JPH10117268A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10117268A
JPH10117268A JP8268607A JP26860796A JPH10117268A JP H10117268 A JPH10117268 A JP H10117268A JP 8268607 A JP8268607 A JP 8268607A JP 26860796 A JP26860796 A JP 26860796A JP H10117268 A JPH10117268 A JP H10117268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
sheet
unit
images
recording material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8268607A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyoukiyou Kou
松強 黄
Yoshihiko Suzuki
嘉彦 鈴木
Hirohiko Tashiro
浩彦 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8268607A priority Critical patent/JPH10117268A/ja
Publication of JPH10117268A publication Critical patent/JPH10117268A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の表裏面に効率よく有効に画像形成す
る。 【解決手段】 リーダ部1、プリンタ部2、イメージメ
モリ部9等に接続され装置全体を制御するコア部10
は、記録材の表裏両面に画像形成する時は、記録材を半
折りした状態で、複数枚の形成した画像が順に並ぶよう
に画像形成制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像デー
タを蓄える画像メモリ手段を有し、画像メモリ手段内の
画像データを記録材上に形成する画像形成装置の技術分
野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置におい
て、ソータ等の排出紙処理装置で、転写排出紙を自動的
に仕分け、整合、針止め等行っている。その一つの排出
紙処理として製本処理技術がある。これは、図10に示
すように用紙の裏に1ページ目、最終ページ目、表に2
ページ目、最終−1ページ目の画像を形成し、それを順
次行い用紙の中央を綴じて半折りにすることで製本する
技術である。又、自動的に製本処理を行うため、図10
に示すように画像形成のページをレイアウト制御する技
術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙束
を綴じたり、又用紙束を半折りを行うには、用紙束の用
紙枚数に限りがあり、それ以上の枚数の綴じ処理を行っ
たり、半折り処理を行うと排出紙処理装置を壊してしま
う。更に、前記綴じ可能枚数、半折り可能枚数は用紙厚
さで変わる。
【0004】そのため、製本処理を行わない通常の仕分
け、整合、針止め処理では、画像形成後、針止め可能枚
数を越えている場合は、針止め処理を行わずに、アラー
ム表示を行ってきた。しかし、製本処理では中央を綴じ
半折りしなければページ順が並ばず、操作者はミスコピ
ーとして再度やり直さなければならなかった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めに成されたもので、画像データに対応して用紙の表裏
面にユーザーの期待に対応した画像形成ができる画像形
成装置の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成に
よって、前記目的を達成するものである。
【0007】(1)複数枚の画像データを記憶する記憶
手段を有し、該記憶手段に記憶した画像データを記録材
上に形成する画像形成装置において、記録材の一面上に
前記記憶手段に記憶した1枚もしくは2枚の画像を形成
し、記録材の他の面上に前記記憶手段に記憶した1枚も
しくは2枚の画像を形成し、前記画像形成した記録材束
を半折りにした状態で、複数枚の形成した画像が順に並
ぶ画像形成を行う制御手段を有し、前記記録材束の記録
枚数が所定の処理数以下になるように制御し、更に前記
複数枚の画像データにより、2つ以上の記録材束を形成
する時、それぞれの記録材束を半折りにした状態で、前
記記録材束間で複数枚の形成した画像が順に並ぶように
画像形成配置を制御する制御手段とを有することを特徴
とする画像形成装置。
【0008】(2)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、処理数を設定する設定手段を有することを特徴と
する画像形成装置。
