JPH0923316A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JPH0923316A
JPH0923316A JP7169783A JP16978395A JPH0923316A JP H0923316 A JPH0923316 A JP H0923316A JP 7169783 A JP7169783 A JP 7169783A JP 16978395 A JP16978395 A JP 16978395A JP H0923316 A JPH0923316 A JP H0923316A
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JP7169783A
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Mitsuru Amimoto
満 網本
Shigeo Yamagata
茂雄 山形
Yoshio Komaki
由夫 小巻
Takahiro Watabe
高廣 渡部
Shigemi Kumagai
茂美 熊谷
Hideyuki Tanaami
英之 田名網
Toshihiko Otsubo
俊彦 大坪
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理速度を低下させることなく、有彩色の判
定結果に応じた画像信号を出力することができる画像処
理装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 バッファ部から画像データを読出す周期
よりも短い周期で、バッファ部へ画像データを書込み、
潜像形成時間(8t)よりも短い時間(5t=4t+t)で、形成用
の画像読取りを終了させて、残った時間(3t=8t-5t)を次
の原稿のプリスキャンに充てるので、原稿を自動供給
し、かつ、原稿画像が白黒かカラーかに応じて画像形成
モードを自動的に設定する場合においても、スループッ
トに何ら影響を与えることなく、コピー動作を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、有彩色の判定結果に応じた画
像処理を行う画像処理装置およびその方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】白黒記録とカラー記録を自動的に選択す
る場合、原稿画像をプリスキャンして、原稿画像が白黒
かカラーかを判定した後、再度、原稿画像をスキャン
し、これに同期して記録動作を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。つまり、白黒か
カラーかを判定するためには、原稿全面をプリスキャン
することが望ましいが、それには時間を要する。とく
に、原稿自動供給装置(以下「ADF」という場合があ
る)を使用する場合は、送られてきた原稿について、一
々、白黒かカラーかを判定することになるので、プリス
キャン時間が無視できないものになり、コピー動作のス
ループットを著しく低下させることになる。
【0004】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、処理速度を低下させることなく、原稿画像の
特徴を検出結果に応じた画像処理を行うことができる画
像処理装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0006】本発明にかかる画像処理装置は、原稿画像
を読取る読取手段と、前記読取手段から出力された第一
の画像信号に基づき前記原稿画像に有彩色が含まれるか
否かを判定する判定手段と、前記読取手段から出力され
た第二の画像信号に画像処理を施す処理手段と、前記処
理手段により処理された画像信号を記憶する記憶手段
と、前記判定手段の判定結果に基づいて、単一色で画像
を形成する手段または複数色で画像を形成する手段の何
れかを選択する選択手段と、前記記憶手段に記憶された
画像信号を所定のタイミングで読出し出力する出力手段
とを備え、前記記憶手段は、前記出力手段による画像信
号の読出し周期より短い周期で、前記処理された画像信
号を記憶することを特徴とする。
【0007】また、原稿画像を走査し画像信号を発生す
る読取手段と、前記読取手段による第一の走査で発生し
た画像信号に基づき、原稿の特徴を検出する検出手段
と、前記読取手段による第二の走査で発生した画像信号
を、前記検出手段により検出された原稿の特徴に応じて
処理する処理手段とを有し、前記処理手段は、読出し周
期より短い周期で書込むことが可能な記憶手段を含むこ
とを特徴とする。
【0008】本発明にかかる画像処理方法は、原稿画像
を読取る読取手段から出力された第一の画像信号に基づ
