JPH0923396A - 頭部搭載型画像表示装置 - Google Patents

頭部搭載型画像表示装置

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JPH0923396A
JPH0923396A JP17167595A JP17167595A JPH0923396A JP H0923396 A JPH0923396 A JP H0923396A JP 17167595 A JP17167595 A JP 17167595A JP 17167595 A JP17167595 A JP 17167595A JP H0923396 A JPH0923396 A JP H0923396A
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Takeshi Matsui
健 松井
Akira Kawamura
彰 川村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者の頭部に搭載されて使用者に映像信号に
応じた再生画像を拡大画像として提供するにあたり、使
用者の頭部から外されることなく、使用者に外部を見る
ことができる状態を容易にとらせ得るようにする。 【解決手段】使用者の頭部に着脱自在に装着されて使用
される支持部材13と、画像表示部14を支持部材13
に回動変位可能に連結し、支持部材13が使用者の頭部
に装着されたとき、画像表示部14に、それに内蔵され
た光学系19が使用者の眼前に配置されることになる第
1の位置、及び、全体的に第1の位置から上方に回動変
位せしめられて使用者の眼前から除去されることになる
第2の位置を選択的にとらせる連結機構15L,15R
と、画像表示部14が第1の位置をとるとき、画像表示
部14の回動変位を規制する回動規制手段23とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の頭部に搭
載されて使用され、映像信号があらわす画像を再生表示
する画像再生手段とそれにより再生表示された画像を拡
大視可能とする光学系とを内蔵し、使用者の眼前に配さ
れる画像表示部を備えた、頭部搭載型画像表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】小型・軽量化が図られた携帯型画像表示
装置が種々提案されているが、斯かる携帯型画像表示装
置の一つとして、使用者の頭部に搭載されて使用される
頭部搭載型画像表示装置の開発も進められている。頭部
搭載型画像表示装置にあっては、例えば、夫々が極めて
小型で軽量なものとされたもとで映像信号があらわす画
像を再生表示する左画像再生パネル及び右画像再生パネ
ルから成る画像再生手段、及び、左画像表示パネル及び
右画像表示パネルに夫々対応するものとされ、左画像再
生パネル及び左画像再生パネルにより再生表示される画
像についての拡大視を可能とする左レンズ部及び右レン
ズ部から成る光学系が一つの匣体内に収められて構成さ
れる画像表示部が備えられる。そして、その画像表示部
の全体が使用者の眼前に配されて、使用者が、左レンズ
部及び右レンズ部を通じて、左画像再生パネル及び右画
像再生パネルにより再生表示される画像を拡大される状
態をもって見る状態がとられる。
【0003】画像表示部の全体が使用者の眼前に配され
るにあたっては、画像表示部が、例えば、ベルト状部材
により形成される支持部材に連結されて支持され、画像
表示部を支持した支持部材が、使用者の頭部にそれを巡
る状態とされて装着される。それにより、支持部材が使
用者の頭部に装着されるとき、支持部材によって支持さ
れた画像表示部が、それに収められた左レンズ部及び右
レンズ部を使用者の左眼及び右眼に夫々近接させる状態
をもって、使用者の眼前に位置せしめられる。
【0004】このような頭部搭載型画像表示装置は、極
めて小型な装置でありながら、使用者にとっては、恰
も、例えば、数メートル程度離隔した大型画像表示面に
表示される画像を見ているかのような感覚を得ることが
できるものとされ、しかも、使用者が、外部からの種々
な視覚上の干渉を受けることなく、画像を見ることに専
