JPH09226159A - レーザー熱移動によるグラフィック製品作成装置及び作成方法 - Google Patents

レーザー熱移動によるグラフィック製品作成装置及び作成方法

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JPH09226159A
JPH09226159A JP28267296A JP28267296A JPH09226159A JP H09226159 A JPH09226159 A JP H09226159A JP 28267296 A JP28267296 A JP 28267296A JP 28267296 A JP28267296 A JP 28267296A JP H09226159 A JPH09226159 A JP H09226159A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱印刷ヘッドを用いてシート材にグラフィッ
ク製品を印刷する従来の装置及び方法に付随した欠点及
び不利な点を克服すること。 【解決手段】 レーザー光源32及びパルス発生器44
を用い、印刷プログラムに応じてパルスレーザー光線4
2を送って、シート材Sにグラフィックイメージを印刷
する。パルスされ、集束されたレーザー光線42は、走
査装置36によって、レーザーウィンドアッセンブリ3
8,138を介して衝突ラインに沿ってインクウェブW
に走査される。インクウェブWは、インクの単層を含
み、ローラプラテン40上のシート材Sに横たわる。レ
ーザーウィンドが、インクウェブWをローラプラテン4
0に押し付けてシート材Sに係合させ、インクがインク
ウェブWからシート材Sに移り易くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材にグラフ
ィック製品を作成(印刷)する装置及び方法に係り、特
に、レーザー光源を用いてインクをインクウェブからス
トリップ(帯)状のシート材に移し、グラフィックイメ
ージをこのシート材に印刷する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱(thermal )印刷ヘッドを用いてイン
クをインクウェブからストリップ状のシート材に移すこ
とにより、多色刷りの又はより高度なグラフィックイメ
ージを有するグラフィック製品を、標識・ディスプレー
その他用に作成する装置については、今日、既に数種類
が市販されている。既に市販されて好評を博しているそ
のような装置の一つに、アメリカ合衆国コネチカット州
ウィンザーロック所在のガーバー・サイエンティフィッ
ク・プロダクツ社(Gerber Scientific Products, Inc.
of Windsor Locks, Connecticut)により製造・販売さ
れている「GERBEREDGE 」(商標)がある。この「GERBE
R EDGE 」は、一般に、標識あるいはディスプレー等用
のビニール製グラフィック製品を印刷するのに使用され
る。つまり、多色刷りの又はより高度なグラフィックイ
メージがビニール製のシートに印刷され、次にこのグラ
フィックイメージをその周縁に沿ってシートから切り抜
いて標識もしくはディスプレー等が作成される。「GERB
ER EDGE 」は熱印刷ヘッドを用いてグラフィックイメー
ジをシートに印刷し、次にカッタを用いてグラフィック
イメージを囲む周縁に沿ってシートを切断する。印刷ヘ
ッド及びカッタは、マイクロプロセッサによって制御さ
れる。マイクロプロセッサは、印刷ヘッド及びカッタの
両方に共通のデータベースを有し、この結果、印刷され
たイメージとカット・エッジ(裁ち目)の位置が、仕上
がったグラフィック製品において一致する。 ビニール
製シートを運ぶローラプラテンが、印刷ヘッドの下方に
取り付けられる。インクを含んだ(インク)供給ウェブ
が取り付けられているカセットが、インク供給ウェッブ
が印刷ヘッドとビニールシートとの間に挟み込まれるよ
うに、印刷ヘッドに当接して着脱自在に取り付けられ
る。ビニールシートにグラフィックイメージを作成すべ
くマイクロプロセッサから出される指令に応じて、印刷
ヘッドの加熱要素が選択的に活性化され、インクをイン
ク供給ウェブからビニールシートに移す。(上記のよう
にインク供給ウェブからシートに転送される)インク
は、一色ごとに別々のインク供給ウェブに含まれ、各イ
ンク供給ウェブは、それぞれに付随のカセットに収容さ
れると共にこのカセットによって運ばれる。そして、多
色刷りのイメージ,シェード及び(もしくは)色の差異
を作り出すため、(印刷中)複数のカセットが互いに置
き換わる。ローラプラテンは、印刷運転の間、前後に回
転してビニールシートを前後に動かし、これにより、異
なる色のインクがビニールシートに供給される。
【0003】上記の「GERBER EDGE 」装置は、米国特許
第5,537,135 号(発明の名称「グラフィック製品作成方
法及び装置」、1996年7月16日発行)において開示さ
れている。同特許は本出願人に譲渡されているので、こ
こでは上記の特許番号を挙げることにより、その内容が
本明細書に記載されたものとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の装置
において、熱印刷ヘッドの加熱要素は、一般に、直線状
に配置されている。すなわち、これらの加熱要素は、熱
印刷ヘッドとシート材とが接触するライン上にびっしり
配置されている。加熱要素の設置密度を高くすることに
より、作成されるグラフィックイメージの解像度を高く
できる。一般的な熱印刷ヘッドにおける加熱要素の設置
密度は、300個/2.54cm(1インチ)である
(加熱要素をより高い設置密度で有する印刷ヘッドも利
用可能である)。従って、熱印刷ヘッドを用いた従来の
装置によっても、比較的解像度の高いグラフィックイメ
ージがもたらされるが、この場合、その解像度は加熱要
素のサイズ及びその設置密度によって制限されてしま
う。
【0005】さらに、上記のような従来の印刷装置にお
いては、その作成するグラフィックイメージの幅が、使
用される熱印刷ヘッドの幅によってしばしば制限されて
しまう。従来の印刷装置の中には、シート材の横方向に
