JPH09229780A - 電子体温計 - Google Patents
電子体温計Info
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- JPH09229780A JPH09229780A JP3698996A JP3698996A JPH09229780A JP H09229780 A JPH09229780 A JP H09229780A JP 3698996 A JP3698996 A JP 3698996A JP 3698996 A JP3698996 A JP 3698996A JP H09229780 A JPH09229780 A JP H09229780A
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Abstract
それらの信頼性について測定者が視認できるようにした
電子体温計の提供。 【解決手段】被測定部位の温度を検出して経時変化に基
づいて平衡温度を予測する電子体温計で、サーミスタ
と、サーミスタによる初期温度の経時変化に基づいて、
温度上昇傾向を群分けする群分手段と、群分け以降の所
定期間の経時変化に基づいて群分けを変更し、群分けさ
れた群のデータに基づいて予測平衡温度を演算し、演算
された予測平衡温度値とサーミスタで実測された実測温
度値と交互に報知するとともに、それらの値の信頼性に
ついても併せて報知する。
Description
度の経時変化に基づいて予測演算式を選択して予測演算
を行い、この予測演算値を保持して予測平衡温度値と
し、かつ、温度計測開始所定時間後までに実測された温
度値を実測温度値とし、この2つの温度値を表示する電
子体温計に関するものである。
えば検出温度が所定値以上、かつ温度上昇率が所定値以
上になった時を予測演算の起点とし、予測演算値の変動
が所定値以内になった時を予測成立点としていた。予測
式は一般に、予測値をY、検出温度をT、上乗量をUと
すると、Y=T+Uで与えられる。
法が知られており、例えばtを計測起点からの経過時間
(秒)とすると、U=a1 ×dT/dt+b1 、あるい
はU=(a2 ×t+b2 )×dT+(c2 ×t+d2 )
などがある。
d2は係数(パラメータ)である。
違いによらず一定に保つために、最適な予測式(計算
式)の係数a1 ,b1 ,a2 ,b2 ,c2 ,d2 を選択
する工夫もなされている。
づいて温度上昇予測を群分けし、計算式の係数群を割り
当てることもなされている。さらに、表示部に表示され
る体温の表示値の連続性を保つために、Uに重みをかけ
ることも考えられている。例えば表示値をHとし、重み
関数M=(t/50)2 とすると、H=T+U×Mとな
る。この場合、表示器に表示される表示値H(℃または
゜F)は、tが50秒で予測値Yに等しくなる。
予測式電子体温計では、計測開始後ある時点で一旦群分
けされると、以後はその群内の計算式の係数しか使用さ
れず、それが不適切であってもその係数による予測平衡
温度値が表示されたり、逆に不適切と判断されると全て
エラーとして、エラー表示がされていた。
けが不適切であった時は平衡温の予測精度が著しく低下
する。
場合に温度表示を実測温度値に変更する電子体温計にお
いては、測定終了後の体温を確認する際に予測平衡温度
値が表示されず、実測温度値のみが表示されるので予測
平衡温度値の精度が妥当か否か(高い信頼性があるか否
か)の判断ができないという問題があった。
もので、予測精度の高い予測平衡温度値及び実測温度値
の2つを表示する電子体温計を提供する。
不適当などのために、精度の低い予測平衡温度値、また
は精度の低い実測温度値となった場合も、その旨を表示
する電子体温計を提供する。
に、本発明の電子体温計は、被測定部位の温度を経時的
に検出して平衡温度を予測する電子体温計であり、測温
手段と、この測温手段により検出される初期温度の経時
変化に基づいて、温度上昇傾向を群分けする群分け手段
と、群分け以降の所定期間の該測温手段により検出され
る温度の経時変化に基づいて、群分けを変更する群変更
手段と、群分け手段または群変更手段によって群分けさ
れた群のデータに基づいて予測平衡温度値を演算する演
算手段と、演算手段により演算された予測平衡温度値を
保持する第1の温度保持手段と、測温手段により検出さ
れた実測温度値を保持する第2の温度保持手段と、予測
平衡温度値及び該実測温度値を交互に報知する温度報知
手段とを備える。
く最大温度値との差、または実測温度値と実測温度の温
度上昇率に基づく最小温度値との差に基づいて実測温度
