JPH09232867A - クリスタル制御式発振回路 - Google Patents

クリスタル制御式発振回路

Info

Publication number
JPH09232867A
JPH09232867A JP9029108A JP2910897A JPH09232867A JP H09232867 A JPH09232867 A JP H09232867A JP 9029108 A JP9029108 A JP 9029108A JP 2910897 A JP2910897 A JP 2910897A JP H09232867 A JPH09232867 A JP H09232867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
oscillator
oscillator circuit
crystal
collector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9029108A
Other languages
English (en)
Inventor
Darrell L Ash
エル.アシュ ダーレル
Benjamin P Abbott
ピー.アボット ベンジャミン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RF Monolithics Inc
Original Assignee
RF Monolithics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RF Monolithics Inc filed Critical RF Monolithics Inc
Publication of JPH09232867A publication Critical patent/JPH09232867A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
    • H03B5/32Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
    • H03B5/326Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator the resonator being an acoustic wave device, e.g. SAW or BAW device

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリスタル制御式発振回路の高調波成分を低
減すること。 【解決手段】 クリスタル発振子を低損失の一次誘導特
性の第2ポート形SAW共振フィルタの第1信号ポート
に置換し、この共振フィルタの他方のポートから発振出
力を取り出し、クリスタル制御式発振器の出力と比較し
て高調波成分が大幅に減少された発振周波数を発生する
ことによりクリスタル制御式発振回路を改良する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には発振器
に関し、より詳細にはクリスタルを2ポート形弾性表面
波フィルタに置換したクリスタル制御式発振器に関す
る。
【0002】
【従来技術】発振器を構成する1つの方法として、増幅
器に正フィードバックをかける方法があることは従来技
術で周知である。また、インダクタの温度の効果および
エージング(経年変化)は発振器において周波数が不安
定となる主な要因であることも知られている。このよう
に周波数が不安定であることにより設計周波数が大幅に
変動することが多い。発振器の周波数は100万分のい
くつかに維持することが好ましい。良好に設計された温
度補償回路ではこのような大きさの安定度を維持できる
が、回路をこのように維持するには困難であり、かつ高
価である。
【0003】発振器の共振回路を機械的に振動するピエ
ゾ電気クリスタルに置換できることは周知である。この
ようなクリスタルを使用することにより周波数の安定度
を大幅に高めることができる。かかるクリスタルでは両
側の表面に機械的な応力が加えられると、ある他の面の
対に電荷が生じる。この逆の効果も存在する。すなわち
クリスタルの2つの両側の面に電圧を加えることによ
り、その両側の面に電荷を発生させると、他の2つの両
側の面の間に機械的な応力および寸法の変化が生じる。
【0004】クリスタルの面に設けられた電極に交流電
圧を加えると、クリスタルが振動し、自然な機械的共振
周波数でこの振動が極めて大きくなる。駆動しなければ
クリスタルは自然周波数で振動する性質があり、これら
機械的な共振が当業者で周知のようにクリスタルの特性
だけで決まる。
【0005】クリスタルは電気的共振回路として働くの
で、当然発振器用の周波数決定共振回路として使用され
る。クリスタル制御式フィードバック発振器は多数存在
する。これらクリスタル制御式発振回路は、増幅器と、
信号フィードバック回路と、発振周波数を制御するため
のクリスタルと、出力信号ターミナルとを有する。周知
のクリスタル制御式発振器の1つとして直列共振クリス
タルを使用してトランジスタ増幅器のベースをアースす
るコルピッツ発振器がある。トランジスタ増幅器のエミ
ッタとコレクタをアースターミナルに結合する2つのコ
