JPH09229238A - 配管吊金具 - Google Patents
配管吊金具Info
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- JPH09229238A JPH09229238A JP8067372A JP6737296A JPH09229238A JP H09229238 A JPH09229238 A JP H09229238A JP 8067372 A JP8067372 A JP 8067372A JP 6737296 A JP6737296 A JP 6737296A JP H09229238 A JPH09229238 A JP H09229238A
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- pipe
- band
- fitting
- metal fitting
- piping
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/14—Hangers in the form of bands or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/12—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/133—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing and hanging from a pendant
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金具本体を所定の位置に固定してから、管を
持ち上げてセットし、バンドで締め付けるだけで管を固
定できるので、ボルトとナットの取付け作業がなく、し
かも高さの調整も容易な配管吊金具を提供するものであ
る。 【解決手段】 管15を支持するように略Ｊ字状に形成さ
れた金具本体21と、この金具本体21の上端を水平に折曲
して連結部22を形成し、この上面に回動自在に取付けた
ナット５と、金具本体21の湾曲した内側に一端側が取付
けられた締付けバンド30と、略Ｊ字状に形成された金具
本体21の下部先端に設けられ、前記締付けバンド30の他
端を係止する突起状のバンド係止部28とからなることを
特徴とするものである。
持ち上げてセットし、バンドで締め付けるだけで管を固
定できるので、ボルトとナットの取付け作業がなく、し
かも高さの調整も容易な配管吊金具を提供するものであ
る。 【解決手段】 管15を支持するように略Ｊ字状に形成さ
れた金具本体21と、この金具本体21の上端を水平に折曲
して連結部22を形成し、この上面に回動自在に取付けた
ナット５と、金具本体21の湾曲した内側に一端側が取付
けられた締付けバンド30と、略Ｊ字状に形成された金具
本体21の下部先端に設けられ、前記締付けバンド30の他
端を係止する突起状のバンド係止部28とからなることを
特徴とするものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物、構造物の天
井に冷温水、給排水管などを配管するための配管吊金具
に関するものである。
井に冷温水、給排水管などを配管するための配管吊金具
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の配管吊金具１は、図８に示すよう
に上部金具２と締付金具３とから構成されている。上部
金具２は金属板を略五角形に折曲して、下部側に２枚の
差込み片４、４を平行に設け、ここにボルト孔が開孔さ
れている。また上部金具２の上部にはナット５が上面を
貫通して回動自在に取付けられ、ノック７によりナット
５が落下しないようになっている。また締付金具３は、
金属板を半円形状に湾曲させた２個の半割リング８、８
の一端をヒンジ９で開閉自在に連結し、他端側に挟持片
10、10を平行に延出したもので、この挟持片10、10にも
ボルト孔が開孔されている。
に上部金具２と締付金具３とから構成されている。上部
金具２は金属板を略五角形に折曲して、下部側に２枚の
差込み片４、４を平行に設け、ここにボルト孔が開孔さ
れている。また上部金具２の上部にはナット５が上面を
貫通して回動自在に取付けられ、ノック７によりナット
５が落下しないようになっている。また締付金具３は、
金属板を半円形状に湾曲させた２個の半割リング８、８
の一端をヒンジ９で開閉自在に連結し、他端側に挟持片
10、10を平行に延出したもので、この挟持片10、10にも
ボルト孔が開孔されている。
【０００３】この配管吊金具１を用いて建築物に配管す
