JPH09229536A - コンテナ用冷凍ユニット - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニット

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Publication number
JPH09229536A
JPH09229536A JP6026596A JP6026596A JPH09229536A JP H09229536 A JPH09229536 A JP H09229536A JP 6026596 A JP6026596 A JP 6026596A JP 6026596 A JP6026596 A JP 6026596A JP H09229536 A JPH09229536 A JP H09229536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold air
channels
evaporator
cooling air
stockroom
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6026596A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Mizuma
郁夫 水間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6026596A priority Critical patent/JPH09229536A/ja
Publication of JPH09229536A publication Critical patent/JPH09229536A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 庫内側と庫外側とを仕切る内外仕切壁41とそ
の庫内側に間隔を隔てて設置されたバルクヘッド44との
間に蒸発器10を流過して冷却された冷却空気を庫内に導
く冷却空気通路47を形成してなるコンテナ用冷凍ユニッ
トにおいて、蒸発器10の左右を流過した空気温度の差に
基づいてコンテナ1の庫内温度が左右方向に偏るのを防
止する。 【解決手段】 冷却空気通路47に複数のチャンネル50を
冷却空気の流れ方向と交差する方向に設置し、このチャ
ンネル50によって左右の冷却空気を互いに攪拌混合させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンテナ用冷凍ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】コンテナはその庫内に貨物を収納し、冷
凍ユニットを運転することによって庫内温度を設定温度
に維持しながら船舶、トラック、鉄道車両等に積載され
て運搬される。
【0003】従来の冷凍ユニットが図2及び図3に示さ
れ、図2(A) は左側面図、図2(B)は図2(A) のB−B
線に沿う断面図、図3(A) は図2(B) のC−C線に沿う
断面図、図3(B) は図2(B) のD−D線に沿う断面図、
図3(C) は図2(B) のE−E線に沿う断面図である。
【0004】冷凍ユニット100 は庫内側と庫外側とを仕
切る内外仕切壁41を具備し、この内外仕切壁41の全周に
形成されたフランジ7をコンテナ1の一方の端壁1Bに締
結することによってコンテナ1に装着されている。
【0005】この内外仕切壁41の下部中央には庫内に向
かって陥没する凹所42が形成され、凹所42の内部には凝
縮器4、凝縮器用フアン6、圧縮機3、コントローラ30
等が配設されている。
【0006】内外仕切壁41の庫内側にこれと間隔を隔て
てバルクヘッド44を設置することによって凹所42の上方
にはエバポレータユニット46が形成され、凹所42の両側
面とコンテナ1の両側壁1C、1Dとの間に冷却空気通路4
8、49が、凹所42の背面42A とバルクヘッド44との間に
冷却空気通路47がそれぞれ形成されている。
【0007】エバポレータユニット46には庫内空気を循
環させるためのフアン12、蒸発器10及び仕切板13が設置
されている。また、冷却空気通路47には複数のチャンネ
ル32が左右に間隔を隔てて設置されて互いに平行するよ
うに上下方向に伸びている。
【0008】冷凍ユニット100 の運転時、庫内空気は実
線矢印で示すように、エバポレータユニット46に吸入さ
れ、フアン12によって付勢されて蒸発器10を流過する過
程で冷却される。この冷却空気の一部は冷却空気通路48
及び49を通り、残部は冷却空気通路47を通る際複数のチ
ャンネル32に案内されて凹所42の下部に形成された吹出
室16に入り、ここで転向して多数のTレール43の間隙か
ら庫内に吹き出されて貨物35の隙間を通って上昇する。
【0009】これと同時に外気が凝縮器用フアン6によ
り付勢されて、破線矢印で示すように凝縮器4を流過す
る過程で昇温した後、大気中に放出される。なお、図2
において、31は換気装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍ユニッ
トにおいては、蒸発器10が水平に設置され、その水平に
伸びる伝熱管の左側からガス冷媒が流出するので、蒸発
器10から流出したガス冷媒の過熱度が大きいときは蒸発
