JPH09234359A - 乳化油脂組成物の製造方法 - Google Patents

乳化油脂組成物の製造方法

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JPH09234359A
JPH09234359A JP8042512A JP4251296A JPH09234359A JP H09234359 A JPH09234359 A JP H09234359A JP 8042512 A JP8042512 A JP 8042512A JP 4251296 A JP4251296 A JP 4251296A JP H09234359 A JPH09234359 A JP H09234359A
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JP
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emulsion
oil
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emulsified
type emulsion
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JP8042512A
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English (en)
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Kanichi Suzuki
寛一 鈴木
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散相の配合比率が高く、かつ安定なエマル
ションを容易、かつ効率的に製造する。 【解決手段】 予め作成した高油分の油中水型エマルシ
ョンを、親水性の多孔質膜等の多孔質構造体を通過させ
ることで、水相と油相とを転相させて高油分の水中油型
エマルションとし、また、予め作成した高水分の水中油
型エマルションを、疎水性の多孔質構造体を通過させる
ことで、油相と水相とを転相させて高水分の油中水型エ
マルションとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳化油脂組成物の
製造方法に関し、更に詳しくは、従来の乳化方法では全
く不可能、あるいは極めて困難であった、分散相の配合
比率の高い乳化組成物、例えば高油分水中油型エマルシ
ョンあるいは高水分油中水型エマルション等の乳化油脂
組成物を容易、かつ効率的に、しかも安定的に製造する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水に難溶な物質と水との混合、あるいは
乳化技術は、様々な分野で重要な技術課題として研究さ
れている。例えば、食品分野においては、マーガリン、
ホイップクリーム等の製造には、この乳化技術が最も重
要な課題の一つであり、安定な乳化形態の商品を得るた
めに、使用する乳化剤の選定、配合、乳化方法等の検討
がなされてきている。
【0003】乳化技術に関しては、従来は攪拌機、ホモ
ゲナイザー等による剪断力を用いて行う方式が主であっ
た。しかしながら、最近、微細孔を有する多孔質膜を通
過させることによる乳化技術が開発され、特徴のある商
品の開発が可能となった(特開平2−95433号)。
このような多孔質膜を利用した乳化法を用いることで、
非常に均一な、いわゆる単分散エマルションに近いもの
が得られ、また従来の方法により得られたものに比較し
てはるかに安定なものとなる。しかも、この方法では、
ホモゲナイザーのような高圧も必要とせず、容易に乳化
できることから、従来にない画期的な乳化方法といえ
る。さらに、この膜乳化法を用いた応用例として、例え
ば、低カロリーである低油分の油中水型エマルション
(以下、「W/O型エマルション」という。)を得る方
法も提案されている(特開平4−210553号)。こ
の方法を用いると、ある程度の高水分のW/O型エマル
ションを得ることが出来る。しかし、実際の工業生産に
際しては、膜と分散相とのぬれの問題により乳化速度が
上げられず、必ずしも効率的とはいえない。これに対し
て、膜を通過させる前に機械的攪拌などによりあらかじ
め乳化を行う、いわゆる予備乳化を行うことで、膜乳化