可動な熱印刷ヘッドを有することにより、あるいは2つ
以上の印刷ヘッドを並べて取り付けることにより、幅を
広げたグラフィックイメージを印刷するものもあるが、
これらの装置はその構成が複雑であり、従って高価であ
る。
【0006】また、熱印刷ヘッドの場合、解像度が比較
的高い高画質のグラフィックイメージを印刷するために
は、一般に、ヒストリー(history )制御が必要であ
る。熱印刷ヘッドの加熱要素は、ターン−オフされた直
後も熱を保つので、一般に、1つの加熱要素を作動させ
ると、これに隣接した少なくとも1つの未作動の加熱要
素の温度を上げてしまう。よって、熱印刷ヘッドを用い
た装置の場合、各加熱要素を作動させるためもたらされ
るパルス幅を自動調節して正確に制御し、上述のような
温度面での影響を補正すると共に一定のドットサイズを
維持して、高解像度・高画質のグラフィックイメージを
作成する必要がある。
【0007】本発明の目的は、熱印刷ヘッドを用いてシ
ート材にグラフィック製品を印刷する従来の装置及び方
法に付随した欠点及び不利な点を克服することである。
【0008】
【発明の概要】本発明は、シート材にレーザー熱移動に
よってグラフィック製品を印刷する装置及び方法に向け
られたものである。本発明の(印刷)装置は、シート材
を支持する(ローラ)プラテンを含み、このシート材
は、例えば、ビニール製もしくはポリマ製の材料を取り
外し可能なバッキングで支持したものでよい。本発明の
装置は、また、インクウェブを含み、このインクウェブ
は、プラテン上のシート材の上に横たわると共に、ウェ
ブの中に入っている印刷用インクをシート材に選択的に
移動させる。イメージデータの印刷プログラム(上記の
シート材にグラフィックイメージを印刷するためのも
の)に応じて、本発明の装置のレーザー光源が、選択さ
れた波長(赤外線域が望ましい)でレーザー光線をレー
ザー衝突ラインに沿ってインクウェブ(シート材に支持
されている)内に送り、インクを選択的に加熱すると共
にこのインクをインクウェブからシート材に移す。レー
ザーウィンド(アッセンブリ)がプラテンの上に取り付
けられ、レーザー衝突ラインに沿ってプラテンの上のシ
ート材を押し付けながらインクウェブと係合し、インク
がインクウェブからシート材に移動し易くする。レーザ
ー光線が、レーザーウィンドを通過してインクウェブに
到りグラフィックイメージをシート材に印刷するために
は、レーザーウィンドが高い透過率、例えばレーザー光
線の選択された波長において約90%の透過率を有する
ことが望ましい。
【0009】本発明の装置及び方法の有利な点の一つ
は、印刷されたイメージの解像度が、熱印刷ヘッドを用
いた従来の装置のように加熱要素のサイズ及び設置密度
による制御を受けず、むしろ非常に細いレーザー光線を
きめ細かく正確に駆使することにより、より高い解像度
を有するグラフィックイメージを印刷できることであ
る。さらに、本発明の装置及び方法で使用されるレーザ
ー光源によれば、例えば、ピクセルからピクセルへアド
レス可能にしたり、ドットサイズ制御を達成することに
より、印刷パラメータを正確に制御でき、よって、グラ
フィックイメージを高い解像度及び画質で印刷できる。
その上、グラフィックイメージの幅が上記の従来の印刷
装置のように熱印刷ヘッドの幅による制限を受けず、こ
の(グラフィックイメージの)幅をレーザー光線の走査
幅を制御することにより調節可能である。 本発明の装
置及び方法の他の目的及び有利な点は、以下の発明の詳
細な説明及び添付図面を見れば明らかであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】多色刷り且つ(又は)高画質のグ
ラフィックイメージを有するグラフィック製品を作成す
る本発明を具現化する装置(好適実施の形態)が、図1
に参照番号10で示されている。図1の装置により、上
記の改良された性質(多色刷り,高画質等)を有するグ
ラフィック製品を、データベースから作成することが可
能となる(データベースにはグラフィック製品を印刷及
びカットするときの特徴が共通にインプットされてい
る)。装置10は、デジタイザ(もしくは他のデータ入
力装置)12を有し、デジタイザ12は、グラフィック
製品の少なくとも外周縁(可能であれば内周縁も)を決
定するデータをコンピュータ14に送る。コンピュータ
14は、周縁を決定するイメージデータをモニタ16に
イメージとして表示する。そして、操作者もしくは製作
者がキーボード,マウス及び(又は)その他の入力装置
を用いて入力を行うことにより、グラフィックイメージ
作成・印刷用のコンピュータメモリ18内部の特別な画
質向上(enhancement )プログラムに基づき、表示され
たイメージの周縁内部の画質が、操作者(製作者)の望
むように修正・向上される。
【0011】このように画質向上処理のなされたグラフ
ィック製品(のイメージ)を決定するイメージデータに
基づき、コンピュータ14が少なくとも1つの印刷プロ
グラムを作成し、この印刷プログラムによってコントロ
ーラ20が運転され、コントローラ20は、印刷装置2
2を制御して、準備されたグラフィックイメージをシー
ト材に印刷させる。所望されるならば、コンピュータ1
4にカッティングプログラムも作成させてよい。カッテ
ィングプログラムによってコントローラ20が運転さ
れ、コントローラ20は、カッティング装置24を制御
してグラフィックイメージに沿ってシート材をカット
し、グラフィック製品を完成させる。
【0012】本発明の好適実施の形態において、シート
材はビニールであり、取り外し可能なバッキングに圧感
接着剤によって固定されている。そのようなビニール材
の1つが、本出願人により、3M社製「SCOTCHCAL 」と
いう商標名で販売されている。しかし、当業者であれ
ば、他の多くの種類のシート材、例えば紙,他のタイプ
のポリマ製シート(塩化ポリビニル(PVC)製シート及び
ポリカーボネート製シートを含む)を同様に使用してよ
いことは理解できるであろう。また、シート材は、ロー
ル(巻かれている長さに制限はない)から供給しても、
平板なシートを用いても、あるいはその他の供給方法で
あっても構わない。
【0013】印刷装置22は、上記のシート材にグラフ
ィックイメージを印刷する。グラフィックイメージを印
