JPH09230959A - 携帯型コンピュータ用ドッキング装置 - Google Patents

携帯型コンピュータ用ドッキング装置

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JPH09230959A
JPH09230959A JP8031699A JP3169996A JPH09230959A JP H09230959 A JPH09230959 A JP H09230959A JP 8031699 A JP8031699 A JP 8031699A JP 3169996 A JP3169996 A JP 3169996A JP H09230959 A JPH09230959 A JP H09230959A
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docking device
port
docking
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澤 貴 柳
Kazuhiko Maeda
田 一 彦 前
Taketoshi Nokimura
村 健 俊 除
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    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1632External expansion units, e.g. docking stations

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ユーザにとって必要な機能を自由に選んで構
成することができる。 【解決手段】 この装置は、携帯型コンピュータと機械
的に合体し、電気的に接続するための第1のコネクタを
持ち、第1のコネクタ中の各ポート・シグナルには、そ
れぞれ接続用ポートを与えるとともに、第1のコネクタ
中のバス・シグナルは、そのまま第2のコネクタにパス
・スルーする第1のドッキング装置、並びに第1のドッ
キング装置と機械的に合体可能で、第2のコネクタと電
気的に接続するための第3のコネクタ、第3のコネクタ
を介して拡張されるバスに接続された周辺デバイスを収
容するための空間、及び第3のコネクタを介して拡張さ
れるバスに拡張アダプタ・カードを接続するための1以
上のバス・スロットを含む第2のドッキング装置を具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる携帯型コ
ンピュータと機械的に合体するとともに電気的に接続し
て、該携帯型コンピュータの諸機能を拡張するための携
帯型コンピュータ用ドッキング装置に関する。更に詳し
くは、本発明は、ユーザにとって必要な機能を選んで構
成することが可能な、携帯型コンピュータ用ドッキング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、デスクトップ
型、ノートブック型など各種パーソナル・コンピュータ
が開発され市販されている。このうち、ノートブック・
コンピュータは、携帯性を考慮して設計された、バッテ
リで駆動可能なタイプのパーソナル・コンピュータであ
る。
【0003】ノートブック・コンピュータは、小型軽量
を重視するため、周辺機器のための収容スペースにゆと
りがない。デバイスの拡張性を、PCカードだけに頼る
ことができない場合もある。また、表面積も狭いため、
バス・スロット数が著しく制約されている。デスクトッ
プ・コンピュータなどでは、10個以上のバス・スロッ
トを持つ製品も珍しくないのに対して、ラップトップ/
ノートブック型のコンピュータでは、バス・スロットが
全く装備されていないか、あってもせいぜい1,2個程
度に過ぎない。また、ノートブック・コンピュータは、
可搬性を最大の特徴とするが、オフィス使用と携行使用
との間で、その都度ケーブル類(例えばプリンタ・ケー
ブル、モニタ・ケーブル、通信ケーブルなど)を取付け
及び取り外しするのでは、非常に煩雑であり、ユーザビ
リティを損なうことになる。
【0004】いわゆる「ドッキング・ステーション」
(Docking Station:「拡張ボックス」
又は「拡張ユニット」ともいう)は、ノートブック・コ
ンピュータの可搬性を損なうことなく、且つ、オフィス
での使用時にデスクトップ・コンピュータと同じ作業環
境をノートブック・コンピュータに付与するためのもの
である。ドッキング・ステーションの主な機能は、「ポ
ート代行(Port Replication)機能」
と、「バス拡張(Bus Expansion)機能」
である。このうち、ポート代行機能は、ドッキング・ス
テーションがノートブック・コンピュータの接続ポート
類を延長して備えていることによって実現される。すな
わち、ドッキング・ステーション側の各ポートに予めケ
ーブルを接続しておけば、ユーザはノートブック・コン
ピュータをドッキング・ステーションに合体させるだけ
で、即座にプリンタや外付けモニタ、ネットワークの利
用が可能になる訳である。ケーブル類の接続を一括して
管理するという観点から、「ケーブル・マネージメント
機能」と呼ぶこともある。一方、バス拡張機能は、ドッ
キング・ステーションがノートブック・コンピュータの
バスを拡張するとともに、1以上のバス・スロットを備
えることによって実現される。ノートブック・コンピュ
ータをドッキング・ステーションに合体させれば、これ
によって、所望のアダプタ・カードやデバイス類をドッ
キング・ステーションを介して利用可能となる。ユーザ
は、ノートブック・コンピュータの厳しいスペース上の
制約を受けることがなくなる訳である。
【0005】ドッキング・ステーション自体について
は、例えば本出願人に既に譲渡されている特願平05−
181593号(社内整理番号:JA9−93−02
7)の明細書や、特願平06−134124号(社内整
理番号:JA9−94−030)の明細書などに開示さ
れている。
【0006】図16には、ノートブック・コンピュータ
100及びドッキング・ステーション200の代表的な
形態を示している。ノートブック・コンピュータ100
は、その背面部にドッキング用のコネクタ(以下、ドッ
キング・コネクタという)を備えている(図示しな
い)。このドッキング・コネクタは、通常、数十から数
百のコネクタ・ピンで構成され、各コネクタ・ピンには
ノートブック・コンピュータ100内のポート・シグナ
ルやバス・シグナルに割り当てられている。ノートブッ
ク・コンピュータ100側がドッキング・コネクタに割
り当てるバス(すなわち拡張したいバス)は、一般に
は、入出力バスであるISA(Industry Standard Arch
itecture)バスである。これは、ISAが長らく当業界
の標準的な規格であったため、ISAデバイス、ISA
アプリケーションなど、継承可能な過去の資産が豊富に
あるからでもある。また、最近では、ISAバスでな
く、CPUのローカル・バスとして位置づけられるPC
I(Peripheral Component Interconnect)バスをドッ
キング・コネクタに割り当てる(すなわち、PCIバス
を拡張する)タイプのノートブック・コンピュータも出
現してきた。これは、グラフィックやPCカードなど、
高速なデータ転送動作を必要とするデバイスが増えたこ
と、1本のPCIバス上に接続可能なデバイスの個数が
限定されるため拡張する必要があること、ブリッジ回路
経由で電気的に安定してバスを延長できること、などの
理由によると思われる。
【0007】一方、ドッキング・ステーション200
は、電気回路系統を内蔵する本体と、本体の上面にノー
トブック・コンピュータ100を据え置くための載置部
と、この載置部の後端にて上方に突出した突出部とで構
成される。突出部の前面には、ノートブック・コンピュ
ータ100の背面のドッキング・コネクタと接合するた
めのコネクタが設けられている。このコネクタの表面
は、未使用時の保護のための開閉自在な蓋で覆われてい
る場合もある。また、載置部の両側縁には、ノートブッ
ク・コンピュータの装着を導くための一対の線条突起が
設けられている。
【0008】ところで、ドッキング・ステーションは、
ポート代行機能のみを具備した比較的小規模なものか
ら、固定式又は着脱式の記憶装置(HDDやFDD、C
D−ROMドライブなど)を搭載するための収容スペー
ス(「メディア・ベイ」ともいう)を複数個備えたり、