法における様々な問題点が解消されるという方法も提案
されている(特開平6−039259号)。これによ
り、従来にない安定なエマルションが容易に得られる技
術が確立され、様々な分野への応用が期待されている。
【0004】しかしながら、最近、食品業界におけるカ
ロリーコントロールに関する関心が一層高まっており、
更なる低カロリーマーガリンへの要求は尽きることがな
く、分散相の水分を高めたW/O型エマルションの要求
が高まっている。さらに、水中油型エマルション(以
下、「O/W型エマルション」という。)においても、
様々な機能を付与するために、分散相の油分を高めたい
という要求が高まってきている。
【0005】これらの要求を満たす為には、エマルショ
ンにおける分散相(内相)の配合比率を大幅に高める必
要がある。しかしながら、従来の乳化方法に於いては、
分散相の配合比率をある程度以上高めるためには、乳化
剤を大量に使い、乳化法も非常に限定された極く狭い条
件のもとでのみでしか出来ないか、あるいは不可能であ
った。しかも、出来たとしても、得られたエマルション
の安定性は非常に悪い場合が多く、通常、水相部に増粘
剤等の添加物を大量に添加する必要があった。例えば、
W/O型エマルションを得る場合、膜乳化法に於いても
分散相の水分量はせいぜい70%(重量%)程度が限界
で、それを越えると、乳化剤を増量しても、あるいは添
加物を多量に加えても、エマルションを得ることが不可
能であるか、あるいはエマルションの安定性が著しく低
下する。
【0006】このように、膜乳化法においても、すべて
を満足する乳化方法といえないのが実状であり、従来の
乳化方法では、分散相の配合比率の高いエマルションを
容易に、かつ効率的に、しかも安定的に製造することは
できなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような状況に鑑
み、本発明者は、エマルションにおける分散相の配合比
率を大幅に高める技術を確立するために、鋭意研究の結
果、乳化油脂組成物を、多数の均一な細孔を有する構造
体(多孔質構造体)を通過させると、該多孔質構造体を
通過させる前の乳化形態に関係なく、多孔質構造体の性
質によって、得られる乳化物の乳化形態が決まることを
知見した。即ち、W/O型エマルションであっても、ま
たO/W型エマルションであっても、これを疎水性多孔
質構造体を通過させると、W/O型エマルションが得ら
れる。また、O/W型エマルションであっても、W/O
型エマルションであっても、これを親水性多孔質構造体
を通過させると、O/W型エマルションが得られる。つ
まり、O/W型エマルションを、疎水性の多孔質構造体
を通過させると、多孔質構造体を通過する際、転相が起
こり、W/O型エマルションが得られ、また、W/O型
エマルションを親水性多孔質構造体を通過させると、多
孔質構造体を通過する際、転相が起こり、O/W型エマ
ルションが得られることを知見した。このように、細孔
を有する構造体の性質を考慮することで、分散相(内
相)と連続相(外相)との転相が起き、分散相の配合比
率が非常に高くても安定な乳化物が得られる。また、連
続相の配合比率の高いエマルションは比較的容易に入手
が可能である。そこで、この連続相の配合比率の高いエ
マルションを、多孔質構造体を通過させることで転相さ
せて乳化状態を逆転させれば、分散相の配合比率の高い
エマルションを容易に、かつ効率的に、しかも安定して
製造できるのではないか、との発想に基づき、本発明を
完成するに至った。即ち、本発明は、乳化油脂組成物
を、多孔質構造体を通過させることにより、内相と外相
との乳化形態を転相させることからなる乳化油脂組成物
の製造方法である。なお、本発明において、多孔質構造
体を通過させる乳化油脂組成物としては、上記のような
本発明の目的を達成するためには、予め予備的に乳化を
行った乳化油脂組成物を用いることが好ましいが、天然
に存在する乳化油脂組成物を用いることもできる。
【0008】この多孔質体を通過する際のエマルション
の内相と外相との転相メカニズムについての詳細は現在
のところ不明であるが、この方法を用いることで、従来
にない、分散相の配合比率が高く、しかも非常に安定な
エマルションを得ることが可能である。例えば高油分の
O/W型エマルションを得たい場合、簡単に得られる高
油分のW/O型エマルションを予め調製するか、あるい
