JPH0923329A - 画像形成装置、画像伝送装置および複合画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置、画像伝送装置および複合画像形成装置

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JPH0923329A
JPH0923329A JP7189727A JP18972795A JPH0923329A JP H0923329 A JPH0923329 A JP H0923329A JP 7189727 A JP7189727 A JP 7189727A JP 18972795 A JP18972795 A JP 18972795A JP H0923329 A JPH0923329 A JP H0923329A
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Shiyoukiyou Kou
松強 黄
Hirohiko Tashiro
浩彦 田代
Yoshihiko Suzuki
嘉彦 鈴木
Yoshiyuki Suzuki
良行 鈴木
Sunao Suzuki
直 鈴木
Satoru Kutsuwada
悟 轡田
Satoshi Kaneko
敏 金子
Minoru Nada
名田  稔
Akiyoshi Kimura
彰良 木村
Kenji Kobayashi
賢二 小林
Shinichi Nakamura
真一 中村
Norifumi Miyake
範書 三宅
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製本処理機能により製本化された原稿を各原
稿ページに分割された用紙束に戻す作業を効率的に行う
ことができる画像形成装置を提供する。 【構成】 製本ページ連写モードが設定されると、用紙
束の各用紙毎に、その用紙の一方の面の左半分の画像、
その一方の面の右半分の画像、他方の面の左半分の画
像、他方の面の右半分の画像を読み取るようにリーダ部
1が制御されるとともに、各読み取られた左、右半分の
画像毎にその画像を1枚の記録紙に形成するようにプリ
ンタ部2を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿台上の原稿画
像を走査することによって得られた画像を転写材に形成
する画像形成装置、原稿画像を読み取ることによって得
られた画像を通信回線を介して伝送する画像伝送装置、
およびファクシミリ機能を有する複合複写機などの複合
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機などの画像形成装置とし
て、排出された画像形成の転写材の仕分、整合、針止め
などを自動的に行うソータなどの排出紙処理装置が取り
付けられているものがある。この排出処理装置による機
能の1つとして、製本処理機能がある。
【0003】この製本処理機能は、図18に示すよう
に、転写材の裏面に1ページ目の画像および最終ページ
目の画像、表面に2ページ目の画像および(最終−1)
ページ目の画像をそれぞれ形成するように、各転写材の
両面に対応するページの画像を順次に形成し、画像が形
成された各転写材の排出後に、各転写材を重ね合わせた
状態で中央部をステープルで綴じた後に、その中央部で
折り返すことによって、製本化する機能である。
【0004】また、この製本処理機能を実行するため
の、画像形成のページレイアウト制御が行われている。
この画像形成のページレイアウト制御では、図19に示
すように、各転写材とその各面にそれぞれ形成される画
像との対応付けを、各画像が製本化時に対応するページ
に配置されるように行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の製本処理機能に
よりページがレイアウトされかつ製本化された原稿を、
各原稿ページに分割された用紙束に戻すときには、製本
化された原稿状態で各ページ毎にコピーを行う方法、ま
たは製本化された原稿をその中央部で切断する方法が用
いられる。しかし、前者の方法では、各ページのコピー
を行う毎に、製本化された原稿を原稿台に置き、そのペ
ージの画像の読取を行う必要があるから、手間が掛か
り、作業効率が悪い。また、後者の方法では、原稿を切
断するから、その切断された各原稿を再び製本化するこ
とは困難である。
【0006】また、上述の製本化された原稿をファクシ
ミリ送信するときには、製本化された原稿をその中央部
で切断し、ページ順に分割された原稿を読み取る方法、
または製本化された原稿状態で各ページ毎にコピーを取
り、このコピーした原稿を読み取る方法が用いられる
が、前者の方法では、切断された各原稿を再び製本化す
ることは困難であり、後者の方法では、コピーするため
の余分な手間が掛かり、作業効率が悪く、また、転写材
を余分に消費することになる。
【0007】本発明の目的は、製本処理機能により製本
化された原稿を各原稿ページに分割された用紙束に戻す
作業を効率的に行うことができる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0008】本発明の他の目的は、余分な手間を掛ける
ことなく、製本処理機能により製本化された原稿を簡単
に送信することができる画像伝送装置を提供することに
ある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、製本処理機能
により製本化された原稿を各原稿ページに分割された用
紙束に戻す作業を効率的に行うことができるとともに、
余分な手間を掛けることなく、製本処理機能により製本
化された原稿を簡単に送信することができる複合画像形
成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿台上の原稿画像を走査することによって読み取られ
た画像を転写材に形成する画像形成手段が設けられてい
る画像形成装置において、少なくとも1枚以上の用紙を
束ねた用紙束の各用紙に形成されている画像を走査する
ことによって読み取る読取手段と、画像の読取りモード
を設定する読取りモード設定手段と、前記読取りモード
設定手段により前記読取手段による読取りモードが設定
されると、前記用紙束の各用紙毎に、その用紙の一方の
面の左半分の画像、その一方の面の右半分の画像、他方
の面の左半分の画像、他方の面の右半分の画像を読み取
るように前記読取手段を制御するとともに、各読み取ら
れた左、右半分の画像毎にその画像を1枚の転写材に形
成するように前記画像形成手段を制御する制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記読取手段は、各読み取られた
左、右半分の画像をそのページに対応付けて格納する記
憶手段を有し、前記制御手段は、前記記憶手段からペー
ジ順に対応する画像を読み出し、その画像を転写材に順
次に形成するように前記画像形成手段を制御することを
特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記読取手段は、前記用紙束の各
用紙毎に、その用紙の一方の面の画像、その他方の面の
画像を読み取り、その各画像に含まれる左右の半分の画
像をページに対応付けて格納する記憶手段を有し、前記
制御手段は、前記記憶手段からページ順に対応する画像
を読み出し、その画像を転写材に順次に形成するように
前記画像形成手段を制御することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記制御手段は、前記用紙束の各
用紙の一方の面の左半分の画像、その一方の面の右半分
の画像、他方の面の左半分の画像、他方の面の右半分の
画像をページ順に読み取るように前記読取手段を制御す
るとともに、各ページ毎に読み取られた画像を1枚の転
写材に順次に形成するように前記画像形成手段を制御す
ることを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、原稿台上の原稿画
像を走査することによって読み取られた画像を通信回線
を介して伝送する伝送手段が設けられている画像伝送装
置において、少なくとも1枚以上の用紙を束ねた用紙束
の各用紙に形成されている画像を走査することによって
読み取る読取手段と、画像の読取りモードを設定する読
取りモード設定手段と、前記読取りモード設定手段によ
り前記読取手段による読取りモードが設定されると、前
記用紙束の各用紙毎に、その用紙の一方の面の左半分の
画像、その一方の面の右半分の画像、他方の面の左半分
の画像、他方の面の右半分の画像を読み取るように前記
読取手段を制御するとともに、各読み取られた左、右半
分の画像毎にその画像を1ページ分の画像として伝送す
るように前記伝送手段を制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の画
像伝送装置において、前記読取手段は、各読み取られた
左、右半分の画像をそのページに対応付けて格納する記
憶手段を有し、前記制御手段は、前記記憶手段からペー
ジ順に対応する画像を読み出し、その画像を1ページ分
の画像として伝送するように前記伝送手段を制御するこ
とを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項5記載の画
像伝送装置において、前記読取手段は、前記用紙束の各
用紙毎に、その用紙の一方の面の画像、その他方の面の
画像を読み取り、その各画像に含まれる左右の半分の画
像をページに対応付けて格納する記憶手段を有し、前記
制御手段は、前記記憶手段からページ順に対応する画像
を読み出し、その画像を1ページ分の画像として伝送す
