JPH09231113A - Icカード - Google Patents

Icカード

Info

Publication number
JPH09231113A
JPH09231113A JP8290318A JP29031896A JPH09231113A JP H09231113 A JPH09231113 A JP H09231113A JP 8290318 A JP8290318 A JP 8290318A JP 29031896 A JP29031896 A JP 29031896A JP H09231113 A JPH09231113 A JP H09231113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
card
identification information
command
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8290318A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Irisawa
和義 入澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP8290318A priority Critical patent/JPH09231113A/ja
Publication of JPH09231113A publication Critical patent/JPH09231113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器の負担を増大させることなく、基礎
ファイルに多種類の情報を迅速に書き込み/読み出しす
ることが可能なICカードを提供する 【解決手段】 透過構造ファイルを有する記憶手段と、
外部からの命令により指定されたデータを前記透過構造
ファイルに書き込む書込手段とを備えたICカードにお
いて、前記書込手段は、前記命令により指定された識別
情報を前記データに関連づけて前記透過構造ファイルに
書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎ファイルへの
データ書き込み、データの読み出しに改良を加えたIC
カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のICカードの構成、及び
そのICカードとリーダライタ装置との接続関係を示す
ブロック図である。従来のICカード10は、通常、I
/Oインタフェース11、CPU12、ROM13、R
AM14、EEPROM15を内蔵している。I/Oイ
ンタフェース11は、データを送受するための入出力回
路であり、CPU12はこのI/Oインタフェース11
を介してリーダライタ装置20と交信する。ROM13
内には、CPU12によって実行されるべきプログラム
が記憶されており、CPU12はこのプログラムに基い
て、ICカード10を統括制御する。RAM14は、C
PU12がこのような統括制御を行う上で作業領域とし
て使用するメモリである。一方、EEPROM15は、
このICカード10に記録すべき本来のデータを格納す
るメモリである。
【0003】ICカード10には、リーダライタ装置2
0から電源やクロックが供給される。したがって、IC
カード10がリーダライタ装置20等と切り離される
と、ICカード10への電源及びクロックの供給は停止
する。しかしながら、EEPROM15は不揮発性メモ
リであるため、電源供給が停止した後もその記録内容は
そのまま保持される。ただし、RAM14内のデータに
ついては、電源供給の停止によりすべて失われる。
【0004】ICカード10内の各メモリ13、14、
15へのアクセスは、すべてCPU12を介して行わ
れ、外部からこれらメモリを直接アクセスすることはで
きない。すなわち、リーダライタ装置20からCPU1
2に対して所定の「コマンド」を与えると、CPU12
はこの「コマンド」を解釈実行し、その結果を、リーダ
ライタ装置20に対して「レスポンス」として返送する
ことになる。
【0005】図9は、図8に示すEEPROM15内の
階層構造を示すブロック図である。本実施形態のEEP
ROMは、3つの階層から構成される。3つの階層と
は、第1層のMF(Master File) 、第2層のDF(Dedic
ated File)及び第3層のEF(Elementary File)であ
る。 MFは、データメモリ全体のファイルである。M
Fは、各アプリケーション(サービス)に共通したデー
タを格納するためのファイルであり、例えば、このIC
カード10の所有者の氏名、住所、電話番号などの情報
が記録される。DFは、専用ファイルであり、アプリケ
ーションごとにDFの設定がなされている。EFは、基
礎ファイルであり、CPUがICカードを管理・制御す
る際に解釈実行するデータを格納するIEFと、アプリ
ケーションで使用するデータを格納するWEF(作業用
基礎ファイル)の2種類がある。
【0006】また、基礎ファイルは、データの書き込み
形式から透過構造(トランスペアレント)のファイルと
レコード構造のファイルとの2種類に分類される。透過
構造のファイルは、1又は2以上のデータ単位が連続的
に書き込まれたファイルである。透過構造のファイルに
データ単位の書き込み又は読み出しを行う場合には、書
き込むべきオフセットアドレスと当該データ単位の長さ
とを指定して行う。一方、レコード構造のファイルは、
個々に識別可能な1又は2以上のレコードの列からなる
ファイルである。各レコードは、その先頭にレコードを
識別するための1バイトのレコードIDを有する。各レ
コードは、固有のレコードIDを与えられ、同一のレコ
ードIDは2つと存在しない。したがって、レコード構
造のファイルでは、レコード番号を指定することにより