は既存の高油分のW/O型エマルションを、親水性多孔
質構造体を通過させることで、安定な高油分のO/W型
エマルションを簡便に得ることが出来る。同様に、高水
分のW/O型エマルションを得たい場合、簡単に得られ
る高水分のO/W型エマルションを予め調製するか、あ
るいは既存の高水分のO/W型エマルションを、疎水性
多孔質構造体を通過させることで、安定な高水分のW/
O型エマルションを簡便に得ることが出来る。即ち、本
発明方法を用いることで、従来不可能であった、分散相
の配合比率が70%程度以上で且つ安定なエマルション
を容易に得ることが可能となったのである。しかも、エ
マルションの生成速度は、多孔質構造体1m2 あたり5
0(トン/1時間)程度で行っても何ら問題はなく、工
業的な生産性を考えても非常に効率的な方法といえる。
尚、前記の場合、多孔質構造体を通過させるための乳化
油脂組成物を得るために予め行う乳化、即ち予備乳化の
方法は、特に限定はなく、従来から公知の機械的攪拌法
で充分である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に用いる多孔質構造体と
は、孔径の均一な、多孔質膜、さらにはそれ以外でも、
多数の細孔を有する構造体であれば特に限定されない。
具体的には、親水性多孔質構造体としては、多孔質ガラ
ス膜、親水性ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
膜、セルロースアセテート膜、ニトロセルロース膜、親
水性化した金属多孔質構造体(コーズマゼラー、ラモン
ドスーパーミキサー等)等が例示される。また疎水性多
孔質構造体としては、疎水性PTFE膜、及び上記の各
種多孔質膜や多孔質構造体を表面処理等により疎水性加
工したもの、あるいは油脂などに膜を含浸させるなどの
処理により得られた疎水性膜等が例示される。これら多
孔質構造体には板状、管状等種々あるが、本発明では、
いずれのものでも問題なく使用することが出来る。
【0010】本発明方法により得られる乳化油脂組成物
は、乳化終了後、通常の冷却、捏和ユニット等を経て、
マーガリン、クリーム等の食品の最終形態に加工しても
何ら問題はない。
【0011】本発明に用いられる油脂の種類は特に制限
されず、従来からエマルション製造用に用いられている
動植物油、動植物硬化油、分別油、ウムエス油などが適
宜用いられる。また、これらの油脂の硬化油、あるいは
分別油、さらには各種の油脂を配合したものも用いるこ
とができる。硬化油等の、常温では固形である油脂を用
いる場合には、その油脂が液状となる温度(通常60℃
程度)で上記の乳化操作を行うことで、目的とする乳化
油脂組成物が得られる。W/O型エマルションを製造す
る場合には、乳化の後、通常の冷却、捏和ユニット(ポ
テーター、コンビネーター、パーフェクター等)を通す
ことでマーガリンが得られ、液状で保存する場合より
も、エマルションの安定性を更に高くすることが出来
る。
【0012】油相に添加する乳化剤についても特に制限
はなく、一般的に使用されるグリセリン脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン
酸エステル、レシチン等が単独で、または2種以上を混
合して用いられる。これら乳化剤の添加量は特に制限は
ないが、通常の乳化と同様、乳化剤の濃度があまりにも
少なすぎるとエマルションの分離が早くなり、安定性に
問題が出てくる。
【0013】また、水相に添加する乳化剤としては、シ
ョ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
グリセリン脂肪酸エステル、レシチン等であって、か
つ、そのHLB(Hydorophilic Lipophilic Balance;親
水性親油性比)が8以上、好ましくは10以上のものが
単独で、または2種以上を混合して用いられる。この場
合にも、添加量については特に制限はないが、乳化剤の
濃度があまりにも少なすぎるとエマルションの分離が早
くなり、安定性に問題が出てくる。
【0014】エマルションにおける油分・水分の配合比
率は特に制限されるものではないが、本発明方法は、特
に分散相の配合比率が高いエマルションの製造に有効
で、具体的には分散相の配合比率が50%を越えて85
%程度のものまで製造可能である。実際には、分散相の
配合比率が90%程度になっても、本発明方法を用いる
ことで乳化物を得る事は可能であるが、分散相のエマル
ションの形状がかなり歪んだものとなり、一部に二重乳
化あるいは転相不足が生じ、安定性が充分といえなくな
る。しかしながら、通常の場合、高分散相濃度というこ
とで機能性を高める為には、分散相の配合比率が80%
もあれば十分であり、分散相の配合比率を90%にまで
高めたからといって、特に際だった製品が得られるわけ
では無く、いたずらに分散相の配合比率を高める必然性
は低い。したがって、従来からの方法では作成が非常に
困難であった、分散相の配合比率を50〜80%程度と
しうる本発明方法は、極めて有効である。しかも、既述
のごとく本発明方法では、分散相の配合比率が前記範囲
内の乳化物を、特に乳化剤量を大幅に増加させることも
なく、また、各種の増粘剤等の添加も必要とせず、非常
に簡便、かつ能率的に、しかも安定したエマルションを
得ることができる。なお、当然の事ながら、分散相の配
合比率が低い場合においても、予備乳化が正常に行なわ
れる限り、本発明方法は有効に適用出来る。
【0015】次に、本発明による乳化油脂組成物の具体
的な製造方法であるが、まず適当な乳化剤を添加した油
相及び水相を容器に入れ、ホモミキサーのような攪拌機
をセットして攪拌しながら、液体油脂の場合は常温で、
また、固形脂を含む場合にはその油脂が液状になる温
度、即ち通常では常温〜70℃度程度で加熱溶解、及び
混合、乳化を行う。この予備乳化を行った後、攪拌時に
取り込まれた空気を除去する為に脱気を行う。脱気は静
置あるいは真空のいずれでも良く、脱気時間は通常10
分もあれば充分である。
【0016】このようにして予備乳化及び脱気された乳
化物を、窒素ガス等の気体またはポンプあるいは両者を
併用して多孔質構造体へ定量的に送り込む。本発明方法
では、平均通速度が多孔質構造体面積1m2 あたり1〜
1000Kg/分の範囲で目的とする安定なエマルショ
ンが得られる。
【0017】多孔質構造体を通過させることで得られる
エマルションの粒子径は、用いる多孔質構造体の孔径に
関係し、通常、得られるエマルションの粒子径は、多孔
質構造体の孔径に対して1〜5倍程度の平均粒子径にコ
ントロールされる。従って、細孔の孔径を変えること
で、エマルションの粒子径を任意にコントロールする事
が出来る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例に基づいて更
に詳細に説明するが、本発明は、これらにより制限され
るものではない。尚、実施例、比較例に示される「部」
および「%」は、いずれも重量基準である。
【0019】(1)O/W型エマルション(O/W=6
/4)の作成例 (実施例1) (1-1) 油相の調製 とうもろこし油60部を60℃に加熱し、ケミスターラ
(TOKYO RIKAKIKAI CO.,LTD製、
B−100型)で攪拌(620rpm)しながら、これ
にポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(品名:
SYグリスター、CR−500:坂本薬品工業株式会社
製)を2.0%添加溶解した。溶解終了後、油相の温度
を20℃にすべく温調した。 (1-2) 水相の調製 水40部を60℃に加熱し、ケミスターラーで攪拌(6
20rpm)しながらHLB=15のポリグリセリン脂
肪酸エステル(品名:SYグリスター、ML−750:
坂本薬品工業株式会社製)を2.0%添加溶解した。溶
解終了後、水相の温度を20℃にすべく温調した。 (1-3) 予備乳化W/O型エマルションの作成 上記のように調製された油相部に、水相部を徐々に添加
し、ケミスターラーで20分攪拌した(620rp
m)。攪拌終了後、10分間静置して脱気を行いW/O
型エマルションを得た。 (1-4) O/W型エマルションの作成 予備乳化されたW/O型エマルションを、内径9.0m
m、外径10.0mm、長さ100.0mm、平均孔径
dp=2.70μm、の多孔質ガラス膜(商品名:MP
G:伊勢化学株式会社製)に1Kg/分の平均通過速度
で通過させて転相させることにより、O/W型エマルシ
ョンを得た。得られたエマルションは24時間後も転
相、分離は見られず、充分に安定なものであった。
【0020】(比較例1a)従来の膜乳化法 実施例1(1−2)と同様にして調製された水相部に、実施
例1(1-1) と同様にして調製された油相部を、内径9.
0mm、外径10.0mm、長さ100.00mm、平
均孔径dp=2.70μm、の多孔質ガラス膜(商品
名:MPG:伊勢化学株式会社製)を装着した多孔質モ
ジュールを通して圧入し、O/W型エマルションを得
た。しかしながら、エマルションの生成速度は平均0.
02Kg/分までしか速めることが出来なかった。ま
た、得られたエマルションは、若干の油相、水相の分離
が見られた。
【0021】(比較例1b)機械的攪拌法 実施例1(1-2) と同様にして調製された水相部に、実施
例1(1-1) と同様にして調製された油相部をケミスター
ラーで攪拌(620rpm)しながら徐々に添加した
が、油相を加え終えた直後に転相が起こり、O/Wエマ
ルションは得ることが出来なかった。
【0022】(2)O/W型エマルション(O/W=7
/3)の作成例 (実施例2) (2-1) 油相の調製 とうもろこし油70部を60℃に加熱し、ケミスターラ
(TOKYO RIKAKIKAI CO,.LTD製、
B−100型)で攪拌(620rpm)しながら、これ
にポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(品名:
SYグリスター、CR−500:坂本薬品工業株式会社
製)を2.0%添加溶解した。溶解終了後、油相の温度
を20℃にすべく温調した。 (2-2) 水相の調製 水30部を60℃に加熱し、ケミスターラーで攪拌(6
20rpm)しながらHLB=15のポリグリセリン脂
肪酸エステル(品名:SYグリスター、ML−750:
坂本薬品工業株式会社製)を2.0%添加溶解した。溶
解終了後、水相の温度を20℃にすべく温調した。 (2-3) 予備乳化W/O型エマルションの作成 上記のように調製された油相部に、水相部を徐々に添加
し、ケミスターラーで20分攪拌した(620rp
m)。攪拌終了後、10分間静置して脱気を行い、W/
O型エマルションを得た。 (2-4) O/W型エマルションの作成 予備乳化されたW/O型エマルションを、内径9.0m
m、外径10.0mm、長さ100.0mm、平均孔径
dp=2.70μm、の多孔質ガラス膜(商品名:MP
G:伊勢化学株式会社製)に1Kg/分の平均通過速度
で通過させて転相させることにより、O/W型エマルシ
ョンを得た。得られたエマルションは、実施例1と同様
に充分に安定なものであった。
【0023】(比較例2a)従来の膜乳化法 実施例2(2-2) と同様にして調製された水相部に、実施
例2(2-1) と同様にして調製された油相部を、内径9.
0mm、外径10.0mm、長さ100.0、平均孔径
dp=2.70μm、の多孔質ガラス膜(商品名:MP
G:伊勢化学株式会社製)を装着した多孔質モジュール
を通して圧入したが、一部の油相、水相は分離してお
り、安定なO/W型エマルションを得ることが出来なか
った。
【0024】(比較例2b)機械的攪拌法 実施例2(2-2) と同様にして調製された水相部に、実施
例2(2-1) と同様にして調製された油相部をケミスター
ラーで攪拌(620rpm)しながら徐々に添加した
が、油相を加え終える前に転相が起こり、O/W型エマ
ルションは得ることが出来なかった。
【0025】(3)O/W型エマルション(O/W=8
/2)の作成例 (実施例3) (3-1) 油相の調製 とうもろこし油80部を60℃に加熱し、ケミスターラ
(TOKYO RIKAKIKAI CO,.LTD製、
B−100型)で攪拌(620rpm)しながら、これ
にポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(品名:
SYグリスター、CR−500:坂本薬品工業株式会社
製)を2.0%添加溶解した。溶解終了後、油相の温度
を20℃にすべく温調した。 (3-2) 水相の調製 水20部を60℃に加熱し、ケミスターラーで攪拌(6
20rpm)しながらHLB=15のポリグリセリン脂
肪酸エステル(品名:SYグリスター、ML−750:
坂本薬品工業株式会社製)を2.0%添加溶解した。溶
解終了後、水相の温度を20℃にすべく温調した。 (3-3) 予備乳化W/O型エマルションの作成 上記のように調製された油相部に、水相部を徐々に添加
し、ケミスターラーで20分攪拌した(620rp
m)。攪拌終了後、10分間静置して脱気を行い、W/
O型エマルションを得た。 (3-4) O/W型エマルションの作成 予備乳化されたW/O型エマルションを、内径9.0m
m、外径10.0mm、長さ100.0mm、平均孔径
dp=2.70μm、の多孔質ガラス膜(商品名:MP
G:伊勢化学株式会社製)に1Kg/分の平均通過速度
で通過させて転相させることにより、O/W型エマルシ
ョンを得た。得られたエマルションは、かなり高粘度で
あったが、実施例1と同様に安定なものであった。
【0026】(比較例3a)従来の膜乳化法 実施例3(3-2) と同様にして調製された水相部に、実施
例3(3-1) と同様にして調製された油相部を、内径9.