アダプタ・カードを複数枚搭載することができる比較的
大規模なものまで、さまざまな製品形態が存在する。し
かしながら、いずれも以下の欠点を本質的に備えてい
た。
【0009】(1)ドッキング・ステーションの製品ラ
イン・アップとしては、ドッキング・コネクタの種類
(N)と、拡張できるデバイスの内容や個数などのコン
フィギュレーションの種類(M)に対応する必要があ
る。このため、製造者は、N×M種類の製品を開発・製
造し、且つ在庫を持たなければならない。また、拡張す
るバスがPCIバスかISAバスかによっても、当然、
コンフィギュレーションは相違するので、その分だけ多
品目化する。
【0010】(2)一方、使用者は、自身のノートブッ
ク・コンピュータに設けられたドッキング・コネクタと
電気的及び機械的仕様が合致したドッキング・ステーシ
ョンのうち、所望のコンフィギュレーションを備えたも
のを選んで購入する。時が経つにつれ、バスの拡張内容
を増やしたりコンフィギュレーションの変更を要する場
合には、もう一度、ドッキング・ステーションを購入し
直さなければならない。また、ISAバス拡張タイプの
ノートブック・コンピュータは、PCIバス対応のドッ
キング・ステーション上で使用することはできない。逆
にPCIバス拡張タイプのノートブック・コンピュータ
もISAバス対応のドッキング・ステーション上では使
えない。また、ノートブック・コンピュータと機械的及
び電気的に結合するコネクタとその周辺部分は、ノート
ブック・コンピュータ側のフォーム・ファクタ等の製品
規格に著しく依存しており、流用が効かないこともあ
る。したがって、ノートブック・コンピュータの買替え
に合わせて、ドッキング・ステーションも買替えなけれ
ばならないという面倒な事態も起こり得る。
【0011】将来のシステム・コンフィギュレーション
のバージョン・アップを見込んで、ドッキング・ステー
ションのバス拡張機能を充実させておく、すなわち、バ
ス・スロットやメディア・ベイを余分に揃えておく、と
いう安直な解決方法も考えられよう。しかしながら、使
う人や条件が限られた機能を標準で提供するのは、ユー
ザにとって金銭等の負担は大きい。
【0012】また、ドッキング・ステーションの代表的
な利用形態は、オフィス(又は職場)等で複数のユーザ
(マルチ・ユーザ)が交互に接続する、というものであ
る。ところが、同じオフィス内であっても、各ユーザが
持つノートブック・コンピュータは、PCIバス拡張タ
イプ、ISAバス拡張タイプなど区々である。したがっ
て、ドッキング・ステーションの対応可能なバス・タイ
プが固定的では、マルチ・ユーザ環境の実現は困難にな
ってしまう。
【0013】また、ドッキング・ステーションのうちポ
ート代行機能に対するニーズは、バス拡張機能のそれに
対して、共通性が高い。にも拘らず、バス拡張機能の持
つコンフィギュレーションがニーズに合わなくなっただ
けでドッキング・ステーション全体を交換するのでは、
無駄が多いと言わざるを得ない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、携帯
型コンピュータと機械的に合体するとともに電気的に接
続して、該携帯型コンピュータの諸機能を拡張するため
の、優れた携帯型コンピュータ用ドッキング装置を提供
することにある。
【0015】本発明の更なる目的は、ユーザにとって必
要な機能を選んで構成することが可能な、優れた携帯型
コンピュータ用ドッキング装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、携帯型
コンピュータと機械的に合体するとともに電気的に接続
する携帯型コンピュータ用ドッキング装置において、
(a)携帯型コンピュータと機械的に合体可能で、携帯
型コンピュータ側と電気的に接続するための第1のコネ
クタを持ち、前記第1のコネクタ中の各ポート・シグナ
ルにはそれぞれ接続用ポートを与えるとともに、前記第
1のコネクタ中のバス・シグナルはそのまま第2のコネ
クタにパス・スルーする第1のドッキング装置と、
(b)前記第1のドッキング装置と機械的に合体可能
で、前記第2のコネクタと電気的に接続するための第3
のコネクタと、前記第3のコネクタを介して拡張される
バスに接続された周辺デバイスを収容するための空間
と、前記第3のコネクタを介して拡張されるバスに拡張
アダプタ・カードを接続するための1以上のバス・スロ
ットと、を含む第2のドッキング装置と、を具備するこ
とを特徴とする携帯型コンピュータ用ドッキング装置で
ある。
【0017】また、本発明の第2の側面は、携帯型コン
ピュータと機械的に合体するとともに電気的に接続する
携帯型コンピュータ用ドッキング装置において、携帯型
コンピュータを据え置くための載置部と、携帯型コンピ
ュータ側と電気的に接続するための第1のコネクタと、
前記第1のコネクタ中の各ポート・シグナルに与えら
れた1以上の接続用ポートと、 前記第1のコネクタ中
のバス・シグナルをそのままパス・スルーした第2のコ
ネクタと、を具備することを特徴とする携帯型コンピュ
ータ用ドッキング装置である。
【0018】また、本発明の第3の側面は、第2の側面
に係る携帯型コンピュータ用ドッキング装置と機械的に
合体及び分離が可能で、且つ第2のコネクタと電気的に
接続するための第3のコネクタと、前記第3のコネクタ
を介して拡張されるバスに接続された周辺デバイスを収
容するための空間と、前記第3のコネクタを介して拡張
されるバスに拡張アダプタ・カードを接続するための1
以上のバス・スロットと、を具備することを特徴とする
携帯型コンピュータ用ドッキング装置である。
【0019】
【作用】図1、図2及び図3には、本発明を具現したノ
ートブック・コンピュータ、及び該コンピュータ用のド
ッキング・ステーションの、高レベルの概念図を示して
いる。
【0020】本発明の第1の側面に係るドッキング・ス
テーションは、第1のドッキング装置200と、第2の
ドッキング装置300とで構成される。第1のドッキン
グ装置200は本発明の第2の側面に係るドッキング装
置に、また、第2のドッキング装置300は、第3の側
面に係るドッキング装置に、それぞれ対応する。
【0021】ノートブック・コンピュータ100は、そ
の内部にCPUやメイン・メモリを始めとする各種電気
回路を実装したプリント基板(図示しない)を含んでい
る。プリント基板から伸びた各種ポート・シグナル及び
バス・シグナルは集結されて、ドッキング・コネクタ1
30として外部に現れている。ここでいうポート・シグ
ナルとしては、例えば、シリアル・シグナル、パラレル
・シグナル、ビデオ・シグナルなどが挙げられる。外部
に出すポート・シグナルの種類は、各種ノートブック・
コンピュータ間で比較的共通している。一方、ドッキン
グ・コネクタ130に割り当てるバス・シグナルは、拡
張バス(例えばISAバス)や、ローカル・バス(例え
ばPCIバス)など、機種によって様々である。また、
バスに増設したい周辺機器の種類や個数など(すなわち
ドッキング・ステーション側のコンフィギュレーショ
ン)は、各ユーザのニーズによって多様であり、共通化
し難い。
【0022】第1のドッキング装置200は、ノートブ
ック・コンピュータ100と機械的に合体及び分離する
ことが可能な機構を備えている。また、該ドッキング装
置200は、ノートブック・コンピュータ100側のド
ッキング・コネクタ130と物理的に嵌合するととも
に、電気的仕様が合致した第1のコネクタ221を備え
ている。第1のコネクタは、ノートブック・コンピュー
タ100から伸びたポート・シグナル及びバス・シグナ
ルを、ドッキング・コネクタ130を介して一括して受
け取る。そして、第1のコネクタに含まれる各シグナル
・ラインは、ドッキング装置200内部でポート・シグ
ナルとバス・シグナルとに再び分離される。このうち各
ポート・シグナルは、ドッキング装置200の筐体表面
に設けられた、対応するポートと電気的に接続してい
る。ここでいうポート類としては、例えば、シリアル・
ポート、パラレル・ポート、CRTポートなどが挙げら
れる。一方、分離されたバス・シグナルは、そのまま第
2のコネクタ222にパス・スルーされている。第2の
ドッキング装置は、ドッキング・ステーションに要求さ
れた機能のうち比較的共通化された部分のみを備えたユ
ニットであり、最小単位のドッキング・ステーションと
も言えよう。また、別の観点から見れば、第1のドッキ
ング装置200は、ノートブック・コンピュータ側のフ
ォーム・ファクタやドッキング・コネクタの機械的・機