念することができるものとされる。さらに、頭部搭載型
画像表示装置によれば、使用者は、著しく立体感に富ん
だ画像を容易に楽しむこともできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くの頭部搭載
型画像表示装置が実用に供されるにあたっては、支持部
材を頭部に装着し、支持部材により支持された画像表示
部を眼前に位置させた使用者は、その視界が画像表示部
に収められた左レンズ部及び右レンズ部を通じて見る表
示画像に限られることになり、画像表示部の外部を見る
ことはできない。即ち、頭部搭載型画像表示装置は、そ
の使用者に、一旦、画像表示部を支持した支持部材を頭
部に装着すると、それを頭部から外さなければ外部を見
ることができないという不便をきたすことになる。
【0006】また、使用者が画像表示部を支持した支持
部材を頭部に装着するにあたっては、身体的条件を様々
とする多数の使用者の各々が、画像表示部を、眼前の適
正な位置に配すことができ、かつ、別段の負担を負うこ
となく、その適正な位置を長時間に亙って維持できるも
のとなすことは、通常では困難とされてしまう。
【0007】斯かる点に鑑み、本発明は、使用者の頭部
に搭載されて用いられるもとで、その使用者に映像信号
に応じた再生画像を拡大画像として提供するにあたり、
使用者の頭部から外されることなく、使用者に外部を見
ることができる状態をとらせることができ、しかも、使
用者に別段の負担をかけることなく、使用者の頭部に適
正に搭載された状態が長時間に亙って維持され得ること
になる、頭部搭載型画像表示装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る頭部搭載型画像表示装置は、映像信号
があらわす画像を再生表示する画像再生手段、及び、画
像再生手段において再生表示された画像を拡大視可能と
する光学系を内蔵した画像表示部と、使用者の頭部に着
脱自在に装着されて使用される支持部材と、画像表示部
を支持部材に回動変位可能に連結する連結機構と、画像
表示部に対する回動規制手段とを備え、連結機構が、画
像表示部が連結された支持部材が使用者の頭部に装着さ
れたとき、画像表示部に、光学系が使用者の眼前に配置
されることになる第1の位置、及び、画像表示部が全体
的に第1の位置から上方に回動変位せしめられて使用者
の眼前から除去されることになる第2の位置を選択的に
とらせるものとされ、また、回動規制手段が、画像表示
部が第1の位置をとるとき、その画像表示部の回動変位
を規制するものとされて、構成される。
【0009】画像再生手段は、例えば、対をなす左画像
表示部と右画像表示部とを含んで形成される。また、光
学系は、例えば、左画像表示部に対応して配された左レ
ンズ手段と右画像表示部に対応して配された右レンズ手
段とを含んで形成され、光学系が使用者の眼前に配置さ
れるとき、左レンズ手段及び右レンズ手段が夫々使用者
の左眼及び右眼に対応せしめられる。
【0010】また、連結機構により画像表示部が回動変
位可能に連結される支持部材は、例えば、相互係合機構
が夫々設けられた一端部及び他端部を有し、使用者の頭
部を巡る状態をもって該頭部に装着されるベルト状部材
を含んで形成され、相互係合機構は、使用者の頭部を巡
る状態をもってその頭部に装着されるベルト状部材につ
いての長さ調整手段を構成する。
【0011】上述の如くに構成される本発明に係る頭部
搭載型画像表示装置にあっては、画像表示部を支持部材
に回動変位可能に連結する連結機構が、画像表示部が連
結された支持部材が使用者の頭部に装着されたとき、画
像表示部に、光学系が使用者の眼前に配置されることに
なる第1の位置、及び、画像表示部が全体的に第1の位
置から上方に回動変位せしめられて使用者の眼前から除
去されることになる第2の位置を選択的にとらせるもの
とされる。それにより、画像表示部が連結された支持部
材を頭部に装着した使用者は、頭部から支持部材を外す
ことなく、第1の位置をとる画像表示部を回動変位させ
て第2の位置をとるものとなすことにより、容易に外部
を見ることができることになる。
【0012】また、支持部材が、例えば、使用者の頭部
を巡る状態をもってその頭部に装着されるベルト状部材