るように前記伝送手段を制御することを特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項5記載の画
像伝送装置において、前記制御手段は、前記用紙束の各
用紙の一方の面の左半分の画像、その一方の面の右半分
の画像、他方の面の左半分の画像、他方の面の右半分の
画像をページ順に読み取るように前記読取手段を制御す
るとともに、各ページ毎に読み取られた画像を1ページ
分の画像として伝送するように前記伝送手段を制御する
ことを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、複合画像形成装置
において、請求項1記載の画像形成装置とファクシミリ
装置とを備えることを特徴とする。
【0019】請求項10記載の発明は、複合画像形成装
置において、請求項5記載の画像伝送装置と画像形成装
置とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明は、複合画像形成装
置において、請求項1記載の画像形成装置と、請求項5
記載の画像伝送装置とを備えることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0022】(第1形態)図1は本発明の複合画像形成
装置の実施の第1形態の構成を示すブロック図、図2は
図1の複合画像形成装置のリーダ部とプリンタ部とが互
いに共働して構成する画像形成部を示す構成図、図3は
図1の複合画像形成装置のリーダ部に設けられている操
作パネルのキー配列を示す図である。
【0023】ファクシミリ機能を有する複合画像形成装
置は、図1に示すように、原稿情報を読み取り、その情
報を画像データに変換するリーダ部1と、サイズ毎に記
録紙を搭載する複数の記録紙カセット(図示せず)を有
し、記録紙に画像データを可視像として形成するプリン
タ部2とを備える。
【0024】リーダ部1は、その制御を行うための制御
部1aを有し、プリンタ部2はその制御を行うための制
御部2aを有する。
【0025】リーダ部1には、外部装置3に接続されて
いる。外部装置3は、ファクス部4、ファイル部5、コ
ンピュータインタフェース部7、フォーマッタ部8、イ
メージメモリ部9およびコア部10を有する。
【0026】ファクシミリ部4は、電話回線を介して相
手先装置との間でファクシミリ送信およびファクシミリ
受信を行う。ファクシミリ部4にはハードディスク11
が接続され、ハードディスク11には相手先装置などに
関する通信管理情報が格納されている。
【0027】ファイル部5は、各種原稿情報を示す画像
データを外部記憶装置6に記憶させる。
【0028】コンピュータインタフェース部7は、LA
Nシステムおよびパーソナルコンピュータ12とのイン
タフェースを行う。
【0029】フォーマッタ部8は、コンピュータ12か
らのコード情報をイメージ情報に展開する。
【0030】イメージメモリ部9は、リーダ部1からの
画像データを蓄積するとともに、パーソナルコンピュー
タ12からの情報を一時的に蓄積する。
【0031】コア部9は、検出手段(図示せず)からの
検出信号に基づき、リーダ部1およびプリンタ部2を含
む上述の各手段の動作状態を監視し、状態移行に対する
制御を行うとともに、各ブロックに対する制御を行う。
【0032】次に、リーダ部1とプリンタ部2とが互い
に共働して構成する画像形成部について図2を参照しな
がら説明する。
【0033】リーダ部1とプリンタ部2とが互いに共働
して構成する画像形成部は、図2に示すように、読み取
り原稿を積載する原稿給送装置101を有する。原稿給
送装置101は、それに積載された読み取り原稿を1枚
づつ順次に原稿台ガラス面102上に搬送する。
【0034】原稿がガラス面102上の所定位置に搬送
されると、スキャナ部のランプ103が点灯され、スキ
ャナユニット104が移動される。スキャナユニット1
04の移動に伴いランプ103からの光が原稿面を走査
する。
【0035】原稿面からの反射光は、各ミラー105,
106,107およびレンズ108を介してCCDイメ
ージセンサ部(以下、CCDという)109に導かれ
る。
【0036】CCD109は原稿面からの反射光を光電
変換し、この光電変換によって得られた電気信号は画像
処理部110に与えられる。
【0037】画像処理部110は、CCD109からの
電気信号に各種の画像処理を施し、原稿情報を示す画像
信号を生成する。この画像信号は画像メモリ(図示せ
ず)に格納される。画像メモリは画像信号の格納に要す
る十分な記憶容量を有する。なお、画像メモリに画像信
号を圧縮して格納することもできる。
【0038】画像メモリに格納された画像信号は、露光
制御部201に与えられる。露光制御部201は画像信
号を変調することによって光信号に変換する。
【0039】この光信号は感光体202表面に照射さ
れ、この光信号で感光体202表面を走査することによ
って、原稿情報を示す静電潜像が感光体202表面に形
成される。感光体202に形成された潜像は現像器20
3によって現像剤像として可視像化される。
【0040】現像剤像の先端とタイミングを合わせて転
写紙積載部(記録紙カセット)204,205の内のい
ずれか一方から記録紙が転写部206と感光体202と
の間に搬送され、転写部206において、記録紙には前
記現像剤像が転写される。
【0041】現像剤像が転写された記録紙は定着部20
7に搬送され、定着部207は記録紙に現像剤像を定着
させる。
【0042】現像剤像が定着された記録紙は定着部20
7から搬送路切換部材209に向けて搬送され、搬送切
換部材209によって記録紙の搬送方向が排出方向また
は再給紙方向に切り換えられる。
【0043】搬送切換部材210によって記録紙の搬送
方向が排出方向に切り換えられると、記録紙は排紙ロー
ラ208で外部の排出処理部220に排出される。これ
に対し、搬送切換部材209によって記録紙の搬送方向
が再給紙方向に切り換えられると、記録紙は一旦排出ロ
ーラ208側に排出された後に、再給紙搬送路210に
沿って搬送されるから、記録紙の画像形成面が切り換え
られる。画像形成面が切り換えられた記録紙は、再び転
写部206と感光体202との間に向けて給紙される。
【0044】排出処理部220は、複数のビンの固定ト
レイ221と、製本処理を行うための製本処理部222
とを有する。
【0045】ソートモードが設定されていると、記録紙
が排出ローラ208から順次に排出される度に、ビンシ
フトモータ(図示せず)により各ビンが上下に移動さ
れ、このビンの移動によって排出された記録紙の仕分け
が行われる。
【0046】ステープルモードが設定されていると、プ
リンタ部2からのステープル信号に基づきビンシフトモ
ータで1ビンづつ移動させながら各ビンの記録紙に対す
るステープルがステープル装置(図示せず)で行われ
る。
【0047】製本処理部220は、排出された記録紙の
中央部をステープルで綴じた後にその中央部を折り返す
ことによって記録紙を製本化する。
【0048】次に、この製本化された記録紙束について
図18および図19を参照しながら説明する。
【0049】例えば、製本化された記録紙束は、図18
に示すように、両面のそれぞれに対応する画像が形成さ
れている3枚の記録紙S1,S2,S3からなり、各記
録紙S1,S2,S3は、重ね合わされた状態で、その
中央部がステープルで綴じられ、かつ中央部で折り返さ
れている。各記録紙S1,S2,S3には4ページ分の
画像が形成され、計12ページの画像が形成されている
ことになる。
【0050】記録紙S1の一方の面には、図19(a)
に示すように、2ページ目(図中2で示す)の画像と
(N−1)ページ目(図中(N−1)で示し、本例では
11ページ目になる)の画像とが形成されている。記録
紙S1の一方の面は記録紙が折り返されたときに内側に
なる面であり、その面の左側に2ページ目の画像が、そ
の右側に(N−1)ページ目の画像がそれぞれ配置され
ている。
【0051】これに対し、記録紙S1の他方の面には、
図19(b)に示すように、Nページ目(図中Nで示
し、本例では最終ページである12ページ目になる)の
画像と1ページ目(図中1で示す)の画像がそれぞれ形
成されている。記録紙S1の他方の面は記録紙が折り返
されたときに外側になる面であり、その面の左側にNペ
ージ目の画像が、その右側に1ページ目の画像がそれぞ
れ配置されている。なお、本例では、画像が横書きの原
稿画像であり、製本状態で左開きとする。
【0052】他の記録紙S2,S3に対しても、記録紙
S1と同様に、画像が形成されている。
【0053】次に、リーダ部1に設けられている操作パ
ネルについて図3を参照しながら説明する。
【0054】リーダ部1に設けられている操作パネル
は、図3に示すように、動作状態、メッセージなどを表
示する表示部301、数字を入力するためのテンキー3
02および動作開始を指示するためのスタートキー30
3を有する。表示部301の表面にはタッチパネルが設
けられ、このタッチパネルには複数のタッチキーが形成
されている。タッチキーには、動作モード選択キー、拡
大キー、縮小キーなどのっ動作条件を設定するための設
定キーなどなどがある。
【0055】次に、本実施例の複合画像形成装置の動作
について図を参照しながら説明する。
【0056】図4は図1の複合画像形成装置における動
作モード選択動作を示すフローチャート、図5は図1の
複合画像形成装置におけるコピーモードを示すフローチ
ャート、図6は図1の複合画像形成装置におけるファク
シミリ送信モードを示すフローチャート、図7は図1の
複合画像形成装置におけるファイルモードを示すフロー
チャート、図8は図1の複合画像形成装置におけるコン
ピュータインタフェーイスからの入力モードを示すフロ
ーチャート、図9は図1の複合画像形成装置におけるフ
ァクシミリ受信モードを示すフローチャートである。
【0057】まず、本実施例の複合画像形成装置におけ
