JPH09234897A - ヘッド駆動用ic - Google Patents
ヘッド駆動用icInfo
- Publication number
- JPH09234897A JPH09234897A JP4309296A JP4309296A JPH09234897A JP H09234897 A JPH09234897 A JP H09234897A JP 4309296 A JP4309296 A JP 4309296A JP 4309296 A JP4309296 A JP 4309296A JP H09234897 A JPH09234897 A JP H09234897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- output transistor
- output
- head
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Abstract
これに接続される個別リード電極等を基板上に正確にパ
ターニングすることが困難であった。 【解決手段】四角形状を成すIC基体1の一主面に、出
力パッド及びスイッチングトランジスタから成る多数の
出力トランジスタ部2を、該IC基体1の一辺1aに対
して略平行に複数列配列させるとともに、前記出力トラ
ンジスタ部2の各列間に前記スイッチングトランジスタ
に接続されるロジック回路部3を配置させてヘッド駆動
用ICを形成する。
Description
LEDアレイヘッド等に搭載されるヘッド駆動用ICに
関する。
ッド駆動用ICは、例えば図4に示す如く、長方形状を
成すIC基体の一主面に、多数の出力トランジスタ部2
1とロジック回路部22とをそれぞれ形成している。
等から成るバンプ電極の表面に半田を被着させて形成し
た出力パッドと、該出力パッドに接続されるスイッチン
グトランジスタとで構成されており、このような出力ト
ランジスタ部21は、ICの小型化のために、複数の列
(例えば3列)に分かれて配列している。
列は互いに近接しており、全ての出力トランジスタ部2
1が所定領域(IC基体の一方の長辺20aの近傍)に
集中する形となっている。尚、前記出力パッドは径50
〜100μmの円形を成しており、IC基体の長辺20
aと略平行に150〜250μmのピッチP1で配列さ
れ、IC基体の短辺20c、20dと略平行に100〜
200μmのピッチP2で配列される。
ジスタ、ラッチ及びゲート回路で構成されており、この
ロジック回路部22もまた、出力トランジスタ部21と
同様に、IC基体の他方の長辺20bの近傍に集中配置
されている。
ドのドライバーICとして用いる場合、IC基体の一主
面に形成した出力トランジスタ部21の出力パッドがサ
ーマルヘッド基板の個別リード電極に当接されるように
してサーマルヘッド基板上に載置され、しかる後、前記
出力パッドと個別リード電極との当接部に所定の熱を印
加し、両者を半田接合することによってサーマルヘッド
基板上の所定箇所に搭載され、外部(プリンタ等)より
供給される画像信号等に基づき各出力トランジスタ部2
1で個別リード電極等に印加する電力のオン・オフを制
御することによってヘッド駆動用ICとして機能する。
来のヘッド駆動用ICにおいては、出力トランジスタ部
21及びロジック回路部22をそれぞれ別々の領域に集
中させており、出力トランジスタ部21は隣接する列の
ものと互いに近接している。このため、ヘッド駆動用I
Cを小型化しようとすると、隣接する出力トランジスタ
部21間の間隔が極めて狭くなってしまい、出力トラン
ジスタ部21の出力パッドに半田接合される個別リード
電極側のピッチも出力パッドのピッチP2に応じて極め
て短く設定しなければならなくなる。その結果、個別リ
ード電極をサーマルヘッド基板上にフォトリソグラフィ
ー技術等によって形成する際、これらを正確にパターニ
ングすることが困難になる欠点を有している。
のものと互いに近接していると、出力パッドの半田のサ
イズが小さくなってしまい、このため、ヘッド駆動用I
Cをサーマルヘッド等の基板上に搭載した際、基板とヘ
ッド駆動用ICとの熱膨張差を半田の弾性変形によって
十分に吸収することができなくなり、ヘッド駆動用IC
が熱応力によって基板より外れるという欠点が誘発され
る。
隣接する列のものと互いに近接していると、ヘッド駆動
用ICを基板上に搭載する際、隣接する半田同士が接触
することによって短絡を起こす危険性もあった。
案出されたもので、四角形状を成すIC基体の一主面
に、出力パッド及びスイッチングトランジスタから成る
多数の出力トランジスタ部を、該IC基体の一辺に対し
て略平行に複数列配列させるとともに、前記出力トラン
ジスタ部の各列間に前記スイッチングトランジスタに接
続されるロジック回路部を配置させたことを特徴とす
る。
て詳細に説明する。
形態を示す平面図、図2は図1のヘッド駆動用ICをサ
ーマルヘッドに適用した場合の電気的構成を示すブロッ
ク図、図3は図1のヘッド駆動用ICの出力トランジス
タ部の構成を示す模式図であり、1はIC基体、2は出
力トランジスタ部、2aは出力パッド、2bはスイッチ
ングトランジスタ、3はロジック回路部、4はGNDの
パッド、5a〜5dは制御信号の入力パッド、6a〜6
dは制御信号の出力パッドである。
所定の四角形状(縦0.7mm×横6.0mm)を成す
フリップチップ型のもので、IC基体1の一主面には、
多数の出力トランジスタ部2がIC基体1の一方の長辺
1aと略平行な複数の列(例えば3列)に分かれて配列
している。
(例えば32個)で一列を構成しており、各々の列間に
は50〜200μmの間隔Qが空けられている。
aとスイッチングトランジスタ2bとで構成されてお
り、例えばこのヘッド駆動用ICをサーマルヘッドのド