る場合、コンクリートなどで形成された天井12に、配管
形状に沿って所定の間隔で埋込みボルト13の上部側が埋
め込まれている。先ず、上部金具２の上部に取付けたナ
ット５を、埋込みボルト13の下端に嵌めて回転させて、
上部金具２を埋込みボルト13に連結する。次に締付金具
３の半割リング８、８を、ヒンジ９で開いて管15の外周
を囲み、挟持片10、10を上にして、上部金具２の近傍ま
で持ち上げる。この後、締付金具３の挟持片10、10の間
に、上部金具２の差込み片４、４を差し込んでから、ボ
ルト孔を合わせてボルト16を差込み、ナットで締め付け
て固定して管15を支持している。
る場合、コンクリートなどで形成された天井12に、配管
形状に沿って所定の間隔で埋込みボルト13の上部側が埋
め込まれている。先ず、上部金具２の上部に取付けたナ
ット５を、埋込みボルト13の下端に嵌めて回転させて、
上部金具２を埋込みボルト13に連結する。次に締付金具
３の半割リング８、８を、ヒンジ９で開いて管15の外周
を囲み、挟持片10、10を上にして、上部金具２の近傍ま
で持ち上げる。この後、締付金具３の挟持片10、10の間
に、上部金具２の差込み片４、４を差し込んでから、ボ
ルト孔を合わせてボルト16を差込み、ナットで締め付け
て固定して管15を支持している。
【０００４】しかしながら従来の構造では、締付金具３
を管15の外周に取付けた状態で、上部金具２に連結する
ため、管15が長いと作業者が２人で管15の両側を肩に載
せて持ち上げたり、クレーンで吊りあげたりして、締付
金具３を上部金具２に近付けるため作業性が悪い問題が
あった。また上部金具２と締付金具３の連結作業は、作
業者が手袋を外して、ボルト孔を合わせながらボルト16
を差し込んでナットで固定するため手に怪我をする危険
があり、また天井側での高所作業となるため、ボルト16
を落してしまうと捜すのが面倒で作業性が悪い問題があ
った。
を管15の外周に取付けた状態で、上部金具２に連結する
ため、管15が長いと作業者が２人で管15の両側を肩に載
せて持ち上げたり、クレーンで吊りあげたりして、締付
金具３を上部金具２に近付けるため作業性が悪い問題が
あった。また上部金具２と締付金具３の連結作業は、作
業者が手袋を外して、ボルト孔を合わせながらボルト16
を差し込んでナットで固定するため手に怪我をする危険
があり、また天井側での高所作業となるため、ボルト16
を落してしまうと捜すのが面倒で作業性が悪い問題があ
った。
【０００５】また配管の傾斜角度に沿って埋込みボルト
13の天井12からの突出長さを決めているが、埋込みボル
ト13の下端はナット５に螺合して上部金具２の内側に貫
通しているので、ボルト13の下端が差込み片４、４の上
部に当たってしまうため、調整できる高さはせいぜい20
mm程度しかなく、これ以上配管吊金具１を持ち上げて調
整する場合には埋込みボルト13の下端を切断して短くし
なければならなかった。
13の天井12からの突出長さを決めているが、埋込みボル
ト13の下端はナット５に螺合して上部金具２の内側に貫
通しているので、ボルト13の下端が差込み片４、４の上
部に当たってしまうため、調整できる高さはせいぜい20
mm程度しかなく、これ以上配管吊金具１を持ち上げて調
整する場合には埋込みボルト13の下端を切断して短くし
なければならなかった。
【０００６】本発明はかかる問題に鑑みなされたもの
で、吊金具を所定の位置に固定してから、管を持ち上げ
てセットし、バンドで締め付けるだけで管を固定できる
ので、ボルトとナットの取付け作業がなく、しかも高さ
の調整も容易な配管吊金具を提供するものである。
で、吊金具を所定の位置に固定してから、管を持ち上げ
てセットし、バンドで締め付けるだけで管を固定できる
ので、ボルトとナットの取付け作業がなく、しかも高さ
の調整も容易な配管吊金具を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
配管吊金具は、管を支持するように略Ｊ字状に形成され
た金具本体と、この金具本体の上端を水平に折曲して連
結部を形成し、この上面に回動自在に取付けたナット
と、金具本体の湾曲した内側に一端側が取付けられた締
付けバンドと、略Ｊ字状に形成された金具本体の下部先
端に設けられ、前記締付けバンドの他端を係止するバン
ド係止部とからなることを特徴とするものである。
配管吊金具は、管を支持するように略Ｊ字状に形成され
た金具本体と、この金具本体の上端を水平に折曲して連
結部を形成し、この上面に回動自在に取付けたナット
と、金具本体の湾曲した内側に一端側が取付けられた締
付けバンドと、略Ｊ字状に形成された金具本体の下部先