任意のレコードを読み出すことが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、透過構造の基礎
ファイルにデータ単位の書き込み又は読み出しを行う場
合には、そのデータ単位のオフセットアドレスや長さを
指定して行わねばならななかった。このために、リーダ
ライタ装置では、基礎ファイルを構成する各データ単位
のオフセットアドレス等を予め備えておく必要があり、
この結果、リーダライタ装置側で管理すべき情報が膨大
となり、負担が増大するという問題があった。なお、リ
ーダライタ装置側でオフセットアドレス等に関する情報
が用意されていない場合であっても、例えば、該当する
基礎ファイルから全データを読み出し、検討すれば、そ
の中から目的とするデータ単位を取得することは可能で
はある。しかし、ICカードの通信速度は比較的低いた
め、このような手段を用いた場合には、迅速な取引が実
現できなくなる。
【0008】一方、レコード構造の基礎ファイルにおい
ては、レコードIDを利用して、必要なデータの読み出
し等が行えるので、上記のような問題はない。しかし、
レコードIDは、ISO規格によりその大きさを1バイ
トに定められており、しかも、「00」と「FF」の2
つ値は、特定の用途のために留保すべく、一般情報のレ
コードIDとして使用することが禁止されている。した
がって、ファイルIDの種類は、わずかに254種類し
かない。このために、病院等、数多くの情報を取り扱う
機関では、ファイルIDの個数が不足するという問題が
あった。
【0009】そこで、本発明の課題は、リーダライタ装
置等の外部機器の負担を増大させることなく、基礎ファ
イルに多種類の情報を迅速に書き込み/読み出しするこ
とが可能なICカードを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、トランスペアレント作業用
基礎ファイルから、指定されたタグ番号のレコードを読
み出すことができることを特徴とする。請求項2に係る
発明は、トランスペアレント作業用基礎ファイルから、
指定されたタグ番号のレコードを検索し、指定されたタ
グ番号及びデータ長が一致した場合には、上書きを行
い、一致しない場合には、作業用基礎ファイルにそのデ
ータを追記することができることを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、透過構造ファイル
を有する記憶手段と、外部からの命令により指定された
データを前記透過構造ファイルに書き込む書込手段とを
備えたICカードにおいて、前記書込手段は、前記命令
により指定された識別情報を前記データに関連づけて前
記透過構造ファイルに書き込むことを特徴とする。請求
項4に係る発明は、請求項3に記載のICカードにおい
て、前記書込手段は、前記データに関連づけて、前記デ
ータに関する誤り検出符号を書き込むことを特徴とす
る。
【0012】請求項5に係る発明によれば、請求項3又
は請求項4に記載のICカードにおいて、前記指定され
た識別情報と同一内容の識別情報を前記記憶手段内にお
いて検索する検索手段を有し、前記検索手段が該当する
前記識別情報を発見した場合には、前記書込手段は、前
記発見された識別情報に関連づけられているデータに前
記指定されたデータを上書きすることを特徴とする。
【0013】請求項6に係る発明によれば、請求項3又
は請求項4に記載のICカードにおいて、前記指定され
た識別情報と同一内容の識別情報を前記記憶手段内にお
いて検索する検索手段を有し、前記検索手段が該当する
前記識別情報を発見しなかった場合には、前記書込手段
は、前記透過構造ファイルの空き領域に前記指定された
データを書き込むことを特徴とする。請求項7に係る発
明によれば、請求項5に記載のICカードにおいて、前
記検索手段が該当する前記識別情報を発見しなかった場
合には、前記書込手段は、前記透過構造ファイルの空き
領域に前記指定されたデータを書き込むことを特徴とす
る。
【0014】請求項8に係る発明によれば、透過構造フ
ァイルを有する記憶手段を備え、前記透過構造ファイル
には、データと、前記データに関連づけられた識別情報
とが格納されているICカードであって、外部からの命
令により指定された前記識別情報を前記記憶手段内にお
いて検索する検索手段と、前記検索手段が該当する前記
識別情報を発見したときに、前記発見された識別情報に
関連づけらているデータを前記透過構造ファイルから読
み出す読出手段とを有することを特徴としている。請求
項9に係る発明によれば、請求項3から請求項8までの
いずれか1項に記載のICカードにおいて、前記識別情
報は、2バイト以上から構成されることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
に係る実施形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)はじめに、本発明に係るICカードの
第1実施形態について説明する。なお、本実施形態のI
Cカードにおいて、従来のICカードと同様な機能を果
たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適
宜省略する。図1は、本実施形態固有のコマンドである
PUT−DATAコマンドによりデータを書き込まれた
トランスペアレントWEFのファイル構成を示す図であ
る。図1に示すWEFでは、データ(VALUE部分)
は、タグ(TAG)及びVALUE部分の長さ情報であ
るLENとともに格納され、合わせて1レコードを構成
している。TAGは、2バイトより構成されており、ま
た、LENは原則として1バイトより構成されている。
ただし、VALUE部分の長さを1バイトで表現できな
いときには、LENは、3バイトより構成される。VA
LUE部分の末尾2バイトには、当該レコードの誤り検
出符号(CRC)が格納されている。
【0016】PUT−DATAコマンドは、上述のよう
に、トランスペアレントWEFにデータを書き込むため