【0009】(3)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、記録材の厚さを検知する検知手段を有し、該検知
手段による検知厚さに応じて前記処理数を設定する設定
手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【0010】(4)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、記録材の一面上には折られるべき線を境に左右に
それぞれ画像が配置されることを特徴とする画像形成装
置。
【0011】(5)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、複数の記録材が重ねられた状態で半折りされるこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、複数枚の画
像データを記憶する記憶手段を有し、この記憶手段に記
憶した画像データを記録材上に形成する画像形成装置に
おいて、記録材の一面上に前記記憶手段の記憶した1枚
もしくは2枚の画像を、記録材の他の面上に前記記憶手
段の記憶した1枚もしくは2枚の画像を形成し、前記画
像形成した記録材束を半折りにした状態で複数枚の形成
した画像が順に並ぶ画像形成を行う制御手段を有し、前
記記録材束の記録枚数が所定の処理数以下になるように
制御し、更に、前記複数枚の画像データにより2つ以上
の記録材束を形成するとき、それぞれの記録材束を半折
りにした状態で、前記記録材束間で複数枚の形成した画
像が順に並ぶように画像形成配置を制御する制御手段を
設けた実施形態によって、前記の問題を解決する。
【0013】上記の実施形態の詳細を実施例により説明
する。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す画像形成シ
ステムの構成を表わすブロック図である。
【0015】図1において、1は原稿を画像データに変
換する画像入力装置(以下、リーダ部と称する)。
【0016】2は複数種類の記録紙カセットを有し、プ
リント命令により画像データを記録紙上に可視像として
出力する画像出力装置(以下、プリンタ部と称する)で
ある。3はリーダ部1と電気的に接続された外部装置で
あり、各種の機能を有する。外部装置3には、ファクス
部4、ファイル部5、またファイル部5と接続されてい
る光磁気ディスクドライブユニット6、コンピュータ1
1およびLANと接続するためのコンピュータインター
フェイス部7、コンピュータ11からの情報を可視像と
するためのフォーマッタ部8、リーダ部1からの情報を
蓄積したり、コンピュータ11等から送られてきた情報
を一時的に蓄積するためのイメージメモリ部9、および
上記各機能を制御するコア部10等を備えている。
【0017】図2は、リーダ部1およびプリンタ部2の
構成を示す断面図であり、以下、構成および動作につい
て説明する。
【0018】原稿給送装置(フィーダー)101上に積
載された原稿は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上
に搬送される。原稿がガラス面102の所定位置へ搬送
されると、スキャナ部のランプ103が点灯、かつスキ
ャナ・ユニット104が移動して原稿を照射する。原稿
の反射光は、ミラー105,106,107、レンズ1
08を介してCCDイメージ・センサー部109(以
下、CCDと称す)に入力される。
【0019】CCD109に照射された原稿の反射光
は、ここで光電変換される。変換された電気信号は、画
像処理部110(不図示)において、各種の画像処理が
施され、不図示である画像メモリ手段111(不図示)
に蓄えられる。画像メモリ111は必要な画像データを
すべて蓄えることが可能な容量が用意されている。ま
た、画像メモリ111への画像蓄積は必要に応じて画像
データの圧縮を行って蓄積しても良い。
【0020】画像処理部110の画像メモリ手段からプ
リンタ部2へ接続された電気信号は、露光制御部201
にて変調された光信号に変換されて感光体202を照射
する。照射光によって感光体202上に作られた潜像は
現像器203によって現像される。上記現像像の先端と
タイミングを併せて転写紙積載部204、もしくは20
5より転写紙が搬送され、転写部206において、上記
現像された像が転写される。転写された像は定着部20
7にて転写紙に定着された後、排紙部208より装置外
部に排出される。排紙部208から出力された転写紙
は、排出処理部220でソート機能が働いている場合に
は、各ビンに、またはソート機能が働いていない場合に
は、排出処理部の最上位のビンに排出される。また、製
本処理機能が働いている場合は機能に応じて、転写紙を
綴じたりする。
【0021】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。
【0022】定着部207で定着された出力用紙を、一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転し
て搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用被転写
紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、
上記プロセスと同様にして原稿画像が読み取られるが転
写紙については再給紙用被転写紙積載部210より給紙
されるので、結局、同一出力紙の表面,裏面に2枚の原
稿画像を出力することができる。
【0023】次に、排出処理部220の排出処理を説明
する。
【0024】排出処理部220は5ビンの固定のトレイ
221を有し、仕分けを行う。
【0025】ソートモードの場合には、画像形成済み用
紙は、本体の排紙ローラ208から順次排出され、排出
処理部220のトレイ221の各ビンに排出される度毎
に、図示しないビンシフトモータにより、各ビンを上下
に移動させて仕分けを行っていく。また、ステイプルモ
ードが選択されて、プリンタ部2からステイプル信号が
入力すると、ビンシフトモータで1ビンづつ移動させな
がらステイプル装置(不図示)が各ビンのシートをステ
イプルしていく。
【0026】222は排出処理部220の製本処理部で
あり、排出された用紙の中央部をステイプルし、用紙束
を最後に排出した用紙が内側になるように、半分に折
り、トレイ223に折り部が外側になるように積載す
る。
【0027】製本された用紙の状態を図10を参照して
説明する。
【0028】図10は用紙の両面に画像形成され、用紙
3枚を整合し、用紙中央部をステイプル、半折りにして
いる。1枚のシートに4ページの原稿画像が形成され、
図10の例では12ページの原稿画像が形成されてい
る。
【0029】図10中の矢印A方向からシートS1の画
像を見た時の図を図11(A)に示し、図10矢印B方
向からシートS1の画像を見た時の図を図11(B)に
示す。
【0030】図11に示すNは製本の最終ページであ
り、図10の例では、Nは12になる。図11(A)は
製本半折りされる場合の内側の面になる画像であり、形
成画像が横書き原稿画像の場合(製本が左開きの場合)
シート左側に2ページ目の画像形成がされ、右側にN−
1ページ目(11ページ目)の画像形成がされる。
【0031】図11(B)は製本半折りされる場合の外
側の面になる画像であり、形成画像が横書き原稿画像の
場合(製本が左開きの場合)シート左側にNページ目
(12ページ目)の画像形成がされ、右側に1ページ目
の画像形成がされる。同様にシートS2,S3に画像形
成が行われ、シートS1,S2,S3を重ね合わせて製
本する。
【0032】図1に示すように、外部装置3はリーダ部
1とケーブルで接続され、外部装置3内のコア部10で
信号の制御や、各機能の制御を行う。外部装置3内に
は、ファクス送受信を行うファクス部4、各種原稿情報
を電気信号に変換し光磁気ディスクに保存するファイル
部5、コンピュータからのコード情報をイメージ情報に
展開するフォーマッタ部8、LANおよびコンピュータ
とのインターフェイスを行うコンピュータ・インターフ
ェイス部7、リーダ部1からの情報を蓄積したり、コン
ピュータから送られてきた情報を一時的に蓄積するため
のイメージメモリ部9、および上記各機能を制御するコ
ア部10からなる。
【0033】図3は、リーダ部1にある操作パネルの構
成図である。
【0034】図3において、301は表示部であり動作
状態・メッセージを表示する。また、表示部301の表
面はタッチパネルになっていて、表面を触ることにより
選択キーとして働く。302はテンキーであり、数字を
入力するキーである。303はスタートキーであり、こ
のキーを押すことにより動作を開始する。
【0035】(第1の実施例)図4および図5は、図1
0,図11で示した製本をするために画像形成レイアウ
トする時の第1の実施例のフローチャートであり、一定
時間毎、または必要に応じてメインのシーケンスから呼
ばれるサブルーチンである。
【0036】図4に示すステップS101では、画像形
成するページ分の原稿画像が画像メモリ手段(イメージ
メモリ部9)に全て読み込まれたか判断する。ステップ
S101で全て読み込まれていない場合はステップS1
01へ戻る。ステップS101で全て読み込みが終了し
た場合はステップS102へ移行する。ステップS10
2では、画像形成するモードが製本するためのレイアウ
トモードであるか判断する。レイアウトモードでない場
合はA(不図示)へ移行し、通常の画像レイアウトシー
ケンスを実行する。ステップS102でレイアウトモー
ドである場合はステップS103へ移行する。
【0037】ステップS103では後記する横書き原稿
(左開き)か縦書き原稿(右開き)の指定かどちらであ
るか判断する。ステップS103で横書き原稿でない場
合はBへ、即ち図5のステップS201へ移行する。ス
テップS103で横書き原稿である場合は、ステップS
104へ移行する。
【0038】ステップS104では、レイアウト画像ペ
ージを管理するための変数N0をNに、IMTを1に、
IMEをNに初期化する。ここで、Nは画像形成する原
稿の全ページ数である。その後、ステップS105へ移
行する。
【0039】ステップS105では、N0が4Mより大
きいか否か判断する。ここでMは、図2に示す製本処理