き前記原稿画像に有彩色が含まれるか否かを判定する判
定ステップと、前記読取手段から出力された第二の画像
信号に画像処理を施す処理ステップと、処理された画像
信号を記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記判定ス
テップで得た判定結果に基づいて、単一色で画像を形成
する手段または複数色で画像を形成する手段の何れかを
選択する選択ステップと、前記記憶手段に記憶された画
像信号を所定のタイミングで読出し出力する出力ステッ
プとを備え、前記記憶ステップは、前記出力ステップに
よる画像信号の読出し周期より短い周期で、前記処理さ
れた画像信号を記憶することを特徴とする。
【0009】また、読取手段により原稿画像を走査し画
像信号を発生する第一の走査ステップと、前記第一の走
査ステップで発生された画像信号に基づき、原稿の特徴
を検出する検出ステップと、前記読取手段により前記原
稿画像を走査し画像信号を発生する第二の走査ステップ
と、前記第二の走査ステップで発生された画像信号を、
前記検出手段により検出された原稿の特徴に応じて処理
する処理ステップと、前記処理ステップで処理した画像
信号を、読出し周期より短い周期で書込むことが可能な
記憶手段に書込む書込ステップとを有することを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明にかかる一実施例の画像処理
装置を備えたディジタルカラー複写機の概観図である。
【0012】図1に示すディジタルカラー複写機は、大
別して二つの要素から構成されている。第一の要素は、
装置上方に位置し、原稿画像を読取って、ディジタルカ
ラー画像データを出力するリーダ部100である。第二の
要素は、リーダ部100の下方に位置し、リーダ部100から
出力されるディジタル信号を記録紙に記録するためのプ
リンタ部300である。
【0013】リーダ部100において、101はCCDで基板311
に実装されている。CCD101は、カラーセンサの場合、1
ラインのCCD上にRGBのカラーフィルタがRGB順にインラ
インに形成されたものでも、3ラインのCCDそれぞれのラ
イン上に、Rフィルタ,Gフィルタ,Bフィルタを形成し
たものでも構わない。さらに、フィルタは、オンチップ
化されたものでも、CCDと別構成になったものでも構わ
ない。312は後述する画像処理部、313はIPUなど外部装
置とのインタフェイス(I/F)部である。
【0014】また、301は原稿台ガラス(プラテン)、3
02は原稿自動供給装置(ADF) 303および304は原稿を照明
する光源(ハロゲンランプまたは蛍光灯)、305および3
06は光源303と304の光を原稿に集光するための反射傘、
307〜309はミラー、310は原稿からの反射光または投影
光をCCD101上に集光するレンズである。なお、ADF302の
代わりに、図示しない鏡面圧板を装着する構成もある。
【0015】ハロゲンランプ303,304、反射傘305,306お
よびミラー307はキャリッジ314に、ミラー308,309はキ
ャリッジ315にそれぞれ収容され、キャリッジ314は速度
Vで、キャリッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向に、機械的に移動する
ことにより原稿の全面を走査(副走査)する。
【0016】[リーダ部の構成]図2は画像処理部312の
詳細な構成例を示すブロック図である。
【0017】CCD101は、原稿台ガラス301上の原稿から
の光を電気信号に変換し、その電気信号(アナログ画像
信号)は画像処理部312に入力される。102はアナログ信
号処理部で、CCD101から入力された画像信号を、サンプ
ルホールド(S/H)し、画像信号のダークレベルを基準電
位としてクランプし、所定の増幅度で増幅し(以上の処
理順は一例で、このとおりとは限らない)、A/D変換し
て、例えばRGB各8ビットのディジタル画像信号を出力す
る。103はシェーディング補正部で、アナログ信号処理
部102から入力された画像信号にシェーディング補正お
よび黒補正が施す。104はつなぎ・MTF補正・原稿検知部
104で、シェーディング補正部102から入力された画像信
号に、必要に応じて、次の処理を施す。つまり、CCD101
が3ラインCCDの場合はRGB信号相互間の読取位置が異な
るため、読取速度に応じてRGB信号ごとに遅延量を調整
し、RGB相互間の読取位置を一致させるつなぎ処理と、
読取速度や変倍率によって読取りのMTFが変わるため、
その変化を補正するMTF補正と、原稿台ガラス301上の原
稿を走査して原稿サイズを認識する原稿検知処理であ
る。
【0018】105は入力マスキング部で、つなぎ・MTF補