値の信頼性を判断する信頼性判断手段をさらに備えるよ
うにするとよい。
成立条件に基づいて、予測平衡温度値の信頼性を判断す
る信頼性判断手段をさらに備えるようにするとよい。
の程度を表示及び/または鳴動により報知するようにす
るとよい。
度を表示及び/または鳴動により報知するようにすると
よい。
るようにするとよい。
るようにするとよい。
場合に、予測演算打ち切り時点で予測値の補正を行う予
測値補正手段をさらに備えるようにするとよい。
算の起点以前あるいは予測演算中に、一定周期毎あるい
は不定期に、一回または数回行われるようにするとよ
い。
が単調上昇または単調下降する場合に行われるようにす
るとよい。
以降の所定期間の経時変化に基づいて行われるようにす
るとよい。
の実施例を説明する。尚、本実施例では温度予測の一例
として群分けに基づく予測式の選択を行う電子体温計を
説明するが、回帰曲線による平衡温度予測式体温計、時
間に対するn次近似関数による平衡温度予測式体温計等
の他の平衡温度予測式体温計においても本発明の技術思
想が適用される。
の予測式の選択を行う電子体温計の予測原理を説明する
図である。
開始後600秒(10分)の体温を、温度計測開始後9
0秒で予測する。予測演算は、検出された実測温度値が
所定温度(例えば30℃)以上、かつ検出された温度上
昇率が所定値(例えば0.25℃/4秒)以上になった
時を起点とする。
始起点からの経過時間をtとして、以下の式で与えられ
る。
d)…上乗補正量 Y=T+U ここで、a〜d:係数(パラメータ),dT:過去20
秒間の温度上昇である。 温度計測開始起点からの第1
の所定の経過時間(例えばt=40秒)の時点で群分け
を行う。第1の所定の経過時間の時点から所定の時間
(例えば10秒)を溯り、温度上昇値(図1の縦軸)と
所定の時間溯った時点(ここでは計測開始後30秒)に
おける温度(図1の横軸)とを用いて、計測データを複
数の群、少なくとも3つの群に分ける。群分けは、2つ
以上の偶数の群に分けてもよいが、熱応答が最も平均的
な群とその両側の群により群を構成すると3つ以上の奇
数の群が好ましい。より信頼性の高い予測平衡温度値を
得るためには、より多くの奇数の群に分けてもよい。
れている。1〜5群は平衡温度値が予測可能な群、6群
は予測不可、7群は人体でないとして予測はせず、実測
値の表示を行う。
り、最初の温度は高いがすぐに上昇が収まり、予測に必
要な上乗量は小さい。逆に、5群は最も熱応答の遅い群
で、最初の温度は低いが温度上昇が遅くまで続き、必要
な上乗量が大きい(図2参照)。これらの関係は多数の
計測標本から求められたものである。
の経過時間)以後は、それぞれの群に応じた係数a〜d
の値を用いて予測演算を行う。
秒まで、すなわち温度計測開始後40〜60秒間の各群
の係数a〜dの値を挙げる。
からの第3の所定の経過時間)まで所定時間間隔(例え
ば10秒)毎に所定の値に切り替えられ、予測演算を行
う。
秒(温度計測開始起点から第2の所定の経過時間)まで
は、Uに重みづけを行う。液晶表示部(LCD)に表示
される表示値をH(℃または゜F)とすると、H=T+
U×M となる。
/50)2で与えられる。
の経過時間)から90秒(計測開始から第3の所定の経
過時間)まではH=T+Uであり、重みづけは行わな
い。すなわち、tが50秒からは表示値Hは予測値Yに
等しくなる。50〜90秒間に予測が成立すると被検者
に報知するためにブザーが鳴動する。この予測成立の条
件は、 実測温度値の温度上昇値(実測温度値と実測温度の温
度上昇率に基づく最大温度値との差、または実測温度値
と実測温度の温度上昇率に基づく最小温度値との差)
が、群によって決められた一定値以下になる 予測平衡温度値が安定する(予測平衡温度値の回帰直
線の傾きが一定値以下になる)の2点が成立することで
ある。
温度上昇の条件については、一例として、温度計測開始
起点から40秒(温度計測開始起点からの第1の所定の
経過時間)〜60秒の20秒間では、 1群 ≦0.19℃/20秒 2群 ≦0.23℃/20秒 3群 ≦0.20℃/20秒 4群 ≦0.15℃/20秒 5群 ≦0.17℃/20秒 である。
ついては、一例として予測平衡温度値の回帰直線の傾き
(KA)は、20秒間における2秒毎の11ケのデータ
を順次更新しながら求めて行う。予測値の回帰直線の傾
きが0.04℃/20秒以下になったら予測値が高い信
頼性を有する(安定した)と判断する。そして、その予
測平衡温度値を第1の温度保持手段に高い信頼性を有す
る予測平衡温度値として保持する。
り高い信頼性を持たせるためにより低い閾値としてもよ
