JPH09234611A - チャック - Google Patents

チャック

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JPH09234611A
JPH09234611A JP4095396A JP4095396A JPH09234611A JP H09234611 A JPH09234611 A JP H09234611A JP 4095396 A JP4095396 A JP 4095396A JP 4095396 A JP4095396 A JP 4095396A JP H09234611 A JPH09234611 A JP H09234611A
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JP
Japan
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chuck
contact surface
degrees
side surfaces
shape
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JP4095396A
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Inventor
Fumio Takano
文男 高野
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三方爪による把握力の向上を図り、もって旋
盤作業において高精度、高速の切削を可能にし、且つ、
耐久性に優れたスクロールチャックを提供する。 【解決手段】 当り面31に多数の凸部32が形成され
た三方爪30を、複数個備えたスクロールチャック20
において、上記当り面31の、チャック20の軸方向の
断面形状が、先端が平らな鋸歯型に形成される。即ち、
当り面31に形成された凸部32は上部が平坦なピラミ
ッド型をなし、その上面32Aに連なる4つの側面32
B,32C,32D,32Eのうち、上面32Aと当該
チャック20の軸方向で連なる2つ側面32D,32E
の1の側面32E,34Eが、当該上面32Aと90度
から100度の間のθ1で交わるように形成され、他の
側面32Dが、上記上面32Aと135度から150度
の間のθ2で交わるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は旋盤用のチャックに
関し、特に、3つの三方爪が同時に等量だけ動いて工作
物を固定するスクロールチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】旋盤作業では、工作物Aをチャックに固
定した後、当該工作物Aを回転させ、これに刃物(バイ
ト)を当てて当該工作物Aを所望の形状に切削する。従
来のスクロールチャックでは、図11に示すように、三
方爪1の先端部1Aに、アール形状の当り面2が形成さ
れ、この当り面2に多数の凸部3,3…が格子状に整列
されている(図12)。
【0003】具体的には、凸部3,3…は、その上面3
Aが四角形に形成され(図12中の網目部分)、この上
面3Aに連なる4つの側面3B,3C,3D,3Eが各
々、該上面3Aと135度乃至150度で交わって、上
部が平坦なピラミッド型となっている(所謂「正方形山
型」、「長方形山型」)。又、上記当り面2のアールの
半径R2は、図11に示すように、工作物Aの半径R1
より大きく設定され、該当り面2の多数の凸部3,3…
が上記工作物Aに当接して、これを把握するようになっ
ている。
【0004】又、上記ピラミッド型の凸部3,3…に代
えて、図13から図15に示す形状の凸部13,13…
が当り面12に形成された三方爪11も公知である(所
謂「正方形台型」、「長方形台型」)。この凸部13,
13…は、その上面13Aに連なる4つの側面13B,
13C,13D,13Eのうち、チャックの周方向で上
面13Aに連なる側面13B,13Cを、当該上面13
Aとなす角度が略直角となるようにし、他の側面13
D,13Eを上面13Aと135度乃至150度で交わ
らせ、凸部13のチャックの軸方向の断面形状のみ山形
(図15)としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の三方爪1,11を用いて、実際に旋盤作業を行う
と、バイトによる切削を行ったときに工作物Aにかかる
スラスト(チャック軸方向に生じる力)に対し、三方爪
1,11の把握力が、経時的に低下して、工作物を固定
し難くなるという不具合(耐久性の欠如)があった。
【0006】特に、棒材加工用旋盤においては、三方爪
の強靭性、耐磨耗性が要求されるため、上記従来の形状
の三方爪1,11では、これらの要求に応えられなかっ
た。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、把
握力の向上を図り、もって高精度、高速の切削が可能に
なり、且つ、耐久性に優れた三方爪を備えたスクロール
チャックを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、当り面に多数の凸部が形成された
爪を、複数個備えたチャックにおいて、上記当り面のス
ラスト方向の断面形状を、先端が平らな鋸歯型に形成し
たものである。又、請求項2の発明は、当り面を、その
スラスト方向の断面形状が、その先端部分の高さが互い
に異なる少なくとも2種の鋸歯型断面形状を含むように
形成したものである。
【0008】又、請求項3の発明は、当り面に上部が平
坦なピラミッド型の凸部が多数形成された爪を、複数個
備えてなるチャックにおいて、上記凸部の上面に連なる
4つの側面のうちスラスト方向で上記上面と連なる2つ
側面の一方の側面を、当該上面と90度乃至100度で
交わるように形成し、他方の側面を、上記上面と135
度乃至150度で交わるように形成したものである。
【0009】又、請求項4の発明は、当り面に凸部が格
子状に多数配列された爪を、複数個備えてなるチャック
において、上記当り面の略中央に逃し部を設け、該逃し
部に配列された第2の凸部の高さを、逃し部以外の部分
に配列された第1の凸部より低く形成したものである。
又、請求項5の発明は、第1の凸部を、上部が平坦なピ
ラミッド型に形成し、上記第1の凸部の上面に連なる4
つの側面のうちスラスト方向で上記上面と連なる2つ側
面の一方の側面を、当該上面と90度乃至100度で交
わるように形成し、他方の側面を、上記上面と135度
乃至150度で交わるように形成したものである。
【0010】(作用)上記請求項1の発明によれば、チ
ャックのスラスト方向の把握力が向上し、切削により工
作物に加わるスラストに充分対処できる。又、請求項2
の発明によれば、当り面のスラスト方向の断面形状に段
差が生じるため鋸歯型形状による把握力の向上と当該段
差による把握力の向上が相俟って、当り面全体としての
把握力が著しく向上する。
【0011】又、請求項3の発明によれば、当り面に形
成された凸部において、その上面とスラスト方向で交わ
る側面が、当該上面と鋭角状に交わるため、チャックの
軸方向の把握力が向上する。又、請求項4の発明によれ
ば、当り面に、高さの異なる第1の凸部と第2の凸部に
よって段差が形成されるため、この段差によって当該第
1の凸部による把握力が生じ、当り面全体としての把握
力が向上する。
【0012】又、請求項5の発明によれば、チャックの
軸方向で第1の凸部の上面と交わる側面が、当該上面と
鋭角状に交わるため、上記段差による把握力の向上と上
記鋭角状に交わる側面と上面とによる把握力の向上が相
俟って、当り面全体としての把握力が著しく向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について添
付図面を参照して詳細に説明する。尚、本実施形態は、
請求項1から請求項5に対応する。図1は本実施形態の
三方爪30を示す正面図、図2は三方爪30を示す縦断
面図、図3はスクロールチャック20の全体構成を示す
斜視図、図4は三方爪30の当り面31を示す平面図、
図5は当り面31のチャック周方向の形状を示す断面
図、図6は当り面31のチャック軸方向の形状を示す断
面図、図7は三方向30の先端部30Aに形成された第
1の凸部32のチャック軸方向の断面形状を拡大して示
す断面図、図8は第1の凸部32,32…の平面形状を
拡大して示す平面図、図9は逃し部33の第2の凸部3
4のチャック軸方向の断面形状を拡大して示す断面図、
図10は第2の凸部34の平面形状を拡大して示す平面
図である。
【0014】先ず、本実施形態の三方爪30及び該三方
爪30が用いられるスクロールチャック20の概略につ
いて、図1から図3を参照して説明する。三方爪30,
30,30の先端部30Aには、工作物A(図5)を把
握するための当り面31が形成され、この当り面31
に、工作物Aと当接する多数の凸部(第1の凸部32,
32…、第2の凸部34,34…)が設けられている。
【0015】三方爪30の本体部30Bには座ぐり3
5,35が形成され、その背面(図2の左側)にはセレ
ーションピッチ36,36が刻設されている。この三方
爪30,30,30は、図3に示すように、スクロール
チャック20の案内溝21,21,21に挿着される。
スクロールチャック20の内部には、スクロール、ピニ
オン(共に図示省略)が設けられ、上記三方爪30のセ
レーションピッチ36が上記スクロールと嵌合するよう
になっており、スクロールチャック20のピニオンの端
部に形成されたネジ穴23に角ネジを挿入してこれを回
動することにより、スクロール(図示省略)が回転し、
これと嵌合する3つの三方爪30,30,30がチャッ
ク径方向に、同時に且つ等量だけ、進退する。
【0016】次に、三方爪30の先端部30Aに形成さ
れた当り面31の具体的な形状について、図4から図1
0を参照して説明する。図4に示すように、当り面31
には多数の凸部32,32…,34,34…が設けられ
ている。具体的には、当り面31の略中央には、逃し部
33(図4の破線で囲んだ領域)が設けられ、この逃し
部33内に第2の凸部34,34…が格子状に設けら
れ、それ以外の部分(把握部)37に第1の凸部32,
32…が格子状に設けられている。この場合、第2の凸
部34,34…の高さh2は、第1の凸部32,32…
の高さh1より所定の高さ(Δh)だけ低くなっている
(図6、図9)。
【0017】この逃し部33は、当該当り面31の9分
の1程度の大きさとなっており、上記逃し部33は第1
の凸部32,32,…に囲まれている。この結果、この
逃し部33の周辺には、図4の破線に沿って段差Δhが
生じる(請求項4に記載の発明に対応)。ところで、当
り面31は、チャック周方向においてその断面が、図5
に示すように凹凸を有する扇型(約120度)に形成さ
れているが、この扇型のアールR2は、このスクロール
チャック20によって把握される円柱状工作物Aのアー
ルR1より大きな値に設定される。そして、上記逃し部
33のチャック周方向断面は、上記工作物Aの半径R1
に合わせたアールに設定される。又、凸部32,32…
間に形成されるV溝は約60度に形成される。
【0018】次に、上記当り面31に形成された第1及
び第2の凸部32,34の具体的な形状について説明す
る。上記第1の凸部32は、上部が平坦でやや変形のピ
ラミッド型となっている(図7,図8)。即ち、第1の
凸部32の上面32Aに連なる4つの側面のうち、チャ
ック軸方向(スラスト方向)でこれに連なる2つの側面
32D、32Eのうち1つ(この場合側面32E)が、
上面32Aと90度乃至100度の角度θ1(図示例で
は、略90度)で交差し、残りの3つの側面32B,3
2C,32Dが上面32Aと135度乃至150度の角
度θ2(従来の正方形山型チャック等で用いられる角度
であり図示例では、135度)で交差している(請求項
3及び請求項5に記載の発明に対応)。この場合、当り
面31のスラスト方向の断面形状が鋸歯型になる(請求
項1に記載の発明に対応)。
【0019】この場合、角度θ1は、可能な限り急峻な
値とされるが、当該当り面31を加工する際の製造上の
制約から、実際には、90度乃至100度とされる。
尚、上記第2の凸部34も、図9、図10に示すよう
に、上部が平らでやや変形のピラミッド型となってお
り、上面34Aに連なる4つの側面(34B,34C,
34D,34E)のうち、チャック軸方向でこれに連な
る側面34Eのみが当該上面34Aと上記角度θ1(9
0度乃至100度の角度)で交差し、残りの3つの側面
34B,34C,34Dが当該上面34Aと上記角度θ
2(135度乃至150度の角度)で交差している(図
9、図10)。このとき、当り面31においては、第1
の凸部32と第2の凸部34のスラスト方向の断面形状
とによって、その先端部分の高さ(h1,h2)が互い
に異なる2種の鋸歯型断面形状が達成される(請求項2
に記載の発明に対応)。
【0020】以上のように構成されたチャック20は、
以下のような作用効果を生じる。第1の作用効果(請求
項1に記載の発明の作用効果)としては、当り面31に
形成された第1及び第2の凸部32,32…,34,3
4…のスラスト方向の断面形状が、図6、図7に示すよ
うに、先端が平らな鋸歯型に形成されているため、円柱
状工作物Aが、強固に当該当り面31に固定される。而
して、実際に旋盤作業が行われた場合には、チャック軸
方向にスラストが生じるが、上記鋸歯型断面形状によっ
てスラスト方向の把握力が増すため、当該工作物Aのお
いては、滑りがなくなり、高精度、高速の旋盤作業が可
能になる。このような鋸歯型断面形状にした場合、当該
三方爪30の歯の強度を維持しつつ、その把握力(特に
スラストに対して)を高めることができる。
【0021】又、第2の作用効果(請求項2に記載の発
明の作用効果)としては、当り面31の鋸歯型の断面形
状(チャック軸方向断面形状)が、上記逃し部33の境
界部分で、図9に示すように、第1の凸部32,32…
の高さh1と第2の凸部34,34…の高さh2とが異
なる2つの断面形状に分かれているため、当該段差Δh
によって、当り面31の把握力が更に高まる。
【0022】又、第3の作用効果(請求項3に記載の発
明の作用効果)としては、凸部32の上面32Aと側面
32Eが、90度から100度の急峻な角度で交わるた
め、図7に示す、鋸歯型断面形状が達成され、円柱状工
作物Aが、強固に当該当り面31に固定される。このた
め、実際の旋盤作業で、チャック軸方向にスラストが生
じても、該スラスト方向の把握力が増し、高精度、高速
の旋盤作業が可能になる。このような鋸歯型断面形状の
三方爪30はその歯の強度も維持され、把握力(特にス
ラストに対して)を高めることができる。
【0023】又、第4の作用効果(請求項4に記載の発
明の作用効果)としては、上記したように、当り面31
に逃し部33を設けることによって、当該チャック20
で工作物Aを固定する際、図4に示すように、上記逃し
部33を囲む上記第1の凸部32a,32a…によっ
て、当り面31が強固に、工作物Aを把握するようにな
る。特に、図4の破線部分に生じる段差Δhによって強
力な把握力が発揮される。この逃し部33を設けた三方
爪30を有するチャック20の把握力の向上により、こ
れを用いた旋盤作業において、高精度、高速の切削が可
能になり、且つ、把握力が向上する分当り面31の磨耗
が減り耐久性に優れたものとなる。又、上記逃し部33
は、旋盤作業によって生じた金属屑を、当該当り面31
と工作物Aとの間に溜まらせない。
【0024】又、第5の作用効果(請求項5に記載の発
明の作用効果)としては、上記逃し部33の第1の凸部
32の上面32Aと側面32Eを、90度から100度
の急峻な角度で交わらせたので、図9に示す、段差Δh
が生じた鋸歯型断面形状の当り面が達成され、円柱状工
作物Aが、強固に当該当り面に把握される。而して、逃
し部33を設けることによる把握力の向上と、当該第1
の凸部32,32…のスラスト方向断面形状を鋸歯型に
したことによる把握力の向上とが相俟って、当該チャッ
ク20を用いた旋盤作業において、高精度、高速の切削
が可能になり、且つ、当り面31の磨耗が減り耐久性に
優れたものとなる。
【0025】本実施形態のスクロールチャック20は、
単能盤、自動盤、各種旋盤(正面旋盤、立旋盤、倣旋
盤、NC旋盤、普通旋盤等)に利用して特に、その効果
を発揮する。尚、本実施形態では、スクロールチャック
20に本発明を適用した例を示したが、4つ爪単動チャ
ック等、他のチャックにも本発明が適用できるのは勿論
である。
【0026】又、上記実施形態では、2つの側面32
D,32Eのうち側面32Eを、当該上面32Aと90
度乃至100度で交わる例について説明したが、これと
は反対に、側面32Dを当該上面32Aと90度乃至1
00度で交わらせてもよい。又、本実施形態では、逃し
部33の第2の凸部34を、上部が平らなピラミッド型
に形成した例を示したが、当該第2の凸部34を従来の
形状(所謂「正方形山型」、「正方形台型」)としても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、当り面に多数の凸部が形成された爪を複数
個備えたチャックにおいて、上記当り面のスラスト方向
の断面形状を、先端が平らな鋸歯型に形成したので、工
作物を、強固に当該当り面に固定でき、スラストによる
滑りがなくなり、高精度、高速の旋盤作業が可能にな
る。
【0028】又、請求項2に記載の発明によれば、当り
面のスラスト方向に、高さの異なる少なくとも2つの鋸
歯型断面形状が形成されるため、当該段差によって、当
り面の把握力が更に高まる。又、請求項3に記載の発明
によれば、当り面に形成された凸部において、その上面
とスラスト方向で交わる側面が、当該上面に対して90
度から100度の急峻な角度で交わるため、当り面のス
ラスト方向の断面形状が鋸歯型となり、工作物を、強固
に把握できるようになり、高精度、高速の旋盤作業が可
能になる。
【0029】又、請求項4に記載の発明によれば、当り
面に設けられた逃し部を囲む凸部が、当り面の周囲に段
差を生じさせるので、把握力が向上し、高精度、高速の
旋盤作業が可能になる。又、上記逃し部を設けることに
よって、旋盤作業によって生じた金属屑を、当該当り面
と工作物Aとの間に溜まらせないという効果を奏する。
又、請求項5に記載の発明によれば、逃し部を取り囲む
凸部の上面と、該上面とスラスト方向で連なる側面と
が、90度から100度の急峻な角度で交わるので、当
該逃し部を設けることによる把握力の向上と、逃し部周
囲の凸部のスラスト方向断面形状を鋸歯型にすることに
よる把握力の向上と、が相俟って、高精度、高速の旋盤
作業が可能になり、爪の磨耗が減り耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の三方爪30を示す平面図である。
【図2】三方爪30のII−II線に沿った縦断面図で
ある。
【図3】スクロールチャック20の全体構成を示す斜視
図である。
【図4】三方爪30の当り面31を示す平面図である。
【図5】当り面31のチャック周方向の断面形状を示す
断面図である。
【図6】当り面31のチャック軸方向の断面形状を示す
断面図である。
【図7】当り面31の第1の凸部32のチャック軸方向
の断面形状を拡大して示すVII−VII線に沿った断面図で
ある。
【図8】第1の凸部32の平面形状を拡大して示す平面
図である。
【図9】逃し部33の第2の凸部34のチャック軸方向
の断面形状を拡大して示す断面図である。
【図10】第2の凸部34の平面形状を拡大して示す平
面図である。
【図11】従来の三方爪1の先端部の当り面2の形状を
示すXI−XI線に沿った断面図である。
【図12】従来の当り面2の凸部3の配列を示す平面図
である。
【図13】従来の当り面12の凸部13の配列を示す平
面図である。
【図14】従来の当り面12の形状を示すXIV−XIV線に
沿った断面図である。
【図15】従来の当り面12の凸部13の断面形状を示
すXV−XV線に沿った断面図である。
【符号の説明】
20 スクロールチャック 30 三方爪(爪) 30A 先端部 31 当り面 32 第1の凸部(凸部) 32A 上面 32D,32E 側面 33 逃し部 34 第2の凸部(凸部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当り面(31)に多数の凸部(32,3
    4)が形成された爪(30)を、複数個備えたチャック
    (20)において、 上記当り面(31)のスラスト方向の断面形状が、先端
    が平らな鋸歯型に形成されていることを特徴とするチャ
    ック。
  2. 【請求項2】 上記当り面(31)のスラスト方向の断
    面形状は、その先端部分の高さが互いに異なる少なくと
    も2種の鋸歯型断面形状を含んでなることを特徴とする
    請求項1に記載のチャック。
  3. 【請求項3】 当り面(31)に上部が平坦なピラミッ
    ド型の凸部(32)が多数形成された爪(30)を、複
    数個備えてなるチャック(20)において、 上記凸部(32)の上面(32A)に連なる4つの側面
    (32B,32C,32D,32E)のうちスラスト方
    向で上記上面(32A)と連なる2つ側面(32D,3
    2E)の一方の側面(32E)が、当該上面(32A)
    と90度乃至100度で交わるように形成され、 他方の側面(32D)が、上記上面(32A)と135
    度乃至150度で交わるように形成されていることを特
    徴とするチャック。
  4. 【請求項4】 当り面(31)に凸部(32,34)が
    格子状に多数配列された爪(30)を、複数個備えてな
    るチャック(20)において、 上記当り面(31)の略中央に逃し部(33)が設けら
    れ、 該逃し部(33)に配列された第2の凸部(34)の高
    さが、逃し部(33)以外の部分(37)に配列された
    第1の凸部(32)より低く形成されていることを特徴
    とするチャック。
  5. 【請求項5】 上記第1の凸部(32)は、上部が平坦
    なピラミッド型に形成され、 上記第1の凸部(32)の上面(32A)に連なる4つ
    の側面(32B,32C,32D,32E)のうちスラ
    スト方向で上記上面(32A)と連なる2つ側面(32
    D,32E)の一方の側面(32E)が、当該上面(3
    2A)と90度乃至100度で交わるように形成され、 他方の側面(32D)が、上記上面(32A)と135
    度乃至150度で交わるように形成されていることを特
    徴とする請求項4に記載のチャック。
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JP4095396A Pending JPH09234611A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 チャック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517190A (ja) * 2010-01-14 2013-05-16 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 巻取りスピンドル

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JP2013517190A (ja) * 2010-01-14 2013-05-16 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 巻取りスピンドル

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