正・原稿検知部104から入力された画像信号に、CCD101
の分光特性および光源303,304および反射傘305,306の分
光特性を補正する処理を施して、標準的なRGB色空間
(例えばNTSC-RGBなど)のRGB画像信号に変換する。106
はセレクタで、入力マスキング部105から出力された画
像信号または外部機器からI/F部313を経て入力された画
像信号を選択し、色空間圧縮・下地除去・LOG変換部10
7,下地除去部115,色識別部117へそれぞれ出力する。
【0019】115は下地除去部で、入力された画像信号
から下地を除去する。116は黒文字判定部で、下地除去
部115から入力された画像信号により、原稿画像に含ま
れる黒文字を判定して、黒文字信号を生成する。107は
色空間圧縮・下地除去・LOG変換部で、入力された画像
信号に、必要に応じて、次の処理を施す。つまり、入力
された画像信号がプリンタ部300により色再現できる範
囲に含まれるかどうかを判断し、色再現範囲内にあれば
そのまま、色再現範囲を超えている場合は、画像信号の
色再現範囲をプリンタ部300の色再現範囲に圧縮する色
空間圧縮処理と、下地除去処理と、RGB信号をCMY信号に
変換するLOG変換処理である。108は遅延部で、色空間圧
縮・下地除去・LOG変換部107の出力信号を遅延すること
により、黒文字判定部116で生成された黒文字信号との
タイミングを同期させる。
【0020】109はモワレ除去部で、遅延部108および黒
文字判定部116から入力されたCMY信号と黒文字信号から
モワレを除去する。110は変倍処理部で、モワレ除去部1
09から入力された画像信号に主走査方向の変倍処理を施
す。111はUCR・マスキング・黒文字反映部で、UCR処理
により変倍処理部110から入力されたCMY画像信号をCMYK
画像信号に変換し、マスキング処理によりプリンタ部30
0の特性に合った信号に補正し、黒文字信号により黒文
字を反映したCMYK画像信号を生成する。112はγ補正部
で、UCR・マスキング・黒文字反映部111から入力された
画像信号に、プリンタ部300の濃度特性に応じたガンマ
補正を施す。113はフィルタ部で、γ補正部112から入力
された画像信号にスムージングまたはエッジ強調処理を
施す。フィルタ部113から出力された信号は、プリンタ
部300内のプリンタ処理部へ送られる。また、フィルタ
部113の出力を、I/F部313を介して、外部機器へ送るこ
ともできる。
【0021】また、117は色識別部で、セレクタ106から
入力された画像信号に基づいて、例えば8×8画素の領域
において有彩色の画像を連続して検出した場合に、原稿
画像に有彩色が含まれると判断し、その内部のレジスタ
に判定結果を書込むものである。118は装置全体を制御
するCPUで、本発明の実施例に示す手順に基づくプログ
ラムを実行する。119はCPU118のプログラムなどを記憶
するROM、120はワークエリアなどとしてCPU118に用いら
れるRAMである。
【0022】[プリンタ部の構成]再び、図1におい
て、317〜320はそれぞれM画像形成部,C画像形成部,Y
画像形成部,K画像形成部で、それぞれの同一の構成を
備える。従って、M画像形成部317について詳細に説明
し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0023】M画像形成部317において、一次帯電器321
によりその表面を所定の電位に帯電された感光ドラム34
2は、LEDアレイ210により発光された光によって、その
表面に潜像が形成される。感光ドラム342上の潜像は、
現像器322により現像されて、マゼンタ(M)のトナー画像
を形成される。なお、現像器322は、トナーに現像バイ
アスを印加するためのスリーブ345が含まれている。
【0024】一方、カセット340または341に格納された
記録紙は、ピックアップローラ338または339により一枚
ずつフィードされ、給紙ローラ336,337により転写ベル
ト333へ供給される。転写ベルトローラ348は、転写ベル
ト333を駆動するとともに、吸着帯電器346と対になって
記録紙を帯電させ、転写ベルト333に記録紙を吸着させ
る。紙先端センサ347は、転写ベルト333上の記録紙の先
端を検知し、その検出信号(紙先端信号)はプリンタ部
300からリーダ部100へ送られて、リーダ部100からプリ
ンタ部300へビデオ信号を送る際の副走査同期信号とし
て用いられる。
【0025】転写ベルト333により搬送される記録紙に
は、転写ベルト333の背面から放電を行う転写帯電器323
により、感光ドラム342上のMトナー像が転写される。な
お、本実施例は、転写効率がよいため、感光ドラム342
上の残トナーを清掃するクリーナ部を配置していない
