JPH09229906A - 金属帯磁気探傷装置及び金属帯磁気探傷方法 - Google Patents

金属帯磁気探傷装置及び金属帯磁気探傷方法

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JPH09229906A
JPH09229906A JP3365796A JP3365796A JPH09229906A JP H09229906 A JPH09229906 A JP H09229906A JP 3365796 A JP3365796 A JP 3365796A JP 3365796 A JP3365796 A JP 3365796A JP H09229906 A JPH09229906 A JP H09229906A
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magnetic flaw
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JP3365796A
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Junichi Yotsutsuji
淳一 四辻
Hiroharu Katou
宏晴 加藤
Akio Nagamune
章生 長棟
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属帯の疵や異物等の欠陥を精度よく検出し
得る金属帯磁気検出装置及び金属帯磁気検出方法を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 磁化器3の磁気センサ4を金属帯1が走
行する中空ローラ1に近接して配置され、中空ローラ1
の回転をロータリエンコーダ12で検出し、中空ローラ
1の一回転を一周期とする周期で回転位置検出回路13
から同期信号を中央制御装置7に入力するととに、磁化
器3の磁気センサ4の出力を信号処理回路6でデジタル
信号に変換して中央制御装置7に入力し、デジタル信号
を同期信号によって時分割した区分データを記憶手段8
に記憶しながら前後の区分データを減算手段9で演算処
理し、中空ローラ1に起因する周期的ノイズを除去した
差分データを作成し、判定手段10で金属帯1の欠陥を
検出する金属帯磁気検出装置及び金属帯磁気検出方法で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漏洩磁束法又は渦
流法によって金属帯の疵又は内部欠陥等を検査する金属
帯探磁気傷装置及びその金属帯磁気探傷方法に関し、特
に、検出信号中に混入するノイズ成分を消去して金属帯
の疵又は内部欠陥等を正確に検出することができる金属
帯磁気探傷装置及び金属帯磁気探傷方法に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鋼板製造において、帯状の金属体の内部
又は表面に疵や異物等の欠陥が存在すると、この金属体
を絞り加工や曲げ加工する際に亀裂が発生して致命的な
損傷を被るおそれがある。従って、鋼板製造工場では、
欠陥の発生と欠陥規模とを精度よく検出する必要があ
る。金属鋼板の疵又は内部欠陥等を検出する探傷方法と
しては、渦流探傷法と漏洩磁束探傷法等があり、金属帯
が非磁性体の場合には渦流法が、磁性体の場合には、渦
流探傷法と漏洩磁束探傷法が適している。
【0003】先ず、本願発明の理解を容易にるために、
金属帯の欠陥等を検出する磁気探傷器の概略について、
図4を参照して説明する。図4(a)乃至(c)は、渦
流探傷法と漏洩磁束探傷法による磁気探傷器が示されて
いる。図4(a)は渦流法による磁気探傷器3Aであ
り、金属帯2の片面側に対向する励磁コイル3aと検知
コイル3bが設けられている。金属帯2に欠陥が存在し
た場合、その欠陥によって渦流電流の流れが変化する
と、渦電流による磁場成分も変化し、この変化を検知コ
イル3bで検出して信号レベルの変化によって欠陥等が
検知されている。
【0004】しかし、図4(a)の磁気探傷器は、金属
帯2が磁性体である場合は金属帯の磁気的な不均一性に
よってノイズが生じる。このノイズを低減するために、
図4(b)に示した磁気探傷器があり、金属帯2の片面
側に、近接させて対向する励磁コイル3aと検知コイル
3bが配置され、他の片面側に磁化器5が配置されてい
る。この磁気探傷器では、磁化器5に直流磁場又は交流
磁場を印加して、外部から金属帯2を磁気飽和させた状
態で検知コイル3bで欠陥等を検出するものであり、金