械的仕様の相違を吸収して、第2のドッキング装置30
0から見えなくするためのユニットでもある。なお、各
ポート類や第2のコネクタ222は、第1のコネクタ2
21と対向する面に配設される。
【0023】これに対して、第2のドッキング装置30
0は、ドッキング・ステーションに要求された機能のう
ち、各ユーザ(あるいは各ノートブック・コンピュー
タ)間でニーズがあまり共通化されていない部分を補う
ためのユニットである。第2のドッキング装置300の
製品ライン・アップは多岐に渡り、例えばノートブック
・コンピュータ100中のいずれのバスを拡張するかに
よって、そのコンフィギュレーションは大きく相違す
る。
【0024】図2には、第2のドッキング装置300の
一態様、すなわち、PCIバス拡張タイプのドッキング
装置300のハードウェア構成を概略的に示している。
第2のドッキング装置300は、第2のドッキング装置
200側の第2のコネクタ222と物理的に嵌合すると
ともに、電気的仕様が合致した第3のコネクタ321を
備えている。第2のドッキング装置300の内部には、
各種周辺機器類を収容するためのベイと、第3のコネク
タあふぬを介して受け取ったPCIバスと、このPCI
バスとはブリッジ回路で接続されたISAバスが含まれ
る。ベイには、PCIバスに接続された1以上のPCI
デバイス、あるいはISAバスに接続された1以上のI
SAデバイスが収容されている。PCIバスの終端は、
ドッキング装置300の筐体表面に設けられたPCIバ
ス・スロット322と電気的に接続している。また、I
SAバスの終端は、ドッキング装置300の筐体表面に
設けられたISAバス・スロット323と電気的に接続
している。
【0025】また、図3には、第2のドッキング装置3
00の他の態様、すなわち、ISAバス拡張タイプのド
ッキング装置300のハードウェア構成を概略的に示し
ている。第2のドッキング装置300は、第2のドッキ
ング装置200側の第2のコネクタ222と物理的に嵌
合するとともに、電気的仕様が合致した第3のコネクタ
321を備えている。第2のドッキング装置300の内
部には、各種周辺機器類を収容するためのベイと、第3
のコネクタ321を介して受け取ったISAバスが含ま
れる。ベイには、ISAバスに接続された1以上のIS
Aデバイスが収容されている。ISAバスの終端は、ド
ッキング装置300の筐体表面に設けられたISAバス
・スロット323と電気的に接続している。
【0026】繰言になるが、ドッキング・ステーション
のうちのバス拡張機能に対するニーズは、ポート代行機
能のそれに比べて、各ユーザ間でニーズの共通性が低
い。また、ノートブック・コンピュータと結合するため
のコネクタ及びその周辺部分は、ノートブック・コンピ
ュータ側のフォーム・ファクタ等の製品規格に大きく依
存しており、流用はあまり効かない。本発明によれば、
ノートブック・コンピュータと直接コンタクトするポー
ト代行機能と、ニーズが区々なバス拡張機能とを、それ
ぞれ独立した機器として実装している。このため、ユー
ザは、拡張内容の変更や増設を行いたい場合でも、ポー
ト代行機能(すなわち第1のドッキング装置)を残した
まま、第2のドッキング装置のみを交換すればよい。ま
た、ノートブック・コンピュータを買替えた場合には、
逆に、第2のドッキング装置を残したまま、第1のドッ
キング装置のみを交換すればよい。
【0027】また、ドッキング・コネクタ、第1,第
2,及び第3のコネクタの機械的・電気的仕様を統一化
してさえいれば、第1のドッキング装置は多種類の第2
のドッキング装置と合体可能となる。したがって、製造
者からみれば、拡張できるデバイスの内容や個数などの
コンフィギュレーションの種類(M)と、ノートブック
・コンピュータのコネクタの種類(N)とを併せたM+
N種類のドッキング装置を開発・製造すれば済む。すな
わち、製品の品揃えや在庫に因る負担を大幅に軽減でき
る訳である。
【0028】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0030】A.外観構成 まず、本発明を具現した装置の外観構成について説明す
る。
【0031】図4には、本発明の一実施例に係るドッキ
ング・ステーションの外観を示している。該ドッキング
・ステーションは、物理的に合体及び分離することが可
能な第1のドッキング装置200と、第2のドッキング
装置300という独立した2つの機器で構成される。第
1のドッキング装置200は、本発明の第1の側面にお
ける「第1のドッキング装置」に、若しくは、本発明の
第2の側面に係る「携帯型コンピュータ用ドッキング装
置」に該当する。また、第2のドッキング装置300
は、本発明の第1の側面における「第2のドッキング装
置」に、若しくは、本発明の第3の側面に係る「携帯型
コンピュータ用ドッキング装置」に該当する。
【0032】A−1.ノートブック・コンビュータ ノートブック・コンピュータ100は、浅底形状の本体
110と、該本体110の略後縁部分に回動可能に取付
けられた蓋体120とで構成されるパーソナル・コンピ
ュータである。ノートブック・コンピュータ100は、
例えばA4サイズ程度のフットプリントを持つ。一般に
は、本体110の上面にはキーボード・ユニット115
が配され、蓋体120の内面には液晶表示ディスプレイ
(LCD)125が配されている。
【0033】本実施例に係るノートブック・コンピュー
タ100は、特に、その背面部にはドッキング・コネク
タ130(図示しない)が設けられているとともに、そ
の底面部には一対の線条突起(後述)を挿通させるため
の一対の線条溝(図示しない)と、第2のドッキング装
置200側のフック215(後述)に係止されるための
開口(図示しない)が形設されている。また、ノートブ
ック・コンピュータ100本体の左側面には、PCカー
ドを着脱・交換するためのカード交換口118が設けら
れている。
【0034】このようなノートブック・コンピュータ1
00の一例は、日本アイ・ビー・エム(株)が市販す
る"IBM ThinkPad 760"("Think
Pad"は米IBM社の商標)である。但し、ノートブ
ック・コンピュータの構成自体は本発明の要旨ではな
い。
【0035】A−2.第1のドッキング装置 第1のドッキング装置200は、「携帯型コンピュー
タ」としてのノートブック・コンピュータ100を載置
するための載置部210と、載置部210の後方に凸設
された突出部220とを含んでいる。
【0036】載置部210は、ノートブック・コンピュ
ータ100のフットプリントに相当する幅と奥行きを持
った、薄形で剛性のある構造体である。載置部210の
左端には側壁211が形成され、右端にはセキュリティ
・リンク・カバー212が設けられている。セキュリテ
ィ・リンク・カバー212は、セキュリティ・キー21
3の回転操作を各部に伝達するための伝達機構(図示し
ない)を覆い隠すための部材である。この伝達機構は、
装置200及び300を所定のセキュリティ・モードに
設定するためのものである。例えば、載置部210の略
前方に設けられたフック215や、リンク・カバー21
2上面に立設された第1のシャッター216、第2のド
ッキング装置300の右側面に垂設された第2のシャッ
ター333などは回転操作の伝達を受けるようになって
いる(後述)。
【0037】側壁211とリンク・カバー212の内壁
との間隔は、奥行き方向に沿って、ノートブック・コン
ピュータ100の幅と略同一に保たれている。また、載
置部210の上面の左右両側には、奥行き方向に沿って
所定間隔を保った1対の線条突起214a,bが凸設さ
れている。ノートブック・コンピュータ100を第1の
ドッキング装置200に搭載するときには(図4の一点
鎖線)、ノートブック・コンピュータ100は側壁21
1とリンク・カバー212の内壁によって移動方向が規
制されるとともに、1対の線条突起214a,bによっ
て導かれて、円滑に装着できるようになっている。
【0038】後方の突出部220は、その前面右方に、
ノートブック・コンピュータ100と接続するための第
1のコネクタ221を埋設している。第1のコネクタ
は、その電気的及び機械的仕様はノートブック・コンピ
ュータ100側のドッキング・コネクタ130と合致し
ている。第1のコネクタ221は、例えば240ピンで
構成され、その中には、各種ポート・シグナルや、バス
・シグナルを含んでいる。
【0039】突出部220の内部には電気回路が実装さ
れている(図示しない)。この電気回路は、主に、第1
