JPH09226419A - 絶縁トロリー線曲げ加工装置 - Google Patents
絶縁トロリー線曲げ加工装置Info
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- JPH09226419A JPH09226419A JP3936896A JP3936896A JPH09226419A JP H09226419 A JPH09226419 A JP H09226419A JP 3936896 A JP3936896 A JP 3936896A JP 3936896 A JP3936896 A JP 3936896A JP H09226419 A JPH09226419 A JP H09226419A
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Abstract
曲げ加工を行う装置側を動かして正確に且つ簡単に曲げ
加工を行うことのできる、絶縁トロリー線曲げ加工装置
の提供。 【解決手段】平面的なフレームの上面に複数の曲げ加工
用ローラーを林立するように配置し、ローラー間に絶縁
トロリー線を落とし込み、フレーム自身を動かして絶縁
トロリー線の曲げ加工を行うようにした。また、平面的
なフレームの上面に複数の曲げ加工用ローラーを林立す
るように配置したフレームの下部に移動用転動体を配
し、フレームを平らな地面の上で移動させることにより
絶縁トロリー線への曲げ加工を行うようにした。
Description
ーオートメーション)ライン等における移動機器への電
力供給や信号伝送を行うための絶縁トロリー線を曲げ加
工する技術に関し、とりわけ、カーブ部において移動機
器の走行レールに合わせて絶縁トロリー線を曲げ加工す
るのに有用な絶縁トロリー線曲げ加工装置を提供しよう
とするものである。
倉庫などがめざましい普及を遂げるとともに、これらの
移動機器への電力供給や信号伝送を行うために絶縁トロ
リー線が広く用いられている。絶縁トロリー線は、図8
に符号Tで示したように、導体16上に絶縁カバー17
を略U字状にして被せ、絶縁カバーの開口の中に導体の
一部を露出し、この露出部分を集電子の被接触面18と
したものである。
リー線は、一般に、絶縁カバー開口(導体における集電
子の被接触面18)を横向きにした状態のものを上下に
多連布設されることが多い。そして、走行レールのカー
ブ部では、そのカーブに合わせて絶縁トロリー線を曲げ
ることが必要で、その際、絶縁トロリー線の集電子被接
触面を内向きに曲げる(内曲げ)か、同集電子被接触面
を外向きに曲げる(外曲げ)かのいずれかになる。
て、曲げ半径が比較的大きい場合には、絶縁トロリー線
を支持するために、走行レールに取り付けられている走
行レールに順番に絶縁トロリー線を取着して行くこと
で、絶縁トロリー線を走行レールの曲率に合わせて曲げ
ることが可能である。しかしながら、レールの曲げ半径
が小さくなってくると、絶縁トロリー線を走行レールの
曲率に合わせて曲げることが困難になり、布設精度の低
下を招き、移動機器に牽引される集電子と絶縁トロリー
線の導体被接触面の距離が一定にならず、また、無理矢
理に曲げることによって絶縁カバーの開口部が変形して
しまい、集電を不安定にし、この現象は走行レールの曲
げ半径が小さくなるにしたがって顕著に現れる。
加工用として、図6に示すような曲げ加工装置が使用さ
れていた。図6に示す曲げ加工装置は、3つのローラー
10a,10a,10bとハンドル付ボルト11、雌ね
じ部12、これらを収納する枠状フレーム13、ローラ
ー回転ハンドル14からなる。ローラーは1つの上ロー
ラー10bと2つの下ローラー10a,10aに分か
れ、ボルトのハンドル15を回すことにより、上ローラ
ー10b及び連動した2つの下ローラー10a,10a
が上下に動く。ここで、ハンドル付きボルト11は、中
間より上部が左ネジ、中間より下部が右ネジになってお
り、ハンドル15を上から見て右回りに回すと上下ロー
ラーが互いに近付くように移動し、左回りに回すと上下
ローラーが互いに遠ざかるように移動するようになって
いる。上下の各ローラー10b,10aは、上下の対か
らなり、それぞれ絶縁トロリー線の形状に適合するよう
に内曲げ、外曲げ用の2つの溝を有する。
は、図7のようにする。すなわち、先ず、上下のローラ