を含んで形成され、そのベルト状部材が、一端部及び他
端部に長さ調整手段を構成する相互係合機構が夫々設け
られたものとされる。それにより、本発明に係る頭部搭
載型画像表示装置は、画像表示部が連結された支持部材
が使用者の頭部に装着されるにあたり、身体的条件を様
々とする多数の使用者の各々に対して、別段の負担をか
けることなく、各使用者の頭部に適正に搭載された状態
が長時間に亙って維持され得るものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る頭部搭載型
画像表示装置の一例を示す。
【0014】図1に示される例においては、ベルト状部
材11と両端がベルト状部材11に連結された補助ベル
ト状部材12とを含んで構成された支持部材13に、画
像表示部14の左端部及び右端部が、夫々、連結機構1
5L及び15Rにより、支持部材13に対して回動可能
な状態をもって連結されている。それにより、画像表示
部14は、その全体が、連結機構15L及び15Rによ
って支持部材13に回動可能に連結されている。支持部
材13は、装置の使用者の頭部に装着されて使用される
ものとされており、支持部材13が使用者の頭部に装着
されるにあたっては、ベルト状部材11が使用者の頭部
を巡る状態をもってその頭部に装着され、補助ベルト状
部材12が使用者の頭部上に配されるようにされる。
【0015】画像表示部14は、映像信号があらわす画
像を再生表示する画像再生手段16を構成する、対をな
す左画像表示部17Lと右画像表示部17Rと、画像再
生手段16において再生表示された画像を拡大視可能と
する光学系19を構成する、左レンズ手段18Lと右レ
ンズ手段18Rとを内蔵している。左レンズ手段18L
及び右レンズ手段18Rは、左画像表示部17L及び右
画像表示部17Rに夫々対応するものとされて配されて
いる。
【0016】左画像表示部17L及び右画像表示部17
Rの夫々は、例えば、極めて小型な画像表示液晶パネル
を備えたものとされ、また、左レンズ手段18L及び右
レンズ手段18Rの夫々は、複数のレンズ単体の組合せ
によって形成される。
【0017】連結機構15Lは、取付部材20Lにより
一端部が支持部材13に取り付けられて支持部材13か
ら伸びる支持アーム部材21L,支持アーム部材21L
に画像表示部14の左端部を回動可能に取り付ける取付
部材22L、及び、画像表示部14の左端部と連結機構
15Lとの連結状態及び画像表示部14の右端部と連結
機構15Rとの連結状態をあらわす図2に示される如く
の、取付部材22Lによって支持アーム部材21Lに回
動可能に取り付けられた画像表示部14の左端部を、所
定の方向に付勢するトグルばね部材29Lを含んで構成
されている。同様に、連結機構15Rは、取付部材20
Rにより一端部が支持部材13に取り付けられて支持部
材13から伸びる支持アーム部材21R,支持アーム部
材21Rに画像表示部14の右端部を回動可能に取り付
ける取付部材22R、及び、図2に示される如くの、取
付部材22Rによって支持アーム部材21Rに回動可能
に取り付けられた画像表示部14の右端部を、所定の方
向に付勢するトグルばね部材29Rを含んで構成されて
いる。
【0018】さらに、図1に示される例においては、図
1及び図2に示される如く、連結機構15L及び15R
に対する画像表示部14の回動変位を規制する回動規制
手段23が設けられている。この回動規制手段23は、
連結機構15Rを構成する支持アーム部材21Rに、画
像表示部14を、トグルばね部材29L及び29Rによ
る付勢力に抗して係止する状態と、画像表示部14を支
持アーム部材21Rに対する係止から解放する状態とを
選択的にとる係止部材24、及び、係止部材24に連結
されて成る、係止部材24を手動制御するための操作部
材25を含んで構成されている。
【0019】係止部材24と操作部材25とは一体的に
形成されていて、支持アーム部材21Rをその他端部に
おいて貫通し、支持アーム部材21Rに対する貫通方向
に移動可能とされている。そして、係止部材24は、コ
字状に屈曲したものとされていて支持アーム部材21R
の他端部から画像表示部14の右端部側に伸び、その先