のコネクタ221に含まれる各シグナル・ピンを、ポー
ト・シグナルと、バス・シグナル等とに分離するための
ものである。このように各シグナル・ピンを分離して扱
うのは、第1のドッキング装置200自体がポート機能
を代行する一方で、バス拡張機能は第2のドッキング装
置300に委ねているためである。
【0040】図5には、第2のドッキング装置300か
ら分離した状態の第1のドッキング装置200を、その
左上後方から斜視した様子を示している。但し、ポート
類(後述)を出現させる目的で、突出部220上面の後
縁端の一部分を切り取って描いている。
【0041】突出部220の内部で分離された各バス・
シグナルは、背面に設けられた第2のコネクタ222の
対応ピンにパス・スルーされる。一方、分離された各ポ
ート・シグナルは、背面及び側面に設けられた各ポート
に電気的に接続されている。本実施例の第1のドッキン
グ装置200は、ポート類として、FDD用ポート23
1,CRT用ポート232,シリアル・ポート233,
パラレル・ポート234,キーボード・ポート235,
マウス・ポート236の各々を備えている。各ポート2
31,232,233,234,235,及び236に
は、それぞれ、外付けFDD、外付けCRT、モデム、
プリンタ、外付けキーボート、マウス(図示しない)を
装着することができる。これら外付け装置は、ノートブ
ック・コンピュータ100との合体・分離操作に拘ら
ず、常時取付けておくことが可能である。この他、DC
電源の供給を受けるためのDCインレット237と、オ
ーディオ・シグナルを出力するためのオーディオ・ライ
ンアウト238も備えている。
【0042】A−3.第2のドッキング装置 図6には、第1のドッキング装置200から分離した状
態の第2のドッキング装置300の一例を、前方から斜
視した様子を示している。但し、図面の錯綜を避けるた
めに、各種ケーブル類や実装された回路等を詳細には描
写していない。
【0043】第2のドッキング装置300の筐体は、各
種電気回路や記憶媒体等を収容するためのボトム・カバ
ー310と、背面を覆うためのリヤ・カバー320とで
構成される。
【0044】ポトム・カバー310は、浅底形状をなし
た、比較的頑健な構造体である。ボトム・カバー310
の前面には、装置300のステータス等を表示するため
のLCDパネル351と、記憶媒体(主にCD−ROM
やフロッピー・ディスク)の交換口を塞ぐためのベゼル
352が設けられている。
【0045】ボトム・カバー310の左半分は、第2の
ドッキング装置300自身、第1のドッキング装置20
0、及びノートブック・コンピュータ100に対して給
電可能な電源回路311で占められている。また、ボト
ム・カバー310の右半分の最下層には、プリント基板
312が螺着されている。
【0046】ボトム・カバー310の右半分略前方の空
間は、CD−ROMドライブ、FDD、又はHDDのう
ちいずれか1つの記憶装置を収納することができる「メ
ディア・ベイ」である。プリント基板312の前方に
は、CD−ROM又はFDDを接続可能なコネクタ31
2a、及びHDDを接続可能なIDE(Integrated Dri
ve Electronocs)コネクタ312bが実装されている。
【0047】メディア・ベイの後方には、PCカード・
スロット313が据え付けられている。PCカード・ス
ロット313には、例えば、比較的薄形のタイプ1/2
カードを2枚、又は比較的厚形のタイプ3カードを1枚
挿入することができる。
【0048】プリント基板312の略後端には、ライザ
ー・カード314が立設している。ボトム・カバー31
0の後方には、ライザー・カード314を収容するため
の突出部340が、ボトム・カバー310と一体的に形
成されている。ライザー・カードの前面には第3のコネ
クタ321が実装され、また、その裏面にはPCIスロ
ット322やISAスロット323などの各種バス・ス
ロットの他、SCSIポート324、MIDIポート3
25が実装されている(図6には図示しない)。第3の
コネクタ321は、第1のドッキング装置200からパ
ス・スルーされたバス・シグナルを受け取るためのもの
であり、第2のコネクタ222と電気的及び機械的仕様
が合致している。また、バス・スロット322,323
やSCSIポート324、MIDIポート325、オー
ディオ・ラインアウト・ジャック326は、第2のドッ
キング装置300の背面に露出しており、それぞれ、P
CI対応拡張アダプタ・カード、ISA対応拡張アダプ
タ・カード、SCSIバス、MIDI機器を接続するこ
とができる。
【0049】また、ボトム・カバー310の右側面に
は、本来は矩形のフットプリントから脹らみ出た張出部
330が形設されている。張出部330の表面には、P
Cカードを着脱するための交換口331が穿設されてい
る。また、張出部330の上面には、第1のドッキング
装置200からセキュリティ・キー213の回転操作の
伝達を受ける連動手段332と、連動手段332と一体
となって前後にスライド可能な第2のシャッター333
が配設されている。
【0050】図7には、合体した状態の第1のドッキン
グ装置200と第2のドッキング装置300の背面を示
している。
【0051】第2のドッキング装置300の背面はリヤ
・カバー320で覆われている。リヤ・カバー320に
は、バス・スロット322,323やSCSIポート3
24、MIDIポート325を外部に露出させるための
各開口が設けられている。
【0052】突出部340の略中央部分は、丈を低く形
成されている。このため、第1のドッキング装置200
と第2のドッキング装置300を合体させたときであっ
ても、各ポート231,232,233,234,23
5,及び236は第2のドッキング装置300の筐体と
機械的に干渉し合わない。したがって、各ポート類に接
続した外付け装置は常時取付けておくことが可能であ
り、合体・分離に際して取り外す必要はない。一方、第
1のドッキング装置200によって拡張可能な音源機能
や給電機能は、合体すれば、第2のドッキング装置30
0に機能が吸収されてしまい不要となる。このため、D
Cインレット237やオーディオ・ラインアウト238
は、第3のドッキング装置300で隠蔽するようにして
いる。
【0053】A−4.セキュリティ・メカニズム 図4乃至図7に示したドッキング装置200及び300
は、システムを盗難等から保護するためのセキュリティ
・メカニズムを備えている。該セキュリティ・メカニズ
ムは、セキュリティ・キー213と、セキュリティ・リ
ンク・カバー212に内蔵された伝達機構と、セキュリ
ティ・キー213の回転操作の伝達を受けて駆動するフ
ック215、第1のシャッター216、及び第2のシャ
ッター333とで構成される。セキュリティ・メカニズ
ム自体は本発明の要旨ではない。この項では、外観上現
れる各部の動作についてのみ簡単に説明することにす
る。
【0054】セキュリティ・キーの回転位置(キー・ポ
ジション) 第1のドッキング装置200の左側面後方に設けられた
セキュリティ・キー213は、図8に示すように、右か
ら順に、『イジェクト・ポジション』、『アンロック・
ポジション』、『ロック・ポジション』という3つのキ
ー・ポジションを持っている。各キー・ポジションは、
装置の操作状況に対応している。すなわち、イジェクト
・ポジションは搭載したノートブック・コンピュータ1
00を取り外すためのキー・ポジションであり、アンロ
ック・ポジションはノートブック・コンピュータ100
を搭載可能であるがロックしないためのキー・ポジショ
ンであり、また、ロック・ポジションは搭載したノート
ブック・コンピュータ100及びPCカードなどの取り
外しを禁止するためのキー・ポジションである。セキュ
リティ・キー213の回転操作は、リンク・カバー21
2内の伝達機構(図示しない)を介して各部に伝えら
れ、装置200及び300の各部は所定の動作を行うよ
うになっている。なお、突出部220の上面右端には、
キー・ポジションを表示するためのインジケータ223
が装設されている。
【0055】イジェクト・ポジション:図9には、セキ
ュリティ・キー213をイジェクト・ポジションに置い
たときの様子を示している。
【0056】セキュリティ・キー213をアンロック・
ポジションからさらに時計回りに回転させたことに連動
して、突出部220の前面の左右からは、一対のイジェ
クタ250a,bが突出する。イジェクタ250a,b
は、搭載したノートブック・コンピュータ100(図9