0mm、外径10.0mm、長さ100.0、平均孔径
dp=2.70μm、の多孔質ガラス膜(商品名:MP
G:伊勢化学株式会社製)を装着した多孔質モジュール
を通して圧入したが、ほとんどの油相、水相は分離して
おり、O/W型エマルションは得ることが出来なかっ
た。
【0027】(比較例3b)機械的攪拌法 実施例3(3-2) と同様にして調製された水相部に、実施
例3(3-1) と同様にして調製された油相部をケミスター
ラーで攪拌(620rpm)しながら徐々に添加した
が、油相を加え終える前に転相が起こり、O/W型エマ
ルションは得ることが出来なかった。
【0028】(4)W/O型エマルション(W/O=6
/4)の作成例 (実施例4) (4-1) 油相の調製 とうもろこし油40部を60℃に加熱し、ケミスターラ
(TOKYO RIKAKIKAI CO.,LTD製、
B−100型)で攪拌(620rpm)しながら、これ
にポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(品名:
SYグリスター、CR−500:坂本薬品工業株式会社
製)を2.0%添加溶解した。溶解終了後、油相の温度
を20℃にすべく温調した。 (4-2) 水相の調製 水60部を60℃に加熱し、ケミスターラーで攪拌(6
20rpm)しながらHLB=11のポリグリセリン脂
肪酸エステル(品名:SYグリスター、MO−500:
坂本薬品工業株式会社製)を2.0%添加溶解した。溶
解終了後、水相の温度を20℃にすべく温調した。 (4-3) 予備乳化O/W型エマルションの作成 上記のように調製された水相部に、油相部を徐々に添加
し、ケミスターラーで20分攪拌した(620rp
m)。攪拌終了後、10分間静置して脱気を行い、O/
W型エマルションを得た。 (4-4) W/O型エマルションの作成 予備乳化されたO/W型エマルションを、直径90m
m、平均孔径dp=1.0μm、の疎水性多孔質PTF
E膜(アドバンテック株式会社製)に1Kg/分の平均
通過速度で通過させてW/O型エマルションを得た。得
られたエマルションは、実施例1と同様に充分に安定な
ものであった。
【0029】(比較例4a)従来の膜乳化法 実施例4(4-1) と同様にして調製された油相部に、実施
例4(4-2) と同様にして調製された水相部を、直径90
mm、平均孔径dp=1.0μm、の疎水性多孔質PT
FE膜(アドバンテック株式会社製)を装着した多孔質
モジュールを通して圧入し、W/O型エマルションを得
た。しかしながらエマルションの生成速度は平均0.0
2kg/分までしか速めることが出来なかった。また、
得られたエマルションは、若干の油相、水相の分離が見
られた。
【0030】(比較例4b)機械的攪拌法 実施例4(4-1) と同様にして調製された油相部に、実施
例4(4-2) と同様にして調製された水相部をケミスター
ラーで攪拌(620rpm)しながら徐々に添加した
が、水相を加え終えた直後に転相が起こり、W/O型エ
マルションを得ることが出来なかった。
【0031】(5)W/O型エマルション(W/O=7
/3)の作成例 (実施例5) (5-1) 油相の調製 とうもろこし油30部を60℃に加熱し、ケミスターラ
(TOKYO RIKAKIKAI CO,.LTD製、
B−100型)で攪拌(620rpm)しながら、これ
にポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(品名:
SYグリスター、CR−500:坂本薬品工業株式会社
製)を2.0%添加溶解した。溶解終了後、油相の温度
を20℃にすべく温調した。 (5-2) 水相の調製 水70部を60℃に加熱し、ケミスターラーで攪拌(6
20rpm)しながらHLB=11のポリグリセリン脂
肪酸エステル(品名:SYグリスター、MO−500:
坂本薬品工業株式会社製)を2.0%添加溶解した。溶