刷されたシート材は、カッティング装置24に移動され
てよい。カッティング装置24は、コントローラ20に
よって操作され、上述のカッティングプログラムに基づ
いて、グラフィックイメージの外周縁に沿って(必要な
ら内周縁にも沿って)シート材をカットする。カッティ
ング後のビニールシートに関しては、印刷されたイメー
ジの内部あるいは周囲の不必要なビニール材を除去し、
その後この高画質のイメージが印刷されたビニールをそ
の下のバッキングから剥がして、標識ボード,窓その他
のディスプレー用の対象物に貼り付けてよい。
【0014】ビニールもしくは他の材料からなるシート
にカッティング操作を施す適当なカッティング装置24
に関しては、米国特許第4,467,525 号、第4,799,172 号
及び第4,834,276 号(3件とも本出願人によって所有さ
れている)に開示されている。
【0015】図2を参照すると、印刷運転を行う本発明
独自の印刷装置22の実施の形態が示されている。印刷
装置22は、ベースアッセンブリ26と、ベースアッセ
ンブリ26に回動可能に取り付けられたカバーアッセン
ブリ28(破線で示されている)とから成る。カバーア
ッセンブリ28はレーザーアッセンブリ30を支持し、
レーザーアッセンブリ30は、レーザー光源32と、集
束レンズ34と、走査装置36を有する。レーザーウィ
ンドアッセンブリ38(レーザー光源32の選択された
波長において高い透過率を有する)が、カバーアッセン
ブリ28によってローラプラテン40の上に支持され
る。一方、ローラプラテン40は、ベースアッセンブリ
26に回転可能に取り付けられる。ストリップ(帯)状
のシート材S及びこのシート材Sの上に横たわるインク
ウェブW(図2では破線で示されている)が、ローラプ
ラテン40とレーザーウィンドアッセンブリ38との間
に送り込まれる。インクウェブWは、グラフィックイメ
ージをシート材Sの上面に印刷するための印刷インクを
含んでいる。プログラム可能なパルス発生器44が、コ
ントローラ20とレーザー光源32との間に接続され
る。プログラム可能なパルス発生器44は、グラフィッ
クイメージをシート材Sに印刷すべくレーザー光源32
によって送られるレーザー光線42のパルス幅を制御す
る。
【0016】つまり、図2に概略的に示されるように、
プログラム可能なパルス発生器44は、コンピュータ1
4から送られたイメージデータの印刷プログラムに基づ
いてレーザー光線42のパルス幅を制御し、このパルス
レーザー光線42は、次に集束レンズ34によって走査
装置36に集束される。走査装置36は、レーザーウィ
ンドアッセンブリ38を介して、レーザー衝突ライン
(ローラプラテン40の上のシート材Sに係合している
インクウェブWの一部を横切って図のY座標方向に延び
る)に沿って、パルスレーザー光線42を走査(スキャ
ン)する。パルスレーザー光線42がインクウェブWに
衝突すると、イメージデータの印刷プログラムに従い、
インクのその部分だけが正確に特定されると共にレーザ
ー光線42を吸収し、これにより、その部分のインクが
加熱されると共にインクウェブWから離れ、上記のレー
ザー衝突ラインに沿ってシート材Sに移される。図2の
下向きの矢印“P”によって示されるように、レーザー
ウィンドアッセンブリ38は、インクウェブWをシート
材Sにレーザー衝突ラインに一致した位置で押し付け、
インクがインクウェブWからシート材Sへ移動し易くす
ると共に、インクウェブW及びシート材Sをローラプラ
テン40に押し付けて、インクウェブW及びシート材S
を、以下詳述するように図のX座標方向に駆動する。
【0017】当業者には明らかであろうが、レーザー光
線42の(レーザー)波長,エネルギー及びパルス幅
は、所望のグラフィック製品をシート材Sに印刷すべ
く、印刷プログラムに基づいて、インクをインクウェブ
Wからシート材Sに移動させるように選択される。さら
に、集束レンズ34,レーザーウィンドアッセンブリ3
8(及びインクウェブWのバッキング材が使用される場
合はこのバッキング材)は、レーザー光線42の選択さ
れた波長で少なくとも約70%(約90%あれば望まし
い)の透過率を有するように各々選択され、レーザー光
源32のエネルギー要求量を最小限にすると共に、レー
ザー光線42をインクウェブWに効果的に移動させてグ
ラフィック製品を作成できるようにする。一方、インク
ウェブWのインクは、レーザー光線42の選択された波
長において高い吸収率を示す材料から成り、レーザー衝
突ラインに沿って送られるレーザー光線のほとんど全て
を吸収する。
【0018】本発明の図示の実施の形態において、レー
ザー光源32はCO2 レーザーであり、赤外線で平均約
30ワットのエネルギーを発生するものが望ましい。本
好適実施の形態において、レーザー光線42の選択され
た波長は、約10.6ミクロンである。この波長におい
て、セレン化亜鉛(ZnSe)及び塩化ナトリウム(NaCl)
は共に高い透過率(約90%)を示すので、集束レンズ
34及びレーザーウィンドアッセンブリ38のレーザー
光線透過部分を構成する上で、どちらも適当な材料と言
える。
【0019】レーザー光線42の特定の出力及び波長が
決定されると、そのパルス幅は、レーザー光線42が通
される(複数の)構成要素全体の透過率(すなわち、集
束レンズ34,レーザーウィンドアッセンブリ38及び
(使用される場合には)インクウェブWのバッキング材
全体の透過率)に反比例するように選択される。従っ
て、選択された波長におけるこれらの構成要素全体の
(光)透過率が大きいほど、インクをインクウェブWか
らシート材Sに移すのに必要なパルス幅が短くなる。同
様に、選択された波長におけるインク材の(光)吸収率
が高いほど、インクをシート材Sに移すのに必要なパル
ス幅が短くなる。よって、同じ印刷装置22において、
レーザー光線42のパルス幅をインクウェブWの種類に
応じて変えても構わない。
【0020】インクウェブWは、一般に複数の層から構
成され、その1層は樹脂及び(又は)臘の層であり、こ
の樹脂及び(又は)臘の層は、印刷インクを含むと共
に、少なくとも1層のバッキング層の上に支持されてい
る。インクウェブWは、例えば、上記の樹脂/臘層の上
に重ねられた剥離(release )層と、剥離層の上に重ね
られたキャリア(carrier )層と、バックコート(back