端に設けられ、前記締付けバンドの他端を係止するバン
ド係止部とからなることを特徴とするものである。
【０００８】本発明の配管吊金具は、天井に所定の間隔
で埋込まれた埋込みボルトに、金具本体の上部の連結部
に取付けたナットを嵌めて回転させて埋込みボルトに連
結する。次に管を略Ｊ字状に形成された金具本体21の内
側に載せてから、締付けバンドを管の上部を囲むように
下げて先端をバンド係止部に係合させる。
で埋込まれた埋込みボルトに、金具本体の上部の連結部
に取付けたナットを嵌めて回転させて埋込みボルトに連
結する。次に管を略Ｊ字状に形成された金具本体21の内
側に載せてから、締付けバンドを管の上部を囲むように
下げて先端をバンド係止部に係合させる。
【０００９】また請求項２記載の配管吊金具は、バンド
係止部が下方に折り曲げ自在に形成されていることを特
徴とするもので、折曲げ片を下方に折り曲げて塑性変形
させることにより管の外周は締め付けられて金具本体に
確実に保持されるようになっている。更に請求項３記載
の配管吊金具は、締付けバンドが合成樹脂で形成されて
いると共に、管外周と接触する金具本体の下部側を絶縁
被覆したことを特徴とするもので、銅管やステンレス管
などと、鉄製の金具本体との異種金属との接触を絶縁し
て電食作用を防止するようにしたものである。
係止部が下方に折り曲げ自在に形成されていることを特
徴とするもので、折曲げ片を下方に折り曲げて塑性変形
させることにより管の外周は締め付けられて金具本体に
確実に保持されるようになっている。更に請求項３記載
の配管吊金具は、締付けバンドが合成樹脂で形成されて
いると共に、管外周と接触する金具本体の下部側を絶縁
被覆したことを特徴とするもので、銅管やステンレス管
などと、鉄製の金具本体との異種金属との接触を絶縁し
て電食作用を防止するようにしたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図１
ないし図４を参照して詳細に説明する。図において20は
配管吊金具で、これは金属板を湾曲させて略Ｊ字状に形
成された金具本体21と、この金具本体21の上端を逆Ｌ字
形に水平に折曲して連結部22が形成され、ここにナット
挿通孔23が開孔されている。この金具本体21の断面形状
は図３に示すように中央部が外側に張り出し、両端が外
側に向かって折曲したリブ25が形成されて、強度を向上
するようになっている。更に水平に折曲して前記連結部
22の先端には図１に示すようにコ字形のバンド保持溝26
が形成されていると共に、金具本体21の下部先端には、
幅を狭くした折曲げ片27が横方向に突設され、この先端
に突起状のバンド係止部28が設けられている。
ないし図４を参照して詳細に説明する。図において20は
配管吊金具で、これは金属板を湾曲させて略Ｊ字状に形
成された金具本体21と、この金具本体21の上端を逆Ｌ字
形に水平に折曲して連結部22が形成され、ここにナット
挿通孔23が開孔されている。この金具本体21の断面形状
は図３に示すように中央部が外側に張り出し、両端が外
側に向かって折曲したリブ25が形成されて、強度を向上
するようになっている。更に水平に折曲して前記連結部
22の先端には図１に示すようにコ字形のバンド保持溝26
が形成されていると共に、金具本体21の下部先端には、
幅を狭くした折曲げ片27が横方向に突設され、この先端
に突起状のバンド係止部28が設けられている。
【００１１】また30は薄い帯状の鋼板で形成された締付
けバンドで、この下端部は金具本体21の湾曲した内側の
中間部にスポット溶接などで接合され、長孔31が開孔さ
れた上部は、コ字形のバンド保持溝26に挿入して保持さ
れている。また連結部22に取付けられたナット５は、図
２に示すように下部にフランジ６が形成され、フランジ
６を下にして上部がナット挿通孔23から突出し、金具本
体21を内側に切り起こしたノック７によってフランジ６
の下部を支持して、ナット５が回動自在に保持されてい
る。
けバンドで、この下端部は金具本体21の湾曲した内側の
中間部にスポット溶接などで接合され、長孔31が開孔さ
れた上部は、コ字形のバンド保持溝26に挿入して保持さ
れている。また連結部22に取付けられたナット５は、図
２に示すように下部にフランジ６が形成され、フランジ
６を下にして上部がナット挿通孔23から突出し、金具本
体21を内側に切り起こしたノック７によってフランジ６
の下部を支持して、ナット５が回動自在に保持されてい
る。
【００１２】この配管吊金具20を用いて建築物に配管す
る場合、図４に示すようにコンクリートなどで形成され
た天井12に、配管形状に沿って所定の間隔で埋込みボル
ト13の上部側が埋め込まれている。先ず、金具本体21の