る全体動作を図4を参照しながら説明する。
【0058】電源投入後、図4に示すように、初期設定
が行われる(ステップS401)。この初期設定では、
操作パネルの表示部301に動作モード選択キーが表示
され、選択キーの表示位置に対応するタッチパネルの部
位を触れることによって、コピーモード、ファクシミリ
送信モード、ファイルモード動作モードが選択される。
これに対し、コンピュータインタフェースからの入力モ
ード、ファックス受信モードは、各モードに対応するコ
マンドが外部から入力されたときに自動的に選択、実行
されるように設定されている。
【0059】次いで、選択された動作モードがコピーモ
ードであるか否かの判定(ステップS402)、ファク
シミリ送信モードであるか否かの判定(ステップS40
3)、ファイルモードであるか否かの判定(ステップS
404)、コンピュータインタフェーイスからの入力モ
ードであるか否かの判定(ステップS405)、ファッ
クス受信モードであるか否かの判定(ステップS40
6)が行われ、判定の結果に応じてコピーモード(図5
に示す)、ファクシミリ送信モード(図6に示す)、フ
ァイルモード(図7に示す)、コンピュータインタフェ
ーイスからの入力モード(図8に示す)、またはファッ
クス受信モード(図9に示す)が実行される。
【0060】次に、コピーモードについて図5を参照し
ながら説明する。
【0061】選択されたモードがコピーモードであると
き、図5に示すように、まず、初期設定が行われ(ステ
ップS501)、コピー条件が設定される(ステップS
502)。このコピー条件の設定では、表示部301の
タッチキー、テンキー302などの操作されたキーを読
み込み、その操作されたキーに対応する条件を設定す
る。
【0062】コピー条件の設定後、スタートキー303
の入力が待たれる(ステップS503)。スタートキー
303が押されると、リーダ部1で原稿が読み取られ
(ステップS504)、プリンタ部2で原稿情報を示す
画像を記録紙に形成するための印刷が行われる(ステッ
プS505)。
【0063】印刷終了後、処理はステップS401(図
4に示す)に戻る。
【0064】次に、ファクシミリ送信モードについて図
6を参照しながら説明する。
【0065】選択されたモードがファクシミリ送信モー
ドであるとき、図6に示すように、まず、初期設定が行
われ(ステップS601)、送信条件が設定される(ス
テップS602)。この送信条件の設定では、表示部3
01のタッチキー、テンキー302などの操作されたキ
ーを読み込み、その操作されたキーに対応する条件を設
定する。
【0066】送信条件の設定後、スタートキー303の
入力が待たれる(ステップS603)。スタートキー3
03が押されると、リーダ部1で原稿が読み取られ、そ
の原稿情報を示す画像データがファクシミリ部4に送ら
れる(ステップS604)。
【0067】次いで、ファクシミリ部4は設定された様
式とプロトコルとに基づき画像データを相手先装置に送
信する(ステップS605)。
【0068】送信終了後、処理はステップS401(図
4に示す)に戻る。
【0069】次に、ファイルモードについて図7を参照
しながら説明する。
【0070】選択されたモードがファイルモードである
とき、図7に示すように、まず、初期設定が行われる
(ステップS701)。
【0071】初期設定後、表示部301にファイル記録
およびファイル検索の内のいずれか一方を選択するため
の選択キーが表示され、選択キーの入力が待たれる(ス
テップS702)。
【0072】選択キーによってファイル記録が選択され
ると、記録条件が設定される(ステップS703)。こ
の記録条件の設定では、表示部301のタッチキー、テ
ンキー302などの操作されたキーを読み込み、その操
作されたキーに対応する条件を設定する。
【0073】記録条件の設定後、リーダ部1で原稿が読
み取られ、その原稿情報を示す画像データがファイル部
5に送られる(ステップS704)。
【0074】次いで、ファイル部4は画像データを外部
記録装置6に記録する(ステップS705)。
【0075】記録終了後、処理はステップS401(図
4に示す)に戻る。
【0076】選択キーによってファイル検索が選択され
ると(ステップS702)、検索条件が設定される(ス
テップS706)。
【0077】次いで、検索条件に基づき外部記憶装置6
内のファイルが検索され、検索の結果が出力される(ス
テップS707)。
【0078】検索終了後、処理はステップS401(図
4に示す)に戻る。
【0079】次に、コンピュータインタフェーイスから
の入力モードについて図8を参照しながら説明する。
【0080】選択されたモードがコンピュータインタフ
ェーイスからの入力モードであるとき、図8に示すよう
に、まず、外部のパーソナルコンピュータ12からのコ
マンドが受理され、受理されたコマンドはコア部10を
経由してフォーマッタ部8に送られる(ステップS80
1)。
【0081】次いで、フォーマッタ部8はコマンドを解
釈し、文字などの情報に変換するデータ変換を行う(ス
テップS802)。
【0082】データ変換後、プリンタ部2が動作中であ
るか否かの判定が行われる(ステップS803)。
【0083】プリンタ部2が動作していないとき、プリ
ンタ部2の動作が開始され、コマンドに対応するデータ
の印刷が行われる(ステップS804)。データの印刷
終了後、処理はステップS401(図4に示す)に戻
る。
【0084】プリンタ部2が動作しているとき、データ
はイメージメモリ部9に記憶される(ステップS80
5)。なお、イメージメモリ部9に記憶されたデータ
は、後にプリンタ部2が空き状態にあるときに、プリン
タ部2で印刷されされるように設定されている。
【0085】データのイメージメモリ部9への記憶後、
処理はステップS401(図4に示す)に戻る。
【0086】次に、ファクシミリ受信モードについて図
9を参照しながら説明する。
【0087】選択されたモードがファクシミリ受信モー
ドであるとき、図9に示すように、まず、相手先装置か
ら送信されたデータがファクス部4で受信される(ステ
ップS901)。
【0088】受信後、プリンタ部2が動作中であるか否
かの判定が行われる(ステップS902)。
【0089】プリンタ部2が動作していないとき、プリ
ンタ部2の動作が開始され、受信されたデータを印刷し
た記録紙が出力される(ステップS903)。記録紙の
出力後、処理はステップS401(図4に示す)に戻
る。
【0090】プリンタ部2が動作しているとき、受信さ
れたデータはハードディスク11に記憶される(ステッ
プS904)。なお、ハードディスク11に記憶された
データは、後にプリンタ部2が空き状態にあるときに、
プリンタ部2で印刷されるように設定されている。
【0091】データのハードディスク11への記憶後、
処理はステップS401(図4に示す)に戻る。
【0092】なお、上述の各動作モードの中には、互い
に同時に独立して動作可能なモード、互いに同時に組み
合わせて動作可能なモードがあり、各動作モードに関す
る優先順位の設定はコア部10で制御される。
【0093】次に、本実施例の複合画像形成装置におけ
る製本ページ連写の制御手順について図10を参照しな
がら説明する。図10は図1の複合画像形成装置におけ
る製本ページ連写の制御手順を示すフローチャートであ
る。なお、本実施例では、製本処理によって、各面に対
応するページの原稿画像が配置、形成されている記録紙
束をページ単位に分割し、各ページ単位でその原稿画像
をコピーするモードを製本ページ連写モードと呼ぶ。
【0094】図10を参照するに、まず、コピーモード
が製本ページ連写であるか否かの判定が行われる(ステ
ップS1001)。コピーモードが製本ページ連写でな
いと、通常のコピー動作に移行される。
【0095】コピーモードが製本ページ連写であると、
原稿の給紙モードが原稿給送装置101で原稿を自動的
に給紙するフィーダモードであるか否かの判定が行われ
る(ステップS1002)。原稿の給紙モードが原稿給
送装置101で原稿を自動的に給紙するフィーダモード
でないと、例えば、原稿の給紙モードが手動モードであ
ると判定され、この手動モードに対応する処理ルーチン
への移行が行われる。
【0096】原稿の給紙モードが原稿給送装置101で
原稿を自動的に給紙するフィーダモードであると、原稿
給送装置101で原稿用紙が原稿台ガラス面102上に
搬送される。この原稿の内、最初に搬送される原稿は2
ページ目、(N−1)ページ目の各画像が形成されてい
る用紙である。その原稿は2ページ目、(N−1)ペー
ジ目の画像形成面が原稿台ガラス面102に対向するよ
うにかつ(N−1)ページ目(原稿の右側)が読取り基
準側に位置するように原稿台ガラス面102に置かれる
(ステップS1003)。
【0097】原稿が原稿台に置かれた後、まず、原稿の
左側の画像すなわち読取り基準側でない側の画像が読み
取られ、その画像データは画像メモリに書き込まれる
(ステップS1004)。この画像データは、必要に応
じて圧縮して画像メモリに書き込まれる。
【0098】次いで、原稿の右側の画像すなわち読取り
基準側の画像が読み取られ、その画像データは画像メモ
リに書き込まれる(ステップS1005)。
【0099】原稿の一方の面の画像の読取り後、原稿を
反転するための搬送が開始される(ステップS100
6)。次いで、その原稿反転が終了したか否かの判定が
行われる(ステップS1007)。原稿反転終了に伴
い、その原稿は1ページ目、Nページ目の画像形成面が
原稿台ガラス面102に対向するようにかつ1ページ目
(原稿の右側)が読取り基準側に位置するように原稿台
ガラス面102に置かれる。
【0100】原稿反転が終了すると、原稿の右側の画像
すなわち読取り基準側の画像が読み取られ、その画像デ