coat ,キャリア層の上に重ねられ、レーザーウィンド
アッセンブリ38と係合する摩擦の小さい表面をもたら
す)とを含む。インクウェブWが基本的に臘で構成され
ている層を含む場合は、このインクウェブWに上記のレ
ーザー光線42(波長が10.6ミクロン,エネルギー
平均30ワット)を通すとき、レーザー光線42のパル
ス幅を約50ミリ秒にすると、インクがインクウェブW
からストリップ状のビニールシート材Sに効果的に移さ
れる。一方、基本的に樹脂で構成されている層を含むイ
ンクウェブWに上記と同じレーザー光線を通す場合は、
インクをストリップ状ビニールシート材Sに効果的に移
すのに、(臘の場合より長い)約100〜150ミリ秒
のパルス幅が要求される。従って、(上記のような一般
的なインクウェブWを有する印刷装置22に関する)本
好適実施の形態で用いられる上記のレーザー光線(波長
が10.6ミクロン,エネルギー平均30ワット)につ
いては、そのパルス幅が約50〜250ミリ秒の範囲内
であれば、インクが(シート材Sに)効果的に移ること
になる。
【0021】当業者には明らかなように、レーザー衝突
ラインに沿ってレーザー光線42を走査する装置であれ
ば、数多くある既知の装置(回転鏡あるいはガルバノメ
ータ等で、截頭(truncated )形の鏡,多角形鏡もしく
はピラミッド形鏡などを含む)のどれを用いてもよい。
走査装置36は、当業者には既知の方法でコントローラ
20に接続される。コントローラ20は、走査装置36
の運転(その回転位置,運転速度及びレーザー光線42
の走査幅を含む)を制御する。同様に、集束レンズ34
も、レーザー光線42の選択された波長において高い透
過率を有する材料(上述のセレン化亜鉛あるいは塩化ナ
トリウム等)で構成されている集束装置であれば、そう
した数多くの既知の集束装置のどれを用いてもよい。ま
た、上述のレーザー光源32、レーザー光線42の特徴
(その波長,エネルギー及びパルス幅)、並びに各構成
要素を構成する上での好適材料は、単なる例であり、数
多くの他のタイプのレーザー光源及び構成材料を、本発
明の精神から逸脱することなく上記のレーザー光源32
及び構成材料に代えてよいことは勿論である。
【0022】また、図2に示されるように、印刷装置2
2は、シート材Sに形成された供給穴Hに対応して係合
するスプロケット46もしくは他の適当な整合手段を使
用してもよい。供給穴Hは、ストリップ状シート材Sの
左右の(長手方向の)側縁に沿って設けられ、スプロケ
ット46と整合することにより、ローラプラテン40と
レーザーウィンドアッセンブリ38との間を駆動される
シート材Sを正しい方向に導く。これに対応して、カッ
ティング装置24も一組のスプロケットを有してよく、
これらのスプロケットは、カッティング操作の間、シー
ト材Sの一連の供給穴H(印刷操作のとき使用されるも
のと同じ)に係合し、シート材Sを正しい方向に導いて
これをカッティングブレードに整合させる。従って、グ
ラフィック製品のカットされる周縁と印刷されたイメー
ジとが、シート材Sの長手方向(縦方向)で確実に整合
する。シート材S上のグラフィックイメージは、シート
材Sの横断方向及び縦方向の両方向において、供給穴H
に対してその位置が確実に固定されているので、印刷及
びカッティングの両操作において、供給穴Hはイメージ
位置の適当な参照手段となる。
【0023】シート材Sは、ベースアッセンブリ26の
後背面に支持されたロール(図示されず)から供給され
てもよい。そして、シート材Sが印刷装置22を通過し
て印刷操作が行われると、シート材Sは図2に示される
ように印刷装置22の正面で排出されると共に開放され
るが、所望されるならばシート材Sを巻き取りリールに
巻き取ってもよい。
【0024】図3を参照すると、レーザーウィンドアッ
センブリ38が印刷装置22の上部支持フレーム48に
取り付けられる。上部支持フレーム48は、ベースアッ
センブリ26の後背面で軸50に回動可能に取り付けら
れる。従って、上部支持フレーム48及びレーザーウィ
ンドアッセンブリ38は、カバー(アッセンブリ)28
を開閉することにより回動し、カバーアッセンブリ28
を開ければローラプラテン40から離れ、カバーアッセ
ンブリ28を閉じればローラープラテン40に接近す
る。図4において最も明確に示されるように、レーザー
ウィンド38は、レーザーウィンドフレーム52を有す
る。レーザーウィンドフレーム52を貫いてレーザーウ
ィンドスロット54が形成され、レーザーウィンドスロ
ット54は、レーザーウィンドフレーム52の長手方向
にレーザー衝突ラインに沿って延びる。レーザーウィン
ドスロット54にはレーザーウィンド材料が詰められ、
レーザーウィンド56が形成される。レーザーウィンド
56は、レーザー光線42の選択された波長において高
い透過率を有し、レーザー衝突ライン(Y座標方向)に
沿って動くレーザー光線42がこのレーザーウィンド5
6を通過できるようになっている。従って、上述の好適
なレーザー光線(波長が10.6ミクロン,エネルギー
平均30ワット)の場合、(レーザーウィンド56を構
成する)レーザーウィンド材料は、塩化ナトリウム(Na
Cl)またはセレン化亜鉛(ZnSe)のどちらでもよい。
【0025】同じく図4に最もよく示されているよう
に、レーザーウィンドアッセンブリ38は、一連のボル
ト58によって上部支持フレーム48に取り付けられて
いる。そして、各ボルト58を囲むコイルスプリング6
0が、レーザーウィンドフレーム52と上部支持フレー
ム48との間に挟まれている。コイルスプリング60は
レーザーウィンドフレーム52を下向きに圧迫し、これ
により、レーザーウィンド56が、ローラプラテン40
の上のインクウェブW及びシート材Sに、レーザー衝突
ラインに沿って弾力的に押し付けられる。こうして、レ
ーザーウィンド56がインクウェブWに接触する直線状
のゾーンが、レーザー衝突ラインに沿って形成される。
レーザーウィンド56の上面及び下面を反射防止コーテ
ィング剤でコーティングし、レーザー光線42がレーザ
ーウィンド56を通過する際の反射又は散乱を防止して
もよいことは、当業者には明らかであろう。同様に、レ
ーザーウィンド56の下面に適当な硬いコーティング
(但し、レーザーウィンド材料と同様、レーザー光線4