端部分が画像表示部14の右端部に設けられた透孔14
Hに係合する状態を選択的にとる。係止部材24の先端
部分が透孔14Hに係合する状態とされるとき、それに
よって、画像表示部14が、トグルばね部材29L及び
29Rによる付勢力に抗して、支持アーム部材21Rに
係止されることになり、また、係止部材24の先端部分
が透孔14Hに係合しない状態とされるとき、画像表示
部14が、支持アーム部材21Rに対する係止から解放
されて、トグルばね部材29L及び29Rによる付勢力
に応じた回動変位を行う。
【0020】また、操作部材25は、支持アーム部材2
1Rの他端部から、画像表示部14の右端部に設けられ
た切欠き14Cを通じて、外方に突出するものとされて
おり、この操作部材25と支持アーム部材21Rの他端
部との間には、コイルばね部材26が配されている。コ
イルばね部材26は、一体的に形成された操作部材25
及び係止部材24を支持アーム部材21Rに対して外方
に付勢しており、それにより、係止部材24は、その先
端部分が画像表示部14の右端部に設けられた透孔14
Hに係合する方向に付勢されていることになる。
【0021】ベルト状部材11と補助ベルト状部材12
とを含んで成る支持部材13にあっては、補助ベルト状
部材12の両端のベルト状部材11との連結が、支持ア
ーム部材21Lの一端部を支持部材13に取り付ける取
付部材20L、及び、支持アーム部材21Rの一端部を
支持部材13に取り付ける取付部材20Rによって夫々
なされている。そして、補助ベルト状部材12の中央部
には、長さ調整手段12Aが設けられている。
【0022】また、ベルト状部材11の一端部11L及
び他端部11Rには、相互係合機構27を構成する被係
合部材27L及び可動係合部材27Rが夫々設けられて
いる。被係合部材27Lは、ベルト状部材11の一端部
11Lに、例えば、ゴム部材等の弾性材料によって形成
された伸縮部材28を介して連結されており、また、可
動係合部材27Rは、ベルト状部材11の他端部11R
に回動可能とされて連結されている。
【0023】このような被係合部材27Lと可動係合部
材27Rとにより構成される相互係合機構27にあって
は、図3のA,B及びCに示される如く、被係合部材2
7Lに、その外面側において複数の平行溝部30が設け
られており、また、可動係合部材27Rには、ベルト状
部材11の他端部11Rに対して回動する、内側に向っ
て湾曲する回動湾曲板部31と、回動湾曲板部31にそ
れに対して回動可能に連結され、被係合部材27Lに設
けられた複数の平行溝部30のいずれかに係合する先端
部を有した回動係合片部32とが設けられている。
【0024】そして、図3のAに示される如くに、被係
合部材27Lの外面側に設けられた複数の平行溝部30
のいずれかに、可動係合部材27Rに設けられた回動係
合片部32の先端部が係合せしめられたもとで、図3の
Bに示される如くに、可動係合部材27Rに設けられた
回動湾曲板部31及び回動係合片部32の両者が、被係
合部材27Lに向けて回動せしめられ、それにより、可
動係合部材27Rの全体が被係合部材27Lに近接せし
められて、図3のCに示される如くに、被係合部材27
Lに対して可動係合部材27Rの全体が重ねられる状態
がとられることにより、被係合部材27Lと可動係合部
材27Rとが相互係合状態におかれる。このようにし
て、被係合部材27Lと可動係合部材27Rとが相互係
合状態におかれるとき、ベルト状部材11の一端部11
Lと他端部11Rとが、被係合部材27Lと可動係合部
材27Rとを介して、相互連結されることになり、その
結果、ベルト状部材11は環状体を形成する。
【0025】その際、可動係合部材27Rに設けられた
回動係合片部32の先端部が係合する、被係合部材27
Lの外面側に設けられた平行溝部30が選択されること
により、環状体を形成するベルト状部材11の長さが調
整される。即ち、被係合部材27Lと可動係合部材27
Rとにより構成される相互係合機構27は、ベルト状部
材11についての長さ調整手段を形成しているのであ
る。
【0026】また、相互連結状態におかれた被係合部材
27L及び可動係合部材27Rに対して、可動係合部材