ータは画像メモリに書き込まれる(ステップS100
8)。
【0101】次いで、原稿の左側の画像すなわち読取り
基準側でない側の画像が読み取られ、その画像データは
画像メモリに書き込まれる(ステップS1009)。
【0102】原稿の他方の面の画像の読取り後、その原
稿が最終原稿であるか否かの判定が行われる(ステップ
S1010)。その原稿が最終原稿でないと、その原稿
が原稿台ガラス面102から排出され、次の原稿の引き
込み、その原稿の各面の画像の読取りが繰り返される
(ステップS1003〜ステップS1010)。
【0103】この原稿の引込み、画像の読取りは最終原
稿まで行われ、最終原稿の画像の読取りが終了すると、
画像メモリから画像データを読込み、その画像データが
示す画像を記録紙に形成する画像形成動作がプリンタ部
2で行われる(ステップS1011)。
【0104】この画像形成動作開始時点において、画像
メモリには、2ページ目、(N−1)ページ目、1ペー
ジ目、Nページ目、4ページ目、(N−3)ページ目、
3ページ目、(N−2)ページ目、6ページ目、(N−
5)ページ目、5ページ目、(N−4)ページ目の順に
画像データが格納されている。
【0105】画像形成動作が開始されると、まずNペー
ジ目の画像データが読み出され、そのNページ目の画像
データは必要に応じて伸長された後に、その画像データ
が示す静電潜像が感光体202上に形成される。その静
電潜像は可視像化された後に記録紙に転写、定着され、
記録紙にはNページ目の画像が形成される。画像が形成
された記録紙は外部に排出される。
【0106】この画像形成プロセス途中で、感光体20
2上への静電潜像の形成が終了したか否かの判定が行わ
れる(ステップS1012)。感光体202上への静電
潜像の形成が終了すると、1ページ目の画像に対する画
像形成動作が終了したか否かの判定が行われる(ステッ
プS1013)。1ページ目の画像の形成動作が終了し
ないと、次の(N−1)ページ目の画像に対する画像形
成動作が行われ、以下、順次に、最終ページ側から1ペ
ージ目の画像に対する形成動作が行われる。なお、1つ
の静電潜像の形成終了と次の静電潜像の形成開始との間
には、所定の間隔が置かれている。
【0107】次に、原稿の給紙モードが原稿給送装置1
01で原稿を自動的に給紙するフィーダモードでない判
定されるときに行われる手動モードに対する処理ルーチ
ンについて説明する。
【0108】この手動ルーチンでは、上述のステップS
1003の原稿搬送、ステップS1006の原稿反転を
自動的に行うことができないから、原稿の原稿台への載
置、原稿の反転が手動で行われるとともに、原稿の画像
の読取りがスタートキー303の入力によって指示され
る。また、すべてのページの画像に対する画像形成動作
が終了すると、その終了が操作者のキー入力によって指
示される。その他の処理については、上述の処理内容と
同じである。
【0109】以上により、製本処理によって、各面に対
応するページの原稿画像が配置、形成されている用紙束
をページ単位に分割し、各ページ単位でその原稿画像を
コピーする製本ページ連写モードにより、製本処理機能
により製本化された原稿を各原稿ページに分割された用
紙束に戻す作業を効率的に行うことができる。また、各
ページの画像が形成された記録紙はその最終ページから
の出力され、ページ揃いをする手間を省くことができ
る。
【0110】なお、本実施の形態では、ファクシミリ機
能およびプリンタ機能を有する複合画像形成装置につい
て説明したが、複写機単体に製本ページ連写モードを実
行するように設定することは可能である。
【0111】(第2形態)次に、本発明の第2形態につ
いて図11を参照しながら説明する。図11は本発明の
複合画像形成装置の実施の第2形態における製本ページ
連写の制御手順を示すフローチャートである。
【0112】本実施の形態は、第1形態の構成と同じ構
成を有し、本形態では、画像データを画像メモリに格納
した後に、ページ単位に画像データを分割する。
【0113】図11を参照するに、まず、コピーモード
が製本ページ連写であるか否かの判定が行われる(ステ
ップS1101)。コピーモードが製本ページ連写でな
いと、通常のコピー動作に移行される。
【0114】コピーモードが製本ページ連写であると、
原稿の給紙モードが原稿給送装置101で原稿を自動的
に給紙するフィーダモードであるか否かの判定が行われ
る(ステップS1102)。原稿の給紙モードが原稿給
送装置101で原稿を自動的に給紙するフィーダモード
でないと、原稿の給紙モードが手動モードであると判定
され、この手動モードに対応する処理ルーチンへの移行
が行われる。
【0115】原稿の給紙モードが原稿給送装置101で
原稿を自動的に給紙するフィーダモードであると、原稿
給送装置101で原稿が原稿台ガラス面102上に搬送
される。この原稿の内、最初に搬送される原稿は2ペー
ジ目、(N−1)ページ目の各画像が形成されている用
紙である。その原稿は2ページ目、(N−1)ページ目
の画像形成面が原稿台ガラス面102に対向するように
かつ(N−1)ページ目(原稿の右側)が読取り基準側
に位置するように原稿台ガラス面102に置かれる(ス
テップS1103)。
【0116】原稿が原稿台に置かれた後、まず、原稿の
一方の面側の画像が読み取られ、その画像データは画像
メモリに書き込まれる(ステップS1104)。この画
像データは、必要に応じて圧縮して画像メモリに書き込
まれる。
【0117】原稿の一方の面側の画像の読取り後、原稿
を反転するための搬送が開始される(ステップS110
5)。次いで、その原稿反転が終了したか否かの判定が
行われる(ステップS1106)。原稿反転終了に伴
い、その原稿は1ページ目、Nページ目の画像形成面が
原稿台ガラス面102に対向するようにかつ1ページ目
(原稿の右側)が読取り基準側に位置するように原稿台
ガラス面102に置かれる。
【0118】原稿反転が終了すると、原稿の他方の面側
の画像が読み取られ、その画像データは画像メモリに書
き込まれる(ステップS1107)。
【0119】原稿の他方の面の画像の読取り後、その原
稿が最終原稿であるか否かの判定が行われる(ステップ
S1108)。その原稿が最終原稿でないと、その原稿
が原稿台ガラス面102から排出され、次の原稿の引き
込み、その原稿の各面の画像の読取りが繰り返される
(ステップS1103〜ステップS1108)。
【0120】この原稿の引込み、画像の読取りは最終原
稿まで行われ、最終原稿の画像の読取りが終了すると、
画像メモリからの画像データの読出し、分割が行われる
(ステップS1109)。この時点において、画像メモ
リには、2ページ目+(N−1)ページ目、1ページ目
+Nページ目、4ページ目+(N−3)ページ目、3ペ
ージ目+(N−2)ページ目、6ページ目+(N−5)
ページ目、5ページ目、+(N−4)ページ目の順に画
像データが格納されている。
【0121】画像データの読出しが開始されると、まず
Nページ目の画像を含む画像データが読み出され、必要
に応じて伸長された後に、その画像データに含まれる1
ページ分の画像データ(例えば、Nページの場合、読み
出された画像データの後半部分)が取り出される。
【0122】次いで、取り出された1ページ分の画像デ
ータに対する画像形成がプリンタ部2で行われる(ステ
ップS1110)。この画像形成では、まず、取り出さ
れた1ページ分の画像データが示す静電潜像が感光体2
02上に形成される。その静電潜像は可視像化された後
に記録紙に転写、定着され、記録紙にはNページ目の画
像が形成される。画像が形成された記録紙は外部に排出
される。
【0123】この画像形成プロセス途中で、感光体20
2上への静電潜像の形成が終了したか否かの判定が行わ
れる(ステップS1111)。感光体202上への静電
潜像の形成が終了すると、1ページ目の画像に対する画
像形成動作が終了したか否かの判定が行われる(ステッ
プS1112)。
【0124】1ページ目の画像の形成動作が終了しない
と、次の(N−1)ページ目の画像を含む画像データの
読出し、分割、(N−1)ページの画像データに対する
画像形成動作が行われ、以下、順次に、最終ページ側か
ら1ページ目の画像を含む画像データの読出し、分割、
1ページ分の画像データに対する画像形成動作が行われ
る(ステップS1109〜ステップS1112)。な
お、1つの静電潜像の形成終了と次の静電潜像の形成開
始との間には、所定の間隔が置かれている。
【0125】1ページ目の画像データに対する画像形成
動作が終了すると、製本ページ連写のコピーモードは終
了する。
【0126】次に、原稿の給紙モードが原稿給送装置1
01で原稿を自動的に給紙するフィーダモードでない判
定されるときに行われる手動モードに対する処理ルーチ
ンについて説明する。
【0127】この手動ルーチンでは、上述のステップS
1103の原稿搬送、ステップS1105の原稿反転を
自動的に行うことができないから、原稿の原稿台への載
置、原稿の反転が手動で行われるとともに、原稿の画像
の読取りがスタートキー303の入力によって指示され
る。また、すべてのページの画像に対する画像形成動作
が終了すると、その終了が操作者のキー入力によって指
示される。その他の処理については、上述の処理内容と
同じである。
【0128】以上により、本形態では、第1実施例に比
して、リーダ部1の原稿走査時間が短くなり、コピー処
理に掛かる時間を短縮することができる。
【0129】(第3形態)次に、本発明の実施の第3形
態について図12および図13を参照しながら説明す
る。図12および図13は本発明の複合画像形成装置の
実施の第3形態における製本ページ連写の制御手順を示
すフローチャートである。
【0130】本実施の形態は、第1形態の構成と同じ構
成を有し、本形態では、画像メモリを用いずに、製本ペ
ージ連写を実行する。