ンデンサの接合点との間に設けられた直列共振モードの
クリスタルを使用する別のコルピッツ発振器もある。
【0006】最も一般に使用される別のクリスタル発振
回路としてピアース発振器がある。この発振器は、基本
的にはソースとドレインとを結合する第1コンデンサお
よびゲートとアース電位となっているソースとを結合す
る第2コンデンサと共にクリスタルが共振回路を形成す
るソース共通形コルピッツ回路である。
【0007】更に別の周知の回路としてミラー発振器が
あり、この発振器ではクリスタルと出力タンク回路の双
方が発振周波数における誘導性リアクタンスのように見
える。
【0008】更に別の周知の発振器として、クラップ発
振器があるが、この発振器は実際にはエミッタではな
く、ベースをアース電位にしたピアース発振器である。
このクラップ発振器は負荷をタンク回路としたベース−
アース形増幅器段と見なすことができる。このタンク回
路には容量性タップがあり、このタップからエネルギー
をエミッタにフィードバックするようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これらの回路のいずれ
でも、アンプがある程度の非線形性を有していることが
周知である。非線形性が存在することはひずみが生じる
ことを意味する。換言すれば、出力には所望する周波数
のみならず、その高調波の一部も含まれる。ある用途で
は、高調波の存在は重要ではないが、別の用途では極め
て高度に純粋な正弦波となっていることが条件とされ
る。必要としない高調波を除く自明の1つの方法とし
て、発振器の出力を適当な同調バンドパスフィルタすな
わちローパスフィルタに通過させる方法がある。発振器
の周波数が固定されている場合には、この方法は極めて
良好に働くが、可変周波数が必要な場合にはこの方法は
極めて不便である。その理由は、所望する周波数の変化
に合わせてフィルタを同調させなければならないからで
ある。かかるフィルタは、通常は発振器の出力を所望す
る負荷に結合するローパスフィルタまたはバンドパスフ
ィルタのいずれかを形成するようにコンデンサとインダ
クタとによって構成される。当然ながら、他のタイプの
フィルタ回路も使用できる。しかしながらかかるフィル
タは高価であり、貴重な空間を更に別に使用しなければ
ならない。
【0010】出力信号における高調波が極めて少なく、
簡単かつ容易に製造できるクリスタル制御式発振器が得
られると有利である。
【0011】本発明は、回路内のクリスタルを除き、こ
れを2ポート形弾性表面波共振フィルタと置換するだけ
で、内部に含まれる高調波が極めて少ない出力信号をク
リスタル制御式発振回路が発振できるようにすることに
より、従来の欠点を克服することにある。本明細書で
は、説明をし易くするために「弾性表面波共振フィル
タ」なる用語を使用するが、STW(表面横断波)デバ
イスのような他のピエゾ電気デバイスも使用できると理
解すべきである。クリスタルを省略した場合、弾性表面
波共振フィルタの一方のポートはターミナルに結合さ
れ、他方のポートは発振器の信号周波数のための出力タ
ーミナルとして働く。2ポート形SAW共振フィルタの
第1ポートは発振器の発振周波数を決定する上でクリス
タルと同じように働き、一部の発振器では必要なフィー
ドバックを行う。第2ポートのターミナルは発振周波数
のための出力ターミナルとなる。2ポート形SAW共振
フィルタは所望の発振周波数となるように設計されてい
るので、発振器に対し必要なクリスタル作用をするだけ
でなく、回路に部品を追加することなく高調波成分の少
ない出力信号を発生するための必要なフィルタ作用をす
る。したがって、本発明を使用することにより現在の発
振回路を容易に改造し、元の機器を容易に製造できる。
【0012】従って、本発明の目的は、一方のポートが
クリスタルと置換され、他方のポートが高調波の極めて
少ない出力発振信号を発生するための出力ターミナルと
して働く2ポート形弾性表面波共振フィルタを使用した
クリスタル制御式発振回路を一般に提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、増幅器と、信
号フィードバック回路と、発振周波数を制御するための
クリスタルと、出力信号ターミナルとを有し、第1およ
び第2電気信号ポートを有するピエゾ電気材料素子がク
リスタル制御式発振回路に加えられており、前記第1信
号ポートが発振回路内のクリスタルの代わりとなってお
り、前記第2信号ポートが前記クリスタル制御式発振器
の出力と比較して高調波が大幅に低減された前記発振周
波数を発生するための前記出力信号ターミナルを形成す
る、改良されたクリスタル制御式発振回路に関する。
【0014】本発明の別の目的は、上部に第1および第
2ポートを有するピエゾ電気材料素子として2ポート形
SAW共振フィルタを提供することにある。
【0015】本発明の更に別の目的は、コルピッツ発振
回路、ピアース発振回路、ミラー発振回路、クラップ発
振回路のようなクリスタル制御式発振回路および任意の
クリスタル制御式フィードバック発振回路を改善するこ
とにある。
【0016】同じ参照番号が同様な部品を示す次の好ま
しい実施例の詳細な説明を参照すれば、本発明の上記お
よびそれ以外の特徴がより明らかとなろう。
【0017】
【発明の実施の態様】図1〜10の回路はベース共通構