のコマンドである。PUT−DATAコマンドは、指定
されたトランスペアレントWEFにおいて、指定された
TAGを有するレコードを検索し、そのレコードにデー
タを上書きする。上書きは、レコードのTAG及びLE
Nが指定されたものと一致したことを条件に行なわれ
る。同一のTAGが発見されなかった場合には、データ
は、カレントWEFに追記される。
【0017】図2は、PUT−DATAコマンドのフォ
ーマットを示す図である。PUT−DATAコマンドの
第1バイト目から第4バイト目は、順にコマンドのクラ
ス(CLA)、種別コード(INS)、パラメータ(P
1、P2)である。P1、P2の2バイトは、上書き又
は追記を行うデータに付与するTAGを示す。6バイト
目以降は、コマンドのデータフィールド(DATA)で
あり、書き込むべきデータの内容を示す。第5バイト目
のLCは、データフィールドの長さに関する情報であ
る。
【0018】図3は、PUT−DATAコマンドを処理
するときのICカードの動作を示す流れ図である。リー
ダライタ装置20からPUT−DATAコマンドを受信
した場合には、CPU12は、実行前チェックを行なう
(S301)。具体的には、PUT−DATAコマンド
にLCがあるか、LCとデータフィールドの長さが矛盾
しないかが確認される。また、カレントDFが閉鎖され
ているか否かも確認される。確認の結果、コマンドにL
Cに該当するデータがなかったり、カレントDFが閉鎖
されている場合には(S302、NO)、エラーメッセ
ージが生成される(S303)。さらに、そのエラーメ
ッセージは、レスポンスとしてリーダライタ装置20に
送信され(S321)、PUT−DATAコマンドの処
理は終了される。
【0019】実行前チェックにおいてエラーがなかった
場合には(S302、Yes)、RAM14内の所定ア
ドレスに格納されている、カレントEFのアドレスが確
認される(S304)。ここで、アドレスが初期値「0
000h」のままである場合には(S304、No)、
特定のEFが指定されておらず、カレントEFが存在し
ないことが意味される。この場合には、エラーメッセー
ジがリーダライタ装置に送信され、コマンドの処理が終
了される(S306、S321)。
【0020】一方、カレントEFのアドレスが初期値以
外の値を示す場合には、対応するEFのディレクトリを
参照することにより当該EFの種類、すなわち、それが
IEFであるか、WEFであるか、さらに、WEFであ
る場合には、それがレコード構造であるか、トランスペ
アレント構造であるかが確認される(S307)。この
結果、当該EFがIEF又はレコード構造のWEFであ
った場合には(S308、No)、その旨のエラーメッ
セージを生成し(S309)、これをリーダライタ装置
20に送信し(S321)、コマンドの処理を終了す
る。
【0021】S307、S308の処理により、カレン
トEFがトランスペアレントWEFであることが確認さ
れると(S308、Yes)、次に、そのWEF内にお
いてデータの検索、より具体的にはTAGの検索が行わ
れる(S310)。検索範囲は、当該WEFのデータ格
納領域の先頭アドレスからライトアペンドポインタによ
り指定されるアドレスまでである。なお、次データ検索
時に、検索の対象アドレスが前データアドレス以前の値
である場合には、該当するデータがない旨のメッセージ
を送信してコマンド処理が終了される。
【0022】TAGの検索は、具体的には以下のように
行われる。CPU12は、コマンドのパラメータP1、
P2で指定されたTAGと、ファイル内のTAGの比較
を行い、タグが一致するか否かを判定する(S31
1)。一致するTAGが発見された場合には、コマンド
のパラメータLCと検索されたTAGの次に格納されて
いるLENの内容が同一であるか否かをチェックする
(S312)。この結果、LCとLENの内容が同一で
ない場合には、その旨のメッセージを送信して(S31
3、S321)、コマンド処理を終了する。一方、LC
とLENの内容が一致した場合は、コマンドのデータフ
ィールドの内容をLENの後に続くVALUE部分に上
書する(S316)。データの上書きは、EEPROM
15の制御部書き込みルーチンを使用して、データを書
き込む。このときに、アンチティアリング機能を使用す
る。
【0023】タグが不一致の場合には、タグの次から始
まる1バイトのレングス(拡張時3バイト)+CRC2
バイト分、検索開始アドレスを進め、ライトアペンドポ
イントを超えるとき(S314)、ファイル検索を終了
して、指定データの追記作業を実行する(S317)。
追記作業は、書き込みデータのデータ長がファイルのデ
ータ領域の範囲内であるか否かのチェックを行った後
(S314)に実行し、範囲外のときには、その旨のメ
ッセージ(S313)を送信して(S321)、コマン
ドを終了する。ファイル内に該当するタグがない場合に
は、追記作業として、ライトアペンドポインタ+書き込
みデータ長十CRC2バイトが書き込み可能終了アドレ
スを超えないことを確認したのちに、データの書き込み
を行なう。次に、書き込みが正常に行なわれたか否かを
チェックして(S318)、その旨のメッセージ(S3
19,S320)を送信して(S321)、処理を終了
する。
【0024】次に、PUT−DATAコマンドによりデ
ータを書き込まれたトランスペアレントWEFから、指
定のTAGを有するレコードを読み出すGET−DAT
Aコマンドについて説明する。図4は、GET−DAT
Aコマンドのフォーマットを示す図である。GET−D
ATAコマンドの第1バイト目から第4バイト目は、P
UT−DATAコマンドと同様に、順にコマンドのクラ
ス(CLA)、種別コード(INS)、パラメータ(P
1、P2)である。P1、P2の2バイトは、読み出す
べき(検索すべき)レコードのTAGを示している。5
バイト目のLEは、読み出すべきデータのバイト数を示
す。本実施形態では、LEの値が「00h」である場合
には、256バイト以下の全データを読み出すべきこと