上部の連結部22に取付けたナット５を、埋込みボルト13
の下端に嵌めて回転させて、金具本体21を埋込みボルト
13に連結する。次に管15を作業者が肩に載せて略Ｊ字状
に形成された金具本体21の内側に載せる。この場合、既
に配管吊金具20は埋込みボルト13を介して天井12に固定
されているので、重い管15を載せても支持することがで
きる。
る場合、図４に示すようにコンクリートなどで形成され
た天井12に、配管形状に沿って所定の間隔で埋込みボル
ト13の上部側が埋め込まれている。先ず、金具本体21の
上部の連結部22に取付けたナット５を、埋込みボルト13
の下端に嵌めて回転させて、金具本体21を埋込みボルト
13に連結する。次に管15を作業者が肩に載せて略Ｊ字状
に形成された金具本体21の内側に載せる。この場合、既
に配管吊金具20は埋込みボルト13を介して天井12に固定
されているので、重い管15を載せても支持することがで
きる。
【００１３】この後、図１に示すようにコ字形のバンド
保持溝26に保持されていた締付けバンド30を手前側に外
して管15の上部を囲むように下げて、図４に示すように
先端の長孔31を突起状のバンド係止部28に係合させる。
次に折曲げ片27を下方に折り曲げて塑性変形させると管
15の外周は締め付けられて金具本体21に確実に保持され
る。また排水管などの管15の傾斜を調整する場合には、
埋込みボルト13に螺合するナット５を回転させることに
より取付け高さの調整ができる。この場合、ナット５を
貫通して下方に突出している埋込みボルト13の下端と、
管15の上部との間には従来のように障害となるものがな
いので長い距離の調整ができ、埋込みボルト13の切断な
どの調整作業が不要となる。
保持溝26に保持されていた締付けバンド30を手前側に外
して管15の上部を囲むように下げて、図４に示すように
先端の長孔31を突起状のバンド係止部28に係合させる。
次に折曲げ片27を下方に折り曲げて塑性変形させると管
15の外周は締め付けられて金具本体21に確実に保持され
る。また排水管などの管15の傾斜を調整する場合には、
埋込みボルト13に螺合するナット５を回転させることに
より取付け高さの調整ができる。この場合、ナット５を
貫通して下方に突出している埋込みボルト13の下端と、
管15の上部との間には従来のように障害となるものがな
いので長い距離の調整ができ、埋込みボルト13の切断な
どの調整作業が不要となる。
【００１４】また管15は従来のようにボルトやナットを
使用せず、締付けバンド30をバンド係止部28に引っかけ
るだけで良いので、作業者は手袋を外さないで安全に作
業することができる。しかも締付けバンド30は金具本体
21に一体に連結されているので落下や紛失することがな
く、高所でも１人で作業することができる。
使用せず、締付けバンド30をバンド係止部28に引っかけ
るだけで良いので、作業者は手袋を外さないで安全に作
業することができる。しかも締付けバンド30は金具本体
21に一体に連結されているので落下や紛失することがな
く、高所でも１人で作業することができる。
【００１５】図５ないし図６は本発明の他の実施の形態
を示すもので、締付けバンド30はナイロンやポリカーボ
ネイトなどの可撓性のある絶縁性の合成樹脂で形成さ
れ、下端側は丸棒状に形成され、下端部に係合円板部32
が形成され、また上端には図６に示すようにリング部33
が形成されている。また金具本体21の中間部には、係合
円板部32よりやや大きい丸孔34が開孔され、これに連通
して上下にスライド溝35が形成されている。締付けバン
ド30の取付け方法は、係合円板部32を丸孔34から外側に
通して、スライド溝35に沿って下げて来ると、ここで係
合円板部32が係止される。また金具本体21の下部側には
絶縁性の合成樹脂チューブ36が被せられて絶縁被覆され
ている。
を示すもので、締付けバンド30はナイロンやポリカーボ
ネイトなどの可撓性のある絶縁性の合成樹脂で形成さ
れ、下端側は丸棒状に形成され、下端部に係合円板部32
が形成され、また上端には図６に示すようにリング部33
が形成されている。また金具本体21の中間部には、係合
円板部32よりやや大きい丸孔34が開孔され、これに連通
して上下にスライド溝35が形成されている。締付けバン
ド30の取付け方法は、係合円板部32を丸孔34から外側に
通して、スライド溝35に沿って下げて来ると、ここで係
合円板部32が係止される。また金具本体21の下部側には
絶縁性の合成樹脂チューブ36が被せられて絶縁被覆され
ている。
【００１６】この配管吊金具20は、鉄製の金具本体21
と、銅管やステンレス管などの異種金属管との接触によ
る電食作用の恐れのある管15を支持するものである。こ