属帯2を磁気飽和させて渦流法を適用する場合がある。
【0005】図4(c)は漏洩磁束法による磁気探傷器
3Bであり、金属帯2の片面側に磁化器5が配置され、
他の面側にホール素子やSMD(感磁性ダイオード)等
による磁気センサ3cが配置されている。金属帯2中に
欠陥が存在すると、磁束が金属帯2から外部に漏洩する
ので、磁気センサ3cによってこの漏洩磁束を検出して
金属帯2中の欠陥を検出する漏洩磁束探傷器である。な
お、図4に示した検知コイル3bと磁気センサ3cは、
漏洩磁束や磁場の変化を検出するものであり、これらを
含めて磁気センサと総称し得る。
【0006】次に、従来の金属帯の欠陥を検出する磁気
探傷装置として、特開平5−72180号公報及び特開
平4−348272号公報を参照して説明する。
【0007】先ず、特開平5−72180号公報の磁気
探傷装置について、図11(a),(b)を参照して説
明する。図11(a)は中空ロール1内に磁化器30が
設けられ、金属帯2は矢印の方向に走行し、中空ロール
1が矢印の方向に回転する。固定軸33aに固定された
磁気センサ33が外部に設けられ、磁化コイル31が設
けられた磁化器30は固定軸34に取り付けられ、30
a,30bは磁極である。又、図11(b)の磁気探傷
装置では、中空ロール1内に磁化器30と磁気センサ3
3が設けられた形状である。
【0008】続いて、特開平4−348272号公報の
異物検出装置(磁気探傷装置)について、図12を参照
して説明する。図12の磁気探傷装置は磁化コイル31
が設けられた磁化器30と磁気センサ33から構成さ
れ、この磁気探傷装置はフレーム35に支持された支持
フレーム35aに固定され、中空ローラ1の外側に設け
られている。金属帯2が矢印方向に走行し、中空ローラ
1は矢印方向に回転している。又、この公報には磁気セ
ンサと磁化器とを分離した磁気探傷装置も開示されてい
る。
【0009】上記磁気探傷器の内、前者の磁気探傷器は
中空ローラ1に近接して配置されており、金属帯2は中
空ローラ1に接して走行しているので、金属帯2の振動
が少ない利点がある。従って、磁気探傷器の磁気センサ
部33と金属帯2との距離(以下、リフトオフと称す
る)が小さくできるので、金属帯2中の小さな欠陥をも
検出できる。又、中空ローラ1内に磁化器30と磁気セ
ンサ33を収納した磁気探傷器では磁気センサに金属帯
が接触する事故が解消されるので磁気探傷装置及び金属
帯の損傷を防止できる利点がある。
【0010】又、後者の異物検出装置は、前者の磁気探
傷装置と同様に中空ローラ1に近接して配置され、既存
の中空ローラ1にフレーム35に支持された支持フレー
ム35aを施して、異物検出装置を設けたものであり、
前者のように中空ローラ1を加工することなく、金属帯
2の異物を検出できる利点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記磁
気探傷装置では、中空ロールに近接させて磁気探傷器の
磁気センサを配置して、磁気探傷器の磁気センサと金属
帯とのリフトオフを小さくし、金属帯の欠陥の検出感度
を高めようとするものであるが、その反面、中空ロール
に起因するノイズが発生して検出性能を低下させる場合
があった。
【0012】この中空ロールに起因するノイズが発生す
る要因は、中空ロールの真円欠陥、中空ロール自体の偏
芯、中空ロール軸受けの偏芯、中空ロールの厚みの不均
一性、及び中空ロールの疵等が考えられる。これらの要
因によるノイズの発生を防止するには、中空ロールの真
円欠陥や偏芯等が生じないように、材質的に均一性が保
証された材料によって、偏芯が発生しないように高精度
に加工し、しかも無欠陥の中空ロールを製作する必要が
ある。このような中空ロールを製作することは製作費用
が高くつくとともに、その状態を維持する保守費用も高
額なものとなる欠点があった。
【0013】特に、後者の異物検出装置では、既存の中
空ロールに設置されるために、既存の中空ロールではノ
イズの発生を防ぐ対策が施されていないので、中空ロー
ルに起因するノイズが出力に混入して、異物検出装置の
SN比を悪化させて、検出性能を著しく低下させる問題
があった。
【0014】本発明は、上述のような問題に鑑みなされ
たものであり、金属帯の疵や異物混入等の欠陥を精度よ
く検出し得る金属帯磁気探傷装置及び金属帯磁気探傷方
法を提供することを目的とするものである。
【0015】又、本発明は、金属帯が走行する中空ロー
ルに近接させて金属帯磁気検出器を配置したとしても中
空ロールに起因する周期的ノイズの影響を除去して金属