く、それぞれの群で異なる閾値としてもよい。
の経過時間)経過までに予測が成立しない時は、その所
定時間(90秒)で予測を強制成立させ、演算された予
測値を補正して低い信頼性を有する予測平衡温度値(精
度が安定していない予測平衡温度値)として第1の温度
保持手段に保持する。なお、予測平衡温度値の補正方法
については、後述する。
のみ計測しその実測値を所定時間毎(例えば4秒毎)に
更新しながら第2の温度保持手段に保持する。
と実測(検出)温度値が第1温度保持手段及び第2温度
保持手段にそれぞれ保持され、これらの温度値が温度表
示部に表示温度Hとなって表示される。
計の予測方法の概略を説明した。
値を観察し、群分けが不適切であった場合にこれを群の
変更(移動)によって補正する。群分けが不適切であっ
た場合には、群分け後の予測演算において予測値が単調
増加(上昇)または単調減少(下降)の動きを示す。
ときは上乗量が不足しているので、より上乗量が大きく
なる係数を持つ群に移動する。単調減少の場合はより上
乗量が小さくなる係数を持つ群に移動する。
から第1の所定の経過時間)の群分け以降に次のように
予測値を観察する。
0秒以上の場合、フラグFKPを1とする。予測値の回
帰直線の傾きが0℃/20秒〜0.02℃/20秒未満
の場合、フラグFKPを0とする。
下の場合、フラグFKMを1とする。予測値の回帰直線
の傾きが0℃/20秒〜−0.02℃/20秒未満の場
合、フラグFKMを0とする。
M)の組が(0,0)の時は、予測値は十分に安定して
いるとして予測を成立させる。(1,1)の時は、細か
い増減があるので群分けによって決定された群が適切な
ものとして、そのまま予測を継続する。
昇)しているものとして、5群以外の場合はより上乗量
が大きくなる係数を持つ群(大きい群)に移動し、その
群での予測係数に切り替える。この時に、フラグFK
P,FKM共に0に戻す。さらに、温度計測開始後80
〜90秒の間に同様に予測値の変化を観察し、単調減少
(下降)が見られたら群を元に戻す。(0,1)の時
は、(1,0)と逆の処理を行う。
群や5群)では、上乗量を調整できないことがある。こ
のような場合、強制成立時(予測演算打ち切り時)で予
測値を補正する。
正の様子を図4に示す。
乗量が最も大きな群(5群)の予測値が単調増加しいて
た場合、群移動によって上乗量を更に大きくすることは
できないので、強制成立時(90秒)でプラスの補正値
を加える。補正量は、40〜90秒間の予測値の変化量
の半分で、0.15℃を上限とする。上乗量が最も小さ
な群(1群)で、予測値が単調減少していた場合は、こ
の逆になる。
大きい場合は、そのまま予測値を表示すると誤差が大き
くなる危険があるため、過去の予測値を参照して再度予
測値を計算し直すことによって、より精度の高い表示値
が得られる。
である。
し、それをデジタル値として出力する温度計測部10
と、計測された温度から予測温度を演算すると共に本電
子体温計を制御する演算制御部20と測定結果を液晶等
で表示する表示部30とから構成される。
部に設置されたサーミスタ13及びコンデンサ14と、
このサーミスタ13とコンデンサ14との時定数に従っ
て、ワンショットをたたくワンショットマルチ15と、
基準クロックを発生するクロック発生器11と、基準ク
ロックを分周する分周器12と、ワンショットマルチ1
5の出力がHighの間のクロック発生器11からのクロッ
ク数をカウントするカウンタ16とから成り、サーミス
タ13の温度に対応してカウンタ16のカウント量が変
化することにより、温度をデジタル量として出力する。
尚、温度計測部10の構成は一例であって、本願発明は
これに限られるものではない。
1と、制御プログラムを格納し、且つ本電子体温計で使
用される予測式を記憶する予測式記憶部22aと、係数
(パラメータ)a,b,c,dを記憶するパラメータ記
憶部22bと、強制成立時での補正値を記憶する補正値
記憶部22cとを有するROM22と、フラグFKP,
FKMと補助記憶用及び計測温度を時系列で記憶するた
めのRAM23とから成り、プログラムに従って、初期
値化と群分けと予測演算及び成立条件の判断等の本電子
体温計の動作制御を行う。
る第1の温度保持手段、22eは、実測温度値を更新し
ながら保持する第2の温度保持手段である。
示す。本体は表示部30に当る液晶表示部(LCD)3
0,ケース2,体温を図5のサーミスタ13に伝導する
先端金属キャップ3から構成される。図6(b)〜
(e)は液晶表示部30の表示例を示すものである。ま
た、左右の表示温度は、それぞれ予測平衡温度値、実測