の配管吊金具20は図７に示すように、天井12に取付けら
れた埋込みボルト13の下端にナット５を嵌めて金具本体
21を埋込みボルト13に連結する。次に管15を略Ｊ字状に
形成された金具本体21の内側に載せる。
と、銅管やステンレス管などの異種金属管との接触によ
る電食作用の恐れのある管15を支持するものである。こ
の配管吊金具20は図７に示すように、天井12に取付けら
れた埋込みボルト13の下端にナット５を嵌めて金具本体
21を埋込みボルト13に連結する。次に管15を略Ｊ字状に
形成された金具本体21の内側に載せる。
【００１７】この後、図５に示すようにコ字形のバンド
保持溝26に保持されていた締付けバンド30を外して管15
の上部を囲むように下げて、図７に示すように先端のリ
ング部33を突起状のバンド係止部28に係合させてから、
折曲げ片27を下方に折り曲げると管15の外周は締め付け
られて金具本体21に確実に保持される。このため鉄製の
金具本体21と、銅管やステンレス管などと電気的に絶縁
されて、電食作用を防止することができる。
保持溝26に保持されていた締付けバンド30を外して管15
の上部を囲むように下げて、図７に示すように先端のリ
ング部33を突起状のバンド係止部28に係合させてから、
折曲げ片27を下方に折り曲げると管15の外周は締め付け
られて金具本体21に確実に保持される。このため鉄製の
金具本体21と、銅管やステンレス管などと電気的に絶縁
されて、電食作用を防止することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る請求項１
記載の配管吊金具によれば、天井に埋め込まれた埋込み
ボルトに略Ｊ字状に形成された金具本体を固定した後、
この内側に管を載せてから締付けバンドを係止して固定
できるので、ボルトとナットの取付け作業が不要とな
り、しかも埋込みボルトと金具本体との相対的な調整幅
を大きくできるので管の取付け高さの調整も容易で、作
業性を大幅に向上させることができる。
記載の配管吊金具によれば、天井に埋め込まれた埋込み
ボルトに略Ｊ字状に形成された金具本体を固定した後、
この内側に管を載せてから締付けバンドを係止して固定
できるので、ボルトとナットの取付け作業が不要とな
り、しかも埋込みボルトと金具本体との相対的な調整幅
を大きくできるので管の取付け高さの調整も容易で、作
業性を大幅に向上させることができる。
【００１９】また請求項２記載の配管吊金具は、締付け
バンドの一端を係合させる折曲げ片を、下方に折り曲げ
て塑性変形させることにより、管の外周は締め付けられ
て金具本体に確実に保持することができる。更に請求項
３記載の配管吊金具は、締付けバンドが合成樹脂で形成
されていると共に、管外周と接触する金具本体の下部側
を絶縁被覆しているので、銅管やステンレス管などと、
鉄製の金具本体との異種金属との接触による電食を防止
することができる。
バンドの一端を係合させる折曲げ片を、下方に折り曲げ
て塑性変形させることにより、管の外周は締め付けられ
て金具本体に確実に保持することができる。更に請求項
３記載の配管吊金具は、締付けバンドが合成樹脂で形成
されていると共に、管外周と接触する金具本体の下部側
を絶縁被覆しているので、銅管やステンレス管などと、
鉄製の金具本体との異種金属との接触による電食を防止
することができる。
【図１】本発明の実施の一形態による配管吊金具の斜視
図である。
図である。
【図２】図１に示す配管吊金具を示す縦断面図である。
【図３】図１に示す配管吊金具を示す右側面図である。
【図４】図１に示す配管吊金具に管を固定した状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図５】本発明の他の実施の形態による合成樹脂締付け
バンドを取付け、金具本体を合成樹脂チューブで被覆し
た配管吊金具の縦断面図である。
バンドを取付け、金具本体を合成樹脂チューブで被覆し
た配管吊金具の縦断面図である。
【図６】図５に示す配管吊金具を示す右側面図である。
【図７】図５に示す配管吊金具に管を固定した状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図８】従来の配管吊金具を示す斜視図である。
１ 配管吊金具 ２ 上部金具 ３ 締付金具 ４ 差込み片 ５ ナット ８ 半割リング ９ ヒンジ 10 挟持片 11 天井 12 埋込みボルト 15 管 16 ボルト 20 配管吊金具 21 金具本体 22 連結部 25 リブ 26 バンド保持溝 27 折曲げ片 28 バンド係止部 30 締付けバンド 31 長孔 33 リング部 36 合成樹脂チューブ
Claims (3)