造で作動する、通常は接合形トランジスタで構成された
増幅器を有する最も一般的なフィードバック発振器を示
すが、その他のトランジスタ接続および他の能動的デバ
イス、例えばFETまたは集積回路RF増幅器を使用で
きること、および任意のクリスタル制御式フィードバッ
ク発振回路と共に本発明を使用できると理解すべきであ
る。
【0018】図1の回路のコルピッツ発振器は周知の発
振回路であり、この回路は増幅器すなわち利得素子とし
てのトランジスタ10と、信号フィードバック回路とし
て働き、更に発振器の周波数を決めるクリスタル12
と、負荷抵抗器14とを含む。負荷抵抗器14の両端の
出力ターミナル16において、出力信号を発生できる。
ピエゾ電気クリスタル12は図11Aで示されるような
等価的電気回路を有し、この等価回路はすべて直列とな
っているインダクタンスLx とレジスタンスRxとキャ
パシタンスCx とを有し、この直列回路にクリスタル電
極によって生じたキャパシタンスを示すキャパシタンス
p が並列に接続している。図11は図11Aのクリス
タル回路のリアクタンス曲線を示し、この図は曲線2お
よび4でそれぞれ示されるように共振作動モードおよび
非共振モードが生じる可能性があることを示している。
【0019】図2は、本発明にかかわる図1のコルピッ
ツ発振器の改造された変形例であり、図1のクリスタル
12が第1電気信号ポート20および第2電気信号ポー
ト22を有するピエゾ電気材料から構成された素子18
に置換されていることが、図2から明らかとなろう。第
1信号ポート20のターミナルは、ターミナル20およ
び24に接続されており、これらターミナルからは既に
クリスタル12は除かれている。第2信号ポートターミ
ナル22は発振器の周波数を決定するための出力ターミ
ナルを形成する。素子18は回路が発振する周波数に設
計された2ポート形SAW共振フィルタであるので、こ
の素子の出力の高調波レベルは低くなっている。この2
ポート形SAW共振フィルタ18の第1ポート20は図
11Aに示されたものと同様な等価回路を有する。本発
明を実施する際にフィルタ18が最も効率的に作動する
ようにするためには、等価回路のインピーダンス特性を
x およびCp の値をできるだけ小さくした低損失回路
とし、回路を図12の周知のスミスチャート上の曲線6
で示されるような一次誘導性作動モードで作動するよう
にしなければならない。SAWデバイス技術に精通して
いる者であればかかる構造上の特性を得ることが可能で
ある。
【0020】図3は、トランジスタのベースをアースす
るために直列共振形クリスタル12を使用していること
を除けば、図1に示された発振器と同様なコルピッツ発
振器の回路図である。クリスタル12はクリスタルの中
心周波数においてターミナル28でトランジスタ10の
ベースをアースしている。このように発振器の周波数が
決められている。抵抗器14の両端において生じる出力
はターミナル16から取り出される。この回路も増幅器
10の非線形性により発振器の出力信号内に高調波が生
じる。
【0021】図4は、図3の発振器と同じ発振器の回路
図であるが、クリスタル12が2ポート形SAW共振フ
ィルタ18に置換され、このフィルタの入力ポートター
ミナル20がこれまでクリスタル12の接続されていた
ターミナル28および30に接続されている点が異なっ
ている。出力信号は第2ポート20から取り出される。
デバイス18はSAW共振フィルタであるので、出力タ
ーミナル22は図3の元のクリスタルフィードバック発
振器と比較して高調波成分の極めて少ない信号を発生す
る。
【0022】図5は、ピアース発振器として知られる最
も一般的に使用される発振回路のうちの1つの回路図で
ある。この発振器は、基本的にはクリスタルがソース−
ドレイン間コンデンサCD と、ゲート−アース間コンデ
ンサCG と、FET32の内部容量と共に共振回路を形
成するソース共通コルピッツ回路である。この回路はC
G およびCD の双方を変えるか、クリスタル12の両端
に小さい可変容量を加えることにより同調可能である。
RF負荷抵抗はRD となっている。この負荷から直流を
取り出す必要がある場合には、この負荷抵抗をRFチョ
ークでバイパスすることができる。ブロックコンデンサ
B はRF信号に対する短絡回路となるようになってい
る。このピアース回路にはインダクタがなく、クリスタ
ルの取り替え時に再同調調節しなくても回路周波数を変
えることができる。このことはクリスタル制御される数
チャンネル間で高速切り替えできるような送信機または
受信機を必要とする応用例で重要である。
【0023】図6は、本発明の発振器を構成するように
改造された図5のピアース発振器を示す回路である。こ
の図6では、クリスタル12は2ポート形SAW共振フ
ィルタ18と置換されており、この発振器はターミナル
がコンデンサCB とFET32のドレイン34との間に
接続された第1ポート20を有する。出力ターミナル2
2は第2ポートのターミナルを使用して形成されてい
る。この発振回路も、図5の発振器と比較して高調波成
分の極めて少ない出力周波数を発生する。
【0024】図7は、クラップ発振器として知られる従
来のクリスタル発振器の回路図である。図7に示される
クラップ発振回路は、実際にはエミッタの代わりにベー
スがACアースされているピアース発振器である。この
