JPH09226700A - 人工衛星の姿勢情報認識装置 - Google Patents

人工衛星の姿勢情報認識装置

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JPH09226700A
JPH09226700A JP8038159A JP3815996A JPH09226700A JP H09226700 A JPH09226700 A JP H09226700A JP 8038159 A JP8038159 A JP 8038159A JP 3815996 A JP3815996 A JP 3815996A JP H09226700 A JPH09226700 A JP H09226700A
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JP
Japan
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attitude
artificial satellite
satellite
data
pseudo
Prior art date
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Pending
Application number
JP8038159A
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English (en)
Inventor
Toshio Yokomizo
俊男 横溝
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工衛星が地上局の可視範囲外に存在する場
合は、人工衛星の姿勢情報をリアルタイムで認識するこ
とができない。 【解決手段】 人工衛星10から送出された姿勢データ
の処理を行う姿勢データ処理部24と、姿勢データの受
信が不可能な場合に姿勢データ処理部24において直前
に処理された姿勢データに基づいて人工衛星10の姿勢
制御の擬似動作を行う擬似姿勢制御部26と、擬似姿勢
制御部26における模擬動作が入力されることにより人
工衛星10の擬似動作後の姿勢を検出する擬似姿勢セン
サ27と、姿勢データ処理部24における処理結果また
は擬似姿勢センサ27において検出された人工衛星10
の擬似姿勢に基づいて人工衛星10の姿勢情報を認識す
る姿勢情報認識部25とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工衛星の姿勢情
報認識装置に関し、特に、人工衛星の姿勢センサデータ
をリアルタイムテレメトリデータとして抽出し、姿勢情
報として認識する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の人工衛星の姿勢情報認識
装置の一構成例を示すブロック図である。
【0003】本従来例は図2に示すように、自己の姿勢
データを送出する人工衛星10と、人工衛星10から送
出された姿勢データに基づいて人工衛星10の姿勢を認
識する地上局120とから構成されており、人工衛星1
0には、人工衛星10の姿勢を検出する姿勢センサ11
と、姿勢センサ11において検出された人工衛星10の
姿勢から人工衛星10の姿勢を制御する姿勢制御部12
と、姿勢制御部12における制御に基づいて人工衛星1
0を駆動させる衛星駆動部13と、姿勢センサ11にお
いて検出された人工衛星10の姿勢情報をテレメトリデ
ータとして処理するテレメトリデータ処理部14と、テ
レメトリデータ処理部14において処理された姿勢情報
を送出する送信部15及び衛星アンテナ16とが設けら
れており、地上局120には、人工衛星10から送出さ
れる電波信号を受信する地上局アンテナ21及び受信部
22と、地上局アナテナ21及び受信部22において受
信された電波信号の中から人工衛星10の姿勢データを
抽出するテレメトリデータ抽出部23と、テレメトリデ
ータ抽出部23において抽出された姿勢データを処理す
る姿勢データ処理部24と、姿勢データ処理部24にお
ける処理結果に基づいて人工衛星10の姿勢情報を認識
する姿勢情報認識部25とが設けられている。
【0004】上記のように構成された人工衛星の姿勢情
報認識装置においては、人工衛星10において撮影され
た画像が再生される際に、人工衛星10においてテレメ
トリデータとして処理された人工衛星10の姿勢情報が
利用されることにより、あらかじめ歪補正の計算等が行
われる(特公昭60−53350号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の人工衛星の姿勢情報認識装置においては、人工
衛星が地上局の可視範囲内に存在する場合のみ人工衛星
からの姿勢情報が地上局に送信されるため、人工衛星が
地上局の可視範囲外に存在する場合は、人工衛星内に搭