帯の欠陥を精度よく検出する金属帯磁気探傷装置及び金
属帯磁気探傷方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0016】又、本発明は、金属帯の表面から磁気セン
サまでのリフトオフを常に一定にし得るとともに、金属
帯の欠陥を精度よく検出し得る金属帯磁気探傷装置を提
供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
金属帯の欠陥を検出する金属帯磁気探傷装置に於いて、
磁化器と磁気センサからなる磁気探傷器と、前記金属帯
が走行するロールに前記磁気センサを近接して配置した
前記磁気センサの出力をデジタル信号に変換する信号処
理回路と、前記ロールの一回転を周期として前記信号処
理回路の出力データを区分けした区分データを記憶する
記憶回路と、前記記憶回路に蓄えられた区分データと次
の周期の区分データとの減算によって差分データを得る
演算手段とを備え、前記差分データから金属帯の欠陥の
有無を検出することを特徴とする金属帯磁気探傷装置で
あり、ロールに起因するノイズが周期性であることか
ら、前記ロールの一回転を一周期として前記磁気センサ
の出力を時分割して区分データを作成し、前後の区分デ
ータの差分処理を行うことにより、区分データに混入す
る周期性のノイズ成分を除去して、非周期性の金属帯の
欠陥を検出するものである。
【0018】又、請求項2の発明は、金属帯の欠陥を検
出する金属帯磁気探傷方法に於いて、前記金属帯磁気探
傷器の磁気センサを前記金属帯が走行するロールに近接
して配置し、前記磁気センサからの出力をデジタル信号
に変換し、前記ロールの一回転を周期として前記デジタ
ル信号を時分割して区分データを作成し、前後の区分デ
ータを減算処理することによって差分データを作成し、
前記差分データから前記金属帯の欠陥の有無を検出する
ことを特徴とする金属帯磁気探傷方法であり、前記磁気
センサから得られる各周期の区分データに周期性の略等
しい波形のノイズ成分が混入しており、前後の区分デー
タの差分をとることによって、このノイズ成分を除去す
ることにより、金属帯の欠陥を検出する探傷方法であ
る。
【0019】又、請求項3の発明は、金属帯の欠陥を検
出する金属帯磁気探傷装置に於いて、磁化器と磁気セン
サからなる磁気探傷器と、前記金属帯が走行するロール
に前記磁気センサを近接して配置した前記磁気センサの
出力をデジタル信号に変換する信号処理回路と、前記ロ
ールの一回転を周期として前記信号処理回路の出力デー
タを区分けした区分データを記憶する記憶回路と、前記
記憶回路に先に記憶した区分データと次の周期で記憶し
た区分データとを読み出して減算処理することによって
ノイズ成分を除去した差分データを得る演算手段とを備
え、前記差分データから金属帯の欠陥の有無を検出する
ことを特徴とする金属帯磁気探傷装置であり、前記磁気
センサから得られる各周期の区分データに略等しい波形
のノイズ成分が混入しており、一旦記憶回路に入力した
後に、記憶回路から読み出された前後の区分データの差
分をとることにより、各区分データの周期性のノイズ成
分を除去して金属帯の非周期性の欠陥を検出する探傷装
置である。
【0020】又、請求項4の発明は、金属帯の欠陥を検
出する金属帯磁気探傷装置に於いて、磁化器と磁気セン
サからなる磁気探傷器と、前記金属帯が走行するロール
に前記磁気センサを近接して配置した前記磁気センサの
出力をデジタル信号に変換する信号処理回路と、前記ロ
ールの一回転を周期として前記信号処理回路の出力デー
タを区分けし、その区分データの少なくとも3周期分を
記憶する記憶エリアを有するとともに、記憶した区分デ
ータを所定の周期毎に書き換えを行うようにした記憶回
路と、前記記憶回路に先に記憶された区分データと次の
周期で記憶した区分データとを減算処理して前記ローラ
に起因するノイズ成分を除去した差分データを得る演算
手段とを備え、前記差分データから金属帯の欠陥の有無
を検出することを特徴とする金属帯磁気探傷装置であ
り、前記磁気センサから出力を信号処理回路に入力して
デジタル信号に変換し、このデジタル信号を時分割して
区分データを作成し、区分データの少なくとも3周期分
を一旦記憶回路に入力した後に、前後の区分データの差
分をとることにより、各周期の区分データに混入する周
期性のノイズ成分が除去して金属帯の欠陥を検出する探
傷装置である。
【0021】又、請求項5の発明は、金属帯の欠陥を検
出する金属帯磁気探傷方法に於いて、前記金属帯磁気探