クラップ発振器はタンク回路を備えたベース接地形増幅
段36と考えることができる。このタンク回路には容量
性タップが設けられており、このタップからエミッタに
エネルギーがフィードバックされるようになっている。
このようにしてクリスタル12は回路の発振周波数を決
める。負荷抵抗器RL の両端の出力はカップリングコン
デンサCC を通して取り出される。
【0025】図8は、本発明の発振器を構成するように
変形された、図7のクラップクリスタル発振器の新規な
回路図である。この回路もクリスタル12の代わりにト
ランジスタ36のコレクタとアースとの間に入力ポート
ターミナル20が接続された2ポート形SAW共振フィ
ルタ18を有する。この回路は出力ポートターミナル2
0も有し、このターミナルから周波数信号が取り出され
る。これまで述べた理由から、この発振器の出力周波数
の高調波成分は極めて少なくなっている。
【0026】図9には、従来の周知のミラー発振回路が
略図で示されている。この回路はクリスタル12および
出力タンク回路38が発振周波数における誘導性リアク
タンスのように見える同調入力、同調出力回路に類似し
ている。FET40の出力すなわちドレイン回路は、イ
ンダクタから構成できる同調回路38により、より効果
的なリアクタンスを得ることができる。この回路の主な
利点として周波数調節用並列コンデンサの片側と共にク
リスタル12の片側がアースされていることが挙げられ
る。
【0027】図10は、本発明の発振器を構成する図9
に示された回路を改造したミラー発振器の回路図を示
す。このミラー発振器もFET40のゲートとアースと
の間に設けられたクリスタル12の代わりに第1ポート
入力ターミナル20が結合された2ポート形SAW共振
フィルタ18を有する。第2ポートターミナル22は発
振器の周波数出力を取り出す出力端を形成している。こ
の増幅デバイス40もトランジスタまたはFETのよう
な任意の利得デバイスとすることができる。
【0028】上記以外のクリスタル発振回路は多数存在
しており、これまで述べていないような設計手法で作動
する回路例を示すような多数の文献がある。また、クリ
スタル発振器のタイプおよび性能に関する優れた研究も
多数存在している。
【0029】従って、クリスタルを2ポート形弾性表面
波共振フィルタの一方のポートに置換し、フィルタの他
方のポートのターミナルから発振周波数を抽出すること
により性能を改善したクリスタル制御式フィードバック
発振回路からなる新規な発振回路をこれまで開示した。
このような改良は増幅器、信号フィードバック回路、発
振周波数制御用クリスタルおよび出力信号ターミナルを
有する任意のクリスタル制御式発振回路に対して行うこ
とができる。
【0030】以上で、好ましい実施例を参照して本発明
について説明したが、この説明が発明の範囲を記載した
特定の形態のみに限定されるものでない。むしろ逆に特
許請求の範囲に記載した発明の要旨内に含まれる代替
例、変形例および均等物をカバーせんとするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】直列共振モードでクリスタルを使用する従来の
コルピッツ発振器の回路図である。
【図2】本発明の新規な発振器を構成するよう、クリス
タルを2ポート形SAW共振フィルタに置換した同じ発
振器を示す。
【図3】トランジスタのベースをアースするように直列
共振クリスタルを使用する従来のコルピッツ発振器の回
路図である。
【図4】高調波成分の極めて少ない出力信号を発生する
コルピッツ発振回路を構成するよう、クリスタルを本発
明の2ポート形弾性表面波共振フィルタと置換した、図
3のコルピッツ発振器の回路図である。
【図5】従来のピアースクリスタル発振器の回路図であ
る。
【図6】高調波成分の極めて少ない発振器出力信号を発
生するよう、クリスタルを本発明の2ポート形弾性表面
波共振フィルタと置換した、図5のピアースクリスタル
発振器の回路図である。
【図7】内部にクリスタルを有する従来のクラップ発振
回路の回路図である。
【図8】クリスタルを本発明の2ポート形弾性表面波共
振フィルタと置換した、図7のクラップ発振回路であ
る。
【図9】内部でクリスタルを使用するミラー発振回路の
略図である。
【図10】クリスタルを本発明の2ポート形弾性表面波
共振フィルタと置換した、図9のミラー発振回路であ
る。
【図11】Aはクリスタルの電気等価回路図である。B
は図11Aの回路のリアクタンス曲線のグラフである。
【図12】従来のクリスタルと置換される、本SAWポ
ートの所望する誘導性動作を示すスミスチャートであ
る。
【符号の説明】
10 トランジスタ 12 クリスタル 14 負荷抵抗器 18 2ポート形弾性表面波共振フィルタ 20 第1電気信号ポート 22 第2電気信号ポート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅器と、信号フィードバック回路と、
    発振周波数を制御するためのクリスタルと、出力信号タ
    ーミナルとを有するクリスタル制御式発振回路におい
    て、 第1および第2電気信号ポートを有するピエゾ電気材料
    素子を含み、 前記第1信号ポートが低損失の一次誘導特性を有し、前
    記発振回路内の前記クリスタルと置換されて使用されて