では図示しない)に当接し、やがてこれを前方に押し出
す、という仕組みになっている訳である。
【0057】なお、セキュリティ・キー213には、イ
ジェクト・ポジションからアンロック・ポジションに戻
るための復元力が常に作用している。これは、イジェク
ト操作自体は一時的な状態に過ぎず、通常はノートブッ
ク・コンピュータ100を搭載可能なアンロック状態に
置かれるべき、という理由に依拠するものである。ま
た、イジェクト・ポジション及びアンロック・ポジショ
ンでは、セキュリティ・キー213はキー・ホールから
抜けないようになっている。これは、ロック状態以外で
はキー操作が必要なことを考慮したためである。絶えず
キーが差されていることにより、複数のユーザがドッキ
ング装置を共有することができる(マルチユーザ環
境)。
【0058】アンロック・ポジション:セキュリティ・
キー213を略直立させた状態がアンロック・ポジショ
ンである。アンロック状態は、イジェクト・ポジション
とロック・ポジションの間のニュートラルな状態であ
り、ノートブック・コンピュータ100やPCカード類
を自由に装着できる反面、その取り外しに対しても何ら
防護がなされていない。
【0059】ロック・ポジション:セキュリティ・キー
213を、アンロック・ポジションからさらに反時計回
りに回転させると、装置200及び300はロック・ポ
ジションに入る。
【0060】ロック・ポジションへの遷移に伴う1つの
作用は、フック215によるノートブック・コンピュー
タ100の取り外し禁止である。フック215は、アン
ロック状態では、載置部210から出没自在である(図
10参照)。しかし、ロック・ポジションに連動して、
出現状態で固定され、載置部210への引込みが禁止さ
れる。この結果、図11に示すように、フック215
は、ノートブック・コンピュータ100底面の対応部分
に穿設された開口に係合したままとなり、ノートブック
・コンピュータ100の取り外しが禁止される。
【0061】また、ロック・ポジションへの遷移に伴う
他の作用は、ノートブック・コンピュータ100のPC
カード・スロットからのPCカードの抜き取りの禁止で
ある。前述したように、ノートブック・コンピュータ1
00は、その左側面の略後方にカード交換口118を備
えている。一方、第1のドッキング装置200は、その
リンク・カバー212の上面には第1のシャッター21
6が立設されている。図12に示すように、第1のシャ
ッター216は、セキュリティ・キー213の回転操作
に連動して、前後方向にスライドするようになってい
る。アンロック・ポジション(A)では、第1のシャッ
ター216は後方に位置しており(A')、ノートブッ
ク・コンピュータ100のカード交換口118を全開し
ている。ところが、ロック・ポジション(B)では、第
1のシャッター216は前方にスライドして、カード交
換口118の少なくとも一部を遮り(B')、この結
果、PCカードの抜き取りが好適に禁止される。
【0062】また、ロック・ポジションへの遷移に伴う
他の作用は、第2のドッキング装置300のPCカード
・スロットからのPCカードの抜き取りの禁止である。
前述したように、第2のドッキング装置300は、その
左側面の略後方にカード交換口331を備えている。ま
た、第2のドッキング装置300の左側面の略中央に
は、第2のシャッター333が垂設されている。図12
に示すように、第2のシャッター333は、セキュリテ
ィ・キー213の回転操作に連動して、前後方向にスラ
イドするようになっている。アンロック・ポジション
(A)では、第2のシャッター333は略中央に位置し
ており(A')、第2のドッキング装置300のカード
交換口331を全開している。ところが、ロック・ポジ
ション(B)では、第2のシャッター333は後方にス
ライドして、カード交換口331の少なくとも一部を遮
り(B')、この結果、PCカードの抜き取りが好適に
禁止される。
【0063】また、ロック・ポジションへの遷移に伴う
他の作用は、第1のドッキング装置200と第2のドッ
キング装置300の分離の禁止である。両者の分離を禁
止することによって、ドッキング装置300内の周辺機
器(例えばメディア・ベイに収容されるHDD,CD−
ROM,FDDなど)の無断の抜き取りを防止すること
ができる。
【0064】なお、ロック・ポジションでは、他のキー
・ポジションと相違して、セキュリティ・キー213を
抜き取ることが可能である。これは、不正なユーザが勝
手にキー操作することを防止し、以てセキュリティ状態
を担保するためである。
【0065】B.ハードウェア構成 図13には、本発明の実施に供されるノートブック・コ
ンピュータ100及び第1のドッキング装置200の内
部のハードウェア構成を模式的に示している。また、図
14及び図15には、それぞれ、第2のドッキング装置
300の内部のハードウエア構成例を模式的に示してい
る。以下、各部について説明する。
【0066】ノートブック・コンピュータ100:メイ
ン・コントローラであるCPU11は、オペレーティン
グ・システム(OS)の制御下で、各種プログラムを実
行するようになっている。動作クロックは発振器(OS
C)12から供給される。CPU11は、例えば米In
tel社が市販する"Pentium/1xxMHz"で
よい。CPU11は、自身の外部ピンに直結したプロセ
ッサ・バス12、ローカル・バスとしてのPCI(Peri
pheral Comonent Interconnect)バス17、及び入出力
バスとしてのISA(Industry Standard Architectur
e)バスという3階層のバスを介して、各デバイスと相
互接続している。
【0067】プロセッサ・バス12とPCIバス17と
は、ブリッジ回路(ホスト−PCIブリッジ)14によ
って連絡されている。本実施例のブリッジ回路14は、
メイン・メモリ15へのアクセス動作を制御するための
メモリ・コントローラと、両バス12,17間の速度差
を吸収するためのデータ・バッファを含んだ構成となっ
ている。メイン・メモリ15は、DRAMのような書き
込み可能なメモリで構成され、各プログラムの格納領
域、及び実行中のプログラムの作業領域として用いられ
る。L2−キャッシュ16は、SRAMのような高速ア
クセス可能なメモリ素子で構成され、CPU11の処理
速度とメイン・メモリ15へのアクセス速度の差を吸収
するために、必要最小限のデータを保持するのに用いら
れる。ROM18は、ハードウェア操作のための制御コ
ード(BIOS)や、始動時のテスト・プログラム(P
OST)などを恒久的に記憶するための不揮発性メモリ
である。
【0068】PCIバス17は、米Intel社が提唱
したことに端を発した高速バスであり、バス幅32ビッ
ト、動作周波数33MHz、最高転送速度132Mbp
sを主な性能としている。PCIの他の特徴は、ブリッ
ジ回路(例えばブロック22,23,365)経由で、
他の独立駆動するバスと相互接続できる点である。PC
Iバス17には、グラフィック・コントローラ19やC
ardBusコントローラ20などのような、比較的高
速なデータ転送が要求されるデバイスが接続される。
【0069】グラフィック・コントローラ19は、CP
U11からの描画命令を実際に処理するための周辺コン
トローラであり、処理した描画情報を画面バッファ(V
RAM)21に一旦書き込むとともに、VRAM18か
ら描画情報を読み出して、標準装備した液晶表示ディス
プレイ(LCD)125に出力するようになっている。
また、グラフィック・コントローラ19は、付設された
DAコンバータによってビテオ・シグナルをアナログ変
換することができる。アナログ・ビデオ・シグナルは、
シグナル・ライン19aを介して、CRTポート41に
出力される。また、シグナル・ライン19aは、途中で
分岐して、ドッキング・コネクタ130にも向かってい
る。
【0070】CardBusコントローラ20は、PC
Iバス17上のバス・シグナルをPCカード・スロット
118に出すためのコントローラである。カード・スロ
ット118には、"PC Card Specific
ation 95"に準拠した高速動作可能なPCカー
ドが装着される。
【0071】PCIバス17の終端には、ブリッジ回路
(PCI−PCIブリッジ)22が設けられている。ブ
リッジ回路22は、PCIバス17とそのローカル側
(すなわち第2のドッキング装置300内)のPCIバ
ス371のでデータ交換を行うためのものである。ま
た、ブリッジ回路22は、そのローカル側にPCIバス