傷器の磁気センサが前記金属帯が走行するロールに近接
して配置した前記磁気センサの出力を信号処理回路によ
ってデジタル信号に変換し、前記ロールの一回転を周期
として前記デジタル信号に変換したデータを時分割して
区分けした区分データを記憶回路に記憶し、前記記憶回
路に記憶した前後の区分データを読み出して、演算手段
によって前後の区分データを減算処理して差分データを
作成し、前記差分データによって前記金属帯の欠陥の有
無を検出することを特徴とする金属帯磁気探傷方法であ
り、時分割して得られる区分データを一旦記憶回路に記
憶して、その後、記憶回路から前後の区分データを読み
出して、その差分データを作成することにより、区分デ
ータに混入する略等しい波形のノイズ成分を除去して、
金属帯の欠陥を検出する探傷方法である。
【0022】又、請求項6の発明は、金属帯の欠陥を検
出する金属帯磁気探傷装置に於いて、前記金属帯磁気探
傷装置が磁気探傷器と前記磁気探傷器の出力を処理する
信号処理手段とを具備し、前記磁気探傷器又は前記磁気
探傷器の磁気センサに、前記金属帯の走行に応じて回動
する従動車輪を設けたことを特徴とする金属帯磁気探傷
装置であり、従動車輪が金属帯に接触するように磁気探
傷器を配設することにより、金属帯とのリフトオフを極
めて正確に維持できるので、検出精度を高めることがで
きる。
【0023】又、請求項7の発明は、金属帯の欠陥を検
出する金属帯磁気探傷装置に於いて、前記金属帯磁気探
傷装置が磁気探傷器と前記磁気探傷器の出力を処理する
信号処理手段とを具備し、前記磁気探傷器又は前記磁気
探傷器の磁気センサに、前記金属帯の走行に応じて回動
する従動車輪を設け、前記磁気探傷器又は前記磁気探傷
器の磁気センサをシリンダ可動軸に固定したシリンダと
を具備することを特徴とする金属帯磁気探傷装置であ
り、シリンダによって磁気探傷器又は前記磁気探傷器の
磁気センサが金属帯に押圧されて従動車輪を金属帯に接
触させており、金属帯に振動が発生したとしてもシリン
ダ可動軸によって吸収するようになされ、検知部と金属
帯とのリフトオフが極めて正確に維持できるので、検出
精度を高めることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は、以下のような概念に基
づいてなされたものであり、薄鋼板等の金属帯中の欠
陥、例えば、内部欠陥、表面疵等を検出するにあたり、
これらの欠陥は非周期的な特徴を有し、それに対して、
中空ロールによるノイズは、中空ロール1の偏芯、材質
的な不均一性、ロールの疵等に起因しており、周期的な
ノイズである特徴を有している。従って、磁気探傷器の
出力データから周期的なノイズを除去することによっ
て、金属帯の欠陥を検出することができる。又、磁気セ
ンサのリフトオフを一定に保つことにより、磁気センサ
からの出力を安定にして検出精度を高めるものである。
【0025】以下、本発明に係る実施の形態について、
図面を参照して説明する。先ず、本発明に係る金属帯磁
気探傷装置の一実施形態について、図1乃至図6を参照
して説明する。図1はその金属帯磁気探傷装置の一実施
形態の概要を示すブロック図であり、図2は磁気探傷器
に一実施例を示し、図3は磁気探傷器の設置例を示し、
図4は先に説明した磁気探傷器の例を示し、図5は信号
処理回路のブロック図であり、図6はその動作を説明す
るための波形図である。
【0026】図1に基づいて、本発明に係る金属帯磁気
探傷装置の一実施形態について説明する。同図に於い
て、金属帯2は矢印方向に走行して中空ローラ1も矢印
方向に回転している。磁化器5と磁気センサ4とからな
る磁気探傷器3は、中空ローラ1直上の金属帯2に近接
して配置されている。金属帯磁気探傷装置の回路系は、
磁気センサ4の出力をデジタル信号に変換する信号処理
回路6、信号処理回路6のデジタル信号を演算処理等を
行って欠陥検出を行う中央制御回路7、信号処理回路6
からのデジタル信号を時分割して区分けした区分データ
を記憶する記憶手段8、磁気探傷器3の磁化器5に印加
する電源電圧を発生する磁化電源11、中空ローラ1の
回転を検出するロータリエンコダ12、ロータリエンコ
ダ12から出力されるパルスを計数して中空ローラ1の
回転位置を検出する回転位置検出回路13から構成され
ている。
【0027】磁気探傷器3は、図2に示すように、磁化
コイル5bが鉄心5aに巻かれた磁化器5と、鉄心4a
に検知コイル4b,4cが巻かれた磁気センサ4から構
成され、磁気センサ4は支持軸4dで固定されている。
無論、磁気センサ4は検知コイルに限定することなく、