【0131】図12を参照するに、まず、コピーモード
が製本ページ連写であるか否かの判定が行われる(ステ
ップS1201)。コピーモードが製本ページ連写でな
いと、通常のコピー動作に移行される。
【0132】コピーモードが製本ページ連写であると、
原稿の給紙モードが原稿給送装置101で原稿を自動的
に循環可能に給紙するフィーダモードであるか否かの判
定が行われる(ステップS1202)。原稿の給紙モー
ドが原稿給送装置101で原稿を自動的に循環可能に給
紙するフィーダモードでないと、製本ページ連写が実行
不可能であることを示すメッセージが表示され、処理は
中断される。
【0133】原稿の給紙モードが原稿給送装置101で
原稿を自動的に循環可能に給紙するフィーダモードであ
ると、原稿給送装置101で原稿が原稿台ガラス面10
2上に反転搬送される。この原稿の内、最初に搬送され
る原稿は1ページ目、Nページ目の各画像が形成されて
いる用紙である。その原稿は1ページ目、Nページ目の
画像形成面が原稿台ガラス面102に対向するようにか
つ1ページ目が読取り基準側に位置するように原稿台ガ
ラス面102に置かれる(ステップS1203)。
【0134】原稿が原稿台に置かれた後、まず、原稿の
左側の画像すなわち読取り基準側でない側の画像(Nペ
ージ目の画像)がリーダ部1で読み取られ、その画像デ
ータに対する画像形成動作がプリンタ部2で行われる
(ステップS1204)。
【0135】画像形成動作後、原稿を反転するための搬
送が開始される(ステップS1205)。次いで、その
原稿反転が終了したか否かの判定が行われる(ステップ
S1206)。原稿反転終了に伴い、その原稿は2ペー
ジ目、(N−1)ページ目の画像形成面が原稿台ガラス
面102に対向するようにかつ(N−1)ページ目(原
稿の右側)が読取り基準側に位置するように原稿台ガラ
ス面102に置かれる。
【0136】原稿反転が終了すると、原稿の右側の画像
すなわち読取り基準側の画像((N−1)ページ目の画
像)が読み取られ、その画像データに対する画像形成動
作がプリンタ部2で行われる(ステップS1207)。
【0137】次いで、原稿が最終原稿であるか否かの判
定が行われる(ステップS1208)。原稿が最終原稿
でないと、その原稿が排出され、次の原稿を引き込むた
めに上述のステップS1203からの処理が繰り返され
る。
【0138】原稿が最終原稿であると判定された時点に
おいて、例えば、原稿枚数をm枚とすると、上述のステ
ップS1203〜ステップS1207を繰り返した時点
で、原稿は、(2m)ページ目、(2m+1)ページ目
が読取り向きとなるように、かつ読取り基準側に(2m
+1)ページ目が、読取り基準側でない側に(2m)ペ
ージ目がそれぞれ位置するように原稿台に置かれるか
ら、(2m+1)ページまでの画像の形成が完了する。
具体的には、図18に示すように、原稿枚数が3枚であ
ると、読取り基準側に7ページ目が、読取り基準側でな
い側に6ページ目がそれぞれ位置し、7ページ目までの
画像形成が完了する。
【0139】原稿が最終原稿であると、図13に示すよ
うに、(2m)ページ目の画像、すなわち原稿の左側の
画像が読み取られ、その画像データに対する画像形成動
作が行われる(ステップS1209)。
【0140】画像形成動作後、原稿を反転するための搬
送が開始される(ステップS1210)。次いで、その
原稿反転が終了したか否かの判定が行われる(ステップ
S1211)。原稿反転終了に伴い、その原稿は(2m
+2)ページ目、(2m−1)ページ目の画像形成面が
原稿台ガラス面102に対向するようにかつ(2m−
1)ページ目(原稿の右側)が読取り基準側に位置する
ように原稿台ガラス面102に置かれる。例えば、原稿
枚数が3枚であると、読取り基準側に5ページ目が、読
取り基準側でない側に8ページ目がそれぞれ位置する。
【0141】原稿反転が終了すると、原稿の右側の画像
すなわち読取り基準側の画像((2m−1)ページ目の
画像)が読み取られ、その画像データに対する画像形成
動作がプリンタ部2で行われる(ステップS121
2)。
【0142】次いで、原稿が1枚目の原稿であるか否か
の判定が行われる(ステップS1213)。原稿が1枚
目の原稿でないとき、原稿台から原稿が反転排出され
て、(原稿枚数−1枚)原稿搬送が行われ、原稿は原稿
台ガラス面102上に置かれる(ステップS121
4)。例えば、原稿枚数が3枚であると、原稿台に置か
れている原稿を反転排出した後、2枚目の原稿が原稿台
に置かれるように、1枚の原稿は搬送排出され、次の原
稿が原稿台ガラス面102上に置かれる。
【0143】次いで、原稿台上の原稿の左側、すなわち
読取り基準側でない側にあるページの画像が読み取ら
れ、その画像データに対する画像形成動作がプリンタ部
2で行われる(ステップS1215)。
【0144】画像形成動作後、原稿を反転するための搬
送が開始される(ステップS1216)。次いで、その
原稿反転が終了したか否かの判定が行われる(ステップ
S1217)。
【0145】原稿反転が終了すると、原稿の右側の画像
すなわち読取り基準側の画像が読み取られ、その画像デ
ータに対する画像形成動作がプリンタ部2で行われる
(ステップS1218)。
【0146】画像形成動作後、処理は再びステップS1
213に戻り、原稿が1枚目の原稿であるか否かの判定
が行われる。原稿が1枚目の原稿であると、その原稿は
排出され、処理は終了する。
【0147】以上により、本実施例では、コストが高い
画像メモリを用いずに、製本ページ連写を実行するか
ら、画像メモリを用いる上述の第1および第2実施例に
比して、コストを低下させることができる。
【0148】(第4形態)次に、本発明の実施の第4形
態について図14を参照しながら説明する。図14は本
発明の複合画像形成装置の実施の第4形態における製本
ページ連写の制御手順を示すフローチャートである。
【0149】本実施の形態は、第1形態の構成と同じ構
成を有し、本形態では、製本処理によって、各面に対応
するページの原稿画像が配置、形成されている用紙束を
ページ単位に分割し、各ページ単位でその原稿画像をフ
ァクシミリ送信するモードを行う。なお、本実施例で
は、製本処理によって、各面に対応するページの原稿画
像が配置、形成されている用紙束をページ単位に分割
し、各ページ単位でその原稿画像をファクシミリ送信す
るモードを製本ページ連写モードと呼ぶ。
【0150】図14を参照するに、まず、ファクシミリ
送信モードが製本ページ連写モードであるか否かの判定
が行われる(ステップS1401)。ファクシミリ送信
モードが製本ページ連写モードでないと、通常のファク
シミリ送信動作に移行される。
【0151】ファクシミリ送信モードが製本ページ連写
モードであると、送信原稿の搬送モードが原稿給送装置
101で原稿を自動的に搬送するフィーダモードである
か否かの判定が行われる(ステップS1402)。原稿
の搬送モードが原稿給送装置101で原稿を自動的に搬
送するフィーダモードでないと、例えば、原稿の搬送モ
ードが手動モードであると判定され、この手動モードに
対応する処理ルーチンへの移行が行われる。
【0152】原稿の搬送モードが原稿給送装置101で
原稿を自動的に搬送するフィーダモードであると、原稿
給送装置101で原稿用紙が原稿台ガラス面102上に
搬送される。この原稿の内、最初に搬送される原稿は2
ページ目、(N−1)ページ目の各画像が形成されてい
る記録紙である。その原稿は2ページ目、(N−1)ペ
ージ目の画像形成面が原稿台ガラス面102に対向する
ようにかつ(N−1)ページ目(原稿の右側)が読取り
基準側に位置するように原稿台ガラス面102に置かれ
る(ステップS1403)。
【0153】原稿が原稿台に置かれた後、まず、原稿の
左側の画像すなわち読取り基準側でない側の画像が読み
取られ、その画像データは画像メモリに書き込まれる
(ステップS1404)。この画像データは、必要に応
じて圧縮して画像メモリに書き込まれる。
【0154】次いで、原稿の右側の画像すなわち読取り
基準側の画像が読み取られ、その画像データは画像メモ
リに書き込まれる(ステップS1405)。
【0155】原稿の一方の面の画像の読取り後、原稿を
反転するための搬送が開始される(ステップS140
6)。次いで、その原稿反転が終了したか否かの判定が
行われる(ステップS1407)。原稿反転終了に伴
い、その原稿は1ページ目、Nページ目の画像形成面が
原稿台ガラス面102に対向するようにかつ1ページ目
(原稿の右側)が読取り基準側に位置するように原稿台
ガラス面102に置かれる。
【0156】原稿反転が終了すると、原稿の右側の画像
すなわち読取り基準側の画像が読み取られ、その画像デ
ータは画像メモリに書き込まれる(ステップS140
8)。
【0157】次いで、原稿の左側の画像すなわち読取り
基準側でない側の画像が読み取られ、その画像データは
画像メモリに書き込まれる(ステップS1409)。
【0158】原稿の他方の面の画像の読取り後、その原
稿が最終原稿であるか否かの判定が行われる(ステップ
S1410)。その原稿が最終原稿でないと、その原稿
が原稿台ガラス面102から排出され、次の原稿の引き
込み、その原稿の各面の画像の読取りが繰り返される
(ステップS1403〜ステップS1410)。
【0159】この原稿の引込み、画像の読取りは最終原
稿まで行われ、最終原稿の画像の読取りが終了すると、
画像メモリから画像データを読み出し、その画像データ
を電話回線を介して相手先に送信する動作がファクシミ
リ部4で行われる(ステップS1411)。
【0160】この送信動作開始時点において、画像メモ
リには、2ページ目、(N−1)ページ目、1ページ
目、Nページ目、4ページ目、(N−3)ページ目、3
ページ目、(N−2)ページ目、6ページ目、(N−
5)ページ目、5ページ目、(N−4)ページ目の順に
