JPH0621708A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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Publication number
JPH0621708A
JPH0621708A JP16614492A JP16614492A JPH0621708A JP H0621708 A JPH0621708 A JP H0621708A JP 16614492 A JP16614492 A JP 16614492A JP 16614492 A JP16614492 A JP 16614492A JP H0621708 A JPH0621708 A JP H0621708A
Authority
JP
Japan
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antenna
transmission
distance
processing unit
central processing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16614492A
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English (en)
Inventor
Junichi Nakada
純一 中田
Kazuji Sasaki
一二 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 接近センサ12は、人間等の物体とアンテ
ナ11との距離を検出する。中央演算装置23は、接近
センサ12からの位置情報に基づいて、人間とアンテナ
11との距離dが閾値TH3 未満のときは、注意音を発
するようにブザー13を制御し、閾値TH1 未満のとき
は、送信を停止する送信禁止モードとなるように送信装
置21を制御すると共に、警告音を発するようにブザー
13を制御する。 【効果】 電波による人体への悪影響を防止することが
でき、安全性を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電波は、アンテナからの放射電力や周波
数によっては、人間や動物の身体に悪影響を及ぼすこと
がある。ところで、従来の無線通信装置においては、安
全対策が取られておらず、知らずにアンテナに接近し
て、気がつかない間に有害な電波を受けることがあっ
た。特に、例えば可搬型の無線通信装置では、アンテナ
に知らずに接近することが多々あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実情に鑑みてなされたものであり、従来の装置に比して
安全性が高い無線通信装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、アンテナと物体との距離を検出する距離
検出手段と、距離検出手段からの距離情報に基づいて、
アンテナと物体との距離が所定値以下となったとき、送
信を停止するように制御する制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0005】
【作用】本発明を適用した無線通信装置では、物体、例
えば人間や動物等がアンテナから所定の範囲内に入った
とき、送信を停止する。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る無線通信装置の一実施例
を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用
した無線通信装置の回路構成を示すブロック図である。
【0007】無線通信装置は、図1に示すように、アン
テナ部10と、無線通信機本体20と、該無線通信機本
体20に対してデータの送受を行うデータ端末30とか
ら構成され、無線通信機本体20は、データ端末30か
らのデータに符号化や変調等の所定の信号処理を施した
後、アンテナ部10を介して送信すると共に、アンテナ
部10で受信された受信信号に復調や復号化等の所定の
信号処理を施してデータを再生し、このデータをデータ
端末30に出力するようになっている。また、この無線
通信装置は、物体、例えば人間や動物等とアンテナとの
距離を検出し、その距離が所定値以下となったとき、送
信を停止するようになっている。
【0008】具体的には、上記アンテナ部10は、上述
の図1に示すように、例えば衛星との通信を行うための
アンテナ11と、該アンテナ11と物体との距離を検出
する接近センサ12と、警告音等を発するブザー13と
を備えている。
【0009】また、上記無線通信機本体20は、上述の
図1に示すように、上記データ端末30からのデータに
符号化や変調等の所定の信号処理を施して、得られる送
信信号を上記アンテナ11に供給する送信装置21と、
上記アンテナ11からの受信信号に復調や復号化等の所
定の信号処理を施してデータを再生し、このデータを上
記データ端末30に出力する受信装置22と、上記接近
センサ12からの距離情報に基づいて、上記送信装置2
1の送信等を制御する中央演算装置23とを備えてい
る。
【0010】また、上記データ端末30は、上述の図1
に示すように、メッセージ等の送信データを入力するた
めに入力装置31と、受信されたメッセージ等を表示す
る表示装置32とから構成される。
【0011】そして、入力装置31は、例えば所謂キー
ボード等からなり、利用者がメッセージ(電文)を入力
すると、このメッセージに対するデータを中央演算装置
23を介して送信装置21に供給する。
【0012】送信装置21は、中央演算装置23の制御
のもとに、入力装置31からのデータに、衛星通信に適
した符号化及び変調を施す共に、割り当てられているア
ップリンクの周波数帯域の送信信号を生成し、この送信
信号をアンテナ11を介して、衛星に送信する。
【0013】一方、衛星からのダウンリンクの周波数帯
域における受信信号は、アンテナ11を介して受信装置
22に供給される。受信装置22は、この受信信号に、
復調や復号化等の所定の信号処理を施してデータを再生
し、このデータを表示装置32に出力する。表示装置3
2は、このデータに基づいて、画面に、例えばメッセー
ジ等を表示する。
【0014】以上のように、この無線通信装置は、衛星
を介して他の地上局との通信を行うようになっていると
共に、人間や動物等の物体がアンテナ11に接近すると
送信を停止するようになっている。
【0015】すなわち、接近センサ12は、例えば所謂
赤外線センサや超音波センサ等の物体との距離を検出す
るセンサからなり、例えばアンテナ11の指向特性(指
向性)を表す放射パターンと略等しい検出特性を有す
る。そして、アンテナ11と物体との距離を検出し、検
出した距離情報を中央演算装置23に供給する。
【0016】中央演算装置23は、接近センサ12から
の距離情報に基づいて、その距離が所定値以下となった
とき、送信を停止するように送信装置21を制御する。
【0017】ここで、中央演算装置23の具体的な制御
について、図2に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0018】ステップST1において、中央演算装置2
3は、送信を行うことができる送信可能モードに送信装
置21を制御した後、ステップST2に進む。
【0019】ステップST2において、中央演算装置2
3は、接近センサ12からの距離情報を取り込んだ後、
ステップST3に進む。
【0020】ステップST3において、中央演算装置2
3は、送信装置21の現在のモードが送信可能モードが
を判別し、該当するときはステップST4に進み、該当
しないときはステップST8に進む。
【0021】ステップST4において、中央演算装置2