部222でステイプル、半折りにできるシート枚数であ
り、後記する手法により指定される。ステップS105
でN0が4Mより大きい時ステップS106へ移行す
る。
【0040】ステップS106では、画像形成のレイア
ウトするページ枚数をステイプル可能枚数単位で行うた
めに、IMEを4M値に設定し、IMTの値を保存する
ためIoに設定する。その後ステップS107へ移行す
る。
【0041】ステップS107では前述のカセット20
4、または205から給紙された用紙に同期をとって画
像を形成する。この時、用紙の左半分にIMEに指定さ
れた数値のページの画像が、右半分にIMTに設定され
た数値のページが形成されるようにする。例えば、一番
最初にステップS107を実行された時には、用紙の左
半分に4Mページ目の画像を右半分に1ページ目の画像
が形成される。
【0042】次にステップS108へ移行し、前記の両
面コピー時の用紙搬送に従って用紙が搬送路210を通
り、再度画像形成可能な位置まで待つ。ステップS10
8で再度画像形成可能な位置になった場合、ステップS
109へ移行する。
【0043】ステップS109では、前記の画像形成し
た用紙の裏に画像形成する。この時、用紙の左半分に
(IMT+1)ページ目の画像を、右半分に(IME−
1)ページ目の画像を形成する。例えば最初にステップ
S109を実行した時は、用紙の左半分に2ページ目、
右半分に(4M−1)ページ目の画像を形成する。その
後、ステップS110へ移行し、画像ページを管理する
データIMTとIMEを、それぞれIMT+2,IME
−2の値に再設定する。
【0044】その後ステップS111へ移行し、ステッ
プS107からステップS110までの画像形成処理が
M回行われたか判断する。M回行われていない場合はス
テップS107に戻り、再度画像形成を行う。ステップ
S111でM回行われた場合はステップS112へ移行
し、レイアウト画像ページを管理するデータのIMT
と、N0とされたIMEを再設定する。ステップS11
2では、IMTをステップS106で保存していたIM
Tの初期データL0に4Mを加えた値に設定する。N0
をN0−4Mに設定し、再設定されたIMTと、N0を
用いて(IMT+N0−1)に設定する。
【0045】その後ステップS121へ移行し、M枚の
用紙を製本処理部222で中央をステイプルし、半折り
にして、トレイ223へ排出する。この時排出された用
紙束は一番下に1ページ目がない最上面に4Mページ目
を形成した状態で排出される。その後ステップS105
へ戻り、ステップS112で再設定されたN0が4Mよ
り大きいか否か判断する。以下、N0が4Mより大きく
なくなるまで前記の処理を繰り返す。ステップS105
でN0が4Mより大きくない場合ステップS113へ移
行する。
【0046】ステップS113ではN0を4で割った時
の余りをAに、商をSに設定する。ステップS114で
はステップS113で設定したAが0であるか否か判断
する。ステップS114で0である時、ステップS12
3へ移行する。ステップS123では、Sの値を1減算
してステップS116へ移行する。ステップS114で
Aが0でない時、画像を行うとする時、残りの画像ペー
ジ数では画像形成する用紙の全てのページ分の画像ペー
ジに足らない。そこで、不足ページ分の白紙作成をペー
ジの最後に形成するように画像レイアウト管理データを
ステップS115で補正する。Aが1の場合は、1枚の
用紙に4ページづつレイアウトしていくため3ページ分
足らなく、IMEを3ページ加算する。同様にAが2の
場合IMEを2ページ、Aが3の場合IMEを1ページ
加算する。これをステップS115の処理で行い、ステ
ップS116へ移行する。
【0047】ステップS116では、ステップS107
と同様に、用紙の左半分にIMEに設定された数値のペ
ージの画像を、右半分にIMTに設定された数値のペー
ジの画像を形成する。ここで、IMT,IMEで示され
る数値が全画像ページ数Nより大きい場合は、白紙画像
として形成する。その後ステップS117へ移行し、両
面コピーの時の再度画像形成可能な位置へ用紙が搬送さ
れたか否か判断する。ステップS117で否の時ステッ
プS117へ戻り、可能な位置まで搬送されるまで待
つ。ステップS117で用紙が搬送された場合ステップ
S118へ移行する。
【0048】ステップS118ではステップS109と
同様に、用紙の左半分に(IMT+1)ページ目の画像
を、右半分に(IME−1)ページ目の画像を形成す
る。ここで、(IMT+1),(IME−1)のページ
が全画像ページ数Nより大きい場合は、白紙画像として
形成する。その後ステップS119へ移行し、画像ペー
ジを管理するデータIMTとIMEを再設定し、ステッ
プS120へ移行する。
【0049】ステップS120では、ステップS116
からステップS119までのステップがステップS11
3で計算したSの値に対し、(S+1)回実行されたか
否か判断する。(S+1)回実行していない場合はステ
ップS116へ戻り、実行した場合はステップS122
へ移行する。
【0050】ステップS122では(S+1)枚の用紙
を製本処理部222で用紙中央をステイプルし、半折り