図4で説明したように、ホール素子やSMD(感磁性ダ
イオード)であっもよい。また、磁気探傷器3は図1に
示した位置の設置に限らず、図3に示したように、金属
帯2をS字状に拘束する中空ロール1a,1bによるブ
ライドルロール(Brロール)部に近接して配置しても
よい。磁気探傷器3をBrロール部に近接させて配置す
ることによって、リフトオフを安定させることができる
ので、金属帯2の振動を一層低減できる。
【0028】信号処理回路6は、例えば、図5に示すよ
うに、増幅回路6a,位相検波器6b,フィルタリング
回路(例えば、バンドパスフィルタ,BPF)6c,及
びA/D変換器6dから構成されている。磁化器5に
は、移相器14によって周波数が設定され、所定の周波
数の出力が位相検波器6bに印加されるとともに、発振
器15に入力される。発振器15から所定の周波数の出
力信号が電力増幅器16で増幅され、その交流電圧が磁
化コイル5bに印加される。
【0029】続いて、金属帯磁気探傷装置の動作につい
て説明する。先ず、磁気センサ4の出力VOUT は信号処
理回路6に入力され、デジタル信号に変換されて中央制
御装置7に入力される。信号処理回路6では、図5に示
したように、磁気センサ4の出力が増幅回路6aで増幅
されて位相検波器6bに入力され、移相器14からの位
相によって位相検波される。その後、フィルタリング回
路6cを介して不要の周波数帯域の信号が除去され、所
望の信号が選択される。選択された検出信号はA/D変
換器6dに入力され、所定のサンプリング周波数でサン
プリングされてデジタル信号に変換され、中央制御装置
7に入力されている。
【0030】一方、磁化器5は磁化電源11から交流電
源電圧が印加されている。又、中空ローラ1の回転をロ
ータリエンコーダ12でパルスに変換され、回転位置検
出回路13に入力される。回転位置検出回路13ではパ
ルス数をパルスカウンタによって計数することにより、
中空ローラ1の回転位置が検出され、中空ローラ1の一
回転毎に発生するパルスを同期信号を中央制御装置7に
入力されている。信号処理回路6からデジタル信号が入
力されるとともに、同期信号が入力され、デジタル信号
はこの同期信号によって時分割されて区分データが作成
され、区分データは記憶手段8に書き込まれる。
【0031】信号処理回路6からのデジタル信号は中央
制御装置7に入力され、この同期信号に基づいて中空ロ
ーラ1の一回転毎に時分割されたデジタル信号を区分デ
ータとし、先ず、最初の区分データが記憶手段8に記憶
され、次の区分データが入力されると、その区分データ
から記憶手段8に記憶した区分データを読み出して減算
手段(演算手段)9により減算することにより差分デー
タを得る。各区分データには略振幅,位相が等しい周期
性ノイズが混入しており、減算手段9により減算処理す
ることによって、周期性ノイズが除去される。その差分
データが判定手段(比較手段)10に入力されて所定の
閾値で比較することにより、金属帯2の欠陥を検出する
ことができる。
【0032】次に、図6(a)乃至(d)の波形図に基
づいて、ノイズ成分の特性を示すとともに、図1の金属
帯磁気検出装置の差分処理について説明する。図6
(a)は、中空ロータの一回転の最初の区分データの波
形が示され、この区分データは記憶手段8に転送されて
書き込まれる。この区分データには丸で囲んだ領域Rに
欠陥信号が混入しており、ノイズ成分に欠陥信号が重畳
された波形図である。図6(b)は次の区分データの波
形を示しており、この波形は欠陥信号が混入していない
波形である。この各区分データに混入するノイズ成分は
中空ローラ1に起因するノイズであり、略等しい振幅,
位相特性を示す周期性のノイズである。
【0033】図6(a)に示した最初の区分データは記
憶手段8に転送されて記憶され、記憶手段8から最初の
区分データを読み出し、最初の区分データから図6
(b)に示した次の周期の区分データを減算手段9によ
って除去することにより、図6(c)に示す欠陥信号に
対応する欠陥信号Pが抽出できる。区分データを作成す
るための周期は、中空ローラ1の一回転を基準としてお
り、図6(d)に示した同期信号t1 ,t2 に基づいて
いる。その中空ロータが一回転する周期で発生するこの
同期信号は、ロータリエンコーダ12からのパルスを回
転位置検出回路13のパルスカウンタで計数して、所定
の計数値になった時点で中空ロータが一回転したことを
検出して同期信号を発生している。
【0034】次に、本発明に係る金属帯磁気探傷装置の
他の実施形態について、図7乃至図9を参照して説明す
