋体
に対して干渉することがなく、袋体の載置作業を支障な
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる粉粒体投入設備の
袋体固定装置の正面図である。
【図2】同粉粒体投入設備の全体正面図である。
【図3】同粉粒体投入設備の載台回転時の要部正面図で
ある。
【図4】同袋体固定装置の側面図である。
【符号の説明】
1 袋体 2 袋体固定機構 10 粉粒体投入設備 11 載台 14 昇降駆動手段(反転手段) 21 ブラケット 22A,22B レバー 22a 下軸部 22b 上軸部 23 引張ばね(付勢手段) A 粉粒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体が入った袋体がその上面側が開口
    された姿勢で載置され、反転手段により反転される載台
    と、載台に載せられた袋体の両側方から互いに接近離間
    するように載台にスライド自在に取り付けられ、袋体の
    下部に両側方から係合される一対のレバーと、これらの
    レバーを互いに接近する方向に付勢する付勢手段とを備
    えた粉粒体投入設備の袋体固定装置。
  2. 【請求項2】 レバーは、袋体の下部に両側方から差し
    込まれる請求項1記載の粉粒体投入設備の袋体固定装
    置。
  3. 【請求項3】 レバーは、載台に袋体の幅方向に沿う軸
    心を中心として回動自在に支持されている請求項1また
    は2に記載の粉粒体投入設備の袋体固定装置。
JP4226296A 1996-02-29 1996-02-29 粉粒体投入設備の袋体固定装置 Pending JPH09235021A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011125804A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Mitsubishi Materials Corp コンベア式投入装置、廃棄物投入方法、および廃棄物破砕処理設備
CN110371701A (zh) * 2019-07-31 2019-10-25 中原工学院 一种吨袋包自动倾翻装置
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