載されたデータレコーダに画像データや姿勢情報が記録
され、人工衛星が地上局の可視範囲に入った段階におい
て、記録された情報が送信される。
【0006】そのため、人工衛星が地上局の可視範囲外
に存在する場合は、人工衛星の姿勢情報をリアルタイム
で認識することができないという問題点がある。
【0007】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、人工衛星が
地上局の可視範囲外に存在する場合においても、人工衛
星の姿勢情報をリアルタイムで認識することができる人
工衛星の姿勢情報認識装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、自己の姿勢データを送出する人工衛星と、
前記人工衛星から送出された前記姿勢データに基づいて
前記人工衛星の姿勢情報を認識する地上局とを有してい
る人工衛星の姿勢情報認識装置において、前記地上局
は、前記人工衛星から送出された姿勢データの処理を行
う姿勢データ処理部と、前記姿勢データの受信が不可能
な場合に前記姿勢データ処理部において直前に処理され
た姿勢データに基づいて前記人工衛星の姿勢制御の擬似
動作を行う擬似姿勢制御部と、該擬似姿勢制御部におけ
る模擬動作が入力されることにより前記人工衛星の擬似
動作後の姿勢を検出する擬似姿勢センサと、前記姿勢デ
ータ処理部における処理結果または前記擬似姿勢センサ
において検出された前記人工衛星の擬似姿勢に基づいて
前記人工衛星の姿勢情報を認識する姿勢情報認識部とを
有することを特徴とする。
【0009】また、前記姿勢データは、テレメトリデー
タとして送出及び処理されることを特徴とする。
【0010】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、地上局において人工衛星から送出される姿勢
データの受信が不可能となった場合、擬似姿勢制御部に
おいて、姿勢データ処理部にて姿勢データの受信が不可
能となる直前に処理された姿勢データに基づいて人工衛
星の姿勢制御の模擬動作が行われ、その後、擬似姿勢制
御部における模擬動作が擬似姿勢センサに入力されて人
工衛星の擬似動作後の姿勢が検出される。
【0011】そして、姿勢情報認識部において、擬似姿
勢センサにて検出された人工衛星の擬似姿勢に基づいて
人工衛星の姿勢情報が認識される。
【0012】このようにして、地上局においてリアルタ
イムに姿勢データが受信されない場合においても人工衛
星の姿勢情報がリアルタイムに認識される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の人工衛星の姿勢情報認識
装置の実施の一形態を示すブロック図である。
【0015】本形態は図1に示すように、自己の姿勢デ
ータを送出する人工衛星10と、人工衛星10から送出
された姿勢データに基づいて人工衛星10の姿勢を認識
する地上局20とから構成されており、人工衛星10に
は、人工衛星10の姿勢を検出する姿勢センサ11と、
姿勢センサ11において検出された人工衛星10の姿勢
から人工衛星10の姿勢を制御する姿勢制御部12と、
姿勢制御部12における制御に基づいて人工衛星10を
駆動させる衛星駆動部13と、姿勢センサ11において
検出された人工衛星10の姿勢情報をテレメトリデータ
として処理するテレメトリデータ処理部14と、テレメ
トリデータ処理部14において処理された姿勢情報を送
出する送信部15及び衛星アンテナ16とが設けられて
おり、地上局20には、人工衛星10から送出される電
波信号を受信する地上局アンテナ21及び受信部22
と、地上局アナテナ21及び受信部22において受信さ
れた電波信号の中から人工衛星10の姿勢データを抽出
するテレメトリデータ抽出部23と、テレメトリデータ
抽出部23において抽出された姿勢データを処理する姿
勢データ処理部24と、姿勢データ処理部24における
処理結果に基づいて人工衛星10の姿勢制御の模擬動作
を行う擬似姿勢制御部26と、擬似姿勢制御部26にお
ける模擬動作が入力されることにより人工衛星10の擬
似動作後の姿勢が検出される擬似姿勢センサ27と、姿
勢データ処理部24における処理結果または擬似姿勢セ
ンサ27において検出された人工衛星10の擬似姿勢に
基づいて人工衛星10の姿勢情報を認識する姿勢情報認
識部25とが設けられている。
【0016】以下に、上記のように構成された人工衛星
の姿勢情報認識装置の動作について説明する。
【0017】まず、人工衛星10の動作について説明す
る。
【0018】姿勢センサ11において人工衛星10の姿
勢データが検出され、姿勢制御部12に入力される。
【0019】そして、姿勢制御が必要な場合は衛星駆動
部13に対する命令が出力され、姿勢制御動作が実行さ
れる。
【0020】また、姿勢センサ11において検出された
人工衛星10の姿勢データは、姿勢制御部12に入力さ
れると同時にテレメトリデータ処理部14に入力され、