る。図7に於いて、図1と同一部分には同一符号が付与
されている。信号処理回路6からのデジタル信号は中央
制御装置(CPU)17に入力される。中央制御装置1
7には記憶装置18と表示装置19が接続されている。
中空ロータ1の回転位置を検出する回転位置検出回路1
3から同期信号が中央制御装置17に入力されている。
【0035】図7の金属帯磁気探傷装置における磁気探
傷方法の一実施形態について図8を参照して説明する。
磁気センサ4から得られる出力信号はデジタル信号に変
換され、その信号は中空ロータ1の一回転を1周期とし
て同期信号によって時分割され、時分割された区分デー
タが中央制御装置17に入力される。記憶装置18には
記憶エリアA1 〜A3 が設けられ、中央制御装置17か
らの命令によって、1周期目の区分データが記憶エリア
1 に書き込まれ、2周期目の区分データが中央制御装
置17に入力されると、記憶エリアA1 に書き込まれた
1周期目の区分データを読み出し、1周期目の区分デー
タから2周期目の区分データの差分処理がなされ、その
結果が記憶エリアA2 に格納される。記憶エリアA2
格納されたデータは所定の閾値データによって、ある一
定のレベル以上のレベルであることを検出して欠陥の有
無を検出して欠陥の発生した位置を記憶エリアA3 に入
力するとともに表示装置19に表示される。このように
奇数周期の区分データから偶数周期の区分データを減算
してノイズ成分が除去された差分データによって金属帯
に発生した欠陥を検出することができる。
【0036】又、図7の金属帯磁気探傷装置における他
の磁気探傷方法について、図9を参照した説明する。図
9に示すように、同期信号に基づいて時分割された区分
データは中央制御装置17からの命令によって、記憶エ
リアE1 〜E3 に時系列的の転送され書き込まれる。記
憶エリアE1 〜E3 に書き込まれる区分データを三周期
毎に書き換えるようにしている。記憶エリアE1 には
(1+3k)周目の区分データ、記憶エリアE2 には
(2+3k)周目の区分データ、記憶エリアE3 には
(3+3k)周目の区分データが書き込まれる。なお、
kは書き換え回数であり、k=0,1,2,3…であ
る。
【0037】次に、減算手段(差分処理)について説明
する。記憶エリアE1 の区分データから記憶エリアE2
の区分データを減算して得られる差分データ(E1 −E
2 )は、記憶エリアE4 に記憶され、記憶エリアE2
区分データから記憶エリアE 3 の区分データを減算して
得られる差分データ(E2 −E3 )は、記憶エリアE 5
に記憶され、記憶エリアE3 の区分データから記憶エリ
アE1 の区分データを減算して得られる差分データ(E
3 −E1 )は、記憶エリアE6 に記憶される。これらの
差分データから得られる欠陥データは記憶エリアE7
記憶される。無論、区分データが記憶される記憶エリア
の数は、金属帯2の走行速度や処理速度等によって異な
り、二つの記憶エリアで十分に対応できる場合があるこ
とは明らかであり、無論、上記実施形態に限定するもの
ではない。
【0038】なお、図7の金属帯磁気探傷装置において
もBrロール部に近接して磁気探傷器を設けてもよいこ
とは明らかである。更に、図4に示した種々の磁気探傷
器が用いられ得ることも明らかである。
【0039】次に、本発明の金属帯磁気探傷装置に用い
られる磁気探傷器の他の実施例について、図10を参照
して説明する。図10(a)は金属帯磁気探傷装置の側
面図であり、内部の磁気探傷器を明確にするためにその
外側の形状を点線で示している。図10(b)はその正
面図である。図10に於いて、磁化器3はシリンダ20
のシリンダ可動軸21の先端が枠体22に固定され、枠
体22内には磁気探傷器3が固定され、その外側に従動
車輪23が設けられている。シリンダ20を中空ローラ
1の近傍に固定して、磁気探傷器3の従動車輪23が金
属帯2に接触するように設置されている。磁化器5は鉄
心5に磁化コイル5bが設けられ、磁気センサ4は鉄心
4aに検知コイル4b,4cが設けられている。なお、
磁気センサ4は、先に説明したように、ホール素子やS
DM等であってもよい。また、図示されていないが、シ
リンダ可動軸21が固定されている枠体22に磁気セン
サ4のみを設け、磁化器3は中空ロール1内に設けても
よい。
【0040】磁気探傷器の従動車輪23は中空ローラ1
直上の金属帯2に、従動車輪23を一定の圧力で押圧し
て接触させて配置されており、磁気探傷器3の磁気セン
サ4と金属帯2とのリフトオフDが常に一定の距離に保
たれ、リフトオフDの変動による検出出力の変動が解消