が、クリーナ部を装着しても問題ないことは言うまでも
ない。この後、転写ベルト333によって搬送される記録
紙には、画像形成部318〜320においてCYKの順にトナー
像が転写される。
【0026】K画像形成部320を通過した記録紙は、転写
ベルト333からの分離を容易にするため除電帯電器349に
より除電された後、転写ベルト333から分離される。剥
離帯電器350は、記録紙が転写ベルト333から分離される
際の剥離放電による画像乱れを防止するものである。分
離された記録紙は、トナーの吸着力を補って画像乱れを
防止するために、定着前帯電器351,352により帯電され
た後、定着器334によりトナー像が熱定着され、排紙ト
レー335へ排出される。
【0027】なお、上述したようなディジタルカラー複
写機のスループットは、感光ドラム342上への画像形成
性能や、記録紙へのトナー像転写性能といったプリンタ
部300の性能に支配されている。
【0028】[画像記録]次に、LEDアレー210による画
像記録について説明する。図3はLEDアレー210を駆動す
るためのプリンタ処理部の構成例を示すブロック図であ
る。
【0029】201は二値変換部で、ディザ法,誤差拡散
法,誤差拡散法を改良した方法などの何れかにより、画
像処理部312から入力されたCMYK画像信号をそれぞれ二
値化する。なお、二値変換部201の出力を、I/F部313を
介して、外部機器へ送ることもできるし、I/F部313を介
して、外部機器からMCYK画像信号を入力することもでき
る。
【0030】202〜205はそれぞれバッファ部で、二値変
換部201から出力された二値画像を一旦記憶する。な
お、バッファ部202〜205は、I/F部313を介して入力され
た二値画像を記憶することもできる。
【0031】206〜209は遅延部で、紙先端センサ347と
それぞれの画像形成部との距離を、記録紙が搬送される
時間分、バッファ部202〜205から読出した画像信号を遅
延することにより、四色の画像を記録紙の所定位置に形
成することを可能にする。
【0032】220〜223はそれぞれLEDドライバで、遅延
部206〜209から入力された画像信号に応じてLED群214〜
217を駆動する。なお、各LEDドライバとLED群の組合せ
はLEDアレー210を形成する。
【0033】[原稿自動供給装置]図4はADF302の概略
構成を示す図である。
【0034】同図において、原稿台401に載置された複
数枚の原稿402は一枚ずつ、半月状の送出ローラ403と搬
送ローラ404,405,406,407により、エンドレスベルト408
へ供給される。供給された原稿は、ベルト駆動ローラ40
9により駆動されるエンドレスベルト408により、原稿台
301上の所定位置へ搬送され、その画像が走査された
後、搬送ローラ410,411により、原稿台401へ戻されて積
載される。
【0035】[動作]次に、原稿画像が白黒かカラーか
を判定した結果に基づくコピー動作について説明する。
【0036】前述したように、通常の原稿走査において
は、キャリッジ314は速度Vで、キャリッジ315は速度V/2
で、CCD101の主走査方向に対して垂直方向に機械的に移
動することにより、原稿画像の全面を副走査する。一
方、プリスキャンにおいて、キャリッジ314は速度2V
で、キャリッジ315は速度Vで移動する。また、ホームポ
ジションへ戻るリターンは、キャリッジ314は速度4V
で、キャリッジ315は速度2Vで移動する。なお、感光ド
ラム342の周面における移動速度はV/2であり、記録紙も
これと同じ速度(V/2)で移動する。
【0037】図5は本実施例の動作例を示すタイミング
チャートである。
【0038】同図において、画像形成動作が開始される
と、ADF302により搬送された原稿が原稿台301上にセッ
トされ、リーダ部100はその動作を開始する。
【0039】リーダ部100は、まずプリスキャンを行
い、得られた画像データは色識別部117へ入力されて、
原稿画像に有彩色が含まれているか否かの判定が行わ
れ、その結果はCPU118へ送られる。プリスキャン終了
後、リーダ部100のキャリッジ314,315は、直ちに、移動
方向が反転されて元の位置(ホームポジション)に戻
る。ホームポジションに戻ったキャリッジ314,315は、
再び移動方向が反転されて、原稿画像の読取りが開始さ
れる。得られた画像データは、画像処理部312で処理さ
れた後、二値変換部201で二値化されて、バッファ部202
〜205にバッファされる。
【0040】ここで、感光ドラム342の周面における速
度(V/2)に対して走査速度(V)は二倍であるから、これに
合わせて、バッファ部202〜205の読出速度に対して書込
速度を二倍にすると、バッファ部202〜205は記録可能な
