JPH09234172A - 簡易トイレ - Google Patents

簡易トイレ

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Publication number
JPH09234172A
JPH09234172A JP8069350A JP6935096A JPH09234172A JP H09234172 A JPH09234172 A JP H09234172A JP 8069350 A JP8069350 A JP 8069350A JP 6935096 A JP6935096 A JP 6935096A JP H09234172 A JPH09234172 A JP H09234172A
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JP
Japan
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toilet
container
excrement
manure
urine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8069350A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoshichi Sato
正七 佐藤
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Individual
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Individual
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 糞尿をくさい臭いを出さない状態で簡単に処
理できるような簡易トイレが望まれていた。 【解決手段】 この発明に係る簡易トイレは、生石灰を
主成分とする糞尿処理剤、便座及び混合具を便器兼用容
器内に収納してなるものである。ここで、前記糞尿処理
剤は生石灰を90%以上含有しているのが好ましい。ま
た、前記糞尿処理剤は脂肪酸を含有しているものが好ま
しい。前記便器兼用容器の上縁に前記便座を載せられよ
うにしてもよい。また、糞尿処理剤は子袋に分けて入れ
ておいてもよい。更に、前記便器兼用容器に転倒防止具
を付設してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば地震等の
災害時、渋滞している車の中等において使用するのに好
適な簡易トイレに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トイレは、糞尿を水とともに下
水道に流す水洗式のものと、タンクに溜めておく汲み取
り式のものに大別することができる。水洗式のものの場
合、糞尿は水とともに下水道に流され、下水処理場で処
理される。汲み取り式のものの場合、バキュームカーが
来てタンクから糞尿を汲み取り、下水処理場に運ばれて
処理される。
【0003】下水処理場において、糞尿を含む汚水は浄
化槽に溜められ、ここで糞尿中の有機物はバクテリアの
呼吸作用の利用によって酸化除去され、その後、水分は
何段階かの処理を経て浄化され、河川に放流される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大きな地震
が起きると、水道が止まり、トイレが使用できなくな
り、各家庭では糞尿が大量に溜まってしまう。大量に溜
まった糞尿からはくさい臭いが発散し続け、そのままに
しておくとこの臭いにより生活環境が著しく悪化してし
まう。そこで、一般には糞尿をポリ袋に入れ、密閉状態
でとりあえず保管しておく方法が採られている。
【0005】しかし、ポリ袋は破損し易く、保管中に破
損して破損箇所から糞尿が漏れ出し、辺りにくさい臭い
を発散させてしまうことが多い。また、ポリ袋に入れら
れた糞尿は時間とともに腐敗が進行してくさいガスが溜
り、その圧力でポリ袋からくさいガスが漏れ出してしま
う。このため、糞尿の簡易かつ有効な処理方法ないし処
理設備が望まれていた。
【0006】また、高速道路等において自動車が長時間
渋滞した場合、尿意または便意を催しても、自動車から
外へ出て用を足すことができないので、サービスエリア
まで我慢するしかない。子供などの場合、我慢できない
ので、車内で簡易トイレを用いて行なっている。しか
し、従来の簡易トイレは吸水剤を用いたもので、小便用
なので、大便の方は用を足すことができない。このた
め、大便用にも使用できる簡易トイレが望まれていた。
【0007】この発明は、糞尿をくさい臭いを出さない
状態で簡単に処理することができる簡易トイレを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る簡易トイ
レは、生石灰を主成分とする糞尿処理剤、便座及び混合
具を便器兼用容器内に収納してなるものである。ここ
で、前記糞尿処理剤としては生石灰を90%以上含有し
ているものが好ましい。また、前記糞尿処理剤としては
脂肪酸を含有しているものが好ましい。
【0009】また、前記便器兼用容器の上縁に前記便座
が載せられるように、両方の形状が重なるようになって
いることが好ましい。また、前記便器兼用容器は密閉容
器になっていて、糞尿処理剤の劣化を防止するようにな
っているのが好ましい。また、前記糞尿処理剤は子袋に
分けて入れられているのが好ましい。更に、前記便器兼
用容器には転倒防止具が入れられ、使用するときには便
器兼用容器に取り付けられるようになっているのが好ま
しい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態に係
る簡易トイレの説明図である。10は便器兼用容器であ
り、便器兼用容器10内には、糞尿処理剤12、便座1
4及び混合具16が入っている。
【0011】便器兼用容器10は糞尿処理剤12の劣化
を防ぐために、密閉容器になっている。便器兼用容器1
0の上縁は、同図(c)に示すように、便座14が載る
ように、形状が同じになっている。便器兼用容器10に
は、同図(c)に示すように、転倒防止具18が付設さ
れている。
【0012】次に、この簡易トイレの使用方法について
説明する。まず、同図(b)に示すように、便器兼用容
器10内から糞尿処理剤12、便座14及び混合具16
を取り出す。次に、同図(c)に示すように、便器兼用
容器10の上縁に便座14を載せる。次に、この状態で
用を足し、続いて、同図(d)に示すように、便器兼用
容器10内に糞尿処理剤12を入れ、同図(e)に示す
ように、糞尿処理剤12と糞尿20とを混合具16で混
合する。
【0013】糞尿20と混合した糞尿処理剤12中の生
石灰は糞尿20中の水分と反応し、消石灰になるととも
に発熱する。そして、糞尿20中の水分の一部はこの反
応によって消石灰中に吸収され、また、他の水分はこの
熱によって蒸発し、泥状の糞尿20は乾燥した顆粒状の
ものになる。
【0014】しかも、糞尿20はこの反応熱によって殺
菌されると同時に、消石灰に包まれ、出来上がったもの
は糞尿の臭いが殆んどしなくなる。このものは、ポリ袋
に入れ、収集が行われるまで保管する。
【0015】なお、上記の簡易トイレにおいては、便器
兼用容器に転倒防止具を入れておいて、使用するときに
は便器兼用容器に転倒防止具を取り付けて便器兼用容器
が転倒しないようにしてもよい。また、糞尿処理剤の劣
化を防止するために、糞尿処理剤を子袋に分けて入れて
おき、使用するときには子袋を開けて使用するようにし
てもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、糞尿を顆粒状で、殆
んど臭いのない乾いた状態のものに処理することができ
るので、多量の糞尿を処理可能な時期まで保管しておく
ことができるという効果がある。
【0017】また、この発明によれば、糞尿に糞尿処理
剤を単に混合させるだけなので、糞尿を簡単に処理する
ことができるという効果がある。
【0018】また、この発明によれば、糞尿に混合させ
る糞尿処理剤が生石灰を主成分とする安価な組成物なの
で、糞尿を低コストで処理することができるという効果
がある。
【0019】また、この発明によれば、糞尿に糞尿処理
剤を単に混合させるだけなので、電源の無いところでも
糞尿を簡単に処理することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態である糞尿処理装
置の説明図である。
【符号の説明】
10 便器兼用容器 12 糞尿処理剤 14 便座 16 混合具 18 転倒防止具 20 糞尿