器10の右側を流過した空気の温度が左側を流過したそれ
より高くなり、この結果、庫内右側の温度が左側の温度
より高くなって温度分布が一様にならないという不具合
があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、庫内側と庫外側とを仕切る内外仕切壁とその庫
内側に間隔を隔てて設置されたバルクヘッドとの間に蒸
発器を流過して冷却された冷却空気を庫内に導く冷却空
気通路を形成し、この冷却空気通路に複数のチャンネル
を設けてなるコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記チ
ャンネルを冷却空気の流れ方向と交差する方向に設置
し、このチャンネルに左右の冷却空気を互いに攪拌混合
する攪拌部材としての機能を持たせたことを特徴とする
コンテナ用冷凍ユニットにある。
【0012】他の特徴とするところは、上記複数のチャ
ンネルを逆ハの字状に配設したことにある。
【0013】しかして、蒸発器の左右を流過した冷却空
気は冷却空気流路を流過する過程で複数のチャンネルに
よって攪拌混合されてほぼ等しい温度となって庫内に吹
き出される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示され
ている。冷却空気通路47には冷却空気の流れ方向と交差
するように複数のチャンネル50が逆ハの字状に上下に間
隔を隔てて多段に配設されていて、蒸発器10の左右を流
過した冷却空気を互いに攪拌混合させるようになってい
る。他の構成は図2及び図3に示す従来のものと同様で
あり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省
略する。
【0015】しかして、冷凍ユニット100 の運転時、蒸
発器10の左右を流過した温度が異なる左右の冷却空気は
冷却空気通路47を流過する際、複数のチャンネル50によ
って互いに攪拌混合されてほぼ均等の温度となって吹出
室16を経て庫内に入り、Tレール43の間隙から上方に吹
き出される。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、蒸発器の左右を流過
した冷却空気は冷却空気流路を流過する過程で複数のチ
ャンネルによって攪拌混合されてほぼ等しい温度となっ
て庫内に吹き出されるので、庫内の温度分布を一様にす
ることができ、庫内に収容された貨物の品質の劣化を防
止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図3(A) に対応する断
面図である。
【図2】従来のコンテナ用冷凍ユニットを示し、(A) は
左側面図、(B) は(A) のB−B線に沿う断面図である。
【図3】従来のコンテナ用冷凍ユニットを示し、(A) は
図2(B) のC−C線に沿う断面図、(B) は図2(B) のD
−D線に沿う断面図、(C) は図2(B) のE−E線に沿う
断面図である。
【符号の説明】
41 内外仕切壁 44 バルクヘッド 46 エバポレータユニット 12 フアン 10 蒸発器 47 冷却空気通路 50 チャンネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内側と庫外側とを仕切る内外仕切壁と
    その庫内側に間隔を隔てて設置されたバルクヘッドとの
    間に蒸発器を流過して冷却された冷却空気を庫内に導く
    冷却空気通路を形成し、この冷却空気通路に複数のチャ
    ンネルを設けてなるコンテナ用冷凍ユニットにおいて、 上記チャンネルを冷却空気の流れ方向と交差する方向に
    設置し、このチャンネルに左右の冷却空気を互いに攪拌
    混合する攪拌部材としての機能を持たせたことを特徴と
    するコンテナ用冷凍ユニット。
  2. 【請求項2】 上記複数のチャンネルを逆ハの字状に配
    設したことを特徴とする請求項1記載のコンテナ用冷凍
    ユニット。
JP6026596A 1996-02-23 1996-02-23 コンテナ用冷凍ユニット Withdrawn JPH09229536A (ja)

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JP6026596A JPH09229536A (ja) 1996-02-23 1996-02-23 コンテナ用冷凍ユニット

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JPH09229536A true JPH09229536A (ja) 1997-09-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006083441A3 (en) * 2005-02-02 2007-11-22 Carrier Corp Pulse width modulation of fans in refrigeration systems
JP2019178822A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社デンソー 多温度帯冷凍システム

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506