画像データが格納されている。
【0161】送信動作が開始されると、まず1ページ目
の画像データが読み出され、その1ページ目の画像デー
タは必要に応じて伸長された後に、その画像データが送
信される。以下、順次に、1ページ目から最終ページの
画像データに対する送信動作が行われる。
【0162】この送信動作中、1ページ分の画像データ
の送信が終了したか否かが監視され(ステップS141
2)、1ページ分の画像データの送信が終了する毎に、
最終ページの画像データの送信が終了したか否かの判定
が行われる(ステップS1413)。
【0163】最終ページの画像データの送信が終了する
と、処理は終了する。
【0164】次に、原稿の搬送モードが原稿給送装置1
01で原稿を自動的に搬送するフィーダモードでない判
定されるときに行われる手動モードに対する処理ルーチ
ンについて説明する。
【0165】この手動ルーチンでは、上述のステップS
1403の原稿搬送、ステップS1406の原稿反転を
自動的に行うことができないから、原稿の原稿台への搬
送、すなわち原稿画像の読取りがスタートキー303の
入力によって指示される。その他の処理については、上
述の処理内容と同じである。
【0166】以上により、製本処理によって、各面に対
応するページの原稿画像が配置、形成されている用紙束
をページ単位に分割し、各ページ単位でその原稿画像を
ファクシミリ送信する製本ページ連写モードにより、製
本化された原稿をその中央部で切断し、ページ単位に分
割する方法または製本化された原稿状態で各ページ毎に
コピーを取り、このコピーした原稿を読み取る方法を用
いることなく、製本処理機能により製本化された原稿を
簡単に送信することができる。
【0167】なお、本形態では、読み取られた画像デー
タを格納するメモリとして、リーダ部1からプリンタ部
2に画像データを送るための画像メモリを使用している
が、これに代えて、ハードディスク11または外部装置
3内のメモリを用いることもできる。また、リーダ部1
からプリンタ部2に画像データを送るための画像メモリ
は多値データを格納可能なメモリであるから、コストが
高く、その画像メモリに代えて、ハードディスク11ま
たは外部装置3内のメモリを用いることによって、画像
メモリの容量の増大を抑えることができ、その画像メモ
リの容量増大に起因するコストアップを抑制することが
できる。
【0168】(第5形態)次に、本発明の実施の第5形
態について図15を参照しながら説明する。図15は本
発明の複合画像形成装置の実施の第5形態における製本
ページ連写の制御手順を示すフローチャートである。
【0169】本実施の形態は、第1形態の構成と同じ構
成を有し、本形態では、第4形態と異なり、画像データ
を画像メモリに格納した後に、ページ単位に画像データ
を分割するように設定されている製本ページ連写を行
う。
【0170】図15を参照するに、まず、ファクシミリ
送信モードが製本ページ連写モードであるか否かの判定
が行われる(ステップS1501)。ファクシミリ送信
モードが製本ページ連写でないと、通常のファクシミリ
送信動作に移行される。
【0171】ファクシミリ送信モードが製本ページ連写
であると、原稿の搬送モードが原稿給送装置101で原
稿を自動的に給紙するフィーダモードであるか否かの判
定が行われる(ステップS1502)。原稿の給紙モー
ドが原稿給送装置101で原稿を自動的に給紙するフィ
ーダモードでないと、原稿の搬送モードが手動モードで
あると判定され、この手動モードに対応する処理ルーチ
ンへの移行が行われる。
【0172】原稿の搬送モードが原稿給送装置101で
原稿を自動的に給紙するフィーダモードであると、原稿
給送装置101で原稿が原稿台ガラス面102上に搬送
される。この原稿の内、最初に搬送される原稿は2ペー
ジ目、(N−1)ページ目の各画像が形成されている用
紙である。その原稿は2ページ目、(N−1)ページ目
の画像形成面が原稿台ガラス面102に対向するように
かつ(N−1)ページ目(原稿の右側)が読取り基準側
に位置するように原稿台ガラス面102に置かれる(ス
テップS1503)。
【0173】原稿が原稿台に置かれた後、まず、原稿の
一方の面側の画像が読み取られ、その画像データは画像
メモリに書き込まれる(ステップS1504)。この画
像データは、ファクシミリ部4に送られた後に、必要に
応じて圧縮してハードディスク11に書き込まれる。
【0174】原稿の一方の面側の画像の読取り後、原稿
を反転するための搬送が開始される(ステップS150
5)。次いで、その原稿反転が終了したか否かの判定が
行われる(ステップS1506)。原稿反転終了に伴
い、その原稿は1ページ目、Nページ目の画像形成面が
原稿台ガラス面102に対向するようにかつ1ページ目
(原稿の右側)が読取り基準側に位置するように原稿台
ガラス面102に置かれる。
【0175】原稿反転が終了すると、原稿の他方の面側
の画像が読み取られ、その画像データはハードディスク
11に書き込まれる(ステップS1507)。
【0176】原稿の他方の面の画像の読取り後、その原
稿が最終原稿であるか否かの判定が行われる(ステップ
S1508)。その原稿が最終原稿でないと、その原稿
が原稿台ガラス面102から排出され、次の原稿の引き
込み、その原稿の各面の画像の読取りが繰り返される
(ステップS1503〜ステップS1508)。
【0177】この原稿の引込み、画像の読取りは最終原
稿まで行われ、最終原稿の画像の読取りが終了すると、
ハードディスク11からの画像データの読出し、分割が
行われる(ステップS1509)。この時点において、
画像メモリには、2ページ目+(N−1)ページ目、1
ページ目+Nページ目、4ページ目+(N−3)ページ
目、3ページ目+(N−2)ページ目、6ページ目+
(N−5)ページ目、5ページ目、+(N−4)ページ
目の順に画像データが格納されている。
【0178】画像データの読出しが開始されると、まず
1ページ目の画像を含む画像データが読み出され、必要
に応じて伸長された後に、その画像データに含まれる1
ページ分の画像データ(例えば、1ページの場合、読み
出された画像データの前半部分)が取り出される。
【0179】次いで、取り出された1ページ分の画像デ
ータがファクシミリ部4で電話回線を介して相手先に送
信される(ステップS1510)。
【0180】次いで、1ページ目の画像に対する送信動
作が終了したか否かの判定が行われる(ステップS15
11)。
【0181】1ページ目の画像の送信動作が終了する
と、最終ページの画像の送信動作が終了したか否かの判
定が行われる(ステップS1512)。最終ページの画
像の送信動作が終了していないと、以下、ステップS1
509〜ステップS1512を繰り返すことによって、
最終ページまでの画像の送信が順次に行われる。
【0182】最終ページ目の画像データに対する送信動
作が終了すると、製本ページ連写のファクシミリ送信モ
ードは終了する。
【0183】次に、原稿の給紙モードが原稿給送装置1
01で原稿を自動的に給紙するフィーダモードでない判
定されるときに行われる手動モードに対する処理ルーチ
ンについて説明する。
【0184】この手動ルーチンでは、上述のステップS
1503の原稿搬送、ステップS1505の原稿反転を
自動的に行うことができないから、原稿の画像の読取り
がスタートキー303の入力によって指示される。その
他の処理については、上述の処理内容と同じである。
【0185】以上により、本形態では、第1実施例に比
して、リーダ部1の原稿走査時間が短くなり、コピー機
能などの他の機能の使用を妨げることがない。
【0186】なお、本形態では、ファクシミリ機能を有
する複合画像形成装置について説明したが、ファクシミ
リ装置単体に製本ページ連写モードを実行可能に設定す
ることもできる。
【0187】(第6形態)次に、本発明の実施の第6形
態について図16および図17を参照しながら説明す
る。図16および図17は本発明の複合画像形成装置の
実施の第6形態における製本ページ連写の制御手順を示
すフローチャートである。
【0188】本実施の形態は、第1形態の構成と同じ構
成を有し、本形態では、第4形態と異なり、読み取られ
た画像データを格納するための画像メモリを用いずに、
製本ページ連写を実行する。
【0189】図16を参照するに、まず、ファクシミリ
送信モードが製本ページ連写モードであるか否かの判定
が行われる(ステップS1601)。ファクシミリ送信
モードが製本ページ連写モードでないと、通常のファク
シミリ送信動作に移行される。
【0190】ファクシミリ送信モードが製本ページ連写
モードであると、原稿の搬送モードが原稿給送装置10
1で原稿を自動的に循環可能に給紙するフィーダモード
であるか否かの判定が行われる(ステップS160
2)。原稿の搬送モードが原稿給送装置101で原稿を
自動的に循環可能に給紙するフィーダモードでないと、
製本ページ連写が実行不可能であることを示すメッセー
ジが表示され、処理は中断される。
【0191】原稿の搬送モードが原稿給送装置101で
原稿を自動的に循環可能に給紙するフィーダモードであ
ると、原稿給送装置101で原稿が原稿台ガラス面10
2上に反転搬送される。この原稿の内、最初に搬送され
る原稿は1ページ目、Nページ目の各画像が形成されて
いる用紙である。その原稿は1ページ目、Nページ目の
画像形成面が原稿台ガラス面102に対向するようにか
つ1ページ目が読取り基準側に位置するように原稿台ガ
ラス面102に置かれる(ステップS1603)。
【0192】原稿が原稿台に置かれた後、まず、原稿の
右側の画像すなわち読取り基準側の画像(1ページ目の
画像)がリーダ部1で読み取られ、その画像データはフ
ァクシミリ部4に送られる。ファクシミリ部4は、送ら
れた画像データを圧縮してハードディスク111に書き