テレメトリデータとして処理されて送信部15及び衛星
アンテナ16によって地上局20に送出される。
【0021】このようにして、人工衛星10の姿勢がリ
アルタイムで地上局20に送信される。
【0022】次に、地上局20の動作について説明す
る。
【0023】地上局アンテナ21及び受信部22におい
て人工衛星10から出力される電波信号であるダウンリ
ンク信号が受信され、テレメトリデータ抽出部23にお
いてリアルタイムテレメトリデータである人工衛星10
の姿勢データが抽出される。
【0024】そして、姿勢データ処理部24において、
テレメトリデータ抽出部23において抽出された人工衛
星10の姿勢データの計算が行われ、姿勢情報認識部2
5において、姿勢データ処理部24における計算結果に
基づいて人工衛星10の姿勢情報がリアルタイムで認識
される。
【0025】ここで、人工衛星10が周回衛星であって
地上局20の可視範囲外に存在したり、静止衛星でも故
障等が発生したりして地上局20において人工衛星10
から送出されるダウンリンク信号の受信が不可能となっ
た場合は、擬似姿勢制御部26において、姿勢データ処
理部24においてダウンリンク信号の受信が不可能とな
る直前に処理された姿勢データに基づいて人工衛星10
の姿勢制御の模擬動作が行われ、その後、擬似姿勢制御
部26における模擬動作が擬似姿勢センサ27に入力さ
れて人工衛星10の擬似動作後の姿勢が検出される。
【0026】そして、姿勢情報認識部25において、擬
似姿勢センサ27にて検出された人工衛星10の擬似姿
勢に基づいて人工衛星10の姿勢情報が認識される。
【0027】このようにして、地上局20においてリア
ルタイムテレメトリの姿勢データが受信されない場合に
おいても人工衛星10の姿勢情報がリアルタイムに認識
される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
人工衛星から送出される姿勢データの受信が不可能な場
合に人工衛星の姿勢制御の擬似動作を行う擬似姿勢制御
部と、擬似姿勢制御部における模擬動作が入力されるこ
とにより人工衛星の擬似動作後の姿勢を検出する擬似姿
勢センサと、擬似姿勢センサにおいて検出された人工衛
星の擬似姿勢に基づいて人工衛星の姿勢情報を認識する
姿勢情報認識部とを設けたため、人工衛星が地上局の可
視範囲外に存在する場合等の地上局においてリアルタイ
ムに姿勢データが受信されない場合においても、人工衛
星の姿勢情報をリアルタイムで認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人工衛星の姿勢情報認識装置の実施の
一形態を示すブロック図である。
【図2】従来の人工衛星の姿勢情報認識装置の一構成例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 人工衛星 11 姿勢センサ 12 姿勢制御部 13 衛星駆動部 14 テレメトリデータ処理部 15 送信部 16 衛星アンテナ 20 地上局 21 地上局アンテナ 22 受信部 23 テレメトリデータ抽出部 24 姿勢データ処理部 25 姿勢情報認識部 26 擬似姿勢制御部 27 擬似姿勢センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己の姿勢データを送出する人工衛星
    と、 前記人工衛星から送出された前記姿勢データに基づいて
    前記人工衛星の姿勢情報を認識する地上局とを有してい
    る人工衛星の姿勢情報認識装置において、 前記地上局は、 前記人工衛星から送出された姿勢データの処理を行う姿
    勢データ処理部と、 前記姿勢データの受信が不可能な場合に前記姿勢データ
    処理部において直前に処理された姿勢データに基づいて
    前記人工衛星の姿勢制御の擬似動作を行う擬似姿勢制御
    部と、 該擬似姿勢制御部における模擬動作が入力されることに
    より前記人工衛星の擬似動作後の姿勢を検出する擬似姿
    勢センサと、 前記姿勢データ処理部における処理結果または前記擬似
    姿勢センサにおいて検出された前記人工衛星の擬似姿勢
    に基づいて前記人工衛星の姿勢情報を認識する姿勢情報
    認識部とを有することを特徴とする人工衛星の姿勢情報
    認識装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の人工衛星の姿勢情報認
    識装置において、 前記姿勢データは、テレメトリデータとして送出及び処
    理されることを特徴とする人工衛星の姿勢情報認識装
    置。
JP8038159A 1996-02-26 1996-02-26 人工衛星の姿勢情報認識装置 Pending JPH09226700A (ja)

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