27Rの全体が被係合部材27Lから離隔するように回
動せしめられる操作が行われることにより、被係合部材
27Lと可動係合部材27Rとの相互係合状態が解かれ
る。それによって、ベルト状部材11の一端部11Lと
他端部11Rとが、相互連結状態から解放されることに
なる。
【0027】このようなもとで、図1に示される例が実
際に使用されるにあたっては、例えば、先ず、支持部材
13に連結機構15L及び15Rによって回動可能に連
結された画像表示部14が、図1及び図2に示される如
くに、回動規制手段23を構成する係止部材24の先端
部分が画像表示部14の右端部に設けられた透孔14H
に係合した状態におかれることにより、トグルばね部材
29L及び29Rによる付勢力に抗して、連結機構15
Rを構成する支持アーム部材21Rに係止された状態と
される。そして、斯かる画像表示部14を連結機構15
L及び15Rを介して支持した支持部材13が、画像表
示部14を使用者の顔面側に位置させるようにして、使
用者の頭部に装着され、それにより、図1に示される例
の全体が使用者の頭部に搭載される。
【0028】支持部材13が使用者の頭部に装着される
際には、図3のA,B及びCが参照されて上述された如
くにして、ベルト状部材11の一端部11L及び他端部
11Rに夫々設けられた、相互係合機構27を構成する
被係合部材27Lと可動係合部材27Rとが相互係合状
態におかれるものとされ、それにより、ベルト状部材1
1が環状体を形成するものとされる。そして、環状体を
成すベルト状部材11が、使用者の頭部にその頭部を巡
るものとされて装着され、また、それに伴って、補助ベ
ルト状部材12が使用者の頭部上に配される。
【0029】その際、相互係合機構27によって形成さ
れる長さ調整手段によるベルト状部材11の長さ調整が
行われ、さらには、補助ベルト状部材12に設けられた
長さ調整手段12Aによる補助ベルト状部材12につい
ての長さ調整が行われて、環状体を成すベルト状部材1
1及び補助ベルト状部材12が、使用者の頭部に適合す
るものとされる。それにより、図1に示される例は、身
体的条件を様々とする多数の使用者の各々に対して、別
段の負担をかけることなく、使用者の頭部に適正に搭載
された状態がとられるとともに、その状態が長時間に亙
って維持され得るものとされることになる。
【0030】また、相互係合状態におかれた相互係合機
構27を構成する被係合部材27L及び可動係合部材2
7Rにあっては、被係合部材27Lをベルト状部材11
の一端部11Lに連結する伸縮部材28の弾性力(引張
力)の作用、さらには、可動係合部材27Rに備えられ
た、内側に向って湾曲する回動湾曲板部31の作用によ
り、ベルト状部材11が使用者の頭部にその頭部を巡る
ものとされて装着されもとにおいて、相互係合状態が安
定に維持される。
【0031】そして、このようにして、連結機構15R
を構成する支持アーム部材21Rに係止された画像表示
部14を、連結機構15L及び15Rを介して支持した
支持部材13が、画像表示部14を使用者の顔面側に位
置させるようにして、使用者の頭部に装着されると、画
像表示部14が、それに内蔵された光学系19を形成す
る左レンズ手段18L及び右レンズ手段18Rが使用者
の左眼及び右眼に夫々対応せしめられるもとで、使用者
の眼前に近接配置される。そして、必要に応じて、使用
者の左眼及び右眼に夫々近接せしめられた左レンズ手段
18L及び右レンズ手段18Rの位置が、画像表示部1
4に備えられた光学系調整機構(図示は省略されてい
る)によって調整された後、使用者が、左レンズ手段1
8L及び右レンズ手段18Rを通じて、画像表示部14
に内蔵された、画像再生手段16を構成する左画像表示
部17L及び右画像表示部17Rにより再生表示される
画像を、拡大画像として見ることができる状態がとられ
る。
【0032】左画像表示部17L及び右画像表示部17
Rにより再生表示される画像は、外部から画像表示部1
4に供給される映像信号に基づくものとされ、その映像
信号によっては、使用者が、立体画像として捉えること
ができるものとされる。
【0033】斯かるもとで、回動規制手段23を構成す
る操作部材25が、コイルばね部材26の付勢力に抗し