が、また、「000000h」である場合には、655
36バイト以下の全データを読み出すべきことが意味さ
れる。
【0025】図5は、GET−DATAコマンドを処理
する際のICカードの動作を示す流れ図である。リーダ
ライタ装置20からGET−DATAコマンドがあった
場合には、CPU12は、まず実行前チェックを行なう
(S201)。チェックの結果、コマンドのパラメータ
LEにデータがないこと、又はカレントDFが閉塞され
ていることが判明した場合には、その旨のエラーメッセ
ージが生成され(S203)、リーダライタ装置20に
送信される。
【0026】次に、RAM14内の所定アドレスに格納
されているカレントEFのアドレスが確認される(S2
04)。ここで、アドレスが初期値0000hである場
合には、特定のEFが指定されておらず、カレントEF
が存在しないこととなる。したがって、この場合には、
エラーメッセージがリーダライタ装置に送信され、コマ
ンドの処理が終了される(S206、S216)。ファ
イル内でのデータ検索範囲は、データ格納領域の先頭か
らライトアペンドポインタまでである。
【0027】CPU12は、P1一P2で指定されたタ
グと、ファイル内2バイトのタグの比較を行い、タグが
一致するか否かを判定する(S208)。タグが一致し
た場合には、現在の検索開始アドレス+1(レングス拡
張時3)+レングス+CRC2バイトがライトアペンダ
ポインタを超過したとき、又は、現在の検索アドレス以
前を差すときには(S210)、該当するデータがない
旨のエラーメッセージを生成して(S211)、送信し
(S216)、処理を終了する。超過しないときには、
GET−DATAコマンドのレスポンスデータを実行す
る(S212)。
【0028】タグが不一致の場合には、タグの次から始
まる1バイトのレングス(拡張時3バイト)で指定され
たレングス分、検索開始アドレスを進める。検索開始ア
ドレスがライトアペンドポイントを超えるとき、又は、
現在の検索アドレス以前を差すときには、該当するデー
タがない旨のエラーメッセージを生成して(S21
1)、送信する。
【0029】GET−DATAコマンドに対するレンポ
ンスデータの実行は以下の通りである。まず、検索した
TLVデータのCRCチェックを行なう。GET−DA
TAのレスポンスデータは、検索したTLVデータのV
ALUEのみとする。検索したTLVデータは、次のレ
ングス1バイト(拡張時3バイト)がVALUEフィー
ルド長を表している。OSは、区別することなく、VA
LUEフィールドをレスポンスとして送信する。送信デ
ータの最後には、正常(S215)又はCRCエラーの
メッセージ(S214)を付加して、送信する。
【0030】以上説明したように、本実施形態では、ト
ランスペアレントWEFにデータを書き込むときに、そ
のデータにTAG及びLENを付加して書き込みを行う
PUT−DATAコマンドを用意した。しかも、PUT
−DATAコマンドは、指定されたTAGがすでに書き
込み領域内に存在するか否かを確認し、存在する場合に
はデータの上書きを、存在しない場合にはデータの追記
を行う。したがって、本実施形態では、トランスペアレ
ントWEFにデータを書き込む際に、オフセットアドレ
スを指定する必要がない。また、リーダライタ装置側に
おいて、データの上書き/追記に対応して、異なる2種
類のコマンドを使い分けるという煩雑な作業を行う必要
もない。さらに、TAGは2バイトより構成されている
ので、レコード構造のファイルにおけるよりも数多くの
データを容易に管理することが可能である。また、従来
のトランスペアレントWEFでは、書き込まれている全
データに関する誤り検出符号が1つのみ格納されていた
が、PUT−DATAコマンドは、個々のデータ単位に
ついて誤り検出符号を書き込む。よって、本実施形態で
は、書き込まれたそれぞれのデータ単位について、別個
に誤り検出を行うことが可能となっている。
【0031】本実施形態では、トランスペアレントWE
Fに書き込まれたデータから、指定されたTAGを有す
るものを検索し読み出すGET−DATAコマンドをも
用意している。したがって、本実施形態では、透過構造
のファイルにおける各データ単位のオフセットアドレス
をリーダライタ装置側で管理していなくても、そのファ
イルに該当するデータが存在するか否かを迅速に確認
し、読み出すことが可能である。
【0032】さらに、本実施形態では、PUT−DAT
Aコマンド、GET−DATAコマンドのパラメータP
1、P2を利用して書き込むべきデータ又は読み出すべ
きデータのTAGを指定することとしている。つまり、
上記コマンドでは、その総バイト数が最小となるコマン
ドフォーマットが採用されている。したがって、これら
のコマンドをICカードに送信するのに要する通信時間
は、必要最小限に抑制される。
【0033】なお、本実施形態は、透過構造のファイル
及びレコード構造のファイルと別規格の第三のファイル
構造を新たにICカードに導入するものではない。本実
施形態は、従来使用されていたWRITE BINAR
Yコマンド、READ BINARYコマンド等を使用
できる環境を維持したまま、透過構造ファイルについて
の新たな利用態様を提供しようとするものである。
【0034】(第1実施形態の変形例1)本発明の第1
実施形態は、種々の態様に変形することが可能である。
例えば、PUT−DATAコマンドに関する図3のS3
10からS320までの処理は、図6に示される内容の
処理とすることもできる。すなわち、S307で確認さ
れたカレントEFの種別が、トランスペアレントWEF
であった場合は(S307、Yes)は、CPU12
は、そのWEF内でTAGの検索(S404〜S41
0)を行うべく、検索アドレスをカレントEFのデータ
格納領域の先頭アドレスにセットする(S402)。次
に、CPU12は、検索アドレスが前データアドレスよ
り前のアドレスであるか否かを確認し(S404)、前