ライバーICとして用いる場合、出力パッド2aがサー
マルヘッド基板上の個別リード電極等を介して発熱素子
に電気的に接続され、後述するロジック回路部3に格納
された画像信号に基づいて発熱素子等を流れる電流のオ
ン・オフを制御する作用を為す。
等から成るバンプ電極の表面に半田を被着させて円形
(径50〜200μm)に形成されるもので、このヘッ
ド駆動用ICをサーマルヘッド基板上に搭載する際、サ
ーマルヘッド基板上の各個別リード電極に1対1で個別
に半田接合されることとなる。
長辺1aと略平行に150〜250μmのピッチP3で
配列され、また出力パッド2aの列はIC基体1の短辺
1cと略平行に150〜400μmのピッチP4で配置
される。
は、出力パッド2aに接続される櫛歯状のドレイン電極
Dと、GND用のパッド4に接続される櫛歯状のソース
電極Sとを相互に組み合わせ、この2つの電極D、S間
に後述するロジック回路部3のゲート回路Gに接続され
るゲート電極を設けた構造を有しており、このスイッチ
ングトランジスタ2bが導通状態のとき、サーマルヘッ
ドの発熱素子等に出力パッド2aを介して所定の電流を
流すようになっている。
2bは、従来周知の集積回路形成技術によって形成され
る。
列間の領域を含むヘッド駆動用ICの一主面には、出力
トランジスタ部2と互いに重なることがないように、ロ
ジック回路部3が配置されており、該ロジック回路部3
は、例えば、全体の約2分の1の面積を占める部分が他
方の長辺1bに近接する箇所に配置され、残りの2分の
1を占める部分は、出力トランジスタ部2の第1列及び
第2列間と、第2列及び第3列間にぞれぞれ半分ずつ配
置される。
等)からの画像信号をクロック信号に同期して1ビット
ずつシリアル転送するためのシフトレジスタと、これら
画像信号をラッチ信号のタイミングで保持するためのラ
ッチ回路と、このラッチ回路で保持されている画像信号
とストローブ信号とに基づいてスイッチングトランジス
タ2bに所定の出力を発するゲート回路Gとで構成され
ており、これらによって構成されるロジック回路部3は
前述した出力トランジスタ部2のスイッチングトランジ
スタ2bのスイッティング動作を画像信号及びストロー
ブ信号に応じて制御する作用を為す。
力トランジスタ部2の各列間に配置させたことにより、
IC基体1の短辺方向に隣接する出力トランジスタ部同
士を間隔Qだけ遠ざけて配置させることができる。この
結果、出力パッド2aに半田接合される個別リード電極
等の配置に余裕をもたせることができ、個別リード電極
等をサーマルヘッド等の基板上にフォトリソグラフィー
技術等によって容易、かつ、正確に形成することが可能
となる。
隣接する列のものと間隔Qだけ離れていることから、出
力パッド2aの半田のサイズを大きくすることができ、
これによってヘッド駆動用ICをサーマルヘッド等の基
板上に搭載する際、基板とヘッド駆動用ICとの熱膨張
差を半田の弾性変形によって良好に吸収し、ヘッド駆動
用ICを基板上に確実、強固に取着させておくことが可
能となる。
接する列のものと間隔Qだけ離れていることから、ヘッ
ド駆動用ICを基板上に搭載する際、隣接する半田同士
の短絡も有効に防止され、サーマルヘッド等を歩留り良
く製作することも可能となる。
型化することはなく、従来例のものと同じ大きさで製作
することができる。
基体1の長辺1aに対し直交する一方の短辺1cの近傍
に画像信号、クロック信号、ラッチ信号及びストローブ
信号の入力パッド5a〜5dが、また前記短辺1cに対
向する他方の短辺1dの近傍に画像信号、クロック信
号、ラッチ信号及びストローブ信号の出力パッド6a〜
6dがそれぞれ配置される。
マルヘッドのドライバーICとして用いる場合、IC基
体1の一主面に形成した出力トランジスタ部2の出力パ
ッド2aがサーマルヘッド基板の個別リード電極に当接
されるようにしてサーマルヘッド基板上に載置され、し
かる後、前記出力パッド2aと個別リード電極との当接
部に所定の熱を印加し、両者を半田接合することによっ
てサーマルヘッド基板上の所定箇所に搭載され、外部よ
り供給される画像信号等に基づき各出力トランジスタ部
2で個別リード電極等に印加する電力のオン・オフを制
御することによってヘッド駆動用ICとして機能する。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々の変更、改良等が可能であり、例えば、全てのロジッ
ク回路部を出力トランジスタ部の列間に配置させたり、
或いは、個々の出力トランジスタ部を取り囲むようにし
てロジック回路部を配置させても構わない。
型化させることなく、出力トランジスタ部の列間の間隔
を遠ざけて、出力トランジスタ部に接続される個別リー
ド電極等の配置に余裕をもたせることができる。これに
より、個別リード電極等をサーマルヘッド等の基板上に
フォトリソグラフィー技術等によって容易、かつ、正確
に形成することが可能となる。
は隣接する列のものと所定の間隔だけ離れていることか
ら、出力パッドの半田のサイズを大きくすることができ
る。これにより、ヘッド駆動用ICをサーマルヘッド等
の基板上に搭載する際、基板とICとの熱膨張差を半田
の弾性変形によって良好に吸収し、ICを基板上に確
実、強固に取着させておくことが可能となる。
は隣接する列のものと所定の間隔だけ離れていることか
ら、ヘッド駆動用ICを基板上に搭載する際、隣接する
半田同士の短絡も有効に防止され、サーマルヘッド等を
歩留り良く製作することも可能となる。
平面図である。
用した場合の電気的構成を示すブロック図である。
の構成を示す模式図である。
Claims (1)
- 【請求項1】四角形状を成すIC基体の一主面に、出力
パッド及びスイッチングトランジスタから成る多数の出