画像の最大サイズ(例えばA3)の全画像データの半分を
記憶できる容量が必要である。
【0041】バッファ部202〜205から読出された画像デ
ータは、遅延部206〜209により四つの画像形成部317〜3
20それぞれのドラム間距離に応じて遅延された後、LED
ドライバ220〜223へ送られる。勿論、色識別部117によ
り原稿画像が白黒であると判定された場合は、CPU118が
バッファ部205のみから画像データを読出すように制御
を行い、K画像形成部320に対応するLEDドライバ223だけ
にK画像データが送られる。
【0042】一方、原稿走査が終了したキャリッジ314,
315は、再び移動方向が反転され、初期位置(ホームポ
ジション)に戻り始める。それと同時に、ADF302は、次
の原稿の搬送を開始し、次の原稿が原稿台301上にセッ
トされると、再び、上述した動作が繰返される。
【0043】前述したように、ディジタルカラー複写機
のスループットは、プリンタ部300の性能に支配されて
いる。従って、バッファ部202〜205から画像データを読
出す周期よりも短い周期で、バッファ部202〜205へ画像
データを書込むことにより、潜像形成時間よりも短い時
間で、形成用の画像読取りを終了させることができ、残
った時間を次の原稿のプリスキャンに充てることができ
る。具体的には、プリスキャン,リターン,スキャン
(形成用の画像読取り走査分)および潜像形成のかかる
時間は、リターンを基準(t)にすると、それぞれ2t,t,4
t,8tの関係になるので、次の残り時間Trを得ることがで
きる。 Tr = 潜像形成時間 - (スキャン + リターン) = 8t - (4t + t) = 3t
【0044】従って、本実施例によれば、二枚目以降の
原稿のプリスキャン(2t)とそのリターン(t)に、残り時
間Tr(=3t)を充てることができ、ADF302により原稿を自
動供給し、かつ、原稿画像が白黒かカラーかに応じて画
像形成モードを自動的に設定する場合においても、スル
ープットに何ら影響を与えることなく、コピー動作を行
うことができる。
【0045】なお、外部I/F313を介して、ホストコンピ
ュータ,IPU,複写機などの外部機器から画像信号を入
力することができるが、勿論、色識別部117は外部から
入力されたRGB画像信号に有彩色が含まれるか否かを判
定することもできるので、外部から入力されたRGB画像
信号に基づいて画像を形成する際に、カラーモードと白
黒モードを切換えることができるのは言うまでもない。
【0046】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0047】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理速度を低下させることなく、原稿画像の特徴を検出
結果に応じた画像処理を行う画像処理装置およびその方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像処理装置を備え
たディジタルカラー複写機の概観図、
【図2】図1に示す画像処理部の詳細な構成例を示すブ
ロック図、
【図3】図1に示すLEDアレーを駆動するためのプリンタ
処理部の構成例を示すブロック図、
【図4】図1に示す原稿自動供給装置の概略構成を示す
図、
【図5】本実施例の動作例を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
101 CCD 102 アナログ信号処理部 103 シェーディング補正部 104 つなぎ・MTF補正・原稿検知部104 105 入力マスキング部 106 セレクタ 107 色空間圧縮・下地除去・LOG変換部 108 遅延部 109 モワレ除去部 110 変倍処理部 111 UCR・マスキング・黒文字反映部 112 γ補正部 113 フィルタ部 115 下地除去部 116 黒文字判定部 117 色識別部 201 二値変換部 202〜205 バッファ部
フロントページの続き (72)発明者 渡部 高廣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 熊谷 茂美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田名網 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大坪 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読取る読取手段と、 前記読取手段から出力された第一の画像信号に基づき前
    記原稿画像に有彩色が含まれるか否かを判定する判定手
    段と、 前記読取手段から出力された第二の画像信号に画像処理