データアドレスより前であった場合にはエラーメッセー
ジを生成する(S418)。
【0035】一方、S404において、検索アドレスが
前データアドレスより前でなかった場合は、次に、その
アドレスにあるTAGが読み出され、それがコマンドの
パラメータP1、P2により指定されたTAGと一致す
るか否かが判断される(S406)。TAGが一致しな
い場合には、検索アドレスの更新がなされる(S40
8)。具体的には、TAGの次に格納されているLEN
の長さ(通常1バイト、拡張時3バイト)、LENに格
納されている値、及びCRCの長さである2バイトが加
算される。
【0036】次に、更新された検索アドレスがライトア
ペンドポインタを越えているか否かが判断される(S4
10)。検索アドレスがライトアペンドポインタを越え
ていない場合には、まだ検索されていないTAGが存在
することとなるので、処理はS404に戻る。一方、検
索アドレスがライトアペンドポインタを越えているとき
は、当該WEFにコマンドにより指定されたTAGと同
一のTAGは存在しなかったこととなる。そこで、つぎ
に、コマンドのデータフィールドにあるデータをWEF
に追記する作業が行われる(S412、S414)。
【0037】具体的には、まず、書き込みデータ長がラ
イトアペンドポインタ以降のデータ格納領域の大きさ以
下であるか否かが確認される(S412)。書き込みデ
ータ長が残りのデータ格納領域の大きさを越えるもので
ある場合には、データが大きすぎるために追記ができな
い旨のエラーメッセージが生成される(S428)。そ
の他の場合は、データの追記が行われる(S414)。
すなわち、はじめにコマンドのP1、P2により指定さ
れた2バイトのTAGが書き込まれ、続いて、LCの値
が1バイト又は3バイト書き込まれる。次に、コマンド
のデータフィールドにあるデータが書き込まれ、最後に
誤り検出符号(CRC)が書き込れる。書き込みの終了
後、コマンドが正常に処理された旨のメッセージが生成
される(S414)。書き込みの途中でエラーが発生し
た場合には、書き込みが中止され、書き込みエラーが発
生した旨のエラーメッセージが生成される(S41
4)。
【0038】一方、S406においてTAGが一致した
場合には、TAGの次に格納されているLENと、コマ
ンドのパラメータLCの値が比較される(S420)。
比較の結果、値が一致した場合には、コマンドのデータ
フィールドにあるデータがWEFのVALUE部分に上
書きされる。また、VALUE部分の最後の2バイトで
あるCRCの値が適切なものに書き換えられる(S42
2)。上書きの途中で書き込みエラーが発生したとき
は、その旨のエラーメッセージが、その他の場合は、コ
マンドが正常に実行された旨のメッセージが生成される
(S424)。
【0039】一方、S420において、LENとLCの
値が一致しなかった場合には、データの長さが一致しな
いために、データの上書きができない旨のエラーメッセ
ージが生成される(S426)。S416、S418、
S426、S424又はS428のいずれかの処理が終
了すると、生成されたメッセージは、レスポンスとして
リーダライタ装置20に送信され(S321)、コマン
ドの処理が終了する。
【0040】(第1実施形態の変形例2)第1実施形態
で説明したGET−DATAコマンドの処理内容は、種
々の態様に変形することが可能である。図7は、GET
−DATAコマンドを処理するICカードの動作であっ
て、図5に示すのとは異なる動作を示す流れ図である。
【0041】本変形例では、ICカードがGET−DA
TAコマンドを受信すると、まずCPU12が実行前エ
ラーチェックを行う(S702)。チェックの内容は、
図5のS201と同一である。次に、CPU12は、カ
レントEFの有無を確認する(S704)。すなわち、
RAM14の所定領域に格納されているカレントEFの
アドレスが確認される。当該アドレスが「0000h]
である場合には、カレントEFが選択されていない旨の
エラーメッセージが、RAM14の所定領域に生成され
る(S718)。
【0042】カレントEFのアドレスが「0000h」
でない場合には、CPU12は、検索アドレスをカレン
トEFのデータ格納領域の先頭アドレスにセットする
(S706)。次に、CPU12は、検索アドレスから
2バイトのデータ、すなわち、データ格納領域の先頭2
バイトに格納されているTAGを読みとり、これをGE
T−DATAコマンドのP1、P2により指定されるT
AGと比較する(S708)。2つのTAGの内容が一
致しない場合には、検索開始アドレスの更新を行う(S
710)。具体的には、TAGの次に格納されているL
ENの長さ(原則1バイト、拡張時3バイト)、LEN
によって指定されるバイト数及びCRCの長さ2バイト
を検索アドレスに加算する。
【0043】次に、更新された検索アドレスが適正な値
を有するか否かが確認される(S710)。具体的に
は、検索開始アドレスがライトアペンドポインタを越え
ているか否か、また、更新された検索アドレスが更新前
の検索アドレスより前のアドレスを指定していないかに
ついて確認される。この結果、検索アドレスが適正な値
を有していないと判断された場合には、カレントEFの
検索が終了したことが意味されるので、該当するTAG
が発見されなかった旨のエラーメッセージが生成される
(S714)。また、検索アドレスが適正な値であると
判断された場合には、まだTAGの検索が終了していな
いデータ格納領域が存在することが意味されるので、S
708以降の処理が再度実行される。
【0044】一方、S708において、TAGが一致し
た場合には、次にそのTAGが付されているレコードの
最後2バイトに格納されているCRCを利用して、当該
レコードに格納されている情報の誤り検出が行われる
(S722)。誤り検出の結果は、RAM14の所定領
域に保存される。次に、検索されたレコードのVALU
E部分のデータが読み出され、レスポンス情報としてR
AM14の所定領域に編集される(S724)。この処