力トランジスタ部を、該IC基体の一辺に対して略平行
に複数列配列させるとともに、前記出力トランジスタ部
の各列間に前記スイッチングトランジスタに接続される
ロジック回路部を配置させたことを特徴とするヘッド駆
動用IC。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04309296A JP3434959B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ヘッド駆動用ic |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04309296A JP3434959B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ヘッド駆動用ic |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09234897A true JPH09234897A (ja) | 1997-09-09 |
JP3434959B2 JP3434959B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=12654205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04309296A Expired - Fee Related JP3434959B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ヘッド駆動用ic |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3434959B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010094924A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Oki Data Corp | 駆動回路、光プリントヘッド及び画像形成装置 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP04309296A patent/JP3434959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010094924A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Oki Data Corp | 駆動回路、光プリントヘッド及び画像形成装置 |
US8390657B2 (en) | 2008-10-17 | 2013-03-05 | Oki Data Corporation | Driver circuit, optical print head, and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3434959B2 (ja) | 2003-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4506272A (en) | Thermal printing head | |
JP3434959B2 (ja) | ヘッド駆動用ic | |
KR930003275B1 (ko) | 고해상도를 위한 감열 기록소자 | |
US5075701A (en) | Thermal recording head having group-wise actuable heating elements | |
US4405929A (en) | Thermal head device | |
EP0129876B1 (en) | A thermal print head | |
US4595934A (en) | Thermal recording head | |
KR100574813B1 (ko) | 열 헤드 및 열 헤드 장치 | |
JPH0723006B2 (ja) | 発光ダイオードプリントヘッド | |
JPS6222794B2 (ja) | ||
JPH078214Y2 (ja) | Ledアレイプリントヘッド | |
JP4688281B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP3534842B2 (ja) | 半導体素子 | |
JPS6124995B2 (ja) | ||
JP2819379B2 (ja) | 画像装置 | |
JP2930225B2 (ja) | 集積回路素子 | |
JP3716446B2 (ja) | 感熱記録ヘッド駆動用icおよび感熱記録ヘッド | |
JPS6334161A (ja) | 感熱記録ヘツド駆動用ic | |
JP2580454Y2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP4906951B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JPS5845974A (ja) | サ−マルヘツド | |
JPH0642849Y2 (ja) | 電子部品搭載基板及びそれを用いたプリントヘッド | |
JPH09150538A (ja) | サーマルヘッド | |
JPH04132957U (ja) | サーマルヘツド | |
JPH11284004A (ja) | 半導体素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140530 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |