JPH09234404A - ロールコータ方式塗装装置 - Google Patents
ロールコータ方式塗装装置Info
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- JPH09234404A JPH09234404A JP4279196A JP4279196A JPH09234404A JP H09234404 A JPH09234404 A JP H09234404A JP 4279196 A JP4279196 A JP 4279196A JP 4279196 A JP4279196 A JP 4279196A JP H09234404 A JPH09234404 A JP H09234404A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビルドアップに起因して発生する鋼帯表面の
筋目状のムラを防止し、長時間にわたって安定操業を確
保するとともに、塗装不良に起因する格落ちの発生を防
止する。 【解決手段】 連続して走行する鋼帯Sの表面又は裏
面、あるいは表裏面に、塗料13を塗布するロールコー
タ方式の塗装装置11である。前記鋼帯Sに塗料13a
を転写するアプリケータロール14,20の表面に常時
当接するように、アプリケータロール14,20表面に
ビルドアップした異物を除去するブレード17,21を
配設し、ブレード17,21によってアプリケータロー
ル14,20の表面にビルドアップした異物を除去し、
アプリケータロール14,20のビルドアップを防止す
る。
筋目状のムラを防止し、長時間にわたって安定操業を確
保するとともに、塗装不良に起因する格落ちの発生を防
止する。 【解決手段】 連続して走行する鋼帯Sの表面又は裏
面、あるいは表裏面に、塗料13を塗布するロールコー
タ方式の塗装装置11である。前記鋼帯Sに塗料13a
を転写するアプリケータロール14,20の表面に常時
当接するように、アプリケータロール14,20表面に
ビルドアップした異物を除去するブレード17,21を
配設し、ブレード17,21によってアプリケータロー
ル14,20の表面にビルドアップした異物を除去し、
アプリケータロール14,20のビルドアップを防止す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続して走行する
鋼帯の例えば表裏面に、塗料又は樹脂等をロールコータ
方式で塗布する装置に関するものである。
鋼帯の例えば表裏面に、塗料又は樹脂等をロールコータ
方式で塗布する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築,家電用鋼板等の用途に、防
錆あるいは潤滑,装飾等に優れた塗装鋼板の需要が急増
しており、これら塗装鋼板の製造法として、ロールコー
タ方式の塗装装置が使用されている。一般に、鋼板のよ
うな帯状物の連続塗装に用いられるロールコータ方式の
塗装装置として、例えば特公昭60−56552号公報
に開示されたものがある。
錆あるいは潤滑,装飾等に優れた塗装鋼板の需要が急増
しており、これら塗装鋼板の製造法として、ロールコー
タ方式の塗装装置が使用されている。一般に、鋼板のよ
うな帯状物の連続塗装に用いられるロールコータ方式の
塗装装置として、例えば特公昭60−56552号公報
に開示されたものがある。
【0003】この塗装装置は、図2に示すように、塗装
される帯状鋼帯Sが巻き掛けられるバックアップロール
1と、塗料パン2内の塗料5中にその下部を浸漬された
ピックアップロール3と、このピックアップロール3と
所定のギャップを存して近接配置されるとともに、前記
バックアップロール1の表面に巻き掛けられた帯状鋼帯
Sに当接するアプリケータロール4とで構成されてい
る。
される帯状鋼帯Sが巻き掛けられるバックアップロール
1と、塗料パン2内の塗料5中にその下部を浸漬された
ピックアップロール3と、このピックアップロール3と
所定のギャップを存して近接配置されるとともに、前記
バックアップロール1の表面に巻き掛けられた帯状鋼帯
Sに当接するアプリケータロール4とで構成されてい
る。
【0004】そして、回転するピックアップロール3に
よって塗料パン2中の塗料5を巻き上げた後、このピッ
クアップロール3に対して一定の速度比で回転している
アプリケータロール4に、前記巻き上げた塗料5aを転
写する。アプリケータロール4に付着した塗料5aは、
バックアップロール1に巻き掛け保持された帯状鋼帯S
に転写され、コーティングされる。この図2に示す塗装
装置では、帯状鋼帯Sに転写する塗料5aの厚みは、主
として、ピックアップロール3とアプリケータロール4
の押し付け圧、並びに回転速度比によって調整される。
よって塗料パン2中の塗料5を巻き上げた後、このピッ
クアップロール3に対して一定の速度比で回転している
アプリケータロール4に、前記巻き上げた塗料5aを転
写する。アプリケータロール4に付着した塗料5aは、
バックアップロール1に巻き掛け保持された帯状鋼帯S
に転写され、コーティングされる。この図2に示す塗装
装置では、帯状鋼帯Sに転写する塗料5aの厚みは、主
として、ピックアップロール3とアプリケータロール4
の押し付け圧、並びに回転速度比によって調整される。
【0005】また、他の例として、図3に示す装置が、
「最新コーティング技術」(増補版:監修 原崎勇次,
総合技術センター発行)の第347頁に開示されてい
る。この塗装装置は、バックアップロール1と、図2に
示すピックアップロールとアプリケータロールの両方の
作用をなす兼用ロール6と、この兼用ロール6と所定の
ギャップを存して近接配置され、兼用ロール6に付着し
た塗料5aの厚みを調整するドクターロール7と、この
ドクターロール7に付着した塗料5aを掻き落とすブレ
ード8を備えた構成であり、塗料パン2内の塗料5を兼
用ロール6に付着させ、これを帯状鋼帯Sの表面に供給
して、コーティングする。
「最新コーティング技術」(増補版:監修 原崎勇次,
総合技術センター発行)の第347頁に開示されてい
る。この塗装装置は、バックアップロール1と、図2に
示すピックアップロールとアプリケータロールの両方の
作用をなす兼用ロール6と、この兼用ロール6と所定の
ギャップを存して近接配置され、兼用ロール6に付着し
た塗料5aの厚みを調整するドクターロール7と、この
ドクターロール7に付着した塗料5aを掻き落とすブレ
ード8を備えた構成であり、塗料パン2内の塗料5を兼
用ロール6に付着させ、これを帯状鋼帯Sの表面に供給
して、コーティングする。
【0006】また、特公平3−76188号公報には、
図4に示す塗装装置が開示されている。この塗装装置
は、バックアップロール1,ピックアップロール3,ア
プリケータロール4を備えた塗装装置において、前記ア
プリケータロール4の回転方向に関してピックアップロ
ール3よりも下流側にあって、アプリケータロール4と
所要のギャップを存して近接配置するトランスファーロ
ール9と、このトランスファーロール9と所要のギャッ
プを存して近接配置するドクターロール7と、このドク
ターロール7に刃物が接触するブレード8を備え、前記
バックアップロール1,アプリケータロール4,トラン
スファーロール9,及びドクターロール7がすべて同一
方向に回転駆動され、ピックアップロール3がこれらロ
ール1,4,7,9とは逆方向に回転駆動する構成であ
る。
図4に示す塗装装置が開示されている。この塗装装置
は、バックアップロール1,ピックアップロール3,ア
プリケータロール4を備えた塗装装置において、前記ア
プリケータロール4の回転方向に関してピックアップロ
ール3よりも下流側にあって、アプリケータロール4と
所要のギャップを存して近接配置するトランスファーロ
ール9と、このトランスファーロール9と所要のギャッ
プを存して近接配置するドクターロール7と、このドク
ターロール7に刃物が接触するブレード8を備え、前記
バックアップロール1,アプリケータロール4,トラン
スファーロール9,及びドクターロール7がすべて同一
方向に回転駆動され、ピックアップロール3がこれらロ
ール1,4,7,9とは逆方向に回転駆動する構成であ
る。
【0007】そして、回転するピックアップロール3に
よって塗料パン2内の塗料5を巻き上げた後、帯状鋼帯
Sに当接するアプリケータロール4に、前記巻き上げた
塗料5を転写する。アプリケータロール4に付着した塗
料5aは、バックアップロール1に巻き掛け保持された
帯状鋼帯Sに転写され、コーティングされる。一方、ア
プリケータロール4に付着した塗料5aの一部は、トラ
ンスファーロール9に転写されてトランスファーロール
9の回転とともに移動し、ドクターロール7の表面に付
着した後ブレード8によって掻き落とされる。この図4
に示す塗装装置では、帯状鋼帯Sに転写する塗料の厚み
は、各ロールの周速及び各ロール間のギャップによって
調整される。
よって塗料パン2内の塗料5を巻き上げた後、帯状鋼帯
Sに当接するアプリケータロール4に、前記巻き上げた
塗料5を転写する。アプリケータロール4に付着した塗
料5aは、バックアップロール1に巻き掛け保持された
帯状鋼帯Sに転写され、コーティングされる。一方、ア
プリケータロール4に付着した塗料5aの一部は、トラ
ンスファーロール9に転写されてトランスファーロール
9の回転とともに移動し、ドクターロール7の表面に付
着した後ブレード8によって掻き落とされる。この図4
に示す塗装装置では、帯状鋼帯Sに転写する塗料の厚み
は、各ロールの周速及び各ロール間のギャップによって
調整される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
60−56552号公報に開示された塗装装置では、図
2に示すように、ピックアップロール3により塗料パン
2から巻き上げられた塗料5aは、アプリケータロール
4に転写された後、帯状鋼帯Sの表面にコーティングさ
れるが、この際、ピックアップロール3とアプリケータ
ロール4とは、いわゆるアイドル回転をしているので、
両ロール3,4は互いに逆回転し、両ロール3,4の周
面が出会う位置で両周面は同じ方向に運動することにな
る。
60−56552号公報に開示された塗装装置では、図
2に示すように、ピックアップロール3により塗料パン
2から巻き上げられた塗料5aは、アプリケータロール
4に転写された後、帯状鋼帯Sの表面にコーティングさ
れるが、この際、ピックアップロール3とアプリケータ
ロール4とは、いわゆるアイドル回転をしているので、
両ロール3,4は互いに逆回転し、両ロール3,4の周
面が出会う位置で両周面は同じ方向に運動することにな
る。
【0009】そのため、両ロール3,4間のロールギャ
ップの出側領域においてキャビテーション及びフィラメ
ンテーションが発生して糸引き現象を生じ、アプリケー
タロール4の表面にピックアップした塗料5aに、筋目
状のムラすなわちビルドアップが生じ、これが時間の経
過とともに鋼帯Sの表面で固化し、鋼帯Sの表面に筋目
状のムラを転写し、塗装不良の原因となる。
ップの出側領域においてキャビテーション及びフィラメ
ンテーションが発生して糸引き現象を生じ、アプリケー
タロール4の表面にピックアップした塗料5aに、筋目
状のムラすなわちビルドアップが生じ、これが時間の経
過とともに鋼帯Sの表面で固化し、鋼帯Sの表面に筋目
状のムラを転写し、塗装不良の原因となる。
【0010】また、前記した文献に記載された塗装装置
では、図3に示すように、兼用ロール6とドクターロー
ル7は互いに同方向に回転するので、上記した糸引き現
象による筋目状のムラは軽減されるが、乾燥塗膜の厚さ
が10μm程度を超えると、鋼帯Sの表面にコーティン
グした塗装膜の平滑性を損なう。
では、図3に示すように、兼用ロール6とドクターロー
ル7は互いに同方向に回転するので、上記した糸引き現
象による筋目状のムラは軽減されるが、乾燥塗膜の厚さ
が10μm程度を超えると、鋼帯Sの表面にコーティン
グした塗装膜の平滑性を損なう。
【0011】また、特公平3−76188号公報に開示
された塗装装置は、前記した図2,図3に示す塗装装置
の不具合を改善すべく提案されたものであるが、図4に
示すように、各ロール1,4,7,9が全て同一方向に
回転するので、確かに塗装面のムラは軽減されるが、ロ
ール本数が増えるので、塗装装置が複雑になる嫌いがあ
り、設備費用が比較的高価になるという問題を有してい
る。
された塗装装置は、前記した図2,図3に示す塗装装置
の不具合を改善すべく提案されたものであるが、図4に
示すように、各ロール1,4,7,9が全て同一方向に
回転するので、確かに塗装面のムラは軽減されるが、ロ
ール本数が増えるので、塗装装置が複雑になる嫌いがあ
り、設備費用が比較的高価になるという問題を有してい
る。
【0012】なお、本出願人は、実開平7−34955
号公報で、バックアップロール1,ピックアップロール
3,アプリケータロール4を備えた塗装装置において、
帯状鋼帯Sに塗料5aを転写した直後のアプリケータロ
ール4の表面に接触すべく、研磨ロール10を配設した
ものを開示した(図5参照)。この実開平7−3495
5号公報で開示した塗装装置は、上記した塗装装置の問
題を大幅に軽減できるものではあるが、本発明者のその
後の実験によって、アプリケータロール4の撓みによ
り、研磨ロール10が幅方向に均一に当接しなかった
り、アプリケータロール4に付着した異物が研磨ロール
10に転写され、研磨ロール10の整備やアプリケータ
ロール4との周速比の調整が必要になる、といった問題
を内在していることが判明した。
号公報で、バックアップロール1,ピックアップロール
3,アプリケータロール4を備えた塗装装置において、
帯状鋼帯Sに塗料5aを転写した直後のアプリケータロ
ール4の表面に接触すべく、研磨ロール10を配設した
ものを開示した(図5参照)。この実開平7−3495
5号公報で開示した塗装装置は、上記した塗装装置の問
題を大幅に軽減できるものではあるが、本発明者のその
後の実験によって、アプリケータロール4の撓みによ
り、研磨ロール10が幅方向に均一に当接しなかった
り、アプリケータロール4に付着した異物が研磨ロール
10に転写され、研磨ロール10の整備やアプリケータ
ロール4との周速比の調整が必要になる、といった問題
を内在していることが判明した。
【0013】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、ビルドアップに起因して発生する
鋼帯表面の筋目状のムラを防止し、長時間にわたって安
定操業を確保するとともに、塗装不良に起因する格落ち
の発生を防止できるロールコータ方式塗装装置を提供す
ることを目的としている。
なされたものであり、ビルドアップに起因して発生する
鋼帯表面の筋目状のムラを防止し、長時間にわたって安
定操業を確保するとともに、塗装不良に起因する格落ち
の発生を防止できるロールコータ方式塗装装置を提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、S型ロール
コータ方式の塗装装置を用いて、鋼帯の表裏面をコーテ
ィングするに際し、前記した従来装置を使用した場合と
同様の現象を経験した。そして、その際、特にビルドア
ップ現象は鋼帯の裏面側のアプリケータロールに圧倒的
に発生し易いことも経験した。これは、裏面側の方が、
前記した現象に加えて重力の自然則により、塗料がアプ
リケータロール側に垂れ易いことと関係があると考えら
れる。そこで、本発明者は、比較的安価に前記ビルドア
ップ現象を抑制する手段を模索した結果、次のような本
発明を成立させたのである。
コータ方式の塗装装置を用いて、鋼帯の表裏面をコーテ
ィングするに際し、前記した従来装置を使用した場合と
同様の現象を経験した。そして、その際、特にビルドア
ップ現象は鋼帯の裏面側のアプリケータロールに圧倒的
に発生し易いことも経験した。これは、裏面側の方が、
前記した現象に加えて重力の自然則により、塗料がアプ
リケータロール側に垂れ易いことと関係があると考えら
れる。そこで、本発明者は、比較的安価に前記ビルドア
ップ現象を抑制する手段を模索した結果、次のような本
発明を成立させたのである。
【0015】すなわち、本発明は、連続して走行する鋼
帯に塗料又は樹脂を転写するアプリケータロールの近傍
に、異物除去装置を配設することとしている。そして、
この異物除去装置によりアプリケータロール表面にビル
ドアップした異物を除去し、アプリケータロールのビル
ドアップを防止する。
帯に塗料又は樹脂を転写するアプリケータロールの近傍
に、異物除去装置を配設することとしている。そして、
この異物除去装置によりアプリケータロール表面にビル
ドアップした異物を除去し、アプリケータロールのビル
ドアップを防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、連続して走行する鋼帯
の表面又は裏面、あるいは表裏面に、塗料又は樹脂を塗
布するロールコータ方式の塗装装置において、前記鋼帯
に塗料又は樹脂を転写するアプリケータロールの近傍に
異物除去装置を配設、例えばアプリケータロールの表面
に常時当接するようにブレードを配設したものである。
の表面又は裏面、あるいは表裏面に、塗料又は樹脂を塗
布するロールコータ方式の塗装装置において、前記鋼帯
に塗料又は樹脂を転写するアプリケータロールの近傍に
異物除去装置を配設、例えばアプリケータロールの表面
に常時当接するようにブレードを配設したものである。
【0017】そして、このブレードによってアプリケー
タロールの表面にビルドアップした異物が除去され、ア
プリケータロールのビルドアップを防止する。
タロールの表面にビルドアップした異物が除去され、ア
プリケータロールのビルドアップを防止する。
【0018】
【実施例】以下、本発明のロールコータ方式塗装装置を
図1に示す一実施例に基づいて説明する。図1は本発明
のロールコータ方式塗装装置の一実施例を示す概略構成
図である。
図1に示す一実施例に基づいて説明する。図1は本発明
のロールコータ方式塗装装置の一実施例を示す概略構成
図である。
【0019】図1において、11は本発明のロールコー
タ方式塗装装置であり、以下に説明する構成である。1
2は塗装される鋼帯Sを巻き掛けるバックアップロール
であり、このバックアップロール12に巻き掛けられた
鋼帯Sの表面に塗料13aをコーティングさせるため
に、前記鋼帯Sの表面に当接するように配置したアプリ
ケータロール14を、塗料パン15内の塗料13中に下
部を浸漬されたピックアップロール16と、所定のギャ
ップを存して近接配置している。
タ方式塗装装置であり、以下に説明する構成である。1
2は塗装される鋼帯Sを巻き掛けるバックアップロール
であり、このバックアップロール12に巻き掛けられた
鋼帯Sの表面に塗料13aをコーティングさせるため
に、前記鋼帯Sの表面に当接するように配置したアプリ
ケータロール14を、塗料パン15内の塗料13中に下
部を浸漬されたピックアップロール16と、所定のギャ
ップを存して近接配置している。
【0020】そして、本発明では、鋼帯Sの表面に塗料
13aをコーティングした直後の位置において、アプリ
ケータロール14のゴム硬度とほぼ同等の硬度を有する
ブレード17を、常時、アプリケータロール14の表面
に押し付けるように配置している。なお、アプリケータ
ロール14のゴム硬度とほぼ同等の硬度を有するブレー
ド17を採用するのは、ブレード17の硬度がアプリケ
ータロール14のゴム硬度より高すぎると、アプリケー
タロール14の表面に疵をつけるからである。
13aをコーティングした直後の位置において、アプリ
ケータロール14のゴム硬度とほぼ同等の硬度を有する
ブレード17を、常時、アプリケータロール14の表面
に押し付けるように配置している。なお、アプリケータ
ロール14のゴム硬度とほぼ同等の硬度を有するブレー
ド17を採用するのは、ブレード17の硬度がアプリケ
ータロール14のゴム硬度より高すぎると、アプリケー
タロール14の表面に疵をつけるからである。
【0021】また、図1に示す実施例では、鋼帯Sの裏
面側にも塗料13aをコーティングするために、前記バ
ックアップロール12の下流側に、前記したのと同様の
塗料パン18,ピックアップロール19,アプリケータ
ロール20,ブレード21を配置したものを示してい
る。なお、22はバックアップロール12とアプリケー
タロール20間に配置されたサポートロールである。
面側にも塗料13aをコーティングするために、前記バ
ックアップロール12の下流側に、前記したのと同様の
塗料パン18,ピックアップロール19,アプリケータ
ロール20,ブレード21を配置したものを示してい
る。なお、22はバックアップロール12とアプリケー
タロール20間に配置されたサポートロールである。
【0022】本発明のロールコータ方式塗装装置11は
上記したような構成であり、塗料パン15,18内の塗
料13は、ピックアップロール16,19により巻き上
げられた後、アプリケータロール14,20に転写さ
れ、さらに鋼帯Sの表裏面にそれぞれコーティングされ
る。
上記したような構成であり、塗料パン15,18内の塗
料13は、ピックアップロール16,19により巻き上
げられた後、アプリケータロール14,20に転写さ
れ、さらに鋼帯Sの表裏面にそれぞれコーティングされ
る。
【0023】この時、鋼帯Sに塗料13aをコーティン
グした後のアプリケータロール14,20の表面には、
ビルドアップ現象によって筋目状にムラのある塗料13
aが残留するが、本発明のロールコータ方式塗装装置1
1では、この残留した塗料13aをブレード17,21
で除去し、ビルドアップを防止している。
グした後のアプリケータロール14,20の表面には、
ビルドアップ現象によって筋目状にムラのある塗料13
aが残留するが、本発明のロールコータ方式塗装装置1
1では、この残留した塗料13aをブレード17,21
で除去し、ビルドアップを防止している。
【0024】なお、本発明のロールコータ方式塗装装置
11では、アプリケータロール14,20の表面に残留
した塗料13aをブレード17,21で除去するが、こ
の除去した塗料13a等が塗料パン15,18内に落下
しないように配慮すべきことは言うまでも無い。
11では、アプリケータロール14,20の表面に残留
した塗料13aをブレード17,21で除去するが、こ
の除去した塗料13a等が塗料パン15,18内に落下
しないように配慮すべきことは言うまでも無い。
【0025】本発明のロールコータ方式塗装装置11の
効果を確認するために、下記の諸寸法の図1に示す構成
の塗装装置を使用して、鋼帯Sの表裏面にアクリル系樹
脂を2μmの厚さコーティングしたところ、ブレードを
設置しない図2に示すロールコータ方式塗装装置を使用
した場合には7%の塗装不良が発生していたものが、2
%以下に低減できた。
効果を確認するために、下記の諸寸法の図1に示す構成
の塗装装置を使用して、鋼帯Sの表裏面にアクリル系樹
脂を2μmの厚さコーティングしたところ、ブレードを
設置しない図2に示すロールコータ方式塗装装置を使用
した場合には7%の塗装不良が発生していたものが、2
%以下に低減できた。
【0026】ピックアップロール16,19 ロール径:φ300mm,回転数:32〜53rpm
(ライン速度100mpmの場合) アプリケータロール14,20 ロール径:φ270mm,回転数:141〜176rp
m(ライン速度100mpmの場合),ゴム硬度:50
〜60 バックアップロール12 ロール径:φ1000mm,回転数:32rpm(ライ
ン速度100mpmの場合) ピックアップロール16,19とアプリケータロール
14,20のギャップ 0.1〜0.5mm ブレード17,21 硬度:50〜60
(ライン速度100mpmの場合) アプリケータロール14,20 ロール径:φ270mm,回転数:141〜176rp
m(ライン速度100mpmの場合),ゴム硬度:50
〜60 バックアップロール12 ロール径:φ1000mm,回転数:32rpm(ライ
ン速度100mpmの場合) ピックアップロール16,19とアプリケータロール
14,20のギャップ 0.1〜0.5mm ブレード17,21 硬度:50〜60
【0027】なお、本実施例では、鋼帯Sの表裏面に塗
装するものを示したが、鋼帯Sの表面又は裏面のみに塗
装するものでもよい。
装するものを示したが、鋼帯Sの表面又は裏面のみに塗
装するものでもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロールコ
ータ方式塗装装置によれば、ブレードによってアプリケ
ータロールの表面に残留した塗料を効果的に除去できる
ので、アプリケータロールの表面に発生するビルドアッ
プ現象を抑制できる。従って、ビルドアップ現象に起因
する品質不良の発生が防止できて製品の歩留りが向上す
るとともに、表面の美麗な塗装鋼板を長時間にわたっ
て、安定して製造できる。
ータ方式塗装装置によれば、ブレードによってアプリケ
ータロールの表面に残留した塗料を効果的に除去できる
ので、アプリケータロールの表面に発生するビルドアッ
プ現象を抑制できる。従って、ビルドアップ現象に起因
する品質不良の発生が防止できて製品の歩留りが向上す
るとともに、表面の美麗な塗装鋼板を長時間にわたっ
て、安定して製造できる。
【図1】本発明のロールコータ方式塗装装置の一実施例
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図2】特公昭60−56552号公報に開示された塗
装装置の概略構成図である。
装装置の概略構成図である。
【図3】「最新コーティング技術」(増補版:監修 原
崎勇次,総合技術センター発行)の第347頁に開示さ
れた塗装装置の概略構成図である。
崎勇次,総合技術センター発行)の第347頁に開示さ
れた塗装装置の概略構成図である。
【図4】特公平3−76188号公報に開示された塗装
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
【図5】本出願人が実開平7−34955号公報で開示