解終了後、水相の温度を20℃にすべく温調した。 (5-3) 予備乳化O/W型エマルションの作成 上記のように調製された水相部に、油相部を徐々に添加
し、ケミスターラーで20分攪拌した(620rp
m)。攪拌終了後、10分間静置して脱気を行い、O/
W型エマルションを得た。 (5-4) W/O型エマルションの作成 予備乳化されたO/W型エマルションを、直径90m
m、平均孔径dp=1.0μm、の疎水性多孔質PTF
E膜(アドバンテック株式会社製)に1Kg/分の平均
通過速度で通過させて転相させることにより、W/O型
エマルションを得た。得られたエマルションは、実施例
1と同様に充分に安定なものであった。
【0032】(比較例5a)従来の膜乳化法 実施例5(5-1) と同様にして調製された油相部に、実施
例5(5-2) と同様にして調製された水相部を、直径90
mm、平均孔径dp=1.0μm、の疎水性多孔質PT
FE膜(アドバンテック株式会社製)を装着した多孔質
モジュールを通して圧入したが、一部の油相、水相は分
離しており、安定なW/O型エマルションを得ることが
出来なかった。
【0033】(比較例5b)機械的攪拌法 実施例5(5-1) と同様にして調製された油相部に、実施
例5(5-2) と同様にして調製された水相部をケミスター
ラーで攪拌(620rpm)しながら徐々に添加した
が、水相を加え終える前に転相が起こり、W/Oエマル
ションは得ることが出来なかった。
【0034】(6)W/O型エマルション(W/O=8
/2)の作成例 (実施例6) (6-1) 油相の調製 とうもろこし油20部を60℃に加熱し、ケミスターラ
(TOKYO RIKAKIKAI CO.,LTD製、
B−100型)で攪拌(620rpm)しながら、これ
にポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(品名:
SYグリスター、CR−500:坂本薬品工業株式会社
製)を2.0%添加溶解した。溶解終了後、油相の温度
を20℃にすべく温調した。 (6-2) 水相の調製 水80部を60℃に加熱し、ケミスターラーで攪拌(6
20rpm)しながらHLB=11のポリグリセリン脂
肪酸エステル(品名:SYグリスター、MO−500:
坂本薬品工業株式会社製)を2.0%添加溶解した。溶
解終了後、水相の温度を20℃にすべく温調した。 (6-3) 予備乳化O/W型エマルションの作成 上記のように調製された水相部に、油相部を徐々に添加
し、ケミスターラーで20分攪拌した(620rp
m)。攪拌終了後、10分間静置して脱気を行い、O/
W型エマルションを得た。 (6-4) W/Oエマルションの作成 予備乳化されたO/Wエマルションを、直径90mm、
平均孔径dp=1.0μm、の疎水性多孔質PTFE膜
(アドバンテック株式会社製)に1Kg/分の平均通過
速度で通過させて転相させることにより、W/O型エマ
ルションを得た。得られたエマルションは、かなり高粘
度であったが、実施例1と同様に安定なものであった。
【0035】(比較例6a)従来の膜乳化法 実施例6(6-1) と同様にして調製された油相部に、実施
例6(6-2) と同様にして調製された水相部を、直径90
mm、平均孔径dp=1.0μm、の疎水性多孔質PT
FE膜(アドバンテック株式会社製)を装着した多孔質
モジュールを通して圧入したが、一部の油相、水相は分
離しており、安定なW/O型エマルションを得ることは
出来なかった。
【0036】(比較例6b)機械的攪拌法 実施例6(6-1) と同様にして調製された油相部に、実施
例6(6-2) と同様にして調製された水相部をケミスター
ラーで攪拌(620rpm)しながら徐々に添加した
が、水相部を加え終える前に転相が起こり、W/O型エ
マルションは得ることは出来なかった。
【0037】(7)親水性PTFE膜を使用したO/W