2の選択された波長で高い透過率を有するもの)を施
し、レーザーウィンド56が印刷運転の間に微小な塵,
破片により引っかき傷その他の損傷を受けないようにす
ることが必要な場合もあるであろう。
【0026】レーザーウィンドアッセンブリ38によっ
てレーザー衝突ラインに沿ってインクウェブW及びシー
ト材Sに加えられる圧力を調整するため、上部支持フレ
ーム48の突出している(又は片持ち梁で支持されてい
る)一端が、コントローラ20によって調節される圧力
調整機構によって、ローラプラテン40に対して上下に
動かされる。図3に示されるように、圧力調整機構はカ
ム62を有し、カム62は、シャフト64によってベー
スアッセンブリ26に回転可能に取り付けられる。カム
62には螺旋形のカムスロット66(仮想線で示されて
いる)が形成され、カムスロット66は、カム従動子6
8(同じく仮想線で示され、上部支持フレーム48の突
出端に接続されている)を受容しまたこれに係合する。
カム62は、歯付き駆動ベルト70によって、圧力調整
ステップモータ72に接続される。 従って、カム62
が圧力調整ステップモータ72によって回転されると、
カム従動子68がカムスロット66内部で動き、これに
よりカム62の回転方向に応じて上部支持フレーム48
及びレーザーウィンドアッセンブリ38が上下し、イン
クウェブW及びシート材Sにレーザー衝突ラインに沿っ
て加えられる圧力が調節される。圧力調整モータ72は
コントローラ20に接続されており、コントローラ20
は、カム62の回転を制御して、インクウェブW及びシ
ート材Sにレーザー衝突ラインに沿って加えられる圧力
を正確に設定する。
【0027】また、図3に点線で示されるように、カム
スロット66は、カム62の外周に出口点74を有し、
この結果、コントローラ20がカム62の回転を制御し
てこれをその垂直位置にした場合、カム従動子68及び
(これと一致して動く)上部支持フレーム48が完全に
持ち上げられて、カム62から離れる。コントローラ2
0は、また、カム62の位置を制御することにより、レ
ーザーウィンドアッセンブリ38をインクウェブW及び
シート材Sと接触させ、又は接触を解除する。例えば、
印刷運転の最後または(インクの色を変えるため)イン
クウェブが交換される合間に、コントローラ20は、圧
力調整モータ72の運転を制御して、レーザーウィンド
アッセンブリ38とローラプラテン40との間の圧力が
ゼロになる位置にカム62を駆動する。また、レーザー
ウィンドアッセンブリ38をローラプラテン40からリ
フトし、シート材Sが、インクウェブWと接触すること
なくレーザーウィンドアッセンブリ38に対して前後に
動くようにもできる。
【0028】圧力調整モータ72がコントローラ20に
よって数々の印刷パラメータに基づいて調節されてよい
ことも、当業者であれば理解できるであろう。例えば、
インクのインクウェブWからシート材Sへの移り具合を
調節するために、使用されているシート材S及び(又
は)使用されているインクウェブWの種類に応じて圧力
を調節してもよい。同様に、ローラプラテン40とシー
ト材Sとの間に作用する力を調節するために、あるいは
印刷されるイメージの明暗度もしくはトーンを調節する
ために、圧力を調節してもよい。従って、圧力レベルの
調節は、印刷プログラムに保存されている印刷特性に応
じて、又は印刷運転中に計測される印刷特性に応じて、
印刷運転に先だってあるいは印刷運転の間を通して行う
ことができる。
【0029】同じく図3に示されるように、交換可能な
カセット76がカバーアッセンブリ28の下に設置さ
れ、カセット76にはインクウェブWが取り付けられ
る。インクウェブWは、ローラプラテン40の上のシー
ト材Sとレーザーウィンドアッセンブリ38との間に挟
まれる。このカセット76を上部支持フレーム48に交
換可能に取り付ける上で好適なカセット76の構成及び
機構が、米国特許第5,537,135 号に図示されると共に詳
細に説明されている。しかし、これを手短に説明すれ
ば、カバーアッセンブリ28を全開位置までリフトすれ
ば、空になったカセット76を別のカセットに取り替え
たりあるいは異なる(色の)印刷用インクウェブを選択
したりするために、各カセット76を上部支持フレーム
48に容易に設置でき、又、上部支持フレーム48から
容易に取り外せる。
【0030】図3に示されるように、各カセット76
は、2つの端シェル部78と、端シェル部78,78の
間に延びる2つの(左右の)成型加工された側部レール
80(図3では、一方のみが示されている)とから成
り、この2つの側部レール80により、中央部に開口部
のあるほぼ長方形の構成がもたらされる。インクウェブ
Wは、その各端で、各端シェル部78内部に組み込まれ
且つ回転可能に設置されたスプール(図示されず)に接
続される。インクウェブWは、一方のスプールから他方
のスプールへと、カセット76の中央開口部を経て送ら
れる。図3に示されるように、レーザーウィンドアッセ
ンブリ38が下方に進んでカセット76の中央開口部を
通り、レーザーウィンド56がインクウェブWをシート
材Sに押し付けることにより、レーザー衝突ラインに一
致した直線状の接触ゾーンが形成される。スリップクラ
ッチもしくはドラグ(drag)ブレーキ82が、カセット
76の(スプールの一方である)供給スプールに接続さ
れ、インクウェブWが供給スプールから引き出されると
き、供給スプールに摩擦抵抗を加える。
【0031】同じく図3に示されているように、ウェブ
駆動モータ84が、スリップクラッチ(図示されず)を
介して、カセット76の反対側のスプール(すなわち巻
き取りスプール)に接続される。ウェブ駆動モータ84
は、コントローラ20に接続され、その運転時には巻き
取りスプールにトルクをかけて、インクウェブWに均一
な張力を発生させる。ウェブ駆動モータ84は、印刷運
転の間のみ駆動され、インクウェブWにもたらされる力
はスリップクラッチにより制限されるので、インクウェ
ブWの実際の動きは、ローラプラテン40の動きによっ
て制御される。よって、インクウェブW及びシート材S
は、レーザーウィンド56とローラプラテン40との間
で圧迫されると共に、印刷運転の間、同時に動く。一
方、印刷運転が行われない場合、コントローラ20は、