にしてトレイ223へ排出する。そして出口へ抜ける。
【0051】ステップS103で横書き原稿でない右開
き本の場合は、図5のステップS201へ移行する。
【0052】ステップS201ではレイアウト画像ペー
ジを管理するための変数N0をNに、IMTを1に、I
MEをNに初期化する。その後ステップS202へ移行
する。右開き本のレイアウトの場合は、製本処理部のト
レイ223へはページ番号の再設定をし、ステップS2
07へ移行する。ステップS207では前記のカセット
204、または205から給紙された用紙を同期をとっ
て画像を形成する。この時、用紙の左半分にIMTに設
定された数値のページの画像が、右半分にIMEに設定
された数値のページの画像が形成されるようにする。こ
の時、IMT,IMEで示される数値が全画像ページN
より大きい場合は、白紙画像として形成する。
【0053】次に、ステップS208で前記の両面コピ
ー時の用紙搬送に従って、用紙が搬送路210を通り、
再度画像形成可能な位置まで待つ。ステップS208で
再度画像形成可能な位置になった場合は、ステップS2
09へ移行する。
【0054】ステップS209では、前記の画像形成し
た用紙の裏に画像形成する。この時、用紙の左半分に
(IME−1)ページ目の画像を、右半分に(IMT+
1)ページ目の画像を形成する。ここで、(IME−
1),(IMT+1)の値がNより大きい場合は、それ
ぞれ白紙画像として形成する。その後ステップS210
へ移行し、画像ページを管理するデータIMTとIME
をそれぞれIMT+2,IME−2に再設定し、ステッ
プS211へ移行する。
【0055】ステップS211では、ステップS207
からステップS210までの処理が、ステップS204
で設定したSの+1回実行したか否か判断する。ステッ
プS211で(S+1)回実行していない場合は、ステ
ップS207の小さい方が上面になり積載される。そこ
で右開き本の場合は、全ページ数Nに対して、製本可能
なページ(4M)単位に処理を行う時の残り分を計算
し、先に形成処理を行う。計算処理をステップS20
2,S203で行う。
【0056】ステップS202ではN0が4Mより大き
いか否か判断する。大きい場合はステップS203へ移
行する。ステップS203ではレイアウト画像ページを
管理するデータのIMTをIMT+4Mに、N0をN0
−4Mに再設定し、ステップS203へ戻り、以下N0
が4Mより大きくなるまで繰り返す。ステップS202
でN0が4Mより大きくない場合は、ステップS204
へ移行する。この時N0は全画像ページで(4M)単位
で処理を行う時の残りの1〜4Mまでの値であり、IM
Tは1,(4M+1),(8M+1),……(n×4M
+1)のいずれかの値である。ここでMは自然数であ
る。
【0057】ステップS204では、N0を4で割った
時の残りAと、商Sを計算し、IMTの初期データを保
存するためにL0に設定する。その後ステップS205
へ移行し、ステップS204で設定したAが0であるか
否か判断する。0である場合はステップS219へ移行
し、Sの値を1減算し、ステップS207へ移行する。
ステップS205で0でない場合はステップS206へ
移行する。ステップS206では図4ステップS115
と同様に、画像ページの不足分を補正するため、IME
を(IME+4−A)に戻し、ステップS207〜ステ
ップS210を繰り返す。
【0058】ステップS211で(S+1)回実行した
場合は、ステップS221へ移行する。ステップS22
1では製本処理部222で用紙中央をステイプルし、半
折りにしてトレイ223へ排出する。その後ステップS
212へ移行する。
【0059】ステップS212ではL0の値が4Mより
大きいか否か判断する。ここでL0の値は(n×4M+
1):nは自然数であるため、ステップS212で大き
くない場合はL0が1の場合であり、1ページ目の原稿
画像まで画像形成が終了しており、出口へ抜ける。ステ
ップS212で4Mより大きい場合はステップS213
へ移行し、画像ページを管理するデータを再設定する。
【0060】ステップS213ではL0から4Mの値を
減算し、再設定したL0の値をIMTに設定する。IM
Eを再設定されたIMTを使い(IMT+4M−1)の
値に設定する。次にステップS214へ移行する。ステ
ップS214ではステップS207と同様に、カセット
204または205から給紙された用紙に画像形成す
る。この時ステップS207と同様に、用紙の左半分に
IMTページ目の画像を、右半分にIMEページ目の画
像を形成する。その後ステップS215へ移行し、再度
画像形成可能な位置まで搬送されたか否か判断する。ス
テップS215で搬送されていない場合は、ステップS
215へ戻り、搬送されるまで待つ。ステップS215
で搬送された場合は、ステップS216へ移行し、前記
の画像形成した用紙の裏に画像を形成する。この時用紙
の左半分に(IME−1)ページ目の画像を、右半分に
(IMT+1)ページ目の画像を形成する。
【0061】次にステップS217へ移行し、レイアウ
ト画像ページを管理するデータIMTとIMEをそれぞ
れ(IMT+2),(IME−2)に再設定し、ステッ