    おり、 前記第2信号ポートが前記クリスタル制御式発振器の出
    力と比較して高調波が大幅に低減された前記発振周波数
    を発生するための前記出力信号ターミナルを形成するク
    リスタル制御式発振回路。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2ポートを有し、ピエ
    ゾ電気材料素子として作動する2ポート式SAW共振フ
    ィルタを更に含む、請求項1記載の発振回路。
  3. 【請求項3】 前記クリスタル制御式発振器がコルピッ
    ツ発振回路である、請求項2記載の発振回路。
  4. 【請求項4】 前記クリスタル制御式発振器がピアース
    発振回路である、請求項2記載の発振回路。
  5. 【請求項5】 前記クリスタル制御式発振器がミラー発
    振回路である、請求項2記載の発振回路。
  6. 【請求項6】 前記クリスタル制御式発振器がクラップ
    発振回路である、請求項2記載の発振回路。
  7. 【請求項7】 ベースとコレクタとエミッタとを有す
    る、前記増幅器を構成するトランジスタと、 前記エミッタとアース電位との間に結合された第1抵抗
    器と、 前記コレクタから前記アース電位まで結合された第1お
    よび第2の直列接続コンデンサと、 電源と、 この電源を前記トランジスタのコレクタに結合するイン
    ダクタと、 電源を前記アース電位に結合する一対の直列結合された
    抵抗器と、 前記アース電位と前記トランジスタのベースとの間に結
    合された第3のコンデンサとを更に含み、前記トランジ
    スタのベースが直列結合された抵抗器の前記対の間の接
    合部にも接続されており、 前記SAW共振フィルタの前記第1信号ポートが前記第
    1の直列接続されたコンデンサと前記第2の直列接続さ
    れたコンデンサとの間の点から、前記トランジスタのエ
    ミッタに直列共振モードで接続された、請求項3記載の
    発振回路。
  8. 【請求項8】 ベースとコレクタとエミッタとを有す
    る、前記増幅器を構成するトランジスタと、 前記エミッタとアース電位との間に結合された第1抵抗
    器と、 前記コレクタから前記アース電位まで結合された第1お
    よび第2の直列接続コンデンサと、 電源と、 この電源を前記トランジスタのコレクタに結合するイン
    ダクタと、 電源とアース電位との間に接続された直列接続された抵
    抗器とを更に含み、 前記SAW共振フィルタの前記第1信号ポートがアース
    電位と前記トランジスタのベースとの間に接続され、前
    記トランジスタのベースが直列接続された抵抗器の対の
    間の点にも接続されており、前記第1信号ポートが前記
    トランジスタのベースをアースするよう直列共振回路を
    形成する、請求項3記載の発振回路。
  9. 【請求項9】 前記増幅器が電界効果形トランジスタ
    (FET)である、請求項1記載の発振回路。
  10. 【請求項10】 前記増幅器がコレクタとエミッタとベ
    ースとを有するトランジスタであり、 前記SAW共振フィルタの前記第1信号ポートが前記ト
    ランジスタの前記コレクタとエミッタとの間でフィード
    バックを行い、かつ発振周波数信号を発生する、請求項
    3記載の発振回路。
  11. 【請求項11】 前記増幅器がコレクタとエミッタとベ
    ースとを有するトランジスタであり、 前記SAW共振フィルタの前記第1信号ポートが前記ト
    ランジスタのベースとアースとの間に接続され、前記発
    振器の周波数を決める、請求項3記載の発振回路。
  12. 【請求項12】 前記増幅器がソースとドレインとゲー
    トとを有するFETトランジスタであり、 前記SAW共振フィルタの前記第1信号ポートが前記F
    ETトランジスタのドレインと前記FETトランジスタ
    のゲートとの間に結合され、フィードバックを行い、前
    記発振周波数を決める、請求項4記載の発振回路。
  13. 【請求項13】 前記増幅器がソースとドレインとゲー
    トとを有するFETトランジスタであり、 前記ドレインに出力タンク回路が結合されており、 前記SAW共振フィルタの前記第1信号ポートが前記ゲ
    ートと前記FETトランジスタの前記ソースとの間に結
    合されており、前記発振周波数を決める、請求項5記載
    の発振回路。
  14. 【請求項14】 前記増幅器がコレクタとエミッタとベ
    ースとを有するトランジスタであり、 前記SAW共振フィルタの前記第1信号ポートが前記コ
    レクタとアースとの間に接続され、前記発振器の周波数
    を定める、請求項6記載の発振回路。
JP9029108A 1996-02-14 1997-02-13 クリスタル制御式発振回路 Pending JPH09232867A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US599940 1996-02-14