レーザーウィンドアッセンブリ38によってもたらされ
る圧力を取り除くと共にウェブ駆動モータ84を停止す
るので、シート材Sが動いても、インクウェブWは動か
ず、消費もされない。
【0032】印刷装置22は、(回転方向・回転位置
を)符号化されたスプレケット及び(又は)スプロケッ
トシャフトによってシート材Sをレーザーウィンドアッ
センブリ38に対して動かすプラテン駆動装置を使用
し、シート材Sとレーザー光線42との正確な整合を維
持することが望ましい。そのようなプラテン駆動装置に
ついては、例えば、米国特許出願第08/440,083号(1995
年5月12日出願,発明の名称「符号化されたスプロケ
ット付プラテン駆動装置を有するグラフィック製品製造
装置」)において説明されている。なお、上記の米国特
許出願は、本出願人に譲渡されているので、ここではそ
の出願番号を挙げることにより、本実施の形態における
その開示が行われたものとする。
【0033】図5に示されているように、ローラプラテ
ン40は硬質ゴム製のスリーブ86を有し、硬質ゴム製
のスリーブ86は、シート材Sに係合すると共にこれを
駆動する。スリーブ86の材料としてはポリマ材が選択
され、その結果、レーザーウィンドアッセンブリ38の
下のシート材Sを支持する堅い(かつ安定した)面がも
たらされると共に、ローラプラテン40とこれに係合し
ているストリップ状シート材Sのバッキングとの間の摩
擦が大きくなって、ストリップ状のシート材Sが効果的
に駆動される。シート材Sの縁の部分は、ローラプラテ
ン40の各端部でゴム製スリーブ86に重なると共に、
各整合スプロケット46に係合する。図5に示されてい
るように、各整合スプロケット46は複数のスプロケッ
トピン88を有する。スプロケットピン88は、シート
材Sの供給穴Hの内部に受容され、シート材Sを正しい
方向に案内すると共に、シート材Sがレーザーウィンド
アッセンブリ38の下でローラプラテン40によって駆
動されるとき、シート材Sとローラプラテン40との整
合を正確に維持する。
【0034】また、図5に示されているように、各整合
スプロケット46は(両スプロケット46,46に)共
通のスプロケットシャフト90に取り付けられ、スプロ
ケットシャフト90は、ベースアッセンブリ26の各端
部に回転可能に取り付けられる。各整合スプロケット4
6は、スプロケットシャフト90にその軸方向に垂直に
固定され、その結果、両整合スプロケット46,46及
びスプロケットシャフト90は同時に回転する。尚、整
合スプロケット46,46をスプロケットシャフト90
の軸方向にスライド可能に取り付け、整合スプロケット
46(の位置)を横方向に調節して、異なる幅のシート
材に対応できるようにしてもよい。
【0035】また、やはり図5に示されるように、ロー
ラプラテン40は、スプロケットシャフト90に平行か
つ間隔を取って隣接した位置で、プラテン駆動シャフト
92に取り付けられる。プラテン駆動シャフト92は、
ベースアッセンブリ26に回転可能に取り付けられる。
プラテン駆動ギア94が、プラテン駆動シャフト92に
固設され、プラテン駆動ギア94は、スプロケットシャ
フト90に回転可能に取り付けられたアイドラギア96
と噛合する。プラテン駆動モータ98(例えばステップ
モータ等でよい)がベースアッセンブリ26に取り付け
られ、プラテン駆動モータ98は、適当な歯車列100
(図5では破線で概略的に示されている)を介して、ア
イドラギア96に接続される。プラテン駆動モータ98
が起動されると、アイドラギア96が(スプロケットシ
ャフト90に対して回転可能に)駆動される。アイドラ
ギア96は、プラテン駆動ギア94及びローラプラテン
40を直接に駆動する。当業者であれば、プラテン駆動
モータ98がローラプラテン40を駆動するように両者
を接続するために、他の適当な手段(駆動ベルト等)を
使用してよいことは明らかであろう。リミテッドスリッ
プベルト101をローラプラテン40とスプロケットシ
ャフト90との間に接続し、印刷以外の操作を行う際
に、シート材SをインクウェブWからは独立して駆動し
てもよい。
【0036】図3を参照すると、シート材Sが整合スプ
ロケット46との係合範囲(図3ではスプロケットシャ
フト90を中心とした上半円の円周部分)で完全に整合
スプロケット46と係合し続けるように、一対の押さえ
込みベール102(一方のみ図示されている)が、(上
記の係合範囲で)各整合スプロケット46の(上記の係
合範囲に複数設けられた)スプロケットピン88を跨ぐ
ように設置される。押さえ込みベール102は、ベース
アッセンブリ26にピン(図示されず)で回動可能に接
続され、これら押さえ込みベール102をスプロケット
46から持ち上げて、ストリップ状のシート材Sをスプ
ロケット46及びローラプラテン40に設置し、また取
り出せるようになっている。オーバーセンタースプリン
グ(図示されず)を用いて、各押さえ込みベール102
をストリップ状シート材Sに下向きに押さえ込むと共
に、ストリップ状シート材Sの設置または取り出しの際
には、押さえ込みベール102をスプロケット46から
リフトできるようにすることが望ましい。さらに、一対
の押さえ込みローラ104が、ローラプラテン40の供
給点及び排出点に、それぞれ各押さえ込みベール102
の間を延びるように設置される。よって、押さえ込みベ
ール102をリフトすることにより、シート材Sの各縁
部に沿って設けられた供給穴Hをスプロケット46の歯
に係合(整合)させることができ、又、押さえ込みベー
ル102を下げることにより、供給穴Hとスプロケット
46の係合が強固に保持される。
【0037】結果的に、シート材S及びインクウェブW
は、レーザーウィンドアッセンブリ38によって、ロー
ラプラテン40にレーザー衝突ラインに沿ってローラプ
ラテン40のほぼ全長にわたり押し付けられる。また、
シート材Sは、押さえ込みローラ104及び押さえ込み
ベールアッセンブリ102によって、ローラプラテン4
0とぴったり係合するように保持され、シート材S及び
インクウェブWは、プラテン駆動モータ98及びローラ
プラテン40で直接駆動される。一方、整合スプロケッ
ト46は、(シート材Sの)供給穴Hと係合してシート
材Sを正しい方向に案内し、これにより、シート材Sが