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生石灰を主成分とする糞尿処理剤、便座
    及び混合具を便器兼用容器内に収納してなる簡易トイ
    レ。
  2. 【請求項2】 前記糞尿処理剤が生石灰を90%以上含
    有していることを特徴とする請求項1に記載の簡易トイ
    レ。
  3. 【請求項3】 前記糞尿処理剤が脂肪酸を含有している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の簡易トイレ。
  4. 【請求項4】 前記便器兼用容器の上縁に前記便座が載
    せられるようになっていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の簡易トイレ。
  5. 【請求項5】 前記便器兼用容器が密閉容器になってい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の簡
    易トイレ。
  6. 【請求項6】 前記糞尿処理剤が子袋に分けて入れられ
    ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の簡易トイレ。
  7. 【請求項7】 前記便器兼用容器に転倒防止具が入れら
    れていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の簡易トイレ。
JP8069350A 1996-02-28 1996-02-28 簡易トイレ Pending JPH09234172A (ja)

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JP8069350A JPH09234172A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 簡易トイレ

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ID=13400031

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009147977A1 (ja) * 2008-06-03 2009-12-10 株式会社エクセルシア 糞尿処理方法および糞尿処理装置
CN107920700A (zh) * 2015-07-31 2018-04-17 希布斯营销服务有限责任公司 坐便器设备和使用方法
US11857122B2 (en) 2020-07-07 2024-01-02 Coversan, Llc Modular portable toilet with rotary agitator

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JP5611823B2 (ja) * 2008-06-03 2014-10-22 株式会社エクセルシア 糞尿処理方法および糞尿処理装置
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