JPH09233771A - クレーン一体型回転電機 - Google Patents
クレーン一体型回転電機Info
- Publication number
- JPH09233771A JPH09233771A JP4091996A JP4091996A JPH09233771A JP H09233771 A JPH09233771 A JP H09233771A JP 4091996 A JP4091996 A JP 4091996A JP 4091996 A JP4091996 A JP 4091996A JP H09233771 A JPH09233771 A JP H09233771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crane
- electric machine
- rotating machine
- stator frame
- rotating electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】回転電機の分解・組立て専用クレーンを回転電
機と一体にして設け、建屋内天井クレーンが他の機器の
作業のために使用される頻度が多くとも、回転電機の分
解・組立て作業を円滑に消化し、定期点検工事の工点短
縮を図る。 【解決手段】回転電機固定子枠5の中で剛性強度の高い
ジャッキアップトラニオン6にボルト等でクレーン架台
4を取付け、その中央上部に旋回装置3を有するクレー
ン本体を設置する。そして、クレーン一体型回転電機と
する。
機と一体にして設け、建屋内天井クレーンが他の機器の
作業のために使用される頻度が多くとも、回転電機の分
解・組立て作業を円滑に消化し、定期点検工事の工点短
縮を図る。 【解決手段】回転電機固定子枠5の中で剛性強度の高い
ジャッキアップトラニオン6にボルト等でクレーン架台
4を取付け、その中央上部に旋回装置3を有するクレー
ン本体を設置する。そして、クレーン一体型回転電機と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定期的に分解・点
検を行う回転電機に関する。
検を行う回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転電機は、構造部品の分解・点
検の際、回転電機が格納されている建屋の天井クレーン
を使用して行う方法となっており、専用クレーンを有し
ていない。
検の際、回転電機が格納されている建屋の天井クレーン
を使用して行う方法となっており、専用クレーンを有し
ていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の理由に
より、回転電機と同じ建屋内の他の機器とが同時に分解
・点検される際には、建屋内の天井クレーンが共同使用
される。そのため、各機器ともクレーン使用頻度が多く
なると他の機器の作業進行を阻害する問題を持ってい
る。
より、回転電機と同じ建屋内の他の機器とが同時に分解
・点検される際には、建屋内の天井クレーンが共同使用
される。そのため、各機器ともクレーン使用頻度が多く
なると他の機器の作業進行を阻害する問題を持ってい
る。
【0004】また、図4に示すように従来技術の門型ク
レーンを利用し、回転電機を跨いで走行させる方法が考
えられるが、クレーン走行のために回転電機廻りの分解
部品整列場所が確保できないという問題がある。尚、天
上クレームとして特開平4−94397 号公報を挙げること
ができる。
レーンを利用し、回転電機を跨いで走行させる方法が考
えられるが、クレーン走行のために回転電機廻りの分解
部品整列場所が確保できないという問題がある。尚、天
上クレームとして特開平4−94397 号公報を挙げること
ができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、回転電機固
定子枠の剛性強度の高い部分をクレーン支持部としてク
レーン本体を一体設置し、クレーン支持部に設けた旋回
装置によりクレーン・ジブを旋回させる本発明により達
成される。
定子枠の剛性強度の高い部分をクレーン支持部としてク
レーン本体を一体設置し、クレーン支持部に設けた旋回
装置によりクレーン・ジブを旋回させる本発明により達
成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明である回転電機一体型クレ
ーンは、回転電機固定子枠の中で剛性強度の高いジャッ
キアップトラニオン取付け部、固定子枠部またはクーラ
部をクレーン支持剛体とすることにより、床面でのクレ
ーン設置スペースが不要となり、回転電機周辺での作業
を阻害することがない。また、建屋内天井クレーンを使
用することなく各部品を分解,移動することができるた
め、作業量及び工程の変化に対して十分な対応がより可
能となる。更に着脱が容易な為、回転電機が通常運転に
は取外し、他の回転電機への共有化を図ることが出来
る。
ーンは、回転電機固定子枠の中で剛性強度の高いジャッ
キアップトラニオン取付け部、固定子枠部またはクーラ
部をクレーン支持剛体とすることにより、床面でのクレ
ーン設置スペースが不要となり、回転電機周辺での作業
を阻害することがない。また、建屋内天井クレーンを使
用することなく各部品を分解,移動することができるた
め、作業量及び工程の変化に対して十分な対応がより可
能となる。更に着脱が容易な為、回転電機が通常運転に
は取外し、他の回転電機への共有化を図ることが出来
る。
【0007】図1に本発明の第1実施例を示す。本実施
例では、回転電機固定子枠5の上にクレーン架台4をジ
ャンプアップトラニオン6にボルト等で取付け、またそ
の上に旋回装置3を有するクレーン本体を設置する。
例では、回転電機固定子枠5の上にクレーン架台4をジ
ャンプアップトラニオン6にボルト等で取付け、またそ
の上に旋回装置3を有するクレーン本体を設置する。
【0008】荷重物吊り上げ時は、フック1の先端に分
解治具を取り付ける事により、回転電機軸受廻りの分
解,組立て作業を行う。
解治具を取り付ける事により、回転電機軸受廻りの分
解,組立て作業を行う。
【0009】図2に本発明の第2実施例を示す。本実施