ローラプラテン40によって(正しい方向からずれた)
斜め(の方向に)に駆動されることが防止されると共
に、シート材Sとレーザー光線42との正確な整合が維
持される。
【0038】同じく図5に示されるように、位置センサ
106をスプロケットシャフト90に当接あるいは近接
して取り付けるのが望ましい。位置センサ106は、整
合スプロケット46の回転位置(従って、整合スプロケ
ット46に係合したシート材Sの位置)を探知する。位
置センサ106は、また、コントローラ20に接続され
ている。つまり、位置センサ106は、スプロケットシ
ャフト90の回転方向及び回転位置(従ってスプロケッ
トシャフト90に取り付けられた整合スプロケット46
の回転方向及び回転位置、すなわち整合スプロケット4
6に係合したシート材Sの位置)を示す信号を、コント
ローラ20内のレジスタ(図示されず)に発信する。当
業者であれば理解されるように、整合スプロケット46
又はスプロケットシャフト90(の回転方向及び回転位
置)を符号化し、それらの回転方向及び回転位置を示す
信号を発生させるには、適当なリゾルバもしくはエンコ
ーダ(例えば光学式エンコーダ)等を含む既知の多くの
種類のセンサのどれを用いてもよい。
【0039】従って、コントローラ20は、イメージデ
ータの印刷プログラムに従い、また、イメージデータに
接続された位置センサ106によって発信された位置信
号に応じて、パルス発生器44の運転を制御し、レーザ
ー光線42のパルス幅及びその送出を制御する。当業者
であれば理解されるように、レーザー衝突ラインに沿っ
てイメージデータのラインを連続して印刷する際、この
ライン印刷とライン印刷の合間に、インクウェブW及び
シート材SをX座標方向に増分的に駆動してよい。ある
いは、インクウェブW及びシート材Sを、少なくとも1
つのデータバッファ(図示されず)におけるイメージデ
ータの可用度(アベイラビリティー)に応じて、駆動速
度を変化させながらX座標方向に連続的に駆動してもよ
い。供給穴Hによってシート材Sと印刷ヘッド(ローラ
プラテン40)との正確な整合が維持され、また、位置
センサ106によって発信される位置信号は、供給穴H
と係合しているスプロケット46の位置に基づいている
ので、グラフィックイメージは、印刷プログラムに基づ
いて、シート材Sに正確に印刷される。
【0040】当業者であれば理解されるように、本発明
の思想に基づいてインクウェブWをシート材S及びロー
ラプラテン40にレーザー衝突ラインに沿って押し付
け、インクがインクウェブWからシート材Sに移り易く
するという機能を達成するためには、レーザーウィンド
アッセンブリ38が様々な異なる構成を取ってよい。例
えば、図6に、本発明のレーザーウィンドアッセンブリ
の別の実施の形態(参照番号138)が示されている。
このレーザーウィンドアッセンブリ138は、ローラの
形状に構成され、ローラプラテン40に乗るようにカバ
ーアッセンブリ28に回転可能に取り付けられている。
先の実施の形態のレーザーウィンドアッセンブリ38と
同様、レーザーウィンドアッセンブリ138は、印刷装
置122の上部支持フレーム48に、バネもしくは類似
の手段(図示されず)によって弾力的に取り付けられて
いる。レーザーウィンドアッセンブリ138は、カバー
アッセンブリ28と共に動いてローラプラテン40に接
近しあるいはローラプラテン40から離れ、インクウェ
ブWをシート材Sにレーザー衝突ラインに沿って押し付
ける。
【0041】図6に示されるように、レーザーウィンド
アッセンブリ138は透過性を有するローラ(もしくは
レーザーウィンド)152を有し、このローラもしくは
レーザーウィンド152は、その各端で、ピン154及
び軸受アッセンブリ(図示されず)によって各支持アー
ム156に回動可能に取り付けられている。各支持アー
ム156は、上述のレーザーウィンドアッセンブリ38
と同様、印刷装置122の上部支持フレーム48に、少
なくとも1つのボルト及びこれに付随のバネ(あるいは
弾力的な取付をするのに適した他の手段)によって、弾
力的に取りつけられる。従って、上部支持フレーム48
が、図3のカム62の回転によってローラプラテン40
に向かって下方に動くと、透過性を有するローラ152
が(下方に)動いてインクウェブW及びシート材Sと係
合し、レーザー衝突ラインに一致した直線状の接触ゾー
ンに沿って、インクウェブW及びシート材Sに圧力Pが
加えられる。上述のレーザーウィンド56と同様、透過
性を有するローラ152は、レーザー光線42の選択さ
れた波長において高い透過率を有する材料から成ってい
る。従って、上述の好適なレーザー光線(10.6ミク
ロン,平均30ワット)の場合、ローラ152は、例え
ば塩化ナトリウム(NaCl)あるいはセレン化亜鉛(ZnS
e)で構成されてよい。
【0042】当業者であれば理解されるように、本発明
の本実施の形態及び他の実施の形態に対し、上記の請求
の範囲に定義された本発明の範囲から逸脱することなく
幾多の変更及び修正を行ってよい。例えば、幅の広い旗
(のぼり等)もしくは広告掲示板を印刷する装置など、
装置が大型である場合には、レーザーウィンドアッセン
ブリを可動に構成し、これがレーザー光線と共にレーザ
ー衝突ラインに沿って動けるようにするのが望ましいで
あろう。こうすれば、幅の広いレーザーウィンドアッセ
ンブリを構成しなくても、幅の狭いレーザーウィンドア
ッセンブリをY座標方向に走査(スキャン)装置と同時
に駆動し、インクウェブをレーザー衝突ラインに沿って
シート材及びローラプラテンに押し付けてこれらに係合
させて、グラフィックイメージ印刷のためインクをイン
クウェブからシート材に移り易くできる。但し、比較的
幅の広いグラフィック製品を作成する場合には、レーザ
ー衝突ラインに沿って均一な(レーザー光線の)強度を
維持するため、レーザー光線平坦化(flattening)を行
う適当な光学機器が必要であろう。同様に、レーザーウ
ィンドによってレーザー衝突ラインに沿ってインクウェ
ブに加えられる圧力Pを調節かつ制御する上で、また、
プラテンとレーザーウィンドとの間にシート材とインク
ウェブを駆動する上で、上記の機構の代わりに様々な別
の機構を用いてもよい。従って、本好適実施の形態の詳
細な説明は一つの例として理解されるべきであり、何ら