ー10bと10a,10aとの間隔を適当に拡げ、絶縁
トロリー線Tを所望の曲げ方向のローラ溝に挿入する。
絶縁トロリー線Tを挿入した後、絶縁トロリー線Tの曲
げ開始位置において、ハンドル15を上から見て右回り
に回して、上下ローラー10bと10a,10aとを互
いにその間隔を狭め、絶縁トロリー線Tに圧力をかけて
図のように湾曲させる。この時、フレーム13に設けら
れた目盛りなどによりハンドルの回転量を調節すること
により、所定の曲げ半径に正確に曲げ加工することが可
能である。この状態で、送り出しハンドル14を回す
と、絶縁トロリー線Tは連続的に曲がった状態で曲げ加
工装置から送り出されるようになる。
縁トロリー線曲げ加工装置(図6,7)によれば、該装
置自身を固定した状態で、絶縁トロリー線Tを枠状のフ
レーム13に挿入して上下のローラー10bと10a,
10aとの間にセットしなければならず、それは、絶縁
トロリー線をそれ自身の端末から中間曲げポイントまで
の距離分だけ曲げ加工装置に挿入させることを意味して
いた。また、曲げ加工装置に挿入する両端の直線部分を
支えておかなければならず、絶縁トロリー線が長くなる
程に取り扱いに苦労し、人手がかかり作業性の悪かった
ものである。
的に絶縁トロリー線の挿入作業を要せずに曲げ加工を行
う装置側を動かして正確に且つ簡単に曲げ加工を行うこ
とのできる、絶縁トロリー線曲げ加工装置を提供するこ
とにある。
縁トロリー線曲げ加工装置は、平面的なフレームの上面
に複数の曲げ加工用ローラーを林立するように配置し、
ローラー間に絶縁トロリー線を落とし込み、フレーム自
身を動かして絶縁トロリー線の曲げ加工を行うようにし
てなるものである。
いては、フレーム自体を空中で移動しても平らな地面を
滑らせて移動させても良い。本発明によれば、フレーム
の移動をよりスムーズに行わせるため、上面側に複数の
曲げ加工用ローラーを林立するように配置したフレーム
の下部に移動用転動体を配し、フレームを平らな地面の
上で移動用転動体にて移動させることにより絶縁トロリ
ー線への曲げ加工を行うようにした曲げ加工装置を提供
する。
トロリー線曲げ加工装置の好ましい実施例にして、図1
〜図3は曲げ加工装置の平面図、正面図、側面図であ
り、図4及び図5は当該曲げ加工装置による絶縁トロリ
ー線の曲げ加工状況及び作業要領を示している。
は、ベースとなるフレーム1を平面的にして、該ベース
1上に3個のローラー2a,2a,2bを3点式に林立
させ、該ベース1の下部に移動用転動体としてのキャス
ター式車輪6の4個を正方形の各コーナーに位置する如
く配してなり、以て、車輪6が平坦な地面を移動走行さ
せるようにしたものである。
1の片側に配列する2個の固定ローラー2a,2aと、
ベース1上を横断可能な可動ローラー2bからなり、可
動ローラー2bは、ベース1上に設けた2本の並列シャ
フトにスライド可能に設けた座体2c上に軸支させ、さ
らに、座体2cはベース1上の堤状壁を螺通するボルト
4に連係し、ボルト4に付帯するハンドル5を回すこと
で、座体2c及びローラー2bがベース1上を横断する
方向(図面上では上下)に移動するようになり、これに
より、可動ローラー2bが固定ローラー2aとの間隔を
変化できるようになっている。
うに、それぞれ上下二段に構成されており、上段が外曲
げ用とし下段が内曲げ用としている。そのため、上段に
おいては、可動ローラー2b側で平ロールを底とする溝
9とし固定ローラー2a,2a側で凸状ロールを底とす
る溝9′,9′とし、下段においては、可動ローラー2
b側で凸状ロールを底とする溝9′とし固定ローラー2
a側で平ロールを底とする溝9としている。
るための把手8,8や、可動ローラー2bの移動距離を
目測するための目盛り7が設けられている。
ー線曲げ加工装置による絶縁トロリー線曲げ加工要領に
ついて説明すると、先ず、ハンドル5を反時計回りに回
して可動ローラー2bをベース1の片端に寄せることに
より、可動ローラー2bと固定ローラー2a,2aとの
間隔を十分に開け、それら可動・固定両ローラー間に絶
縁トロリー線を落とし込む。この時、絶縁トロリー線の
絶縁カバー開口部が横向きになるようにし、外曲げ用な
らローラーの上段部に内曲げ用ならローラーの下段に位
置させ、そして、ハンドル5を時計回りに回して可動ロ
ーラー2bをベース1の中央側へ移動して、可動ローラ
ー2bと固定ローラー2a,2aとの間隔を狭めて行