がない場合には、ローカル側の各シグナル・ピンをディ
セーブルするようになっている。
【0072】PCIバス17とISAバス35とは、ブ
リッジ回路(PCI−ISAブリッジ)23によって相
互接続されている。本実施例のブリッジ回路23は、D
MAコントローラ、プログラマブル割込みコントローラ
(PIC)、プログラマブル・インターバル・タイマ
(PIT)を含んだ構成となっている。さらに、ブリッ
ジ回路は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)を接
続するためのIDEインターフェース(IDEは、本
来、ISAバスにHDDを直結させるための規格)を含
んでおり、該インターフェースには標準装備された内蔵
IDE_HDD24aや、内蔵IDE_CD−ROM2
4bが接続されている。なお、上述した2つのブリッジ
回路14及び23は、PCIで策定されており、一般に
は単一のチップセットの形態で市販されている。チップ
セットの一例は米Intel社が市販する"Trito
n"である。
【0073】ISAバス35上には、I/Oコントロー
ラ25、キーホード/マウス・コントローラ(KMC)
26、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)27
のような、比較的低速なデータ転送で済むデバイスが接
続されている。
【0074】I/Oコントローラ25は、フロッピー・
ディスク・ドライブ(FDD)28へのアクセスや、外
部機器(例えばモデムやプリンタ:図示しない)とのシ
リアル及びパラレル的なデータ入出力を制御するための
コントローラである。FDD用のシグナル・ライン25
aは、内蔵FDD28に向かう他、分岐して、ドッキン
グ・コネクタ130にも伸びている。また、シリアル・
シグナル・ライン25bは、筐体の背面部分のシリアル
・ポート45に向かう他、分岐して、ドッキング・コネ
クタ130にも伸びている。また、パラレル・シグナル
・ライン25cは、パラレル・ポート46に向かう他、
分岐して、ドッキング・コネクタ130にも伸びてい
る。なお、ノートフック・コンピュータ100内の容積
の制約上、FDD28とIDE_CD−ROM24bの
うちいずれか一方しかメディア・ベイに収容されない。
【0075】KMC26は、キーボード、又はマウス/
トラックポイント("TrackPoint"は米IBM
社の商標)によるデータ入出力を制御するためのもので
ある。マウス用シグナル・ライン26a及びキーボード
用シグナル・ライン26bは、それぞれ、マウス用ポー
ト43及びキーボード用ポート44に向かう他、分岐し
て、ドッキング・コネクタ130にも伸びている。
【0076】DSP27は、デジタル・シグナルを処理
するための専用プロセッサであり、主にオーディオ・デ
ータの処理に用いられる。DPS27はMIDI(Musi
calInstrument Digital Interface)データを処理する
こともできる。MIDI用シグナル・ライン27aは、
ドッキング・コネクタ130の一部に割り当てられてい
る。また、オーディオ出力シグナル・ライン27bは、
オーディオ・ラインアウト42に向かう他、分岐して、
ドッキング・コネクタ130にも伸びている。
【0077】アナログ・スイッチ30は、ISAバス3
5の終端とドッキング・コネクタ130との接続又は切
り離しを行うためのものである。すなわち、アナログ・
スイッチ30は、ISAバス36の終端を付勢してドッ
キング・コネクタ130中の対応ピンに電気的に接続す
るか、あるいはその終端を減勢してドッキング・コネク
タ130から切り離す訳である。アナログ・スイッチ3
0は、前述のブリッジ回路22と協働的に作用するよう
になっている。ドッキング・コネクタ130のローカル
側にPCIバスが直結されているとき(図14:後述)
には、ブリッジ回路22がローカル側のバス・ピンを駆
動するとともに、アナログ・スイッチ30は減勢する。
一方、ドッキング・コネクタ130のローカル側にIS
Aバスが直結しているとき(図15:後述)には、ブリ
ッジ回路22がローカル側のバス・ピンを減勢するとと
もに、アナログ・スイッチ30は付勢する。すなわち、
PCIバス35又はISAバス35のいずれか一方し
か、ドッキング・コネクタ130に割り当てられない訳
である。
【0078】DC/DCコンバータ31は、DCインレ
ット47又はドッキング・コネクタ130経由で供給さ
れた直流電源電圧を降圧して、コンピュータ100内部
の各デバイスに安定的に給電するためものである。
【0079】図示の通り、PCIバス17又はISAバ
ス35、分岐した各ポート・シグナル25a,25b,
25c,26a,26b,…、及び電力線31aは、1
束に集結している。ドッキング・コネクタ130の各コ
ネクタ・ピンは、これら集結した各シグナル・ライン及
び電力線に割り当てられている。ドッキング・コネクタ
130の機械的及び電気的仕様は、第1のドッキング装
置200側の第1のコネクタ221のそれと合致してい
る。
【0080】線分P−P'は、ノートブック・コンピュ
ータ100の筐体の背面部分に該当する。ドッキング・
コネクタ130、及びコネクタ130に集結されなかっ
た他のポート類41,42,43,44,45,46,
47は概ね線分P−P'に該当する個所に配設されてい
る。第1のドッキング装置200に合体していない間、
背面部分P−P'は露出しており、各ポート類41,4
2,…には、対応する外付けデバイス(例えば外付けC
RTディスプレイ、外付けキーボードなど:図示しな
い)を接続することが可能である。一方、第1のドッキ
ング装置200と合体した際には、背面部分P−P'
は、突出部220の前面と密着する。この結果、ドッキ
ング・コネクタ130が第1のコネクタ221と機械的
及び電気的に接合する。また、その他のポート類41,
42,…は合体により塞がれて使用不能となるが、代わ
りに第1のドッキング装置200によってリプリケート
される。
【0081】なお、ノートブック・コンピュータ100
の構成自体は本発明の本質ではない。例えば、PCIバ
スとISAバスという2階層のバスを必ずしも備えてい
る必要はない。また、PCIバスとISAバスのいずれ
か一方を択一的にドッキング・コネクタ130に接続す
る機能を備えている必要はなく、一方のバスのみを固定
的にドッキング・コネクタ130に接続したタイプであ
ってもよい。ノートブック・コンピュータ100が本発
明に寄与するための最低限の要件は、第1のコネクタと
電気的及び機械的仕様が合致したドッキング・コネクタ
130を備えていることである。
【0082】第1のドッキング装置200:第1のドッ
キング装置200上の第1のコネクタ221は、ドッキ
ング・コネクタ130と機械的及び電気的な仕様が合致
している。
【0083】第1のドッキング装置200内では、コネ
クタ221により一括して受け取ったシグナル・ライン
の束260は、バス・シグナル(PCIバス又はISA
バス)260aと、オーディオ出力シグナル・ライン2
60bと、電力線260cと、FDD用シグナル・ライ
ン260eと、CRT用シグナル・ライン260fと、
シリアル・シグナル・ライン260gと、パラレル・シ
グナル・ライン260hと、キーボード用シグナル・ラ
イン260iと、マウス用シグナル・ライン260jと
に分岐している。これら分岐したバスやポート・シグナ
ル・ライン等は、それぞれ、第2のコネクタ222と、
オーディオ・ラインアウト238と、DCインレット2
37と、FDD用ポート231と、CRT用ポート23
2と、シリアル・ポート233と、パラレル・ポート2
34と、キーボード用ポート235と、マウス用ポート
236に向かっている。
【0084】これら、コネクタ及びポート類のうち第2
のコネクタ222と、DCインレット237と、オーデ
ィオ・ラインアウト238は、筐体表面のうち線分Q−
Q'の部分に配設されている。線分Q−Q'に該当する部
分は、合体により、第2のドッキング装置300と密着
するようになっている。第2のコネクタ222は、第2
のドッキング装置300側の第3のコネクタ321と機
械的及び電気的に接合する。一方、DCインレット23
7とオーディオ・ラインアウト・ジャック238は、合
体により塞がれて使用不能となる。これは、合体してい
る間は、第3のドッキング装置300側から給電され、
また、オーディオ・ラインアウトは第3のドッキング装
置300側でリプリケートされて、不必要となるからで