プS218へ移行する。ステップS218では、ステッ
プS214からステップS217の処理をM回実行した
か否か判断する。ステップS218で実行していない場
合はステップS214へ戻り、繰り返す。ステップS2
18で実行した場合はステップS221へ戻り製本処理
を行い、ステップS212へ移行する。
【0062】次に、図6を参照して、横書き(左開き
本),縦書き(右開き本)原稿の指定について説明す
る。
【0063】図6はコピーモードにおいて、製本処理を
行うモードを選択した時、または製本処理を行うモード
でコピースタートした時の操作部301の表示である。
通常の画面上に表示窓304を表示する。表示窓304
にはボタンB101,B102,B103を有し、操作
者に動作を指示する、メッセージを表示する。B10
1,B102は、それぞれ左開き本,右開き本を選択す
るボタンであり、現在設定されている方のボタンを黒表
示する。図6の例では、左開き本モードに設定されてい
る。B101,B102を押下することで、右,左開き
本の原稿の向きを設定し、B103の終了ボタンで表示
窓301を抜ける。
【0064】次に図7〜図9を参照して、製本処理枚数
Mの確定処理を説明する。
【0065】図7は製本可能枚数Mの設定をするフロー
チャートであり、必要に応じて、または最初の用紙の画
像形成前にメインのシーケンスより呼ばれる。
【0066】図7のステップS301では、製本処理部
222が機械設計仕様として決められているステイプル
可能枚数MO を読み出しMに設定する。この読み出す値
はプログラムROMに記載されていたり、製本処理部2
22が別CPU(不図示)で制御されている場合は、通
信処理で前記CPUから読み出す。次にステップS30
2へ移行し、ステップS302では操作部によりユーザ
ーによって製本処理枚数MM を設定済か否か判断する。
このユーザーによる枚数MM の設定例を図8を参照して
説明する。
【0067】図8はコピーモードにおいて、製本処理モ
ードのオプションである処理枚数設定ボタンを押下され
た時の操作部301の表示である。また機械仕様で製本
処理モード設定時に必ず表示するように設定できるよう
にしても良い。
【0068】図8では通常の画面上に表示窓305を表
示する。表示窓305にはボタンB104,B105,
B106を有し、操作者に動作を指示するメッセージを
表示する。B104,B105は処理枚数MM を設定す
るためのボタンであり、B104が“−”ボタン,B1
05が“+”ボタンである。B104を押下すると処理
枚数を1減算し、B105を押下すると1加算する。現
在の処理枚数MM を表示部306に表示をする。図8の
例では、MM は2枚の設定である。B106の終了ボタ
ンで表示窓305を抜ける。
【0069】図7のステップS302で、図8で示した
ユーザーによるMM の設定が行われていない場合、ステ
ップS305へ移行する。ステップS302で設定済の
場合はステップS303へ移行し、MM がステップS3
01で設定したMより小さいか否か判断する。ステップ
S303で小さくない場合はステップS305へ移行す
る。ステップS303で小さい場合はステップS304
へ移行し、MM をMへ設定し、ステップS305へ移行
する。ステップS305では、カセット204または2
05から給紙搬送された用紙の厚さを検知する手段を有
していて、かつ用紙が厚さ検知可能な位置にあるか判断
する。この用紙厚さ検知の一例を図9を参照して説明す
る。
【0070】図9は、用紙厚さ検知の概略図である。用
紙厚さ検知手段は、カセット204または205から画
像形成位置までに配置されている。図9において、Pは
カセット204または205から給紙された用紙であ
り、支持基準板401にローラ402,403で密着し
た状態で搬送されている。そして用紙の支持基準板40
1と反対の面上に配置された発行素子404と406か
ら発した光が、用紙Pおよび支持基準板401により反
射し、受光素子405,407によりそれぞれ受光され
る。発行素子404の光は必ず用紙P上で反射するよう
に、発行素子406の光は必ず支持基準板401上で反
射するように配置されている。発行素子404,406
から同時に発せられた光の受光素子405,407への
受光時刻の差で、用紙Pの厚さを判断する。用紙Pが厚
いと受光時刻の差が大きくなる。また不図示であるが、
用紙Pが厚さ検知可能な位置にあることを判断するため
に、ローラ402,403の側に用紙Pを検知するセン
サが配置されている。
【0071】図7のステップS305で、用紙厚さ検知
手段を有していないか、用紙が厚さ検知可能でない時
は、出口へ抜ける。ステップS305で厚さ検知可能な
場合ステップS306へ移行し、ステップS306では
検知して用紙厚さからステイプル可能な処理枚数MP
判断する。例えば用紙厚さtが予め決められたt1 より
厚くない時はMP として15枚、t1 より厚くt2 より
厚くない場合MP として10枚、t2 より厚くt3 より
厚くない場合はMP として5枚を設定し、t3 より厚い
場合はステイプル、半折り処理が不可能とし、画像形成
処理を中断しアラーム表示をするか、製本処理レイアウ
トモードを取りやめ、通常の画像形成処理を行う。その
後ステップS307へ移行し、MP も前記したステップ
で設定されたMより小さいか否か判断する。ステップS
307で小さくない場合は出口へ抜ける。ステップS3
07で小さい場合は、ステップS308へ移行し、MP
をMに設定し出口へ抜ける。このMP の設定、厚さ検知
によるMP は必ず設ける必要はなく、プリンタ部仕様に
応じて設ければ良い。
【0072】以上説明したように、画像メモリに蓄えら
れた原稿画像を、右開き,左開きの原稿指定によってレ
イアウトする位置を変え、また製本処理可能な枚数より
多くの枚数分の原稿ページがある場合は、可能枚数分の
画像ページ処理を繰り返し、残りが可能枚数Mより小さ
くなったところで、残りの原稿ページを処理することで
原稿ページが多くても製本処理を行うことができる。
【0073】(他の実施例)その他の実施例として、画
像メモリ手段への蓄積画像がリーダ部1からの原稿画像
でなく外部装置3からの画像でも同様に行うことができ
る。この場合、外部装置3からのページ画像を順次、不
図示の画像メモリ111に蓄える。全てのページ画像で
画像メモリ111に蓄えた後は、第1の実施例、図4,
図5と同じである。この時、図6,図8で示した設定
は、同様の手法でコピーモードとは別途設定しても良
い。この時、外部装置3内にある各機能毎に行っても良
い。また特にPC/WS11からのデータをインターフ
ェイス部7で受け、フォーマッタ部8で可視像にした画
像データをプリンタ部2で画像形成する場合に、操作部
301で右開きした画像の設定を行うのでなく、PC/
WS11上でデータを作成した時に設定した右開き(縦
書き),左開き(横書き)の情報をPC/WS11から
通信で受け、前記情報を設定しても良い。
【0074】また、その他の実施例として、原稿画像を
蓄えるメモリとして、外部装置3内に設けられたイメー
ジメモリ部9を用いたり、ハードディスク等の外部記録
手段を用いても同様にできる。この時、イメージメモリ
部9にリーダ部1からの読み取り画像やフォーマッタ部
8からの画像等を一度読み込み、その後の処理は、第1
の実施例で説明した図4,図5のフローチャートと同様
の処理を、コア部10で行うことで実施することができ
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
図10に示すような製本処理を行う時、製本処理を行う
用紙束の枚数が処理可能枚数以下になるように制御し、
更に、用紙束が2つ以上になる時、製本処理後の用紙束
間でページが連続するように画像レイアウトし、それぞ
れ製本処理することで原稿画像の枚数が多く処理装置の
処理可能枚数より多くても、製本処理を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成システムブロック図であ
る。
【図2】 実施例のリーダ部,プリンタ部を説明する断
面図である。
【図3】 画像形成装置の操作部外観図である。
【図4】 第1の実施例のフローチャート1である。
【図5】 第1の実施例のフローチャート2である。
【図6】 第1の実施例の設定画面の説明図である。
【図7】 第1の実施例の処理可能枚数を決定するフロ
ーチャートである。
【図8】 第1の実施例の枚数設定画面の説明図であ
る。
【図9】 用紙厚さ検知の説明図である。
【図10】 製本処理された出力紙を示す説明図であ
る。
【図11】 製本処理された出力紙の画像レイアウトを
示す説明図である。
【符号の説明】 1 リーダ部 2 プリンタ部 3 外部装置 4 ファックス部 5 ファイル部 6 光磁気ディスクドライブユニット 7 インターフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 コンピュータ等

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の画像データを記憶する記憶手段
    を有し、該記憶手段に記憶した画像データを記録材上に
    形成する画像形成装置において、 記録材の一面上に前記記憶手段に記憶した複数枚もしく
    は1枚の画像を形成し、前記記録材の他の面上に前記記
    憶手段に記憶した複数枚もしくは1枚の画像を形成し、
    前記画像形成した記録材束を半折りにした状態で、複数
    枚の形成した画像が順に並ぶ画像形成を行う制御手段を
    有し、 前記記録材束の記録枚数が所定の処理数以下になるよう
    に制御し、更に前記複数枚の画像データにより、2つ以
    上の記録材束を形成する時、それぞれの記録材束を半折
    りにした状態で、前記記録材束間で複数枚の形成した画
    像が順に並ぶように画像形成配置を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    処理数を設定する設定手段を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    記録材の厚さを検知する検知手段を有し、該検知手段に