US08/599,940 US5789990A (en) 1996-02-14 1996-02-14 Feedback oscillator circuit using a saw resonator filter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09232867A true JPH09232867A (ja) 1997-09-05

Family

ID=24401741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9029108A Pending JPH09232867A (ja) 1996-02-14 1997-02-13 クリスタル制御式発振回路

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5789990A (ja)
EP (1) EP0790702A3 (ja)
JP (1) JPH09232867A (ja)
CA (1) CA2196120A1 (ja)
TW (1) TW349292B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003017461A1 (en) * 2001-08-16 2003-02-27 Toyo Communication Equipment Co., Ltd. Piezo-oscillator
JP2008113144A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 水晶発振器
KR102122713B1 (ko) * 2019-12-05 2020-06-15 주식회사 시너스텍 주파수 안정화 기능을 구비한 인버터용 콜피츠 발진기를 사용한 인버터

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2791196B1 (fr) * 1999-03-18 2001-06-08 Valeo Electronique Perfectionnements aux oscillateurs et aux recepteurs radio-frequence
US6765476B2 (en) * 2001-03-09 2004-07-20 Battelle Memorial Institute Kl-53 Multi-level RF identification system
US6873838B2 (en) * 2001-05-08 2005-03-29 Robert Bosch Corporation Superregenerative oscillator RF receiver with differential output
US6944432B2 (en) * 2002-11-12 2005-09-13 Nokia Corporation Crystal-less oscillator transceiver
US7009459B2 (en) * 2003-10-01 2006-03-07 Toyo Communication Equipment Co., Ltd. Piezoelectric oscillator having a non-inductive load with a collector-emitter capacitor
DE102004003884A1 (de) * 2004-01-26 2005-08-11 Epcos Ag Chip-Bauelement mit Resonatoren und Verwendung dafür
US20110095832A1 (en) * 2009-10-22 2011-04-28 Orest Fedan Fast start, low power oscillator system
CN103457571B (zh) * 2013-08-21 2016-03-30 长安大学 一种基于多条耦合器的声表面波振荡器
CN103873013A (zh) * 2014-03-24 2014-06-18 长安大学 一种声表面波传感器应用电路
US10378986B1 (en) * 2016-04-18 2019-08-13 United States Of America As Represented By The Administrator Of National Aeronautics And Space Administration Clapp-type oscillators for high temperature pressure sensor systems
CN110719083B (zh) * 2019-11-13 2023-08-04 北京航天微电科技有限公司 一种声表面波压控振荡器及电子设备

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1192560A (en) * 1966-08-17 1970-05-20 Western Electric Co Improvements in or relating to Oscillators
US3743968A (en) * 1971-07-15 1973-07-03 Kinsekisha Kenkyuyo Kk Collector-base coupled double transistor crystal oscillator