温度値であり、予測平衡温度値についてはその旨を表示
するための手段として℃上にバー30aが表示されてい
る。温度値は、0.01℃(または゜F)の精度で表示
しているが、0.1℃(または゜F)の精度で表示して
もよい。
度を測定者が視認または聴覚により確認できるようにそ
の旨を表示及び/または鳴動する手段を備えている。
予測平衡温度値が高い信頼性を有することを示すため
に、小数点30b、及び℃上のバー30aが併せて表示
される。右側の温度表示は、実測温度値が高い信頼性を
有することを示すために小数点30bが表示される。こ
の予測平衡温度値及び実測温度値は同一表示部30にお
いて所定時間毎(例えば2秒毎)に交互に表示すること
により測定者が容易に温度値を視認できる。
予測平衡温度値が高い信頼性(妥当性)を有することを
示すために小数点30b及び℃上のバー30aが併せて
表示される。右側の温度表示は、実測温度値が低い信頼
性を有することを示すために小数点30bが表示されな
い。
衡温度値が低い信頼性を有することを示すもので、小数
点30bが表示されていない。右側の温度表示は、実測
温度値が高い信頼性を有することを示すために小数点3
0bが表示される。
衡温度値が低い信頼性を有することを示すために、小数
点30bが表示されていない。右側の温度表示も、実測
温度値が低い信頼性を有することを示すため小数点30
bが表示されない。
のフローチャートを示す。ここで、ブザーは充分な予測
精度が得られる条件を満たした場合等に鳴動して報知す
るためのものである。
ードスイッチ等により電源が入ると、ステップS1で初
期値化が行なわれる。ステップS2で温度計測部10か
らのデータを時間経過に対応して記憶する。ステップS
3では群分けがなされているかか否かを判断し、群分け
がなされていないと判断される場合は、ステップS4で
温度計測開始後40秒の群分けを行う。
ータ)が設定されると、ステップS5で予測式を基に予
測演算が行なわれると共に、ステップS6で選ばれた予
測成立条件を満たすかどうかをチェックする。
プS8に進んで、予測温度を液晶表示部(LCD)30
に表示し、ステップS9からステップS2に戻って計測
を続ける。予測が成立した場合は、ステップS6からS
7に進んで成立を告げるブザーを鳴動させ、ステップS
8に進んでLCDに温度値を表示してステップS9から
S2に戻る。
は、ステップS10に進んで群を変更(移動)すべきか
否かを判定する。群変更(移動)の場合はステップS1
1で群の変更(移動)を実行する。
件成立または温度計測開始後所定時間(90秒)まで繰
り返される。また、実測温度値の計測は、所定時間(6
00秒)継続されるが、体温計が測定部位からはずされ
た場合等にも計測を終了する。 図7には強制成立時で
の補正は示さなかったが、簡単なステップの追加によっ
て実現できる。
表示とそれらの値が、高い信頼性を有して測定されたか
否かを測定者(使用者)が容易に視認(確認)できるよ
うにするためのフローチャートである。
秒(10分)経過か否かを判定し、600秒経過してい
なければステップS32に戻り、LCD30で温度値を
表示する。
S90で実測値が高い信頼性を有しているか否かを判定
(判断)し、高い信頼性を有している(実測良好)場合
は、ステップS101でブザーを3回鳴動させ、ステッ
プS91で予測平衡温度値が高い信頼性を有している
(予測良好)か否かを判定(判断)する。
(予測良好)場合は、ステップS93で、小数点30b
を点灯(点滅)した平衡温度予測値、小数点30bを点
灯(点滅)した実測温度値を所定時間毎(例えば4秒
毎)に交互に表示(報知)する。予測平衡温度値が低い
信頼性を有している(予測良好でない)場合は、ステッ
プS94で、小数点30bを消灯した平衡温度予測値、
小数点30bを点灯(点滅)した実測温度値を所定時間
毎(例えば4秒毎)に交互に表示(報知)する。ステッ
プS90で実測値が高い信頼性を有しているか否かを判
定(判断)し、低い信頼性を有している(実測良好でな
い)場合は、ステップS111でブザーを1回鳴動さ
せ、ステップS92で予測平衡温度値が高い信頼性を有
している(予測良好)か否かを判定(判断)する。
信頼性を判断する信頼性判断手段は、実測温度値と実測
温度の温度上昇率に基づく最大温度値との差、または実
測温度値と実測温度の温度上昇率に基づく最小温度値と
の差が所定温度値(閾値)以下であれば実測温度値が高
い信頼性を有していると判断する。この閾値は、各群毎
に異なるようにし、また温度計測開始後の経過時間に応
じて、複数の区間を設けこの区間毎に異なるようにす
る。