て、画像表示部14の右端部の内側に向かって押し込ま
れると、操作部材25と一体的に形成された係止部材2
4が、操作部材25の移動に伴って、画像表示部14の
右端部の内側へと移動せしめられる。それにより、係止
部材24の先端部分が、図1及び図2に示される如くの
画像表示部14の右端部に設けられた透孔14Hに係合
した状態から、透孔14Hとの係合を解除する状態に移
行せしめられる。
【0034】その結果、画像表示部14が、トグルばね
部材29L及び29Rによる付勢力に抗して連結機構1
5Rを構成する支持アーム部材21Rに係止された状態
から解放され、トグルばね部材29L及び29Rによる
付勢力によって自動的に、図4において一点鎖線により
示される、それに内蔵された左レンズ手段18L及び右
レンズ手段18Rにより形成される光学系19が使用者
の眼前に近接配置されることになる位置から、図4にお
いて実線により示される如くに、連結機構15L及び1
5Rを夫々構成する支持アーム部材21L及び21Rに
対し全体的に上方に回動変位せしめられて使用者の眼前
から除去されることになる位置をとるものとされる。
【0035】トグルばね部材29L及び29Rによる付
勢力によって上方に回動変位せしめられる画像表示部1
4は、図示が省略された所定のストッパ部によって回動
変位が規制され、トグルばね部材29L及び29Rによ
る付勢力により、使用者の眼前から除去された位置に安
定に保持される。
【0036】このようにして、画像表示部14が、それ
に内蔵された左レンズ手段18L及び右レンズ手段18
Rにより形成される光学系19が使用者の眼前に近接配
置されることになる位置から、上方に回動変位せしめら
れて使用者の眼前から除去されることになる位置をとる
もとにおいては、使用者は、画像表示部14の外部を見
ることができる状態におかれることになる。従って、使
用者は、眼前に近接配置された光学系19を形成する左
レンズ手段18L及び右レンズ手段18Rを通じて、画
像表示部14に内蔵された左画像表示部17L及び右画
像表示部17Rにより再生表示される画像を、拡大画像
として見ることができる状態にあるとき、回動規制手段
23を構成する操作部材25を押し込むだけの極めて簡
単な操作を行うことによって、容易に外部を見ることが
できる状態をとれることになる。
【0037】また、使用者は、再度、画像表示部14に
内蔵された左画像表示部17L及び右画像表示部17R
により再生表示される画像を見ることができる状態に戻
ることを望む場合には、操作部材25を押し込むとも
に、使用者の眼前から除去されることになる位置をとる
画像表示部14を、手動によりその位置から下方に回動
変位させ、それに内蔵された左レンズ手段18L及び右
レンズ手段18Rにより形成される光学系19が眼前に
近接配置されることになる位置をとらせて、操作部材2
5を押し込む操作を止めることにより、目的を果たすこ
とができる。斯かる際には、再び、回動規制手段23を
構成する係止部材24の先端部分が画像表示部14の右
端部に設けられた透孔14Hに係合した状態におかれる
ことになり、それによって、画像表示部14が、トグル
ばね部材29L及び29Rによる付勢力に抗して連結機
構15Rを構成する支持アーム部材21Rに係止された
状態とされ、内蔵された左レンズ手段18L及び右レン
ズ手段18Rにより形成される光学系19が使用者の眼
前に近接配置されることになる位置に維持される。
【0038】さらに、使用者は、図1に示される例を頭
部から外すことを望む場合には、頭部に装着されたベル
ト状部材11に設けられて相互係合状態におかれた被係
合部材27L及び可動係合部材27Rに対して、可動係
合部材27Rの全体を被係合部材27Lから離隔させる
べく回動させる操作を行うことにより、極めて容易に、
図1に示される例の全体を頭部から外すことができる。
【0039】なお、上述の例においては、画像表示部1
4の右端部側に回動規制手段23が設けられているが、
回動規制手段23に代えて、あるいは、回動規制手段2
3に加えて、回動規制手段23と同様な回動規制手段
が、画像表示部14の左端部側に設けられるようにされ
てもよい。また、上述の例においては、回動規制手段2