本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】標識並びに他のグラフィック製品を印刷及びカ
ッティングする本発明の装置の実施の形態を示す概略図
である。
【図2】標識並びに他のグラフィック製品をレーザー熱
移動によって印刷する本発明の印刷装置の実施の形態を
示す概略図である。
【図3】図2の印刷装置のより詳細な側面図である(内
部構造を示すため幾つかの部分が分解されている)。
【図4】図2の印刷装置のレーザーウィンドアッセンブ
リの斜視図であり、このレーザーウィンドアッセンブリ
を本発明の装置の上部支持フレームに弾力的に設置する
ための構造を示している。
【図5】図3の印刷装置の部分正面図(一部は断面図)
であり、シート材及びインクウェブをローラプラテンと
レーザーウィンドアッセンブリとの間に駆動する装置を
示す。
【図6】図2の印刷装置に取り付けられたレーザーレー
ザーウィンドアッセンブリのもう一つの実施の形態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
32 レーザー光源 34 集束レンズ 36 走査装置 38,138 レーザーウィンドアッセンブリ 40 ローラプラテン 42 レーザー光線 44 パルス発生器 56,152 レーザーウィンド S シート材 W インクウェブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィック製品をシート材に印刷する
    装置であって、このシート材を支持するローラプラテン
    と、ローラプラテン上のシート材の上に横たわると共に
    インクを含みこのインクをシート材に移すインクウェブ
    とを有する装置において、 レーザー光源と、 上記ローラプラテンの上に取り付けられたレーザーウィ
    ンドアッセンブリとを含み、 上記レーザー光源が、選択された波長のレーザー光線を
    上記シート材に支持された上記インクウェブにレーザー
    衝突ラインに沿って送り、イメージデータの印刷プログ
    ラムに応じてインクを加熱して該インクを上記インクウ
    ェブから上記シート材に移して、上記シート材にグラフ
    ィックイメージを印刷し、上記レーザーウィンドアッセ
    ンブリが、上記シート材及び上記ローラプラテンに上記
    レーザー衝突ラインに沿って押し付けられて上記インク
    ウェブに係合し、これによりインクが上記インクウェブ
    から上記シート材に移り易くなり、また、上記レーザー
    ウィンドアッセンブリが、上記選択された波長において
    上記レーザー衝突ラインに沿って透過性を有し、これに
    より、上記レーザー光線が上記レーザーウィンドアッセ
    ンブリを通過して上記インクウェブに到達し、上記シー
    ト材に上記グラフィックイメージを印刷できる装置。
  2. 【請求項2】 上記レーザーウィンドアッセンブリによ
    って上記レーザー衝突ラインに沿って上記インクウェブ
    及び上記シート材に加えられる圧力を制御する手段をさ
    らに含む請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記レーザーウィンドアッセンブリがフ
    レームを有し、上記フレームに上記レーザー衝突ライン
    に沿って延びる細長いスロットが形成され、上記レーザ
    ー光線が上記スロットを通り抜けて上記インクウェブに
    到達可能な請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記レーザーウィンドアッセンブリが、
    上記細長いスロット内部に設置されたウィンド材料を有
    し、このウィンド材料が、上記選択された波長において
    少なくとも約70%の透過率を有し、また、該ウィンド
    材料が、上記レーザー衝突ラインに沿って上記インクウ
    ェブに押し付けられてこれに係合する請求項3記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 上記レーザーウィンドアッセンブリが、
    上記ローラプラテンの上に回転可能に取り付けられると
    共に上記レーザー衝突ラインに沿って延びるローラによ
    って構成され、このローラが、上記選択された波長にお
    いて、レーザー衝突ラインに沿って透過性を有する請求
    項1又は2記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記インクウェブが、バッキング材と、
    該バッキング材の上に重ねられたインクの単層とから成
    り、上記バッキング材が、上記選択された波長において
    少なくとも約70%の透過率を有する請求項1から請求
    項5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 グラフィック製品をシート材に印刷する
    方法であって、ローラプラテンがシート材を支持し、イ
    ンクウェブがこのローラプラテン上のシート材の上に横
    たわってインクをシート材に移す方法において、 レーザー光線を、選択された波長において、レーザー光
    源を用いてレーザー衝突ラインに沿ってインクウェブに
    送り、イメージデータの印刷プログラムに応じてインク
    を加熱してこのインクを上記インクウェブから上記シー
    ト材に移すステップと、 レーザーウィンドアッセンブリを上記レーザー衝突ライ
    ンに沿って上記シート材及び上記ローラプラテンに押し
    付けて上記インクウェブに係合させ、インクを上記イン
    クウェブから上記シート材に移り易くするステップと、 上記レーザーウィンドアッセンブリを、上記選択された
    波長において上記レーザー衝突ラインに沿って透過性を
    有するように選択し、これにより、上記レーザー光線が
    上記レーザーウィンドアッセンブリを通過して上記イン
    クウェブに到達し、上記シート材にグラフィックイメー
    ジを印刷できるステップとを含む方法。
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