例ではクレーン取付け部として、固定子枠脚7にクレー
ン架台4を固定,流用する。
例ではクレーン取付け部として、固定子枠脚7にクレー
ン架台4を固定,流用する。
【0010】図3に本発明の第3実施例を示す。本実施
例ではクレーン取付け部として回転電機のクーラ部8に
クレーン架台4を固定,流用する。
例ではクレーン取付け部として回転電機のクーラ部8に
クレーン架台4を固定,流用する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、回転電機とクレーンを
一体化して使用することにより、クレーンの床面設置ス
ペースが不要となる。また、建屋内天井クレーンの使用
頻度を低減させることにより、回転電機と他機器との天
井クレーン使用時間帯の干渉がなくなるため、分解・点
検の工程短縮が図れる。
一体化して使用することにより、クレーンの床面設置ス
ペースが不要となる。また、建屋内天井クレーンの使用
頻度を低減させることにより、回転電機と他機器との天
井クレーン使用時間帯の干渉がなくなるため、分解・点
検の工程短縮が図れる。
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の第2実施例を示す斜視図。
【図3】本発明の第3実施例を示す斜視図。
【図4】従来技術の門型クレーンによる方法を示す斜視
図。
図。
1…フック、2…ジブ、3…旋回装置、4…クレーン架
台、5…回転電機固定子枠、6…ジャッキアップトラニ
オン、8…クーラ部。
台、5…回転電機固定子枠、6…ジャッキアップトラニ
オン、8…クーラ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木戸 洋征 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 阿部 昌明 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内
Claims (3)
- 【請求項1】クレーン本体の支持強度を受け持ち剛体と
して、回転電機の固定子枠を共有することを特徴とする
クレーン一体型回転電機。 - 【請求項2】請求項1に記載の前記クレーン本体は、前
記回転電機の構成部品を分解・点検する際に取り付けら
れ、前記回転電機が運転中には取り外される前記固定子
枠に脱着可能としたクレーク一体型回転電機。 - 【請求項3】請求項1に記載の前記クレーンは、前記回
転電機の前記固定子枠の中心上部で、ジブを水平旋回さ
せるための装置を有するクレーン一体型回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4091996A JPH09233771A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | クレーン一体型回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4091996A JPH09233771A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | クレーン一体型回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09233771A true JPH09233771A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12593917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4091996A Pending JPH09233771A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | クレーン一体型回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09233771A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012152084A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
JP5758529B1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-08-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガスタービンの部品の取付又は取外し方法、この方法を実行する装置、この装置の設置方法 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP4091996A patent/JPH09233771A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012152084A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
JP5758529B1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-08-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガスタービンの部品の取付又は取外し方法、この方法を実行する装置、この装置の設置方法 |
WO2015198858A1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | タービンの部品の取付又は取外し方法、この方法を実行する装置、この装置の設置方法 |
CN106471233A (zh) * | 2014-06-26 | 2017-03-01 | 三菱日立电力系统株式会社 | 轮机的部件的安装或拆卸方法、执行该方法的装置、该装置的设置方法 |
CN106471233B (zh) * | 2014-06-26 | 2018-04-10 | 三菱日立电力系统株式会社 | 部件的悬吊装置、悬吊装置的设置方法、部件的拆卸方法 |
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