理は、S722におけるCRCチェックの結果の如何に
関わらず行われる。なお、VALUE部分より読み出さ
れるデータの大きさは、コマンドのパラメータLEで指
定されるバイト数を越えない。VALUE部分のデータ
が例えば300バイトあり、LEが「00h」に設定さ
れている場合には、VALUE部分の先頭256バイト
のみが読み出される。
【0045】VALUE部分のデータの読み出しが終了
すると、RAM14に編集されたレスポンスの後に、さ
らに所定のメッセージが編集される。所定のメッセージ
とは、S722においてCRCチェックエラーが検出さ
れている場合にはその旨のエラーメッセージ、VALU
E部分にLEで指定された大きさ以上のDATAがあっ
た場合にはその旨のメッセージ、また、上記のいずれで
もない場合は、GET−DATAコマンドの処理が正常
に終了した旨のメッセージをいう。最後に、S714、
S718、S720又はS726のいずれかの処理が終
了すると、CPU12は、エラーメッセージその他をリ
ーダライタに送信し、GET−DATAコマンドの処理
を終了する。
【0046】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。
【0047】上記実施形態では、GET−DATAコマ
ンドにより特定のTAGを検索する場合に、検索範囲を
カレントEFのデータ格納領域に限定しているが、これ
は、すべてのEFのデータ格納領域を検索することとし
てもよい。図10は、EEPROM15におけるファイ
ル格納イメージの一例を示す図である。図10では、左
上より右下に向けてメモリの絶対アドレスが増大してい
る。各ファイルのディレクトリは、絶対アドレスの大な
る方から順にEEPROM15に格納されている。一
方、WEFのデータ格納エリアは、絶対アドレスが小な
る方から順に格納されている。
【0048】図10に例示されるようにファイルが格納
されている場合には、アドレスの値が大なる方から順に
ディレクトリを検索する。WEFに該当するディレクト
リが発見された場合は、そのディレクトリが管理するデ
ータ格納エリア内において、コマンドにより指定された
TAGを検索する。検索の結果、該当するTAGが発見
された場合には、図5のS210以降と同じ処理を行
う。
【0049】一方、検索の結果、該当するTAGが発見
されなかった場合には、引き続きWEFのディレクトリ
をディレクトリ・ポインタ(CRT−DP)まで検索す
る。ここで、ディレクトリ・ポインタとは、EEPRO
M15に新たにファイルを格納するときに、そのファイ
ルのディレクトリを書き込むことが可能な領域の開始ア
ドレスを示すポインタである。ディレクトリ・ポインタ
まで検索を行っても、該当するTAGが発見されなかっ
た場合には、該当するTAGがなかった旨のエラーメッ
セージをリーダライタ装置20に返信する。このように
全てのEFのデータ格納領域を検索することとした場合
には、GET−DATAコマンドを実行する前に、特定
のEFを選択する必要がなくなる。よって、例えば、特
定のデータをいずれのWEFに格納したかを知らない場
合であっても、そのデータの存在を迅速に確認し、読み
出すことが可能となる。
【0050】なお、検索対象のEFは、トランスペアレ
ントEFに限定せず、レコード構造のEFをも対象に検
索することであってもよい。また、上記のように、すべ
てのEFのデータ格納領域を検索する場合には、EFに
格納されている各データがそれぞれに固有のTAGを有
することが望ましい。つまり、GET−DATAコマン
ドによりアクセスすることが可能な全メモリ領域におい
て、同一の値のTAGが2つと存在しないように各デー
タのTAGを定めることが望ましい。各データに固有の
TAGを付することは、例えば、PUT−DATAコマ
ンドを用いてデータをEFに追記するときに、全てのE
Fのデータ格納領域を参照し、同一内容のTAGが存在
しないことを確認してから、データの追記を行うことに
より実現することが可能である。
【0051】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、リーダライタ装置側において、データのオフセッ
トアドレス等を管理することなく、透過構造ファイルに
個々のデータを書き込む又は読み出すことが可能となっ
ている。また、特に請求項7に係る発明によれば、デー
タの上書き/追記に対応して、異なる種類のコマンドを
使い分ける必要がない。さらに、特に請求項9に係る発
明によれば、レコード構造のファイルにおけるよりも数
多くのデータを容易に管理することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】PUT−DATAコマンドによりデータを書き
込まれたトランスペアレントWEFのファイル構成を示
す図である。
【図2】PUT−DATAコマンドのフォーマットを示
す図である。
【図3】PUT−DATAコマンドを処理するときのI
Cカードの動作を示す流れ図である。
【図4】GET−DATAコマンドのフォーマットを示
す図である。
【図5】GET−DATAコマンドを処理する際のIC
カードの動作を示す流れ図である。
【図6】第1実施形態の変形例を示す図である。
【図7】GET−DATAコマンドを処理するICカー
ドの動作であって、図5に示すのとは異なる動作を示す
流れ図である。
【図8】従来のICカードの構成、及びそのICカード
とリーダライタ装置との接続関係を示すブロック図であ
る。
【図9】図8に示すEEPROM15内の階層構造を示
すブロック図である。
【図10】EEPROM内のファイル格納イメージを示
す図である。
【符号の説明】
10 ICカード 11 I/Oインターフェース 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 EEPROM 20 リーダライタ装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスペアレント作業用基礎ファイル