できる利点がある。無論、従動車輪は実施形態に限定す
ることなく、例えば、車輪として最外輪に緩衝部材を設
けたボールベアリング等を用いたものであってもよく、
実施形態に限定するものではない。
【0041】図10に磁気探傷器は、先に説明した金属
帯磁気探傷装置に適用することによって、磁気センサを
単に近接したものと比較して、リフトオフDが一定にな
るので、各周期のノイズ成分のパターンは一層等しいも
のになり、一層振幅の等しいノイズパターンが出力され
る。従って、前後の区分データを減算処理した差分デー
タからはノイズ成分がきれいに除去され、金属帯2の起
因する欠陥のみが抽出され、金属帯2の欠陥を容易に検
出することができる。
【0042】又、記憶装置18に於いて、区分データが
書き込まれる記憶エリアは、金属帯の走行速度と信号処
理時間や差分処理時間によって、記憶エリアの個数を設
定すればよく、場合によっては二つの記憶エリアであっ
てもよく、上記実施形態に限定するものではない。又、
図1及び図7の実施形態では、記憶装置(記憶手段)を
中央制御装置に外部に設けられているが、中央制御装置
の内部に設けられた記憶装置に書き込むようのしてもよ
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金属帯が走行する中空ロールに磁気センサを近接して配
置し、中空ロールが一回転する際に発生するノイズ成分
は各周期毎で略等しいパターンであり、周期性を有して
おり、この特性を利用して前後の区分データを減算した
差分データを作成することにより、各区分データからノ
イズ成分が容易に除去し得るので、金属帯の欠陥を容易
に検出することができる利点がある。
【0044】又、本発明によれば、中空ロールの真円欠
陥、中空ロール自体の偏芯、中空ロール軸受けの偏芯、
中空ロールの厚みの不均一性、及び中空ロールの疵等が
あったとしても、これらの要因によるノイズ成分を除去
することができるので、既存の中空ロールに設置するこ
とができる利点がある。又、中空ロールを製造するにあ
たり、その製造加工精度を向上させる必要がなく、既存
の中空ロールに磁気探傷器を設置したとしても、金属帯
の欠陥を精度よく検出することができるので、経済的に
優れた効果を有する金属帯磁気探傷装置及び金属帯磁気
探傷方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金属帯磁気探傷装置の一実施形態
をブロック図で示した概略図である。
【図2】磁気探傷器の概略を示す図である。
【図3】磁気探傷器の設置位置の一例を示す図である。
【図4】磁気探傷器を示す図である。
【図5】金属帯磁気探傷装置の検出回路における信号処
理回路の一例を示すブロック図である。
【図6】金属帯に欠陥を検出方法を説明するための波形
図である。
【図7】本発明に係る金属帯磁気探傷装置の他の実施形
態を示す概略図である。
【図8】記憶装置の一例を示す図である。
【図9】記憶装置の他の例を示す図である。
【図10】磁気探傷器の一実施形態を示す図である。
【図11】従来の金属帯磁気探傷装置の例を示す図であ
る。
【図12】従来の金属帯磁気探傷装置の他の例を示す図
である。
【符号の説明】
1 中空ロール 2 金属帯 3 磁気探傷器 4 磁気センサ 4a 鉄心 4b 検知コイル(4c) 5 磁化器 5a 鉄心 5b 磁化コイル 6 信号処理回路 7 中央制御装置(17) 8 記憶手段 9 減算手段(演算手段) 10 判定手段(比較手段) 11 磁化電源 12 ロータリエンコーダ 13 回転位置検出回路 14 移送器 15 発振器 16 電力増幅器 18 記憶装置 19 表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属帯の欠陥を検出する金属帯磁気探傷
    装置に於いて、 磁化器と磁気センサからなる磁気探傷器と、 前記金属帯が走行するロールに前記磁気センサを近接さ
    せて配置した前記磁気センサの出力をデジタル信号に変
    換する信号処理回路と、 前記ロールの一回転を周期として前記信号処理回路の出
    力データを区分けした区分データを記憶する記憶回路
    と、 前記記憶回路に蓄えられた区分データと次の周期の区分
    データとの減算によって差分データを得る演算手段とを
    備え、前記差分データから金属帯の欠陥の有無を検出す
    ることを特徴とする金属帯磁気探傷装置。
  2. 【請求項2】 金属帯の欠陥を検出する金属帯磁気探傷