ある。
【0085】その他のFDD用ポート231と、CRT
用ポート232と、シリアル・ポート233と、パラレ
ル・ポート234と、キーボード用ポート235と、マ
ウス用ポート236は、筐体表面のうち線分R−R'の
部分に配設される。線分R−R'は、合体しても第2の
ドッキング装置300と機械的に接触しない部分に該当
する。したがって、各ポート類に接続された外付けFD
D、外付けCRTディスプレイ、モデム、プリンタ、外
付けキーボード、外付けマウスなどの外付けデバイス
(図示しない)は、合体・分離に拘らず常時取付けてお
くことができる。換言すれば、これらポート類へのケー
ブル接続は、第1のドッキング装置200によって一括
管理できる訳である。
【0086】第2のドッキング装置300:図14に示
した第2のドッキング装置300は、PCIバスを拡張
するタイプのものである。
【0087】第2のドッキング装置300は、第2のコ
ネクタ222とは電気的及び機械的仕様が合致した第3
のコネクタ321を備えており、該コネクタ321を介
して、バス・シグナルやポート・シグナル等を一括して
受け入れるようになっている。
【0088】CPU360は、合体・分離等に伴う装置
300内の各部の動作を統制するためのプロセッサであ
る。CPU360とノートブック・コンピュータ100
内のCPU11との交信によって、電源オン時や節電動
作時の合体・分離(「ホット・ドッキング」又は「ウォ
ーム・ドッキング」ともいう)を行うこともできる。但
し、ホット・ドックやウォーム・ドック自体は本発明の
要旨とは関連しないので、ここでは説明しない。
【0089】CPU360は、さらに、ノートブック・
コンピュータ100の取り外しを電気的に禁止するため
のイジェクト・ロック361、合体・分離に際して警告
音を発するためのビーパー362、及び装置300の状
態をインジケートするためのLCDパネル351の駆動
も制御するようになっている。
【0090】EEPROM380は、再書き込み可能な
不揮発性メモリである。EEPROM380は、装置3
00の製造番号や、パスワード、装置構成情報など、合
体・分離の際のセキュリティやシステムの動作保証のた
めに必要な小容量のデータを格納するために用いられ、
その記憶内容はCPU360やノートブック・コンピュ
ータ100側のCPU11から読み取り可能である。
【0091】AC/DCアダプタ311は、外部のAC
電源(例えば商用電源)から供給された交流電圧を整流
・平滑化して、所定の駆動用直流電圧にするためのもの
である。AC/DCアダプタ311は、ACインレット
368を介して外部から給電を受ける。電力線311a
は、バス371に統合して、第3のコネクタ321に向
かっている。
【0092】MIDIポート325は、外部のMIDI
機器からMIDIデータを取り込むためのポートであ
り、MIDI用シグナル・ライン325aはバス371
に統合して、第3のコネクタ321に向かっている。
【0093】第3のコネクタ322に含まれているオー
ディオ出力シグナル・ライン326aは、バスから分岐
して、オーディオ・ラインアウト・ジャック326に向
かっている。
【0094】第3のコネクタ322に含まれているFD
D用シグナル・ライン367aは、バスから分岐して、
コネクタ312a(図6参照)に向かっている。コネク
タ312aにはFDD367を装着することができる。
【0095】第2のドッキング装置300内に拡張され
たPCIバス371上には、CardBusコントロー
ラ363やSCSI(Small Computer System Interfac
e)コントローラ364など、比較的高速なデータ転送
を必要とするデバイスが接続されている。また、PCI
バス371の終端には、PCIバス・スロット322が
設けられている。PCIバス・スロット322には、P
CI対応拡張アダプタ・カードを装着装着することがで
きる。
【0096】CardBusコントローラ363は、ハ
ードウェア・ブロック20と同様、PCIバス371上
のバス・シグナルをPCカード・スロット331に出す
ためのコントローラである。
【0097】SCSIコントローラ364は、PCIバ
ス371とSCSIバス364aの間でプロトコル変換
を行うためのコントローラである。SCSIバス364
aはSCSIポート324を介して外部に出ている。S
CSIポート324には、最大8台のSCSI装置をデ
イジー・チェーン接続できる。SCSI装置の例は、H
DD、CD−ROMドライブ、MOディスク・ドライブ
である。
【0098】第2のドッキング装置300は、さらにI
SAバス372を含んでいる。ISAバス372の終端
には、ISA対応拡張アダプタ・カードを装着するため
のISAバス・スロット323が設けられている。IS
Aバスを拡張する意義は、ISAの豊富な資産を継承す
る点にある。PCIバス371とISAバス372と
は、ブリッジ回路(PCI−ISAブリッジ)365を
介して相互接続されている。
【0099】ブリッジ回路365の構成は、ハードウェ
ア・ブロック23と略同一であり、IDEインターフェ
ースも含んでいる。IDEインターフェースには、HD
DやCD−ROMなどのIDEデバイスを装着可能であ
る。但し、本実施例の第2のドッキング装置300の場
合、容積上の制約から、メディア・ベイには、FDD3
67又はIDEデバイス(HDD又はCD−ROM)3
66のうち、いずれか1個しか収容できない。
【0100】なお、上述したバス・スロット322,3
23やカード・スロット331、ポート類324,32
5、ACインレット368は、ドッキング装置300の
筐体表面(図中の線分S−S')に配設されている。
【0101】一方、図15には、別タイプの第2のドッ
キング装置300'の内部のハードウェア構成を模式的
に示している。ドッキング装置300'は、PCIバス
ではなくISAバス372のみを拡張した構成となって
いる。
【0102】PCIバスを含まないことに付随して、ブ
リッジ回路(PCI−ISAブリッジ)やPCIバス・
スロットも持たない。また、CardBusコントロー
ラを持たない代わりに、ISAバス372上のシグナル
をカード・スロットに出すためのPCMCIA(Person
al Computer Memory Card International Associatio
n)コントローラ369が用いられる。その他のハード
ウェア・ブロックは、図14に示したものと略同一であ
る。
【0103】第3のコネクタ321の電気的及び機械的
仕様が第2のコネクタ222と合致していれば、図14
及び図15のいずれのタイプであっても第1のドッキン
グ装置200とともに利用可能である、という点を充分
理解されたい。
【0104】なお、これら装置100,200,300
を構成するためには、図13乃至図15に示した以外に
も多くの電気回路等が必要であるが、これらは当業者に
は周知であり、且つ本発明の要旨とは関連がないので、
本明細書中では説明を省略している。
【0105】C.追補 以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳
解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは
自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0106】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
ユーザにとって必要な機能を選んで構成することが可能
な、優れた携帯型コンピュータ用ドッキング装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る携帯型コンピュータ用ド
ッキング装置、及びこれと合体可能な携帯型コンピュー
タの概念図であり、より具体的には、ノートブック・コ
ンピュータ100及び第1のドッキング装置200の高
レベルのブロック図である。
【図2】図2は、第2のドッキング装置300の一態様
を示した高レベルのブロック図であり、より具体的に
は、PCIバス拡張タイプのドッキング装置300のブ
ロック図である。
【図3】図3は、第2のドッキング装置300の一態様
を示した高レベルのブロック図であり、より具体的に
は、ISAバス拡張タイプのドッキング装置300のブ
ロック図である。
【図4】図4は、本発明の一実施例に係る携帯型コンピ
ュータ用ドッキング装置の外観斜視図である。