- 【請求項１】 管を支持するように略Ｊ字状に形成され
た金具本体と、この金具本体の上端を水平に折曲して連
結部を形成し、この上面に回動自在に取付けたナット
と、金具本体の湾曲した内側に一端側が取付けられた締
付けバンドと、略Ｊ字状に形成された金具本体の下部先
端に設けられ、前記締付けバンドの他端を係止するバン
ド係止部とからなることを特徴とする配管吊金具。 - 【請求項２】 バンド係止部が下方に折り曲げ自在に形
成されていることを特徴とする請求項１記載の配管吊金
具。 - 【請求項３】 締付けバンドが合成樹脂で形成されてい
ると共に、管外周と接触する金具本体の下部側を絶縁被
覆したことを特徴とする請求項１記載の配管吊金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067372A JPH09229238A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 配管吊金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067372A JPH09229238A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 配管吊金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229238A true JPH09229238A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13343126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8067372A Pending JPH09229238A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 配管吊金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229238A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007046726A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Mirai Kk | 配線・配管材支持具、支持具取着体 |
| JP2008178268A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブル保持具、ケーブル保持具操作棒及びケーブル架設方法 |
| EP2112413A1 (de) | 2008-04-25 | 2009-10-28 | Zurecon AG | Rohrschelle |
| EP2189694A1 (de) | 2008-11-24 | 2010-05-26 | Zurecon AG | Rohrschelle |
| JP2013087907A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材支持具 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8067372A patent/JPH09229238A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007046726A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Mirai Kk | 配線・配管材支持具、支持具取着体 |
| JP4669345B2 (ja) * | 2005-08-11 | 2011-04-13 | 未来工業株式会社 | 配線・配管材支持具、支持具取着体 |
| JP2008178268A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブル保持具、ケーブル保持具操作棒及びケーブル架設方法 |
| EP2112413A1 (de) | 2008-04-25 | 2009-10-28 | Zurecon AG | Rohrschelle |
| EP2189694A1 (de) | 2008-11-24 | 2010-05-26 | Zurecon AG | Rohrschelle |
| JP2013087907A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材支持具 |
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