型エマルション(O/W=7/3)の作成例 (実施例7) (7-1) 予備乳化W/O型エマルションの作成 実施例2(2-1) と同様にして得られた油相部に、実施例
2(2-2) と同様にして得られた水相部を徐々に添加し、
ケミスターラーで20分間攪拌した(620rpm)。
攪拌終了後、10分間静置して脱気を行い、W/O型エ
マルションを得た。 (7-2) O/W型エマルションの作成 予備乳化されたW/O型エマルションを、直径90m
m、平均孔径dp=1.0μm、の親水性多孔質PTF
E膜(アドバンテック株式会社製)に1Kg/分の平均
通過速度で通過させることにより、O/W型エマルショ
ンを得た。得られたエマルションは、実施例2と同様に
安定性の高いものであった。
【0038】(8)親水性多孔質ノズルを使用したO/
W型エマルション(O/W=7/3)の作成例 (実施例8) (8-1) 予備乳化W/O型エマルションの作成 実施例2(2-1) と同様にして得られた油相部に、実施例
2(2-2) と同様にして得られた水相部を徐々に添加し、
ケミスターラーで20分間攪拌した(620rpm)。
攪拌終了後、10分間静置して脱気を行い、W/O型エ
マルションを得た。 (8-2) O/W型エマルションの作成 予備乳化されたW/O型エマルションを、細孔穿設ゲー
トを有する装置(中国化薬株式会社製、コーズマゼラー
NH−30S)に細孔径の異なる各種の細孔穿設ゲート
及び2個の偏心孔を形成したゲートを装着した乳化ノズ
ルに、1Kg/分の平均通過速度で圧入し、転相させる
ことによりO/W型エマルションを得た。得られたエマ
ルションは、実施例2と同様に安定性の高いものであっ
た。
【0039】以上の実施例、比較例によって得られた乳
化物の安定性を以下の表1にまとめた。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る乳化油脂組
成物の製造方法は、分散相の配合比率が高い乳化油脂組
成物を、非常に簡便、かつ効率的に製造でき、しかも安
定した乳化物を得ることができる。このように、従来の
製造方法では不可能であった分散相の配合比率が高い乳
化物が得られることより、本発明の方法、およびこの方
法により得られる、分散相の配合比率が高い乳化油脂組
成物は、様々な分野での新規な応用が期待される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳化油脂組成物を、多孔質構造体を通過
    させることにより、内相と外相との乳化形態を転相させ
    ることを特徴とする乳化油脂組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 予め作成した乳化油脂組成物を、多孔質
    構造体を通過させることにより、内相と外相との乳化形
    態を転相させることを特徴とする乳化油脂組成物の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 予め作成した油中水型乳化油脂組成物
    を、親水性の多孔質構造体を通過させることで、水相と
    油相とを転相させて水中油型乳化油脂組成物とすること
    を特徴とする乳化油脂組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 予め作成した水中油型乳化油脂組成物
    を、疎水性の多孔質構造体を通過させることで、油相と
    水相とを転相させて油中水型乳化油脂組成物とすること
    を特徴とする乳化油脂組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 多孔質構造体が多孔質膜であることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の乳化油脂組成
    物の製造方法。
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