3を形成する操作部材25がコイルばね部材26によっ
て付勢されるようになされているが、操作部材25につ
いての付勢が、コイルばね部材26に代えて、板バネ部
材あるいは弾性材で成るベルト部材等によりなされても
よい。さらに、上述の例においては、連結機構15L及
び15Rを夫々構成する支持アーム部材21L及び21
Rに対する画像表示部14の回動変位が、トグルばね部
材29L及び29Rの弾性力が利用されて行われるよう
にされているが、本発明に係る頭部搭載型画像表示装置
にあっては、連結機構15L及び15Rを夫々構成する
支持アーム部材21L及び21Rに対する画像表示部1
4の回動変位が、選択的に作動せしめられるモータ等の
駆動手段によって行われるようになされてもよい。
【0040】
【実施例】図1に示される例において、画像表示部14
に画像再生手段16を構成するものとして内蔵される左
画像表示部17L及び右画像表示部17Rの夫々が、極
めて小型な画像表示液晶パネルを備えたものとされる場
合、斯かる際における画像表示液晶パネルは、例えば、
表示画素数を水平方向:473画素,垂直方向:218
画素とする、0.7インチ型のものとされる。また、支
持部材13,画像表示部14及び連結機構15L及び1
5Rを含む全体の重量は、例えば、250g(グラム)
程度とされる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る頭部搭載型画像表示装置は、それを使用する使用者
にとって、画像表示部が連結された支持部材を頭部に装
着した状態のもとで、頭部から支持部材を外すことな
く、画像表示部を、光学系が使用者の眼前に配置される
ことになる第1の位置から、全体的に上方に回動変位さ
せて眼前から除去されることになる第2の位置へと移動
させることにより、容易に外部を見ることができること
になるものとされる。
【0042】また、本発明に係る頭部搭載型画像表示装
置は、画像表示部が連結された支持部材が使用者の頭部
に装着されるにあたり、身体的条件を様々とする多数の
使用者の各々に対して、別段の負担をかけることなく、
各使用者の頭部に適正に搭載された状態がとられ、しか
も、その状態が長時間に亙って維持され得るものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る頭部搭載型画像表示装置の一例を
示す斜視図である。
【図2】図1に示される例における画像表示部と連結機
構との連結状態をあらわす部分斜視図である。
【図3】図1に示される例におけるベルト状部材に設け
られた相互係合機構の説明に供される部分斜視図であ
る。
【図4】図1に示される例における画像表示部の回動変
位状態の説明に供される部分斜視図である。
【符号の簡単な説明】
11 ベルト状部材 12 補助ベルト状部材 13 支持部材 14 画像表示部 14H 透孔 15L,15R 連結機構 16 画像再生手段 17L 左画像表示部 17R 右画像表示部 18L 左レンズ手段 18R 右レンズ手段 19 光学系 20L,20R,22L,22R 取付部材 21L,21R 支持アーム部材 23 回動規制手段 24 係止部材 25 操作部材 26 コイルばね部材 27 相互係合機構 27L 被係合部材 27R 可動係合部材 28 伸縮部材 29L,29R トグルばね部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号があらわす画像を再生表示する画
    像再生手段、及び、該画像再生手段において再生表示さ
    れた画像を拡大視可能とする光学系を内蔵した画像表示
    部と、 使用者の頭部に着脱自在に装着されて使用される支持部
    材と、 上記画像表示部を上記支持部材に回動変位可能に連結
    し、上記支持部材が使用者の頭部に装着されたとき、上
    記画像表示部に、上記光学系が上記使用者の眼前に配置
    されることになる第1の位置、及び、該画像表示部が全
    体的に上記第1の位置から上方に回動変位せしめられて
    上記使用者の眼前から除去されることになる第2の位置
    を選択的にとらせる連結機構と、 上記画像表示部が上記第1の位置をとるとき、該画像表