【図5】図5は、第2のドッキング装置300から分離
した状態の第1のドッキング装置200を、その左上後
方から斜視した図である。
【図6】図6は、第1のドッキング装置200から分離
した状態の第2のドッキング装置300の前方斜視図で
ある。
【図7】図7は、合体した状態の第1のドッキング装置
200と第2のドッキング装置300の背面図である。
【図8】図8は、セキュリティ・キー213の各キー・
ポジションを示した図である。
【図9】図9は、セキュリティ・キー213をイジェク
ト・ポジションに置いたときの様子を示した図である。
【図10】図10は、載置部210の上面に設けられた
フック215が操作する様子を示した図である。
【図11】図11は、フック215がノートブック・コ
ンピュータ100を係止した状態を示した図である。
【図12】図12は、第1のシャッター216がノート
ブック・コンピュータ100のPCカードの抜き取りを
禁止した様子、及び第2のシャッター333が第2のド
ッキング装置300のPCカードの抜き取りを禁止した
様子を示した図である。
【図13】図13は、ノートブック・コンピュータ10
0及び第1のドッキング装置200300の内部のハー
ドウェア構成を模式的に示した図である。
【図14】図14は、1つの実施例に係る第2のドッキ
ング装置300の内部のハードウェア構成を模式的に示
した図である。
【図15】図15は、他の実施例に係る第2のドッキン
グ装置300の内部のハードウェア構成を模式的に示し
た図である。
【図16】図16は、ドッキング・ステーションの代表
的な形態を示した図である。
【符号の説明】
11…CPU、12…OSC、13…プロセッサ・バ
ス、14…ブリッジ回路、15…メイン・メモリ、16
…L2−キャッシュ、17…PCIバス、18…RO
M、19…グラフィック・コントローラ、20,363
…CardBusコントローラ、21…VRAM、22
…ブリッジ回路、23,365…ブリッジ回路、24…
IDEデバイス、25…I/Oコントローラ、26…K
MC、27…DSP、28…FDD、29…ポインティ
ング・デバイス、30…アナログ・スイッチ、31…D
C/DCコンバータ、35…ISAバス、41…CRT
用ポート、42…オーディオ・ラインアウト、43…マ
ウス用ポート、44…KBD用ポート、45…シリアル
・ポート、46…パラレル・ポート、47…DCインレ
ット、100…ノートブック・コンピュータ、115…
キーボード、118…カード・スロット、125…LC
D、130…ドッキング・コネクタ、200…第1のド
ッキング装置、210…載置部、211…側壁、212
…リンク・カバー、213…セキュリティ・キー、21
4…線条突起、215…フック、216…第1のシャッ
ター、220…突出部、221…第1のコネクタ、22
2…第2のコネクタ、223…インジケータ、231…
FDD用ポート、232…CRT用ポート、233…シ
リアル・ポート、234…パラレル・ポート、235…
KBD用ポート、236…マウス用ポート、237…D
Cインレット、238…オーディオ・ラインアウト・ジ
ャック、300,300'…第2のドッキング装置、3
11…電源装置、312…プリント基板、313…カー
ド・スロット、320…ボトム・カバー、321…第3
のコネクタ、322…PCIバス・スロット、323…
ISAバス・スロット、324…SCSIポート、32
5…MIDIポート、326…オーディオ・ラインアウ
ト・ジャック、330…張出部、331…カード交換
口、332…連動手段、333…第2のシャッター、3
40…突出部、350…ベゼル、351…LCDパネ
ル、360…CPU、361…ビーパー、362…イジ
ェクト・ロック、364…SCSIコントローラ、36
6…IDEデバイス、367…FDD、368…ACイ
ンレット。
フロントページの続き (72)発明者 前 田 一 彦 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 除 村 健 俊 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯型コンピュータと機械的に合体すると
    ともに電気的に接続する携帯型コンピュータ用ドッキン
    グ装置において、(a)携帯型コンピュータと機械的に
    合体可能で、携帯型コンピュータ側と電気的に接続する
    ための第1のコネクタを持ち、前記第1のコネクタ中の
    各ポート・シグナルにはそれぞれ接続用ポートを与える
    とともに、前記第1のコネクタ中のバス・シグナルはそ
    のまま第2のコネクタにパス・スルーする第1のドッキ
    ング装置と、(b)前記第1のドッキング装置と機械的
    に合体可能で、前記第2のコネクタと電気的に接続する
    ための第3のコネクタと、前記第3のコネクタを介して
    拡張されるバスに接続された周辺デバイスを収容するた
    めの空間と、前記第3のコネクタを介して拡張されるバ
    スに拡張アダプタ・カードを接続するための1以上のバ
    ス・スロットと、を含む第2のドッキング装置と、を具
    備することを特徴とする携帯型コンピュータ用ドッキン
    グ装置。
  2. 【請求項2】携帯型コンピュータと機械的に合体すると
    ともに電気的に接続する携帯型コンピュータ用ドッキン
    グ装置において、 携帯型コンピュータを据え置くための載置部と、 携帯型コンピュータ側と電気的に接続するための第1の
    コネクタと、 前記第1のコネクタ中の各ポート・シグナルに与えられ
    た1以上の接続用ポートと、 前記第1のコネクタ中のバス・シグナルをそのままパス
    ・スルーした第2のコネクタと、を具備することを特徴
    とする携帯型コンピュータ用ドッキング装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の携帯型コンピュータ用ド
    ッキング装置と機械的に合体可能で、且つ第2のコネク
    タと電気的に接続するための第3のコネクタと、前記第
    3のコネクタを介して拡張されるバスに接続された周辺
    デバイスを収容するための空間と、前記第3のコネクタ
    を介して拡張されるバスに拡張アダプタ・カードを接続
    するための1以上のバス・スロットと、を具備すること
    を特徴とする携帯型コンピュータ用ドッキング装置。
  4. 【請求項4】前記接続用ポートは、FDD用ポート、C
    RT用ポート、シリアル・ポート、パラレル・ポート、
    キーボード・ポート、マウス・ポートのうちの少なくと
    も1つを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯
    型コンピュータ用ドッキング装置。
  5. 【請求項5】前記接続用ポートは、FDD用ポート、C
    RT用ポート、シリアル・ポート、パラレル・ポート、
    キーボード・ポート、マウス・ポートのうちの少なくと
    も1つを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の携帯
    型コンピュータ用ドッキング装置。
  6. 【請求項6】前記バス・シグナルにはPCIバスのシグ
    ナルが含まれる、ことを特徴とする請求項1に記載の携
    帯型コンピュータ用ドッキング装置。
  7. 【請求項7】前記バス・シグナルにはPCIバスのシグ
    ナルが含まれる、ことを特徴とする請求項2に記載の携
    帯型コンピュータ用ドッキング装置。
  8. 【請求項8】前記バス・シグナルにはPCIバスのシグ
    ナルが含まれる、ことを特徴とする請求項3に記載の携
    帯型コンピュータ用ドッキング装置。
  9. 【請求項9】前記バス・シグナルにはISAバスのシグ
    ナルが含まれる、ことを特徴とする請求項1に記載の携
    帯型コンピュータ用ドッキング装置。
  10. 【請求項10】前記バス・シグナルにはISAバスのシ
    グナルが含まれる、ことを特徴とする請求項2に記載の
    携帯型コンピュータ用ドッキング装置。
  11. 【請求項11】前記バス・シグナルにはISAバスのシ
    グナルが含まれる、ことを特徴とする請求項3に記載の
    携帯型コンピュータ用ドッキング装置。
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