    方法に於いて、 前記金属帯磁気探傷器の磁気センサを前記金属帯が走行
    するロールに近接して配置し、前記磁気センサからの出
    力をデジタル信号に変換し、前記ロールの一回転を周期
    として前記デジタル信号を時分割して区分データを作成
    し、前後の区分データを減算処理することによって差分
    データを作成し、前記差分データから前記金属帯の欠陥
    の有無を検出することを特徴とする金属帯磁気探傷方
    法。
  3. 【請求項3】 金属帯の欠陥を検出する金属帯磁気探傷
    装置に於いて、 磁化器と磁気センサからなる磁気探傷器と、 前記金属帯が走行するロールに前記磁気センサを近接し
    て配置した前記磁気センサの出力をデジタル信号に変換
    する信号処理回路と、 前記ロールの一回転を周期として前記信号処理回路の出
    力データを区分けした区分データを記憶する記憶回路
    と、 前記記憶回路に先に記憶した区分データと次の周期で記
    憶した区分データとを読み出して減算処理することによ
    ってノイズ成分を除去した差分データを得る演算手段と
    を備え、 前記差分データから金属帯の欠陥の有無を検出すること
    を特徴とする金属帯磁気探傷装置。
  4. 【請求項4】 金属帯の欠陥を検出する金属帯磁気探傷
    装置に於いて、 磁化器と磁気センサからなる磁気探傷器と、 前記金属帯が走行するロールに前記磁気センサを近接し
    て配置した前記磁気センサの出力をデジタル信号に変換
    する信号処理回路と、 前記ロールの一回転を周期として前記信号処理回路の出
    力データを区分けし、その区分データの少なくとも3周
    期分を記憶する記憶エリアを有するとともに、記憶した
    区分データを所定の周期毎に書き換えを行うようにした
    記憶回路と、 前記記憶回路に先に記憶された区分データと次の周期で
    記憶した区分データとを減算処理して前記ローラに起因
    するノイズ成分を除去した差分データを得る演算手段と
    を備え、 前記差分データから金属帯の欠陥の有無を検出すること
    を特徴とする金属帯磁気探傷装置。
  5. 【請求項5】 金属帯の欠陥を検出する金属帯磁気探傷
    方法に於いて、 前記金属帯磁気探傷器の磁気センサが前記金属帯が走行
    するロールに近接して配置した前記磁気センサの出力を
    信号処理回路によってデジタル信号に変換し、前記ロー
    ルの一回転を周期として前記デジタル信号に変換したデ
    ータを時分割して区分けした区分データを記憶回路に記
    憶し、前記記憶回路に記憶した前後の区分データを読み
    出して、演算処理によって前後の区分データを減算処理
    して差分データを作成し、前記差分データから前記金属
    帯の欠陥の有無を検出することを特徴とする金属帯磁気
    探傷方法。
  6. 【請求項6】 金属帯の欠陥を検出する金属帯磁気探傷
    装置に於いて、 前記金属帯磁気探傷装置が磁気探傷器と前記磁気探傷器
    の出力を処理する信号処理手段とを具備し、前記磁気探
    傷器又は前記磁気探傷器の磁気センサに、前記金属帯の
    走行に応じて回動する従動車輪を設けたことを特徴とす
    る金属帯磁気探傷装置。
  7. 【請求項7】 金属帯の欠陥を検出する金属帯磁気探傷
    装置に於いて、 前記金属帯磁気探傷装置が磁気探傷器と前記磁気探傷器
    の出力を処理する信号処理手段とを具備し、前記磁気探
    傷器又は前記磁気探傷器の磁気センサに、前記金属帯の
    走行に応じて回動する従動車輪を設け、前記磁気探傷器
    又は前記磁気センサをシリンダ可動軸に固定したシリン
    ダとを具備することを特徴とする金属帯磁気探傷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208224A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Nippon Steel Corp 鋼板の突合せ溶接部検査装置及びこの装置を用いた検査方法
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CN105675713A (zh) * 2016-04-06 2016-06-15 山西慧达澳星科技有限公司 一种电梯曳引钢带无损检测装置及方法

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