    示部の回動変位を規制する回動規制手段と、を備えて構
    成される頭部搭載型画像表示装置。
  2. 【請求項2】画像再生手段が対をなす左画像表示部と右
    画像表示部とを含んで形成されるとともに、光学系が上
    記左画像表示部に対応して配された左レンズ手段と上記
    右画像表示部に対応して配された右レンズ手段とを含ん
    で形成され、上記光学系が使用者の眼前に配置されると
    き、上記左レンズ手段及び上記右レンズ手段が夫々上記
    使用者の左眼及び右眼に対応せしめられることを特徴と
    する請求項1記載の頭部搭載型画像表示装置。
  3. 【請求項3】連結機構が、支持部材に連結された画像表
    示部を、上記支持部材が使用者の頭部に装着されたとき
    上方となる方向に回動させるべく付勢する付勢手段を含
    んでいることを特徴とする請求項1または2記載の頭部
    搭載型画像表示装置。
  4. 【請求項4】連結機構が、支持部材に連結された画像表
    示部を、上記支持部材が使用者の頭部に装着されたとき
    上方となる方向に回動させる動作状態を選択的にとるモ
    ータを含んでいることを特徴とする請求項1または2記
    載の頭部搭載型画像表示装置。
  5. 【請求項5】連結機構が、支持部材から伸びる支持アー
    ム部材,該支持アーム部材に画像表示部を回動可能に取
    り付ける取付部材、及び、該取付部材によって上記支持
    アーム部材に回動可能に取り付けられた上記画像表示部
    を、上記支持部材が使用者の頭部に装着されたとき上方
    となる方向に回動させるべく付勢するばね部材を含んで
    構成されることを特徴とする請求項1または2記載の頭
    部搭載型画像表示装置。
  6. 【請求項6】連結機構を構成する支持アーム部材が左右
    一対設けられるとともに上記連結機構を構成する取付部
    材が一対備えられ、画像表示部における左端部及び右端
    部が上記一対の取付部材によって上記左右一対の支持ア
    ーム部材に夫々取り付けられることを特徴とする請求項
    5記載の頭部搭載型画像表示装置。
  7. 【請求項7】回動規制手段が、連結機構を構成する支持
    アーム部材に画像表示部をばね部材の付勢力に抗して係
    止する状態と上記画像表示部を上記支持アーム部材に対
    する係止から解放する状態とを選択的にとる係止部材
    と、該係止部材を手動制御するための操作部材とを含ん
    で構成されることを特徴とする請求項5または6記載の
    頭部搭載型画像表示装置。
  8. 【請求項8】支持部材が、相互係合機構が夫々設けられ
    た一端部及び他端部を有し、使用者の頭部を巡る状態を
    もって該頭部に装着されるベルト状部材を含んで形成さ
    れることを特徴とする請求項1または5記載の頭部搭載
    型画像表示装置。
  9. 【請求項9】相互係合機構が、使用者の頭部を巡る状態
    をもって該頭部に装着されるベルト状部材についての長
    さ調整手段を構成することを特徴とする請求項8記載の
    頭部搭載型画像表示装置。
  10. 【請求項10】支持部材が、両端がベルト状部材に連結
    され、該ベルト状部材が使用者の頭部を巡る状態をもっ
    て該頭部に装着されるとき上記頭部上に配されることに
    なる補助ベルト状部材を備えることを特徴とする請求項
    8または9記載の頭部搭載型画像表示装置。
  11. 【請求項11】補助ベルト状部材が、該補助ベルト状部
    材についての長さ調整手段が設けられたものとされるこ
    とを特徴とする請求項10記載の頭部搭載型画像表示装
    置。
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JP2014068184A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Sony Corp ヘッドマウントディスプレイ

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