込み、相手先に送信する(ステップS1604)。
【0193】画像送信後、原稿を反転するための搬送が
開始される(ステップS1605)。次いで、その原稿
反転が終了したか否かの判定が行われる(ステップS1
606)。原稿反転終了に伴い、その原稿は2ページ
目、(N−1)ページ目の画像形成面が原稿台ガラス面
102に対向するようにかつ(N−1)ページ目(原稿
の右側)が読取り基準側に位置するように原稿台ガラス
面102に置かれる。
【0194】原稿反転が終了すると、原稿の左側の画像
すなわち2ページ目の画像が読み取られ、その画像デー
タに対する送信動作がファクシミリ部4で行われる(ス
テップS1607)。
【0195】次いで、原稿が最終原稿であるか否かの判
定が行われる(ステップS1608)。原稿が最終原稿
でないと、その原稿が排出され、次の原稿を引き込むた
めに上述のステップS1603からの処理が繰り返され
る。
【0196】原稿が最終原稿であると判定された時点に
おいて、原稿枚数をm枚とすると、上述のステップS1
203〜ステップS1207を繰り返した時点で、原稿
は、(2m)ページ目、(2m+1)ページ目が読取り
向きとなるように、かつ読取り基準側に(2m+1)ペ
ージ目が、読取り基準側でない側に(2m)ページ目が
それぞれ位置するように原稿台に置かれ、(2m)ペー
ジまでの画像の送信が完了する。具体的には、図18に
示すように、原稿枚数が3枚であると、読取り基準側に
7ページ目が、読取り基準側でない側に6ページ目がそ
れぞれ位置し、6ページ目までの画像が送信済みとな
る。
【0197】原稿が最終原稿であると、図17に示すよ
うに、(2m+1)ページ目の画像、すなわち原稿の左
側の画像が読み取られ、その画像データに対する送信動
作が行われる(ステップS1609)。
【0198】画像送信後、原稿を反転するための搬送が
開始される(ステップS1610)。次いで、その原稿
反転が終了したか否かの判定が行われる(ステップS1
611)。原稿反転終了に伴い、その原稿は(2m+
2)ページ目、(2m−1)ページ目の画像形成面が原
稿台ガラス面102に対向するようにかつ(2m−1)
ページ目(原稿の右側)が読取り基準側に位置するよう
に原稿台ガラス面102に置かれる。例えば、原稿枚数
が3枚であると、読取り基準側に5ページ目が、読取り
基準側でない側に8ページ目がそれぞれ位置する。
【0199】原稿反転が終了すると、原稿の右側の画像
すなわち読取り基準側でない側の画像((2m+2)ペ
ージ目の画像)が読み取られ、その画像データに対する
送信動作がファクシミリ部4で行われる(ステップS1
612)。
【0200】次いで、原稿が1枚目の原稿であるか否か
の判定が行われる(ステップS1613)。原稿が1枚
目の原稿でないとき、原稿台から原稿が反転排出され
て、(原稿枚数−1枚)原稿搬送が行われ、原稿は原稿
台ガラス面102上に置かれる(ステップS161
4)。例えば、原稿枚数が3枚であると、原稿台に置か
れている原稿を反転排出した後、2枚目の原稿が原稿台
に置かれるように、1枚の原稿は搬送排出され、次の原
稿が原稿台ガラス面102上に置かれる。
【0201】次いで、原稿台上の原稿の右側、すなわち
読取り基準側にあるページの画像が読み取られ、その画
像データに対する送信動作がファクシミリ部4で行われ
る(ステップS1615)。
【0202】画像形成動作後、原稿を反転するための搬
送が開始される(ステップS1616)。次いで、その
原稿反転が終了したか否かの判定が行われる(ステップ
S1617)。
【0203】原稿反転が終了すると、原稿の左側の画像
すなわち読取り基準側でない側にある画像が読み取ら
れ、その画像データに対する送信動作がファクシミリ部
4で行われる(ステップS1618)。
【0204】画像形成動作後、処理は再びステップS1
613に戻り、原稿が1枚目の原稿であるか否かの判定
が行われる。原稿が1枚目の原稿であると、その原稿は
排出され、処理は終了する。
【0205】以上により、本形態では、コストが高い画
像メモリを用いずに、製本ページ連写を実行するから、
画像メモリを用いる上述の第4実施例に比して、コスト
を低下させることができる。
【0206】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
画像形成装置によれば、少なくとも1枚以上の用紙を束
ねた用紙束の各用紙に形成されている画像を走査するこ
とによって読み取る読取手段と、画像の読取りモードを
設定する読取りモード設定手段とが設けられ、読取りモ
ード設定手段により読取手段による読取りモードが設定
されると、制御手段で、用紙束の各用紙毎に、その用紙
の一方の面の左半分の画像、その一方の面の右半分の画
像、他方の面の左半分の画像、他方の面の右半分の画像
を読み取るように読取手段を制御するとともに、各読み
取られた左、右半分の画像毎にその画像を1枚の転写材
に形成するように画像形成手段を制御するから、製本処
理機能により製本化された原稿を各原稿ページに分割さ
れた用紙束に戻す作業を効率的に行うことができる。
【0207】請求項2記載の画像形成装置によれば、読
取手段で、各読み取られた左、右半分の画像をそのペー
ジに対応付けて記憶手段に格納し、制御手段で、記憶手
段からページ順に対応する画像を読み出し、その画像を
転写材に順次に形成するように画像形成手段を制御する
から、各用紙の画像をページ順に出力することができ
る。
【0208】請求項3記載の画像形成装置によれば、読
取手段で、用紙束の各用紙毎に、その用紙の一方の面の
画像、その他方の面の画像を読み取り、その各画像に含
まれる左右の半分の画像をページに対応付けて記憶手段
に格納し、制御手段で、記憶手段からページ順に対応す
る画像を読み出し、その画像を転写材に順次に形成する
ように画像形成手段を制御するから、各用紙の画像をペ
ージ順に出力することができる。
【0209】請求項4記載の画像形成装置によれば、制
御手段で、用紙束の各用紙の一方の面の左半分の画像、
その一方の面の右半分の画像、他方の面の左半分の画
像、他方の面の右半分の画像をページ順に読み取るよう
に読取手段を制御するとともに、各ページ毎に読み取ら
れた画像を1枚の転写材に順次に形成するように画像形
成手段を制御するから、各用紙の画像をページ順に出力
することができるとともに、コストアップの要因となる
記憶手段を用いる必要がなくなる。
【0210】請求項5記載の画像伝送装置によれば、少
なくとも1枚以上の用紙を束ねた用紙束の各用紙に形成
されている画像を走査することによって読み取る読取手
段と、画像の読取りモードを設定する読取りモード設定
手段とが設けられ、読取りモード設定手段により読取手
段による読取りモードが設定されると、制御手段で用紙
束の各用紙毎に、その用紙の一方の面の左半分の画像、
その一方の面の右半分の画像、他方の面の左半分の画
像、他方の面の右半分の画像を読み取るように読取手段
を制御するとともに、各読み取られた左、右半分の画像
毎にその画像を1ページ分の画像として伝送するように
伝送手段を制御するから、余分な手間を掛けることな
く、製本処理機能により製本化された原稿を簡単に送信
することができる。
【0211】請求項6記載の画像伝送装置によれば、読
取手段で、各読み取られた左、右半分の画像をそのペー
ジに対応付けて記憶手段に格納し、制御手段で、記憶手
段からページ順に対応する画像を読み出し、その画像を
1ページ分の画像として伝送するように伝送手段を制御
するから、各用紙の画像をページ順に送信することがで
きる。
【0212】請求項7記載の画像伝送装置によれば、読
取手段で、用紙束の各用紙毎に、その用紙の一方の面の
画像、その他方の面の画像を読み取り、その各画像に含
まれる左右の半分の画像をページに対応付けて記憶手段
に格納し、制御手段で、記憶手段からページ順に対応す
る画像を読み出し、その画像を1ページ分の画像として
伝送するように伝送手段を制御するから、各用紙の画像
をページ順に送信することができる。
【0213】請求項8記載の画像伝送装置によれば、制
御手段で、用紙束の各用紙の一方の面の左半分の画像、
その一方の面の右半分の画像、他方の面の左半分の画
像、他方の面の右半分の画像をページ順に読み取るよう
に読取手段を制御するとともに、各ページ毎に読み取ら
れた画像を1ページ分の画像として伝送するように伝送
手段を制御するから、各用紙の画像をページ順に出力す
ることができるとともに、コストアップの要因となる大
容量の記憶手段を用いる必要がなくなる。
【0214】請求項9記載の複合画像形成装置によれ
ば、請求項1記載の画像形成装置とファクシミリ装置と
が設けられているから、製本処理機能により製本化され
た原稿を各原稿ページに分割された用紙束に戻す作業を
効率的に行うことができる。
【0215】請求項10記載の複合画像形成装置によれ
ば、請求項5記載の画像伝送装置と画像形成装置とが設
けられているから、余分な手間を掛けることなく、製本
処理機能により製本化された原稿を簡単に送信すること
ができる。
【0216】請求項11記載の複合画像形成装置によれ
ば、請求項1記載の画像形成装置と、請求項5記載の画
像伝送装置とが設けられているから、製本処理機能によ
り製本化された原稿を各原稿ページに分割された用紙束
に戻す作業を効率的に行うことができるとともに、余分
な手間を掛けることなく、製本処理機能により製本化さ
れた原稿を簡単に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合画像形成装置の実施の第1形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の複合画像形成装置のリーダ部とプリンタ
部とが互いに共働して構成する画像形成部を示す構成図
である。
【図3】図1の複合画像形成装置のリーダ部に設けられ