3は、例えば3つの閾値TH1 、TH2 、TH3 (例え
ばTH1 <TH2 <TH3 )を有し、上述のステップS
T2において取り込んだ距離情報に基づいて、物体とア
ンテナ11との距離dが、閾値TH3 以上のときはステ
ップST5に進み、閾値TH1 以上であって閾値TH 3
未満のときはステップST6に進み、閾値TH1 未満の
ときはステップST7に進む。
【0022】ステップST5(TH3 ≦d)において、
中央演算装置23は、注意音を停止するようにブザー1
3を制御した後、ステップST2に戻る。
【0023】ステップST6(TH1 ≦d<TH3 )に
おいて、中央演算装置23は、これ以上アンテナ11に
接近しないようにとの注意を促す注意音を発するように
ブザー13を制御した後、ステップST2に戻る。
【0024】ステップST7(d≦TH1 )において、
中央演算装置23は、送信を停止する送信禁止モードに
送信装置21を制御すると共に、アンテナ11から早急
に離れるようにとの警告を促す警告音を発するようにブ
ザー13を制御した後、ステップST2に戻る。
【0025】一方、ステップST8において、中央演算
装置23は、上述のステップST2において取り込んだ
距離情報に基づいて、距離dが、閾値TH2 以上のとき
はステップST9に進み、閾値TH2 未満のときはステ
ップST2に戻る。
【0026】ステップST9において、中央演算装置2
3は、送信装置21を送信可能モードに制御すると共
に、警告音を停止するようにブザー13を制御した後、
ステップST2に戻る。
【0027】以上のように、この無線通信装置では、物
体、例えば人間が、アンテナ11に閾値TH3 に相当す
る距離以内に接近したとき、注意音を出すことにより、
これ以上近づかないようにとの注意を促すことができ
る。また、さらに近づき、閾値TH1 に相当する距離以
内に接近したときは、送信を停止すると共に、警告音を
出すことにより、人間の安全性を確保することができる
と共に、早急に離れるようにとの警告を行うことができ
る。また、送信禁止モードへの制御(閾値TH1)とそ
の解除制御(閾値TH2 )とにヒステリシスを持たせる
ことにより、動作の安定化を図ることができる。
【0028】ところで、上述の閾値TH1 、TH2 、T
3 の値は、無線通信装置の出力等の仕様や、確保する
安全基準に基づいて決定するようにする。また、送信を
停止することにより、通信に支障が出ることがあるが、
その通信システムのプロトコルに従って、適切な回復処
理を行い、送信を再開することにより、問題なく通信を
行うことができる。
【0029】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、例えば地上波による無線通信装置に
も、本発明を適用できることは言うまでもない。また、
上述の実施例では、人間に対する注意や警告をブザーの
音量や音質によって行うようにしているが、例えば音声
や、明るさや点滅速度を変化させた光等で行うようにし
てもよい。また、人間等の動きを検出して、接近し続け
るときは、この無線通信装置が送信状態となることを回
避するように前もって準備するようにしてもよい。ま
た、逆に、距離の検出は、送信を行う最中だけに限定す
るようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
を適用した無線通信装置では、物体、例えば人間や動物
等がアンテナから所定の範囲内に入ったとき、送信を停
止することにより、安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した無線通信装置の回路構成を示
すブロック図である。
【図2】上記無線通信装置を構成する中央演算装置の制
御を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・アンテナ部 11・・・アンテナ 12・・・接近センサ 20・・・無線通信機本体 21・・・送信装置 23・・・中央演算装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 一方、衛星からのダウンリンクの周波数
帯域における受信信号は、アンテナ11を介して受信装
置22に供給される。受信装置22は、この受信信号
に、復調や復号化等の所定の信号処理を施してデータを
再生し、中央演算処理装置23は、このデータに基づい
た表示、例えばメッセージ等を表示装置32に表示す
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 ステップST7(d<TH)におい
て、中央演算装置23は、送信を停止する送信禁止モー
ドに送信装置21を制御すると共に、アンテナ11から
早急に離れるようにとの警告を促す警告音を発するよう
にブザー13を制御した後、ステップST2に戻る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナと物体との距離を検出する距離
    検出手段と、 該距離検出手段からの距離情報に基づいて、アンテナと
    物体との距離が所定値以下となったとき、送信を停止す
    るように制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    無線通信装置。
JP16614492A 1992-06-24 1992-06-24 無線通信装置 Withdrawn JPH0621708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16614492A JPH0621708A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16614492A JPH0621708A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0621708A true JPH0621708A (ja) 1994-01-28

Family

ID=15825868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16614492A Withdrawn JPH0621708A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 無線通信装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0621708A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005192857A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Toshiba Corp 核磁気共鳴装置
US7395935B2 (en) 2006-02-23 2008-07-08 Bunri Incorporation Filtering device
JP2011199746A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置及び電界通信方法
KR101502248B1 (ko) * 2007-09-19 2015-03-12 퀄컴 인코포레이티드 무선 전력 자기 공진기로부터의 전력 수율의 최대화

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JP2011199746A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 浮遊容量センサ付携帯型電界通信装置及び電界通信方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831