    を施す処理手段と、 前記処理手段により処理された画像信号を記憶する記憶
    手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、単一色で画像を形
    成する手段または複数色で画像を形成する手段の何れか
    を選択する選択手段と、 前記記憶手段に記憶された画像信号を所定のタイミング
    で読出し出力する出力手段とを備え、 前記記憶手段は、前記出力手段による画像信号の読出し
    周期より短い周期で、前記処理された画像信号を記憶す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記読取手段は、前記第二の画像信号を
    出力する場合の略二倍の速度で、前記原稿画像を走査し
    て前記第一の画像信号を出力することを特徴とする請求
    項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記出力手段による読
    出し周期の略半分の周期で、前記画像信号を記憶するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載された画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記判定結果が有彩色が含まれないこと
    を表す場合、前記出力手段は、前記記憶手段から黒に関
    する画像信号を読出し出力することを特徴とする請求項
    1に記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のタイミングは画像形成開始タ
    イミングであることを特徴とする請求項1に記載された
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記読取手段は原稿の連続供給機能を備
    えていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか
    に記載された画像処理装置。
  7. 【請求項7】 原稿画像を読取る読取手段から出力され
    た第一の画像信号に基づき前記原稿画像に有彩色が含ま
    れるか否かを判定する判定ステップと、 前記読取手段から出力された第二の画像信号に画像処理
    を施す処理ステップと、 処理された画像信号を記憶手段に記憶する記憶ステップ
    と、 前記判定ステップで得た判定結果に基づいて、単一色で
    画像を形成する手段または複数色で画像を形成する手段
    の何れかを選択する選択手段と、 前記記憶手段に記憶された画像信号を所定のタイミング
    で読出し出力する出力ステップとを備え、 前記記憶ステップは、前記出力ステップによる画像信号
    の読出し周期より短い周期で、前記処理された画像信号
    を記憶することを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 原稿画像を走査し画像信号を発生する読
    取手段と、 前記読取手段による第一の走査で発生した画像信号に基
    づき、原稿の特徴を検出する検出手段と、 前記読取手段による第二の走査で発生した画像信号を、
    前記検出手段により検出された原稿の特徴に応じて処理
    する処理手段とを有し、 前記処理手段は、読出し周期より短い周期で書込むこと
    が可能な記憶手段を含むことを特徴とする画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記原稿の特徴は、白黒原稿かカラー原
    稿かということであることを特徴とする請求項8に記載
    された画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第一の走査は前記第二の走査より
    も速いことを特徴とする請求項8に記載された画像処理
    装置。
  11. 【請求項11】 読取手段により原稿画像を走査し画像
    信号を発生する第一の走査ステップと、 前記第一の走査ステップで発生された画像信号に基づ
    き、原稿の特徴を検出する検出ステップと、 前記読取手段により前記原稿画像を走査し画像信号を発
    生する第二の走査ステップと、 前記第二の走査ステップで発生された画像信号を、前記
    検出手段により検出された原稿の特徴に応じて処理する
    処理ステップと、 前記処理ステップで処理した画像信号を、読出し周期よ
    り短い周期で書込むことが可能な記憶手段に書込む書込
    ステップとを有することを特徴とする画像処理装置。
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