ている操作パネルのキー配列を示す図である。
【図4】図1の複合画像形成装置における動作モード選
択動作を示すフローチャートである。
【図5】図1の複合画像形成装置におけるコピーモード
を示すフローチャートである。
【図6】図1の複合画像形成装置におけるファクシミリ
送信モードを示すフローチャートである。
【図7】図1の複合画像形成装置におけるファイルモー
ドを示すフローチャートである。
【図8】図1の複合画像形成装置におけるコンピュータ
インタフェースからの入力モードを示すフローチャート
である。
【図9】図1の複合画像形成装置におけるファクシミリ
受信モードを示すフローチャートである。
【図10】図1の複合画像形成装置における製本ページ
連写の制御手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の複合画像形成装置の実施の第2形態
における製本ページ連写の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図12】本発明の複合画像形成装置の実施の第3形態
における製本ページ連写の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図13】本発明の複合画像形成装置の実施の第3形態
における製本ページ連写の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図14】本発明の複合画像形成装置の実施の第4形態
における製本ページ連写の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図15】本発明の複合画像形成装置の実施の第5形態
における製本ページ連写の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図16】本発明の複合画像形成装置の実施の第6形態
における製本ページ連写の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図17】本発明の複合画像形成装置の実施の第6形態
における製本ページ連写の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図18】製本処理機能によって製本化された用紙束を
示す外形図である。
【図19】図18の用紙束の1枚の用紙の各面に形成さ
れた画像のページレイアウトを示す図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 外部装置 4 ファクシミリ部 10 コア部 11 ハードディスク 101 原稿給送装置 202 感光体 220 排出処理部 222 製本処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 良行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 直 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 轡田 悟 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金子 敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 名田 稔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木村 彰良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 賢二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中村 真一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三宅 範書 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上の原稿画像を走査することによ
    って読み取られた画像を転写材に形成する画像形成手段
    が設けられている画像形成装置において、少なくとも1
    枚以上の用紙を束ねた用紙束の各用紙に形成されている
    画像を走査することによって読み取る読取手段と、画像
    の読取りモードを設定する読取りモード設定手段と、前
    記読取りモード設定手段により前記読取手段による読取
    りモードが設定されると、前記用紙束の各用紙毎に、そ
    の用紙の一方の面の左半分の画像、その一方の面の右半
    分の画像、他方の面の左半分の画像、他方の面の右半分
    の画像を読み取るように前記読取手段を制御するととも
    に、各読み取られた左、右半分の画像毎にその画像を1
    枚の転写材に形成するように前記画像形成手段を制御す
    る制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記読取手段は、各読み取られた左、右
    半分の画像をそのページに対応付けて格納する記憶手段
    を有し、前記制御手段は、前記記憶手段からページ順に
    対応する画像を読み出し、その画像を転写材に順次に形
    成するように前記画像形成手段を制御することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記読取手段は、前記用紙束の各用紙毎
    に、その用紙の一方の面の画像、その他方の面の画像を
    読み取り、その各画像に含まれる左右の半分の画像をペ
    ージに対応付けて格納する記憶手段を有し、前記制御手
    段は、前記記憶手段からページ順に対応する画像を読み
    出し、その画像を転写材に順次に形成するように前記画
    像形成手段を制御することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記用紙束の各用紙の
    一方の面の左半分の画像、その一方の面の右半分の画
    像、他方の面の左半分の画像、他方の面の右半分の画像
    をページ順に読み取るように前記読取手段を制御すると
    ともに、各ページ毎に読み取られた画像を1枚の転写材
    に順次に形成するように前記画像形成手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿台上の原稿画像を走査することによ
    って読み取られた画像を通信回線を介して伝送する伝送
    手段が設けられている画像伝送装置において、少なくと
    も1枚以上の用紙を束ねた用紙束の各用紙に形成されて
    いる画像を走査することによって読み取る読取手段と、
    画像の読取りモードを設定する読取りモード設定手段
    と、前記読取りモード設定手段により前記読取手段によ
    る読取りモードが設定されると、前記用紙束の各用紙毎
    に、その用紙の一方の面の左半分の画像、その一方の面
    の右半分の画像、他方の面の左半分の画像、他方の面の
    右半分の画像を読み取るように前記読取手段を制御する
    とともに、各読み取られた左、右半分の画像毎にその画
    像を1ページ分の画像として伝送するように前記伝送手
    段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像
    伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記読取手段は、各読み取られた左、右
    半分の画像をそのページに対応付けて格納する記憶手段
    を有し、前記制御手段は、前記記憶手段からページ順に
    対応する画像を読み出し、その画像を1ページ分の画像
    として伝送するように前記伝送手段を制御することを特
    徴とする請求項5記載の画像伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記読取手段は、前記用紙束の各用紙毎
    に、その用紙の一方の面の画像、その他方の面の画像を
    読み取り、その各画像に含まれる左右の半分の画像をペ
    ージに対応付けて格納する記憶手段を有し、前記制御手
    段は、前記記憶手段からページ順に対応する画像を読み
    出し、その画像を1ページ分の画像として伝送するよう
    に前記伝送手段を制御することを特徴とする請求項5記
    載の画像伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記用紙束の各用紙の
    一方の面の左半分の画像、その一方の面の右半分の画
    像、他方の面の左半分の画像、他方の面の右半分の画像
    をページ順に読み取るように前記読取手段を制御すると
    ともに、各ページ毎に読み取られた画像を1ページ分の
    画像として伝送するように前記伝送手段を制御すること
    を特徴とする請求項5記載の画像伝送装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の画像形成装置とファクシ
    ミリ装置とを備えることを特徴とする複合画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の画像伝送装置と画像形
    成装置とを備えることを特徴とする複合画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の画像形成装置と、請求
    項5記載の画像伝送装置とを備えることを特徴とする複
    合画像形成装置。
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