US3739299A (en) * 1972-04-20 1973-06-12 Zenith Radio Corp Adjustable piezoelectric tunable oscillator for acoustic signal generating system
US4144507A (en) * 1976-09-29 1979-03-13 Texas Instruments Incorporated Surface acoustic wave resonator incorporating coupling transducer into reflecting arrays
US4454488A (en) * 1982-07-08 1984-06-12 R F Monolithics, Inc. Surface acoustic wave resonator with middle grating
JPS61158207A (ja) * 1984-12-29 1986-07-17 Toshiba Corp 弾性表面波装置
US4616197A (en) * 1985-12-05 1986-10-07 R. F. Monolithics, Inc. Resonator
JPS62277804A (ja) * 1986-05-27 1987-12-02 Nec Corp 弾性表面波発振器
US4843349A (en) * 1988-04-27 1989-06-27 Westinghouse Electric Corp. UHF crystal oscillator
US5214338A (en) * 1988-11-21 1993-05-25 United Technologies Corporation Energy coupler for a surface acoustic wave (SAW) resonator

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003017461A1 (en) * 2001-08-16 2003-02-27 Toyo Communication Equipment Co., Ltd. Piezo-oscillator
US6995623B2 (en) 2001-08-16 2006-02-07 Toyo Communication Equipment Co., Ltd. Piezoelectric oscillator
JP2008113144A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 水晶発振器
KR102122713B1 (ko) * 2019-12-05 2020-06-15 주식회사 시너스텍 주파수 안정화 기능을 구비한 인버터용 콜피츠 발진기를 사용한 인버터

Also Published As

Publication number Publication date
US5789990A (en) 1998-08-04
EP0790702A3 (en) 1998-05-06
CA2196120A1 (en) 1997-08-15
EP0790702A2 (en) 1997-08-20
TW349292B (en) 1999-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09232867A (ja) クリスタル制御式発振回路
CN101904096B (zh) 可变电感器
KR100423502B1 (ko) 엘씨공진기와 차동증폭기를 이용한 전압제어발진기
TW201236362A (en) Piezoelectric oscillator
CN102163953A (zh) 基波/谐波晶体振荡器
JP2004527976A5 (ja)
JPH11507493A (ja) 発振器
US6169459B1 (en) Active-bridge oscillator
JP2012095284A (ja) 発振器
JP3921355B2 (ja) 周波数切替型高周波発振器
JP2553281B2 (ja) 水晶振動子を有する発振回路
JP3875498B2 (ja) 高周波数の水晶発振器
US4142161A (en) Crystal oscillator
RU2207705C1 (ru) Управляемый кварцевый генератор с умножением частоты высокой кратности
TWI334688B (en) A voltage-controlled oscillator device with noise filter unit
JP2002290153A (ja) 二周波切替型高周波発振器
JP2000082922A (ja) 圧電発振器
JPS6115609B2 (ja)
JP3387278B2 (ja) 温度補償型圧電発振器
SU1672548A1 (ru) Кварцевый автогенератор
JP2002374126A (ja) 圧電発振器
JP2002261546A (ja) 圧電発振器
JP2002217644A (ja) 水晶発振器
KR900017303A (ko) 전압 제어 발진기
JPS58198904A (ja) 不要モ−ド抑圧型水晶発振器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061215