    から、指定されたタグ番号のレコードを読み出すことが
    できることを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】 トランスペアレント作業用基礎ファイル
    から、指定されたタグ番号のレコードを検索し、 指定されたタグ番号及びデータ長が一致した場合には、
    上書きを行い、一致しない場合には、作業用基礎ファイ
    ルにそのデータを追記することができることを特徴とす
    るICカード。
  3. 【請求項3】 透過構造ファイルを有する記憶手段と、 外部からの命令により指定されたデータを前記透過構造
    ファイルに書き込む書込手段とを備えたICカードにお
    いて、 前記書込手段は、前記命令により指定された識別情報を
    前記データに関連づけて前記透過構造ファイルに書き込
    むことを特徴とするICカード。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のICカードにおいて、 前記書込手段は、前記データに関連づけて、前記データ
    に関する誤り検出符号を書き込むことを特徴とするIC
    カード。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載のICカー
    ドにおいて、 前記指定された識別情報と同一内容の識別情報を前記記
    憶手段内において検索する検索手段を有し、 前記検索手段が該当する前記識別情報を発見した場合に
    は、前記書込手段は、前記発見された識別情報に関連づ
    けられているデータに前記指定されたデータを上書きす
    ることを特徴とするICカード。
  6. 【請求項6】 請求項3又は請求項4に記載のICカー
    ドにおいて、 前記指定された識別情報と同一内容の識別情報を前記記
    憶手段内において検索する検索手段を有し、 前記検索手段が該当する前記識別情報を発見しなかった
    場合には、前記書込手段は、前記透過構造ファイルの空
    き領域に前記指定されたデータを書き込むことを特徴と
    するICカード。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のICカードにおいて、 前記検索手段が該当する前記識別情報を発見しなかった
    場合には、前記書込手段は、前記透過構造ファイルの空
    き領域に前記指定されたデータを書き込むことを特徴と
    するICカード。
  8. 【請求項8】 透過構造ファイルを有する記憶手段を備
    え、 前記透過構造ファイルには、データと、前記データに関
    連づけられた識別情報とが格納されているICカードで
    あって、 外部からの命令により指定された前記識別情報を前記記
    憶手段内において検索する検索手段と、 前記検索手段が該当する前記識別情報を発見したとき
    に、前記発見された識別情報に関連づけらているデータ
    を前記透過構造ファイルから読み出す読出手段とを有す
    ることを特徴とするICカード。
  9. 【請求項9】 請求項3から請求項8までのいずれか1
    項に記載のICカードにおいて、 前記識別情報は、2バイト以上から構成されることを特
    徴とするICカード。
JP8290318A 1995-12-22 1996-10-31 Icカード Pending JPH09231113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8290318A JPH09231113A (ja) 1995-12-22 1996-10-31 Icカード

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-335509 1995-12-22
JP33550995 1995-12-22
JP8290318A JPH09231113A (ja) 1995-12-22 1996-10-31 Icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09231113A true JPH09231113A (ja) 1997-09-05

Family

ID=26557997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8290318A Pending JPH09231113A (ja) 1995-12-22 1996-10-31 Icカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09231113A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202822A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Dainippon Printing Co Ltd データ整合性検査を省けるicカードおよびicカード用プログラム
JP2006260468A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Nec Electronics Corp 半導体装置
US7296289B2 (en) 1998-03-24 2007-11-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Setting or changing an access condition for an access management apparatus and method of a portable electronic device