した塗装装置の概略構成図である。
した塗装装置の概略構成図である。
11 ロールコータ方式塗装装置 12 バックアップロール 13 塗料 13a 塗料 14 アプリケータロール 15 塗料パン 16 ピックアップロール 17 ブレード 18 塗料パン 19 ピックアップロール 20 アプリケータロール 21 ブレード S 鋼帯
Claims (1)
- 【請求項1】 連続して走行する鋼帯の表面又は裏面、
あるいは表裏面に、塗料又は樹脂を塗布するロールコー
タ方式の塗装装置において、前記鋼帯に塗料又は樹脂を
転写するアプリケータロールの近傍に、アプリケータロ
ール表面にビルドアップした異物を除去する装置を配設
したことを特徴とするロールコータ方式塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279196A JPH09234404A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ロールコータ方式塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279196A JPH09234404A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ロールコータ方式塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09234404A true JPH09234404A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12645794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4279196A Pending JPH09234404A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | ロールコータ方式塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09234404A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009240971A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Jfe Steel Corp | 金属帯への塗装装置および塗装方法 |
| CN103158380A (zh) * | 2013-03-11 | 2013-06-19 | 营口超烁图码科技板业有限公司 | 集辊涂与丝网印刷为一体的单底色图码钢板的生产方法 |
| CN103158381A (zh) * | 2013-03-11 | 2013-06-19 | 营口超烁图码科技板业有限公司 | 一种集辊涂印刷和丝网印刷为一体的图码钢板的生产方法 |
| CN106391412A (zh) * | 2016-12-02 | 2017-02-15 | 荆门金泰格电子材料有限公司 | 一种涂布机 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP4279196A patent/JPH09234404A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009240971A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Jfe Steel Corp | 金属帯への塗装装置および塗装方法 |
| CN103158380A (zh) * | 2013-03-11 | 2013-06-19 | 营口超烁图码科技板业有限公司 | 集辊涂与丝网印刷为一体的单底色图码钢板的生产方法 |
| CN103158381A (zh) * | 2013-03-11 | 2013-06-19 | 营口超烁图码科技板业有限公司 | 一种集辊涂印刷和丝网印刷为一体的图码钢板的生产方法 |
| CN106391412A (zh) * | 2016-12-02 | 2017-02-15 | 荆门金泰格电子材料有限公司 | 一种涂布机 |
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