JPH09232028A - 防水型コネクタの接続方法 - Google Patents

防水型コネクタの接続方法

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JPH09232028A
JPH09232028A JP8034499A JP3449996A JPH09232028A JP H09232028 A JPH09232028 A JP H09232028A JP 8034499 A JP8034499 A JP 8034499A JP 3449996 A JP3449996 A JP 3449996A JP H09232028 A JPH09232028 A JP H09232028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receptacle
plug
waterproof
plate
belt
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8034499A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Aizawa
哲生 相澤
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP8034499A priority Critical patent/JPH09232028A/ja
Publication of JPH09232028A publication Critical patent/JPH09232028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水コネクタを挿入するとき、空気の圧縮に
よる反発力が生じないようにする。 【解決手段】 防水レセプタクル部2にプラグ挿入時の
み帯材1を挿入することにより、空気の逃げ道を作って
反発力の発生を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防水型コネクタの接
続方法に関し、特にピン数の多い大型の防水型コネクタ
の接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水中、特に電気接点を腐食させるおそれ
の強い海水中で使用される防水型コネクタには、高い気
密(防水)性が要求される。
【0003】従来、防水型コネクタとしては、特開昭6
3−81780号公報、特公昭61−53834号公
報、実開昭58−164186号公報にオーリングを使
用した防水構造を持ったものが提案されている。図3に
従来のオーリングを使用した防水構造を持った防水型コ
ネクタを、側面からみた断面図の形で示す。
【0004】右側がプラグ(コネクタの雄型部)で、左
側がレセプタクル(コネクタの雌型部)であり、図の矢
印の方向にプラグをレセプタクルに挿入することによ
り、電気接点で構成される電気プラグ部6と電気レセプ
タクル部7、防水プラグ部3と防水レセプタクル部2が
嵌合する。回転固定材10は内面に雌ネジが、防水レセ
プタクル部2は外面に雄ネジが切られているので、回転
固定材10を回転することによりプラグとレセプタクル
を固定する。
【0005】電気プラグ部6にはケーブル11が電気的
に接続され、プラグとケーブル11は完全な気密(防
水)性を保っている。防水プラグ部3にはオーリング溝
8が設けられ、そこにオーリング(ゴム状弾性体で構成
された、断面が円形のドーナツ状のリング)が挿入さ
れ、防水レセプタクル部2の内面とで(若干オーリング
が変形することで)気密(防水)性を保つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来の防水
型コネクタは、気密(防水)性は充分であるが、気密性
が高いだけに、コネクタのプラグとレセタクルとの接続
を行うプラグ挿入時に、レセプタクル側にある空気が圧
縮されて反発力が発生し、挿入作業に大きな力を要す
る。特に、大型のコネクタの場合は、挿入作業に要する
力が無視できない大きさになって、作業能率を著しく低
下させる。
【0007】本発明の目的は、反発力を発生させない防
水型コネクタの接続方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、プラグ
と、このプラグを挿抜自在でかつ挿入状態において気密
封止となるレセプタクルとからなる防水型コネクタの接
続方法であって、前記プラグを前記レセプタクルへ挿入
する際にこれ等両者の接触部に弾性帯状板を介在せしめ
つつ挿入を行い、しかる後にこの弾性帯状板を拔去する
ようにしたことを特徴とするコネクタの接続方法が得ら
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の作用は次の通りである。
防水レセプタクル部にプラグ挿入時のみ帯材を挿入する
ことにより、空気の逃げ道を作って反発力の発生を防
ぐ。
【0010】以下に、本発明の実施例について図面を参
照して説明する。
【0011】図1及び2は本発明による防水型コネクタ
の実施例の構成を示す外観図であり、図3と同等部分は
同一符号にて示している。なお、図3と重複する説明は
省略する。図1(イ)はレセプタクル、(ロ)はプラグ
の側面からみた断面図、(ハ)は矢印A方向からみたレ
セプタクルの上面図である。図2(イ)は帯材1の機能
を説明する防水レセプタクル部2の側面からみた詳細断
面図、(ロ)は上面図である。
【0012】図1において、防水レセプタクル部2の底
部に帯材1の端部をはめ込み、没入可能な帯材溝4を設
け、プラグ挿入時にあらかじめ帯材1をはめ込み固定し
ておく。帯材1は、例えば防水レセプタクル部2と防水
プラグ部3のはめあい隙間よりやや薄い厚み(例えば約
0.1mm厚)を持ち、オーリング5に傷をつけないよ
うに柔軟な材料(例えば4弗化エチレンシート)から成
っている。
【0013】ここでプラグを挿入すると、オーリング5
は例えば天然ゴム、合成ゴムあるいはポリウレタン等の
ごく柔らかい弾性体から成っているので、図2に示すよ
うに帯材1の両側に、オーリングがわずかに変形して隙
間9が形成される。この隙間9を通してレセプタクルの
中にあった空気が逃げる。従って、プラグをレセプタク
ルに挿入しても、空気は圧縮されず、反発力は発生しな
い。
【0014】プラグの挿入が完了した後、帯材1を引き
抜くとオーリング5の変形が解けて、防水プラグ部3と
防水レセプタクル部2との間の気密(防水)性が達成さ
れる。その後、回転固定材10を回転して、プラグとレ
セプタクルを固定する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プラグ挿
入時に反発力が生じないので、コネクタ挿入作業能率が
大幅に向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】本発明の実施例の詳細説明図である。
【図3】従来の防水型コネクタの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 帯材 2 防水レセプタクル部 3 防水プラグ部 4 帯材溝 5 オーリング 6 電気プラグ部 7 電気レセプタクル部 8 オーリング溝 9 隙間 10 回転固定材 11 ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグと、このプラグを挿抜自在でかつ
    挿入状態において気密封止となるレセプタクルとからな
    る防水型コネクタの接続方法であって、前記プラグを前
    記レセプタクルへ挿入する際にこれ等両者の接触部に弾
    性帯状板を介在せしめつつ挿入を行い、しかる後にこの
    弾性帯状板を拔去するようにしたことを特徴とするコネ
    クタの接続方法。
  2. 【請求項2】 前記プラグの前記レセプタクルとの接触
    部にはOリングを有することを特徴とする請求項1記載
    のコネクタの接続方法。
  3. 【請求項3】 前記レセプタクルのプラグ挿入底部には
    前記弾性帯状板の先端が没入可能な溝部を有することを
    特徴とする請求項1または2記載のコネクタの接続方
    法。
JP8034499A 1996-02-22 1996-02-22 防水型コネクタの接続方法 Withdrawn JPH09232028A (ja)

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JP8034499A JPH09232028A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 防水型コネクタの接続方法

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JPH09232028A true JPH09232028A (ja) 1997-09-05

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100383567B1 (ko) * 2001-01-05 2003-05-14 서승정 철도차량용 전기 접속기
JP2017157343A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 フクダ電子株式会社 防水コネクタ及び防水コネクタ装置
JP2022025642A (ja) * 2020-07-29 2022-02-10 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
KR102422471B1 (ko) * 2022-04-21 2022-07-20 (주)진전기엔지니어링 전기철도 케이블 단자함 장치

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Effective date: 20030506