JP2011191808A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Toshiba Corp 携帯可能電子装置、icカード、および携帯可能電子装置の制御方法
JP2011197960A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Toshiba Corp 携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の制御方法
JP2017027625A (ja) * 2011-12-02 2017-02-02 モルフォ スマートカードの不揮発性メモリにおけるデータの書込み

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7296289B2 (en) 1998-03-24 2007-11-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Setting or changing an access condition for an access management apparatus and method of a portable electronic device
JP2005202822A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Dainippon Printing Co Ltd データ整合性検査を省けるicカードおよびicカード用プログラム
JP4601968B2 (ja) * 2004-01-19 2010-12-22 大日本印刷株式会社 データ整合性検査を省けるicカードおよびicカード用プログラム
JP2006260468A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Nec Electronics Corp 半導体装置
JP2011191808A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Toshiba Corp 携帯可能電子装置、icカード、および携帯可能電子装置の制御方法
JP2011197960A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Toshiba Corp 携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の制御方法
JP2017027625A (ja) * 2011-12-02 2017-02-02 モルフォ スマートカードの不揮発性メモリにおけるデータの書込み

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2537199B2 (ja) Icカ―ド
WO2003056433A1 (fr) Dispositif a memoire et appareil d'enregistrement/reproduction utilisant ledit dispositif
US20090037646A1 (en) Method of using a flash memory for a circular buffer
JP3480746B2 (ja) 携帯可能電子装置
US8645624B2 (en) Portable electronic device, smartcard and control method for portable electronic device
US4949240A (en) Data storage system having circuitry for dividing received data into sequential wards each stored in storage region identified by chain data
JPH09231113A (ja) Icカード
US6286757B1 (en) Portable electronic apparatus
US6301622B1 (en) Computer system having identification data and method for transferring identification data to computer
JP3471842B2 (ja) データ管理装置、データ記憶装置およびデータ管理方法
US20040000593A1 (en) Portable electronic medium issuing system and issuing method and portable electronic medium
JP3718564B2 (ja) Icカード
JP2001167236A (ja) 携帯可能電子装置
JP4973844B2 (ja) オブジェクト指向型車両用制御装置
JPH1074243A (ja) Icカード
JP3168572B2 (ja) Cpu暴走検知機能付きicカード
JP2850049B2 (ja) Icカード
JP2782908B2 (ja) Icカード
JP2864288B2 (ja) Icカードにおけるエラーチェック方法
JPH0746376B2 (ja) Icカード
JP6926945B2 (ja) Icカードおよびターミナル装置
JPH1027225A (ja) 非接触icカードのメモリ管理方式
JPH089795Y2 (ja) Icカード
JP2798957B2 (ja) 携帯可能電子装置
JP2520583B2 (ja) Icカ−ド

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070824

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070905

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20071019