    よる検知厚さに応じて前記処理数を設定する設定手段を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、
    記録材の一面上には折られるべき線を境に左右にそれぞ
    れ画像が配置されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像形成装置において、
    複数の記録材が重ねられた状態で半折りされることを特
    徴とする画像形成装置。
JP8268607A 1996-10-09 1996-10-09 画像形成装置 Pending JPH10117268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8268607A JPH10117268A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8268607A JPH10117268A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10117268A true JPH10117268A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17460896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8268607A Pending JPH10117268A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10117268A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6188868B1 (en) Image forming apparatus
JP4146950B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置における表示制御方法及び記憶媒体
US6559967B1 (en) Image storage apparatus
EP1107568B1 (en) Image forming device
US6304681B1 (en) Image processing apparatus for executing image processing in correspondence with portrait and landscape types
US6178273B1 (en) Image forming apparatus for storing document image in memory by one document feeding operation and the method thereof
US5517295A (en) Image forming apparatus having composite modes selectable during jam recovery
EP1081562B1 (en) Image forming apparatus which automatically enables a user to check the state of print copies based on a first discharged copy sheet
US6516170B2 (en) Image forming apparatus which enables easy to observe printing in a manner adaptable to a user's request
JPH0923329A (ja) 画像形成装置、画像伝送装置および複合画像形成装置
JP4261732B2 (ja) 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JPH10117282A (ja) 画像形成装置
JPH10117268A (ja) 画像形成装置
JP3658017B2 (ja) 画像形成装置
JP2003127508A (ja) オフラインプリント方法、出力制御データの作成方法、およびソフトウェア
EP1739595A2 (en) Image output apparatus and image output method
JP3554075B2 (ja) 画像形成装置
JP3710162B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3206934B2 (ja) 両面複写装置
JP4560226B2 (ja) データ処理装置、その制御方法および該方法を実現するためのプログラム
JP3604771B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2005045479A (ja) 画像形成装置
JP2000351259A (ja) 画像形成装置
JPH07295314A (ja) 画像記録装置
JPH09261385A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050614