き、以て、絶縁トロリー線を各ロール溝にセッティング
する。
応じて目盛り7を読みながら可動ローラー2bをさらに
ベース1の中央へ移動すると、絶縁トロリー線Tは、可
動ローラー2bと固定ローラー2a,2aとの間で湾曲
される。この状態から、図5のように、ベース上の把手
8,8を手持ちして、ベース1を押さえつけながら矢印
の如く往復移動させ、これを何度か繰返すことにより絶
縁トロリー線Tを所定の曲げ半径に曲げるのである。こ
の時、絶縁トロリー線Tの導体露出部(被接触部)はV
字状(図8参照)をなし、これが溝9′の底となる凸状
ロールに嵌合するので、絶縁カバーの開口部(対の脚
部)の変形が防止される。曲げ半径が特に小さい場合に
は、一度に曲げるのではなくて数回に分けて少しずつ曲
げると綺麗に仕上げることができる。
範囲は、予め下記の式1により算出した長さを絶縁トロ
リー線に鉛筆などでけがきしておき、その範囲で装置を
走行させればより正確な曲げ半径と角度に曲げ加工を行
うことができる。
質的に絶縁トロリー線の挿入作業を要せずに曲げ加工を
行う装置側を動かして正確に且つ簡単に曲げ加工を行う
ことのできる、絶縁トロリー線曲げ加工装置を提供する
という所期の目的を達成することができるものである。
が必要な場所に持って行き、任意の箇所を曲げ加工でき
るので、一人の作業者で正確な曲げ加工を容易に行え、
なおまた、構成も簡単にして実現しているので特に施工
現場での曲げ加工において最適のものを提供する。
工装置の平面図。
図。
図。
絶縁トロリー線の曲げ加工状況の平面的説明図。
絶縁トロリー線の曲げ加工要領の平面的説明図。
工装置の平面図、(ロ)は同装置の側面図。
絶縁トロリー線の曲げ加工状況の平面的説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】平面的なフレームの上面に複数の曲げ加工
用ローラーを林立するように配置し、ローラー間に絶縁
トロリー線を落とし込み、フレーム自身を動かして絶縁
トロリー線の曲げ加工を行うようにしてなる、絶縁トロ
リー線曲げ加工装置。 - 【請求項2】平面的なフレームの上面に複数の曲げ加工
用ローラーを林立するように配置し、当該フレームの下
部には移動用転動体を配し、フレームを平らな地面の上
で移動させることにより絶縁トロリー線への曲げ加工を
行うようにしてなる、絶縁トロリー線曲げ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03936896A JP3351225B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 絶縁トロリー線曲げ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03936896A JP3351225B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 絶縁トロリー線曲げ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09226419A true JPH09226419A (ja) | 1997-09-02 |
JP3351225B2 JP3351225B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=12551121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03936896A Expired - Fee Related JP3351225B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 絶縁トロリー線曲げ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3351225B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-02-27 JP JP03936896A patent/JP3351225B2/ja not_active Expired - Fee Related
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