(予測良好)場合は、ステップS95で、小数点30b
を点灯(点滅)した平衡温度予測値、小数点30bを消
灯した実測温度値を所定時間毎(例えば4秒毎)に交互
に表示(報知)する。
(予測良好でない)場合は、ステップS96で、小数点
30bを消灯した平衡温度予測値、小数点30bを消灯
した実測温度値を所定時間毎(例えば4秒毎)に交互に
表示(報知)する。
衡温度値の信頼性を判断する信頼性判断手段は、90秒
経過までに予測が成立(強制成立させない)するか否か
を判断する。
し10数秒)表示後、スイッチをOFFすることにより
終了する。
て群分けに基づく予測式の選択を行う電子体温計である
が、他の予測式体温計においても本発明が適用される。
する表示部をそれぞれ別個に設けてもよい。
開始起点からの経過時間をもとに予測演算を行っている
が、予測演算の開始起点からの経過時間をもとに予測演
算を行うようにしてもよい。
温度値及び実測温度値の2つを表示し、併わせてその信
頼性とともに表示する電子体温計が得られる。
合、計測途中での不具合などのために、精度の低い予測
平衡温度値、または精度の低い実測温度値となった場合
も測定者がその旨を容易に視認することができる。
ある。
図である。
ある。
明する図である。
図である。
示例を示す図である。
ローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
Claims (11)
- 【請求項1】 被測定部位の温度を経時的に検出して平
衡温度を予測する電子体温計であって、 測温手段と、該測温手段により検出される初期温度の経
時変化に基づいて、温度上昇傾向を群分けする群分け手
段と、該群分け以降の所定期間の該測温手段により検出
される温度の経時変化に基づいて前記群分けを変更する
群変更手段と、該群分け手段または群変更手段によって
群分けされた群のデータに基づいて予測平衡温度値を演
算する演算手段と、該演算手段により演算された予測平
衡温度値を保持する第1の温度保持手段と、該測温手段
により検出された実測温度値を保持する第2の温度保持
手段と、該予測平衡温度値及び該実測温度値を交互に報
知する温度報知手段とを備えることを特徴とする電子体
温計。 - 【請求項2】 実測温度値と実測温度の温度上昇率に基
づく最大温度値との差、または実測温度値と実測温度の
温度上昇率に基づく最小温度値との差に基づいて実測温
度値の信頼性を判断する信頼性判断手段を更に備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の電子体温計。 - 【請求項3】 計測開始起点からの所定時間における予
測成立条件に基づいて、予測平衡温度値の信頼性を判断
する信頼性判断手段を更に備えたことを特徴とする請求
項1記載の電子体温計。 - 【請求項4】 該温度報知手段は、該予測平衡温度値の
信頼性の程度を表示及び/または鳴動により報知するこ
とを特徴とする請求項1記載の電子体温計。 - 【請求項5】 該温度報知手段は、該実測温度値の信頼
性の程度を表示及び/または鳴動により報知することを
特徴とする請求項1記載の電子体温計。 - 【請求項6】 該群分け手段は、3つ以上の奇数の群に
分けるものである請求項1記載の電子体温計。 - 【請求項7】 該群分け手段は、7つ以上の奇数の群に
分けるものである請求項1記載の電子体温計。 - 【請求項8】 更に、前記群変更手段による群分けの変
更が不可能な場合に、予測演算打ち切り時点で予測平衡
温度値の補正を行う予測値補正手段を備えることを特徴
とする請求項1記載の電子体温計。 - 【請求項9】 前記群変更手段による前記群分けの変更
は、予測演算中に一定周期毎あるいは定期に行われるこ
とを特徴とする請求項1記載の電子体温計。 - 【請求項10】前記群変更手段による群分けの変更は、
予測値が単調上昇または単調下降する場合に行われるこ
とを特徴とする請求項1記載の電子体温計。 - 【請求項11】前記群変更手段による群分けの変更は、
前記群変更手段による群分け以降の所定期間の経時変化
に基づいて行われることを特徴とする請求項1に記載の
電子体温計。
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JP3698996A Expired - Fee Related JP3223098B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 電子体温計 |
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